JP2010267096A - 情報処理装置 - Google Patents

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樹暁 雨村
Seiichi Yoshida
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Abstract

【課題】正しく装着されたメモリに対応する動作電圧を自動的に供給し、誤装着されたメモリには不適合な動作電圧が供給されないようにする。
【解決手段】検知部13は、SPD12にアクセスして、メモリ情報を取得し、メモリ4の装着状況を検知する。制御部14は、メモリ4の装着状況に基づいて、メモリ4が正しく装着されているか否かを判断する。メモリ4が正しく装着されている場合、制御部14は、装着されているメモリ4が利用可能であるか否かを判断する。メモリ4が利用可能な場合、電圧供給装置1は、装着されているメモリ4に対して、メモリ4に応じた動作電圧を供給する。メモリ4が利用不可能な場合あるいはメモリ4が誤装着の場合、電圧供給装置1は、メモリ4に対する動作電圧を供給しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、着脱可能なメモリを使用した情報処理装置に関する。
複合機等の画像処理装置、パーソナルコンピュータ、ワークステーションといった情報処理装置には、取り外し可能なメモリが装着されている。このメモリには、複数のSDRAMチップをプリント基板に搭載したメモリモジュールであるDIMM(Dual Inline Memory Module)が使用される。
DIMMには、DDR2 DIMMとDDR3 DIMMとがある。情報処理装置に、いずれか一方のDIMMが装着される。ここで、利用可能なDIMMを一方に限定してしまうことは、ユーザのメモリ選択の自由度を狭めてしまう。そのため、DDR2 DIMMを装着するためのソケットとDDR3 DIMMを装着するためのソケットとが設けられ、いずれか一方のDIMMが装着される。両DIMMを混在させることはできないので、使用するDIMMに応じてソケットの切り替えが行われる。ユーザがジャンパーピンを設定したり、切替スイッチを設定することにより、ソケットが切り替えられる。これにより、ユーザは、使用するDIMMを任意に選択できる。
そして、DDR2 DIMMの動作電圧は1.8Vとされ、DDR3 DIMMの動作電圧は1.5Vとされる。装着されたDIMMに応じた動作電圧を供給しなければならない。メモリに関する設定に応じて、装着されたDIMMに対応した動作電圧が供給される。しかし、ユーザが設定をしなければならず、作業が面倒である。そこで、ユーザの手間を省けるように、例えば特許文献1には、装着されたメモリの種類を検出して、その種類に応じて電源電圧を切り替えて供給することが記載されている。
特開平10−222621号公報
しかし、DDR2 DIMMを使用する設定のときに、DDR3 DIMMを装着する、あるいはDDR2 DIMMおよびDDR3 DIMMを装着するといったように、メモリを誤装着した場合、DDR3 DIMMに対して、DDR2 DIMM用に設定された動作電圧が供給される。このように誤装着されたメモリに、対応する動作電圧とは異なる動作電圧が供給されるので、メモリの故障の原因となる。
本発明は、上記に鑑み、ユーザによる設定を不要とし、正しく装着されたメモリに対応する動作電圧を自動的に供給することにより、誤装着されたメモリに不適合な動作電圧が供給されないようにした情報処理装置の提供を目的とする。
本発明は、複数のメモリを装着可能な情報処理装置であって、装着されたメモリに動作電圧を供給する電圧供給装置と、メモリの装着に応じて電圧供給装置を制御する制御装置とを備え、制御装置は、メモリの装着状況を検知する検知部を有し、制御装置は、メモリが正しく装着されているとき、動作電圧を供給し、メモリが正しく装着されていないとき、動作電圧を供給しないように、電圧供給装置を制御する。
情報処理装置の電源がオンされたときに、制御装置は、メモリの確認を行う。メモリが正しく装着されていれば、メモリに動作電圧が供給され、情報処理装置が起動する。メモリが正しく装着されていない場合、メモリに動作電圧が供給されず、情報処理装置が起動しない。メモリの誤装着時には、メモリに不適合な動作電圧が供給されることを防止できる。
