JP2010268026A - 通信装置及び故障検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的なデータ伝送を行うことができる通信装置及び故障検出方法を提供すること
【解決手段】本発明にかかる通信装置10は、送信データを生成するデータ生成手段11を備えている。さらに、送信データを含むネットワークに送出可能な通信データを生成する通信データ生成手段12を備えており、データ生成手段11により生成された送信データと通信データ生成手段12により生成された通信データを比較した結果に基づいて通信データ生成手段12の故障を検出する診断手段13とを備えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は通信装置及び故障検出方法に関し、特に送信装置の故障検出に関する。
近年、自動車の制御系車載LAN(Local Area Network)においてタイムトリガ型通信が用いられている。ここで、タイムトリガ型通信の具体例としてFlexRayについて説明する。タイムトリガ型のネットワークとは、予め定められた時刻範囲を1Communication Cycleとしたときに、各ノードにそのCommunication Cycle内で、一定時間の送信権を付与する。このようにして、各ノードは周期的に一定のタイムスロットのみで伝送を行うことで信頼性の高い多重アクセスを行うネットワーク方式を実現することができる。そのため、あらかじめ各ノードには、精密な設定が必要とされる。また、各ノードは一定時間に得ている送信権のみでデータ伝送を行うため、効率的な制御によるデータ伝送方法が望まれている。
また、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式が用いられるイベントドリブン型の通信も、制御系車載LANもしくは一般的な通信において広く用いられている。イベントドリブン型通信とは、他のユーザやプログラムが実行した操作に対応して処理を行う通信である。この場合に、CSMA/CA方式を用いることにより、データを送信する際にデータの衝突を防止するため、一定の待ち時間を必要とする。このため、タイムトリガ型の通信同様、効率的な制御によるデータ伝送方法が望まれている。
特許文献1には、データを受信した際に、受信側のクロック情報を、データに含まれる送信側のクロック情報に同期させて処理する技術が開示されている。
特許文献2には、FlexRay通信において、信頼性を向上させるために受信フレームに誤りを検出した受信装置から、送信装置に対してエラー情報を確実に通知することで高い信頼性を確保する技術を開示している。
特開2007−158543号公報 特開2008−022071号公報
タイムトリガ通信においては、予め通信スケジュールという時間軸に沿った形での送受信スケジュールを立てておかなければならない。ここで、データを受信した受信ノードが、受信データの異常を検出した場合、受信ノードがエラー情報を通知する。この場合、受信ノードは、Communication Cycle内に異常通知用タイムスロットを設ける必要がある。このように異常通知用タイムスロットを設けた場合、実際にデータの送受信を行うタイムスロットの割り当てが減少し、効率的なデータ伝送を行うことができないという問題がある。
また、イベントドリブン型の通信においても、受信ノードが異常を検出すると、送信ノードに対して異常通知を行う必要がある。受信ノードは、通信データ以外に異常通知のデータも伝送する必要があり、効率的なデータ伝送を行うことができないという問題がある。
本発明の実施の態様1にかかる通信装置は、送信データを生成するデータ生成手段と、前記送信データを含むネットワークに送出可能な通信データを生成する通信データ生成手段と、前記送信データと前記通信データを比較した結果に基づいて通信データ生成手段の故障を検出する診断手段とを備えるものである。
また、本発明の実施の態様2にかかる故障検出方法は、送信データを生成し、前記送信データを含むネットワークに送出可能な通信データを生成し、前記送信データと前記通信データを比較した結果に基づいて故障を検出することを備えることである。
また、本発明の実施の態様3にかかる通信装置は、M(Mは2以上の整数)以上の通信装置と同期して通信を行う通信装置のうち、同期状態を維持するよう制御する通信装置であって、他の通信装置に対して送信する同期フレームを生成する同期フレーム生成手段と、前記他の通信装置に対して送信する通信データを生成する通信データ生成手段と、前記通信装置の故障を検出した場合に、前記通信データのネットワークへの出力を中止するとともに、前記同期フレームをネットワークへ出力するように制御する診断手段とを備えるものである。
