JP2010267033A - データ変換処理装置およびデータ変換処理方法 - Google Patents

データ変換処理装置およびデータ変換処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010267033A
JP2010267033A JP2009117050A JP2009117050A JP2010267033A JP 2010267033 A JP2010267033 A JP 2010267033A JP 2009117050 A JP2009117050 A JP 2009117050A JP 2009117050 A JP2009117050 A JP 2009117050A JP 2010267033 A JP2010267033 A JP 2010267033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
group
input data
lifting operation
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009117050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5451171B2 (ja
Inventor
Tadayoshi Nakayama
忠義 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009117050A priority Critical patent/JP5451171B2/ja
Publication of JP2010267033A publication Critical patent/JP2010267033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5451171B2 publication Critical patent/JP5451171B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

【課題】 画像データの符号化及び復号の両方に共通して使え、ロッシ−・ロスレス符号化復号半2重システムを低コストで実現する。
【解決手段】 N個の入力データを、N次元空間上で回転変換する装置であって、特定の1つのデータを除くN−1個のデータ毎に第1と第2の重み係数が定められており、前記特定の1つの入力データにN−1個の第1の重み係数を乗じた結果を、対応するN−1個の入力データに加減算する第1群リフティング演算部1010と、第2の重み係数を、第1群リフティング演算出力のN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第2群リフティング演算部1020と、第1の重み係数を、第2群リフティング演算出力の特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第3群リフティング演算部1030を有する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、ロスレス符号化とロッシー符号化を同一変換スキームでシームレスに行なうためのN次整数データからN次整数データへのロスレスデータ変換処理装置および変換処理方法、並びに、該変換を用いた画像符号化装置及びそれらの方法に関する。
画像、特に多値画像は非常に多くの情報を含んでおり、その画像を蓄積・伝送する際にはデータ量が膨大になってしまうという問題がある。このため画像の蓄積・伝送に際しては、画像の持つ冗長性を除く、或いは画質の劣化が視覚的に認識し難い程度で画像の内容を変更することによってデータ量を削減する高能率符号化が用いられる。
例えば、静止画像の国際標準符号化方式としてISOとITU−Tにより勧告されたJEPG規格では、画像データをブロックごと(8画素×8画素)に離散コサイン変換(DCT)してDCT係数に変換する。その後に、各係数を各々量子化し、さらにエントロピー符号化することにより画像データを圧縮している。このDCTを利用した圧縮技術にはJPEG以外に、H261,MPEG1/2/4等がある。これらの規格におけるDCTは可逆性が保証されておらず、量子化ステップを“1”にしてもロスレス符号化にはならない。JPEG規格において、圧縮・伸長後の画像が元の画像と完全に一致するようロスレス符号化も規格化されたが、DCTを用いた符号化処理とは全く異なり、画素単位の予測処理とエントロピー符号化を組み合せてロスレス符号化を実現している。その後、ロスレス符号化専用の標準符号化技術としてJPEG−LSが規格化されたが、周辺画素のコンテキストに基づく適応的な予測とエントロピー符号化を組み合せた符号化方法であり、DCT変換を用いた符号化ではない。更に後に規格化されたJPEG2000において、初めて周波数変換を用いたロスレス符号化が可能になった。ここでは、ロスレス変換としてリフティング演算ベースのウェーブレット変換を採用している。
ロスレス変換は、整数データ群から整数データ群への可逆な変換である。ロスレス変換を用いた符号化は、変換係数を量子化するステップ値を制御するだけで、ロスレス符号化とロッシー符号化を切り換えられる。よって、ロスレス符号化とロッシー符号化を同一変換スキームでシームレスに行なうことができるという利点がある。そのため、ロスレス変換を用いた符号化は、新しい国際標準であるJPEG XRでも用いられている。
