JP2010271539A - 発光表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各電極間に交流電圧を印加する場合においても発光寿命をより一層長くするとともに、発せられた光を外方に取り出すことができる発光表示装置を提供する。
【解決手段】本発明による発光表示装置1は、一対の透明な支持体2a、2bと、この一対の支持体2a、2b間に支持され、イオン液体と、このイオン液体中に溶解された発光物質とを有する発光部5とを備えている。いずれかの支持体2a、2b内面に、発光部5に接続される一対の電極3、4が設けられている。各電極3、4は、炭素を含み、このうち少なくとも一方の電極3は、透光性を有する透明炭素電極10からなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、支持体と、この支持体に支持された発光部と、この発光部に接続される一対の電極とを備えた発光表示装置に係り、とりわけ、発光寿命をより一層長くするとともに、発せられた光を外方に取り出すことができる発光表示装置に関する。
近年、有機EL等の発光表示装置の開発が急激に進展している。有機ELの発光表示装置に用いられる発光素子は自発光素子であるため、バックライトが必要な液晶の受光素子よりも、薄型化および軽量化が図れる。それに有機ELの発光素子は自発光素子であるため、液晶の受光素子と比べると視認性に優れている。このため、有機ELの発光表示装置は、優れた視認性、高速表示性、低電圧駆動性、薄型化等の特徴を有している。
有機ELの発光表示装置は、一般に、各々の互いに対向する面に電極が形成された一対の基板と、一対の基板間に挟持された発光層とを備え、このうち発光層は電圧が印加されて発光する発光物質を含み、数100nmの厚さを有している。このため、対向する各電極間の距離が短く、各電極が相互に接触し易い。また、有機ELの発光表示装置の発光層には直流電圧が印加される。このため、有機ELの発光表示装置を構成する各電極間の界面に不純物が蓄積され易い。このことにより、有機ELの発光表示装置において用いられる発光層は、動作寿命が短くなる。
このような問題に対して、電気化学反応を利用した液体からなる発光層を用いた発光表示装置の開発が行われている(例えば、特許文献1乃至4並びに非特許文献1および2参照)。
このうち特許文献1乃至3並びに非特許文献1および2における発光表示装置は、互いに対向する面に電極が形成された一対の基板と、一対の基板間に挟持され、有機溶媒と支持塩とからなる電解質に発光物質を溶解させた発光層とを有し、各電極間に交流電圧が印加されて発光層が発光するように構成されている。ここで各電極に用いる材料としては、ITO(インジウム錫酸化物)またはFTO(フッ素添加錫酸化物)などの透明金属酸化物を用いることが一般的である。
特開2008−47450号公報 特開2007−139899号公報 特開2006−301302号公報 特開2005−302332号公報
「東芝レビュー vol.60, No.9, P33(2005)」 「Journal of the Electrochemical Society, Vol.152(8) pA1677(2005)」
しかしながら、各電極の材料としてITOまたはFTOを用いた場合、発光層の発光寿命が短くなるという問題がある。すなわち、各電極間には交流電圧が印加され、電極を形成する金属酸化物(ITOまたはFTO)に負電圧が印加された場合、この金属酸化物の一部が還元されて金属(インジウム(In)または錫(Sn))が生成され、電極を形成する金属酸化物の成分変化が生じる。このことにより、発光層の発光寿命が短くなる。
また、特許文献1には、一方の電極の表面に、カーボンナノチューブなどの材料を用いてポーラス電極を形成した交流駆動による電気化学発光装置が開示されている。しかしながら、この電気化学発光装置においては、FTOなどの材料を用いて形成された他方の電極は電解質層(発光層)に接しており、このことにより、発光層の発光寿命を長くすることには限界がある。
一方、各電極間に直流電圧を印加する場合には、正電圧が印加される正電極にITOまたはFTOなどの金属酸化物を用いるとともに、負電圧が印加される負電極に金属等を用いることにより、金属酸化物の一部が還元されるという問題を回避することができる。しかしながら、各電極間には直流電圧が印加されるため、上述したように各電極間の界面に不純物が蓄積されやすくなり、発光寿命を長くすることが困難になる。
