JP2010268394A - マルチ無線通信装置及び通信タイミング通知方法 - Google Patents

マルチ無線通信装置及び通信タイミング通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線方式の増設に柔軟に対応しながら、異なる無線方式相互間で通信タイミングを認識可能にする。
【解決手段】異なる無線方式毎に配置し、無線方式の通信を制御する無線方式通信制御部10と、無線方式毎に配置し、無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部11と、無線方式共通の所定周期でカウントする共通カウンタ部21と、通信中の無線方式に関わる通信停止区間のタイミングを通信中の無線方式に対応するカウンタ部11のカウント値で算出し、この算出したカウント値を共通カウント値で換算する第1カウント値換算部40と、通知先の無線方式通信制御部10側で通信停止区間のタイミングを認識させるべく、第1カウント値換算部40で換算した共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部11のカウント値に換算する第2カウント値換算部50とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、複数の無線方式を切替可能にした携帯電話機等のマルチ無線通信装置及び通信タイミング通知方法に関する。
従来、携帯電話機での異なる無線方式間の切替制御、例えば、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式やGSM(Global System for Mobile Communications)方式のデュアルRAT(Radio Access Technology)環境の無線方式間の切替制御では、無線方式間相互で通信タイミングを通知し、例えば、WCDMA方式で通信中にGSM方式のセル検出処理や切替処理等を実行するものが広く知られている。
図8は、WCDMA方式の通信フレームを端的に示す説明図、図9は、GSM方式の通信フレームを端的に示す説明図である。
図8に示すWCDMA方式の通信フレームは、1フレームのフレーム長を10msとし、1フレームは、0〜14の15個のスロットで構成し、1スロットのスロット長を666.7μsとしている。
また、図9に示すGSM方式の通信フレームは、1フレームのフレーム長を4.615msとし、1フレームは、0〜7の8個のスロットで構成し、1スロットのスロット長を0.577msとしている。
このようにWCDMA方式及びGSM方式では通信フレームが異なるため、これらWCDMA方式及びGSM方式間で切替可能なマルチ携帯電話機では、WCDMA方式及びGSM方式間相互で通信停止区間の通信タイミングを次のような方法で認識している。
図10は、従来のマルチ携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。
図10に示すマルチ携帯電話機100は、WCDMA方式の通信を制御するWCDMA通信制御部110Aと、GSM方式の通信を制御するGSM通信制御部110Bと、WCDMA通信制御部110A及びGSM通信制御部110Bを制御する通信制御部120と、これらWCDMA通信制御部110A、GSM通信制御部110B及び通信制御部120間の通信経路である制御バス130とを有している。
また、WCDMA通信制御部110Aは、WCDMA方式の通信フレームをカウントするWCDMAカウンタ部111Aと、後述する保持タイミング信号生成部112A、カウント保持部113A及びタイミング制御部114Aとを有している。
また、GSM通信制御部110Bは、GSM方式の通信フレームをカウントするGSMカウンタ部111Bと、後述する保持タイミング信号生成部112B、カウント保持部113B及びタイミング制御部114Bとを有している。
更に、通信制御部120は、WCDMA方式又はGSM方式を切替可能にする方式切替制御部121を有している。
図11は、従来のマルチ携帯電話機100に関わるWCDMA方式及びGSM方式間のセル検出処理タイミングの動作を端的に示す説明図である。
WCDMA通信制御部110A内のWCDMAカウンタ部111Aは、WCDMA通信中に、マルチ携帯電話機100側での信号受信処理を不要とする通信停止区間Pの事前提示を含む通信フレームM−1を受信する。尚、通信停止区間の事前提示は、通信停止区間Pのタイミング、例えば、開始タイミング及び終了タイミングを含むものである。
WCDMA通信制御部110Aは、通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを受信すると、保持タイミング信号生成部112Aを通じて、通信フレームM−1以降の次の通信フレームMの境界線タイミングで保持タイミング信号及び通信停止区間PのタイミングをGSM通信制御部110Bに通知する。
GSM通信制御部110Bは、保持タイミング信号及び通信停止区間Pのタイミングを検出すると、その検出時点のGSM方式の通信フレームNに相当するGSMカウンタ部111Bのカウント値及び通信停止区間Pのパラメータをカウント保持部113Bに保持する。
GSM通信制御部110B内のタイミング制御部114Bは、カウント保持部113Bの保持内容に基づき、GSMカウント値N+開始タイミング(P−M)、すなわち、GSMカウンタ部111Bのカウント値Nから通信停止区間Pの開始タイミングまでをGSMカウンタ部111Bのカウント値で算出する。
そして、GSM通信制御部110Bは、GSMカウンタ部111Bの現在カウント値がWCDMA方式の通信停止区間Pの開始タイミングに相当するGSM方式のカウント値に到達すると、WCDMA方式の通信停止区間P内のGSM方式の通信フレームの区間内でGSM方式に切替えてGSM方式のセル検出処理を実行する。
特開2005−39765号公報 特開2004−312635号公報
上記従来のマルチ携帯電話機100では、例えば、WCDMA通信中にWCDMA通信制御部110A側で通信停止区間の事前提示を検出すると、保持タイミング信号及び通信停止区間PのタイミングをGSM通信制御部110Bに通知し、GSM通信制御部110B側で保持タイミング信号を検出すると、保持タイミング信号検出時点のGSM方式のカウント値をカウント保持部113Bに保持し、このカウント値から通信停止区間Pの開始タイミングに相当するカウント値をGSMカウンタ部111Bのカウント値で算出し、この算出したカウント値に基づき、WCDMA方式の通信停止区間Pの開始タイミングをGSM通信制御部110Bに通知する。
