JP2010275019A - ジョイント - Google Patents

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Abstract

【課題】
収集容器と固形化剤容器とを密封状態で結合でき、密封状態での固形化剤の投入時機の調整をすることができ、さらに、梱包姿を小さくすることができる、収集容器と固形化剤容器とを接続するためのジョイントを提供する。
【解決手段】
体液を含む廃液を貯留するための収集容器(1)と固形化剤容器(2)とを接続するためのジョイントであって、一端部に収集容器(1)の固形化剤投入口(3)と結合する部分(4)を有し、他端部に固形化剤容器の開口部(5)と螺合する部分(6)を有する筒状のジョイントである。結合する部分(4)と螺合する部分(6)との中央部に、これらの部分を分割するための仕切板(7)を有し、この仕切板(7)はジョイントから破断する部分(8)を備えている。螺合する部分(6)の端部にはリング状部分(9)を有し、リング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、体液を含む廃液を貯留するための収集容器と固形化剤容器とを接続するためのジョイントに関する。
従来、病院及び産院等で手術時に発生する血液及び羊水、患者から発生する喀痰、並びに胃を洗浄した廃液等の体液を含む廃液は、プラスチック容器等に回収して、そのまま容器ごと焼却処理されることが多い。しかし液状のまま処理すると、容器のシール性が不十分である場合や、運搬途中に容器が破損等した場合、体液を含む廃液が飛散し、二次感染の恐れがある。そこで廃液を固化した後に処理することが望まれている。これに使用する廃液回収器として、特許文献1や特許文献2に開示されている廃液回収器がある。例えば、特許文献2の廃液回収器では、廃液溜め器とこれに被蓋される蓋体とから成り、蓋体には廃液溜め器内へ投入口を向けた固形化剤貯蔵部が設けられている廃液回収器が開示されている。この特許文献2の廃液回収器は、貯蔵部に操作受部を保持させた操作かんが押し下げ可能に貫設され、操作かんの下部に投入口を閉鎖する中栓が設けてある。
特表平10−511006号公報 特開平7−303875号公報
しかしながら、特許文献1の廃液回収器は、固形化剤容器と収集容器を結合する際に、収集容器の固形化剤容器と結合する開口部が開放している。このため、内部に廃液等がある場合には、その廃液が飛散する可能性がある。また、収集容器の開口部及び固形化剤容器の開口部が共に開放しているので、固形化剤容器と収集容器を結合する操作を行う時に、固形化剤が収集容器内へ投入される。したがって、固形化剤容器と収集容器を密封状態で結合した時点では固形化剤が収集容器内へ投入せず、結合後、任意の時点で固形化剤を収集容器内へ投入する等の、密封状態での固形化剤の投入時機の調整は、することができない。
また、特許文献2の廃液回収器は、体液を含む廃液を受け入れる容器の蓋体に固形化剤貯蔵部を一体化し、固形化剤貯蔵部が上方へ突出した状態にあるから、梱包姿が大きくなる。さらに、破損防止のために梱包用緩衝材を多く使用せざるを得ないので、梱包姿は益々大型化する。このため、運搬作業が面倒になるとともに運搬コストが高くなるという難点がある。
本発明の目的は、収集容器と固形化剤容器とを密封状態で結合でき、密封状態での固形化剤の投入時機の調整をすることができ、さらに、梱包姿を小さくすることができる、収集容器と固形化剤容器とを接続するためのジョイントを提供することである。
本発明の、体液を含む廃液を貯留するための収集容器(1)と固形化剤容器(2)とを接続するためのジョイントは、
一端部に収集容器(1)の固形化剤投入口(3)と結合する部分(4)を有し、他端部に固形化剤容器の開口部(5)と螺合する部分(6)を有する筒状であり、
結合する部分(4)と螺合する部分(6)との中央部に、これらの部分を分割するための仕切板(7)を有し、
この仕切板(7)はジョイントから破断する部分(8)を備えており、
螺合する部分(6)の端部にはリング状部分(9)を有し、
リング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備え、
リング状部分を切り放す前は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合しきっても破断する部分(8)が破断せず、
リング状部分を切り放した後は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合すると固形化剤容器の開口部の端部が仕切板(7)に接触し、
この接触により仕切板(7)に荷重がかかり、破断する部分(8)が破断する機構を備える点を要旨とする。
本発明のジョイントは、次の効果を奏する。
(1)収集容器と固形化剤容器が一体化していないため梱包姿が小さい。このため、運搬作業が楽であり、また運搬コストも安くなる。
(2)収集容器と固形化剤容器を密封状態で結合でき、廃液を回収後、密閉系で簡便に固形化剤を収集容器に投入できる。このため、体液を含む廃液を二次感染の危険性がなく、素早く固めることができ、さらに、廃液の飛散による二次感染をを防ぐことができる。