また、各電極間に直流電圧を印加して発光層を発光させる場合には、一般的に、発光層内の電界強度を所定の値に維持するために、できるだけ発光層の厚さを薄くすることが好ましい。このため、電極間が近接して相互に接触し易いという問題が生じる。これに対して各電極間に交流電圧を印加して発光層を発光させる場合には、発光層のうち電極と発光層との界面近傍部分が発光する。このことにより、発光層の電界強度を維持するために発光層の厚さを薄くする必要はなく、例えば、発光層の厚さが1mm以上となる場合であっても、比較的低い電圧で発光層を発光させることができる。このため、電極間が相互に接触し易いという問題を回避することができる。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、各電極間に交流電圧を印加する場合においても発光寿命をより一層長くするとともに、発せられた光を外方に取り出すことができる発光表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、一対の透明な支持体と、この一対の支持体間に支持され、イオン液体と、このイオン液体中に溶解された発光物質とを有する発光部と、各々がいずれかの支持体内面に設けられ、発光部に接続される一対の電極と、を備え、各電極は、炭素を含み、このうち少なくとも一方の電極は、透光性を有する透明炭素電極からなることを特徴とする発光表示装置である。
本発明は、発光部は、発光物質が溶解されたイオン液体をゲル化するゲル化材料を有していることを特徴とする発光表示装置である。
本発明は、一方の電極は一方の支持体内面に設けられ、他方の電極は他方の支持体内面に設けられていることを特徴とする発光表示装置である。
本発明は、透明炭素電極とこの透明炭素電極に対応する支持体との間に、透明炭素電極よりも抵抗率が小さい透明追加電極が設けられていることを特徴とする発光表示装置である。
本発明は、各電極は、一方の支持体内面に設けられており、各電極は、基部とこの基部に接続される櫛部とを有する櫛歯状に形成され、各電極の櫛部は互いに入り込んでいることを特徴とする発光表示装置である。
本発明は、支持体と、この支持体に支持された発光部と、この発光部に接続される一対の電極と、を備え、各電極は、炭素を含み、このうち少なくとも一方の電極は、透光性を有する透明炭素電極からなることを特徴とする発光表示装置である。
本発明によれば、発光部に接続される一対の電極は、炭素を含み、このうち少なくとも一方の電極は透光性を有する透明炭素電極からなっている。これら各電極に含まれる炭素は電気化学的に安定しているため、各電極に負電圧が印加された場合においても、各電極の材料は還元されることがない。このため、各電極の材料が成分変化することを防止し、発光部の発光寿命をより一層長くすることができる。また、発光部を支持する支持体は透明であるため、透明炭素電極および支持体を介して発光部から発せられた光を外方に取り出すことができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における発光表示装置の断面構成を示す図である。 図2は、本発明の第2の実施の形態における発光表示装置の断面構成を示す図である。 図3(a)は、本発明の第3の実施の形態における発光表示装置を示す斜視図であり、図3(b)は、図3(a)におけるX−X線断面を示す図。 図4は、本発明の実施例3における発光表示装置において、カーボンナノチューブからなる電極のサイクリックボルタノグラムを示す図である。 図5は、本発明の実施例3における発光表示装置において、ガラス状炭素からなる電極のサイクリックボルタノグラムを示す図である。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
まず、図1により、本発明における発光表示装置1について説明する。ここで、発光表示装置1は、電圧が印加されることにより発光され、各種ディスプレイ等として使用されるものである。
図1に示す発光表示装置1は、一対の透明な第1基板2aおよび第2基板2b(支持体)と、これら第1基板2aと第2基板2bとの間に支持される発光層(発光部)5と、第1基板2aおよび第2基板2bの内面にそれぞれ設けられ、発光層5に接続される一対の第1電極3および第2電極4とを備えている。すなわち、図1に示すように、第1電極3は第1基板2a内面に設けられ、第2電極4は第2基板2b内面に設けられ、第1電極3と第2電極4との間に、発光層5が設けられている。このことにより、第1電極3および第2電極4が対向して配置されるため、発光層5に電界を効果的に印加することができ、発光層5から高輝度の発光を得ることができる。また、第1電極3と第2電極4との間に、発光層5に対して交流電圧を印加する交流電源6が接続されている。
図1に示すように、第1電極3は、炭素を含み、透光性を有する第1透明炭素電極10からなり、第2電極も同様に炭素を含み、透光性を有する第2透明炭素電極11からなっている。