しかしながら、上記従来のマルチ携帯電話機100では、WCDMA方式及びGSM方式間で通信停止区間Pを認識できるようにするために、WCDMA方式やGSM方式等の無線方式毎に、無線方式間で相互に通知する仕組み、すなわち保持タイミング信号生成部112及びカウント保持部113を備える必要があるが、例えば、将来的に無線方式が増えた場合、その都度、無線方式分の保持タイミング信号生成部112及びカウント保持部113を増設しなければならず、無線方式の増加に柔軟に対応できない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、無線方式の増設に柔軟に対応しながら、異なる無線方式相互間で通信タイミング(通信停止区間)を認識可能にしたマルチ無線通信装置及び通信タイミング通知方法を提供することにある。
本願の開示するマルチ無線通信装置は、一つの態様において、異なる無線方式毎に配置し、前記無線方式の通信を制御する無線方式通信制御部と、前記無線方式毎に配置し、前記無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部と、無線方式共通の所定周期でカウントする共通カウンタ部と、通信中の無線方式の通信タイミングの内、特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算する第1カウント値換算部と、前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算する第2カウント値換算部とを有する。
本願の開示する通信タイミング通知方法は、一つの態様において、異なる無線方式毎に配置し、前記無線方式の通信を制御する無線方式通信制御部と、前記無線方式毎に配置し、前記無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部とを備えたマルチ無線通信装置の通信タイミング通知方法であって、通信中の無線方式の通信タイミングの内、特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を無線方式共通の共通カウント値で換算する第1カウント値換算ステップと、前記第1カウント値換算ステップで換算した前記共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算する第2カウント値換算ステップとを含む。
本願の開示するマルチ無線通信装置及び通信タイミング通知方法の一つの態様によれば、無線方式間で相互にカウント値を通知する仕組みを不要とすることで、無線方式の増加に対しても、部品個数を抑制しながら柔軟に対応し、かつ、異なる無線方式の通信タイミングを異なる無線方式間で認識できるという効果を奏する。
図1は、実施例1のマルチ携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。 図2は、実施例2のマルチ携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。 図3は、第1通信停止区間通知処理に関わるマルチ携帯電話機内部の処理動作を示すフローチャートである。 図4は、マルチ携帯電話機の通信停止区間の通信タイミングを示す説明図である。 図5は、通信停止区間切替処理に関わる通信制御部の処理動作を示すフローチャートである。 図6は、実施例3のマルチ携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。 図7は、第2通信停止区間通知処理に関わるマルチ携帯電話機内部の処理動作を示すフローチャートである。 図8は、WCDMA方式の通信フレームを端的に示す説明図である。 図9は、GSM方式の通信フレームを端的に示す説明図である。 図10は、従来のマルチ携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。 図11は、従来のマルチ携帯電話機に関わるWCDMA方式及びGSM方式間のセル検出処理タイミングの動作を端的に示す説明図である。
以下、図面に基づき本願の開示するマルチ無線通信装置及び通信タイミング通知方法の実施例について説明する。
図1は、実施例1のマルチ携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すマルチ携帯電話機1は、異なる無線方式毎に配置し、無線方式の通信を制御する複数の無線方式通信制御部10と、これら複数の無線方式通信制御部10を制御する通信制御部20と、これら無線方式通信制御部10及び通信制御部20間の通信経路である制御バス30とを有している。
無線方式通信制御部10は、無線方式毎に配置し、無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部11を有している。
通信制御部20は、無線方式共通の所定周期でカウントする共通カウンタ部21と、無線方式を切替制御する方式切替制御部22とを有している。
無線方式は、異なる無線方式A、無線方式B及び無線方式Cに相当し、例えば、WCDMA方式やGSM方式等に相当するものである。
無線方式通信制御部10は、無線方式Aの通信を制御する無線方式A通信制御部10A、無線方式Bの通信を制御する無線方式B通信制御部10Bや、無線方式Cの通信を制御する無線方式C通信制御部10Cに相当するものである。
カウンタ部11は、無線方式Aの通信フレームをカウントする無線方式Aカウンタ部11Aと、無線方式Bの通信フレームをカウントする無線方式Bカウンタ部11Bと、無線方式Cの通信フレームをカウントする無線方式Cカウンタ部11Cとを有している。
更に、マルチ携帯電話機1は、通信中の無線方式の通信タイミングの内、特定通信タイミングを通信中の無線方式に対応するカウンタ部11のカウント値で算出し、この算出したカウント値を共通カウンタ部21の共通カウント値で換算する第1カウント値換算部40を有している。
尚、特定通信タイミングは、無線方式の通信タイミングの内、例えば、通信停止区間等に相当するものである。
第1カウント値換算部40は、例えば、通信中の無線方式Aの通信タイミングの内、特定通信タイミングを通信中の無線方式Aの無線方式Aカウンタ部11Aのカウント値で算出するものである。
更に、第1カウント値換算部40は、特定通信タイミングを無線方式Aのカウント値で算出すると、この算出したカウント値を共通カウンタ部21の共通カウント値で換算するものである。
また、マルチ携帯電話機1は、通信中の無線方式以外の無線方式に関わる通知先の無線方式通信制御部10側で特定通信タイミングを認識させるべく、第1カウント値換算部40で換算した共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部11のカウント値に換算する第2カウント値換算部50を有している。
第2カウント値換算部50は、例えば、通信中の無線方式A以外の通知先の無線方式B通信制御部10B側で無線方式Aの特定通信タイミングを認識させるべく、特定通信タイミングの共通カウント値を通知先の無線方式Bの無線方式Bカウンタ部11Bのカウント値に換算するものである。
更に、第2カウント値換算部50は、特定通信タイミング相当の共通カウント値を無線方式Bのカウント値に換算して無線方式B通信制御部10Bに通知するものである。その結果、無線方式B通信制御部10Bは、無線方式Aの特定通信タイミング相当の無線方式Aのカウント値を認識できなくても、第2カウント値換算部50で換算した無線方式Aの特定通信タイミングを認識できるものである。