検知部は、装着されたメモリの種類を識別し、電圧供給装置は、メモリの種類に応じた動作電圧を供給する。メモリの種類に応じて動作電圧が異なる。メモリの種類を識別することにより、適正な動作電圧をメモリに供給できる。
制御装置は、1種類のメモリが検知されたとき、正しく装着されていると判断し、複数種類のメモリが検知されたとき、あるいはメモリが装着されていないことが検知されたとき、正しく装着されていないと判断する。情報処理装置では、1種類のメモリに対応するように設定されている。複数のメモリが同種類のメモリであれば、正しく装着されていることになる。複数のメモリの種類が異なるとき、正しい装着ではなく、誤装着とされる。
検知部は、装着されたメモリの動作周波数を検知し、制御装置は、メモリの動作周波数に基づいて、利用可能なメモリであるかを確認し、電圧供給装置は、メモリが利用可能であるとき、動作電圧を供給し、メモリが利用可能でないとき、動作電圧を供給しない。
同種類のメモリであっても、メモリ毎に動作周波数が異なる。情報処理装置では、特定の動作周波数を有するメモリが利用可能とされる。制御装置は、メモリの動作周波数が情報処理装置に対応する動作周波数であれば、装着されているメモリは利用可能なメモリであると判断する。メモリの動作周波数が対応しない動作周波数であれば、装着されているメモリは利用不可能なメモリであると判断する。
メモリが正しく装着されているが、利用可能なメモリでないとき、制御装置は、装置全体のリセットを禁止する。メモリが正しく装着されているが、利用可能なメモリでない場合、情報処理装置はメモリを認識しないので、リセットして、再起動してしまう。そこで、リセットが禁止されることにより、情報処理装置は起動しない。
メモリを装着するためのソケットが設けられ、ソケットは、メモリの有無に応じた検出信号を出力し、検知部は、ソケットからの検出信号に基づいて装着状況を検知する。ソケットは、メモリの種類によって異なる。そのため、種類が異なるメモリはソケットに装着できない。
ソケットからメモリ有の検出信号が出力されると、制御装置は、メモリが正しく装着されていると判断する。ソケットからメモリ無の検出信号が出力されると、制御装置は、メモリは未装着であると判断する。また、ソケット毎に対応するメモリの種類が決まっているので、制御装置は、ソケットからの検出信号により、メモリの種類を特定する。
メモリに、メモリに関する情報を記憶した記憶素子が搭載され、検知部は、記憶素子からメモリに関する情報を取得して、メモリの装着状況を検知する。この記憶素子はSPDとされ、メモリに関する情報には、メモリの種類およびメモリの動作周波数が含まれる。制御装置は、記憶素子から取得したメモリに関する情報に基づいて、メモリが正しく装着されていること、および利用可能なメモリであることを判断する。
制御装置は、メモリの装着状況を報知する。例えば、制御装置は、メモリの装着状況に応じて異なる表示で報知したり、スピーカにより音で報知する。ユーザは、メモリの装着状況を容易に確認できる。
本発明によると、メモリが誤装着されたとき、メモリには動作電圧が供給されない。したがって、メモリに不適合な電圧が印加されることはなく、メモリの故障を防止することができる。
本発明の情報処理装置の概略構成図 メモリ識別動作のフローチャート メモリの装着状況に対する表示の形態を示す図 他の形態の情報処理装置の概略構成図 他の形態のメモリ識別動作のフローチャート 検知ピンとメモリの装着状況の対応関係を示す図
本実施形態の情報処理装置を図1に示す。情報処理装置は、画像処理装置、パーソナルコンピュータ等であって、入力されたデータを処理して出力する。情報処理装置は、電圧供給装置1、制御装置2、処理装置3、メモリ4、表示部5を備えている。そして、図示しないが、表示装置、記憶装置、通信装置等も備えている。これらの装置は、バスを介して信号の送受信が可能なように接続される。
電圧供給装置1は、各装置およびメモリ4に対して駆動用の直流電圧をそれぞれ供給する。電圧供給装置1は、複数の単一出力を行うもの、あるいは多出力を行うもの、あるいはこれらを組み合わせたものとされる。電圧供給装置1は、商用電源を直流電源に変換して得られた直流電圧あるいは電池の直流電圧をスイッチングレギュレータあるいはリニアレギュレータを用いて、各装置およびメモリ4に応じた所定の動作電圧に変換して、各装置およびメモリ4に出力する。スイッチングレギュレータとして、AC−DCコンバータ、DC−DCコンバータなどが用いられ、リニアレギュレータとして、LDOレギュレータ、3端子レギュレータなどが用いられる。
