JP4912394B2 - 無線通信基地局装置および無線通信移動局装置 - Google Patents

無線通信基地局装置および無線通信移動局装置 Download PDF

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Description

本発明は、参照信号を送信する無線通信移動局装置(以下、移動局と省略する)および、参照信号の受信品質に基づいてスケジューリングを行う無線通信基地局装置(以下、基地局と省略する)に関する。
複数の周波数キャリアを用いて伝送を行うマルチキャリア伝送システムでは、スループットを向上させるために、マルチパスフェージングチャネルにおける周波数選択性を考慮した周波数スケジューリングが行われる。
上りリンクで周波数スケジューリングを効率的に行うには、基地局が全移動局での全リソースブロック(以下、RB(Resource Block)と省略する)の受信品質を知る必要があり、このため、全移動局は全RBで参照信号を送信する必要がある。ここで、参照信号とは、基地局−移動局間で予め設定された既知信号あるいはそれに準ずる信号を指す。また、参照信号はパイロット信号とも呼ばれる。
図1に従来のスケジューリング方法を示す。基地局では、各移動局A,Bから送信された参照信号を用いてRB毎の受信品質を測定し、この受信品質に基づいて各移動局A,Bにデータ送信用のRBを割り当てる(例えば、非特許文献1参照)。
大藤 義顕、森本 彰人、樋口 健一、佐和橋 衛、"上りリンク無線アクセスにおける周波数選択性を考慮したパケットスケジューリング法の検討"(Yoshiaki Ofuji, Akihito Morimoto, Kenichi Higuchi, Mamoru Sawahashi, "Investigations on Packet Scheduling Exploiting Frequency Selectivity in Uplink Radio Access")、2005年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会B-5-51、 pp451、 2005年3月
しかしながら、上記従来のスケジューリング方法では、全移動局が全RBでサブフレーム毎に参照信号を送信する必要があるため、移動局数の増加に伴って上りリンクを占める参照信号量が増加する。その結果、データ送信領域が減少し、スループットが減少してしまう(図2参照)。
本発明の目的は、上りリンクを占める参照信号量を減少させつつ、周波数スケジューリングによるマルチユーザダイバーシチ利得を効率的に得ることができる基地局および移動局を提供することである。
本発明の無線通信基地局装置は、複数のリソースブロックを複数のグループに分けるグルーピング手段と、前記複数のリソースブロックと前記複数のグループとの対応関係を時間の経過とともに変化させる制御手段と、複数の無線通信移動局装置の各々を前記複数のリソースブロックの各々に割り当てるスケジューリングを各グループ内において行うスケジューリング手段と、スケジューリング結果の通知を前記複数の無線通信移動局装置へ送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の無線通信移動局装置は、複数のリソースブロックを分けたことで成る複数グループの各々において行われた、複数の無線通信移動局装置の各々を前記複数のリソースブロックの各々に割り当てたスケジューリング結果の通知を、無線通信基地局装置から受信する受信手段と、前記複数のグループのうち自局が属するグループのリソースブロックを用いて参照信号を前記無線通信基地局装置へ送信する送信手段と、を具備し、前記複数のリソースブロックと前記複数のグループとの対応関係は時間の経過とともに変化する構成を採る。
本発明によれば、基地局は、複数のRBをグルーピングし、各々のグループ毎に、各々の移動局にRBを割り当てるスケジューリングを行うため、グルーピングを行わない場合に比べ、参照信号量を減少させることができる。また、各グループで閉じたRBの割り当てが行われるため、あるグループでのスケジューリング結果が他のグループでのスケジューリング結果に影響を及ぼすことがなく、各々の移動局は、参照信号を送信したRBのいずれかに確実に割り当てられることができる。そして、複数のRBと複数のグループとの対応関係を時間の経過に伴って変化させることで、各々の移動局が参照できるRBが変化していくため、マルチユーザダイバーシチ利得を効率的に得ることができる。また、各々の移動局は、参照信号の送信を自局が属するグループに含まれるRBに限定することにより、各サブフレームで送信する参照信号量を減少させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照にして詳細に説明する。以下の実施の形態では、上りリンクに用いられる帯域は複数のRBに分けられており、移動局は、1つ若しくは複数のRBを用いて基地局と通信を行う。
(実施の形態1)
図3は、本実施の形態に係る基地局100の構成を示すブロック図である。
受信RF部101は、アンテナ115を介して受信した信号に対して、ダウンコンバート、A/D変換などの所定の無線受信処理を行い、CP除去部102に出力する。
CP除去部102は、同期タイミングに基づいて、受信RF部101から出力された信号からCP(Cyclic Prefix)部分を除去し、分離部103に出力する。
分離部103は、CP除去部102から出力された信号を参照信号とデータ・制御信号とに分離し、参照信号を受信品質測定部107へ、データ・制御信号を周波数領域等化部104へそれぞれ出力する。
周波数領域等化部104は、分離部103から出力された信号の歪みを、1ブロック長単位で、周波数軸上で等化することにより歪みを補正し、補正した信号を復調部105に出力する。
復調部105は、データ・制御信号の信号点判定を行い、判定後の信号を復号部106に出力する。
復号部106は、誤り訂正処理を行って受信データを得る。
受信品質測定部107は、分離部103から出力された参照信号を用いて移動局毎に各RBの受信品質を測定し、測定結果をスケジューリング部110に通知する。
グルーピング部109は、複数のRBを複数のRBグループに分ける。このグルーピング処理により、複数のRBグループと、そのRBグループに含まれるRBが決定される。以降、RBとRBグループとの対応関係を示す情報をRBグループ情報と呼ぶ。RBグループ情報は、スケジューリング部110及び符号化部111に出力される。