第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11は薄膜状に形成され、その厚さが0.1μm〜2μmであることが好ましい。このことにより、第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11が確実に透光性を有することができるとともに、発光層5に印加する電圧が低下することを抑制して、発光層5から発せられる光を安定して取り出すことができる。
第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11に用いる材料としては、カーボンナノチューブ(CNT)、またはボロンもしくは窒素を一定量添加した導電性ダイヤモンドライクカーボン(DLC)もしくは導電性ダイヤモンド等を用いることができる。
なお、第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11を形成する方法としては、上述したような材料のうちCNTを添加剤が添加された溶媒に分散させて分散液を作製し、この分散液を第1基板2aおよび第2基板2bの一方の面にそれぞれ塗布することが好適である。この場合、溶媒としては、水を用いることができる。また、第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11にDLCおよびダイヤモンドを用いる場合には、真空プラズマあるいは大気圧プラズマによるCVD法(化学気相成長法)を用いることが好ましい。
発光層5は、イオン液体と、このイオン液体中に溶解された発光物質と、この発光物質が溶解されたイオン液体をゲル化するゲル化材料とを有している。このように、発光物質が溶解されたイオン液体(発光溶液)をゲル化することにより、ゲル化された発光溶液が第1電極3と第2電極4との間から外方に漏洩することを防止し、発光層5の発光特性が低下することなく安定した性能を長期間に渡って維持することができる。なお、発光層5は、ゲル化されていない発光溶液から構成してもよい。
図1に示すように、第1基板2aと第2基板2bとの間に、発光層5を囲むように第1電極3と第2電極4との間の距離(ギャップ)を一定に保持するスペーサ7が設けられている。この第1電極3と第2電極4との間の距離は、1μm以上かつ5mm以下であれば良く、特に5μmから2mmの範囲に設定することが好適である。なお、本発明による発光表示装置1は電極間距離が大きくても低電圧で発光することが特徴であり、電極間距離はμmオーダー以下とすることも可能であるが、第1電極3と第2電極4との接触による不良、または異物の付着による不良などが生じることを防止するために、500μm以上とすることが好ましい。一方、電極間距離が大きい場合には十分な発光現象を得ることが困難になるため、電極間距離は2mm以下とすることが好ましい。
さらに、第1基板2aと第2基板2bとの間に設けられたスペーサ7に、ゲル化された発光溶液を注入する注入孔8が形成され、この注入孔8には、このゲル化された発光溶液を注入した後に注入孔8を封止する封止材9が設けられている。
ところで、イオン液体は溶融塩とも呼ばれ、常温で液体状態を維持するイオンのみからなっている。このイオン液体は、有機溶媒に支持塩が溶解された液体電解質とは異なり、難燃性、不揮発性等の特徴を有している。このイオン液体に発光物質を溶解させて形成された発光層5内を電気化学反応させる場合、発光層5に印加する電圧を低く抑えることができるとともに、高速に酸化還元反応を起こさせることができる。
また、イオン液体に用いる材料としては、多種類の発光物質を高濃度に溶解させるために極性が高い材料が望ましく、例えば、4級アンモニウム塩系、イミダゾリウム系、ピリジウム系等を用いることができる。このうち、特に、非環状式の4級アンモニウム塩カチオンからなるイオン液体は電位窓が広く電気化学的に安定なため、好適に用いることができる。
発光物質に用いる材料としては、電気化学発光する材料であれば特に制限はなく、例えば、PVB(ポリビニルブチラール)、DPA(9,10−ジフェニルアントラセン)、5,12−ジフェニルテトラセン、ペリレン、ルブレン、RuCl、RuPF、Ru(bpy)Cl 、Ru(bpy)(PF、Ru(d−bpy)(PF等のRu(ルテニウム)化合物・錯体、Ir(ppy)、Ir(bpy)(PF等のIr(イリジウム)化合物・錯体を好適に用いることができる。また、発光物質の濃度については特に制限はないが、10wt%を超えると発光物質を十分に溶解させることができないため、発光物質の濃度は少なくとも10wt%以下であることが望ましい。さらには、10wt%以下であっても発光物質の濃度が濃い場合には発光液体自体の透光性が低下し、液滴状またはゲル状に形成された発光層5から外部に放射される光が弱まるため、発光物質の濃度は1wt%から5wt%以下であることが好適である。
