JP2010265156A - セメント含有防錆剤組成物、及び防錆処理方法 - Google Patents

セメント含有防錆剤組成物、及び防錆処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鉄筋コンクリート構造物のコンクリート層に亜硝酸イオンを効率良く浸透させることができるセメント含有防錆剤組成物を提供する。
【解決手段】セメントと細骨材と亜硝酸カルシウムと水とを含む鉄筋コンクリート構造物用のセメント含有防錆剤組成物であって、亜硝酸カルシウムがセメント100質量部に対して0.20〜2.50質量部の範囲の量にて含まれ、そして水100質量部に対して0.01〜1.00質量部の範囲の量の界面活性剤を含むセメント含有防錆剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、亜硝酸カルシウムとセメントとを含むコンクリート構造物用のセメント含有防錆剤組成物に関する。本発明はまた、該セメント含有防錆剤組成物を用いたコンクリート構造物内部の鉄筋もしくは鉄骨の防錆処理方法に関する。
鉄筋や鉄骨の周囲にコンクリート層を設けたコンクリート構造物は、製造直後ではコンクリート層がアルカリ性を示す。このため、コンクリート構造物内部の鉄筋や鉄骨は表面が不動体被膜で覆われていて錆びにくい。しかしながら、経時的にコンクリート層が中性化して鉄筋や鉄骨を覆っている不動体被膜が消失したり、あるいはコンクリート層に亀裂が発生して、そこから塩分が混入すると、鉄筋や鉄骨が錆びてコンクリート構造物の強度が低下することがある。そこで、コンクリート構造物内部の鉄筋や鉄骨を防錆処理を行なうことが必要となる。
コンクリート構造物内部の鉄筋や鉄骨の防錆処理方法として、コンクリート構造物のコンクリート層の表面にセメントと細骨材と亜硝酸カルシウムと水とを含むセメント含有防錆剤組成物を塗設し、亜硝酸カルシウムが水に溶解して生成する亜硝酸イオンをコンクリート層に浸透させる方法が知られている。このセメント含有防錆剤組成物を用いる方法は、コンクリート層の亀裂も同時に補修できる点で有利な方法である。
特許文献1には、セメント含有防錆剤組成物中の亜硝酸イオンをコンクリート構造物のコンクリート層に効率良く浸透させる方法として、コンクリート構造物のコンクリート層の表面に、亜硝酸カルシウムをセメントに対して1〜25質量%の量にて含むセメント含有防錆剤組成物を塗設した後、該組成物が未硬化状態にあるうちにその表面をエポキシ樹脂含有塗料で被覆する方法が記載されている。この特許文献1によれば、エポキシ樹脂含有塗料で被覆することによって、雨水等によってセメント含有防錆剤組成物の表面が水に濡れてもセメント含有防錆剤組成物から亜硝酸イオンが外部に溶出しにくくなるため、亜硝酸イオンをコンクリート層に効率良く浸透させることが可能となるとされている。
特許文献2には、亜硝酸カルシウム水溶液に、アルカンスルホン酸塩及びジアルキルスルホコハク酸塩、そして更にポリオキシエチレンアルキルエーテルを添加して、コンクリート構造物のコンクリート層に塗布することより、亜硝酸イオンがコンクリート層に浸透し易くなることが記載されている。
一方、亜硝酸カルシウムは、セメントの硬化促進剤としても作用することが知られている。特許文献3には、亜硝酸カルシウムと界面活性混和剤とを添加した硬練りコンクリートを用いて即時脱型コンクリート製品を製造することが記載されている。但し、この特許文献3には硬練りコンクリートを防錆剤組成物として使用することについては一切記載はない。
特開平8−12467号公報 特開2005−76038号公報 特開2001−302309号公報
特許文献1に記載されているコンクリート構造物のコンクリート層に塗設したセメント含有防錆剤組成物の表面をエポキシ樹脂で被覆する方法は、コンクリート層への亜硝酸イオンの浸透性を向上させる方法の一つとして有用であるが、亜硝酸イオンの外部への溶出を防止するためにエポキシ樹脂で被覆することが必要となり、このためのコストがかかるという問題がある。
従って、本発明の目的は、効率良く亜硝酸イオンをコンクリート層に浸透させることができ、特にエポキシ樹脂などで被覆しなくとも亜硝酸イオンの外部への溶出が殆ど発生しないセメント含有防錆剤組成物、及びそのセメント含有防錆剤組成物を用いたコンクリート構造物内部の鉄筋もしくは鉄骨の防錆処理方法を提供することにある。
