JP2010267033A - データ変換処理装置およびデータ変換処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 N個の入力データを、N次元空間上で回転変換する装置であって、特定の1つのデータを除くN−1個のデータ毎に第1と第2の重み係数が定められており、前記特定の1つの入力データにN−1個の第1の重み係数を乗じた結果を、対応するN−1個の入力データに加減算する第1群リフティング演算部1010と、第2の重み係数を、第1群リフティング演算出力のN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第2群リフティング演算部1020と、第1の重み係数を、第2群リフティング演算出力の特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第3群リフティング演算部1030を有する。
【選択図】 図10
Description
N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換するデータ変換装置であって、
前記N個のデータ中の特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に、第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、前記特定の1つの入力データにN−1個の第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、対応するN−1個の入力データに加減算する第1群のリフティング演算手段と、
前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算手段から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第2群のリフティング演算手段と、
前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算手段から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第3群のリフティング演算手段とを有する。
ここで、式(1)における一番右の行列が4点アダマール変換行列を表し、右から2つ目の行列が2点回転変換行列を表している。
上式の右辺における、x00,x01,x02,…,x32,x33は、元のデータを2次元アダマール変換したデータを示している。整数化のための丸め処理を行なってロスレス化したロスレス2次元アダマール変換には、先に示した特許文献1を用いることができる。
上記式(3)における変換行列は、複数の行列に分解し、該分解した行列の積で表すことができるが、その種類は幾通りもある。どのような行列の積で表すのが適しているのかは、当該変換が用いられる分野や目的によって異なる。ただし、本発明では、ただ単に変換を行なうだけでなく、整数データから整数データへの変換で可逆性を実現したいという要求がある。かかる点を踏まえ、以下に実施形態を説明する。
式(3)の2次元回転変換を実現する本発明の第1の実施形態の2次元回転変換器の基本構成を図4に示す。図示において、401乃至404はデータ入力端子、410は第1群リフティング演算部、420は第2群リフティング演算部、430は第3群リフティング演算部である。440は符号反転器、451乃至454は、変換データ(出力データ)の出力端子である。また、411、412、431,432は、a=tanθを乗算する乗算器である。421、422は、a/(1+a2)を乗算する乗算器、423は、1/(1+a2)を乗算する乗算器である。そして、416、417、418,436,437,438は、加算器であり、426、427、428は減算器である。
A)各基本リフティング演算のデータ進行方向が逆である。
B)乗数の符号が反転している。
C)加算器は減算器へ、減算器は加算器へ、置き換えている。
上記の通り、構成上の違いが規則的で明確であるので、図5の構成についてのこれ以上の説明は不要であろう。
第1の実施形態で説明した第1群リフティング演算部と第3群リフティング演算部は同一の構成であることに注意されたい。そこで、本第2の実施形態では、第1群リフティング演算部と第3群リフティング演算部を共通化させる例を説明する。
既に説明したように、DCT変換はアダアール変換と回転変換とに分解できる。そして、各々の変換行列は行や列を置換したり、符号を反転したりすることにより、転置行列が転置前の行列と等しい変換行列へと変形することができる。転置行列が元の行列と等しい一般の正規直交変換では、変換処理と逆変換処理は同じになる。よって、前記第1実施形態、第2実施形態において、丸め処理を行なわない一般的な変換では、演算を所望の精度で行なえば、変換器を逆変換器として使って、元のデータを復元できることは、数学的に当然のことである。
Y=(−D0+R1+R2+R3)=((−D0)+R1+R2+R3)
となり、最上段のデータパスの符号を反転した結果(−D0)に、前記3つの基本リフティング演算における丸め処理器の出力(R1,R2,R3)を加算した値と同じになる。
Claims (8)
- N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換するデータ変換装置であって、
前記N個の入力データにおける特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に、第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、前記特定の1つの入力データにN−1個の第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、対応するN−1個の入力データに加減算する第1群のリフティング演算手段と、
前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算手段から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第2群のリフティング演算手段と、
前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算手段から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第3群のリフティング演算手段と
を有することを特徴とするデータ変換装置。 - 前記N個の入力データ及び出力データは整数データであり、第1群、第2群、第3群のリフティング演算手段それぞれに、乗算によって発生する小数点以下のデータを整数化する丸め処理手段を少なくとも1つ有し、各リフティング演算手段の出力を整数化することを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。
- 前記第2群のリフティング演算手段の前または後ろに、前記特定の1つのデータの符号を反転する符号反転手段を有することを特徴とする請求項2に記載のデータ変換装置。
- N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換する装置であって、
前記N個の入力データにおける特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、前記N−1個の入力データに第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、前記特定の1つのデータに加減算する第1群のリフティング演算手段と、
前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算手段から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第2群のリフティング演算手段と、
前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算手段から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第3群のリフティング演算手段と
を有することを特徴とするデータ変換装置。 - 前記N個の入力データ及び出力データは整数データであり、第1群、第2群,第3群のリフティング演算手段それぞれに、乗算によって発生する小数点以下のデータを整数化する丸め処理手段を少なくとも1つ有し、各リフティング演算手段の出力を整数化することを特徴とする請求項4に記載のデータ変換装置。
- 前記第2群のリフティング演算手段の前または後ろに、前記特定の1つのデータの符号を反転する符号反転手段を有することを特徴とする請求項5に記載のデータ変換装置。
- N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換するデータ変換装置の制御方法であって、
前記N個の入力データにおける特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、第1群のリフティング演算手段が、前記特定の1つの入力データにN−1個の第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、対応するN−1個の入力データに加減算する第1群のリフティング演算工程と、
第2群のリフティング演算手段が、前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算工程から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第2群のリフティング演算工程と、
第3群のリフティング演算手段が、前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算工程から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第3群のリフティング演算工程と
を有することを特徴とするデータ変換装置の制御方法。 - N(N>2)個の入力データを、N次元の空間上で回転変換してN個の出力データに変換するデータ変換装置の制御方法であって、
前記N個の入力データにおける特定の1つの入力データを除くN−1個の入力データ毎に第1の重み係数と、第2の重み係数が定められており、第1群のリフティング演算手段が、前記N−1個の入力データに第1の重み係数を乗じ、乗算して得られるN−1個の乗算結果を、前記特定の1つのデータに加減算する第1群のリフティング演算工程と、
第2群のリフティング演算手段が、前記第2の重み係数を、前記第1群のリフティング演算工程から得られる前記特定の1つのデータに乗じ、N−1個の乗算結果を対応するN−1個のデータに加減算する第2群のリフティング演算工程と、
第3のリフティング演算手段が、前記第1の重み係数を、前記第2群のリフティング演算工程から得られるN−1個のデータに乗じ、N−1個の乗算結果を前記特定の1つのデータに加減算する第3群のリフティング演算工程と
を有することを特徴とするデータ変換装置の制御方法。
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CSNG200900160005; 岩橋 政宏: 'JPEG2000の非可逆9-7DWTと互換な可逆9-7DWT' 電子情報通信学会技術研究報告 第108巻,第485号, 20090309, PP.23-28, 社団法人電子情報通信学会 * |
JPN6013046132; 岩橋 政宏: 'JPEG2000の非可逆9-7DWTと互換な可逆9-7DWT' 電子情報通信学会技術研究報告 第108巻,第485号, 20090309, PP.23-28, 社団法人電子情報通信学会 * |
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