メモリ4は、SDRAM等のDRAMを搭載したDDR2 DIMM10あるいはDDR3 DIMM11とされる。情報処理装置には、DDR2 DIMM用のソケットとDDR3 DIMM用のソケットとが設けられている。それぞれのソケットには対応するDIMM10、11が装着され、異なる種類のDIMM10、11は装着できない。各DIMM10、11のソケットは複数設けられ、同一種類のDIMM10、11が複数装着可能とされる。
DIMM10、11は、SPD(Serial Presence Detect)12を有している。SPD12は、シリアルインターフェースを備えたEEPROMによって構成される。SPD12には、DIMMの種類、メモリ容量、動作周波数、転送速度等のメモリ4に関するメモリ情報が格納されている。情報処理装置の電源が投入されたとき、自動的にSPD12からメモリ情報が読み出され、メモリ4を使用するための設定が行われる。
処理装置であるCPU3は、メモリ4との間でデータ信号、アドレス信号、制御信号を送受信する。そして、CPU3は、ROM内に記憶されたプログラムの実行のために必要なデータをメモリ4へロードし、プログラムに従って、データに対する各種の処理を実行する。なお、CPU3の代わりに、実行する処理に応じたASICや専用回路を用いてもよい。
制御装置2は、マイクロコンピュータからなり、装着されたメモリ4に応じて電圧供給装置1を制御する。なお、制御装置2は、PLD(Programmable Logic Device)あるいは専用回路から構成してもよい。
制御装置2は、装着されたメモリ4を識別して、メモリ4が正しく装着されているかを判断する。メモリ4が正しく装着されていれば、電圧供給装置1はメモリ4に応じた動作電圧を供給する。メモリ4が正しく装着されていなければ、電源供給装置1は、メモリ4に動作電圧を供給しない。制御装置2は、CPU3とは独立して動作可能とされ、情報処理装置の電源がオンされたとき、および情報処理装置がリセットされ、再起動するとき、制御装置2は、自動的に起動して、メモリ4を識別するメモリ識別動作を実行する。
制御装置2は、メモリ識別動作を実行するために、メモリ4の装着状況を検知する検知部13と、メモリ4の装着状況に応じて電圧供給装置1を制御する制御部14とを有する。
検知部13は、SPD12にアクセスして、メモリ情報を取得し、メモリ情報に基づいてメモリ4の装着状況を検知する。検知部13は、メモリ4の装着状況として、メモリ4の装着の有無と、メモリ4が装着されている場合、メモリ4の種類およびメモリ4の動作周波数を検出する。検知部13は、SPD12にアクセスできないとき、メモリ4が装着されていないことを検出する。
制御部14は、検知部13により検出されたメモリ4の装着状況に基づいて、メモリ4が正しく装着されているか否かを判断し、判断結果に応じて電圧供給装置1を制御する。すなわち、制御部14は、2種類のDIMM10、11のうち、1種類のDIMM10、11が装着されていれば、正しく装着されていると判断し、2種類のDIMM10、11が装着されていれば、正しく装着されていないと判断する。また、メモリ4が未装着の場合、制御部14は、メモリ4が正しく装着されていないと判断する。このとき、制御部14は、メモリ4に電圧を供給しないよう、電圧供給装置1を制御する。
さらに、制御部14は、装着されているメモリ4が利用可能であるか否かを判断し、この判断に基づいて電圧供給装置1を制御する。すなわち、CPU3は、メモリ4を利用して、処理を実行する。ここで、CPU3に対応するメモリ4が利用可能とされる。対応しないメモリ4が装着されていると、CPU3は、メモリ4にアクセスできず、このメモリ4は利用不可能とされる。そこで、制御部14は、メモリ4の動作周波数や転送速度によって、搭載されているCPU3において利用可能か利用不可能を判断する。メモリ4が利用可能な場合、制御部14は、メモリ4に適合した動作電圧を供給するように電圧供給装置1を制御する。メモリ4が利用不可能な場合、制御部14は、メモリ4に動作電圧を供給しないように電圧供給装置1を制御する。
表示部5は、7セグメントLEDからなり、制御装置2によって表示部5の駆動が制御される。すなわち、制御部14は、メモリ4の装着状況に応じた表示をするように、表示部5を制御する。表示部5は、メモリ4の装着状況に応じて、異なった表示を行い、ユーザにメモリ4に関する情報を報知する。