図1に、ロスレス変換を用いてロスレス符号化とロッシー符号化を同一変換スキームでシームレスに行なう符号化装置の簡単な構成を示す。図示の如く、符号化装置は、ブロック分割部101、ロスレス変換部103、量子化部105、エントロピー符号化部107を有する。ブロック分割部101は入力された原画像データをn×n画素(例えば4×4画素)のブロックに分割する。ロスレス変換部103は、実空間上のブロックデータを周波数空間上の係数データに変換する。そして、量子化部105は、この係数データを量子化する。最後にエントロピー符号化部107は、量子化された係数(量子化係数)をハフマン符号等に従って符号化する。ここで、ロスレス変換部103は、整数の画素データを可逆変換可能な整数の係数データに変換する。よって、量子化部105において全ての係数を量子化ステップ値“1”で量子化した場合、係数データの情報が一切失われるない量子化係数が生成されるため、該量子化係数をエントロピー符号化して得られる符号はロスレス符号となる。当然、該ロスレス符号を復号すれば、元の原画像データを完全に復元することができる。
一方、量子化部105において、“1”より大きな量子化ステップ値で量子化した場合、係数データの情報の一部が失われる。このため、量子化係数をエントロピー符号化して得られる符号はロッシー符号となる。自然画などを元の画像データの10分の1以下へ圧縮するには、ロスレス符号化では困難で、通常はロッシー符号化を行なう。
上述したように、周波数空間への変換にロスレス変換を用いると、量子化ステップ値を変えるだけで、ロスレス符号化とロッシー符号化をスムーズに切り換えることができる。ロスレス変換には、ロスレスアダマール変換やロスレスDCT変換を用いることができるが、予測などを行なわず画素データをそのまま変換する場合、ロスレスDCTを用いた方が圧縮率の点で有利である。
1次元のDCT変換行列はアダマール変換行列と2点回転変換行列とに分解できる。このため、2次元のロスレスDCT変換は2次元ロスレスアダマール変換と2次元ロスレス回転変換によって実現することができる(詳細は後述する)。
これまでの、符号化と復号処理を半二重で行なうシステムでは、符号化で行なう変換処理と復号で行なう逆変換処理を共通化し、同じユニットで処理することにより、システム規模を小さくし製品コストを下げることが普通に行なわれている。従って、ロスレスDCT変換を用いる場合も当然、同様の共通化が望まれる。かかる点、ロスレスアダマール変換は、特許文献1において、変換と逆変換を同一の処理で実現できることが示されている。また、JPEG XR規格においても、ロスレスアダマール変換部分のみは変換と逆変換が共通化されている。
特許第3902990号公報
"JPEG XR 標準化の最新動向"画像電子学会 Vol.37 No4 502〜512頁 2008年7月25日発行 日経エレクトロニクス 2008年12月29日号 71〜77頁 2008年12月29日発行
しかしながら、ロスレスDCT変換処理における、ロスレスアダマール変換以外のロスレス回転変換は共通化がなされていない。よって、ロスレスDCTを用いた符号化・復号処理を半二重で行なうシステムにおいて、変換処理と逆変換処理のかなりの部分を共通化することができず、故に製品のコストアップが避けられないという問題があった。
この課題を解決するため、例えば本発明のデータ変換装置は以下の構成を備える。すなわち、
N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換するデータ変換装置であって、
前記N個のデータ中の特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に、第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、前記特定の1つの入力データにN−1個の第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、対応するN−1個の入力データに加減算する第1群のリフティング演算手段と、
前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算手段から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第2群のリフティング演算手段と、
前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算手段から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第3群のリフティング演算手段とを有する。
本発明によれば、符号化時に使用するロスレス変換器と、復号時に使用するロスレス逆変換を共通化することができ、符号化と復号処理を半二重で行なうシステムのコストを低減することができる。さらに、既に共通化がなされているロスレスアダマール変換と組み合せて使用することにより、4×4のロスレスDCT変換を実現するための大部分の演算を変換と逆変換で共通化でき、半二重の画像符号化・復号システムを低コストで実現できる。
ロスレス及びロッシー符号化をシームレスに行なう符号化装置を表す図。 実施形態の画像記録装置を示す図。 図2における符号化/復号部の構成を示す図。 第1実施形態の第1例を示す図。 第1実施形態の第2例を示す図。 第1実施形態の第3例を示す図。 第1実施形態の第4例を示す図。 第2実施形態の1例を示す図。 第3実施形態の第1例を示す図。 第3実施形態の第2例を示す図。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