ここで発光層5に含まれるイオン液体は難燃性を有している。このことにより、可燃性を有する有機溶媒を用いる場合に比べて、取り扱い上、比較的安全である。さらにこのイオン液体は不揮発性を有している。このことにより、揮発性を有する有機溶媒を用いる場合に比べて、イオン液体が気化することがなく、発光層5が劣化することを防止することができる。このため、発光層5の発光特性が低下することなく安定した性能を維持することができる。
ここで、ゲル化とは、イオン液体が流動性を失った状態をいい、ゲル化材料としては、シリカのナノサイズ微粒子、または酸化チタンのナノサイズ微粒子を用いることが好ましい。また、ゲル化材料の濃度が15wt%を超えると、ゲルの柔軟性が失われ成形性が低下するため、ゲル化材料の濃度は少なくとも1wt%〜15wt%であることが望ましい。さらには、15wt%以下であってもゲル化材料の濃度が濃い場合にはチクソ性が低下し、印刷等を行うことが困難になるため、ゲル化材料の濃度は3wt%〜7wt%であることが好適である。
第1基板2aおよび第2基板2bに用いる材料としては、例えば、透明なガラスまたは透明なフィルム等を用いることができる。
次に、本実施の形態における発光表示装置1の作用について説明する。
図1に示す発光表示装置1において発光層5を発光させる場合、まず、交流電源6から第1電極3および第2電極4を介して発光層5に交流電圧が印加される。この場合、例えば陰極となる第1電極3の近傍において、電気化学的な還元反応が起こり、発光物質からラジカルアニオンが生成される。他方、陽極となる第2電極4の近傍において、電気化学的な酸化反応が起こり、発光物質からラジカルカチオンが生成される。電子的に中性な分子では酸化還元に伴いラジカルアニオン、ラジカルカチオンが生成されるが、発光物質としてRu(bpy)(PFを用いた場合に生成されるRu(bpy2+(PF 等の塩では、2価Ruが1価Ru及び3価Ruに価数変化することにより同様の作用効果を発揮する。
発光層5に交流電圧が印加されている間、第1電極3および第2電極4に交流電圧が印加されているため、第1電極3および第2電極4において還元反応と酸化反応とが交互に繰り返される。すなわち、例えば、第1電極3の近傍に還元反応により生成されたラジカルアニオンは、第2電極4に向けて移動する。次に、第1電極3および第2電極4の極性が反転され、第1電極3近傍に酸化反応によりラジカルカチオンが生成される。この間、第1電極3近傍から第2電極4へ向けて移動していたラジカルアニオンが、第1電極3へ戻ってくる。このことにより、ラジカルアニオンとラジカルカチオンとが衝突する。次に、衝突したラジカルアニオンとラジカルカチオンとから、基底状態の中性分子と励起状態の中性分子とが生成される。その後、励起状態の中性分子が基底状態に戻ることにより、この中性分子から光が発せられる。
この第1電極3の近傍における発光メカニズムと同様にして、第2電極4の近傍において、生成されたラジカルアニオンとラジカルカチオンとが互いに衝突し、励起状態の分子が生成されて発光する。
このようにして、第1電極3近傍および第2電極4の近傍においてラジカルアニオンとラジカルカチオンとが衝突して発光する。このため、第1電極3と第2電極4との間の距離が比較的離れている場合においても発光層5を発光させることができる。
この間、上述したように第1電極3と第2電極4との間に交流電圧が印加されているため、第1電極3および第2電極4に負電圧が交互に印加される。しかしながら第1電極3および第2電極4は、それぞれ電気化学的に安定して還元されることがない炭素を含む第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11からなっている。このことにより、第1電極3おおび第2電極4の材料が成分変化することを防止して、その成分を一定に維持することができる。
このように本実施の形態によれば、発光層5に接続される第1電極3は、炭素を含み、透光性を有する第1透明炭素電極10からなり、第2電極4も同様に炭素を含み、透光性を有する第2透明炭素電極11からなっている。これら第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11に含まれる炭素は電気化学的に安定しているため、第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11に負電圧が印加された場合においても、第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11の材料は還元されることがない。このため、第1電極3および第2電極4の材料が成分変化することを防止し、発光層5の発光寿命をより一層長くすることができる。