本発明では、データの送信時に送信データと当該送信データを含むネットワークに送出可能な通信データを比較し、データの送信に先立って故障検出を行う。つまり、データを受信した装置にて送信装置に関する故障検出を行う必要がないため、受信装置において異常検出用スロットを設ける必要がない。
本発明により効率的なデータ伝送を行うことができる通信装置及び故障検出方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる通信装置の構成図である。 実施の形態1にかかるFlexRayフレームの構成図である。 実施の形態1にかかる通信装置のフローチャートである。 実施の形態2にかかる通信装置のフローチャートである。 実施の形態3にかかるネットワークシステムの図である。 実施の形態3にかかる通信装置の構成図である。 実施の形態3にかかる通信装置のフローチャートである。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる通信装置の構成を示している。
通信装置10は、送信データ生成部11と、通信データ生成部12と、診断部13と、バスガーディアン部14と、MCU(Micro Controller Unit)15を備えている。さらに、通信装置10はネットワークバス16を通じて他の通信装置10_1とデータの送受信を行う。
送信データ生成部11は、通信相手に送信するデータを生成する。具体的には、FlexRayのフレームを例にすると、ヘッダセグメントとトレーラセグメントを除いたペイロードセグメントのデータを生成する。生成したデータを通信データ生成部12に出力する。
通信データ生成部12は、ネットワークバス16に送出可能な通信データを生成する。具体的には、送信データ生成部11を用いて生成されたデータ(0〜254byte)に、ヘッダセグメント(5byte)と、トレーラセグメント(3byte)を付与したデータを生成する。
ここで、図2を用いてFlexRayのフレームフォーマットについて説明する。ヘッダセグメントはリザーブビット(1bit)と、ペイロードプリアンブルインジケータ(1bit)と、ヌルフレームインジケータ(1bit)と、同期フレームインジケータ(1bit)と、スタートアップフレームインジケータ(1bit)と、フレームID(11bit)と、ペイロード長(7bit)と、ヘッダCRC(11bit)と、サイクルカウンタ(6bit)から構成される。
ペイロードセグメントは、送信データ生成部11が生成したデータから構成される。トレーラセグメントは、フレームのヘッダセグメントとペイロードセグメントのエラーをチェックするために、24bitのCRCから構成される。
ここで、通信データ生成部12は、FlexRayを用いた通信を行わない場合には、使用する通信規格に沿ったデータを生成してもよい。例えばイーサネット(登録商標)を用いた通信の場合は、プリアンブル等を有するイーサネットフレームを生成することも可能である。
診断部13は、送信データ生成部11を用いて生成されたデータと、通信データ生成部12を用いて生成された通信データを取得する。さらに、取得したデータを比較し、通信データ生成部12に故障が生じているか否かの判断を行う。具体的には、送信データ生成部11を用いて生成されたデータと、通信データ生成部12を用いて生成された通信データのペイロードセグメントのデータを比較する。比較した結果、送信データ生成部11を用いて生成されたデータと、通信データ生成部12を用いて生成されたデータのペイロードセグメントのデータが同一である場合は、通信データ生成部12に、故障は発生していないと判断することができる。また、比較したデータが異なっている場合には、通信データ生成部12に故障が発生したと判断することができる。診断部13は、通信データ生成部12に故障が発生したと判断したときは、MCU15に対して、その旨の情報を出力する。
バスガーディアン部14は、通信装置10に割り当てられたタイムスロットにおいて、通信データ生成部12が通信データをネットワークバス16に送出しているか否かを確認している。具体的には、通信装置10に割り当てられた送信タイミングではない時に、通信データをネットワークバス16に送出しようとしている場合には、ネットワークバス16へのデータの出力を停止する。
MCU15は、通信装置10全体の制御を行う。具体的には、診断部13から取得した故障情報に基づいて、装置全体の処理を中止しもしくは故障部分の切り離し等を実行する。
ネットワークバス16には、複数の通信装置が接続されており、通信装置間の通信はネットワークバス16を介して行われる。
次に、図3を用いて本発明の実施の形態1にかかる通信装置の処理の流れにつき説明する。
はじめに、診断部13は、診断/非診断モードを選択する(S10)。診断モードもしくは非診断モードは、データ通信が発生するたびに選択してもよいし、あらかじめ通信装置によって診断モード及び非診断モードを選択しておいてもよい。一定時間通信データ生成部12の故障を検出しなかった場合に非診断モードを選択することでもよい。
