JP2010275019A - ジョイント - Google Patents
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Abstract
収集容器と固形化剤容器とを密封状態で結合でき、密封状態での固形化剤の投入時機の調整をすることができ、さらに、梱包姿を小さくすることができる、収集容器と固形化剤容器とを接続するためのジョイントを提供する。
【解決手段】
体液を含む廃液を貯留するための収集容器(1)と固形化剤容器(2)とを接続するためのジョイントであって、一端部に収集容器(1)の固形化剤投入口(3)と結合する部分(4)を有し、他端部に固形化剤容器の開口部(5)と螺合する部分(6)を有する筒状のジョイントである。結合する部分(4)と螺合する部分(6)との中央部に、これらの部分を分割するための仕切板(7)を有し、この仕切板(7)はジョイントから破断する部分(8)を備えている。螺合する部分(6)の端部にはリング状部分(9)を有し、リング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備えている。
【選択図】図6
Description
また、特許文献2の廃液回収器は、体液を含む廃液を受け入れる容器の蓋体に固形化剤貯蔵部を一体化し、固形化剤貯蔵部が上方へ突出した状態にあるから、梱包姿が大きくなる。さらに、破損防止のために梱包用緩衝材を多く使用せざるを得ないので、梱包姿は益々大型化する。このため、運搬作業が面倒になるとともに運搬コストが高くなるという難点がある。
本発明の目的は、収集容器と固形化剤容器とを密封状態で結合でき、密封状態での固形化剤の投入時機の調整をすることができ、さらに、梱包姿を小さくすることができる、収集容器と固形化剤容器とを接続するためのジョイントを提供することである。
一端部に収集容器(1)の固形化剤投入口(3)と結合する部分(4)を有し、他端部に固形化剤容器の開口部(5)と螺合する部分(6)を有する筒状であり、
結合する部分(4)と螺合する部分(6)との中央部に、これらの部分を分割するための仕切板(7)を有し、
この仕切板(7)はジョイントから破断する部分(8)を備えており、
螺合する部分(6)の端部にはリング状部分(9)を有し、
リング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備え、
リング状部分を切り放す前は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合しきっても破断する部分(8)が破断せず、
リング状部分を切り放した後は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合すると固形化剤容器の開口部の端部が仕切板(7)に接触し、
この接触により仕切板(7)に荷重がかかり、破断する部分(8)が破断する機構を備える点を要旨とする。
(1)収集容器と固形化剤容器が一体化していないため梱包姿が小さい。このため、運搬作業が楽であり、また運搬コストも安くなる。
(2)収集容器と固形化剤容器を密封状態で結合でき、廃液を回収後、密閉系で簡便に固形化剤を収集容器に投入できる。このため、体液を含む廃液を二次感染の危険性がなく、素早く固めることができ、さらに、廃液の飛散による二次感染をを防ぐことができる。
仕切板(7)は、筒状のジョイントにおいて、結合する部分(4)と螺合する部分(6)とを分割できればよいが、後に述べる仕切板(7)をジョイントから破断させる必要があり、固形化剤容器の開口部(5)が螺合して接触した際に荷重が仕切板(7)に掛かりやすい観点から、仕切板は、筒状の外周面から垂直な方向にあることが好ましい。
破断する部分(8)としては、固形化剤容器の開口部(5)が螺合して接触した際に荷重が仕切板(7)に掛かり、その荷重で破断することができれば、特に制限は無い。破断する部分(8)としては、ジョイントと仕切板(7)との結合部分において、結合部分の厚みを薄くする等の方法で作成した部分が例示でき、加工が容易である観点から好ましい。
このリング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備えている。切り放すことができる機構は、リング状部分と螺合する部分の間の厚みを薄くする等の方法で作成でき、加工が容易である観点から好ましい。
リング状部分には、後に述べる切り放しの後に、切り放したリング状部分を除去しやすい観点から、リング状部分に切れ目を有することが好ましい。
リング状部分には、後に述べる切り放しの際に操作がしやすい観点から、指でつまめる突起を付けた方が好ましい。
このために、仕切板からリング状部分の端部までの筒の長さ方向の距離は、固形化剤容器の開口部(5)の螺合する部分の長さと同じであるか、又はより長いことが好ましい。また、リング状部分を切り放した後は、仕切板から螺合する部分(6)の端部までの筒の長さ方向の距離は、固形化剤容器の開口部(5)の螺合する部分の長さよりも、短いことが必要である。
これらの距離の調整は、固形化剤容器の開口部(5)の螺合する部分の長さ、仕切板から螺合する部分(6)の端部までの筒の長さ方向の長さ、リング状部分(9)の筒の長さ方向の長さを調整することで、容易に調整できる。
固形化剤容器(2)に固形化剤を充填する。固形化剤容器(2)の開口部(5)に、本発明のジョイントをリング状部分(9)を切り放さない状態で用いて螺合させる。そして、固形化剤容器(2)の開口部(5)に本発明のジョイントの螺合する部分(6)を螺合させた状態で、上下逆さまにして、ジョイントの結合する部分(4)と収集容器の固形化剤投入口(3)を嵌合する。この状態では、リング状部分(9)は切り放されておらず、開口部(5)は仕切板(7)には接触しないか、接触しても開口部(5)により仕切板(7)には荷重がかからない状態である。すなわち、仕切板(7)はジョイントから破断しておらず、固形化剤容器と収集容器とは分割されており、連通していない状態となっており、固形化剤が固形化剤容器から収集容器内へ投入されない。