次に、実施例1のマルチ携帯電話機1の動作について説明する。
例えば、無線方式A通信中に、無線方式Aの通信タイミングの内、特定通信タイミングの事前提示を含む通信フレームを検出した後、その特定通信タイミングを無線方式B通信制御部10Bに通知する場合の動作について説明する。
通信制御部20は、通信中の無線方式Aの通信タイミングの内、特定通信タイミングの事前提示を含む通信フレームを検出すると、無線方式A通信制御部10Aに特定通信タイミングの事前提示を通知する。
無線方式A通信制御部10Aは、無線方式Aの特定通信タイミングを無線方式Aカウンタ部11Aのカウント値で算出する。
第1カウント値換算部40は、無線方式Aの特定通信タイミングを無線方式Aカウンタ部11Aのカウント値で算出すると、この算出したカウント値を共通カウンタ部21の共通カウント値で換算する。
更に、第2カウント値換算部50は、通知先の無線方式B通信制御部10B側で特定通信タイミングを認識させるべく、第1カウント値換算部40で換算した共通カウント値を通知先の無線方式B通信制御部10B側の無線方式Bカウンタ部11Bのカウント値に換算する。
その結果、無線方式B通信制御部10Bは、第2カウント値換算部50にて換算した無線方式Bのカウント値に基づき、無線方式Aの特定通信タイミングを認識することになる。
実施例1では、例えば、無線方式Aの通信タイミングの内、特定通信タイミングを無線方式B通信制御部10B側で認識させる場合、無線方式Aカウンタ部11Aで特定通信タイミングのカウント値を算出し、この算出した無線方式Aのカウント値を共通カウンタ部21の共通カウント値で換算し、この換算した共通カウント値を通知先である無線方式Bの無線方式Bカウンタ部11Bのカウント値で換算することで、無線方式B通信制御部10Bでも無線方式Aの特定通信タイミングを認識できる。
その結果、実施例1では、無線方式共通の共通カウント値を使用することで、異なる無線方式相互間で特定通信タイミングを認識でき、しかも、無線方式間で相互にカウント値を通知する仕組みを不要とすることで、将来、新たに無線方式を増設したとしても、部品個数を抑制しながら、柔軟に対応できる。
次に、第1カウント値換算部40及び第2カウント値換算部50を無線方式通信制御部10内部に配置した場合の実施例につき、実施例2として、以下に説明する。図2は、実施例2のマルチ携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。尚、実施例1のマルチ携帯電話機1と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図2に示すマルチ携帯電話機1Aと図1に示すマルチ携帯電話機1とが主に異なるところは、第1カウント値換算部40及び第2カウント値換算部50を、無線方式毎の無線方式通信制御部10内部に設けた点にある。
無線方式通信制御部10は、カウンタ部11の他に、第1カウント値換算部40(40A,40B,40C)と、第2カウント値換算部50(50A,50B,50C)と、無線方式のカウント値及び共通カウント値同士を換算する換算比率を保持する換算比率保持部12(12A,12B,12C)とを有している。
無線方式A通信制御部10Aの換算比率保持部12Aは、無線方式Aのカウント値及び共通カウント値同士を換算する換算比率を保持し、無線方式B通信制御部10Bの換算比率保持部12Bは、無線方式Bのカウント値及び共通カウント値同士を換算する換算比率を保持し、無線方式C通信制御部10Cの換算比率保持部12Cは、無線方式Cのカウント値及び共通カウント値同士を換算する換算比率を保持するものである。
通信制御部20は、共通カウンタ部21及び方式切替制御部22の他に、共通タイミング演算部23を有している。
通信制御部20は、通信中の無線方式に関わる網から通信停止区間等の特定通信タイミングを提示する事前提示を含む通信フレームを受信すると、通信中の無線方式に関わる無線方式通信制御部10に対して特定通信タイミングの共通カウント値を要求するものである。
例えば、第1カウント値換算部40Aは、通信制御部20から共通カウント値要求を検出すると、通信中の無線方式Aの通信タイミングの内、特定通信タイミング、例えば、通信停止区間を無線方式Aカウンタ部11Aのカウント値で算出し、換算比率保持部12Aに保持中の換算比率に基づき、通信停止区間の無線方式Aのカウント値を共通カウント値に換算し、その通信停止区間の共通カウント値を通信制御部20に通知するものである。
通信制御部20内の共通タイミング演算部23は、第1カウント値換算部40Aから通信停止区間の共通カウント値を検出すると、共通カウンタ部21の共通カウント値に基づき、通信停止区間の共通カウント値に到達したか否かを監視するものである。
通信制御部20内の方式切替制御部22は、共通カウンタ部21の現在の共通カウント値が通信停止区間の共通カウント値に到達した場合、通信中の無線方式Aを通知先の他の無線方式に切替選択するものである。
更に、通信制御部20は、第1カウント値換算部40Aから通信停止区間の共通カウント値を検出すると、通知先の無線方式通信制御部10、例えば、無線方式B通信制御部10Bに通信停止区間の共通カウント値を通知するものである。
無線方式B通信制御部10B内の第2カウント値換算部50Bは、通信制御部20からの通信停止区間の共通カウント値を検出すると、換算比率保持部12Bに保持中の換算比率に基づき、通信停止区間の共通カウント値を無線方式Bのカウント値に換算するものである。
無線方式B通信制御部10Bは、無線方式Bカウンタ部11Bの現在カウント値が通信停止区間に関わるカウント値に到達したか否かを監視するものである。
無線方式B通信制御部10Bは、現在カウント値が通信停止区間に関わるカウント値に到達した場合、この無線方式Aの通信停止区間を使用して無線方式Bのセル検出処理等の各種処理を実行するものである。
次に、実施例2のマルチ携帯電話機1Aの動作について説明する。図3は、第1通信停止区間通知処理に関わるマルチ携帯電話機1A内部の処理動作を示すフローチャート、図4は、マルチ携帯電話機1Aの通信停止区間の通信タイミングを示す説明図である。
図3に示す第1通信停止区間通知処理とは、通信中の無線方式に関わる通信停止区間の通信タイミングを異なる無線方式の無線方式通信制御部10に通知するための処理である。尚、説明の便宜上、通信中の無線方式を無線方式A、通信停止区間の通信タイミングを通知する通知先を無線方式B通信制御部10Bとする。
図3において通信制御部20は、無線方式Aとの通信中に(ステップS11)、通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを受信したか否かを判定する(ステップS12)。