RBグループ情報の具体例を図4に示す。この例では、9個のRB(RB1〜RB9)が、グループα、グループβ、グループγの3つのRBグループに分けられ、RB1〜RB3がグループαに、RB4〜RB6がグループβに、RB7〜RB9がグループγに属している。
RBグループ制御部108は、複数のRBと複数のRBグループとの対応関係を時間の経過とともに変化させる制御を行う。具体的には、RBグループ制御部108は、グルーピング部109で複数のRBを複数のRBグループに分ける際に、これら複数のRBグループの各々に含まれるRBの組み合わせを時間の経過とともに変化させる制御を行う。この制御により、各々のRBグループに含まれるRBが固定されることなく、時間の経過とともに組み替えられる。
スケジューリング部110は、受信品質測定部107から通知される受信品質に基づいて、複数の移動局の各々を複数のRBの各々に割り当てるスケジューリングを各RBグループ内において行う。受信品質測定部107に入力される各移動局からの参照信号は、通知されたRBグループ情報に基づいてRBを限定して送信されているため、スケジューリング部110は、このRBグループ情報に従って、各RBグループに含まれるRBを特定し、各々のRBグループで独立にスケジューリングを行い、各移動局にデータ送信用のRBを割り当てる。以降、複数の移動局とこれら複数の移動局に各々割り当てられたRBとの対応関係を示す情報をRB割当情報と呼ぶ。RB割当情報は、符号化部111へ出力される。
符号化部111は、入力される送信データ、制御信号、RBグループ情報およびRB割当情報に対して誤り訂正符号化処理を行う。
変調部112は、入力されるデータ列を、PSK変調、QAM変調等の変調方式で変調する。
CP付加部113は、変調部112から出力されたデータ列の後端から所定の一部をコピーすることによりCPを生成し、生成したCPをブロック先頭に付加する。
送信RF部114は、CP付加部113から出力された信号にD/A変換、アップコンバート等の所定の無線送信処理を行い、アンテナ115を介して送信する。
このように、基地局100は、複数のRBを複数のRBグループに分け、複数の移動局から送信された参照信号の受信品質に基づいて、複数の移動局の各々を複数のRBの各々に割り当てるスケジューリングを各RBグループ内において行い、スケジューリング結果の通知を複数の移動局へ送信する。そして、基地局100は、複数のRBと複数のRBグループとの対応関係を時間の経過とともに変化させる。
これにより、それぞれのRBグループに限定してスケジューリングが行われるため、各移動局は、自局が属するRBグループに含まれるRBでのみ参照信号を送信すればよく、よって、上りリンクに占める参照信号数を削減できる。また、スケジューリングがRBグループ毎に独立して行われるため、あるRBグループでのスケジューリング結果が他のRBグループのスケジューリング結果に影響を及ぼすことがなく、各移動局は、参照信号を送信したRBのいずれかに確実に割り当てられることができ、よって、すべての移動局は安定した通信を確立できる。そして、複数のRBと複数のRBグループとの対応関係を時間の経過とともに変化させることにより、各々のRBグループに含まれるRBが変化していくため、各移動局が割り当てられ得るRBが時間の経過とともに変化していく。従って、効率良くマルチユーザダイバーシチ利得を得ることができる。
図5は、本実施の形態に係る移動局200の構成を示すブロック図である。
受信RF部201は、アンテナ214を介して受信した信号に対して、ダウンコンバート、A/D変換などの所定の無線受信処理を行い、CP除去部202に出力する。
CP除去部202は、同期タイミングに基づいて、受信RF部201から出力された信号からCP部分を除去し、周波数領域等化部203に出力する。
周波数領域等化部203は、CP除去部202から出力された信号の歪みを、1ブロック長単位で、周波数軸上で等化することにより歪みを補正し、補正した信号を復調部204に出力する。
復調部204は、データ・制御信号の信号点判定を行い、判定後の信号を復号部205に出力する。
復号部205は、誤り訂正処理を行って受信データ、制御信号、RBグループ情報、RB割当情報等を得る。
参照信号配置部206は、通知されたRBグループ情報に基づいて、自局が属するRBグループのRBに参照信号を配置する。
なお、参照信号配置部206は、どのRBグループが自局が属するRBグループかを判断するにあたり、例えば、現在データが送信されているRBを含むRBグループを自局が属するRBグループであるとしてもよい。このようにして自局が属するRBグループを特定することで、参照信号は、現在データが送信されているRBを含む複数のRBで送信されることになる。従って、基地局は、現在のRBの受信品質とその他のRBの受信品質とを参照した上で、RBグループ毎にスケジューリング行うため、すべてのRBグループにおいて現状以上のスループットを得ることができる。なお、RBグループに含まれるRBに各移動局がどのような順序で参照信号を配置するかは予め設定されている。
CP付加部207は、参照信号配置部206から出力された参照信号の後端から所定の一部をコピーすることによりCPを生成し、生成したCPをブロック先頭に付加する。
RB特定部208は、データ送信用RBを特定する。具体的には、RB特定部208は、RBグループ情報とRB割当情報との組み合わせに基づいて、送信データ及び制御信号等を配置するRBを特定する。なお、このとき用いるRBグループ情報は、RB割当情報を生成するスケジューリングが行われたときに用いられたRBグループ情報である。
符号化部209は、入力される送信データ及び制御信号等を、RB特定部208で特定されたRBに配置し、誤り訂正符号化処理を行う。
変調部210は、符号化部209から出力される送信データ列を、PSK変調、QAM変調等の変調方式で変調する。
CP付加部211は、変調部210から出力された信号の後端から所定の一部をコピーすることによりCPを生成し、生成したCPをブロック先頭に付加する。
多重化部212は、CP付加部207から出力された参照信号とCP付加部211から出力されたデータ信号とを時間多重化した後、送信RF部213に出力する。