図5〜図12は本発明に係るジョイントの実施例を示すものである。本実施例では、ジョイントはポリプロピレンで作成した。
リング状部分(9)は、後にリング状部分を切り放す操作を行い易いように、リング状部分の突起部(12)を有している。また、リング状部分を切り放した後、リング状部分を除去しやすいように、リング状部分には切れ目(13)を有している。
このリング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備えており、切り放すことができる機構は、リング状部分と螺合する部分の間の厚みを薄くする方法で作成している。
ジョイントは、図6に示す通り、固形化剤容器の開口部と螺合する部分(6)の筒の内側には、ネジ山を有している。
図6に示す通り、固形化剤投入口と結合する部分(4)と固形化剤容器の開口部と螺合する部分(6)との中央部に、これらの部分を分割するための仕切板(7)を有している。
仕切板(7)は、ジョイントと仕切板の破断する部分(8)を介して繋がっている。破断する部分(8)は、仕切板にくらべ厚みを薄くしており、後に述べる様に開口部(5)の端部が仕切板(7)に接触し仕切板(7)に荷重がかかった際に、破断する部分(8)が破断するようにしてある。
この状態では、リング状部分(9)は切り放されておらず、開口部(5)は仕切板(7)には接触しているが、仕切板(7)には荷重がかからない。すなわち、仕切板(7)はジョイントから破断しておらず、固形化剤容器と収集容器とは分割されており、連通していない状態となっており、固形化剤が固形化剤容器から収集容器内へ投入されない。
リング状部分(9)を切り放した後、固形化剤容器(2)の開口部(5)は、さらに螺合できる状態となるので螺合させる。そうすると開口部(5)の端部が仕切板(7)に接触し、さらに螺合させることにより仕切板(7)に荷重がかかり、破断する部分(8)が破断する。この破断の結果、固形化剤容器と収集容器とが連通する状態となり、固形化剤が固形化剤容器から収集容器内へ投入される。この状態の結合した部分を拡大して模式的に示した正面断面図が図12である。
2 固形化剤容器
3 固形化剤投入口
4 固形化剤投入口と結合する部分
5 固形化剤容器の開口部
6 固形化剤容器の開口部と螺合する部分
7 仕切板
8 仕切板の破断する部分
9 リング状部分
12 リング状部分の突起部
13 リング状部分の切れ目
Claims (1)
- 体液を含む廃液を貯留するための収集容器(1)と固形化剤容器(2)とを接続するためのジョイントであって、
一端部に収集容器(1)の固形化剤投入口(3)と結合する部分(4)を有し、他端部に固形化剤容器の開口部(5)と螺合する部分(6)を有する筒状であり、
結合する部分(4)と螺合する部分(6)との中央部に、これらの部分を分割するための仕切板(7)を有し、
この仕切板(7)はジョイントから破断する部分(8)を備えており、
螺合する部分(6)の端部にはリング状部分(9)を有し、
リング状部分(9)と螺合する部分(6)とは切り放すことができる機構を備え、
リング状部分を切り放す前は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合しきっても破断する部分(8)が破断せず、
リング状部分を切り放した後は、固形化剤容器の開口部(5)を螺合すると固形化剤容器の開口部の端部が仕切板(7)に接触し、この接触により仕切板(7)に荷重がかかり、破断する部分(8)が破断する機構を備えるジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010098264A JP2010275019A (ja) | 2009-04-30 | 2010-04-21 | ジョイント |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009111060 | 2009-04-30 | ||
JP2010098264A JP2010275019A (ja) | 2009-04-30 | 2010-04-21 | ジョイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010275019A true JP2010275019A (ja) | 2010-12-09 |
Family
ID=43422363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010098264A Pending JP2010275019A (ja) | 2009-04-30 | 2010-04-21 | ジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010275019A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4898293A (en) * | 1987-05-25 | 1990-02-06 | Societe De Conseils Et D'etudes Des Emballages S.C.E.E. | Closing device for containers |
JP2001513400A (ja) * | 1997-08-27 | 2001-09-04 | ペンタファルム アクチェンゲゼルシャフト | 凍結乾燥された製品のための2つのバイアルの結合装置 |
JP2002516578A (ja) * | 1995-03-30 | 2002-06-04 | アボット・ラボラトリーズ | 吸引式排液システムの廃棄物用薬剤リザーバ |
-
2010
- 2010-04-21 JP JP2010098264A patent/JP2010275019A/ja active Pending
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