JP2010272280A - Pressure detecting device - Google Patents
Pressure detecting device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010272280A JP2010272280A JP2009121747A JP2009121747A JP2010272280A JP 2010272280 A JP2010272280 A JP 2010272280A JP 2009121747 A JP2009121747 A JP 2009121747A JP 2009121747 A JP2009121747 A JP 2009121747A JP 2010272280 A JP2010272280 A JP 2010272280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- cell system
- passage
- gas introduction
- introduction passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
Description
本発明は、燃料電池システム内を流れる反応ガスの圧力を検出する圧力検出装置に関する。 The present invention relates to a pressure detection device that detects the pressure of a reaction gas flowing in a fuel cell system.
特許文献1には、内燃機関の吸気通路を流れる空気の圧力を検出する圧力検出装置が開示されている。
この圧力検出装置では、吸気通路内の空気を圧力センサに導くガス導入通路の内壁において空気中の水分を凝縮させ、圧力センサ近傍に残留する空気の湿度を低下させることで、圧力センサに結露が発生するのを回避して、圧力検出精度の低下を抑制する。 In this pressure detection device, moisture in the air is condensed on the inner wall of the gas introduction passage that guides the air in the intake passage to the pressure sensor, and the humidity of the air remaining in the vicinity of the pressure sensor is reduced, thereby causing condensation in the pressure sensor. Occurrence of the pressure is avoided to suppress a decrease in pressure detection accuracy.
ところで、上記した特許文献1に記載の圧力検出装置を、高湿度の反応ガスを流す燃料電池システムに適用する場合には、ガス導入通路での水分凝縮能力をさらに高める必要がある。
By the way, when the pressure detection device described in
ガス導入通路での水分凝縮能力を高めるためには、通路径を小さくして、ガス導入通路内のガスボリュームに対するガス導入通路の内壁表面積の割合を増加させることが考えられる。しかしながら、ガス導入通路の通路径を小さくすると、ガス導入通路の内壁に凝縮した水がガス導入通路を閉塞する等して、却って圧力検出精度を低下させる可能性がある。 In order to increase the water condensation capacity in the gas introduction passage, it is conceivable to reduce the passage diameter and increase the ratio of the inner wall surface area of the gas introduction passage to the gas volume in the gas introduction passage. However, if the passage diameter of the gas introduction passage is reduced, water condensed on the inner wall of the gas introduction passage may block the gas introduction passage, and the pressure detection accuracy may be lowered.
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、ガス導入通路を小径化することなく水分凝縮能力を高めることができる燃料電池システムの圧力検出装置を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made paying attention to such problems, and provides a pressure detection device for a fuel cell system capable of enhancing the moisture condensation capacity without reducing the diameter of the gas introduction passage. Objective.
本発明は、以下のような解決手段によって前記課題を解決する。 The present invention solves the above problems by the following means.
本発明は、燃料電池システム内を流れる反応ガスの圧力を検出する燃料電池システムの圧力検出装置である。この燃料電池システムの圧力検出装置は、反応ガスを流す反応ガス通路と、反応ガス通路から分岐するように反応ガス通路側部に設けられるガス導入通路と、ガス導入通路の端部に設けられ、反応ガス通路を流れる反応ガスの圧力を検出する圧力検出手段を備える。そして、ガス導入通路内の反応ガス中の水分を凝縮するように、突出部がガス導入通路内に突出形成される。 The present invention is a pressure detection device for a fuel cell system that detects the pressure of a reaction gas flowing in the fuel cell system. The pressure detection device of the fuel cell system is provided at a reaction gas passage through which a reaction gas flows, a gas introduction passage provided on a side of the reaction gas passage so as to branch from the reaction gas passage, and an end of the gas introduction passage, Pressure detecting means for detecting the pressure of the reaction gas flowing through the reaction gas passage is provided. And a protrusion part is formed in the gas introduction passage so as to condense the moisture in the reaction gas in the gas introduction passage.