通信制御部20は、通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを受信した場合(ステップS12肯定)、現在通信中の無線方式A通信制御部10Aに対して通信停止区間カウント値を要求する(ステップS13)。
無線方式A通信制御部10A内の無線方式Aカウンタ部11Aは、通信停止区間カウント値要求を検出すると、図4に示すように、無線方式Aの現在の通信フレームの境界線に相当する無線方式Aのカウント値A1を取得する(ステップS14)。
無線方式A通信制御部10A内の第1カウント値換算部40Aは、現在フレーム境界線に相当する無線方式Aのカウント値A1を取得すると、この無線方式Aのカウント値A1を起点にして通信停止区間の通信タイミングのカウント値(A2,A3)を算出する(ステップS15)。尚、通信停止区間の通信タイミングのカウント値とは、通信停止区間の開始タイミングのカウント値A2及び通信停止区間の終了タイミングのカウント値A3に相当するものである。
第1カウント値換算部40Aは、換算比率保持部12Aから無線方式Aの換算比率を読み出し(ステップS16)、この無線方式Aの換算比率に基づき、起点のカウント値A1及び通信停止区間のカウント値(A2,A3)を共通カウント値(X1,X2,X3)に換算する(ステップS17)。
そして、第1カウント値換算部40Aは、通信停止区間の共通カウント値(X2,X3)を通信制御部20に通知する(ステップS18)。
通信制御部20は、無線方式Aに関わる通信停止区間の共通カウント値(X2,X3)を検出すると、通信停止区間の通信タイミングを通知する通知先である無線方式B通信制御部10Bに対して通信停止区間の共通カウント値(X2,X3)を通知する(ステップS19)。
無線方式B通信制御部10B内の無線方式Bカウンタ部11Bは、無線方式Aに関わる通信停止区間の共通カウント値(X2,X3)を検出すると、換算比率保持部12Bに保持中の無線方式Bの換算比率に基づき、通信停止区間の共通カウント値(X2,X3)を無線方式Bのカウント値(B2,B3)に換算し(ステップS20)、図4に示す処理動作を終了する。
その結果、無線方式B通信制御部10Bは、無線方式Aの通信停止区間を無線方式Bのカウント値で認識したことになる。
尚、無線方式B通信制御部10Bは、無線方式Bカウンタ部11Bの現在カウント値がステップS20の通信停止区間に関わる無線方式Bのカウント値B2に到達した場合、無線方式Aの通信停止区間が開始したものと判断し、同区間内で無線方式Bのセル検出処理等を実行するものである。
また、無線方式B通信制御部10Bは、無線方式Bカウンタ部11Bの現在カウント値が通信停止区間に関わる無線方式Bのカウント値B3に到達した場合、無線方式Aの通信停止区間が終了したものと判断し、無線方式Bのセル検出処理等を終了するものである。
また、通信制御部20は、通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを受信しなかった場合(ステップS12否定)、無線方式Aを通信中であるか否かを監視すべく、ステップS11に移行するものである。
図3に示す第1通信停止区間通知処理では、無線方式A通信中に通信停止区間の事前提示を受信した場合、無線方式A通信制御部10A側で通信停止区間のカウント値を算出して同カウント値を共通カウント値で換算して通信制御部20に通知すると共に、通信停止区間の共通カウント値を通知先の無線方式B通信制御部10Bに通知し、無線方式B側通信制御部10B側で通信停止区間の共通カウント値を無線方式Bのカウント値に換算することで、無線方式B通信制御部10Bでは、共通カウント値で無線方式Aの通信停止区間の通信タイミングを認識できる。
図5は、通信停止区間切替処理に関わる通信制御部20内部の処理動作を示すフローチャートである。
図5に示す通信停止区間切替処理とは、通信停止区間の通信タイミングで無線方式を切替選択する処理である。尚、説明の便宜上、無線方式Aの通信停止区間で無線方式Bに切替選択するものとする。
図5において通信制御部20内の共通タイミング演算部23は、共通カウンタ部21の現在の共通カウント値が通信停止区間の開始タイミングに相当する共通カウント値X2に到達したか否かを判定する(ステップS31)。
通信制御部20内の方式切替制御部22は、現在の共通カウンタ値が通信停止区間の開始タイミングに相当する共通カウント値X2に到達した場合(ステップS31肯定)、無線方式Aの通信停止区間が開始したものと判断し、無線方式Aを無線方式Bに切替選択する(ステップS32)。尚、無線方式B通信制御部10Bは、無線方式B切替選択後、この無線方式Bの通信フレームを使用してセル検出処理等を実行するものである。
通信制御部20内の共通タイミング演算部23は、共通カウンタ部21の現在の共通カウント値が通信停止区間の終了タイミングに相当する共通カウント値X3に到達したか否かを判定する(ステップS33)。
通信制御部20内の方式切替制御部22は、現在の共通カウンタ値が通信停止区間の終了タイミングに相当する共通カウント値X3に到達した場合(ステップS33肯定)、無線方式Bの通信停止区間が終了したものと判断し、無線方式Bを無線方式Aに切替選択する(ステップS34)。尚、無線方式A通信制御部10Aは、無線方式A切替選択後、通信停止区間前の無線方式Aの通信を再開するものである。
共通タイミング演算部23は、現在の共通カウント値が通信停止区間の開始タイミングに相当する共通カウント値X2に到達していない場合(ステップS31否定)、共通カウント値の監視動作を継続すべく、ステップS31に移行する。
また、共通タイミング演算部23は、現在の共通カウント値が通信停止区間の終了タイミングに相当する共通カウント値X3に到達していない場合(ステップS33否定)、共通カウント値の監視動作を継続すべく、ステップS33に移行する。
図5に示す通信停止区間切替処理では、現在の共通カウント値が無線方式Aの通信停止区間の開始タイミングに相当する共通カウント値に到達した場合、無線方式Aの通信停止区間が開始したものと判断し、無線方式Bに切替選択し、現在の共通カウント値が無線方式Aの通信停止区間の終了タイミングに相当する共通カウント値に到達した場合、無線方式Bの通信停止区間が終了したものと判断し、無線方式Aに切替選択する。
実施例2では、無線方式の通信中に通信停止区間の事前提示を受信した場合、通信中の無線方式通信制御部10側で通信停止区間のカウント値を算出して同カウント値を共通カウント値で換算し、通信停止区間の共通カウント値を通知先の無線方式通信制御部10に通知し、無線方式通信制御部10側で通信停止区間の共通カウント値を通知先の無線方式のカウント値に換算することで、通知先の無線方式通信制御部10では、共通カウント値で無線方式の通信停止区間の通信タイミングを認識できる。
実施例2では、無線方式の通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを検出すると、この通信フレーム以降の通信フレームのフレーム境界線を起点にして前記通信停止区間の通信タイミング、すなわち開始タイミング及び終了タイミングを通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出するため、通信停止区間の通信タイミングを通信中の無線方式のカウント値で得ることができる。