実施形態では、データ変換装置を使用するのに好適な画像記録装置(デジタルカメラ)の構成図を図2に示し、以下にその処理内容を説明する。撮像対象となる像は、レンズ201を介して、CCDやCMOSセンサなどの撮像素子202上に結像される。撮像素子202は、この結像された像をアナログ信号として後段のA/D変換器203に送出する。A/D変換器203は、撮像素子202から受けたアナログ信号をデジタル信号に変換し、バス207を介して画像処理部204に送出する。画像処理部204は、この画像データに対して周知の画素補間処理や色変換処理などを施し、該処理結果となる画像データはバス207を介してメモリ205へ送出される。このメモリ205は、撮像された複数の画像のデータを一時的に保存するためのメモリであって、所定枚数の画像を格納するための領域を有する。メモリ205に格納された画像データはバス207を介して符号化/復号部211に送出される。符号化/復号部211は画像データを符号化して、符号化ストリームを生成し、バス207を介して記憶媒体206に送出する。記憶媒体206は、符号化ストリームを長期に保存する着脱可能なリムーバブルな電子記録媒体で、SDカードやCFカード等が用いられる。該記録媒体206は、時には、当該画像記録装置から着脱され、コンピュータに接続された記録媒体読み取り装置に装着されて、コンピュータから符号化ストリームが読み取られる。
次に、符号化/復号部211の構成とその処理内容を図3に従って説明する。符号化/復号部211は、図示の如く、エントロピー復号部301、逆量子化部303、ロスレス直交変換/逆変換部305、量子化部307、エントロピー符号化部309で構成される。
この符号化/復号部211が符号化部として機能する場合、図2におけるメモリ205から読み出された画像データはロスレス直交変換/逆変換部305に入力され、実空間上の画像データは周波数空間上のロスレス変換係数データに変換される。そして、この変換係数データは量子化部307に送られ、量子化ステップに従って量子化されて、量子化係数となり、エントロピー符号化部309に送られる。そして、エントロピー符号化部309は、量子化係数の出現頻度の偏りを利用した可変長符号化を行ない、符号化後のデータ量がなるべく少なくなるように圧縮する。元の画像を完全に復元できるようロスレス符号化を行なうには、ロスレスの直交変換を行なった上で、量子化処理をパスするか、量子化ステップを“1”に設定して量子化する必要がある。
一方、該符号化/復号部211が復号部として動作する場合、図2における記憶媒体206から読み出された符号化ストリームを、エントロピー復号部301に入力する。そして、エントロピー復号部301は、入力した符号化ストリーム中の可変長コードを復号し、量子化係数を再生し、その量子化係数を逆量子化部303に出力する。逆量子化部303は、入力した量子化係数に量子化ステップを乗算して変換係数を再生する。該変換係数は直交変換/逆変換部305に送られて、逆変換がなされ、画像データが復元される。この画像データは復号画像データとして、符号化/復号部211から出力され、図2のバス207を介して、例えばD/A変換部208に送られ、ここで、デジタルからアナログ信号に変換されて、画像表示部209にて表示されることになる。
本実施形態のデータ変換処理装置および変換処理方法が有効なのは、例えば、ロスレス直交変換/逆変換部305において、4×4画素のブロックデータに対してロスレスDCT変換を行なう場合である。まず、この変換を説明するために、数学的な説明の準備を行なう。
以下の式(1)に、4点DCT変換の変換行列MDCTを示すと共に、該DCT変換行列MDCTが4点アダマール変換行列と2点回転変換行列の積に分解できることを示す。
Figure 2010267033
ここで、式(1)における一番右の行列が4点アダマール変換行列を表し、右から2つ目の行列が2点回転変換行列を表している。
変換前の元のデータをd00,d01,d02,…,d32,d33で表わすと、4×4の2次元DCTは以下の式(2)のように表現できる。
Figure 2010267033
上式の右辺における、x00,x01,x02,…,x32,x33は、元のデータを2次元アダマール変換したデータを示している。整数化のための丸め処理を行なってロスレス化したロスレス2次元アダマール変換には、先に示した特許文献1を用いることができる。
ロスレス2次元アダマール変換後のデータに対して、水平方向のロスレス回転変換と垂直方向のロスレス回転変換を行なうと、ロスレス2次元DCT変換となる。水平方向のロスレス回転変換は、x01とx03,x11とx13,x21とx23,x31とx33の4組のデータに対して行なう。垂直方向のロスレス回転変換は、x10とx30,x11とx31,x12とx32,x13とx33の4組のデータに対して行なう。これらのデータを1次元回転するデータと2次元回転するデータとに分ける。x01とx03,x21とx23の2つ2組のデータに対しては水平方向のみの回転、x10とx30,x12とx32の2つ2組のデータに対しては垂直方向のみの回転をするだけでよい。x11とx13,x31,x33の4つ1組のデータに対しては、水平方向と垂直方向の2次元の回転変換を行なう必要がある。
1次元回転変換のロスレス変換は、この技術分野では基本となる公知の技術であり、リフティング演算3段で実現できることがよく知られている。一方、2次元の回転が可能なロスレス変換として特開2005−039798号公報が挙げられる。このロスレス2次元回転変換器は、逆変換に用いることができないため、半二重の符号化システムであっても、変換器と逆変換器を別々に持つ必要がある。
本実施形態は、変換と逆変換の両方に使うことができるロスレス2次元回転変換器を提供する。4×4データに対する2次元ロスレスアダマール変換では、同じ変換器で変換と逆変換の両方を実現できることが既に示されている。よって、本実施形態のロスレス2次元回転変換器と組み合せれば、4×4ロスレスDCT変換の大部分を変換と逆変換で共通に使えるようになる。