また、本実施の形態によれば、第1電極3は透光性を有する第1透明炭素電極10からなり、第2電極4も同様に透光性を有する第2透明炭素電極11からなり、第1基板2aおよび第2基板2bは透明である。このため、発光層5から発せられた光を、第1電極3および第2電極4並びに第1基板2aおよび第2基板2bを介して、第1基板2aおよび第2基板2bの外方に確実に取り出すことができる。
なお、本実施の形態においては、一対の第1基板2aおよび第2基板2b間に発光層(発光部)5が支持されている例について述べた。しかしながら、このことに限られることはなく、1つの基板(支持体)に塊状の発光部を支持して、この発光部に一対の透明炭素電極を接続させても良い。この場合、例えば、一方の透明炭素電極を基板の表面に形成し、他方の透明炭素電極をワイヤ状に形成して発光部に接触させる、またはその一部を発光部に挿入させることにより、一対の透明炭素電極を発光部に接続することができる。この場合においても、各透明炭素電極は酸化反応および還元反応のいずれに対しても安定しているため、発光部から安定した発光を得ることができる。また、この場合、発光表示装置において使用される基板の材料を低減させることもできる。
本発明の変形例
次に、本発明による発光表示装置の変形例について説明する。本変形例は、各電極のうちの一方の電極のみが、透光性を有する透明炭素電極からなり、他方の電極が透光性を有することがない非透明炭素電極からなっているものであり、他の構成は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。
本変形例によれば、第1電極3は、炭素を含み、透光性を有する第1透明炭素電極10からなり、第2電極4は、炭素を含むが、透光性を有することがない非透明炭素電極(図示せず)からなっている。
この第2電極4には、ガラス状炭素(グラッシーカーボン、GC)、グラファイト、グラファイトと非晶質炭素の混合物(プラスチックフォームドカーボン(PFC))、カーボンナノチューブ(CNT)等を好適に用いることができる。
本変形例によれば、発光層5に接続される第1電極3および第2電極4は炭素を含んでいる。これら第1透明炭素電極10および非透明炭素電極に含まれる炭素は電気化学的に安定しているため、第1透明炭素電極10および非透明炭素電極に負電圧が印加された場合においても、第1透明炭素電極10および非透明炭素電極の材料は還元されることがない。このため、第1電極3および第2電極4の材料が成分変化することを防止し、発光層5の発光寿命をより一層長くすることができる。
また、本変形例によれば、第1電極3は透光性を有する第1透明炭素電極10からなっている。このことにより、発光層5から発せられた光を、第1透明炭素電極10からなる第1電極3および第1基板2aを介して第1基板2aの外方に確実に取り出すことができる。
第2の実施の形態
次に、図2により、本発明の第2の実施の形態について説明する。ここで、図2は、本発明の第2の実施の形態における発光表示装置の断面を示す概略図である。
図2に示す第2の実施の形態における発光表示装置において、各基板と各基板に対応する透明炭素電極との間に、透明炭素電極よりも抵抗率が小さい透明追加電極が設けられている点が主に異なり、他の構成は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図2において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図2に示す発光表示装置1において、第1基板2aとこの第1基板2aに対応する第1透明炭素電極10との間に、第1透明炭素電極10よりも抵抗率が小さい第1透明追加電極12が設けられ、第2基板2bとこの第2基板2bに対応する第2透明炭素電極11との間に第2透明炭素電極11よりも抵抗率が小さい透明追加電極13が設けられ、第1透明追加電極12と第2透明追加電極13との間に交流電源6が接続されている。これらの第1透明追加電極12および第2透明追加電極13は、第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11の外側の略全面に渡って形成されている。このようにして、第1透明炭素電極10および第1透明追加電極12により第1電極3が構成され、第2透明炭素電極11および第2透明追加電極13により第2電極4が構成されている。
第1透明追加電極12および第2透明追加電極13に用いる材料としては、透明な材料であれば特に制限はなく、例えば、ITO(インジウム錫酸化物)、FTO(フッ素添加錫酸化物)、IZO(インジウム亜鉛酸化物)等を好適に用いることができる。このことにより、発光層5において発せられた光を、第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11、第1透明追加電極12および第2透明追加電極13、並びに第1基板2aおよび第2基板2bを介して第1基板2aおよび第2基板2bの外方に取り出すことができる。