実施例2では、無線方式共通の共通カウント値を使用することで、異なる無線方式相互間で特定通信タイミングを認識でき、しかも、無線方式間で相互にカウント値を通知する仕組みを不要とすることで、将来、新たに無線方式を増設したとしても、部品個数を抑制しながら、柔軟に対応できる。
尚、上記実施例2では、無線方式通信制御部10毎に、無線方式のカウント値及び共通カウント値間の換算処理に使用する第1カウント値換算部40A(40B,40C)、第2カウント値換算部50A(50B,50C)及び換算比率保持部12A(12B,12C)を内蔵するようにしたが、これら共通カウント値の換算処理を通信制御部20で実行させるようにしても良く、この場合の実施例につき、実施例3として、以下に説明する。
図6は、実施例3のマルチ携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。尚、図1に示すマルチ携帯電話機1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図6に示すマルチ携帯電話機1Bと図1に示すマルチ携帯電話機1とが主に異なるところは、第1カウント値換算部40及び第2カウント値換算部50を通信制御部20A内部に設けると共に、無線方式毎のカウンタ部11と同一フレーム周期でカウントするレプリカカウンタ部24を通信制御部20A内部に設けた点にある。
通信制御部20Aは、共通カウンタ部21及び方式切替制御部22の他に、共通タイミング演算部23と、無線方式毎のカウンタ部11と同一フレーム周期でカウントするレプリカカウンタ部24と、無線方式毎のレプリカカウンタ部24のカウント値を共通カウンタ部21の共通カウント値に換算する第1カウント値換算部40Xと、共通カウンタ部21の共通カウント値を無線方式毎のカウント値に換算する第2カウント値換算部50Xと、無線方式毎のカウント値及び共通カウント値同士を換算する換算比率を保持する換算比率保持部25とを有している。
レプリカカウンタ部24は、無線方式Aカウンタ部11Aと同一フレーム周期の無線方式Aレプリカカウンタ部24Aと、無線方式Bカウンタ部11Bと同一フレーム周期の無線方式Bレプリカカウンタ部24Bと、無線方式Cカウンタ部11Cと同一フレーム周期の無線方式Cレプリカカウンタ部24Cとを有している。
通信制御部20Aは、通信中の無線方式に関わる網から通信停止区間等の特定通信タイミングを提示する事前提示を含む通信フレームを受信するものである。
第1カウント値換算部40Xは、通信中の無線方式に関わる特定通信タイミング、例えば、通信停止区間を通信中の無線方式に関わるレプリカカウンタ部24のカウント値で算出し、換算比率保持部25に保持中の通信中の無線方式の換算比率に基づき、通信停止区間の無線方式のカウント値を共通カウント値に換算し、その通信停止区間の共通カウント値を共通タイミング演算部23に通知するものである。
第2カウント値換算部50Xは、通信停止区間の共通カウント値を検出すると、換算比率保持部25に保持中の通知先の無線方式の換算比率に基づき、通信停止区間の共通カウント値を通知先の無線方式のカウント値に換算し、その通信停止区間のカウント値を通知先の無線方式通信制御部10に通知するものである。
共通タイミング演算部23は、第1カウント値換算部40Xから通信停止区間の共通カウント値を検出すると、共通カウンタ部21の共通カウント値に基づき、通信停止区間の共通カウント値に到達したか否かを監視するものである。
また、方式切替制御部22は、共通カウンタ部21の現在の共通カウント値が通信停止区間の共通カウント値に到達した場合、通信中の無線方式を通知先の他の無線方式に切替選択するものである。
通知先の無線方式通信制御部10は、第2カウント値換算部50Xにて換算した通信停止区間に関わる無線方式のカウント値を検出すると、カウンタ部11の現在カウント値が通信停止区間のカウント値に到達したか否かを監視するものである。
無線方式通信制御部10は、現在カウント値が通信停止区間に関わるカウント値に到達した場合、この無線方式の通信停止区間を使用して自己の無線方式のセル検出処理等の各種処理を実行するものである。
次に、実施例3のマルチ携帯電話機1Bの動作について説明する。図7は、第2通信停止区間通知処理に関わるマルチ携帯電話機1B内部の処理動作を示すフローチャートである。
図7に示す第2通信停止区間通知処理とは、通信中の無線方式に関わる通信停止区間の通信タイミングを異なる無線方式の無線方式通信制御部10に通知するための処理である。尚、説明の便宜上、通信中の無線方式を無線方式A、通信停止区間の通信タイミングを通知する通知先を無線方式B通信制御部10Bとする。
図7において通信制御部20Aは、無線方式Aとの通信中に(ステップS41)、通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを受信したか否かを判定する(ステップS42)。
通信制御部20Aは、通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを受信した場合(ステップS42肯定)、現在通信中の無線方式Aの無線方式Aレプリカカウンタ部24Aに対して通信停止区間カウント値を要求する(ステップS43)。
無線方式Aレプリカカウンタ部24Aは、通信停止区間カウント値要求を検出すると、図4に示すように、無線方式Aの現在の通信フレームの境界線に相当する無線方式Aのカウント値A1を取得する(ステップS44)。
第1カウント値換算部40Xは、現在フレーム境界線に相当する無線方式Aのカウント値A1を取得すると、この無線方式Aのカウント値A1を起点にして通信停止区間の通信タイミングのカウント値(A2,A3)を算出する(ステップS45)。尚、通信停止区間の通信タイミングのカウント値とは、通信停止区間の開始タイミングのカウント値A2及び通信停止区間の終了タイミングのカウント値A3に相当するものである。
第1カウント値換算部40Xは、換算比率保持部25から無線方式Aの換算比率を読み出し(ステップS46)、この無線方式Aの換算比率に基づき、起点のカウント値A1及び通信停止区間のカウント値(A2,A3)を共通カウント値(X1,X2,X3)に換算する(ステップS47)。
更に、第2カウント値換算部50Xは、第1カウント値換算部40Xで換算した通信停止区間の共通カウント値(X2,X3)を検出すると、換算比率保持部25から無線方式Bの換算比率を読み出し(ステップS48)、この無線方式Bの換算比率に基づき、通信停止区間の共通カウント値(X2,X3)を無線方式Bレプリカカウンタ部24Bの無線方式Bのカウント値(B2,B3)に換算する(ステップS49)。
第2カウント値換算部50Xは、通信停止区間に関わる無線方式Bのカウント値(B2,B3)を換算すると、無線方式Bのカウント値を無線方式B通信制御部10Bに通知し(ステップS50)、図7に示す処理動作を終了する。