本発明によれば、ガス導入通路内のカソードガスの水分をガス導入通路の内壁と突出部の表面とにおいて凝縮させるので、従来手法のようにガス導入通路の通路径を小さくすることなく、ガス導入通路内のガスボリュームに対する水分凝縮領域を増加させることができる。これにより水分凝縮能力を高めることが可能となり、燃料電池システム内を流れる反応ガスの圧力を精度良く検出することができる。 According to the present invention, the moisture of the cathode gas in the gas introduction passage is condensed on the inner wall of the gas introduction passage and the surface of the protruding portion, so that the gas diameter can be reduced without reducing the diameter of the gas introduction passage as in the conventional method. It is possible to increase the moisture condensation area with respect to the gas volume in the introduction passage. This makes it possible to increase the moisture condensing capacity, and to accurately detect the pressure of the reaction gas flowing in the fuel cell system.
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における燃料電池システム100の概略構成図である。
(First embodiment)
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a
燃料電池システム100は、車両用の燃料電池システムであって、燃料電池スタック10と、アノードガス吸排機構20と、カソードガス吸排機構30と、コントローラ40と、を備える。
The
燃料電池スタック10は、反応ガスであるアノードガス(燃料ガス)とカソードガス(酸化剤ガス)とによって発電する燃料電池を複数積層して構成され、車両の駆動に必要な電力を発電する。
The
アノードガス吸排機構20は、燃料タンク21と、アノードガス供給通路22と、アノードガス供給弁23と、アノードガス排出通路24と、アノードガス排出弁25とを備える。
The anode gas intake /
燃料タンク21は、燃料電池スタック10に供給するアノードガスである水素を高圧状態で貯蔵する。
The
アノードガス供給通路22は、一端が燃料タンク21に接続され、他端が燃料電池スタック10のアノードガス入口孔に接続される。
The anode
アノードガス供給弁23は、アノードガス供給通路22に設けられる。アノードガス供給通路22は、燃料タンク21から燃料電池スタック10に供給されるアノードガスの流量を調整する。
The anode
アノードガス排出通路24は、一端が燃料電池スタック10のアノードガス出口孔に接続され、他端が外部に開口する。
The anode
アノードガス排出弁25は、アノードガス排出通路24に設けられる。アノードガス排出弁25は、外部に排出されるアノードガスの流量を調整する。
The anode
カソードガス吸排機構30は、カソードガス供給通路31と、コンプレッサ32と、熱交換器33と、加湿器34と、圧力検出部50と、カソードガス排出通路35と、カソードガス排出弁36と、を備える。
The cathode gas intake /
カソードガス供給通路31は、一端が空気取り入れ口を形成し、他端が燃料電池スタック10のカソードガス入口孔に接続される。
One end of the cathode
コンプレッサ32は、カソードガス供給通路31に設けられ、カソードガスである空気を加圧して燃料電池スタック10に供給する。
The
熱交換器33は、コンプレッサ32よりも下流側のカソードガス供給通路31に設けられる。熱交換器33は、コンプレッサ32によって加圧されたカソードガスを冷却し、カソードガスの温度を燃料電池の発電反応に適した温度に調節する。
The
加湿器34は、加湿部34Aと除湿部34Bとを備える。加湿部34Aは、熱交換器33よりも下流側のカソードガス供給通路31に設けられる。
The
加湿部34Aは、コンプレッサ32によって加圧されたカソードガスを加湿し、電解質膜の湿潤状態を発電に適した湿潤状態に維持する。除湿部34Bは、カソードガス排出通路35に設けられる。除湿部34Bは、燃料電池スタック10から排出されたカソードガスを除湿し、回収した水蒸気を加湿部34Aに供給する。
The humidifying
圧力検出部50は、加湿器34の加湿部34Aよりも下流側のカソードガス供給通路31に設けられる。圧力検出部50は圧力センサを有しており、この圧力センサによってカソードガス供給通路31内を流れるカソードガスの圧力を検出する。
The
カソードガス排出通路35は、一端が燃料電池スタック10のカソードガス出口孔に接続され、他端が外部に開口する。
The cathode
カソードガス排出弁36は、加湿器34の除湿部34Bよりも下流側のカソードガス排出通路35に設けられる。カソードガス排出弁36は、外部に排出されるカソードガスの流量を調整する。
The cathode
