JP2010275681A - 擬似まつ毛用接着剤仮置き具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 擬似まつ毛をまつ毛に接着する作業をスムーズに行うことが可能な擬似まつ毛用接着剤仮置き具を提供すること。
【解決手段】 接着剤仮置き具A1は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、シリコーンゴム、またはフッ素樹脂の少なくともいずれかからなる接着剤仮置き面21を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 接着剤仮置き具A1は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、シリコーンゴム、またはフッ素樹脂の少なくともいずれかからなる接着剤仮置き面21を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、擬似まつ毛用接着剤仮置き具に関する。
おもに女性の目元を華やかに見せる手段として、たとえば付けまつ毛が広く用いられている。特許文献1には、その一手法として、1本1本に独立した形態の擬似まつ毛を用いる手法が開示されている。
この手法においては、施術される人のまつ毛と似せた形態の擬似まつ毛を用いる。この擬似まつ毛を、1本1本個別に施術される人のまつ毛に接着する。この接着には、たとえば、迅速な接着が可能であるシアノアクリレート系の接着剤が用いられる。このような手法によれば、上記擬似まつ毛は、たとえば1ヶ月近く施術された人のまつ毛に接着された状態を保つことが可能であるため、日常の特別な処置を要することなく施術された人の目元を長い間華やかに見せることができる。
しかしながら、この手法においては、あるところに仮置きされた上記接着剤に、上記擬似まつ毛の一部を1本ごとに浸した後に接着するという作業を、たとえばまつ毛の本数に相当する回数繰り返すこととなる。このため、仮置きされた接着剤が、仮置きされた場所において硬化してしまうおそれがある。また、作業を終えた後には、仮置きされた場所から硬化した接着剤を削り取る、あるいは仮置きされた場所とされた物を廃棄することが強いられていた。これは、この手法を煩雑なものとする一因となっていた。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、擬似まつ毛をまつ毛に接着する作業をスムーズに行うことが可能な擬似まつ毛用接着剤仮置き具を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される擬似まつ毛用接着剤仮置き具は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、シリコーンゴム、またはフッ素樹脂の少なくともいずれかからなる接着剤仮置き面を有することを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記接着剤仮置き面を支持する本体と、上記本体に対して回動可能に取り付けられており、上記本体に対して重ね合わせられた状態をとることにより、上記接着剤仮置き面を覆うカバーと、を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、その一面が上記接着剤仮置き面とされ、上記本体にはめ込まれた樹脂板と、上記本体および上記樹脂板に挟まれた絵柄板と、を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、ポリプロピレンによって形成された基材およびこの基材にコーティングされたシリコーン層からなり、かつ上記シリコーン層表面が上記接着剤仮置き面とされた1以上の樹脂シートを備える。
このような構成によれば、上記接着剤仮置き面においてたとえばシアノアクリレート系の接着剤が直ちに硬化してしまうことを抑制することが可能である。これにより、擬似まつ毛を1本ずつ上記接着剤に浸し、これをまつ毛に接着するという作業を落ち着いて行うことができる。また、接着作業を終えた後には、上記接着剤仮置き面に残った上記接着剤を容易にふき取ることが可能である。したがって、上記擬似まつ毛用接着剤仮置き具によれば、擬似まつ毛の接着作業をスムーズに行うことができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、本発明の第1実施形態に基づく擬似まつ毛用接着剤仮置き具を示している。本実施形態の接着剤仮置き具A1は、本体1、樹脂板2、絵柄板3、およびカバー4を備えており、たとえば白粉を持ち運ぶために広く用いられる携帯用化粧用具に類似の形態とされている。
本体1は、片手に収まる程度のサイズとされた円形厚板状であり、たとえば黒色の樹脂からなる。図2に示すように、本体1には、円形の凹部11が形成されている。
樹脂板2は、たとえばポリプロピレンからなり、円形板状とされている。ポリプロピレンからなる樹脂板2は、半透明の乳白色を呈している。樹脂板2の上面は、接着剤仮置き面21とされている。樹脂板2の材質としては、ポリプロピレン以外に、ポリエチレン、ポリアセタール、シリコーンゴム、またはフッ素樹脂を用いてもよい。図2に示すように、樹脂板2は、凹部11にはめ込まれている。
絵柄板3は、たとえば厚紙からなる円形薄板状であり、図2に示すように、その表面に絵柄31が描かれている。絵柄板3は、凹部11の底部に配置されており、本体1と樹脂板2とによって挟まれている。図1に示すように、本実施形態においては、樹脂板2が半透明の乳白色を呈していることにより、樹脂板2を透して絵柄31が視認可能とされている。
カバー4は、本体1とほぼ同じサイズとされた円形厚板状であり、図1に示すように、たとえばヒンジを介して本体1に対して回動可能とされている。接着剤仮置き具A1を持ち歩くときには、カバー4を閉状態とする。この状態においては、接着剤仮置き面21がカバー4によって覆われる。一方、擬似まつ毛5の接着作業に用いられるときには、カバー4は開状態とされ、接着剤仮置き面21が露出する。
次に、接着剤仮置き具A1の作用について説明する。