その結果、無線方式B通信制御部10Bは、無線方式Aの通信停止区間を無線方式Bのカウント値で認識することになる。
尚、無線方式B通信制御部10Bは、無線方式Bカウンタ部11Bの現在カウント値がステップS50で得た通信停止区間に関わる無線方式Bのカウント値B2に到達した場合、無線方式Aの通信停止区間が開始したものと判断し、同区間内で無線方式Bのセル検出処理等を実行するものである。
また、無線方式B通信制御部10Bは、無線方式Bカウンタ部11Bの現在カウント値が通信停止区間に関わる無線方式Bのカウント値B3に到達した場合、無線方式Aの通信停止区間が終了したものと判断し、無線方式Bのセル検出処理等を完全に終了するものである。
また、通信制御部20Aは、通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを受信しなかった場合(ステップS42否定)、無線方式Aを通信中であるか否かを監視すべく、ステップS41に移行するものである。
図7に示す第2通信停止区間通知処理では、無線方式A通信中に通信停止区間の事前提示を受信した場合、無線方式Aレプリカカウンタ部24A側で通信停止区間のカウント値を算出して同カウント値を共通カウント値に換算し、更に、共通カウント値を通知先である無線方式Bレプリカカウンタ部24B側で無線方式Bのカウント値で換算し、この無線方式Bのカウント値を無線方式B通信制御部10Bに通知することで、無線方式B通信制御部10Bでは、共通カウント値で無線方式Aの通信停止区間の通信タイミングを認識できる。
実施例3では、無線方式の通信中に通信停止区間の事前提示を受信した場合、通信中の無線方式のレプリカカウンタ部24側で通信停止区間のカウント値を算出して同カウント値を共通カウント値で換算し、通信停止区間の共通カウント値を通知先の無線方式通信制御部10に通知し、無線方式通信制御部10側で通信停止区間の共通カウント値を通知先の無線方式のカウント値に換算することで、通知先の無線方式通信制御部10では、共通カウント値で無線方式の通信停止区間の通信タイミングを認識できる。
実施例3では、無線方式共通の共通カウント値を使用することで、異なる無線方式相互間で通信停止区間を認識でき、しかも、無線方式間で相互にカウント値を通知する仕組みを不要とすることで、将来、新たに無線方式を増設したとしても、部品個数を抑制しながら、柔軟に対応できる。
尚、上記実施例1〜3では、無線方式の特定通信タイミングとして通信停止区間を例にあげて説明したが、他の通信タイミングであっても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施例1〜3では、無線方式の特定通信タイミングとしての通信停止区間中に他の無線方式のセル検出処理を実行する例について説明したが、セル検出処理に限定するものではなく、各種処理が実行可能であることは言うまでもない。
また、上記実施例2及び3では、通信中の無線方式Aの通信停止区間に関わる無線方式Aのカウント値を共通カウント値で換算し、この換算した共通カウント値を通知先の無線方式Bのカウント値に換算する例(図3及び図7参照)で説明したが、通信中の無線方式の通信停止区間に関わる無線方式のカウント値を共通カウント値で換算し、この換算した共通カウント値を通知先である無線方式のカウント値に換算するようにしても良く、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施例1〜3では、無線方式A、B及びCの3種類の無線方式を切替可能にしたが、例えば、4種類の無線方式でも良く、すなわち、2種類以上の無線方式であれば、同様の効果が得られることは言うまでもない。
以上、上記実施例について説明したが、本実施例によって本願の技術的思想の範囲が限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲を逸脱しない限り、各種様々な実施例が実施可能であることは言うまでもない。また、本実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、本実施例で説明した各種処理の内、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動で行うことも可能であることは勿論のこと、その逆に、手動で行われるものとして説明した処理の全部又は一部を自動で行うことも可能であることは言うまでもない。また、本実施例で説明した処理手順、制御手順、具体的名称、各種データやパラメータを含む情報についても、特記した場合を除き、適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的に記載したものであって、必ずしも物理的に図示のように構成されるものではなく、その各装置の具体的な態様は図示のものに限縮されるものでは到底ないことは言うまでもない。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)、(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上、又は同CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)異なる無線方式毎に配置し、前記無線方式の通信を制御する無線方式通信制御部と、
前記無線方式毎に配置し、前記無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部と、
無線方式共通の所定周期でカウントする共通カウンタ部と、
通信中の無線方式の通信タイミングの内、特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算する第1カウント値換算部と、
前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算する第2カウント値換算部と
を有することを特徴とするマルチ無線通信装置。
(付記2)前記第1カウント値換算部は、
前記カウンタ部のカウント値毎に、前記共通カウンタ部の共通カウント値に換算する換算比率を保持する換算比率保持部を有し、前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に対応する前記換算比率を前記換算比率保持部から読み出し、読み出した換算比率に基づき、前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算すると共に、
前記第2カウント値換算部は、
前記通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に対応する前記換算比率を前記換算比率保持部から読み出し、読み出した換算比率に基づき、前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を前記通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算することを特徴とする付記1記載のマルチ無線通信装置。