コントローラ40は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。コントローラ40には、圧力検出部50の圧力センサの他、燃料電池スタック10の運転状態を検出する各種センサからの信号が入力する。コントローラ40は、これらの入力信号に基づいてカソードガス供給圧力を算出したり、アノードガス供給弁23やアノードガス排出弁25、カソードガス排出弁36の開度を制御したりする。
The
図2(A)及び図2(B)を参照して、圧力検出部50の詳細について説明する。図2(A)は、燃料電池システム100の圧力検出部50近傍の拡大図である。また、図2(B)は、圧力検出部50を図2(A)のB方向から見た図である。
The details of the
図2(A)に示すように、圧力検出部50は、圧力センサ51と、ガス導入通路52と、突出部53と、を備える。
As shown in FIG. 2A, the
ガス導入通路52は、両端が開口する円管として形成される。ガス導入通路52の一端は、略水平方向に延びるカソードガス供給通路31の上側側部に接続する。ガス導入通路52の他端には、圧力センサ51が設けられる。
The
圧力センサ51は、ガス導入通路52の他端側を閉塞するようにハウジング51Aを介してガス導入通路52に固定される。圧力センサ51は、ガス導入通路52内を臨むようにダイヤフラム51Bを有し、カソードガスの圧力によるダイヤフラム51Bの変形を信号変換部51Cによって電気信号に変換してコントローラ40に出力する。
The
図2(A)及び図2(B)に示すように、突出部53は、棒状部材によって構成され、ガス導入通路52の内側に突出するようにガス導入通路52に設けられる。突出部53は、基端部53Aと先端部53Bとを備える。
As shown in FIGS. 2A and 2B, the protruding
基端部53Aは、ガス導入通路52に接続する。
The
先端部53Bは、基端部53Aから複数、例えば3つに分岐する枝形状として形成される。先端部53Bはそれぞれ、ガス導入通路52軸方向に対して直交方向に平行に延設され、ガス導入通路52軸方向に等間隔で配置される。
The
上記した燃料電池システム100では、システム作動時に、高温・高湿度のカソードガスが圧力検出部50のガス導入通路52内に満たされる。ガス導入通路52内のカソードガスはガス導入通路52の内壁や突出部53の表面で冷却されるので、カソードガス中の水分はガス導入通路52の内壁や突出部53の表面で凝縮する。これによりガス導入通路52内のカソードガスの湿度が低下するので、圧力センサ51のダイヤフラム51Bでの結露の発生が抑制される。
In the
以上により、第1実施形態の燃料電池システム100の圧力検出装置では下記の効果を得ることができる。
As described above, the pressure detector of the
圧力検出部50はガス導入通路52の内側に突出部53を備え、ガス導入通路52内のカソードガスの水分をガス導入通路52の内壁と突出部53の表面とにおいて凝縮させる。そのため本実施形態では、従来手法のようにガス導入通路52の通路径を小さくすることなく、ガス導入通路52内のガスボリュームに対する水分凝縮領域を増加させることができ、水分凝縮能力を高めることが可能となる。したがって、ガス導入通路52が凝縮水によって閉塞されるのを抑えることができ、圧力検出精度の悪化を抑制することができる。
The
突出部53はガス導入通路52内に突出形成されるので、ガス導入通路52内のカソードガス中の水分のみを凝縮させ、カソードガス供給通路31を流れるカソードガスの湿度を低下させることがない。したがって、カソードガスの湿度低下による燃料電池スタック10の発電性能の低下を抑制することができる。
Since the
また、ガス導入通路52の下端はカソードガス供給通路31の上側壁部に接続し、ガス導入通路52の上端に圧力センサ51を設置するので、ガス導入通路52や突出部53で凝縮した凝縮水は、カソードガス供給通路31側に落下する。そのため、圧力センサ51のダイヤフラム51Bに凝縮水が付着するのを防止でき、圧力検出精度の悪化を抑制することができる。
Further, the lower end of the
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態における燃料電池システム100の圧力検出部50を示す図である。
(Second Embodiment)
FIG. 3 is a diagram illustrating the
第2実施形態における燃料電池システム100は、第1実施形態とほぼ同様の構成であるが、圧力検出部50の突出部53の構成において相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
The
圧力検出部50では、突出部53とガス導入通路52内のカソードガスとの温度差によって、カソードガス中の水分を突出部53の表面に凝縮させる。しかしながら、燃料電池システム100を長時間作動させると、高温のカソードガスによって突出部53の温度が上昇し、突出部53とカソードガスとの温度差が小さくなって突出部53での水分凝縮能力が低下してしまう。
In the
そこで、第2実施形態では、ガス導入通路52に挿入されて固定される突出部53に放熱部54を設置して、突出部53での水分凝縮能力の低下を抑制する。
Therefore, in the second embodiment, the
放熱部54は、ガス導入通路52の外側に設けられ、基端部54Aと先端部54Bとを備える。
The
放熱部54の基端部54Aは、突出部53の基端部53Aに接続するように固定される。
