JP2010276218A - 空気調和機及びそのドレンポンプのドレン水吸引部の清掃方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】面倒な作業を必要とすることなく短時間にドレンポンプのドレン水吸引部の清掃を可能にする空気調和機を得ることを目的とする。
【解決手段】熱交換器14と、ドレン水を受けるドレンパン16と、熱交換器14及びドレンパン16を収納する筺体12と、筺体12外部の所定の排出箇所にドレン水を導くドレン水排出管24と、ドレンパン16内に配置されるドレン水吸引部19aを有し、ドレン水をドレン水吸引部19aから所定の吸引力で吸引してドレン水排出管24内に送り込むドレンポンプ17と、所定の排出箇所に向かうドレン水を通過させ、所定の排出箇所側からドレンポンプに向かおうとするドレン水の通過を阻止する逆止弁26と、逆止弁26よりドレンポンプ17側のドレン水排出管24の所定部位から分岐して設けられた清掃用分岐管22と、清掃用分岐管22の開口を開閉自在に清掃用分岐管22に取り付けられた塞口キャップ29と、を備えている。
【選択図】図3
【解決手段】熱交換器14と、ドレン水を受けるドレンパン16と、熱交換器14及びドレンパン16を収納する筺体12と、筺体12外部の所定の排出箇所にドレン水を導くドレン水排出管24と、ドレンパン16内に配置されるドレン水吸引部19aを有し、ドレン水をドレン水吸引部19aから所定の吸引力で吸引してドレン水排出管24内に送り込むドレンポンプ17と、所定の排出箇所に向かうドレン水を通過させ、所定の排出箇所側からドレンポンプに向かおうとするドレン水の通過を阻止する逆止弁26と、逆止弁26よりドレンポンプ17側のドレン水排出管24の所定部位から分岐して設けられた清掃用分岐管22と、清掃用分岐管22の開口を開閉自在に清掃用分岐管22に取り付けられた塞口キャップ29と、を備えている。
【選択図】図3
Description
この発明は、ドレンパンに溜まったドレン水を排出するドレンポンプを有する空気調和機及びそのドレンポンプのドレン水吸引部の清掃方法に関する。
従来の空気調和機の室内機は、熱交換器、及びドレンパン内のドレン水溜まりに浸漬される吸引口と機外へドレン水を排出するためのドレン水排出ホースに接続されるドレン水排出口とを有するドレンポンプを備えている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の空気調和機の室内機のドレンポンプの吸引口がドレン水に浸漬されているので、汚れが吸引口の内面に徐々に付着することになる。
ここで、従来の空気調和機の室内機は小型化の要求に答えるため、ドレンポンプもできるだけ小型化されたものが用いられている。つまり、ドレンポンプには、ドレン水を大きな吸引力で吸引する大型のものは用いられず、ドレン水を排出するのに必要なある程度の吸引力でドレン水を吸引する小型のものが用いられている。そして、ドレンポンプが駆動してドレン水が機外に排出される際、ドレン水の吸引力がそれほど大きくないため、吸引口の内面に付着した汚れは、当該内面から剥離されないものもある。このため、吸引口の内面を長期間清掃せずに放置すると、汚れが吸引口を塞ぐように堆積するので、特に吸引口の内面は定期的に清掃する必要がある。
ここで、従来の空気調和機の室内機は小型化の要求に答えるため、ドレンポンプもできるだけ小型化されたものが用いられている。つまり、ドレンポンプには、ドレン水を大きな吸引力で吸引する大型のものは用いられず、ドレン水を排出するのに必要なある程度の吸引力でドレン水を吸引する小型のものが用いられている。そして、ドレンポンプが駆動してドレン水が機外に排出される際、ドレン水の吸引力がそれほど大きくないため、吸引口の内面に付着した汚れは、当該内面から剥離されないものもある。このため、吸引口の内面を長期間清掃せずに放置すると、汚れが吸引口を塞ぐように堆積するので、特に吸引口の内面は定期的に清掃する必要がある。
そして、吸引口の内面を清掃する場合、ドレンパンを内部に収納する筺体を分解し、さらにドレンパンなどを取り外した後に吸引口の内面を清掃するという面倒な作業が必要となる。このため、吸引口の内面の清掃は、空気調和機の稼働を長時間にわたって停止して行わなければならなかった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、面倒な作業を必要とすることなく短時間にドレンポンプのドレン水吸引部の清掃を可能にする空気調和機及びそのドレンポンプのドレン水吸引部の清掃方法を得ることを目的とする。