次に、送信データ生成部11及び通信データ生成部12は、生成したデータを診断部13に出力する(S11)。ここで、診断部13は通信データ生成部12に故障が生じているか否かを判断するため、送信データ生成部11及び通信データ生成部12が生成したデータは、異なる経路を通じて診断部13に出力されることが好ましい。つまり、送信データ生成部11が生成したデータは、通信データ生成部12を経由せずに診断部13に出力されることが好ましい。
次に、診断部13は、診断モードの選択状況を確認する(S12)。診断モードとして「非診断モード」を選択している場合には、ネットワークバス16へ出力するデータとして、通信データ生成部12から送信されたデータを選択し(S15)、選択したデータをネットワークバス16へ出力する(S16)。
次に、診断モードとして「診断モード」を選択している場合、診断部13は、通信データ生成部12を用いて生成された通信データから、ペイロードセグメントのデータを抽出する(S13)。
次に、診断部13は、通信データ生成部12を用いて生成された通信データから抽出したペイロードセグメントのデータと、送信データ生成部11を用いて生成されたデータを比較する(S14)。比較した結果両方のデータが一致する場合は、通信データ生成部12に故障は発生していないと判断し、ネットワークバス16へ出力するデータとして、通信データ生成部12を用いて生成された通信データを選択し(S15)、選択したデータをネットワークバス16へ出力する(S16)。比較した結果両方のデータが一致しない場合は、通信データ生成部12から取得したデータをネットワークバス16へ出力しない(S17)。
次に、診断部13は、通信データ生成部12から取得したデータをネットワークへ出力しない場合は(S17)、MCU15に通信データ生成部12に故障が発生していることを通知する(S18)。
次に、データをネットワークバス16へ送出(S16)後もしくは診断部13が、MCU15に対して通信データ生成部12に故障が発生している旨の通知(S18)後、MCU15は、次の送信データがあるか否かを確認する(S19)。次の送信データがある場合は、S11の処理へ戻り、次の送信データがない場合は処理を完了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかる通信装置では、データを送信する際に、通信データ生成部にて生成されたデータに誤りが無いか否かを確認することにより、データを受信する受信装置側で送信装置側の故障検出を行う必要がなくなる。つまり、受信装置は、送信装置に対して故障検出情報を通知するためのスロットを用意する必要がないため、データ送受信するための通信用スロットを減少させることなく、効率的にデータ伝送を行うことができる。
(実施の形態2)
次に、図4を用いて実施の形態2にかかる通信装置の処理の流れにつき説明を行う。なお、通信装置は、図1の通信装置と同様であるため、説明を省略する。診断部13は、診断/非診断モードを選択(S20)後、通信データ生成部12の故障検出許容回数を設定する(S21)。故障検出許容回数とは、診断部13が故障検出許容回数を超えて通信データ生成部13の故障を検出した場合には、通信データ生成部12に故障が発生したと判断し、ネットワークバス16へのデータ出力を中止する。故障検出許容回数を下回る回数の故障検出であれば、通信データ生成部12が生成したデータをネットワークバス16へ出力する。
S22乃至S27までは、図3におけるS11乃至S16の処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、送信データ生成部11を用いて生成されたデータと、通信データ生成部12を用いて生成された通信データのペイロードセグメントのデータが一致しない場合(S25)、累積された故障検出回数が、故障検出許容回数以内かどうかを確認する(S28)。故障検出許容回数を超えている場合は、通信データ生成部12が生成したデータをネットワークバス16へ出力しない(S29)。
次に、診断部13は、MCU15に通信データ生成部12が異常であることを通知する(S32)。
累積された故障検出回数が、故障検出許容回数を超えていない場合は、通信データ生成部12が生成した通信データをネットワークバス16へ出力する(S30)。次に、異常カウント値を加算する(S31)。
S31もしくはS32以降の処理は図3のS19と同様であるため説明を省略する。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる通信装置では、通信データ生成部の故障を検出した場合に、即座に故障と特定するのではなく、あらかじめ定めた故障検出回数を超えて故障が検出された場合に、故障と特定する。これにより、通信装置が故障をしていなくても起こりうる通信データの生成異常が起きた場合に、通信装置を故障と特定しないことにより、通信装置をネットワークバスから切り離す等の対応を行う必要がなく、円滑なデータ伝送を実現することができる。