The
放熱部54の先端部54Bは、基端部54Aから複数、例えば3つに分岐する枝形状として形成される。先端部54Bはそれぞれ、ガス導入通路軸方向の直交方向に平行に延設され、ガス導入通路軸方向に等間隔で配置される。
The
図4は、車両に搭載される燃料電池システム100の概略構成図である。
FIG. 4 is a schematic configuration diagram of a
図4に示すように、燃料電池システム100は、車両1の座席2の下方であって、アンダーカバー3上に配置される。アンダーカバー3には、車両1走行時に走行風を車体内部に取り入れる開口部3Aが形成される。
As shown in FIG. 4, the
圧力検出部50の放熱部54は、開口部3Aの近傍であって、開口部3Aから取り入れられた走行風が吹き当たるように配置される。放熱部54は、走行風によって冷却される。
The
以上により、第2実施形態の燃料電池システム100の圧力検出装置では下記の効果を得ることができる。
As described above, the pressure detector of the
カソードガスから突出部53に伝達された熱を突出部53の基端部53Aに接続した放熱部54を介して外部に放熱するので、突出部53の温度上昇を抑えることができ、突出部53での水分凝縮能力の低下を抑制できる。
Since the heat transferred from the cathode gas to the
また、開口部3Aが取り入れられた走行風によって放熱部54を冷却するので、突出部53での水分凝縮能力の低下を効率的に抑制することができる。
Moreover, since the
なお、本実施形態では燃料電池システム100を車両1の座席2の下方のアンダーカバー3上に配置するようにしたが、図6に示すように燃料電池システム100を車両1の前方のアンダーカバー上に配置するように構成してもよい。この場合には、車両1の前方から取り入れられた走行風を圧力検出部50の放熱部54に吹き当てるようにすることで、突出部53での水分凝縮能力の低下を効率的に抑制することができる。
In the present embodiment, the
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態における燃料電池システム100の圧力検出部50を示す図である。
(Third embodiment)
FIG. 6 is a diagram illustrating the
第3実施形態における燃料電池システム100は、第2実施形態とほぼ同様の構成であるが、圧力検出部50のガス導入通路52の構成において相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
The
燃料電池システム100を長時間作動させると、高温のカソードガスによってガス導入通路52の温度が上昇する。突出部53は、カソードガスによって直接温められるだけでなく、ガス導入通路52からの熱伝導によっても温められる。そうすると、突出部53とカソードガスとの温度差が小さくなって突出部53での水分凝縮能力が低下してしまう。
When the
そこで、第3実施形態では、ガス導入通路52と突出部53との間に断熱部55を配置して、突出部53での水分凝縮能力の低下を抑制する。
Therefore, in the third embodiment, a
断熱部55は、ガス導入通路52よりも低熱伝導率の部材によって構成される。この断熱部55は、ガス導入通路52の通路壁にはめ込まれる。突出部53は、断熱部55を介してガス導入通路52に設置される。
The
以上により、第3実施形態の燃料電池システム100の圧力検出装置では下記の効果を得ることができる。
As described above, the pressure detector of the
断熱部55を介して突出部53をガス導入通路52に設置するので、ガス導入通路52から突出部53への熱伝導を断熱部55によって抑えることができる。これにより突出部53の温度上昇が抑えられるので、突出部53での水分凝縮能力の低下を抑制できる。
Since the protruding
(第4実施形態)
図7は、第4実施形態における燃料電池システム100の圧力検出部50を示す図である。
(Fourth embodiment)
FIG. 7 is a diagram illustrating the
第4実施形態における燃料電池システム100は、第3実施形態とほぼ同様の構成であるが、圧力検出部50のガス導入通路52とカソードガス供給通路31との接続の仕方において相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
The
第4実施形態では、ガス導入通路52をカソードガス流れ方向上流側に向かって傾斜させた状態で、カソードガス供給通路31に接続する。ここで、ガス導入通路52の軸心C1と、カソードガス供給通路31の軸心C2とがカソードガス流れ方向上流側においてなす挟み角度θは90°以下となるように設定される。
In the fourth embodiment, the
挟み角度θを90°よりも大きくすると、カソードガス供給通路31を流れるカソードガスの一部がガス導入通路52内に流入しやすくなる。特に、燃料電池システム100の高負荷運転時にはカソードガスの流速が速く、ガス導入通路52内に流れ込んだカソードガスによって、ガス導入通路52の内壁や突出部53の表面に凝縮した凝縮水が圧力センサ51側に巻き上げられるおそれがある。このように凝縮水が巻き上げられると、圧力センサ51のダイヤフラム51Bに凝縮水が付着し、付着した凝縮水が凍結等すると圧力センサ51の圧力検出精度が低下する可能性がある。