送信RF部213は、多重化部212から出力された信号にD/A変換、アップコンバート等の所定の無線送信処理を行い、アンテナ214を介して送信する。
このように、移動局200は、基地局からスケジュール結果の通知と、複数のRBと複数のRBグループとの対応関係の通知とを受信し、複数のRBグループのうち自局が属するRBグループのRBを用いて参照信号を基地局100へ送信し、スケジューリング結果に従ったRBを用いてデータを基地局100へ送信する。
以上のようにして参照信号送信用のRBを限定することで、参照信号量を減少することができる。また、RBグループ情報を周期的(例えば、1つまたは複数のサブフレーム毎)に変化させることにより、移動局からの参照信号を周期的に異なるRBで送信することができ、効率的にマルチユーザダイバーシチ利得を得ることができる。
次に、本実施形態の動作シーケンスを図6に示す。
基地局100は、ST11で、最初のRBグループを設定し、このRBグループ情報を移動局200に通知する。
移動局200は、ST12で、RBグループ情報に示された自局が属するRBグループ内のRBで参照信号を送信する。
基地局100は、ST13で、各移動局より送信された参照信号の受信品質を測定し、上りリンクデータ送信用のRBを割り当て、このRB割当情報を移動局200に通知する。また、基地局100は、ST14で、RBグループを組み替えて再設定し、新たなRBグループ情報を移動局200に通知する。
移動局200は、ST15で、RB割当情報に基づいてデータを送信する。また、移動局200は、ST16で、RBグループ情報に基づいて参照信号を送信する。
ST17での処理はST13での処理と同一となり、ST18での処理はST14での処理と同一となる。
このようにして、本実施の形態では、RBとRBグループとの対応関係を周期的に変化させる。
次に、本実施の形態に係る通信システムの動作を図7を用いて説明する。
本実施の形態では、上記のように、参照信号送信用のRBを基地局から通知されたRBグループ内に限定し、このRBグループを構成するRBの組み合わせを周期的に変化させる。以下の説明では、RB数を4、移動局数を4、RBグループ数を2とし、各移動局は4つのRBのうち2つのRBで参照信号を送信するものとする。図7において、サブフレーム1では、RB1とRB2とが第1のRBグループを構成し、RB3とRB4とが第2のRBグループを構成する。時刻TnおよびTn+1において、各移動局は、RBグループ内に含まれるRBに限定して参照信号を送信する。つまり、移動局Aおよび移動局BはRB1とRB2に限定して参照信号を送信し、移動局Cおよび移動局DはRB3とRB4に限定して参照信号を送信する。
なお、図7ではRBグループ内のRB数が2つであるため、1つのサブフレームにおいて2つの時刻Tn,Tn+1で参照信号を送信するようにしたが、参照信号の送信時刻は2つの時刻に限定されない。
次に、基地局は、移動局より送信される参照信号を用いて測定したRBグループ毎の受信品質を比較し、各移動局に割り当てるデータ送信用RBを決定する。データ送信用RBは、各移動局が含まれるRBグループ内のいずれかのRBに決定される。例えば、図7において、サブフレーム1ではRB1とRB2とが1つのRBグループであるため、移動局Aおよび移動局Bについては、RB1かRB2にデータ送信用RBが割り当てられる。
ここで、受信品質の比較としてRBグループ毎の合計SINRの比較を用い、合計SINRが大きいRB配置を選択する方法などを用いることができる。図7のサブフレーム1において、時刻Tnの受信品質1(RB1の移動局AにおけるSINRとRB2の移動局BにおけるSINRとを加算した合計SINR値)と、時刻Tn+1の受信品質2(RB1の移動局BにおけるSINRとRB2の移動局AにおけるSINRとを加算した合計SINR値)を比較して、合計SINR値がより大きい移動局の配置をサブフレーム2のデータ送信用RBの配置とする。受信品質1よりも受信品質2の方が高ければ、サブフレーム2のデータ送信用RBの配置は受信品質2の配置、つまり、RB1に移動局B、RB2に移動局Aとなる。RB3とRB4のRBグループに関しても同様に比較を行い、移動局のデータ送信用RBの配置を決定する。このように、本実施の形態では、複数のRBグループの各々において、複数の移動局の参照信号のSINRの加算結果が最大となるようにスケジューリングする。
なお、各移動局に優先度を設定し、優先度に従った重み付けをSINRに施してもよい。また、RBグループ毎に優先度がより高い移動局から順にRBを割り当ててもよい。また、各移動局の送信データのQoS(Quality of Service)、各移動局の移動速度、基地局から各移動局までの距離、通信システム内に存在する移動局の数、各移動局のCQI(Channel Quality Indicator)、または、平均CQIなどに応じた優先度を各移動局に設定してもよい。このように優先度を考慮に入れながらスケジューリングを行うことで、より柔軟で適切なRBの割り当てを行うことができる。
次に、基地局はスケジュール結果としてデータ送信用RBを示すRB割当情報を各移動局へ通知する。各移動局は、RB割当情報に基づいてデータ送信用RBを特定する。そして、各移動局は、このデータ送信用RBにデータを割り当てて送信する。なお、RB割当情報は1サブフレーム前に参照信号が送信されたRBグループ毎に生成されているので、移動局は、1サブフレーム前のRBグループ情報を利用してデータ送信用RBを把握することができる。
これら一連の動作を、周期的(例えば、1つまたは複数のサブフレーム毎)に、RBグループを構成するRBの組合せを変更しながら繰り返す。すなわち、図7において、サブフレーム1ではRB1とRB2とが第1のRBグループであり、RB3とRB4とが第2のRBグループであるのに対し、サブフレーム2ではRB1とRB3とが第1のRBグループであり、RB2とRB4とが第2のRBグループである。このように、本実施の形態では、各RBグループを構成するRBの組合せを組み替えながら上記動作を繰り返す。
以上のようにして、参照信号の送信をRBグループ内に限定することで各サブフレームの参照信号量を減少させつつ、各RBグループを構成するRBの組合せを周期的に組みかえることで効果的にマルチユーザダイバーシチ利得を得ることができる。なお、周期的にRBグループ情報を再設定して上記処理を繰り返すことにより、時間の経過とともに送信データ用RBの配置の更新がなされるため、時間変動にも対応して追従することができる。