本発明者は、セメントと細骨材と亜硝酸カルシウムと水とを含むセメント含有防錆剤組成物において、亜硝酸カルシウムの含有量をセメント100質量部に対して0.20〜2.50質量部の範囲の量とし、そして水100質量部に対して0.01〜1.00質量部の範囲の量の界面活性剤を添加すると、コンクリート構造物のコンクリート層への亜硝酸イオンの浸透性が顕著に向上することを見出し、本発明を完成した。
従って、本発明は、セメントと細骨材と亜硝酸カルシウムと水とを含む、鉄筋もしくは鉄骨の周囲にコンクリート層を設けたコンクリート構造物用のセメント含有防錆剤組成物であって、亜硝酸カルシウムがセメント100質量部に対して0.20〜2.50質量部の範囲の量にて含まれ、そして水100質量部に対して0.01〜1.00質量部の範囲の量の界面活性剤を含むことを特徴とするセメント含有防錆剤組成物にある。
本発明のセメント含有防錆剤組成物の好ましい態様は次の通りである。
(1)セメントが超速硬セメントである。
(2)さらにフライアッシュをセメント100質量部に対して5〜100質量部の範囲の量にて含む。
(3)界面活性剤がポリオキシエチレンアルキルエーテルである。
(4)界面活性剤がポリオキシエチレンアルキルエーテルとジアルキルスルホコハク酸塩とアルカンスルホン酸塩との混合物である。
本発明はまた、鉄筋もしくは鉄骨の周囲にコンクリート層を設けたコンクリート構造物のコンクリート層の表面に、上記本発明のセメント含有防錆剤組成物を塗設する鉄筋もしくは鉄骨の防錆処理方法にもある。
本発明のセメント含有防錆剤組成物は、亜硝酸カルシウムの含有量がセメント100質量部に対して0.20〜2.50質量部の範囲と比較的少量であり、界面活性剤の添加によりコンクリート構造物のコンクリート層に亜硝酸イオンが速やかに浸透する。従って、本発明のセメント含有防錆剤組成物を、コンクリート構造物のコンクリート層の表面に塗設すると、雨水等によりセメント含有防錆剤組成物の表面が水に濡れても、亜硝酸イオンの外部への溶出が少なくなる。また、コンクリート層表面の亀裂が補修されるため、コンクリート構造物内部の鉄筋や鉄骨の防錆性が向上し、コンクリート構造物の強度を長期間にわたって維持することができる。
本発明のセメント含有防錆剤組成物は、セメントと細骨材と亜硝酸カルシウムと水、そして界面活性剤を含む。ただし、亜硝酸カルシウムの含有量は、セメント100質量部に対して0.20〜2.50質量部の範囲、好ましくは0.30〜2.00質量部の範囲である。界面活性剤の含有量は、水100質量部に対して0.01〜1.00質量部の範囲、好ましくは0.03〜0.30質量部の範囲である。
セメントとしては、ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超速硬セメントを用いることができる。施工時間の短縮化の観点から言えば、硬化速度が速い超速硬セメントが好ましい。超速硬セメントとポルトランドセメントとを混合して、硬化速度を調節して用いてもよい。
超速硬セメントは、硬化成分としてカルシウムアルミネートを含むセメントであることが好ましい。カルシウムアルミネートを含む超速硬セメントとしては、例えば、ジェットセメント(住友大阪セメント(株)製)、スーパージェットセメント(小野田ケムコ(株)製)がある。
細骨材としては、川砂、陸砂、海砂などの通常のセメント組成物に用いられているものを用いることができる。また、JIS A5005に規定されている砕砂を用いることができる。本発明のセメント含有防錆剤組成物は、砂利や砕石などの粗骨材を含んでいてもよい。
界面活性剤は、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、又はノニオン界面活性剤とアニオン界面活性剤との混合物であることが好ましく、ノニオン界面活性剤又はノニオン界面活性剤とアニオン界面活性剤との混合物であることがより好ましい。
ノニオン界面活性剤は、エーテル型ノニオン界面活性剤であることが好ましく、ポリオキシエチレンアルキルエーテルであることがより好ましい。
アニオン界面活性剤は、ジアルキルスルホコハク酸塩及びアルカンスルホン酸塩であることが好ましい。