この発明の空気調和機は、熱交換器と、交換器の下部に配設されてドレン水を受けるドレンパンと、熱交換器及びドレンパンを収納する筺体と、筺体外部の所定の排出箇所にドレン水を導くドレン水排出管と、ドレンパン内に配置されるドレン水吸引部を有し、ドレンパンに溜まったドレン水をドレン水吸引部から所定の吸引力で吸引してドレン水排出管内に送り込むドレンポンプと、ドレン水排出管の経路に組み込まれ、ドレンポンプから所定の排出箇所に向かうドレン水を通過させ、所定の排出箇所側からドレンポンプに向かおうとするドレン水の通過を阻止する逆止弁と、逆止弁よりドレンポンプ側のドレン水排出管の所定部位から分岐して設けられた清掃用分岐管と、清掃用分岐管の開口を開閉自在に清掃用分岐管に取り付けられた塞口部材と、を備えている。
この発明に係る空気調和機によれば、逆止弁が、ドレンポンプから所定の排出箇所に向かうドレン水を通過させ、所定の排出箇所側からドレンポンプに向かおうとするドレン水の通過を阻止するようにドレン水排出管の経路に設けられ、さらに、清掃用分岐管が逆止弁よりドレンポンプ側のドレン水排出管の所定部位から分岐して設けられている。これにより、ドレン水吸引部の清掃時、清掃用分岐管の開口を開放し、ドレンポンプの所定の吸引力より大きな吸引力で吸引する吸引機の吸引用ホースを清掃用分岐管の開口に接続して吸引機を駆動させるという容易な作業を行うだけで、大きな吸引力がドレン水吸引部内に発生させてドレン水吸引部の汚れを除去できる。つまり、面倒な作業を必要とすることなく短時間にドレンポンプのドレン水吸引部の清掃を行うことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1はこの発明の一実施の形態に係る空気調和機が設置された建物の断面図、図2はこの発明の一実施の形態に係る空気調和機の室内機が設置された天井の平面図、図3は図2のIII−III矢視断面図、図4は図1のA部拡大図、図5はこの発明の一実施の形態に係る空気調和機の室内機のシステム構成図、図6はこの発明の一実施の形態に係る空気調和機のドレンポンプのドレン水吸引部の清掃方法を説明する図である。
図1〜図4において、空気調和機10が、天井3、床4、及び壁5に仕切られた室2を有する建物1に設置されている。そして、室2と天井裏空間7とを連通する設置口3aが、天井3に形成されている。また、保守点検口3bが設置口3aに隣接して天井3に形成され、塞口蓋9が、保守点検口3bを開閉自在に天井3に取り付けられている。
空気調和機10は、天井3に設置された室内機10Aと、建物1の外部に設置された室外機10Bと、室内機10Aと室外機10Bとの間で冷媒の循環移動させるように配設された冷媒配管28と、を備えている。また、空気調和機10は、空調運転時に、室内機10A内に溜まったドレン水を室内機10A外部の所定の排出箇所に導くドレン水排出管24と、ドレン水排出管24から分岐された清掃用分岐管22と、を備える。
そして、室内機10Aは、設置口3aに対応する天井裏空間7の領域に配設された本体部11と、本体部11と設置口3aを介して対面するように天井3に装着された化粧パネル50と、を備える。
図3において、本体部11は、天井裏空間7の上部壁面に図示しない吊りボルトを介して吊り下げられた筺体12と、モータ13A及び羽根車13Bを有し、モータ13Aの出力軸13aの軸方向が鉛直方向に一致するように筺体12の上部内壁に支持された送風機13と、を備える。さらに、本体部11は、筺体12に支持され、出力軸13aの径方向の外側で送風機13を取り囲むように配置された熱交換器14と、熱交換器14の下部に設けられ、熱交換器14から滴下するドレン水を受けるドレンパン16と、ドレンパン16に溜まったドレン水を筺体12の外部に排出するドレンポンプ17と、ドレンパン16の水位を検出する水位センサ27と、ドレンポンプ17及びモータ13Aの駆動を制御する制御部(図示せず)と、を備える。
詳細には図示しないが、熱交換器14は表裏両面が相対するように配列された多数のフィンを有している。そして、一本の冷媒配管(図示せず)が、蛇行して、フィン群をフィンの板厚方向に貫通している。