(付記3)前記無線方式毎の前記無線方式通信制御部を制御する通信制御部を有し、
前記各無線方式通信制御部は、
自己の無線方式のフレーム周期で通信フレームをカウントする前記カウンタ部と、
前記通信中の無線方式の通信タイミングの内、前記特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応する前記カウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算する前記第1カウント値換算部と、
前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を前記通信制御部に通知する通知部と、
前記通信制御部からの前記特定通信タイミングに関わる共通カウント値を検出すると、この共通カウント値を自己の無線方式に対応する前記カウンタ部のカウント値に換算する前記第2カウント値換算部と
を有し、
前記通信制御部は、
前記無線方式通信制御部側の前記通知部から前記共通カウント値を検出すると、この共通カウント値を、前記通知先の前記無線方式通信制御部に前記特定通信タイミングに関わる共通カウント値として通知することを特徴とする付記1又は2記載のマルチ無線通信装置。
(付記4)前記無線方式毎の前記無線方式通信制御部を制御する通信制御部を有し、
前記各無線方式通信制御部は、
自己の無線方式のフレーム周期で通信フレームをカウントする前記カウンタ部を有し、
前記通信制御部は、
前記無線方式毎に配置し、無線方式毎のフレーム周期で通信フレームをカウントするレプリカカウンタ部と、
前記通信中の無線方式の通信タイミングの内、前記特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応する前記レプリカカウンタ部のカウント値で算出し、このカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算する前記第1カウント値換算部と、
前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を通知先の無線方式に対応する前記レプリカカウンタ部のカウント値に換算する前記第2カウント値換算部と
を有することを特徴とする付記1又は2記載のマルチ無線通信装置。
(付記5)前記特定通信タイミングのカウント値は、この特定通信タイミングの開始タイミングを示すカウント値及び、この特定通信タイミングの終了タイミングを示すカウント値を含むことを特徴とする付記1〜4の何れか一に記載のマルチ無線通信装置。
(付記6)前記所定通信タイミングは、
前記通信中の無線方式の通信タイミングの内、前記通知先の無線方式へ切替可能な通信停止区間の通信タイミングに相当することを特徴とする付記1〜5の何れか一に記載のマルチ無線通信装置。
(付記7)前記第1カウント値換算部は、
無線方式の通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを検出すると、この通信フレーム以降の通信フレームの通信タイミングを起点にして前記通信停止区間の通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出することを特徴とする付記6記載のマルチ無線通信装置。
(付記8)前記通知先の前記無線方式通信制御部は、
前記第2カウント値換算部で換算したカウント値を検出すると、このカウント値に基づく、前記通信停止区間の通信タイミング内で自己の無線方式に切替選択することを特徴とする付記6又は7記載のマルチ無線通信装置。
(付記9)異なる無線方式毎に配置し、前記無線方式の通信を制御する無線方式通信制御部と、前記無線方式毎に配置し、前記無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部とを備えたマルチ無線通信装置の通信タイミング通知プログラムであって、
通信中の無線方式の通信タイミングの内、特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を無線方式共通の共通カウント値で換算する第1カウント値換算手順と、
前記第1カウント値換算手順で換算した前記共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算する第2カウント値換算手順と
を含むプログラムを前記マルチ無線通信装置に実行させることを特徴とする切替タイミング通知プログラム。
(付記10)異なる無線方式毎に配置し、前記無線方式の通信を制御する無線方式通信制御部と、前記無線方式毎に配置し、前記無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部とを備えたマルチ無線通信装置の通信タイミング通知方法であって、
通信中の無線方式の通信タイミングの内、特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を無線方式共通の共通カウント値で換算する第1カウント値換算ステップと、
前記第1カウント値換算ステップで換算した前記共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算する第2カウント値換算ステップと
を含むことを特徴とする通信タイミング通知方法。
(付記11)異なる無線方式毎に配置し、前記無線方式の通信を制御する無線方式通信制御部と、
前記無線方式毎に配置し、前記無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部と、
無線方式共通の所定周期でカウントする共通カウンタ部と、
通信中の無線方式の通信タイミングの内、特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算する第1カウント値換算部と、
前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算する第2カウント値換算部と
を有することを特徴とする制御回路。
1 マルチ携帯電話機
1A マルチ携帯電話機
1B マルチ携帯電話機
10 無線方式通信制御部
10A 無線方式A通信制御部
10B 無線方式B通信制御部
10C 無線方式C通信制御部
11 カウンタ部
11A 無線方式Aカウンタ部
11B 無線方式Bカウンタ部
11C 無線方式Cカウンタ部
12A 換算比率保持部
12B 換算比率保持部
12C 換算比率保持部
20 通信制御部
20A 通信制御部
21 共通カウンタ部
22 方式切替制御部
23 共通タイミング演算部
24 レプリカカウンタ部
24A 無線方式Aレプリカカウンタ部
24B 無線方式Bレプリカカウンタ部
24C 無線方式Cレプリカカウンタ部
25 換算比率保持部
30 制御バス
40 第1カウント値換算部
40A 第1カウント値換算部