このように本実施の形態によれば、第1透明炭素電極10よりも抵抗率が小さい第1透明追加電極12、および第2透明炭素電極11よりも抵抗率が小さい第2透明追加電極13を介して第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11に交流電圧が印加される。このことにより発光層5に印加される電圧が低下することを抑制して、発光層5から発せられる光をより一層安定させて、第1基板2aおよび第2基板2bの外方に取り出すことができる。
また本実施の形態によれば、第1透明追加電極12および第2透明追加電極13の内側に薄膜状の第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11が設けられている。このことにより、ITO、FTO、またはIZO等を材料として用いた第1透明追加電極12および第2透明追加電極13が発光層5に接触することを防止することができる。また第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11に含まれる炭素は電気化学的に安定しているため、第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11に負電圧が印加された場合においても、第1透明炭素電極10および第2透明炭素電極11の材料は還元されることがない。このため、第1電極3および第2電極4の材料が成分変化することを防止し、発光層5の発光寿命をより一層長くすることができる。
第3の実施の形態
次に、図3により、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図3(a)、(b)に示す第3の実施の形態における発光表示装置において、各電極は、一方の支持体内面において、基部とこの基部に接続される櫛部とを有する櫛歯状に形成され、各電極の櫛部が互いに入り込んでいる点が主に異なり、他の構成は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図3(a)、(b)において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図3(a)に示すように、第1電極3は第1基板2a内面に設けられ、炭素を含み、透光性を有する第1透明炭素電極14からなり、第2電極4も第1基板2a内面に設けられ、炭素を含み、透光性を有する第2透明炭素電極15からなっている。
図3(b)に示すように、第1透明炭素電極14は、長方形状を有する第1基部14aと、この第1基部14aに対して直交するように一端が接続されるとともに他端が第2透明炭素電極15側に延び、所定間隔を隔てて配置された複数の第1櫛部14bとを含んでいる。また、第2透明炭素電極15は、長方形状を有する第2基部15aと、この第2基部15aに対して直交するように一端が接続されるとともに他端が第1透明炭素電極14側に向かって第1透明炭素電極14の各第1櫛部14b間に延び、各第1櫛部14bと対向するように所定間隔を隔てて配置された複数の第2櫛部15bとを含んでいる。このようにして、第1透明炭素電極14の第1櫛部14bおよび第2透明炭素電極15の第2櫛部15bは互いに入り込んで形成されている。なお、図3(b)においては、図を簡略化するためにスペーサ7は図示していない。
第1透明炭素電極14の各第1櫛部14bおよび第2透明炭素電極15の各第2櫛部15bの幅は、それぞれ10μm以上かつ2mm以下であれば良く、特に100μmから1mmの範囲とすることが好適である。また、第1透明炭素電極14の第1櫛部14bとこれに対向する第2透明炭素電極15の第2櫛部15bとの間のギャップは5μm以上かつ1mm以下であれば良く、特に50μmから200μmの範囲とすることが好適である。
第1透明炭素電極14および第2透明炭素電極15に用いる材料としては、カーボンナノチューブ(CNT)、またはボロンもしくは窒素を一定量添加した導電性ダイヤモンドライクカーボン(DLC)もしくは導電性ダイヤモンド等が好ましい。
なお、第1透明炭素電極14および第2透明炭素電極15を形成する方法としては、上述したような材料と可塑剤とを混合したペーストを作製し、このペーストをスクリーン印刷等によりパターン印刷した後に可塑剤を焼結することが好適である。
図3(a)、(b)に示す発光表示装置1において、交流電源6から第1電極3および第2電極4を介して、発光層5に交流電圧が印加される。この間、第1電極3(第1透明炭素電極14)および第2電極4(第2透明炭素電極15)において還元反応と酸化反応とが交互に繰り返され、図1に示す発光表示装置1と同様の発光メカニズムにより、第1透明炭素電極14の各第1櫛部14b近傍に還元反応により生成されたラジカルアニオンと酸化反応により生成されたラジカルカチオンとが互いに衝突し発光する。同様にして、第2透明炭素電極15の各第2櫛部15bの近傍において、生成されたラジカルアニオンとラジカルカチオンとが互いに衝突し発光する。