図8は、RB割当情報の説明図である。RB割当情報は、基地局において、RBグループ情報を用いてRBグループ毎に生成される。
基地局は、RBグループ内での移動局配置の並び順を配列番号として決定しておき、RB割当情報として、RBグループ毎に選択した配列番号を通知する。例えば、図8に示すように、RB1とRB2とが第1のRBグループであり、RB3とRB4とが第2のRBグループであるとき、基地局は、RB割当情報として、第1のRBグループでは配列番号(1)(移動局1をRB1、移動局2をRB2に配置)または配列番号(2)(移動局2をRB1、移動局1をRB2に配置)を通知し、第2のRBグループでは配列番号(3)(移動局3をRB3、移動局4をRB4に配置)または配列番号(4)(移動局4をRB3、移動局3をRB4に配置)を通知すればよい。
このように、基地局は移動局毎ではなくRBグループ毎にRB割当情報を通知すればよいため、RB割当情報の情報量を減少できる。なお、RB割当情報は、全RBを示す情報ではなく、RBグループ内での移動局配置の並び順を示す情報のみが要求される。なお、図8のように送信データ用RBの割当てを参照信号送信用RBの配列順と等しくすることで、通知情報量を減少することができる。
(実施の形態2)
複数のRBを複数のRBグループに分ける際、1つのRBグループに含まれるRB数が少ないほど、各移動局が参照信号を送信するRBが少なくて済むため、上りリンクにおける参照信号数を減らすことができる。一方、1つのRBグループに含まれるRB数が少ないほど、各移動局が各サブフレームで使用できるRBが少なくなるため、マルチユーザダイバーシチ利得を効率良く得ることができないことがある。このように、必要となる参照信号数と、マルチユーザダイバーシチ利得の効率とはトレードオフの関係にある。
一般的に、移動局の移動速度や位置、送信データのQoS、通信システム内に存在する移動局数等は時間により異なるため、1つのRBグループに含まれるRB数を状況に応じて適応的に変更することが望ましい。
そこで、本実施の形態では、各RBグループに含まれるRB数を時間の経過にともなって変更する。
図9は、本実施の形態に係る基地局300の構成を示すブロック図である。以下の説明では、実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。
分離部103は、CP除去部102から出力された信号を参照信号とデータ・制御信号とに分離し、参照信号を受信品質測定部107へ、データ・制御信号を周波数領域等化部104へそれぞれ出力する。また、サブフレームによって各RBグループに含まれるRB数が異なるため、受信信号から参照信号を正しく分離するために、分離部103にRBグループ情報が入力される。分離部103は、RBグループ情報を基に、受信信号の中から参照信号を特定し分離する。
RBグループ制御部108は、複数のRBと複数のRBグループとの対応関係を時間の経過とともに変化させる制御を行う。このとき、RBグループ制御部108には、送信データのQoSを示すQoS情報、各移動局の移動速度を示す移動速度情報、基地局から各移動局までの距離を示す距離情報、および、通信システム内に現在存在している移動局の数を示す移動局数情報等が入力され、RBグループ制御部108は、これらの情報に基づいてRBグループの各々に含まれるRB数を変更する制御を行う。
例えば、近年、移動体通信システムで提供されるサービスは、通常の通話に加えて、電子メール、テレビ電話、動画配信等と多岐に渡っており、それぞれのサービスにおいて求められる通信品質が異なっている。中でも、通話やテレビ電話といったリアルタイム性が要求されるサービスにおいては、通信の遅延や停止が許されないため、送信データのQoSを考慮に入れた周波数スケジューリングが行われることが望ましい。そこで、RBグループ制御部108にQoS情報を入力し、RBグループ制御部108は、要求されるQoSを満たすように1つのRBグループに含まれるRB数を変更する。
また、移動速度情報に基づいて変更することも効果的である。例えば、通信システム内に存在する移動局の多くが低速で移動している若しくは移動していない場合には、数サブフレーム間は受信品質の変動がほとんど無いと考えられるため、初めに1つのRBグループに含まれるRB数を比較的多く設定しておき、ある程度RBの割り当てが安定した後に、参照信号数を減らすために、1つのRBグループに含まれるRB数を減らすことが望ましい。そこで、移動局に自局の移動速度を検出する移動速度検出部を備えておき、移動局は、検出した移動速度情報を基地局300に通知する。RBグループ制御部108は、復号部106において復号された移動速度情報に基づいて1つのRBグループに含まれるRB数を変更する。
また、基地局から各移動局までの距離に基づいて変更することも効果的である。例えば、基地局に近い距離に多くの移動局が存在する場合には、そのような移動局では受信電力の変動幅が大きいため、マルチユーザダイバーシチ利得を効率良く得ることに重点を置いた方が通信を安定させる上で好ましい。そこで、受信品質測定部107で測定される受信品質を基に受信品質測定部107が基地局から各移動局までの距離を推定し、RBグループ制御部108は、距離情報に基づいて1つのRBグループに含まれるRB数を変更する。
また、基地局が通信を行っている移動局数、すなわち、通信システム内に現在存在している移動局数に基づいて変更することも効果的である。例えば、通信システム内の移動局数が少なければ、多くのRBで参照信号を送信しても大きなスループット低下に繋がらないため、1つのRBグループに含まれるRB数を多く設定してもよい。
図10に本実施の形態に係る通信システムの動作図を示す。サブフレーム1,2では6つのRB(RB1〜6)が3つのRBグループ(グループα,β,γ)に分けられており、サブフレーム3では、6つのRB(RB1〜6)が2つのRBグループ(グループα,β)に分けられている。基地局は、サブフレーム3以前のどこかで、上記の情報を用いて1つのRBグループに含まれるRB数の切り替えを判断し、RB数を変更してグルーピングを行う。サブフレーム1,2では、各RBグループ内のRB数が2つであるため、各サブフレームにおいて2つのRBの受信品質しか得られないが、サブフレーム3では各RBグループ内のRB数が3つであるため、3つのRBの受信品質が得られる。例えば、より早く良好なRB配置に収束させたいのであれば、RBグループ内のRB数を増加させる。また、参照信号量を減少させたいのであれば、RBグループ内のRB数を減少させる。これらを基地局の判断によって行う。なお、初期の段階では全RBで参照信号を送信して良好なRB配置を行い、その後にRBグループ内のRB数を減少させて参照信号量を減少することも効果的である。