次に、制御装置2によるメモリ識別動作を図2にしたがって説明する。情報処理装置の電源が投入されたときに、制御装置2は、メモリ識別動作を実行する。ユーザが情報処理装置の電源をオンしたとき、あるいは情報処理装置がリセットされて再起動するとき、電圧供給装置1は、自動的に制御装置2およびメモリ4のSPD12に所定の電圧を供給する(200)。制御装置2は、起動して、SPD12にアクセスする。DIMM10、11が装着されているとき、検知部13はSPD12からメモリ情報を取得できるので、検知部13は、DIMM10、11が装着済みであることを検出する。そして、検知部13は、SPD12からメモリ情報を取得する(201)。DIMM10、11が装着されていないとき、検知部13はSPD12にアクセスできないので、検知部13は、DIMM10、11が未装着であることを検出する。
DIMM10、11が装着されているとき、制御部14は、検知部13により得られたメモリ情報に基づいて、メモリ4の装着状況を判断する(202)。具体的には、1つあるいは複数のDDR2 DIMM10だけが装着されている場合、制御部14は、正しく装着されていると判断する。また、1つあるいは複数のDDR3 DIMM11だけが装着されている場合、制御部14は、正しく装着されていると判断する。DDR2 DIMM10とDDR3 DIMM11の両方が装着されている場合、制御部14は、誤装着であると判断する。
DIMM10、11の未装着あるいは誤装着の場合、制御部14は、正しく装着されていないと判断し、情報処理装置を起動させない。すなわち、制御部14は、電圧の供給を禁止する指示を電圧供給装置1に送る。電圧供給装置1は、DIMM10、11を動作させるための動作電圧をDIMM10、11に供給しない。
したがって、DIMM10、11が誤装着されている場合、動作電圧がDIMM10、11に供給されない。そのため、DIMM10、11に不適合な電圧が供給されず、DIMM10、11に過大な電圧が加わることを防止でき、DIMM10、11の故障を防ぐことができる。
DIMM10、11が正しく装着されている場合、制御部14は、利用可能なDIMM10、11であるかを確認する(203)。すなわち、制御部14は、メモリ情報から得たDIMM10、11の動作周波数にCPU3が対応しているかを確認する。例えば、利用可能なDIMM10、11の動作周波数が266MHz〜400MHzである場合、533MHzで動作するDIMM10、11が装着されていると、制御部14は、このDIMM10、11は利用不可能と判断する。また、333MHzで動作するDIMM10、11が装着されていると、制御部14は、このDIMM10、11を利用可能と判断する。
CPU3に対応するメモリ4が装着されているとき、制御部3は、情報処理装置を起動させる。制御部14は、電圧の供給する指示を電圧供給装置1に送る。電圧供給装置1は、DIMM10、11に応じた動作電圧をDIMM10、11に供給する。例えば、DDR2 DIMM10が装着されているとき、1.8Vの動作電圧が供給される。DDR3 DIMM11が装着されているとき、1.5Vの動作電圧が供給される。CPU3は、DIMMにアクセス可能となり、処理を実行する。
CPU3に非対応のメモリ4が装着されているとき、制御部14は、情報処理装置を起動させない。電圧供給装置1は、動作電圧をDIMM10、11に供給しない。
制御装置2は、メモリ4を識別して、利用可能かを判断したとき、その判断結果をユーザに報知する。図3に示すように、制御部14は、表示部5を制御して、メモリ4の装着状況に応じた表示を行う。表示部5は、装着状況に対応した数字を表示する。
すなわち、DDR2 DIMM10が正しく装着されているとき、表示部5は「1」を表示する。DDR3 DIMM11が正しく装着されているとき、表示部5は「2」を表示する。DDR2 DIMM10およびDDR3 DIMM11が装着されているとき、誤装着であり、表示部5は、「3」を表示する。DIMM10、11が未装着のとき、表示部5は、「4」を表示する。DDR2 DIMM10が装着されているが、このDIMM10の動作周波数が非対応のとき、利用不可能とされ、表示部5は「5」を表示する。DDR3 DIMM11が装着されているが、このDIMM11の動作周波数が非対応のとき、利用不可能とされ、表示部5は「6」を表示する。