収集容器(1)を模式的に示した正面図。 収集容器(1)を模式的に示した正面断面図。 固形化剤容器(2)を模式的に示した正面図。 固形化剤容器(2)を模式的に示した正面断面図。 本発明のジョイントを模式的に示した正面図。 本発明のジョイントを模式的に示した正面断面図。 リング状部分(9)を切り放した状態の本発明のジョイントを模式的に示した正面図。 収集容器(1)と固形化剤容器(2)を本発明のジョイントで結合した状態を模式的に示した正面図。 収集容器(1)と固形化剤容器(2)を本発明のジョイントで結合した状態を模式的に示した正面断面図。 収集容器(1)と固形化剤容器(2)を本発明のジョイントで結合した状態の結合した部分を拡大して模式的に示した正面断面図。 収集容器(1)と固形化剤容器(2)を本発明のジョイントで結合した後、リング状部分(9)を切り放した状態の結合した部分を拡大して模式的に示した正面断面図。 収集容器(1)と固形化剤容器(2)を本発明のジョイントで結合し、リング状部分(9)を切り放し、さらに固形化剤容器を螺合させ仕切板(7)を破断させた状態の結合した部分を拡大して模式的に示した正面断面図。
本発明は、種々の態様が可能であるが、本発明の1つの好ましい態様として、図面に示し、かつ以下に説明する。しかし、本発明は、以下に説明する好ましい態様に限定されるものではない。
本発明は、体液を含む廃液を貯留するための収集容器(1)と固形化剤容器(2)とを接続するためのジョイントである。
本発明のジョイントは、加工のしやすさ、リング状部分(9)の切り放しやすさ及び仕切板(7)の破断のしやすさの観点から、合成樹脂製であることが好ましく、さらに好ましくはポリオレフィン樹脂製、次にさらに好ましくはポリプロピレン製である。
体液を含む廃液を貯留するための収集容器(1)は、上部に固形化剤投入口(3)を有する容器であればよい。固形化剤投入口(3)は、本発明のジョイントとの結合のしやすさの観点から、円筒状であることが好ましい。
収集容器(1)の形状としては、特表平10−511006号公報等に開示される公知の形状が挙げられる。廃液の収集に用いる際の利便性から、廃液導入菅及び収集容器内の空気を排気するための排気管を有することが好ましい。
固形化剤容器(2)は、本発明のジョイントと結合するための開口部(5)を有する。
開口部(5)は、固形化剤を固形化剤容器(2)に充填及び取り出すための開口部である。
この開口部(5)は、本発明のジョイントと螺合する観点から、円筒状であることが好ましい。開口部(5)の外側には、本発明のジョイントと螺合するために、ネジ山を有する。
本発明のジョイントがリング状部分(9)を切り放す前は、開口部(5)を本発明のジョイントが有する螺合する部分(6)と螺合しきっても、破断する部分(8)が破断しない必要がある。この観点から、固形化剤容器(2)の外径は、開口部(5)の外径よりも大きいことが好ましい。固形化剤容器(2)の外径を大きくすることで、開口部が本発明のジョイントが有する螺合する部分(6)と螺合しきった時点で、固形化剤容器(2)が本発明のジョイントの端部と接触し、これ以上、螺合することができず、螺合のストッパーの機能を発揮できる。
固形化剤容器(2)に充填する固形化剤としては、特表平10−511006号公報等に開示される公知の吸水性樹脂(アクリル酸ナトリウム架橋重合体等)等が使用できる。
本発明のジョイントは、一端部に収集容器(1)の固形化剤投入口(3)と結合する部分(4)を有し、他端部に固形化剤容器(2)の開口部(5)と螺合する部分(6)を有する筒状である。
収集容器の投入口と結合する部分(4)は、収集容器の固形化剤投入口(3)と結合できる形状であればよい。収集容器(1)と固形化剤容器(2)とを容易に密封しジョイントする観点から、結合は嵌合であることが好ましい。固形化剤投入口(3)が円筒状である場合は、結合する部分(4)は円筒状であることが好ましい。
固形化剤容器の開口部(5)と螺合する部分(6)は、開口部(5)と螺合するために、ネジ山を有する。開口部(5)と螺合する観点から、螺合する部分(6)は筒状であることが好ましく、さらに好ましくは円筒状である。ネジ山は、開口部(5)と螺合する観点から、筒状の内部に有することが好ましい。
結合する部分(4)と螺合する部分(6)との中央部に、これらの部分を分割するための仕切板(7)を有する。
仕切板(7)は、筒状のジョイントにおいて、結合する部分(4)と螺合する部分(6)とを分割できればよいが、後に述べる仕切板(7)をジョイントから破断させる必要があり、固形化剤容器の開口部(5)が螺合して接触した際に荷重が仕切板(7)に掛かりやすい観点から、仕切板は、筒状の外周面から垂直な方向にあることが好ましい。
この仕切板(7)はジョイントから破断する部分(8)を備えている。
破断する部分(8)としては、固形化剤容器の開口部(5)が螺合して接触した際に荷重が仕切板(7)に掛かり、その荷重で破断することができれば、特に制限は無い。破断する部分(8)としては、ジョイントと仕切板(7)との結合部分において、結合部分の厚みを薄くする等の方法で作成した部分が例示でき、加工が容易である観点から好ましい。