(実施の形態3)
次に、図5を用いて本発明の実施の形態3にかかる通信装置のネットワークシステム構成について説明する。ネットワークシステムは、通信装置100と、通信装置110と、通信装置120と、通信装置130と、ネットワークバス200を備えるものである。
ここで、通信装置の台数は任意に決定されるものとする。タイムトリガ型通信においては、Communication Cycle内で、各通信装置は周期的に一定のタイムスロットのみで伝送を行うため、ネットワーク全体で同期をとる必要がある。また、ネットワーク全体で定期的に同一の処理を行うような通信を行うような場合においても、ネットワーク全体で同一の時刻を用いるべく、同期をとる必要がある。このような場合に、通信装置の中から代表ノードと呼ばれるノードを決定し、代表ノードから各ノードへ送信される同期フレームによりネットワークの同期が確保される。そのため、例えば代表ノードを通信装置100とした場合に、通信装置100は同期フレーム生成部101を有する。また、他の通信装置110、120、130は、同期フレーム取得部102を有する。同期フレーム生成部101で生成された同期フレームは、一定周期毎にネットワークバス200に出力される。通信装置110、120、130の同期フレーム取得部102は、ネットワークバス200に出力された同期フレームを取得することでネットワーク全体の同期をとることができる。
次に、図6を用いて本発明の実施の形態3にかかる通信装置100(代表ノード)の構成について説明する。通信装置100は、同期フレーム生成部101と故障検出部104を備えている。その他の構成については、図1と同様であるため説明を省略する。
故障検出部104は、代表ノードではない通信装置から、代表ノードである通信装置100の障害に起因するエラー信号を取得することにより、故障を検出する。もしくは、送信データ生成部102から取得した送信データと通信データ生成部103から取得した通信データのペイロードセグメントが一致しない場合に故障を検出してもよい。故障検出部104は、故障検出情報を診断部105に出力する。
同期フレーム生成部101は、一定周期毎に同期フレームを生成する。同期フレーム生成部101は、MCU107からクロックを取得し、同期フレームを生成する。同期フレーム生成部101は、生成した同期フレームを、診断部105に出力する。
診断部105は、故障検出情報を取得した場合に、通信データ生成部103により生成された通信データのネットワークバス200への出力を中止する。但し、診断部105は、同期フレーム生成部101により生成された同期フレームを、継続してネットワークバス200へ出力する。また、診断部105は、MCU107に対して、通信装置100に故障が発生していることを通知する。また、診断部105は、あらかじめ定められた回数を超えた故障検出情報を取得した場合には、通信装置100に故障が発生していると判断し、同期フレームをネットワークバス200へ出力することを中止する。
MCU107は、診断部105から故障情報を取得した場合に、代表ノードの変更を行う。具体的には、MCU107は、通信装置110に対して、代表ノードを変更する旨の信号を出力する。通信装置110は、代表ノードを変更する旨の信号を取得した場合、同期フレームを生成し、ネットワークバス200へ出力する。通信装置110から同期フレームを取得した通信装置100のMCU15は、同期フレーム生成手段101に対して、同期フレーム生成の中止を通知する。これにより、代表ノードは通信装置100から通信装置110に変更することが可能である。
次に、図7を用いて本発明の実施の形態3にかかる通信装置の処理の流れにつき説明を行う。
初めに、故障検出部104は、通信装置100の故障を検出する(S40)。具体的には、代表ノードではない通信装置から、代表ノードである通信装置100の障害に起因するエラー信号を取得することにより、故障を検出する。もしくは、送信データ生成部102から取得した送信データと通信データ生成部103から取得した通信データのペイロードセグメントが一致しない場合に故障を検出してもよい。故障を検出した故障検出部104は、診断部105へ故障検出情報を出力する。
次に、診断部105は、故障検出情報を取得したことにより、通信データ生成部103で生成した通信データをネットワークバス200へ出力しないことを決定する(S41)。