情報処理装置が起動したとき、ユーザは、表示を確認することにより、メモリ4の種類を認識できる。また、表示部5は制御装置2によって駆動されるので、情報処理装置が起動しないときであっても、表示部5は表示を行える。
このような未装着や誤装着は、ユーザがメモリ4を交換したり、あるいはメモリ4を増設したときに起こる。ユーザは、表示を確認することにより、メモリ4の問題によって情報処理装置が起動しないことを認識できる。そこで、ユーザは、装着状況に応じた対処する。例えば、2種類のメモリ4を装着したことによる誤装着の場合、ユーザは、いずれか一方のメモリ4を取り外す。未装着の場合、ユーザは、利用可能なメモリ4を装着する。メモリ4が利用不可能の場合、ユーザは、利用可能なメモリ4に交換する。これによって、ユーザは情報処理装置を正常に使用することができる。
ところで、上記では、メモリ4が正しく装着されているが、利用不可能なメモリ4である場合、メモリ4に動作電圧が供給されない。この代わりに、制御装置2は、CPU3のリセットを制御する。
すなわち、制御部14は、CPU3およびメモリ4に動作電圧を供給するよう電圧供給装置1に指示を送る。CPU3は、メモリ4を認識できないので、リセットしようとする。そこで、制御部14は、CPU3のリセットを禁止する。これによって、情報処理装置は起動しない。なお、電圧供給装置1は、装着されているメモリ4に応じた動作電圧をメモリ4に供給するが、メモリ4は正しく装着されているので、電圧の印加はメモリ4には影響しない。そして、制御部14は、このような装着状況を表示によってユーザに報知する。
他の形態の検知部13を図4に示す。DIMM10、11を装着するソケット15には、多数のピンが設けられている。これらのピンのうち、1つを検知ピン16とする。DDR2 DIMM用の検知ピン16およびDDR3 DIMM用の検知ピン16は、それぞれ電圧供給装置1に接続される。検知ピン16に電圧が供給されることにより、検知ピン16がプルアップされ、検知ピン16の状態がHighとなる。DIMM10、11が装着されると、DIMM10、11のGNDピン17が検知ピン16に接続され、検知ピン16の状態がLowとなる。このように、ソケット15は、検知ピン16の状態に応じた検出信号を検知部13に出力する。検知部13は、メモリ4の有無に応じた検出信号に基づいて、メモリ4の装着状況を検知する。
ユーザが情報処理装置の電源をオンすると、図5に示すように、電源供給装置1は、自動的に制御装置2に電圧を供給するとともに、各ソケット15の検知ピン16の状態がHighとなるようにDIMM10、11に電圧を供給する(501)。そして、検知部13は、各検知ピン16の状態を確認する(502)。
ソケット15にDIMM10、11が装着されていれば、GNDピン17が検知ピン16に接続され、検知ピン16の状態はLowとなる。ソケット15にDIMM10、11が装着されていなければ、検知ピン16の状態はHighとなる。検知部13は、ソケット15からの検出信号に基づいてDIMM10、11の装着状況を検知する。そして、制御部14は、DIMM10、11が正しく装着されているか誤装着されているかを判断する(503)。
図6に示すように、DDR2 DIMM用のソケット15の検知ピン16の状態がLow、DDR3 DIMM用のソケット15の検知ピン16の状態がHighの場合、検知部13は、DDR2 DIMM10が装着されていることを検知する。制御部14は、このような検出信号に基づいて、DDR2 DIMM10が正しく装着されていると判断する。
DDR2 DIMM用のソケット15の検知ピン16の状態がHigh、DDR3 DIMM用のソケット15の検知ピン16の状態がLowの場合、検知部13は、DDR3 DIMM11が装着されていることを検知する。制御部14は、このような検出信号に基づいて、DDR3 DIMM11が正しく装着されていると判断する。
DDR2 DIMM用のソケット15の検知ピン16の状態がLow、DDR3 DIMM用のソケット15の検知ピン16の状態がLowの場合、検知部13は、DDR2 DIMM10およびDDR3 DIMM11が装着されていることを検知する。制御部14は、このような検出信号に基づいて、2種類のDIMM10、11が装着されていることから誤装着であると判断する。