そこで、先ず、実施形態で実現するロスレス2次元回転変換器の変換式を以下の式(3)に示す。
Figure 2010267033
上記式(3)における変換行列は、複数の行列に分解し、該分解した行列の積で表すことができるが、その種類は幾通りもある。どのような行列の積で表すのが適しているのかは、当該変換が用いられる分野や目的によって異なる。ただし、本発明では、ただ単に変換を行なうだけでなく、整数データから整数データへの変換で可逆性を実現したいという要求がある。かかる点を踏まえ、以下に実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
式(3)の2次元回転変換を実現する本発明の第1の実施形態の2次元回転変換器の基本構成を図4に示す。図示において、401乃至404はデータ入力端子、410は第1群リフティング演算部、420は第2群リフティング演算部、430は第3群リフティング演算部である。440は符号反転器、451乃至454は、変換データ(出力データ)の出力端子である。また、411、412、431,432は、a=tanθを乗算する乗算器である。421、422は、a/(1+a2)を乗算する乗算器、423は、1/(1+a2)を乗算する乗算器である。そして、416、417、418,436,437,438は、加算器であり、426、427、428は減算器である。
図4に示す2次元回転変換器は、基本リフティング演算を9段用いて、以下に示す式(4)に示す変換行列の演算を行なうものである。なお、基本リフティング演算は、着目する2つのデータパスの一方の信号に乗数を掛け、その結果をもう一方のデータパスに加算するものである。式(4)の変換行列中の9つの非対角成分(a,1,−a/(1+a2),−1/(1+a2))に対応する演算を基本リフティング演算が行なう。一番右の変換行列から順に第1群,第2群,第3群のリフティング演算部に対応している。
Figure 2010267033
この式(4)の基本リフティング演算のデータ進行方向をすべて逆にした構成でも同一の変換を実現できる。その変換行列は下記に示す式(5)である。この式(5)は、式(4)の各行列を転置して非対角成分の符号を反転することによって得られるものでもある。
Figure 2010267033
この式(5)の変換を実現する2次元回転変換器は図5に示す構成になる。図4との構成上の違いは次の3点である。
A)各基本リフティング演算のデータ進行方向が逆である。
B)乗数の符号が反転している。
C)加算器は減算器へ、減算器は加算器へ、置き換えている。
上記の通り、構成上の違いが規則的で明確であるので、図5の構成についてのこれ以上の説明は不要であろう。
ところで、4点データの変換は15段のリフティング演算で実現できることが知られているが、式(3)に示す変換の場合、本実施形態の構成をとれば、9段のリフティング演算で実現できることがわかる。しかも、9段の内2段のリフティングは乗数が1であり、また、乗数が同じなので乗算を共通化できる箇所が3つある。そのため、演算を簡略化した構成では、必要となる乗算器の数は4(=9−2−3)個まで減らせる。図4の構成に対して、乗算器を4個に減らした構成を図6に示す。なお、4個に減らした乗算器が図6の参照符号601,602,603,604である。図6の構成による演算処理内容は図4と等価であり、図4の1つの変形例にすぎないので、細かい説明は省略する。
なお、先に示した特開2005−39798号公報は、基本リフティング演算に分解すると8つのリフティング演算になるが、同じ乗数の演算を共通化することにより、4つの基本リフティング演算を2入力2出力リフティング演算にまとめ、全体で必要な乗算器の数を5個に削減している。
さて、本発明は、図6に示す変換器を基本として、ロスレス変換ができるようにする。このためには、乗算器出力の非整数データ、または乗算器出力を合算した非整数データを、整数へ丸めるための丸め処理器を設ければよい。図6に示した変換器にこの丸め処理器(小数点以下のデータを整数化する処理器)を設けて、ロスレス化するための変換器の構成を示すのが図7である。
丸め処理器は、丸め誤差を発生させるため、なるべく少ない方がよい。そのため、各リフティング演算部に複数の丸め処理器を持たないよう、基本リフティング演算の乗算結果を合算できるものは合算する。これを第2群リフティング演算部内に加算器722を設けることで対処した。また、ロスレス化するために設けた3つの丸め処理器は、図7の参照符号711,721,731である。
図7に示すリフティング演算構成のロスレス変換器の変換結果を元のデータに戻す逆変換器の構成方法は公知であり、変換器と対称的な構成をとることで実現できる。すなわち、変換の演算順序と逆の順序で逆変換を行なうように構成する。但し、変換器における基本リフティング演算における乗算結果の加算を減算に、減算を加算に置き換えて逆変換器を構成する。具体的な例が、後述する図9のロスレス変換器に対する逆変換器が図10に示されるので、それを参照されたい。なお、実施形態では、図4の構成を基礎にして、図7の構成に至る例を説明したが、図5の構成を基礎にしても同様に成し得ることは言うまでもない。
[第2の実施形態]
第1の実施形態で説明した第1群リフティング演算部と第3群リフティング演算部は同一の構成であることに注意されたい。そこで、本第2の実施形態では、第1群リフティング演算部と第3群リフティング演算部を共通化させる例を説明する。