以上のように、1つのRBグループに含まれるRB数を状況に応じて適応的に変更することで、参照信号数とマルチユーザダイバーシチ利得のバランスをとることができ、安定した通信を確立することができる。
なお、RBグループ制御部108によるRB数の変更は、QoS情報、移動速度情報、距離情報および移動局数情報のいずれか一つに基づいて行われてもよいし、これらを組み合わせて行われてもよい。
また、RBグループ制御部108によるRB数の変更は、その他の情報に基づいて行うことも可能である。例えば、各移動局のCQIまたは平均CQIに基づいてRB数の変更を行うことも可能である。
また、これらの情報を基に各移動局に優先度を設定し、スケジューリング部110が優先度に従ったスケジューリングを行うことを組み合わせると、より安定した通信を確立することができる。
また、すべてのRBを1つのRBグループとするケースや、1つのRBを1つのRBグループとするケースを織り交ぜて適応的に変更することにより、より柔軟な通信システムを構築することができる。例えば、ある時刻において、すべての移動局の送信データのQoSが基準値よりも高い場合は、すべてのRBを1つのRBグループとし、全移動局が全RBで参照信号を送信することも効果的である。また、例えば、基準値より高いCQIを持つRBについては、そのRB1つで1RBグループとすることで参照信号量を減少させてもよい。
また、定期的にすべてのRBに対するスケジューリングを行って最適なRB割当てを行い、最適なRB割当てが行われているサブフレームでは1つのRBグループに2つのRBを含むようグルーピングしてスケジューリングを行うことも効果的である。
(実施の形態3)
上記基地局は、複数のRBを複数のRBグループに分け、RBとRBグループとの対応関係を時間の経過とともに変更する。一方、各移動局は現在の各RBグループに含まれるRBを知る必要があるため、基地局は、RBとRBグループとの対応関係を変える毎に各移動局にRBグループ情報を通知する必要がある。しかしながら、この通知が頻繁に行われると、下りリンクに占める情報通知量が大きくなり、下りリンクのスループットが低下するおそれがある。
そこで、本実施の形態では、RBとRBグループとの対応関係と、この対応関係の時間の経過に伴う変化の順序とを示すテーブルを基地局および各移動局の双方が備える。
図11は、本実施の形態に係る基地局400の構成を示すブロック図である。以下の説明では、実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。
記憶部401は、RBとRBグループとの対応関係と、この対応関係の時間の経過に伴う変化の順序とを示すテーブルを記憶する。
RBグループ制御部108は、記憶部401に記憶されたテーブルに基づいて、グルーピング部109に対し、複数のRBと複数のRBグループとの対応関係を時間とともに変化させる制御を行う。一方、本実施の形態に係る移動局(図示せず)にも、図5に示す構成要素に加え、基地局400の記憶部401に記憶されたテーブルと同一のテーブルを記憶する記憶部が備えられ、移動局は、このテーブルに基づいて自局が属するRBグループのRBを特定し、このRBを用いて参照信号を基地局400へ送信する。
図12に、テーブルの一例を示す。ここでは、RB数は8つ(RB1〜RB8)とする。このテーブルでは、8つのRB(RB1〜RB8)は4つのRBグループ(グループα,β,γ,ζ)に分けられており、あるサブフレームNでは、RB1とRB2、RB3とRB4、RB5とRB6、RB7とRB8がそれぞれ同じグループに属する。次のサブフレームN+1では、RB2とRB3、RB4とRB5、RB6とRB7、RB8とRB1がそれぞれ同じグループに属する。そして、テーブルの最後まで行くと再び先頭に戻る。つまり、次のサブフレームN+2では、サブフレームNのグループ分けが採用される。
このように、本実施の形態では、RBとRBグループとの対応関係と、この対応関係の変化のパターンとがテーブルに設定されており、RBグループ制御部401は、このテーブルに基づいて複数のRBと複数のRBグループとの対応関係を時間とともに変化させる制御を行う。
図13に別のテーブルを示す。このテーブルでは、隣り合うRBが連続して同一のRBグループに入らないように設定されている。具体的には、このテーブルでは、RB1〜RB8の各々は一巡の中で他の7つのRBと一回ずつ同一のRBグループになり、かつ、現在ペアとなっているRBからより離れたRBがより優先されて次回ペアとなるRBになるように設定されている。
例えば、サブフレーム1において、RB1に配置される移動局は、全8RBの1/2だけ離れたRB5にも参照信号を配置する。また、RB5に配置される移動局は、全8RBの1/2だけ離れたRB1にも参照信号を配置する。他のRBに関しても同様とする。このような配置によって、全移動局の参照信号が全RBの1/2だけ離れた2つのRBに配置されることになる。
また、サブフレーム2において、RB1に配置される移動局は、全8RBの1/4だけ離れたRB3にも参照信号を配置する。また、RB3に配置される移動局は、全8RBの1/4だけ離れたRB1にも参照信号を配置する。他のRBに関しても同様とする。
また、サブフレーム3において、RB1に配置される移動局は、サブフレーム2での配置から更に全8RBの1/2だけ離れたRB7にも参照信号を配置する。また、RB7に配置される移動局は、RB1にも参照信号を配置する。他のRBに関しても同様とする。
また、サブフレーム4において、RB1に配置される移動局は、全8RBの1/8だけ離れたRB2に参照信号を配置する。また、RB2に配置される移動局は、全8RBの1/8だけ離れたRB1にも参照信号を配置する。他のRBに関しても同様とする。
サブフレーム5〜7に関しても同様な処理であるので説明を省略する。