When the sandwiching angle θ is larger than 90 °, a part of the cathode gas flowing through the cathode
しかしながら、本実施形態では、挟み角度θを90°以下に設定するようにしたので、カソードガス供給通路31からガス導入通路52へのカソードガスの流入が抑制される。
However, in the present embodiment, since the sandwiching angle θ is set to 90 ° or less, the inflow of the cathode gas from the cathode
以上により、第4実施形態の燃料電池システム100の圧力検出装置では下記の効果を得ることができる。
As described above, the pressure detector of the
ガス導入通路52をカソードガス流れ方向上流側に傾斜させてカソードガス供給通路31に接続し、挟み角度θを90°以下に設定することで、カソードガス供給通路31からガス導入通路52へのカソードガスの流入を低減する。これにより、ガス導入通路52の内壁及び突出部53の表面の凝縮水の圧力センサ51側への巻き上げを抑制することができる。
The
(第5実施形態)
図8は、第5実施形態における燃料電池システム100の概略構成図である。図9は、第5実施形態における燃料電池システム100の圧力検出部50の概略構成図である。
(Fifth embodiment)
FIG. 8 is a schematic configuration diagram of a
第5実施形態における燃料電池システム100は、第1実施形態とほぼ同様の構成であるが、圧力検出部50の突出部53をカソードガスを利用して冷却するように構成した点で相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
The
燃料電池システム100の圧力検出部50では、突出部53とガス導入通路52内のカソードガスとの温度差によって、カソードガス中の水分を突出部53の表面に凝縮させる。しかしながら、燃料電池システム100を長時間作動させると、高温のカソードガスによって突出部53の温度が上昇し、突出部53とカソードガスとの温度差が小さくなって突出部53での水分凝縮能力が低下してしまう。
In the
そこで、第5実施形態では、圧力検出部50の突出部53をカソードガスによって冷却することで、突出部53での水分凝縮能力の低下を抑制する。
Therefore, in the fifth embodiment, the
図8に示すように、燃料電池システム100のカソードガス供給通路31には、圧力検出部50にカソードガスを送る入側通路61と、圧力検出部50からのカソードガスをカソードガス供給通路31に戻す出側通路62とが設けられる。
As shown in FIG. 8, the cathode
入側通路61は、コンプレッサ32よりも上流側のカソードガスを圧力検出部50に流すように構成される。入側通路61を流れるカソードガスは、入側通路61とカソードガス供給通路31との間に設けられる弁63によって調整される。
The
出側通路62は、圧力検出部50からのカソードガスを弁63とコンプレッサ32との間に流すように構成される。
The
また、入側通路61と出側通路62との間に圧力差をつけるために、弁63と出側通路62の合流部との間のカソードガス供給通路31には、オリフィス64が設けられる。
In addition, an
図9に示すように、圧力検出部50は、ガス導入通路52内のカソードガス中の水分を凝縮させるための突出部53を有する。
As shown in FIG. 9, the
突出部53は、円管部53Cと突起53Dとを備える。
The protruding
円管部53Cは、入側通路61からのカソードガスを流すような通路として構成され、ガス導入通路52軸方向の直交方向(径方向)に亘って設けられる。円管部53Cは、ガス導入通路52によって両端部が支持される。円管部53Cの一端は入側通路61に接続し、他端は出側通路62に接続する。
The
突起53Dは、ガス導入通路52内部の円管部53Cの外周に形成される。突起53Dは、円管部53C軸方向に沿って複数設けられる。
The
上記のように構成される圧力検出部50では、外気温とほぼ同温度のカソードガスを突出部53に供給して、突出部53を冷却する。突出部53の温度はガス導入通路52内のカソードガスの温度よりも低くなるので、カソードガス中の水分が突出部53の表面で凝縮する。これによりガス導入通路52内のカソードガスの湿度が低下するので、圧力センサ51のダイヤフラム51Bでの結露の発生が抑制される。
In the
以上により、第5実施形態の燃料電池システム100の圧力検出装置では下記の効果を得ることができる。
As described above, the pressure detection device of the
コンプレッサ32で圧縮されて高温となる前のカソードガスを突出部53に供給して、突出部53を冷却するので、燃料電池システム100を長時間作動させても突出部53の温度上昇を抑えることができ、突出部53での水分凝縮能力の低下を抑制できる。
The cathode gas before being heated to a high temperature by being compressed by the