固形化剤容器と収集容器とを本発明のジョイントでジョイントした際に、仕切板(7)がジョイントから破断していない状態では、この仕切板(7)により固形化剤容器と収集容器とは分割されており、連通していない状態となるため、固形化剤が固形化剤容器から収集容器内へ投入されない。
螺合する部分(6)の端部にはリング状部分(9)を有する。
このリング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備えている。切り放すことができる機構は、リング状部分と螺合する部分の間の厚みを薄くする等の方法で作成でき、加工が容易である観点から好ましい。
リング状部分には、後に述べる切り放しの後に、切り放したリング状部分を除去しやすい観点から、リング状部分に切れ目を有することが好ましい。
リング状部分には、後に述べる切り放しの際に操作がしやすい観点から、指でつまめる突起を付けた方が好ましい。
本発明のジョイントにおいて、リング状部分(9)を切り放す前は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合しきっても破断する部分(8)が破断しない必要がある。また、リング状部分(9)を切り放した後は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合すると固形化剤容器の開口部の端部が仕切板(7)に接触することが必要である。
このために、仕切板からリング状部分の端部までの筒の長さ方向の距離は、固形化剤容器の開口部(5)の螺合する部分の長さと同じであるか、又はより長いことが好ましい。また、リング状部分を切り放した後は、仕切板から螺合する部分(6)の端部までの筒の長さ方向の距離は、固形化剤容器の開口部(5)の螺合する部分の長さよりも、短いことが必要である。
これらの距離の調整は、固形化剤容器の開口部(5)の螺合する部分の長さ、仕切板から螺合する部分(6)の端部までの筒の長さ方向の長さ、リング状部分(9)の筒の長さ方向の長さを調整することで、容易に調整できる。
なお、仕切版(7)を破断させるときに、固形化剤容器を回して開口部(5)と螺合する部分(6)を螺合させる。この際に、固形化剤投入口と結合する部分(4)と固形化剤投入口(3)とが共に円筒状の場合等に、ジョイントの固形化剤投入口と結合する部分(4)と収集容器の固形化剤投入口(3)とが空回りして、螺合しにくくなる場合がある。この空回りを防止する観点から、ジョイントと収集容器とを固定する機構を備えることが好ましい。この固定する機構としては、ジョイント又は収集容器に、もう一方に対して引っかかるフック等が挙げられる。
本発明のジョイントの使用方法の一例を説明する。
固形化剤容器(2)に固形化剤を充填する。固形化剤容器(2)の開口部(5)に、本発明のジョイントをリング状部分(9)を切り放さない状態で用いて螺合させる。そして、固形化剤容器(2)の開口部(5)に本発明のジョイントの螺合する部分(6)を螺合させた状態で、上下逆さまにして、ジョイントの結合する部分(4)と収集容器の固形化剤投入口(3)を嵌合する。この状態では、リング状部分(9)は切り放されておらず、開口部(5)は仕切板(7)には接触しないか、接触しても開口部(5)により仕切板(7)には荷重がかからない状態である。すなわち、仕切板(7)はジョイントから破断しておらず、固形化剤容器と収集容器とは分割されており、連通していない状態となっており、固形化剤が固形化剤容器から収集容器内へ投入されない。
固形化剤を、固形化剤容器(2)から収集容器(1)へ投入したい時には、リング状部分(9)を切り放す。切り放した後、固形化剤容器(2)の開口部(5)は、さらに螺合できる状態となるので螺合させる。そうすると、開口部(5)の端部が仕切板(7)に接触し、さらに螺合させることにより仕切板(7)に荷重がかかり、破断する部分(8)が破断する。この破断の結果、固形化剤容器と収集容器とが連通する状態となり、固形化剤が固形化剤容器から収集容器内へ投入される。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明するが、本発明はこれに限定されるものでは無い。
実施例1
図5〜図12は本発明に係るジョイントの実施例を示すものである。本実施例では、ジョイントはポリプロピレンで作成した。
ジョイントは、図5に示す通り、固形化剤投入口と結合する部分(4)、固形化剤容器の開口部と螺合する部分(6)及びリング状部分(9)を有した筒状である。
リング状部分(9)は、後にリング状部分を切り放す操作を行い易いように、リング状部分の突起部(12)を有している。また、リング状部分を切り放した後、リング状部分を除去しやすいように、リング状部分には切れ目(13)を有している。
このリング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備えており、切り放すことができる機構は、リング状部分と螺合する部分の間の厚みを薄くする方法で作成している。
