JP2010267350A - 光学式記録媒体及びその記録・再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 粗悪品の使用を効果的に排除でき、しかも、情報データの漏洩を効果的に防止できる光学式記録媒体及びその記録・再生装置を提供する。
【解決手段】 光学式記録媒体1のコントロールデータゾーン10内に、記録媒体1に固有の情報データを識別情報データIDで記録し、記録媒体1に固有の暗号情報データとして使用するか、又は、記録媒体1に記録する情報データを暗号化する暗号化鍵データとして使用する。光学式記録媒体記録・再生装置21は、コントロールデータゾーン10内をサーチして、記録媒体1に固有の情報データである識別情報データIDを検出した場合には、その識別情報データIDを読み取り、復号化し、記録媒体1に固有の平文情報データであるか否かを確認し、固有の平文情報データである場合には、記録・再生装置21はそのまま作動状態を維持し、固有の平文情報データでなかった場合には、記録・再生装置1は作動状態を停止する。
【選択図】 図5
【解決手段】 光学式記録媒体1のコントロールデータゾーン10内に、記録媒体1に固有の情報データを識別情報データIDで記録し、記録媒体1に固有の暗号情報データとして使用するか、又は、記録媒体1に記録する情報データを暗号化する暗号化鍵データとして使用する。光学式記録媒体記録・再生装置21は、コントロールデータゾーン10内をサーチして、記録媒体1に固有の情報データである識別情報データIDを検出した場合には、その識別情報データIDを読み取り、復号化し、記録媒体1に固有の平文情報データであるか否かを確認し、固有の平文情報データである場合には、記録・再生装置21はそのまま作動状態を維持し、固有の平文情報データでなかった場合には、記録・再生装置1は作動状態を停止する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、文字・映像・音声データやコンピュータプログラム等の情報データを記録する光学式記録媒体に関し、特には、光学式記録媒体の品質を保証することができ、粗悪品を効果的に排除することができると共に、記録した情報データの不正コピーを防止することができ、情報データの漏洩を効果的に防止することができる光学式記録媒体及びその記録・再生装置に関する。
近年、光学式記録媒体として、ユーザによる記録が可能で、数ギガバイト(Gbyte)の記録容量を有する書込可能なDVD−R(Digital Versatile Disc-Recordable)、書換可能なDVD−RW(Digital Versatile
Disc-Rewritable)が広く使用されるようになってきた。そして、大容量、かつ、書込又は書換可能な光学式記録媒体及びその記録・再生装置の著しい性能向上によって、高品質で殆ど劣化のない大容量の文字・映像・音声データやコンピュータプログラム等の情報データを記録できるようになってきた。
Disc-Rewritable)が広く使用されるようになってきた。そして、大容量、かつ、書込又は書換可能な光学式記録媒体及びその記録・再生装置の著しい性能向上によって、高品質で殆ど劣化のない大容量の文字・映像・音声データやコンピュータプログラム等の情報データを記録できるようになってきた。
しかし、ユーザによる高品質かつ大容量の記録ができるようになったことに伴い、DVD−ROM(Read-Only Memory)等の他の記録媒体から情報データを読取って、DVD−R、DVD−RWに不正にコピーしたものが出回ったり、DVD−R、DVD−RWの粗悪品が出回ったりするようになってきた。
このような不正コピーを防止する方法としては、記録媒体の制御データ記録領域の情報データをコピーできないようにして、複製を防止する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、DVD−R、DVD−RWの粗悪品の使用を排除する方法は、従来、特に知られていない。
上記のように、DVD−R、DVD−RWの粗悪品の使用を排除する方法は、特に知られておらず、何等かの適当な方法を考案することが望まれていた。
又、情報データの不正コピーを防止する方法として、DVD−R、DVD−RW等の記録媒体自体に特別な処理を施すことなく、比較的簡単に複製を防止することができる方法が望まれていた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて為されたものであって、DVD−R、DVD−RW等の記録媒体自体に特別な処理を施すことなく、記録媒体の製造価格を高くすることなく、比較的簡単な方法によって、DVD−R、DVD−RWの粗悪品の使用を効果的に排除することができる光学式記録媒体及びその記録・再生装置を提供することを目的とする。
本発明は、又、記録媒体に記録した情報データの不正コピーを防止することができ、情報データの漏洩を効果的に防止することができる光学式記録媒体及びその記録・再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光学式記録媒体は、記録媒体のリードインエリアに形成されるコントロールデータゾーン内に、当該記録媒体に固有の情報データを識別情報データID(Identification Data)で記録し、これを当該記録媒体に固有の暗号情報データとして使用するか、又は、当該記録媒体に記録する情報データを暗号化する暗号化鍵データとして使用するものであることを特徴とする。