セメント含有防錆剤組成物の水の含有量は、固形分100質量部に対して3〜20質量部の範囲にあることが好ましく、5〜10質量部の範囲にあることが好ましい。
セメント含有防錆剤組成物には、フライアッシュ、高炉スラグ、シリカヒューム、石膏、炭酸カルシウム粉末、減水剤、AE剤、AE減水剤、繊維、浸透助剤(例:グリセリン、エチレングリコール)、遅延剤などの混和剤を添加してもよい。
フライアッシュは、セメントが超速硬セメントである場合に特に、セメント含有防錆剤組成物の硬化物の強度を高める効果が高い。フライアッシュの添加量は、セメント100質量部に対して5〜100質量部の範囲の量であることが好ましい。
セメントが超速硬セメントである場合は、遅延剤にはクエン酸ナトリウムを用いることが好ましい。クエン酸ナトリウムの添加量は、セメント100質量部に対して0.1〜1.0質量部の範囲にあることが好ましい。
本発明のセメント含有防錆剤組成物は、セメントや細骨材を混合して調製した粉体組成物と、水に亜硝酸カルシウムと界面活性剤とを溶解させて調製した混練水とを混合することにより製造することができる。
本発明のセメント含有防錆剤組成物は、はけ塗り、こて塗り、吹付けなどの常法によりコンクリート構造物のコンクリート層の表面に塗設することができる。セメント含有防錆剤組成物の塗設厚は、通常は5〜50mmの範囲である。
セメント含有防錆剤組成物を塗設する前には、コンクリート層の表面を水洗したり、研磨することが好ましい。また、セメント含有防錆剤組成物の硬化前もしくは硬化後に、セメント含有防錆剤組成物の表面にエポキシ樹脂などの樹脂材料やセメント組成物を塗設してもよい。
[実施例1〜2、比較例1]
下記の表1に示す配合の粉体組成物と混練水とを混合してセメント組成物を製造した。
表1
────────────────────────────────────────
実施例1 実施例2 比較例1
────────────────────────────────────────
粉体組成物
ポルトランドセメント(kg) 30.0 30.0 30.0
東北硅砂4号(kg) 45.0 45.0 45.0
東北硅砂5号(kg) 25.0 25.0 25.0
────────────────────────────────────────
混練水
水(kg) 10.0 10.0 10.0
亜硝酸カルシウム(kg) 0.2000 0.2000 0.2000
ノニオン界面活性剤(kg) 0.0100 0.0050 0
アニオン界面活性剤A(kg) 0 0.0025 0
アニオン界面活性剤B(kg) 0 0.0025 0
────────────────────────────────────────
注)ノニオン界面活性剤:ポリオキシエチレンラウリルエーテル(オキシエチレン基数:6〜9)
アニオン界面活性剤A:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム
アニオン界面活性剤B:アルカンスルホン酸ナトリウム(炭素原子数:16)
施工後25年経過した鉄筋コンクリート構造物のコンクリート打ち放し仕上げ外壁面のコンクリート層の表面を高圧水で洗浄、乾燥した後に、上記セメント組成物を10mm、20mm、30mmの各厚みで塗設した。塗設後、雨水を想定して、セメント組成物の表面に1週間おきに水を50mL/m2の量にて噴霧した。
3ヶ月後、鉄筋コンクリート構造物から直径50mmのコアを抜き取り、得られたコアをコンクリート層の表面からの深さが15mmの位置から5mm毎に切断し、得られた切断片を乳鉢にて粉砕した。得られた粉砕物の亜硝酸イオン量(μg)と水分量(g)とを測定し、下記式により、粉砕物中の水分に含まれる亜硝酸イオン濃度(質量ppm)を算出した。その結果を表2に示す。
亜硝酸イオン濃度(質量ppm)=粉砕物の亜硝酸イオン量(μg)/粉砕物の水分量(g)
なお、粉砕物の亜硝酸イオン量と水分量は、下記の方法により測定した。
(1)亜硝酸イオン量の測定方法
粉砕物2gを精製水48gに浸漬し、2日間静置して亜硝酸イオンを抽出した。抽出水中の亜硝酸イオン濃度を、亜硝酸試験紙(QUANTOFIX、MACHEREYNAGEL社製)にて測定した。亜硝酸イオン濃度に精製水量(48g)を乗じて、粉砕物2gから抽出された亜硝酸イオン量に換算した。