ドレンパン16は、ドレン水溜まり部16aを有し、ドレン水溜まり部16aに向かってドレン水が流れ込むようにドレンパン16の底面が傾斜されている。
ドレンポンプ17は、ドレン水の吸入及び排出を行う動力を発生するポンプ駆動本体部18、ドレン水をドレン水溜まり部16aから吸引するためのドレン水吸引用管19、及び吸引したドレン水を送り出す送液管20を有している。ドレン水吸引用管19の一端部はドレン水溜まり部16a内に配置されてドレン水吸引部19aを構成している。
ドレンポンプ17は、ドレン水の吸入及び排出を行う動力を発生するポンプ駆動本体部18、ドレン水をドレン水溜まり部16aから吸引するためのドレン水吸引用管19、及び吸引したドレン水を送り出す送液管20を有している。ドレン水吸引用管19の一端部はドレン水溜まり部16a内に配置されてドレン水吸引部19aを構成している。
送液管20は、所定の長さの主排水路構成管21と、主排水路構成管21の長手方向の所定部位から分岐する清掃用分岐管22と、により構成されている。そして、主排水路構成管21の一端は、ポンプ駆動本体部18に接続され、他端側は筺体12の外部に引き出され、清掃用分岐管22は、筺体12の外部で主排水路構成管21から分岐されている。
そして、逆止弁26が、図1、図3、及び図4に示されるように、清掃用分岐管22の主排水路構成管21からの分岐部より主排水路構成管21の他端側の部位に組み込まれている。このとき、逆止弁26は、主排水路構成管21の他端側から一端側に向かう流体(ドレン水)は通過させ、自身の配設位置より主排水路構成管21の一端側からドレンポンプ17に向かおうとする流体の通過を阻止するように弁の向きが設定されている。これにより、清掃用分岐管22の開口側から送液管20の内部を吸引したときには、逆止弁26が閉じるようになっている。
また、メインドレン管23が、筺体12外部の所定の排出箇所から筺体12近傍まで引き回され、主排水路構成管21の一端に接続されている。このとき、清掃用分岐管22は、保守点検口3bの近傍に位置している。そして、ドレン水排出管24が、主排水路構成管21とメインドレン管23とにより構成される。
このとき、ドレン水排出管24の経路に組み込まれた逆止弁26は、ポンプ駆動本体部18の加圧力によってドレンポンプ17から所定の排出箇所に向かうドレン水は通過させ、自身の配設位置よりドレン水の排出箇所側からドレンポンプ17に向かおうとするドレン水の通過を阻止するようになっている。
このとき、ドレン水排出管24の経路に組み込まれた逆止弁26は、ポンプ駆動本体部18の加圧力によってドレンポンプ17から所定の排出箇所に向かうドレン水は通過させ、自身の配設位置よりドレン水の排出箇所側からドレンポンプ17に向かおうとするドレン水の通過を阻止するようになっている。
また、塞口部材としての塞口キャップ29が、清掃用分岐管22の開口を開閉自在に清掃用分岐管22に取り付けられている。なお、空気調和機10の通常運転時、清掃用分岐管22の開口は、塞口キャップ29により塞口されている。
また、図5において、制御部30は、詳細には図示しないが、演算手段としてのCPU、送風機13のモータ13Aやドレンポンプ17のポンプ駆動本体部18の駆動制御をCPUに行わせるためのプログラムが格納されたROM、及び各種データを一時的に記憶可能であり、CPUが各種演算を行うときのワーキングエリアに用いられるRAMなどを有している。そして、ポンプ駆動本体部18及びモータ13Aが、制御部30に接続され、制御部30は、ポンプ駆動本体部18及びモータ13Aの駆動制御を行うことが可能になっている。また、水位センサ27が、制御部30に接続され、制御部30は水位センサ27の出力をモニタ可能になっている。
また、化粧パネル50は、図2及び図3に示されるように、吸込口51aと吸込口51aの周囲の4か所に形成された吹出口51bとを有する本体パネル51と、一面にフィルタ(図示せず)が装着され、吸込口51aに嵌めこまれた吸込グリル52と、により構成されている。
そして、化粧パネル50は、設置口3aを覆うように配置されている。このとき、吸込口51aが送風機13の真下に配置されている。
そして、化粧パネル50は、設置口3aを覆うように配置されている。このとき、吸込口51aが送風機13の真下に配置されている。
以下、室内機10Aの動作について説明する。
まず、制御部30によるモータ13Aの駆動制御について説明する。