本発明の光学式記録媒体記録・再生装置は、光学式記録媒体を装着した時、記録媒体のリードインエリアに形成されるコントロールデータゾーン内をサーチして、当該記録媒体に固有の情報データである識別情報データIDを検出した場合には、その識別情報データIDを読み取り、この識別情報データIDを復号化し、その復号化した情報データが当該記録媒体に固有の平文情報データであるか否かを確認し、固有の平文情報データである場合には、記録・再生装置はそのまま作動状態を維持し、その復号化した情報データが当該記録媒体に固有の平文情報データでなかった場合には、記録・再生装置は作動状態を停止することを特徴とする。
又、本発明の光学式記録媒体記録・再生装置は、光学式記録媒体を装着した時、記録媒体のリードインエリアに形成されるコントロールデータゾーン内をサーチして、当該記録媒体に固有の情報データである識別情報データIDを検出した場合には、その識別情報データIDを読み取り、この識別情報データIDを暗号化鍵データとして一時的に格納し、この暗号化鍵データを使用して平文データを暗号化した上で当該記録媒体に書き込み、当該記録媒体に記憶されている暗号データを読み取って復号化することを特徴とする。
先ず、本発明の光学式記録媒体の好適な実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の光学式記録媒体の平面図、図2は、光学式記録媒体のデータ構造を示す図、図3は、リードインエリアのデータ構造を示す図、図4は、コントロールデータゾーンのデータ構造を示す図、図5は、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーションのデータ構造を示す図である。
図1は、本発明の光学式記録媒体の平面図、図2は、光学式記録媒体のデータ構造を示す図、図3は、リードインエリアのデータ構造を示す図、図4は、コントロールデータゾーンのデータ構造を示す図、図5は、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーションのデータ構造を示す図である。
本発明の光学式記録媒体1は、図1及び図2に示すように、ユーザによって情報データが書込みされるデータエリア2、このデータエリア2の内側に形成されるリードインエリア3、データエリア2の外側に形成されるリードアウトエリア4から構成される。
又、リードインエリア3は、図3に示すように、イニシャルゾーン5、バッファゾーン6、フィジカルフォーマットインフォメーションゾーン7、リファランスコードゾーン8、バッファゾーン9、コントロールデータゾーン10、エクストラボーダゾーン11から構成される。
ここで、コントロールデータゾーン10は、記録媒体の種類、当該記録媒体に対する最適の記録パワー、再生パワー等のコントロールデータを記録してある。
さらに、コントロールデータゾーン10は、図4に示すように、フィジカルフォーマットインフォメーション12、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13、コンテントプロバイダーインフォメーション14に区分される。
ここで、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13は、記録媒体の製造者に関する情報データが記録されるが、従来は、記録・再生装置の作動時には、光ピックアップによるデータ検出を実行しない領域である。
本発明の光学式記録媒体1は、先ず、このディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内に、当該記録媒体の製造者又は販売者に関する情報データを識別情報データID(Identification Data)で記録したことを特徴とする。
識別情報データIDは、例えば、製造者又は販売者に対応した「012345A$」のような複数桁の数字・文字・記号等から構成されるものであるのが好ましい。
識別情報データIDは、例えば、製造者又は販売者に対応した「012345A$」のような複数桁の数字・文字・記号等から構成されるものであるのが好ましい。
さらには、図5に示すように、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内を複数の識別情報データエリア、すなわち、共通IDエリア15,バージョンナンバーエリア16,顧客IDエリア17,バージョンナンバーエリア18,個別IDエリア19に区分するのが好ましい。
ここで、共通IDエリア15は、当該記録媒体の製造者に関する情報データを識別情報データIDで記録するエリアであり、バージョンナンバーエリア16は、その共通IDの改変に対応するナンバーを記録するエリアである。
又、顧客IDエリア17は、当該記録媒体の販売者に関する情報データを識別情報データIDで記録するエリアであり、バージョンナンバーエリア18は、その顧客IDの改変に対応するナンバーを記録するエリアである。
又、顧客IDエリア17は、当該記録媒体の販売者に関する情報データを識別情報データIDで記録するエリアであり、バージョンナンバーエリア18は、その顧客IDの改変に対応するナンバーを記録するエリアである。