このように、各移動局は、より低い周波数相関である可能性が高いRBから順に比較できるため、良好なRBをより早く選択することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、RBとRBグループとの対応関係と、この対応関係の時間の経過に伴う変化の順序とを設定したテーブルを、基地局および移動局が共通に備えることにより、RBグループ情報の通知を行う必要が無くなり、下りリンクのスループットを向上させることができる。
(実施の形態4)
上記のように、基地局と移動局とが共通のテーブルを備えることで、RBグループ情報の通知が不要となり、下りリンクのスループットを向上させることができる。しかしながら、RBグループの組み替えがテーブルに設定されたパターンに固定されてしまうため、通信状況によっては適切な組み替えが行われない場合がある。
そこで、本実施の形態では、異なる通信状況において効率よくマルチユーザダイバーシチ利得を得るために、通信状況に応じた複数のテーブルを基地局と移動局が共通に記憶し、それらのテーブルを通信状況に応じて適応的に切り替えて用いる。
図14は、本実施の形態に係る基地局500の構成を示すブロック図である。以下の説明では、実施の形態1〜3と異なる点についてのみ説明する。
分離部103は、CP除去部102から出力された信号を参照信号とデータ・制御信号とに分離し、参照信号を受信品質測定部107へ、データ・制御信号を周波数領域等化部104へそれぞれ出力する。また、サブフレームによって各RBグループに含まれるRB数が異なるため、受信信号から参照信号を正しく分離するために、分離部103にRBグループ情報が入力される。
記憶部501は、RBとRBグループとの対応関係と、この対応関係の時間の経過に伴う変化の順序とを示すテーブルを複数記憶する。これら複数のテーブルでは、対応関係および変化の順序の一方または双方が互いに異なる。なお、これら複数のテーブルは予め記憶されていてもよいし、基地局500の外部からテーブルを追加・更新できるように構成されてもよい。
RBグループ制御部108は、記憶部501に記憶されたテーブルに基づいて、グルーピング部109に対し、複数のRBと複数のRBグループとの対応関係を時間とともに変化させる制御を行う。このとき、RBグループ制御部108には、QoS情報、移動速度情報、距離情報、移動局数情報、各移動局のCQIまたは平均CQIを示すCQI情報等が入力され、RBグループ制御部108は、これらの情報に基づいて、使用するテーブルを切り替える。また、RBグループ制御部108は、使用するテーブルを切り替えたことを各移動局に通知するために切替通知情報を生成し、符号化部111に出力する。
一方、本実施の形態に係る移動局(図示せず)にも、図5に示す構成要素に加え、基地局500の記憶部501に記憶された複数のテーブルと同一の複数のテーブルを記憶する記憶部と、使用するテーブルの切り替えを制御する制御部とが備えられており、移動局は、基地局から通知される切替通知情報に従って、使用するテーブルを基地局500で使用されるテーブルと同一のテーブルに切り替える。
なお、具体的な切り替え方法としては、例えば、記憶されている複数のテーブルにそれぞれ異なるテーブル番号を振っておき、基地局500は切替通知情報としていずれかのテーブル番号を移動局へ通知し、移動局は通知されたテーブル番号を基に使用するテーブルを選択する方法等がある。
このように、本実施の形態によれば、上りリンクにおける周波数スケジューリングを通信状況に応じて適応的に行うことができ、テーブルを切り替えるときにのみ切替通知情報を移動局に通知すればよいため、下りリンクの情報通知量を減少することができる。
(実施の形態5)
通常、通信システム内には移動速度が異なる複数の移動局が混在している。このとき、移動速度が遅い移動局に関しては、フェージングの時間変動が緩やかである。このため、上りリンクのスループット向上の観点から、移動局は、移動速度を基に参照信号の送信間隔を決定するとともに、基地局が割り当てた参照信号の割当領域において“参照信号を送信する”か“データを送信する”かを移動局の判断により選択することが望ましい。
そこで、本実施の形態では、移動局が自局の移動速度を検出し、検出した移動速度に応じて参照信号と送信データの配置を適応的に変更する。
図15は、本実施の形態に係る移動局600の構成を示すブロック図である。以下の説明では、実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。
移動速度検出部601は、自局の移動速度を検出し、移動速度情報を生成する。
送信対象決定部602は、移動速度情報とRBグループ情報とを用いて、参照信号の割当領域で“参照信号を送信する”か“データを送信する”かを決定する。送信対象決定部602は、“参照信号の送信”であれば参照信号配置部206に参照信号の配置を通知し、“データの送信”であればRB特定部208に送信データの配置を通知する。
図16に本実施の形態に係る通信システムの動作図を示す。ここでは、RB数を4つ(RB1〜RB4)とし、異なる移動速度を持つ4つの移動局A〜Dが存在しているものとする。また、図16において、A〜Dの下線で示した部分は、受信品質の時間変動が少なく前回までのサブフレームで測定された受信品質と受信品質がほぼ等しい部分である。
移動局は検出した移動速度から受信品質の時間変動を予測でき、参照信号の送信間隔を判断できる。例えば、移動局Cは、自局の移動速度が低速であれば、3サブフレーム間は受信品質を更新する必要がなく、割り当てられたRBで参照信号を送信する必要はないと判断できる。移動局はこのような判断を基にして、基地局が割り当てた参照信号領域で“参照信号を送信する”か“データを送信する”かを決定する。
なお、基地局は受信信号が参照信号の配列でない場合は受信信号がデータであると判断してもよく、また、移動局からのデータ信号に参照信号かデータかを示すビットを付加して基地局での判断を行ってもよい。また、基地局は前サブフレームでのスケジューリング結果から、低速の移動局がどのRBで参照信号を送信するかを判断できるため、この判断に基づいて、送信される信号が送信データか参照信号かを判断してもよい。例えば、ある移動局の速度が低速で、移動局が3サブフレーム間では同一RBでの参照信号の送信を省き、代わりに送信データをRBに配置する場合、基地局は、3サブフレーム以内に、その移動局がそのRBで送信した参照信号があるか否かを確認し、あった場合は、その参照信号の受信品質を再利用する。この場合、移動速度帯とそれに応じた参照信号の送信間隔とを予め設定しておき、各移動局は、移動速度の変化により送信間隔が変化したときにのみ、その旨を基地局に通知してもよい。