40B 第1カウント値換算部
40C 第1カウント値換算部
40X 第1カウント値換算部
50 第2カウント値換算部
50A 第2カウント値換算部
50B 第2カウント値換算部
50C 第2カウント値換算部
50X 第2カウント値換算部
100 マルチ携帯電話機
110A WCDM通信制御部
110B GSM通信制御部
111A WCDMカウンタ部
111B GSMカウンタ部
112A 保持タイミング信号生成部
112B 保持タイミング信号生成部
113A カウント保持部
113B カウント保持部
114A タイミング制御部
114B タイミング制御部
120 通信制御部
121 方式切替制御部
130 制御バス

Claims (8)

  1. 異なる無線方式毎に配置し、前記無線方式の通信を制御する無線方式通信制御部と、
    前記無線方式毎に配置し、前記無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部と、
    無線方式共通の所定周期でカウントする共通カウンタ部と、
    通信中の無線方式の通信タイミングの内、特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算する第1カウント値換算部と、
    前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算する第2カウント値換算部と
    を有することを特徴とするマルチ無線通信装置。
  2. 前記第1カウント値換算部は、
    前記カウンタ部のカウント値毎に、前記共通カウンタ部の共通カウント値に換算する換算比率を保持する換算比率保持部を有し、前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に対応する前記換算比率を前記換算比率保持部から読み出し、読み出した換算比率に基づき、前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算すると共に、
    前記第2カウント値換算部は、
    前記通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に対応する前記換算比率を前記換算比率保持部から読み出し、読み出した換算比率に基づき、前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を前記通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算することを特徴とする請求項1記載のマルチ無線通信装置。
  3. 前記無線方式毎の前記無線方式通信制御部を制御する通信制御部を有し、
    前記各無線方式通信制御部は、
    自己の無線方式のフレーム周期で通信フレームをカウントする前記カウンタ部と、
    前記通信中の無線方式の通信タイミングの内、前記特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応する前記カウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算する前記第1カウント値換算部と、
    前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を前記通信制御部に通知する通知部と、
    前記通信制御部からの前記特定通信タイミングに関わる共通カウント値を検出すると、この共通カウント値を自己の無線方式に対応する前記カウンタ部のカウント値に換算する前記第2カウント値換算部と
    を有し、
    前記通信制御部は、
    前記無線方式通信制御部側の前記通知部から前記共通カウント値を検出すると、この共通カウント値を、前記通知先の前記無線方式通信制御部に前記特定通信タイミングに関わる共通カウント値として通知することを特徴とする請求項1又は2記載のマルチ無線通信装置。
  4. 前記無線方式毎の前記無線方式通信制御部を制御する通信制御部を有し、
    前記各無線方式通信制御部は、
    自己の無線方式のフレーム周期で通信フレームをカウントする前記カウンタ部を有し、
    前記通信制御部は、
    前記無線方式毎に配置し、無線方式毎のフレーム周期で通信フレームをカウントするレプリカカウンタ部と、
    前記通信中の無線方式の通信タイミングの内、前記特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応する前記レプリカカウンタ部のカウント値で算出し、このカウント値を前記共通カウンタ部の共通カウント値で換算する前記第1カウント値換算部と、
    前記第1カウント値換算部で換算した前記共通カウント値を前記通知先の無線方式に対応する前記レプリカカウンタ部のカウント値に換算する前記第2カウント値換算部と
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載のマルチ無線通信装置。
  5. 前記特定通信タイミングのカウント値は、この特定通信タイミングの開始タイミングを示すカウント値及び、この特定通信タイミングの終了タイミングを示すカウント値を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか一に記載のマルチ無線通信装置。
  6. 前記所定通信タイミングは、
    前記通信中の無線方式の通信タイミングの内、前記通知先の無線方式へ切替可能な通信停止区間の通信タイミングに相当することを特徴とする請求項1〜5の何れか一に記載のマルチ無線通信装置。
  7. 前記第1カウント値換算部は、
    無線方式の通信停止区間の事前提示を含む通信フレームを検出すると、この通信フレーム以降の通信フレームの通信タイミングを起点にして前記通信停止区間の通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出することを特徴とする請求項6記載のマルチ無線通信装置。
  8. 異なる無線方式毎に配置し、前記無線方式の通信を制御する無線方式通信制御部と、前記無線方式毎に配置し、前記無線方式毎に異なるフレーム周期で通信フレームをカウントするカウンタ部とを備えたマルチ無線通信装置の通信タイミング通知方法であって、
    通信中の無線方式の通信タイミングの内、特定通信タイミングを前記通信中の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値で算出し、この算出したカウント値を無線方式共通の共通カウント値で換算する第1カウント値換算ステップと、
    前記第1カウント値換算ステップで換算した前記共通カウント値を通知先の無線方式に対応するカウンタ部のカウント値に換算する第2カウント値換算ステップと
    を含むことを特徴とする通信タイミング通知方法。
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