本発明の光学式記録媒体1は、次に、このディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内に、当該記録媒体に固有の情報データを識別情報データIDで記録したことを特徴とする。
この識別情報データIDも、例えば、当該記録媒体に対応した固有の「012345A$」のような複数桁の数字・文字・記号等から構成されるものであるのが好ましい。
この識別情報データIDも、例えば、当該記録媒体に対応した固有の「012345A$」のような複数桁の数字・文字・記号等から構成されるものであるのが好ましい。
ここで、図5に示すように、個別IDエリア19を、当該記録媒体に固有の情報データを識別情報データIDで記録するエリアとするのが好ましい。
本発明の光学式記録媒体1は、さらに、この個別IDを暗号化した当該記録媒体に固有の情報データとして使用するか、又は、当該記録媒体に記録する情報データを暗号化する暗号化鍵データとして使用することを特徴とする。
次に、本発明の光学式記録媒体の記録・再生装置について、図面を参照して具体的に説明する。
図6は、本発明の光学式記録媒体の記録・再生装置の構成ブロック図である。
図6は、本発明の光学式記録媒体の記録・再生装置の構成ブロック図である。
本発明の記録・再生装置21は、図6に示すように、光ピックアップ22と、再生増幅器23と、RF信号検出器24と、RF信号デコーダ25と、サーボ回路26と、スピンドルモータ27と、プロセッサ(CPU)28と、書込開始信号生成器29と、エンコーダ30と、パワー制御回路31と、レーザ駆動回路32と、インターフェース33とから構成され、記録・再生装置21は、インターフェース33を介して、ホストコンピュータ34に接続されている。
本発明の記録・再生装置21は、光学式記録媒体1を装着した時、記録媒体1のリードインエリア3に形成されるコントロールデータゾーン10に形成されたディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内を光ピックアップ22がサーチして、当該記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出した場合には、記録・再生装置21はそのまま作動状態を維持し、識別情報データIDを検出しなかった場合には、記録・再生装置21は作動状態を停止する、という動作を実行するプログラムをプロセッサ28内のメモリに格納してあることを特徴とする。
さらに、本発明の記録・再生装置21は、当該記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出しなかった場合には、記録・再生装置21は作動状態を停止し、ローディング機構35によって記録媒体1を排出する、という動作を実行するプログラムをプロセッサ28内のメモリに格納してあることを特徴とする。
ここで、図5に示すように、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内を複数の識別情報データエリアに区分した場合には、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内を光ピックアップ22がサーチし、共通IDエリア15,バージョンナンバーエリア16,顧客IDエリア17及びバージョンナンバーエリア18内に当該記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDが記録されているか否かを検出することになる。
又、本発明の記録・再生装置21は、光学式記録媒体1を装着した時、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内を光ピックアップ22がサーチして、当該記録媒体1に固有の情報データである識別情報データIDを検出した場合には、その識別情報データIDを読み取る、という動作を実行するプログラムをプロセッサ28内のメモリに格納してあることを特徴とする。
ここで、この識別情報データIDを当該記録媒体に固有の暗号情報データとして使用する場合には、この識別情報データIDを復号化し、その復号化した情報データが当該記録媒体1に固有の平文情報データであるか否かを確認し、固有の平文情報データである場合には、記録・再生装置21はそのまま作動状態を維持し、固有の平文情報データでなかった場合には、記録・再生装置21は作動状態を停止する、という動作を実行するプログラムをプロセッサ28内のメモリに格納してあることを特徴とする。
一方、この識別情報データIDを当該記録媒体に記録する情報データを暗号化する暗号化鍵データとして使用する場合には、この識別情報データIDをプロセッサ28内のメモリに暗号化鍵データとして一時的に格納し、この暗号化鍵データを使用して平文データを暗号化した上で当該記録媒体に書き込み、当該記録媒体に記憶されている暗号データを読み取って復号化する、という動作を実行するプログラムをプロセッサ28内のメモリに格納してあることを特徴とする。
ここで、図5に示すように、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内を複数の識別情報データエリアに区分した場合には、ディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内を光ピックアップ22がサーチし、個別IDエリア19内に当該記録媒体1に固有の情報データである識別情報データIDが記録されているか否かを検出することになる。