本第2の実施形態における回路構成を図8に示す。図8の構成は、ちょうど図4の構成から第3群のリフティング演算部を削減している。代わりに、第2群のリフティング演算部420の演算結果を保持するレジスタ821乃至824、第1群のリフティング演算部が第3のリフティング演算部の機能を果たすためのセレクタ801乃至804を設け、且つ、最終的な変換結果を出力する端子811〜814を図示の配線から延出させた点に特徴がある。その他の構成要素は図4と同じである。
まず、4つのセレクタ801乃至804は、入力データを選択して該選択データを第1群リフティング演算部410へ入力する。この結果、第1群および第2群リフティング演算部で処理した結果がレジスタ821乃至824で保持され、セレクタ801乃至804へ出力される。次に、セレクタ801乃至804はレジスタ821乃至824に保持された値を選択し、第1群リフティング演算部410へ入力する。このときの第1群リフティング演算部410は、図4の第3群リフティング演算部に相当する処理を行なうことと等価になるので、該処理結果を出力端子811乃至14へ出力することになる。上記の結果、端子811乃至814から出力される変換データは、図4の構成で得られる変換データとまったく同じとなることが理解できよう。
なお、実際にロスレス変換を行う場合、図8の第1群リフティング演算部410、第2群リフティング演算部420は、図7における第1群リフティング演算部710、第2群リフティング演算部720の構成を取ることになる。また、本第2の実施形態でも、図4の構成を基礎にして説明したが、図5の構成を基礎にしても構わない。
[第3の実施形態]
既に説明したように、DCT変換はアダアール変換と回転変換とに分解できる。そして、各々の変換行列は行や列を置換したり、符号を反転したりすることにより、転置行列が転置前の行列と等しい変換行列へと変形することができる。転置行列が元の行列と等しい一般の正規直交変換では、変換処理と逆変換処理は同じになる。よって、前記第1実施形態、第2実施形態において、丸め処理を行なわない一般的な変換では、演算を所望の精度で行なえば、変換器を逆変換器として使って、元のデータを復元できることは、数学的に当然のことである。
ところが、ロスレス変換結果を逆変換器により完全に元のデータへ戻す場合、リフティング演算を用いる逆変換器は変換器と対称的な構成をとる必要がある。そのため、リフティング演算ベースの変換器を逆変換器としても使えるようにするのは一般的には困難であり、ロスレスアダマール変換以外ではそのような先行技術は今のところ存在しない。
先に説明した第1の実施形態の図7の構成のままでは、変換器をそのまま逆変換器として使うことは出来ない。そこで、この構成を多少変更し、変換器および逆変換器として使うことが出来るロスレス変換器を構成した。
なお、変換器・逆変換器として見たときに、その構成には対称的な構成要素と非対称な構成要素がある。対称的な構成要素は、その部分の可逆性が自明であるのに対し、非対称な構成要素は、可逆性が自明でない。よって、非対称な構成要素の可逆性を示すことで、全体として可逆性があること説明する。
第3の実施形態における2つの変換器を直列に接続した例を図9に示す。前段に位置する参照番号901を第1の変換器、後段の参照番号902を第2の変換器とする。すなわち、第2の変換器902を第1の変換器901の逆変換器と見なす。図示の通り、第1の変換器901と第2の変換器902は同一構成なので、個別の構成要素には同一番号を付すが、変換側と逆変換側を区別するため、逆変換側は番号の後ろに添え字「r」を付した。すなわち、第1の変換器901における第1群リフティング演算部910に対するものは、第2の変換器902における第1群リフティング演算部910rである。
なお、図9に示す第1及び第2の変換器は、図4の構成をベースに基本リフティング演算毎に丸め処理器を設けているだけなので、構成要素の詳細な説明は省略する。図9に示す構成の最大の特徴は、図4の構成における符号反転器440を出力側から、第2群リフティング演算部と第3群リフティング演算部との間に移動した点である。この特徴を以下の説明に準じて適用すれば、図6乃至図8の構成でも変換器を逆変換器として使うことが出来るようになる。
該符号反転器を移動したことによって、第3群リフティングの構成が少し変わる。すなわち、最上段のデータパスの符号が反転するため、基本リフティング演算における乗算係数の符号を変えるか、乗算結果の加算を減算に変更する必要がある。本発明の場合、図9における第3群リフティング演算部の乗算係数の符号を変えずに乗算結果を減算する構成をとる必要がある。
上記図9に示す第1の変換器901と可逆な関係を有する対称的な構成の逆変換器を図10に示す。加算器は減算器へ、減算器は加算器へ置き換わるが、それ以外は全く対称な構造である。可逆変換が可能な対称的リフティング演算構成とは、図9の変換器901と図10のような関係を言う。
図9の第1の変換器901と図10の逆変換器を縦続接続して、接続ポイントから変換器側を見た1群目のリフティング演算と、逆変換器の1群目のリフティング演算を合体すると、対応する基本リフティング演算が相殺して、全ての基本リフティング演算が消滅してしまう。この合体を繰り返して行くと、全ての群のリフティング演算部が消滅して、出力=入力となる。よって、図10に示す逆変換器は、図9の変換器901から出力される変換データを元のデータに戻すことができるわけである。
図9における逆変換器である第2の変換器902の構成は、図10に示す逆変換器の構成とかなり似ている。違いは、第2群リフティング演算部の内部における乗算結果の加減演算の違いと、符号反転器440r、440の位置が第2群リフティング演算部の前か後にある点である。