また、移動局は、移動速度の代わりに受信品質の時間変動を測定し、この測定値に基づいて“参照信号を送信する”か“データを送信する”かを決定するようにしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、移動局が自局の移動速度に基づいて参照信号の送信間隔を変化させることで、不必要な参照信号をデータと入れ替えることができ、スループットを向上させることができる。
(実施の形態6)
通信システムの構築の仕方によっては、各移動局が使用する帯域幅が統一されておらず、1つの通信システム内に異なる帯域幅を有する複数の移動局が混在する場合がある。このような状況においては、RBのグループ分けや、スケジューリングが複雑になる可能性がある。よって、このような状況では、帯域幅が小さい複数の移動局をまとめて1つの移動局として扱ってRB帯域幅を揃えることが望ましい。
そこで、本実施の形態では、基地局のスケジューリング部110が、基準となるRB帯域幅よりも狭いRB帯域幅を使用する複数の移動局を1つにまとめ、RB帯域幅を揃えてスケジューリングを行う。
図17に本実施の形態に係る通信システムの動作図を示す。ここでは、2.5MHzの帯域幅を使用して通信を行う移動局Aと、1.25MHzの帯域幅を使用して通信を行う移動局Cおよび移動局Dとが混在する場合を示している。また、ここでは、2.5MHzをスケジューリングの基準とし、移動局Cと移動局Dとを1セットにして2.5MHzとして扱う。つまり、基地局は、移動局Aと、移動局C+移動局DとをRBグループ(RBグループ内のRB数:2)として参照信号の送信領域を割り当て、各移動局に通知する。基地局は、この参照信号の受信品質を測定して移動局の送信データ領域を割り当てる。送信データ領域の割当パターンとしては、図17の3種類の中から選択できる。
このように、本実施の形態によれば、異なる帯域幅を使用する複数の移動局が混在する場合に、基準より狭い帯域幅を使用する複数の移動局を1セットにして帯域幅を基準の帯域幅に揃えることにより、スケジューリングを効率的に行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態では複数のRBが存在するシングルキャリア伝送を想定して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各移動局は自局が割り当てられたRBに参照信号をFDM配置またはマルチキャリア配置して送信してもよい。
また、上記実施の形態では1サブフレーム内の複数時刻、例えば図7では時刻Tn,Tn+1で参照信号を送信する場合を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1サブフレーム内の1つの時刻で参照信号を送信し、第1サブフレームに続く第2サブフレーム内の1つの時刻で参照信号を送信してもよい。すなわち、複数のサブフレームに渡る複数のRBを1RBグループとし、RBグループを構成するRBの組み合わせを時間の経過に伴って変化させてもよい。このように、複数のサブフレームに渡って複数時刻で参照信号を送信してもよい。
また、上記のように複数のサブフレームに渡って複数時刻で参照信号を送信する場合には、第1サブフレームのデータを受信品質が高いRB、すなわち、受信品質1<受信品質2である場合の受信品質2のRBに割り当て、第2サブフレームのデータを受信品質が低いRB、すなわち、受信品質1<受信品質2である場合の受信品質1のRBに割り当ててもよい。また、各サブフレームにおいて参照信号とデータとを同一のRBで送信してもよい。また、複数のサブフレームにおいて、RBグループに含まれる複数RBで参照信号を送信し、RBグループに含まれる複数のRBのうちいずれか1つのRBでデータを送信してもよい。
また、上記実施の形態における複数のサブフレームは、連続していてもよく、また、不連続であってもよい。
また、RBグループ内において複数の移動局各々にRBを割り当てるスケジューリングでは、複数の移動局すべての受信品質が高くなるようにRBを割り当ててもよいし、また、複数の移動局のうち特定の1つの移動局の受信品質に基づいてRBを割り当ててもよい。例えば、RBグループ内で、優先度が高い移動局の受信品質に基づいて、優先度が低い他の移動局も含めた複数の移動局に対するRB割当を行ってもよい。
また、受信品質はSINRに限るものではなく、SIR、SNR、CIR、CNR、CINR、RSSI、受信強度、受信電力、干渉電力、誤り率、伝送レート、スループット、干渉量、または、所定の誤り率を達成できるMCS等を受信品質として用いてもよい。また、CQIを受信品質として用いてもよい。
また、上記実施の形態における基地局はNode B、移動局はUEと表されることがある。
また、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2006年3月31日出願の特願2006−099914の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、移動体通信システム等の用途に適用することができる。
従来のスケジューリング方法 従来のスケジューリング法における移動局数と参照信号量との関係 実施の形態1に係る基地局の構成を示すブロック図 実施の形態1に係るRBグループ情報の具体例 実施の形態1に係る移動局の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る動作シーケンス 実施の形態1に係る通信システムの動作図 実施の形態1に係るRB割当情報の説明図 実施の形態2に係る基地局の構成を示すブロック図 実施の形態2に係る通信システムの動作図 実施の形態3に係る基地局の構成を示すブロック図 実施の形態3に係るテーブル例 実施の形態3に係る別のテーブル例 実施の形態4に係る基地局の構成を示すブロック図 実施の形態5に係る移動局の構成を示すブロック図 実施の形態5に係る通信システムの動作図 実施の形態6に係る通信システムの動作図

Claims (22)

  1. 複数のリソースブロックを複数のグループに分けるグルーピング手段と、