本発明の記録・再生装置21は、以上のような構成であるから、ローディング機構35によって記録媒体1を挿入すれば、サーボ回路26が作動して、スピンドルモータ27が駆動し、記録媒体1が回転を開始する。
又、光ピックアップ22は、記録媒体1の内周側に移動して、コントロールデータゾーン10に形成されたディスクマニュファクチュアリングインフォメーション13内をサーチする。
ここで、光ピックアップ22が記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出した場合には、記録・再生装置21はそのまま作動状態を維持し、情報データの再生を実行する。
ここで、当該記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出した、ということは、当該記録媒体1が正規の製造者又は販売者によって製造又は販売されたものであることを証明することになる。
一方、光ピックアップ22が記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出しなかった場合には、記録・再生装置21は作動状態を停止し、情報データの再生を実行しない。
ここで、当該記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出しなかった、ということは、当該記録媒体1が正規の製造者又は販売者によって製造又は販売されたものではないことを証明することになる。
以上のように、記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出したか否かによって、当該記録媒体1が正規の製造者又は販売者によって製造又は販売されたものであるか否か、直ちに判断することができる。
さらに、本発明の記録・再生装置21は、当該記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出しなかった場合には、ローディング機構35によって記録媒体1を排出する。
このような動作を実行することによって、当該記録媒体1が正規の製造者又は販売者によらない粗悪品であることをより明確に知ることができる。
又、光ピックアップ22が当該記録媒体1に固有の情報データである識別情報データIDを検出した場合には、記録・再生装置21はその識別情報データIDを読み取る。
そして、この識別情報データIDを当該記録媒体に固有の暗号情報データとして使用する場合には、記録・再生装置21はこの識別情報データIDを復号化し、その復号化した情報データが当該記録媒体1に固有の平文情報データであるか否かを確認し、固有の平文情報データである場合には、記録・再生装置21はそのまま作動状態を維持する。
ここで、復号化した情報データが当該記録媒体1に固有の平文情報データであることを確認した場合には、記録・再生装置21はそのまま作動状態を維持するから、情報データを当該記録媒体に書き込み、当該記録媒体に記憶されている情報データを読み取ることができる。
一方、その復号化した情報データが当該記録媒体1に固有の平文情報データでなかった場合には、記録・再生装置21は作動状態を停止するから、情報データの不正コピーを防止することができ、情報データの漏洩を効果的に防止することができることとなる。
又、この識別情報データIDを当該記録媒体に記録する情報データを暗号化する暗号化鍵データとして使用する場合には、この識別情報データIDをプロセッサ28内のメモリに暗号化鍵データとして一時的に格納し、この暗号化鍵データを使用して平文データを暗号化した上で当該記録媒体に書き込み、当該記録媒体に記憶されている暗号データを読み取って復号化する。
ここで、この識別情報データIDが正規のものである場合には、これを暗号化鍵データとして使用し、平文データを暗号化した上で当該記録媒体に確実に書き込み、当該記録媒体に記憶されている暗号データを読み取って確実に復号化することができる。
一方、この識別情報データIDが正規のものでなかった場合には、これを暗号化鍵データとして使用すると、平文データを暗号化できないか、又は、暗号化できたとしても意味のないデータとして当該記録媒体に書き込まれる。又、当該記録媒体に記憶されている暗号データを読み取っても、平文データに復号化できないか、又は、復号できたとしても意味のないデータとなる。よって、情報データの不正コピーを防止することができ、情報データの漏洩を効果的に防止することができることとなる。
本発明の記録媒体1は、記録媒体1のリードインエリア3に形成されるコントロールデータゾーン10内に、当該記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データを識別情報データIDで記録してなるものであるから、記録媒体自体に特別な処理を施すことなく、しかも、記録媒体の製造価格を高くすることなく、粗悪品の使用を効果的に排除することができる。
又、本発明の記録媒体1は、コントロールデータゾーン10内に、当該記録媒体に固有の情報データを識別情報データIDで記録してなり、これを当該記録媒体に固有の暗号情報データとして使用するか、又は、当該記録媒体に記録する情報データを暗号化する暗号化鍵データとして使用するものであるから、記録媒体自体に特別な処理を施すことなく、しかも、記録媒体の製造価格を高くすることなく、情報データの漏洩を効果的に防止することができる。