(2)水分量の測定方法
粉砕物2gを温度100℃で2時間加熱、乾燥し、乾燥後の質量減量を水分量とした。
表2
────────────────────────────────────────
亜硝酸イオンの濃度(質量ppm)
セメント組成物 コンクリート層の表面からの深さ(mm)
の塗設厚 ─────────────────────────────
(mm) 15〜20 25〜30 35〜40 45〜50 55〜60
────────────────────────────────────────
実施例1 10 651 512 298 65 18
20 1324 1110 603 122 41
30 2087 1570 886 202 57
実施例2 10 872 611 343 82 23
20 1572 1205 689 160 47
30 2436 1904 1152 249 76
────────────────────────────────────────
比較例1 10 131 12 0 0 0
20 285 25 6 0 0
30 432 34 9 0 0
────────────────────────────────────────
上記表2の結果から明らかなように、亜硝酸カルシウムと界面活性剤とを含むセメント組成物(実施例1、2)は、表面が水に濡れても、亜硝酸カルシウムのみを含むセメント組成物(比較例1)と比較して、コンクリート層に亜硝酸イオンを浸透させる効果が大きい。
[実施例3〜5、比較例2、3]
下記の表3に示す配合の粉体組成物と混練水とを混合してセメント組成物を製造した。
表3
────────────────────────────────────────
実施例3 比較例2 実施例4 比較例3 実施例5
────────────────────────────────────────
粉体組成物
セメントA(kg) 20.0 20.0 0 0 0
セメントB(kg) 0 0 20.0 20.0 14.0
東北硅砂4号(kg) 25.0 25.0 25.0 25.0 25.0
東北硅砂5号(kg) 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0
フライアッシュ(kg) 0 0 0 0 6.0
減水剤(kg) 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2
────────────────────────────────────────
混練水
水(kg) 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0
亜硝酸カルシウム(kg) 0.2000 0 0.2000 0 0.2000
ノニオン界面活性剤(kg) 0.0050 0 0.0050 0 0.0050
アニオン界面活性剤A(kg) 0.0025 0 0.0025 0 0.0025
アニオン界面活性剤B(kg) 0.0025 0 0.0025 0 0.0025
クエン酸ナトリウム(kg) 0 0 0.1000 0.1000 0.1000
────────────────────────────────────────
注)セメントA:ポルトランドセメント
セメントB:超速硬セメント(スーパージェットセメント、小野田ケムコ(株)製)
ノニオン界面活性剤:ポリオキシエチレンラウリルエーテル(オキシエチレン基数:6〜9)
アニオン界面活性剤A:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム
アニオン界面活性剤B:アルカンスルホン酸ナトリウム(炭素原子数:16)
上記セメント組成物について、下記の評価を行なった。その結果を表4に示す。
(1)防錆性試験