    前記複数のリソースブロックと前記複数のグループとの対応関係を時間の経過とともに変化させる制御手段と、
    複数の無線通信移動局装置の各々を前記複数のリソースブロックの各々に割り当てるスケジューリングを各グループ内において行うスケジューリング手段と、
    スケジューリング結果の通知を前記複数の無線通信移動局装置へ送信する送信手段と、
    を具備する無線通信基地局装置。
  2. 前記制御手段は、前記対応関係を周期的に変化させる、
    請求項記載の無線通信基地局装置。
  3. 前記送信手段は、前記対応関係の通知を前記複数の無線通信移動局装置へ送信する、
    請求項記載の無線通信基地局装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数のグループの各々に含まれるリソースブロックの数を時間の経過とともに変化させる、
    請求項記載の無線通信基地局装置。
  5. 前記制御手段は、送信データのQoS、前記無線通信移動局装置の移動速度、自局から前記無線通信移動局装置までの距離、通信システム内に存在する前記無線通信移動局装置の数、前記無線通信移動局装置のCQI、または、平均CQIのいずれかに基づいて前記リソースブロックの数を変化させる、
    請求項記載の無線通信基地局装置。
  6. 前記対応関係と、この対応関係の時間の経過に伴う変化の順序とを示すテーブルを記憶する記憶手段、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記テーブルに基づいて、前記対応関係を時間の経過とともに変化させる、
    請求項記載の無線通信基地局装置。
  7. 前記テーブルにおける前記対応関係は、隣り合うリソースブロックが連続して同一のグループにならないように変化する、
    請求項記載の無線通信基地局装置。
  8. 前記記憶手段は、前記変化の順序が互いに異なる複数の前記テーブルを記憶し、
    前記制御手段は、複数の前記テーブルにおいて使用するテーブルを切り替え、
    前記送信手段は、テーブルの切り替えの通知を前記複数の無線通信移動局装置に送信する、
    請求項記載の無線通信基地局装置。
  9. 前記制御手段は、送信データのQoS、前記無線通信移動局装置の移動速度、自局から前記無線通信移動局装置までの距離、通信システム内に存在する前記無線通信移動局装置の数、前記無線通信移動局装置のCQI、または、平均CQIのいずれかに基づいて前記切り替えを行う、
    請求項記載の無線通信基地局装置。
  10. 前記スケジューリング手段は、前記複数のグループの各々において、参照信号のSINRの加算結果が最大となるスケジューリングを行う、
    請求項1記載の無線通信基地局装置。
  11. 前記スケジューリング手段は、前記無線通信移動局装置に設定された優先度に従った重み付けを前記SINRに施す、
    請求項10記載の無線通信基地局装置。
  12. 前記優先度は、送信データのQoS、前記無線通信移動局装置の移動速度、自局から前記無線通信移動局装置までの距離、通信システム内に存在する前記無線通信移動局装置の数、前記無線通信移動局装置のCQI、または、平均CQIのいずれかに応じて設定される、
    請求項11記載の無線通信基地局装置。
  13. 前記スケジューリング手段は、基準となるリソースブロック帯域よりも狭いリソースブロック帯域を使用する複数の無線通信移動局装置を1つにまとめ、リソースブロック帯域幅を揃えてスケジューリングを行う、
    請求項1記載の無線通信基地局装置。
  14. 前記送信手段は、各グループの配列番号を前記スケジューリング結果の通知として送信する、
    請求項1記載の無線通信基地局装置。
  15. 複数のリソースブロックを分けたことで成る複数グループの各々において行われた、複数の無線通信移動局装置の各々を前記複数のリソースブロックの各々に割り当てたスケジューリング結果の通知を、無線通信基地局装置から受信する受信手段と、
    前記複数のグループのうち自局が属するグループのリソースブロックを用いて参照信号を前記無線通信基地局装置へ送信する送信手段と、
    を具備し、
    前記複数のリソースブロックと前記複数のグループとの対応関係は時間の経過とともに変化する
    無線通信移動局装置。
  16. 前記受信手段は、前記複数のリソースブロックと前記複数のグループとの対応関係の通知を受信し、
    この通知に基づいて自局が属するグループに含まれるリソースブロックを特定する特定手段、をさらに具備し、
    前記送信手段は、特定されたリソースブロックを用いて前記参照信号を送信する、
    請求項15記載の無線通信移動局装置。
  17. 前記複数のリソースブロックと前記複数のグループとの対応関係と、この対応関係の時間の経過に伴う変化の順序とを示すテーブルを記憶する記憶手段、をさらに備え、
    前記特定手段は、前記テーブルに基づいて自局が属するグループのリソースブロックを特定する、
    請求項15記載の無線通信移動局装置。
  18. 前記記憶手段は、前記変化の順序が互いに異なる複数の前記テーブルを記憶し、
    前記受信手段は、前記無線通信移動局装置より送信される前記テーブルの切り替えの通知を受信し、
    この切り替えの通知に基づいて複数の前記テーブルにおいて使用するテーブルを切り替える制御手段、をさらに具備する、
    請求項17記載の無線通信移動局装置。
  19. 自局の移動速度を検出する検出手段と、
    前記移動速度に基づいて参照信号送信またはデータ送信のいずれを行うかを決定する決定手段と、をさらに具備する、
    請求項15記載の無線通信移動局装置。
  20. 前記参照信号は、FDM配置又はマルチキャリア配置される、
    請求項15記載の無線通信移動局装置。
  21. 前記スケジューリング手段は、前記複数の無線通信移動局装置から送信された参照信号の受信品質に基づいて前記スケジューリングを行う、
    請求項1記載の無線通信基地局装置。
  22. 前記送信手段は、さらに、前記スケジューリング結果に従ったリソースブロックを用いてデータを前記無線通信基地局装置へ送信する、
    請求項15記載の線通信移動局装置。
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