次に、通信装置が代表ノードであるか否かの判断を行う(S42)。代表ノードでない場合には、通信装置100に故障が発生していることをMCU15に通知する(S47)。通信装置が代表ノードである場合、故障検出許容回数が予め定められた故障検出許容回数範囲内であるか否かを確認する(S43)。故障検出許容回数範囲を超えている場合は、通信装置に故障が発生していると判断し、ネットワークバス200へ同期フレームの出力を行わない(S44)。故障検出許容回数を超えていない場合、同期フレーム生成部101を用いて生成された同期フレームはネットワークバス200へ出力され(S45)、診断部13は、故障カウント値を加算する(S46)。
S44又はS46の次に、通信装置に故障が発生していることをMCU107に通知する(S47)。
次に、MCU107は、代表ノードの変更を行う(S48)。具体的には、MCU107は、通信装置110に対して、代表ノードを変更する旨の信号を出力する。通信装置110は、代表ノードを変更する旨の信号を取得した場合、同期フレームを生成し、ネットワークバス200へ出力する(S49)。通信装置110から同期フレームを取得した通信装置100のMCU107は、同期フレーム生成手段101に対して、同期フレーム生成の中止を通知する。これにより、代表ノードは通信装置100から通信装置110に変更することが可能である。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかる通信装置を用いることにより、故障検出許容回数が越えるまでは、同期フレームを継続してネットワークバス200へ出力することができるため、通信データ生成部の故障検出と同時に、ネットワーク全体の同期が損なわれることはない。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 通信装置
11 送信データ生成部
12 通信データ生成部
13 診断部
14 バスガーディアン部
15 MCU
16 ネットワークバス
21 送信データ生成部
22 通信データ生成部
23 故障検出部
24 診断部
25 バスガーディアン部
26 同期フレーム出力部
27 MCU
30 ネットワークバス
100 通信装置(代表ノード)
101 同期フレーム出力部
102 同期フレーム取得部
110、120、130 通信装置
200 ネットワークバス

Claims (8)

  1. 送信データを生成する送信データ生成手段と、
    前記送信データを含むネットワークに送出可能な通信データを生成する通信データ生成手段と、
    前記送信データと前記通信データを比較した結果に基づいて通信データ生成手段の故障を検出する診断手段とを備える通信装置。
  2. 前記診断手段は、前記送信データと、前記通信データに含まれる前記送信データに対応するデータを比較した結果に基づいて通信データ生成手段の故障を検出することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記診断手段は、前記通信データ生成手段の故障を検出した場合、前記通信データを前記ネットワークへ出力しないことを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記診断手段は、前記通信データ生成手段の故障検出回数が予め定められた回数を上回る場合に前記通信データ生成手段を故障と特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 他の通信装置と同期状態を維持するために用いられる同期フレームを生成する同期フレーム生成手段をさらに備え、
    前記診断手段は、前記通信データ生成手段の故障を検出した場合、前記通信データを前記ネットワークへ出力することを中止するとともに、前記同期フレームを前記ネットワークへ出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 送信データを生成し、
    前記送信データを含むネットワークに送出可能な通信データを生成し、
    前記送信データと前記通信データを比較した結果に基づいて故障を検出することを備える故障検出方法。
  7. M(Mは2以上の整数)以上の通信装置と同期して通信を行う通信装置のうち、同期状態を維持するよう制御する通信装置であって、
    他の通信装置に対して送信する同期フレームを生成する同期フレーム生成手段と、
    前記他の通信装置に対して送信する通信データを生成する通信データ生成手段と、
    前記通信装置の故障を検出した場合に、前記通信データのネットワークへの出力を中止するとともに、前記同期フレームをネットワークへ出力するように制御する診断手段とを備える通信装置。
  8. 送信データを生成するデータ生成手段をさらに備え、
    前記診断手段は、前記送信データと前記送信データを含む通信データを比較した結果に基づいて通信データ生成手段の故障を検出することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
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