このように本実施の形態によれば、発光層5に接続される第1電極3は、炭素を含み、透光性を有する透明炭素電極14からなり、第2電極4は、炭素を含み、透光性を有する透明炭素電極15からなっている。第1透明炭素電極14および第2透明炭素電極15に含まれる炭素は電気化学的に安定しているため、第1透明炭素電極14および第2透明炭素電極15に負電圧が印加された場合においても、第1透明炭素電極14および第2透明炭素電極15の材料が還元されることがない。このため、第1電極3および第2電極4の材料が成分変化することを防止し、発光層5の発光寿命をより一層長くすることができる。
また、本実施の形態によれば、第1電極3は透光性を有する第1透明炭素電極14からなり、第2電極4も同様に透光性を有する第2透明炭素電極15からなり、第1基板2aおよび第2基板2bは透明である。このため、発光層5から発せられた光を、第1電極3および第2電極4並びに第1基板2aおよび第2基板2bを介して、第1基板2aおよび第2基板2bの外方に確実に取り出すことができる。
また、本実施の形態によれば、第1透明炭素電極14および第2透明炭素電極15はいずれも第1基板2a内面に形成されている。このことにより、第1基板2aと第2基板2bとの間の基板間距離の影響を受けることがなく、第1透明炭素電極14および第2透明炭素電極15との間、すなわち、第1透明炭素電極14の第1櫛部14bと第2透明炭素電極15の第2櫛部15bと間の電極間距離を精度良く一定に形成することができる。このため、発光層5から確実に発光を得ることができる。また、この場合、第1透明炭素電極14および第2透明炭素電極15に用いる材料を図1および図2に示す発光表示装置1に比べて少なくすることができる。
なお、本実施の形態においては、第1電極3が、炭素を含み、透光性を有する第1透明炭素電極14からなり、第2電極4が、炭素を含み、透光性を有する第2透明炭素電極15からなっている例について述べた。しかしながらこのことに限られることはなく、第1電極3が炭素を含み透光性を有する第1透明炭素電極14からなり、第2電極が炭素を含むが透光性を有することがない非透明炭素電極(図示せず)からなっていてもよい。この場合、第2電極4には、ガラス状炭素(グラッシーカーボン、GC)、グラファイト、グラファイトと非晶質炭素の混合物(プラスチックフォームドカーボン(PFC))、カーボンナノチューブ(CNT)等を好適に用いることができる。この場合においても、発光層5から発せられた光を、第2基板2bの外方に確実に取り出すことができるとともに、第1電極3および第2電極4の材料が成分変化することを防止し、発光層5の発光寿命をより一層長くすることができる。
実施例1
本発明の実施例として以下の方法で図1の発光表示装置1を作製した。
イオン液体であるN,N,N−トリメチル−N−プロピルアンモニウムビス(トリフルオロメタンサルフォニル)イミド(略称:TMPA−TFSI)に、発光物質としてのRu(bpy)(PFを5wt%混合し、60℃、500rpmで3時間攪拌して、発光物質としてのRu(bpy)(PFを十分に溶解させ、発光溶液を生成した。
次に、この発光溶液にゲル化材料(シリカ微粒子(日本アエロジル社製、アエロジル200))を7wt%添加して所定時間混合して発光溶液をゲル化した。
次に、シングルウォールカーボンナノチューブ(SWCNT)を、ノニオン系界面活性剤を添加した水に分散させた分散液を作製し、この分散液を2枚のガラス基板(第1基板2a、第2基板2b)の一方の面に、べーカーアプリケーター(塗布器具)を用いてそれぞれ塗布し、120℃にて乾燥させた。このことにより、各ガラス基板2a、2bの一方の面に、シート抵抗40Ω、透過率60%、厚さ約0.2μmの薄膜状の透明炭素電極10、11をそれぞれ形成することができた。
次に、ガラス基板2a、2bを、透明炭素電極10、11が形成された面を対向させて、透明炭素極10、11間の距離が25μmとなるように、スペーサ7を介して貼り合わせた。このガラス基板2a、2b間に、スペーサ7の注入孔8からゲル化された発光溶液を注入して封止材9により注入孔8を封止し、発光表示装置1を作製した。
その後、本実施例において得られた発光層5に、60Hz、±3Vの交流電圧を印加した。その結果、輝度が20cd/mである初期発光が得られ、発光層5が10時間以上連続して発光することを確認した。
実施例2