制御部30は、空気調和機10の利用者が設定した各種運転条件に基づいて、羽根車13Bの回転の角速度が所定の値となるようにモータ13Aの駆動を制御している。各種運転条件とは、冷房や暖房などの運転モード、設定温度、及び風量などが含まれる。そして、モータ13Aが駆動されると、吸込口51aに設けられた吸込グリル52を介して本体部11内に吸入された室2内の空気は、熱交換器14のフィンの間を通過した後、吹出口51bから室2内に吹き出されるようになっている。
まず、制御部30によるモータ13Aの駆動制御について説明する。
制御部30は、空気調和機10の利用者が設定した各種運転条件に基づいて、羽根車13Bの回転の角速度が所定の値となるようにモータ13Aの駆動を制御している。各種運転条件とは、冷房や暖房などの運転モード、設定温度、及び風量などが含まれる。そして、モータ13Aが駆動されると、吸込口51aに設けられた吸込グリル52を介して本体部11内に吸入された室2内の空気は、熱交換器14のフィンの間を通過した後、吹出口51bから室2内に吹き出されるようになっている。
次いで、制御部30がドレンポンプ17の駆動制御することで行うドレン水の排水について説明する。
例えば、空気調和機10が冷房運転を行うと、室外機10Bで冷却された冷媒が熱交換器14を通過するように循環するのは周知である。吸込口51aから筺体12の内部に取り込まれた暖かい空気が熱交換器14を通過する際に冷却されると、熱交換器14に凝結した水分がドレン水としてドレンパン16に滴り落ち、ドレン水溜まり部16aに流れ込む。制御部30は、水位センサ27の出力をモニタし、ドレン水溜まり部16aのドレン水の深さ(以下、単にドレン水の深さとする)が所定以上になったと判断すると、ドレン水が略なくなるまでポンプ駆動本体部18を駆動させる。これにより、ドレン水が、ドレン水溜まり部16a内に位置するドレン水吸引部19aの開口から吸引されてドレン水排出管24から排出される。
例えば、空気調和機10が冷房運転を行うと、室外機10Bで冷却された冷媒が熱交換器14を通過するように循環するのは周知である。吸込口51aから筺体12の内部に取り込まれた暖かい空気が熱交換器14を通過する際に冷却されると、熱交換器14に凝結した水分がドレン水としてドレンパン16に滴り落ち、ドレン水溜まり部16aに流れ込む。制御部30は、水位センサ27の出力をモニタし、ドレン水溜まり部16aのドレン水の深さ(以下、単にドレン水の深さとする)が所定以上になったと判断すると、ドレン水が略なくなるまでポンプ駆動本体部18を駆動させる。これにより、ドレン水が、ドレン水溜まり部16a内に位置するドレン水吸引部19aの開口から吸引されてドレン水排出管24から排出される。
ここで、ドレン水吸引部19aの開口はドレン水に漬かっており、ドレン水がスライム化して形成される汚れがこびりつく。このため、特に、ドレン水吸引部19aの内壁側は、ドレン水のポンプ駆動本体部18への流入経路が遮断されないように定期的に清掃する必要がある。
以下、ドレン水吸引部19aの清掃方法について図6を参照しつつ説明する。
まず、作業員(図示せず)は、吸引機60を室2に用意する。吸引機60は、ポンプ駆動本体部18より大きな吸引力を発生可能な吸引機駆動本体部61と、一端が吸引機駆動本体部61に連結された吸引用ホース62と、を備える。
まず、作業員(図示せず)は、吸引機60を室2に用意する。吸引機60は、ポンプ駆動本体部18より大きな吸引力を発生可能な吸引機駆動本体部61と、一端が吸引機駆動本体部61に連結された吸引用ホース62と、を備える。
次いで、作業員は、空気調和機10が運転している場合には、運転を停止する。
さらに、作業員は、塞口蓋9により閉じられていた保守点検口3bをあけ、塞口キャップ29を清掃用分岐管22から取り外す。そして、作業員は、吸引用ホース62の他端側を保守点検口3bから天井裏空間7に引き込み、吸引用ホース62と清掃用分岐管22とを接続する。
さらに、作業員は、塞口蓋9により閉じられていた保守点検口3bをあけ、塞口キャップ29を清掃用分岐管22から取り外す。そして、作業員は、吸引用ホース62の他端側を保守点検口3bから天井裏空間7に引き込み、吸引用ホース62と清掃用分岐管22とを接続する。