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。 Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is obvious that various modifications can be made within the scope of the technical idea.
第1〜第4実施形態における圧力検出部50はカソードガス供給通路31を流れる反応ガスの圧力を検出すように構成したが、カソードガス排出通路35やアノードガス供給通路22、アノードガス排出通路24を流れる反応ガスの圧力を検出するように構成してもよい。
The
100 燃料電池システム
10 燃料電池スタック
31 カソードガス供給通路(反応ガス通路)
32 コンプレッサ
33 熱交換器
40 コントローラ
50 圧力検出部
51 圧力センサ(圧力検知手段)
52 ガス導入通路
53 突出部
53A 基端部
53B 先端部
53C 円管部
53D 突起
54 放熱部
55 断熱部
100
32
52
Claims (11)
反応ガスを流す反応ガス通路と、
前記反応ガス通路から分岐するように前記反応ガス通路側部に設けられるガス導入通路と、
前記ガス導入通路の端部に設けられ、前記反応ガス通路を流れる反応ガスの圧力を検知する圧力検知手段と、
前記ガス導入通路内の前記反応ガス中の水分を凝縮するように前記ガス導入通路から内部に突出形成される突出部と、
を備えることを特徴とする燃料電池システムの圧力検出装置。 In a pressure detector for a fuel cell system for detecting the pressure of a reaction gas flowing in the fuel cell system,
A reaction gas passage for flowing a reaction gas;
A gas introduction passage provided on the side of the reaction gas passage so as to branch from the reaction gas passage;
A pressure detection means provided at an end of the gas introduction passage for detecting the pressure of the reaction gas flowing through the reaction gas passage;
A protruding portion that is formed to protrude from the gas introduction passage so as to condense moisture in the reaction gas in the gas introduction passage;
A pressure detection device for a fuel cell system, comprising:
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 A heat dissipating part which is provided outside the gas introduction passage and is connected to the projecting part, and dissipates heat transferred to the projecting part to the outside;
The pressure detection device for a fuel cell system according to claim 1.
ことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 The protruding portion is provided in the gas introduction passage through a low heat conduction member having a lower heat conductivity than the gas introduction passage.
The pressure detection device for a fuel cell system according to claim 2.
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 The projecting portion is formed as a branch shape with a tip branching into a plurality of portions.
The pressure detection device for a fuel cell system according to any one of claims 1 to 3, wherein the pressure detection device is a fuel cell system.
ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1つに記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 The heat dissipating part is arranged at a position where a traveling wind blows when the vehicle travels.