ジョイントは、図6に示す通り、固形化剤容器の開口部と螺合する部分(6)の筒の内側には、ネジ山を有している。
図6に示す通り、固形化剤投入口と結合する部分(4)と固形化剤容器の開口部と螺合する部分(6)との中央部に、これらの部分を分割するための仕切板(7)を有している。
仕切板(7)は、ジョイントと仕切板の破断する部分(8)を介して繋がっている。破断する部分(8)は、仕切板にくらべ厚みを薄くしており、後に述べる様に開口部(5)の端部が仕切板(7)に接触し仕切板(7)に荷重がかかった際に、破断する部分(8)が破断するようにしてある。
固形化剤容器(2)に固形化剤を充填する。固形化剤容器(2)の開口部(5)に、本発明のジョイントをリング状部分(9)を切り放さない状態で用いて螺合させる。そして、固形化剤容器(2)の開口部(5)に本発明のジョイントの螺合する部分(6)を螺合させた状態で、上下逆さまにして、ジョイントの結合する部分(4)と収集容器の固形化剤投入口(3)を嵌合する。この状態を示したものが、図8及び図9である。
この状態、すなわち収集容器(1)と固形化剤容器(2)を本発明のジョイントで結合した状態の結合した部分を拡大して模式的に示した正面断面図が図10である。
この状態では、リング状部分(9)は切り放されておらず、開口部(5)は仕切板(7)には接触しているが、仕切板(7)には荷重がかからない。すなわち、仕切板(7)はジョイントから破断しておらず、固形化剤容器と収集容器とは分割されており、連通していない状態となっており、固形化剤が固形化剤容器から収集容器内へ投入されない。
ジョイントがリング状部分(9)を切り放す前は、開口部(5)をジョイントが有する螺合する部分(6)と螺合しきっても、開口部(5)の端部が仕切り板(7)に接触しているが、仕切板(7)には荷重がかからない(図11)。実施例1では、固形化剤容器(2)の外径は、開口部(5)の外径よりも大きくなっており、開口部がジョイントが有する螺合する部分(6)と螺合しきった時点で、固形化剤容器(2)がジョイントの端部と接触し、これ以上、螺合することができず、螺合のストッパーの機能を発揮しているので、開口部(5)の端部が仕切り板(7)に接触しているが、仕切板(7)には荷重がかからない状態である。
固形化剤を、固形化剤容器(2)から収集容器(1)へ投入したい時は、リング状部分(9)を切り放す。後に固形化剤容器(2)の開口部(5)を螺合しやすくするため、切り放したリング状部分は切れ目(13)を利用して結合個所から除去する。リング状部分(9)を切り放した状態の結合した部分を拡大して模式的に示した正面断面図が図11である。
リング状部分(9)を切り放した後、固形化剤容器(2)の開口部(5)は、さらに螺合できる状態となるので螺合させる。そうすると開口部(5)の端部が仕切板(7)に接触し、さらに螺合させることにより仕切板(7)に荷重がかかり、破断する部分(8)が破断する。この破断の結果、固形化剤容器と収集容器とが連通する状態となり、固形化剤が固形化剤容器から収集容器内へ投入される。この状態の結合した部分を拡大して模式的に示した正面断面図が図12である。
本発明のジョイントは、病院及び産院等で体液を含む廃液を固化した後に処理する際に使用する廃液回収器用ジョイントとして有用である。
1 収集容器
2 固形化剤容器
3 固形化剤投入口
4 固形化剤投入口と結合する部分
5 固形化剤容器の開口部
6 固形化剤容器の開口部と螺合する部分
7 仕切板
8 仕切板の破断する部分
9 リング状部分
12 リング状部分の突起部
13 リング状部分の切れ目

Claims (1)

  1. 体液を含む廃液を貯留するための収集容器(1)と固形化剤容器(2)とを接続するためのジョイントであって、
    一端部に収集容器(1)の固形化剤投入口(3)と結合する部分(4)を有し、他端部に固形化剤容器の開口部(5)と螺合する部分(6)を有する筒状であり、
    結合する部分(4)と螺合する部分(6)との中央部に、これらの部分を分割するための仕切板(7)を有し、
    この仕切板(7)はジョイントから破断する部分(8)を備えており、
    螺合する部分(6)の端部にはリング状部分(9)を有し、
    リング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備え、
    リング状部分を切り放す前は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合しきっても破断する部分(8)が破断せず、
    リング状部分を切り放した後は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合すると固形化剤容器の開口部の端部が仕切板(7)に接触し、この接触により仕切板(7)に荷重がかかり、破断する部分(8)が破断する機構を備えるジョイント。
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