本実施例における発光表示装置1は、各ガラス基板2a、2bと各透明炭素電電極10、11との間に透明追加電極12、13を介在させている点が異なり、その他の構成は実施例1と略同一である。実施例2として以下の方法で図2の発光表示装置1を作製した。
すなわち、ガラス基板2a、2b上に、ITOからなる透明追加電極12、13を形成し、この透明追加電極12、13上に、実施例1と同様にして分散液を塗布して透明炭素電極10、11を形成して図2に示す発光表示装置1を作製した。
その後、本実施例において得られた発光層5に、60Hz、±3Vの交流電圧を印加した。その結果、輝度が70cd/mである初期発光が得られ、発光層5が10時間以上連続して発光することを確認した。
実施例3
本実施例における発光表示装置1は、第1電極3が透明炭素電極10からなり、第2電極4がガラス状炭素(GC)により形成された非透明炭素電極からなっている点が異なり、その他の構成は実施例1と略同一である。実施例3として以下の方法で図1の発光表示装置1を作製した。
本実施例における発光表示装置1の発光層5に、60Hz、±3Vの交流電圧を印加したところ、輝度が40cd/mである初期発光が得られ、発光層5が50時間以上連続して発光することが確認された。
なお、発光層5に電圧を印加している間、発光層5を顕微鏡にて観察したところ、カーボンナノチューブ(CNT)の透明炭素電極10からなる第1電極3側では発光が見られなかったが、ガラス状炭素からなる第2電極4側に発光が見られ、この第2電極4側から発せられた光は、透明炭素電極10からなる第1電極3を介して外方から視認可能であることを確認した。また、このとき、第1電極3および第2電極4におけるサイクリックボルタノグラム(CV)を計測したところ、図4および図5に示すグラフが得られた。このうち、図4は、カーボンナノチューブの透明炭素電極10からなる第1電極3側のCV特性を示し、図5は、ガラス状炭素からなる第2電極4側のCV特性を示している。なお、CV特性は、対極をPt、参照電極をAg/Agとして、掃引速度を100mV/secで測定した。
図4および図5に示すように、カーボンナノチューブからなる第1電極3側のCV特性のピーク波形は、ガラス状炭素からなる第2電極4側のCV特性のピーク波形よりも不明瞭になっている。このため、カーボンナノチューブからなる第1電極3側では、ガラス状炭素からなる第2電極4側よりも電気化学的酸化還元反応が乏しいことがわかる。このため、第1電極3および第2電極4として、カーボンナノチューブからなる第1電極3と、ガラス状炭素からなる第2電極4とを組み合わせた場合には、ガラス状炭素からなる第2電極4側のみが発光すると考えられる。このことにより、発光寿命をより一層長くすることができる。
1 発光表示装置
2a 第1基板
2b 第2基板
3 第1電極
4 第2電極
5 発光層
6 交流電源
7 スペーサ
8 注入孔
9 封止材
10 第1透明炭素電極
11 第2透明炭素電極
12 第1透明追加電極
13 第2透明追加電極
14 第1透明炭素電極
14a 第1基部
14b 第1櫛部
15 第2透明炭素電極
15a 第2基部
15b 第2櫛部

Claims (6)

  1. 一対の透明な支持体と、
    この一対の支持体間に支持され、イオン液体と、このイオン液体中に溶解された発光物質とを有する発光部と、
    各々がいずれかの支持体内面に設けられ、発光部に接続される一対の電極と、を備え、
    各電極は、炭素を含み、このうち少なくとも一方の電極は、透光性を有する透明炭素電極からなることを特徴とする発光表示装置。
  2. 発光部は、発光物質が溶解されたイオン液体をゲル化するゲル化材料を有していることを特徴とする請求項1に記載の発光表示装置。
  3. 一方の電極は一方の支持体内面に設けられ、他方の電極は他方の支持体内面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光表示装置。
  4. 透明炭素電極とこの透明炭素電極に対応する支持体との間に、透明炭素電極よりも抵抗率が小さい透明追加電極が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の発光表示装置。
  5. 各電極は、一方の支持体内面に設けられており、各電極は、基部とこの基部に接続される櫛部とを有する櫛歯状に形成され、
    各電極の櫛部は互いに入り込んでいることを特徴とする請求項1または2に記載の発光表示装置。
  6. 支持体と、
    この支持体に支持された発光部と、
    この発光部に接続される一対の電極と、を備え、
    各電極は、炭素を含み、このうち少なくとも一方の電極は、透光性を有する透明炭素電極からなることを特徴とする発光表示装置。
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