The pressure detection device for a fuel cell system according to any one of claims 2 to 4, wherein:
ことを特徴とする請求項5に記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 The heat dissipating part is disposed on the vehicle front side.
The pressure detection device for a fuel cell system according to claim 5.
ことを特徴とする請求項5に記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 The heat dissipating part is disposed below the vehicle seat and in the vicinity of the opening of the under cover that takes the traveling wind into the vehicle body.
The pressure detection device for a fuel cell system according to claim 5.
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 The protrusion is formed as a tubular member for flowing a reaction gas before being pressurized by a compressor.
The pressure detection device for a fuel cell system according to claim 1.
ことを特徴とする請求項8に記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 The protrusion is provided across the gas introduction passage radial direction so that both ends are supported by the gas introduction passage.
The pressure detection apparatus for a fuel cell system according to claim 8.
ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 The gas introduction passage is provided on an upper side portion of the reaction gas passage.
The pressure detection device for a fuel cell system according to any one of claims 1 to 9, wherein:
ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の燃料電池システムの圧力検出装置。 The gas introduction passage is inclined to the upstream side of the reaction gas passage, and is set so that a sandwiching angle formed between the gas introduction passage axis and the reaction gas axis on the upstream side of the reaction gas passage is 90 ° or less.
The pressure detection device for a fuel cell system according to any one of claims 1 to 10, wherein:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009121747A JP2010272280A (en) | 2009-05-20 | 2009-05-20 | Pressure detecting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009121747A JP2010272280A (en) | 2009-05-20 | 2009-05-20 | Pressure detecting device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010272280A true JP2010272280A (en) | 2010-12-02 |
Family
ID=43420159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009121747A Pending JP2010272280A (en) | 2009-05-20 | 2009-05-20 | Pressure detecting device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010272280A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156033A (en) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Toyota Motor Corp | Fuel cell system |
DE102012016252A1 (en) | 2012-08-16 | 2014-02-20 | Daimler Ag | Device for detecting pressure in gas stream flowing in line element, has pressure sensor with sensor diaphragm, where surface of sensor diaphragm is aligned in direction of central axis of line part that is connected with line element |
-
2009
- 2009-05-20 JP JP2009121747A patent/JP2010272280A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156033A (en) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Toyota Motor Corp | Fuel cell system |
DE102012016252A1 (en) | 2012-08-16 | 2014-02-20 | Daimler Ag | Device for detecting pressure in gas stream flowing in line element, has pressure sensor with sensor diaphragm, where surface of sensor diaphragm is aligned in direction of central axis of line part that is connected with line element |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4386099B2 (en) | Humidifier and fuel cell system | |
JP4884604B2 (en) | Fuel cell cooling system | |
JP2002343389A (en) | Electronic gas control system for fuel cell with bypass detouring humidifier | |
JP5214906B2 (en) | Fuel cell system | |
JP5157086B2 (en) | Vehicle equipped with a fuel cell | |
JP2008027674A (en) | Humidifier for fuel cell | |
JP2007179833A (en) | Fuel cell system | |
JP2007309908A (en) | Hydrogen sensor | |
JP4649285B2 (en) | Gas sensor | |
JP5287864B2 (en) | Fuel cell system | |
WO2020181751A1 (en) | Fuel cell tail gas hydrogen concentration measurement device, fuel cell, and new energy vehicle | |
JP2010272280A (en) | Pressure detecting device | |
JP2009277505A (en) | Fuel cell device | |
JP2009283243A (en) | Fuel cell system and movable body | |
JP2006216241A (en) | Fuel cell system | |
JP4904720B2 (en) | Fuel cell system | |
EP1498974A2 (en) | Fuel cell power generation system with heated reforming unit | |
JP2009193722A (en) | Fuel cell evaluation device | |
JP3844723B2 (en) | Condensation prevention structure for gas sensor | |
JP2010237007A (en) | Gas sensor | |
CN216161773U (en) | Integrated humidifier | |
JP2006147151A (en) | Fuel cell system | |
JP2009199887A (en) | Fuel cell device | |
JP4575846B2 (en) | Gas sensor | |
JP2009085601A (en) | Pressure detection device |