よって、図9の第2の変換器902における第2群リフティング演算部920rと符号反転器440rによる処理が、図10における符号反転器440と第2群リフティング演算部1020の処理と等価であれば、逆変換器としても等価であると言える。
図9の第2の変換器902において、符号反転器440rは第2群リフティング演算部920rの後段にあるため、この符号反転処理を分配法則によって各データに分配する。
ここで、第2の変換器902の第2群リフティング演算部920rと符号反転器440rの演算を、Y=−(D0−R1−R2−R3)と表現する(ここで、D0は第1群リフティング演算部の最上段の出力、R1,R2,R3は、3つの基本リフティング演算における丸め処理器の出力である)。分配法則を適用すると、
Y=(−D0+R1+R2+R3)=((−D0)+R1+R2+R3)
となり、最上段のデータパスの符号を反転した結果(−D0)に、前記3つの基本リフティング演算における丸め処理器の出力(R1,R2,R3)を加算した値と同じになる。
これを回路で表現すると、図10における符号反転器440と第2群リフティング演算部1020と一致するため、図9の第2の変換器902は、図10に示す逆変換器と等価であることが分かる。よって、図9の第1の変換器901は、ロスレス変換器およびロスレス逆変換器として使うことができる。また、それと等価な図10に示す逆変換器も、ロスレス変換器およびロスレス逆変換器として使うことができる。
以上に説明した変換器および逆変換器として共通に使えるロスレス2次元回転変換器を、既に共通化が実現されているロスレスアダマール変換と共に用いることによって、変換器および逆変換器として共通に使えるロスレスDCTを低コストで実装することができる。
さらにロッシー圧縮・復号とロスレス圧縮・復号をシームレスに行なうことができる半2重符号化・復号システムを低コストで実現することができるようになる。
また、本発明の実施形態は、変換器というハードウェア構成を想定して説明したが、該変換器における各演算は、ソフトウェア処理によっても実現できることは言うまでもない。よって、各演算部を、演算工程に置き換えて実現される制御方法も、本発明の範疇であることを付け加えておく。
また、上記実施形態では、4個の入力データの回転変換を例にして説明したが、N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換する場合に適用しても構わない。すなわち、第1群のリフティング演算部、第2群のリフティング演算部、及び、第3群のリフティング演算部は、N個のデータ中の特定の1つの入力データとそれを除くN−1個の入力データ毎に対し、第1の重み係数と、第2の重み係数に従った上記実施形態の加減算の処理を行えば良い。

Claims (8)

  1. N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換するデータ変換装置であって、
    前記N個の入力データにおける特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に、第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、前記特定の1つの入力データにN−1個の第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、対応するN−1個の入力データに加減算する第1群のリフティング演算手段と、
    前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算手段から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第2群のリフティング演算手段と、
    前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算手段から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第3群のリフティング演算手段と
    を有することを特徴とするデータ変換装置。
  2. 前記N個の入力データ及び出力データは整数データであり、第1群、第2群、第3群のリフティング演算手段それぞれに、乗算によって発生する小数点以下のデータを整数化する丸め処理手段を少なくとも1つ有し、各リフティング演算手段の出力を整数化することを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。
  3. 前記第2群のリフティング演算手段の前または後ろに、前記特定の1つのデータの符号を反転する符号反転手段を有することを特徴とする請求項2に記載のデータ変換装置。
  4. N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換する装置であって、
    前記N個の入力データにおける特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、前記N−1個の入力データに第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、前記特定の1つのデータに加減算する第1群のリフティング演算手段と、
    前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算手段から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第2群のリフティング演算手段と、
