JP2010271027A - 冷気冷房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的とするところは、冷媒の圧縮−熱交換、吸収式熱交換、ペルチェ効果による冷熱発生を行うことなく、水の蒸発潜熱を利用して冷気を発生させ、且、これを連続的に運転することにより、冷房として利用することを得る構成を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題を解決するための技術的手段は、明り取り窓を有する建造物の、該窓の屋外面に平行して空間をもって透明板体を設置し、該透明板体全外周より同質体又は別質の板体によるスカートを窓側に延伸し、その長さは選択可としてなるものであり、これによって構成された空間(前記、スカートと窓の間には外気と連通する隙間有り)にミストを噴出するノズルを臨ませてなる構成とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ミストを大気中に放射すると、気化潜熱により該大気の熱を奪う現象を生じることに鑑み、これを建屋の窓外面に接して囲いを設けて発生すべくなし、生じた冷熱をもって窓ガラスを熱交換媒体として屋内空気から熱を奪い、冷房する技術に関わる。
従来、野菜、果物等の売り場の陳列棚を立体構造として上側よりミストを放出して商品を冷却、鮮度を保つ構成、その他に、イベント等で通路を覆うトンネル状のアーチを設置し、上側よりミストを放出して通る客に冷気をサービスする構成がある。
本発明の目的とするところは、冷媒の圧縮−熱交換、吸収式熱交換、ペルチェ効果による冷熱発生を行うことなく、水の蒸発潜熱を利用して冷気を発生させ、且、これを連続的に運転することにより、冷房として利用することを得る構成を提供することを解決すべき技術的課題とする。
上記課題を解決するための技術的手段は、明り取り窓を有する建造物の、該窓の屋外面に平行して空間をもって透明板体を設置し、該透明板体全外周より同質体又は別質の板体によるスカートを窓側に延伸し、その長さは選択可としてなるものであり、これによって構成された空間(前記、スカートと窓の間には外気と連通する隙間有り)にミストを噴出するノズルを臨ませてなる構成とするものである。尚、これを単独の窓単位とせず複数個の窓を一グループとして構成しても可とする。
本発明構成によると、窓外面に設けられた、なかば閉ざされた空間にミストを放射すると、該ミストは接触した空気の熱を奪い、気化潜熱を伴って水蒸気となって大気中に拡散し、雰囲気全体の温度降下をきたし、これに接触する窓面を冷却し、これを熱交換器として室内空気を冷却するものである。本来、この現象の流れはごく自然なものであるが、これを阻害するものは水蒸気発生に伴う湿度の上昇が気化現象を不活発とするものであるが、本構成では、ミスト生成の場所が屋外に設営されており、大気は閉空間より外気に連通しているために、対流で飽和空気は外に拡散し、常に新鮮空気と交換され、運転が継続されるものである。しかして、スカート長さを選択可としたのは、設置対象の窓の位置が建物種類によって高層、低層と多種類あり、周囲の空気の流れは多彩に渉り、条件に合わせたレイアウトとするためである。更に、透明板体を窓ガラスに対設させる構成のため、明り取り性能を阻害することはなく、視界もあまり損ねることはなく、材料をアクリル、ポリカーボネイト等樹脂系とすることにより、ガラスより比熱が小で伝熱損失が少なく、保冷効果が高く、使用エネルギーはミスト発生用のポンプ運転電力のみで在来冷房の概念とはまったく異なる。
ただ、本システムは高温度差の積極冷房方式と異なり、発生温度差は小であるが、大型建造物の壁面を覆う(窓面中心に)構成とすることにより面積自体が大であり、併用する全体の冷房負荷を低価格で抑えられる効果は非常に高いものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1に於いて1は建物躯体7(図2)に設けられたガラス窓、2は該ガラス窓1の屋外側空間に距離を置いて平行に取り付けられる透明板体、3は該透明板体2より一体で窓面に延伸されたスカート、5は該ガラス窓1及び透明板体3とスカート4で形成され、周囲に外気と連通する隙間4を有する空間、6はミスト発生器を示すものである。
図2に於いて8は開放窓、9は室内側空間、10は外気空間を示す。
本発明を実施した冷気冷房装置の組立状態を示す斜視図。 図1の側断面図。
1、 ガラス窓
2、 透明板体
3 スカート
4、 隙間
5、 空間
6、 ミスト発生器
7、 建物躯体
8、 開放窓
9、 室内側空間
10、 外気空間

Claims (2)

  1. 明り取り窓を有する建造物の、該窓の屋外面に平行して空間をもって透明板体を設置し、該透明板体全外周より同質体又は別質の板体によるスカートを窓側に延伸し、該スカートと窓面若しくは建造物面の間には外気と連通する隙間を有し、その長さは選択可としてなるものであり、これによって構成された空間にミストを噴出するノズルを臨ませてなる構成とする冷気冷房装置。
  2. 明り取り窓を有する建造物の、該窓の複数個を一体として屋外面に平行して空間をもって透明板体を設置し、該透明板体全外周より同質体又は別質の板体によるスカートを窓側に延伸してなる請求項1の冷気冷房装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103017287A (zh) * 2012-11-28 2013-04-03 于向阳 通气排热装置和空调用节能的装置与方法

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