接着剤仮置き具A1を用いて擬似まつ毛5の接着作業を行うときには、接着剤仮置き面21に、たとえばシアノアクリレート系の接着剤6が仮置きされる。接着剤仮置き面21は、ポリプロピレンからなるため、接着剤6が直ちに硬化してしまうことを抑制することが可能である。これにより、擬似まつ毛5を1本ずつ接着剤6に浸し、これをまつ毛に接着するという作業を落ち着いて行うことができる。また、接着作業を終えた後には、接着剤仮置き面21に残った接着剤6を容易にふき取ることが可能である。したがって、接着剤仮置き具A1によれば、擬似まつ毛の接着作業をスムーズに行うことができる。このような作用効果は、樹脂板2がポリプロピレンからなる場合に限定されず、ポリエチレン、ポリアセタール、シリコーンゴム、またはフッ素樹脂からなる場合であっても、同様に奏される。
また、カバー4を備えることにより携帯用化粧用具に類似の形態とされた接着剤仮置き具A1は、持ち運びに便利であり、かつ作業可能な状態を即座にとらせるのに都合がよい。樹脂板2を透して絵柄31が視認可能であることは、擬似まつ毛5の接着作業中においても、作業の場を華やかな雰囲気とするのに適している。絵柄板3を適宜取り替えれば、そのたびに新鮮な印象を醸し出すことができる。
図3は、本発明の第2実施形態に基づく接着剤仮置き具を示している。なお、本図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。本実施形態の接着剤仮置き具A2は、接着剤仮置き面21を形成するための構成が上述した実施形態と異なっている。
接着剤仮置き具A2は、複数の樹脂シート22およびスペーサ23を備えている。複数の樹脂シート22は、図4に示すように、基材22aとシリコーン層22bとからなる。基材22aは、ポリプロピレンからなるシートである。シリコーン層22bは、基材22aにコーティングされており、シリコーン樹脂からなる。スペーサ23は、透明あるいは半透明の樹脂からなる。
本実施形態においては、本体1側から絵柄板3、スペーサ23、複数の樹脂シート22の順で重ねられている。複数の樹脂シート22は、リング12によって固定されている。リング12は、複数の樹脂シート22、スペーサ23、および絵柄板3を挟むように本体1に脱着可能に取り付けられている。複数の樹脂シート22のうち最上位にあるものの表面が、接着剤仮置き面21を構成している。
このような実施形態によっても、接着剤仮置き面21に残った接着剤6を容易にふき取ることが可能である。発明者らの試験によれば、ポリプロピレンからなる基材22aにシリコーン層22bを設けることにより、固まりかけた接着剤6をより好適に取り除くことができることが判明した。さらに、多数回の使用により、最上位にある樹脂シート22に接着剤が不可避的にこびりついてしまった場合は、リング12を取り外すし、その樹脂シート22を除去する。これにより、新たな接着剤仮置き面21を現出させることができる。
本発明に係る擬似まつ毛用接着剤仮置き具は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る擬似まつ毛用接着剤仮置き具の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
本体1と別体とされた樹脂板2を備える構成に限定されず、たとえばポリプロピレンを初めとする上述された材質によって本体1を形成することにより、その表面の一部を本発明で言う接着剤仮置き面としてもよい。カバー4を備える構成に限定されず、接着剤仮置き面が常に露出する構成であってもよい。
A (擬似まつ毛用)接着剤仮置き具
1 本体
11 凹部
12 リング
2 樹脂板
21 接着剤仮置き面
22 樹脂シート
22a 基材
22b シリコーン層
23 スペーサ
3 絵柄板
31 絵柄
4 カバー
5 擬似まつ毛
6 接着剤
1 本体
11 凹部
12 リング
2 樹脂板
21 接着剤仮置き面
22 樹脂シート
22a 基材
22b シリコーン層
23 スペーサ
3 絵柄板
31 絵柄
4 カバー
5 擬似まつ毛
6 接着剤
Claims (4)
- ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、シリコーンゴム、またはフッ素樹脂の少なくともいずれかからなる接着剤仮置き面を有することを特徴とする、擬似まつ毛用接着剤仮置き具。
- 上記接着剤仮置き面を支持する本体と、
上記本体に対して回動可能に取り付けられており、上記本体に対して重ね合わせられた状態をとることにより、上記接着剤仮置き面を覆うカバーと、
を備える、請求項1に記載の擬似まつ毛用接着剤仮置き具。 - その一面が上記接着剤仮置き面とされ、上記本体にはめ込まれた樹脂板と、
上記本体および上記樹脂板に挟まれた絵柄板と、
を備える、請求項2に記載の擬似まつ毛用接着剤仮置き具。 - ポリプロピレンによって形成された基材およびこの基材にコーティングされたシリコーン層からなり、かつ上記シリコーン層表面が上記接着剤仮置き面とされた1以上の樹脂シートを備える、請求項2に記載の擬似まつ毛用接着剤仮置き具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010089215A JP2010275681A (ja) | 2009-04-30 | 2010-04-08 | 擬似まつ毛用接着剤仮置き具 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009110691 | 2009-04-30 | ||
JP2010089215A JP2010275681A (ja) | 2009-04-30 | 2010-04-08 | 擬似まつ毛用接着剤仮置き具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010275681A true JP2010275681A (ja) | 2010-12-09 |
Family
ID=43422896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010089215A Withdrawn JP2010275681A (ja) | 2009-04-30 | 2010-04-08 | 擬似まつ毛用接着剤仮置き具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010275681A (ja) |
-
2010
- 2010-04-08 JP JP2010089215A patent/JP2010275681A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20130702 |