次いで、作業員は、吸引機駆動本体部61を駆動させる。このとき、吸引機駆動本体部61の吸引力は、大きい程良いが、少なくとも、ポンプ駆動本体部18による吸引力より大きな吸引力でドレン水溜まり部16aのドレン水をドレン水吸引部19aの開口から吸い込むことのできる値に設定されている。そして、ドレン水吸引用管19及び主排水路構成管21には、清掃用分岐管22の開口側に向かう大きな吸引力が働くが、逆止弁26が閉じるので、ドレン水は逆止弁26を通過して流れることはなく、清掃用分岐管22に流れ込む。なお、ドレン水溜まり部16a内のドレン水がなくなると、ドレン水吸引部19aの開口から吸いこまれた空気が勢いよく清掃用分岐管22に流れ込む。
そして、ポンプ駆動本体部18による吸引力より大きな吸引力が、ドレン水吸引用管19の内部に働くので、ドレン水吸引部19aの内壁にこびり付いた汚れは剥離されてドレン水吸引部19aから取り除かれる。
この実施の形態の空気調和機10は、空調運転時に室内機10A内に溜まったドレン水を筺体12外部の所定の排出箇所に導くドレン水排出管24と、ドレン水排出管24から分岐された清掃用分岐管22と、を備えている。また、空気調和機10は、ドレン水排出管24の経路に組み込まれ、ドレンポンプ17からドレン水の所定の排出箇所に向かうドレン水を通過させ、ドレン水の所定の排出箇所側からドレンポンプ17に向かおうとするドレン水の通過を阻止する逆止弁26を備えている。
従って、作業員は、塞口蓋9により閉じられていた保守点検口3bをあけて塞口キャップ29を取り外して清掃用分岐管22の開口を開放し、さらに、吸引機60の吸引用ホース62を清掃用分岐管22の開口に接続して吸引機60(吸引機駆動本体部61)を駆動させるという容易な作業を行うだけで、大きな吸引力をドレン水吸引用管19の内側に働かせることができる。これにより、特にドレン水吸引部19aの内面にこびり付く汚れを剥離して除去する作業を短時間で行える。言い換えれば、ドレン水吸引部19aの清掃を短時間に行うことができる。
また、空気調和機10Aのドレンポンプ17のドレン水吸引部19aの清掃方法は、清掃用分岐管22の開口を開放する工程と、ドレンポンプ17の所定の吸引力より大きな吸引力で吸引する吸引機60の吸引用ホース62を清掃用分岐管22の開口に接続して、吸引機60を駆動させる工程と、からなる容易な工程を実施するだけであり、ドレン水吸引部19aの清掃を短時間に行うことができる。
なお、上記実施の形態では、室内機10Aは、天井3に設置するタイプのものとして説明した。しかし、室内機は、例えば室2の壁にかけて設置するタイプのものでもよい。
また、ドレンポンプ17の送液管20が清掃用分岐管22を備えるものとして説明したが、清掃用分岐管は、メインドレン管23の所定部位から分岐するように設けてもよい。つまり、清掃用分岐管は、ドレン水排出管24の長手方向のいずれかの部位から分岐するように設ければよい。
10 空気調和機、12 筺体、14 熱交換器、16 ドレンパン、17 ドレンポンプ、19a ドレン水吸引部、22 清掃用分岐管、24 ドレン水排出管、29 塞口キャップ(塞口部材)、60 吸引機、62 吸引ホース。
Claims (2)
- 熱交換器と、
上記熱交換器の下部に配設されてドレン水を受けるドレンパンと、
上記熱交換器及び上記ドレンパンを収納する筺体と、
上記ドレン水を上記筺体外部の所定の排出箇所に導くドレン水排出管と、
上記ドレンパン内に配置されるドレン水吸引部を有し、上記ドレンパンに溜まった上記ドレン水を上記ドレン水吸引部から所定の吸引力で吸引して上記ドレン水排出管内に送り込むドレンポンプと、
を備える空気調和機において、
上記ドレン水排出管の経路に組み込まれ、上記ドレンポンプから上記所定の排出箇所に向かう上記ドレン水を通過させ、上記所定の排出箇所側から上記ドレンポンプに向かおうとする上記ドレン水の通過を阻止する逆止弁と、
上記逆止弁より上記ドレンポンプ側の上記ドレン水排出管の所定部位から分岐して設けられた清掃用分岐管と、
上記清掃用分岐管の開口を開閉自在に上記清掃用分岐管に取り付けられた塞口部材と、
を備えることを特徴とする空気調和機。 - 請求項1記載の空気調和機のドレンポンプのドレン水吸引部の清掃方法であって、
上記清掃用分岐管の開口を開放する工程と、
上記ドレンポンプの上記所定の吸引力より大きな吸引力で吸引する吸引機の吸引用ホースを上記清掃用分岐管の開口に接続して、上記吸引機を駆動させる工程と、
を備えることを特徴とするドレンポンプのドレン水吸引部の清掃方法。
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