縦400mm×横100mm×高さ100mmの型枠を用意し、この型枠の縦方向の中央、高さ30mmの位置に、直径19mmの丸鋼を配置した。次いで型枠に、ポルトランドセメント13kg、砕石50kg、砂47kg、食塩0.25kg、そして水8kgを含むセメント組成物を打設し、温度20℃、相対湿度65%の条件で14日間養生し、防錆性試験用試験体を作成した。次に防錆性試験用試験体の底面(丸鋼からの距離が30mmとなる面)にセメント組成物試料を20mmの厚さで塗設し、残りの面には耐水エポキシ樹脂を塗設した。セメント組成物試料を塗設した各試験体を温度20℃、相対湿度65%の条件で14日間静置した後、さらに温度50℃、相対湿度90%の条件で3ヶ月間静置した。静置後、試験体を破壊して、丸鋼を取り出し、丸鋼の表面の状態を目視で観察した。
(2)凝結の始発時間
JIS R5201(セメントの物理試験方法)に規定されているビカー針装置凝結試験により凝結の始発時間を測定した。
(3)塗設性試験
JIS A5371(プレキャスト無筋コンクリート製品)の付属書2.普通平板に準拠した市販コンクリート平板を縦置きし、そのコンクリート平板に左官こてを用いてセメント組成物試料を塗設し、こての操作性及び平板面への付着性を評価した。こて操作性は塗布作業のし易さの指標となり、付着性は厚塗りのし易さの指標となる。
(4)圧縮強度
JIS R5201(セメントの物理試験方法)に規定されている強さ試験により、1日、7日、28日、91日経時の圧縮強度(N/mm)を測定した。
表4
────────────────────────────────────────
凝結の 塗設性試験 圧縮強度(N/mm)
始発時間───────── ─────────────
錆発生試験 (分) こて操作性 付着性 1日 7日 28日 91日
────────────────────────────────────────
実施例3 錆発生なし 230 良 良 10 35 54 76
比較例2 錆発生あり 240 普通 普通 7 32 49 65
────────────────────────────────────────
実施例4 錆発生なし 22 良 良 38 47 52 71
比較例3 錆発生あり 25 硬い 付き難い 33 42 48 59
────────────────────────────────────────
実施例5 錆発生なし 23 良 極めて良 37 48 69 88
────────────────────────────────────────
上記表4の結果から明らかなように、亜硝酸カルシウムと界面活性剤とを含むセメント組成物(実施例3〜5)を塗設したコンクリート構造物は、塩素イオン存在下でも鉄筋が錆びにくくなる。
また、実施例3と比較例2及び実施例4と比較例3との比較から、亜硝酸カルシウムと界面活性剤とを含むセメント組成物はこて操作性と付着性が良好となる。
さらに、実施例3と比較例2及び実施例4と比較例3との比較から、亜硝酸カルシウムと界面活性剤とを含むセメント組成物は硬化物の強度が高い。
特に、超速硬セメントと細骨材と亜硝酸カルシウムと界面活性剤とフライアッシュと水とを含むセメント組成物(実施例5)は、付着性が極めて良好で、かつ硬化物の強度が高い。

Claims (6)

  1. セメントと細骨材と亜硝酸カルシウムと水とを含む、鉄筋もしくは鉄骨の周囲にコンクリート層を設けたコンクリート構造物用のセメント含有防錆剤組成物であって、亜硝酸カルシウムがセメント100質量部に対して0.20〜2.50質量部の範囲の量にて含まれ、そして水100質量部に対して0.01〜1.00質量部の範囲の量の界面活性剤を含むことを特徴とするセメント含有防錆剤組成物。
  2. セメントが超速硬セメントである請求項1に記載のセメント含有防錆剤組成物。
  3. さらに、フライアッシュをセメント100質量部に対して5〜100質量部の範囲の量にて含む請求項1に記載のセメント含有防錆剤組成物。
  4. 界面活性剤がポリオキシエチレンアルキルエーテルである請求項1に記載のセメント含有防錆剤組成物。
  5. 界面活性剤がポリオキシエチレンアルキルエーテルとジアルキルスルホコハク酸塩とアルカンスルホン酸塩との混合物である請求項1に記載のセメント含有防錆剤組成物。
  6. 鉄筋もしくは鉄骨の周囲にコンクリート層を設けたコンクリート構造物のコンクリート層の表面に、請求項1乃至5のうちのいずれかの項に記載のセメント含有防錆剤組成物を塗設する鉄筋もしくは鉄骨の防錆処理方法。
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