DDR2 DIMM用のソケット15の検知ピン16の状態がHigh、DDR3 DIMM用のソケット15の検知ピン16の状態がHighの場合、検知部は13、何も装着されていないことを検知する。制御部14は、このような検出信号に基づいて、DIMM10、11の未装着であると判断する。
DIMM10、11が正しく装着されているとき、電圧供給装置1は、装着されているDIMM10、11に応じた動作電圧を供給する。そして、情報処理装置が起動する。DIMM10、11が正しく装着されていないとき、電圧供給装置1は動作電圧を供給しない。そのため、情報処理装置は起動しない。
なお、制御部14は、DIMM10、11が正しく装着されていると判断した後、利用可能なDIMM10、11であるかを確認してもよい。また、CPU3がメモリ4の動作周波数に対応するようにオート設定されるものであれば、制御部14による、DIMM10、11が利用可能であるかの判断を省略してもよい。この場合には、未装着や誤装着の判断だけが行われる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。ユーザへの報知として、スピーカにより音で報知してもよい。
1 電圧供給装置
2 制御装置
3 CPU
4 メモリ
5 表示部
10 DDR2 DIMM
11 DDR3 DIMM
12 SPD
13 検知部
14 制御部
15 ソケット
16 検知ピン
17 GNDピン

Claims (10)

  1. 複数のメモリを装着可能な情報処理装置であって、装着されたメモリに動作電圧を供給する電圧供給装置と、メモリの装着に応じて電圧供給装置を制御する制御装置とを備え、制御装置は、メモリの装着状況を検知する検知部を有し、制御装置は、メモリが正しく装着されているとき、動作電圧を供給し、メモリが正しく装着されていないとき、動作電圧を供給しないように、電圧供給装置を制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 検知部は、装着されたメモリの種類を識別し、電圧供給装置は、メモリの種類に応じた動作電圧を供給することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 制御装置は、1種類のメモリが検知されたとき、正しく装着されていると判断し、複数種類のメモリが検知されたとき、あるいはメモリが装着されていないことが検知されたとき、正しく装着されていないと判断することを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 検知部は、装着されたメモリの動作周波数を検知し、制御装置は、メモリの動作周波数に基づいて、利用可能なメモリであるかを確認し、電圧供給装置は、メモリが利用可能であるとき、動作電圧を供給し、メモリが利用可能でないとき、動作電圧を供給しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. メモリが正しく装着されているが、利用可能なメモリでないとき、制御装置は、装置全体のリセットを禁止することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. メモリを装着するためのソケットが設けられ、ソケットは、メモリの有無に応じた検出信号を出力し、検知部は、ソケットからの検出信号に基づいて装着状況を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. メモリに、メモリに関する情報を記憶した記憶素子が搭載され、検知部は、記憶素子からメモリに関する情報を取得して、メモリの装着状況を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 制御装置は、メモリの装着状況を報知することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 制御装置は、メモリの装着状況に応じて異なる表示で報知することを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  10. 制御装置は、スピーカにより音で報知することを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
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