    前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算手段から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第3群のリフティング演算手段と
    を有することを特徴とするデータ変換装置。
  5. 前記N個の入力データ及び出力データは整数データであり、第1群、第2群,第3群のリフティング演算手段それぞれに、乗算によって発生する小数点以下のデータを整数化する丸め処理手段を少なくとも1つ有し、各リフティング演算手段の出力を整数化することを特徴とする請求項4に記載のデータ変換装置。
  6. 前記第2群のリフティング演算手段の前または後ろに、前記特定の1つのデータの符号を反転する符号反転手段を有することを特徴とする請求項5に記載のデータ変換装置。
  7. N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換するデータ変換装置の制御方法であって、
    前記N個の入力データにおける特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、第1群のリフティング演算手段が、前記特定の1つの入力データにN−1個の第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、対応するN−1個の入力データに加減算する第1群のリフティング演算工程と、
    第2群のリフティング演算手段が、前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算工程から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第2群のリフティング演算工程と、
    第3群のリフティング演算手段が、前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算工程から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第3群のリフティング演算工程と
    を有することを特徴とするデータ変換装置の制御方法。
  8. N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換するデータ変換装置の制御方法であって、
    前記N個の入力データにおける特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、第1群のリフティング演算手段が、前記N−1個の入力データに第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、前記特定の1つのデータに加減算する第1群のリフティング演算工程と、
    第2群のリフティング演算手段が、前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算工程から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第2群のリフティング演算工程と、
    第3のリフティング演算手段が、前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算工程から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第3群のリフティング演算工程と
    を有することを特徴とするデータ変換装置の制御方法。
JP2009117050A 2009-05-13 2009-05-13 データ変換処理装置およびデータ変換処理方法 Expired - Fee Related JP5451171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009117050A JP5451171B2 (ja) 2009-05-13 2009-05-13 データ変換処理装置およびデータ変換処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009117050A JP5451171B2 (ja) 2009-05-13 2009-05-13 データ変換処理装置およびデータ変換処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010267033A true JP2010267033A (ja) 2010-11-25
JP5451171B2 JP5451171B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=43363961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009117050A Expired - Fee Related JP5451171B2 (ja) 2009-05-13 2009-05-13 データ変換処理装置およびデータ変換処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5451171B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005039798A (ja) * 2003-06-23 2005-02-10 Canon Inc データ変換処理装置及びその方法
JP2006197572A (ja) * 2004-12-17 2006-07-27 Microsoft Corp ロッシーおよびロスレス2dデータ圧縮のための可逆な変換