本発明の光学式記録媒体記録・再生装置21は、光学式記録媒体1を装着した時、記録媒体1のリードインエリア3に形成されるコントロールデータゾーン10内をサーチして、当該記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出した場合には、記録・再生装置21はそのまま作動状態を維持し、当該記録媒体1の製造者又は販売者に関する情報データである識別情報データIDを検出しなかった場合には、記録・再生装置21は作動状態を停止するようにしたものであり、記録・再生装置21のプロセッサ28のメモリに格納するプログラムさえ変更すれば所期の動作を実行するから、記録媒体の製造価格を高くすることなく、比較的簡単な方法によって、粗悪品の使用を効果的に排除することができる。
又、本発明の光学式記録媒体記録・再生装置21は、光学式記録媒体1を装着した時、記録媒体1のリードインエリア3に形成されるコントロールデータゾーン10内をサーチして、当該記録媒体1に固有の情報データである識別情報データIDを検出した場合には、記録・再生装置21はその識別情報データIDを読み取り、この識別情報データIDを当該記録媒体に固有の暗号情報データとして使用するか、又は、この識別情報データIDを当該記録媒体に記録する情報データを暗号化する暗号化鍵データとして使用するものであり、記録・再生装置21のプロセッサ28のメモリに格納するプログラムさえ変更すれば所期の動作を実行するから、記録媒体の製造価格を高くすることなく、比較的簡単な方法によって、情報データの漏洩を効果的に防止することができる。
1 光学式記録媒体
2 データエリア
3 リードインエリア
4 リードアウトエリア
10 コントロールデータゾーン
13 ディスクマニュファクチュアリングインフォメーシヨン
19 個別IDエリア
21 記録・再生装置
22 光ピックアップ
28 プロセッサ
2 データエリア
3 リードインエリア
4 リードアウトエリア
10 コントロールデータゾーン
13 ディスクマニュファクチュアリングインフォメーシヨン
19 個別IDエリア
21 記録・再生装置
22 光ピックアップ
28 プロセッサ
Claims (3)
- 記録媒体のリードインエリアに形成されるコントロールデータゾーン内に、当該記録媒体に固有の情報データを識別情報データIDで記録し、これを当該記録媒体に固有の暗号情報データとして使用するか、又は、当該記録媒体に記録する情報データを暗号化する暗号化鍵データとして使用することを特徴とする光学式記録媒体。
- 光学式記録媒体を装着した時、記録媒体のリードインエリアに形成されるコントロールデータゾーン内をサーチして、当該記録媒体に固有の情報データである識別情報データIDを検出した場合には、その識別情報データIDを読み取り、この識別情報データIDを復号化し、その復号化した情報データが当該記録媒体に固有の平文情報データであるか否かを確認し、固有の平文情報データである場合には、記録・再生装置はそのまま作動状態を維持し、その復号化した情報データが当該記録媒体に固有の平文情報データでなかった場合には、記録・再生装置は作動状態を停止することを特徴とする光学式記録媒体記録・再生装置。
- 光学式記録媒体を装着した時、記録媒体のリードインエリアに形成されるコントロールデータゾーン内をサーチして、当該記録媒体に固有の情報データである識別情報データIDを検出した場合には、その識別情報データIDを読み取り、この識別情報データIDを暗号化鍵データとして一時的に格納し、この暗号化鍵データを使用して平文データを暗号化した上で当該記録媒体に書き込み、当該記録媒体に記憶されている暗号データを読み取って復号化することを特徴とする光学式記録媒体記録・再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009119334A JP2010267350A (ja) | 2009-05-15 | 2009-05-15 | 光学式記録媒体及びその記録・再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009119334A JP2010267350A (ja) | 2009-05-15 | 2009-05-15 | 光学式記録媒体及びその記録・再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010267350A true JP2010267350A (ja) | 2010-11-25 |
Family
ID=43364183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009119334A Withdrawn JP2010267350A (ja) | 2009-05-15 | 2009-05-15 | 光学式記録媒体及びその記録・再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010267350A (ja) |
-
2009
- 2009-05-15 JP JP2009119334A patent/JP2010267350A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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