JP2009124353A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Canon Inc データ変換装置及びその制御方法
JP2009245262A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nagaoka Univ Of Technology データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005039798A (ja) * 2003-06-23 2005-02-10 Canon Inc データ変換処理装置及びその方法
JP2006197572A (ja) * 2004-12-17 2006-07-27 Microsoft Corp ロッシーおよびロスレス2dデータ圧縮のための可逆な変換
JP2009124353A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Canon Inc データ変換装置及びその制御方法
JP2009245262A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nagaoka Univ Of Technology データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNG200900160005; 岩橋  政宏: 'JPEG2000の非可逆9-7DWTと互換な可逆9-7DWT' 電子情報通信学会技術研究報告 第108巻,第485号, 20090309, PP.23-28, 社団法人電子情報通信学会 *
JPN6013046132; 岩橋  政宏: 'JPEG2000の非可逆9-7DWTと互換な可逆9-7DWT' 電子情報通信学会技術研究報告 第108巻,第485号, 20090309, PP.23-28, 社団法人電子情報通信学会 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP5451171B2 (ja) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2413983C2 (ru) Обратимое преобразование для сжатия двумерных данных с потерями и без потерь
JP3830009B2 (ja) データ処理システム及び色変換方法
JP5797774B2 (ja) メディアデータコーディングのための32点変換
US6154493A (en) Compression of color images based on a 2-dimensional discrete wavelet transform yielding a perceptually lossless image
JP3989009B2 (ja) フォワード変換装置及びインバース変換装置
RU2429531C2 (ru) Преобразования с общими множителями
JP2010505154A (ja) 逆離散コサイン変換計算における誤差低減
KR100944928B1 (ko) 버터플라이 프로세서를 이용하여 이산 코사인 변환을인코딩하고 계산하는 장치 및 방법
JP3796432B2 (ja) フィルタ処理装置およびフィルタ処理方法
JP2005039798A (ja) データ変換処理装置及びその方法
JP5451171B2 (ja) データ変換処理装置およびデータ変換処理方法
JP4266512B2 (ja) データ処理装置
JP4806464B2 (ja) 画像圧縮装置、画像圧縮方法、画像復元装置、及びプログラム
JP4594420B2 (ja) データ変換装置及びその制御方法
JP6102707B2 (ja) デジタル符号化装置
JP2006005478A (ja) 画像符号化装置及び画像復号装置
JP5546329B2 (ja) データ変換装置
KR100240002B1 (ko) 영상신호의 압축과 복원을 위한 이산 코사인 변환 장치
PHYO et al. JPEG Image Compression and Decompression using Discrete Cosine Transform (DCT)
Nishikawa et al. Parallel image compression circuit for high-speed cameras
JP4378407B2 (ja) データ変換処理装置及びその方法
TWI432029B (zh) 具有比例化及非比例化介面之變換設計
Mosa COLOR IMAGE COMPRESSION BASED ON ABSOLUTE MOMENT BLOCK TRUNCATION CODING USING DELTA ENCODING AND HUFFMAN CODING
PHYO et al. DCT Based Image Compression using Arithmetic Encoding Technique
JPH04178087A (ja) 直交変換方法および直交変換回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130917

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131226

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5451171

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees