JP2010264867A - 推進装置及びそれを備えた船舶 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガスタービンと蒸気タービンとによって得られる回転エネルギーの損失を小さくさせて推進力を得る推進装置及びそれを備えた船舶を提供する。
【解決手段】推進軸3を駆動するディーゼル機関5と、ディーゼル機関5から排出された排ガスによって蒸気を発生する蒸気発生装置6と、蒸気発生装置6により発生された蒸気によって駆動される蒸気タービン7と、ディーゼル機関5から排出された排ガスによって駆動されるガスタービン8と、を有する推進装置1において、蒸気タービン7及びガスタービン8の回転エネルギーは、クラッチ12,13と変速機10,11とを介して推進軸3に伝達されることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】推進軸3を駆動するディーゼル機関5と、ディーゼル機関5から排出された排ガスによって蒸気を発生する蒸気発生装置6と、蒸気発生装置6により発生された蒸気によって駆動される蒸気タービン7と、ディーゼル機関5から排出された排ガスによって駆動されるガスタービン8と、を有する推進装置1において、蒸気タービン7及びガスタービン8の回転エネルギーは、クラッチ12,13と変速機10,11とを介して推進軸3に伝達されることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、推進装置及びそれを備えた船舶に関し、特に、ガスタービンと蒸気タービンとによって得られた回転エネルギーが伝達される推進装置に関するものである。
船舶においては、省エネルギーを目的として、ディーゼル機関から排出される排ガスを排ガスエコノマイザに導いて蒸気を発生させて、その蒸気によって駆動される蒸気タービンとディーゼル機関から排出される排ガスによって駆動されるガスタービンとを同軸上に配し、その軸に接続された発電機によって発電するコンバインドサイクル発電方式が用いられている。また、コンバインドサイクル発電方式により得られた電気エネルギーが余剰の場合には、推進軸に設置されている軸発電機を電動機として用いることにより、電気エネルギーを回転エネルギーに変換して推進軸を加勢する推進装置が用いられている。
特許文献1には、蒸気タービンを駆動させることにより得られた回転エネルギーをクラッチと減速機とを介して推進軸に伝達させる推進装置が開示されている。
特許文献2には、ガスタービンを駆動させることにより得られた回転エネルギーをワンウェイクラッチと減速機とを介して推進軸に伝達させる推進装置が開示されている。
特許文献2には、ガスタービンを駆動させることにより得られた回転エネルギーをワンウェイクラッチと減速機とを介して推進軸に伝達させる推進装置が開示されている。
しかしながら、コンバインドサイクルは、ガスタービンと蒸気タービンとを同軸上に設けて駆動されるため、両タービンの回転数を同期させる制御が必要となる。この回転数を同期させる制御として、特許文献1に開示されている発明では、速度ガバナを用いて制御が行なわれている。また、特許文献2に開示されている発明では、ワンウェイクラッチを用いて制御が行われている。
しかし、特許文献1の発明では、速度ガバナや調整弁といった制御装置が必要となるという問題があった。
特許文献2の発明では、回転数に応じてワンウェイクラッチを嵌脱することができないという問題があった。
さらに、従来の推進装置において、コンバインドサイクルによって得られた電気エネルギーは、電動機を介して回転エネルギーに変換されて推進軸を駆動させているため、エネルギー変換による損失が生じるという問題があった。
しかし、特許文献1の発明では、速度ガバナや調整弁といった制御装置が必要となるという問題があった。
特許文献2の発明では、回転数に応じてワンウェイクラッチを嵌脱することができないという問題があった。
さらに、従来の推進装置において、コンバインドサイクルによって得られた電気エネルギーは、電動機を介して回転エネルギーに変換されて推進軸を駆動させているため、エネルギー変換による損失が生じるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ガスタービンと蒸気タービンとによって得られる回転エネルギーの損失を小さくさせて推進力を得る推進装置及びそれを備えた船舶を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の推進装置及びそれを備えた船舶は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる推進装置は、推進軸を駆動するディーゼル機関と、該ディーゼル機関から排出された排ガスによって蒸気を発生する蒸気発生装置と、該蒸気発生装置により発生された前記蒸気によって駆動される蒸気タービンと、前記ディーゼル機関から排出された前記排ガスによって駆動されるガスタービンと、を有する推進装置において、前記蒸気タービン及び前記ガスタービンの回転エネルギーは、クラッチと変速機とを介して前記推進軸に伝達されることを特徴とする。
すなわち、本発明にかかる推進装置は、推進軸を駆動するディーゼル機関と、該ディーゼル機関から排出された排ガスによって蒸気を発生する蒸気発生装置と、該蒸気発生装置により発生された前記蒸気によって駆動される蒸気タービンと、前記ディーゼル機関から排出された前記排ガスによって駆動されるガスタービンと、を有する推進装置において、前記蒸気タービン及び前記ガスタービンの回転エネルギーは、クラッチと変速機とを介して前記推進軸に伝達されることを特徴とする。
クラッチと変速機とを介して、機械的に、蒸気タービン及びガスタービンが発生する回転エネルギーを推進軸に伝達する。そのため、蒸気タービン及びガスタービンが発生する回転エネルギーを電気エネルギーに変換しその電気エネルギーを用いて推進軸を駆動させることにより推進力を得る場合に比べて、小さなエネルギー損失によってガスタービン及び蒸気タービンとから推進力を得ることができる。
本発明にかかる推進装置の前記クラッチは、前記蒸気タービン及び前記ガスタービンと前記変速機との間に配置され、各前記タービンの回転数に応じて嵌脱することを特徴とする。
クラッチは、各タービンの回転数に応じて嵌脱が行われるので両タービンの回転数を同期させる必要がない。従って、推進装置の制御が容易になる。また、同期装置やそれに付随する設備が不要となるため設置コストを削減することができる。
なお、このクラッチには、例えば、自動嵌脱クラッチ(シンクロ・セルフシフティング・クラッチ又はSSSクラッチとも呼ばれる)が好適に用いられる。
自動嵌脱クラッチとは、出力軸の回転数が入力軸の回転数に達した際に爪が噛み合い嵌合して出力軸と入力軸とを結合する。自動嵌脱クラッチが嵌合して回転している際に、出力軸の回転数が入力軸の回転数よりも低くなった場合には、嵌合が自動的に外れ出力軸と入力軸とを切り離す働きをする。
なお、このクラッチには、例えば、自動嵌脱クラッチ(シンクロ・セルフシフティング・クラッチ又はSSSクラッチとも呼ばれる)が好適に用いられる。
自動嵌脱クラッチとは、出力軸の回転数が入力軸の回転数に達した際に爪が噛み合い嵌合して出力軸と入力軸とを結合する。自動嵌脱クラッチが嵌合して回転している際に、出力軸の回転数が入力軸の回転数よりも低くなった場合には、嵌合が自動的に外れ出力軸と入力軸とを切り離す働きをする。
本発明に係る船舶は、前記推進装置を備えることを特徴とする。
蒸気タービン及びガスタービンの回転エネルギーによって推進軸が加勢されるので、ディーゼル機関の出力を減少させて燃費を向上することができる。従って、省エネルギー効果が高い船舶とすることができる。
本発明によれば、蒸気タービン及びガスタービンが発生する回転エネルギーをクラッチと変速機とを介して機械的に推進装置に伝達するので、小さなエネルギーの損失によってガスタービン及び蒸気タービンとから推進力を得ることができる。
以下に、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、本実施形態に係る推進装置が設置された船舶の縦断面図が示されている。
同図において、右側が船首であり左側が船尾である。推進装置1は、船舶の甲板下の船尾付近に設けられた機関室2に設置されている。機関室2に設置されている推進装置1の推進軸3の一端は船外に突出し、その先端にはプロペラ4が固定されている。
図1には、本実施形態に係る推進装置が設置された船舶の縦断面図が示されている。
同図において、右側が船首であり左側が船尾である。推進装置1は、船舶の甲板下の船尾付近に設けられた機関室2に設置されている。機関室2に設置されている推進装置1の推進軸3の一端は船外に突出し、その先端にはプロペラ4が固定されている。
次に、図1に示した推進装置1について、図2を用いて具体的に説明する。
推進装置1は、ディーゼル機関5と、ディーゼル機関5が排出する高温の排ガスによって蒸気を発生する蒸気発生装置6と、その蒸気によって駆動される蒸気タービン7と、ディーゼル機関5から排出される排ガスによって駆動されるガスタービン8と、減速機(変速機)10,11と、自動嵌脱クラッチ(クラッチ)12,13と、ディーゼル機関5によって駆動される推進軸3とを有している。
推進装置1は、ディーゼル機関5と、ディーゼル機関5が排出する高温の排ガスによって蒸気を発生する蒸気発生装置6と、その蒸気によって駆動される蒸気タービン7と、ディーゼル機関5から排出される排ガスによって駆動されるガスタービン8と、減速機(変速機)10,11と、自動嵌脱クラッチ(クラッチ)12,13と、ディーゼル機関5によって駆動される推進軸3とを有している。
ディーゼル機関5は、過給器14と排ガス管30Aとを有している。ディーゼル機関5は、推進軸3の一端に直結され、この推進軸3を回転駆動する。推進軸3の他端には、プロペラ4が固定されている。ディーゼル機関5に備えられている過給器14は、同軸上に設けられたタービン14Aと圧縮機14Bとを有している。タービン14Aは、ディーゼル機関5から排出された排ガスが導かれ回転駆動される。タービン14Aが駆動されると、同軸上に設けられた圧縮機14Bが回転し空気を圧縮する。圧縮された空気は、ディーゼル機関5に供給される。
ディーゼル機関5とタービン14Aとの間からは、排ガス分岐管30Dが分岐され、ガスタービン8に接続されている。タービン14Aの下流側は、排ガス管30Aによって後述する排ガスエコノマイザ15に接続されている。
ディーゼル機関5とタービン14Aとの間からは、排ガス分岐管30Dが分岐され、ガスタービン8に接続されている。タービン14Aの下流側は、排ガス管30Aによって後述する排ガスエコノマイザ15に接続されている。
蒸気発生装置6は、排ガスエコノマイザ15と汽水分離器16とを備えている。
排ガスエコノマイザ15は、その煙道内に過熱器15Aと蒸発器15Bとを有している。過熱器15Aと蒸発器15Bとは、排ガスエコノマイザ15内を下から上に向かって順番に平行に据え付けられている。排ガスエコノマイザ15の煙道内には、高温の排ガスが流れ、煙突(図示せず)を経て大気に放出される。過熱器15Aには、汽水分離器16の上部から蒸気が導かれる。蒸発器15Bには、汽水分離器16の下部から水が導かれる。
汽水分離器16内は、下部に水が上部には蒸気が分離して溜められている。汽水分離器16には、ボイラ水循環管33Cから水が供給される。汽水分離器16内の水は、ボイラ水循環ポンプ17によって排ガスエコノマイザ15内の蒸発器15Bに導かれる。汽水分離器16には、排ガスエコノマイザ15の蒸発器15Bからの水分を含んだ蒸気が導かれ水と蒸気とに分離される。分離された蒸気は、排ガスエコノマイザ15内の過熱器15Aに導かれる。
排ガスエコノマイザ15は、その煙道内に過熱器15Aと蒸発器15Bとを有している。過熱器15Aと蒸発器15Bとは、排ガスエコノマイザ15内を下から上に向かって順番に平行に据え付けられている。排ガスエコノマイザ15の煙道内には、高温の排ガスが流れ、煙突(図示せず)を経て大気に放出される。過熱器15Aには、汽水分離器16の上部から蒸気が導かれる。蒸発器15Bには、汽水分離器16の下部から水が導かれる。
汽水分離器16内は、下部に水が上部には蒸気が分離して溜められている。汽水分離器16には、ボイラ水循環管33Cから水が供給される。汽水分離器16内の水は、ボイラ水循環ポンプ17によって排ガスエコノマイザ15内の蒸発器15Bに導かれる。汽水分離器16には、排ガスエコノマイザ15の蒸発器15Bからの水分を含んだ蒸気が導かれ水と蒸気とに分離される。分離された蒸気は、排ガスエコノマイザ15内の過熱器15Aに導かれる。
蒸気タービン7は、タービン7Aと、軸7Bと、開閉弁20Aとを有している。タービン7Aは、蒸気によって回転駆動され、タービン7Aに接続されている軸7Bを回転させる。排ガスエコノマイザ15と蒸気タービン7との間に設けられた開閉弁20Aは、排ガスエコノマイザ15内の過熱器15Aから蒸気タービン7に供給される蒸気を断絶するものであり、開閉を除く制御が不要である。開閉弁20Aは、ディーゼル機関5の出力が50%に達した際に「開」状態となる。
ガスタービン8は、タービン8Aと、軸8Bと、開閉弁20Bとを有している。タービン8Aは、高温の排ガスによって回転駆動され、タービン8Aに接続されている軸8Bを回転させる。開閉弁20Bは、ディーゼル機関5とガスタービン8とを接続する排ガス分岐管30D上に設けられている。開閉弁20Bは、ディーゼル機関5からガスタービン8に供給される排ガスの断絶を行うものであり、開閉を除く制御が不要である。通常、開閉弁20Bは「開」状態となっている。ガスタービン8の出口側には、排ガス分岐管30Eが接続されている。排ガス分岐管30Eは、過給器14の出口に接続されている排ガス管30Aと合流し排ガスエコノマイザ15に接続されている。
減速機10,11は、蒸気タービン側減速機10とガスタービン側減速機11との2台が備えられる。
蒸気タービン側減速機10は、後述する2つの自動嵌脱クラッチ12,13と推進軸3との間を接続している。蒸気タービン側減速機10は、第1段小歯車10A、第1段大歯車10B、第2段大歯車10Cとから構成され、この順に歯数が増加する。第2段大歯車10Cは、推進軸3上に設けられている。第1段小歯車10Aは、蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12の出力軸12Aとガスタービン側自動嵌脱クラッチ13の出力軸13Aとを両端に有している。中間歯車である第1段大歯車10Bは、第1段小歯車10Aと第2段大歯車10Cとの間を接続している。
ガスタービン側減速機11は、ガスタービン8とガスタービン側自動嵌脱クラッチ13との間を接続している。ガスタービン側減速機11は、小歯車11Aと大歯車11Bとから構成されている。小歯車11Aは、ガスタービン8によって駆動される軸8B上に設けられている。大歯車11Bは、ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13の入力軸13B上に設けられている。
蒸気タービン側減速機10は、後述する2つの自動嵌脱クラッチ12,13と推進軸3との間を接続している。蒸気タービン側減速機10は、第1段小歯車10A、第1段大歯車10B、第2段大歯車10Cとから構成され、この順に歯数が増加する。第2段大歯車10Cは、推進軸3上に設けられている。第1段小歯車10Aは、蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12の出力軸12Aとガスタービン側自動嵌脱クラッチ13の出力軸13Aとを両端に有している。中間歯車である第1段大歯車10Bは、第1段小歯車10Aと第2段大歯車10Cとの間を接続している。
ガスタービン側減速機11は、ガスタービン8とガスタービン側自動嵌脱クラッチ13との間を接続している。ガスタービン側減速機11は、小歯車11Aと大歯車11Bとから構成されている。小歯車11Aは、ガスタービン8によって駆動される軸8B上に設けられている。大歯車11Bは、ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13の入力軸13B上に設けられている。
自動嵌脱クラッチ12,13は、蒸気タービン7側とガスタービン8側とに2つ備えられている。
自動嵌脱クラッチ12,13とは、シンクロ・セルフシフティング・クラッチ又はSSSクラッチとも呼ばれ、出力軸12A,13Aの回転数が入力軸7B,13Bの回転数に達した際に爪が噛み合い嵌合して出力軸12A,13Aと入力軸7B,13Bとを結合する。自動嵌脱クラッチ12,13が嵌合して回転している際に、出力軸12A,13Aの回転数が入力軸7B,13Bの回転数よりも低くなった場合には、嵌合が自動的に外れ出力軸12A,13Aと入力軸7B,13Bとを切り離す働きをする。
蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12は、蒸気タービン7と蒸気タービン側減速機10との間に設置されている。蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12は、出力軸12Aと蒸気タービン7に駆動される入力軸7Bとを有している。
ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13は、蒸気タービン側減速機10とガスタービン側減速機11との間に設置されている。ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13は、出力軸13Aと、ガスタービン側減速機11に接続されている入力軸13Bとを有している。
自動嵌脱クラッチ12,13とは、シンクロ・セルフシフティング・クラッチ又はSSSクラッチとも呼ばれ、出力軸12A,13Aの回転数が入力軸7B,13Bの回転数に達した際に爪が噛み合い嵌合して出力軸12A,13Aと入力軸7B,13Bとを結合する。自動嵌脱クラッチ12,13が嵌合して回転している際に、出力軸12A,13Aの回転数が入力軸7B,13Bの回転数よりも低くなった場合には、嵌合が自動的に外れ出力軸12A,13Aと入力軸7B,13Bとを切り離す働きをする。
蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12は、蒸気タービン7と蒸気タービン側減速機10との間に設置されている。蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12は、出力軸12Aと蒸気タービン7に駆動される入力軸7Bとを有している。
ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13は、蒸気タービン側減速機10とガスタービン側減速機11との間に設置されている。ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13は、出力軸13Aと、ガスタービン側減速機11に接続されている入力軸13Bとを有している。
次に、図2に示した推進装置1の運転要領について説明する。
ディーゼル機関5が運転を開始すると、ディーゼル機関5に直接接続されている推進軸3と、プロペラ4と、推進軸3上に設けられている蒸気タービン側減速機10とが回転する。
ディーゼル機関5から排出された排ガスは、排ガス管30Aを経て排ガスエコノマイザ15に導かれる。排ガスは、排ガスエコマイザ15内を通過する際に過熱器15A及び蒸発器15Bと熱交換をする。蒸発器15B内の水は、排ガスと熱交換することによって蒸気となる。この蒸気は、汽水分離器16に導かれて水分が分離された後、排ガスエコノマイザ15の過熱器15Aに導かれる。過熱器15A内の蒸気は、排ガスと熱交換することによって過熱蒸気となる。
過熱蒸気は、過熱蒸気管30Bに導かれる。過熱蒸気管30Bに導かれた過熱蒸気は、開閉弁20Aを経て蒸気タービン7の入口側に供給される。蒸気タービン7は、導かれた蒸気によって回転駆動される。蒸気タービン7が回転することによって入力軸7Bが回転する。
蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12は、ディーゼル機関5によって駆動される蒸気タービン側減速機10の出力軸12Aが、蒸気タービン7によって駆動される入力軸7Bと同じ回転数になった際に自動的に嵌合される。これによって、蒸気タービン7の回転エネルギーが蒸気タービン側減速機10を介して推進軸3に伝達される。
ディーゼル機関5が運転を開始すると、ディーゼル機関5に直接接続されている推進軸3と、プロペラ4と、推進軸3上に設けられている蒸気タービン側減速機10とが回転する。
ディーゼル機関5から排出された排ガスは、排ガス管30Aを経て排ガスエコノマイザ15に導かれる。排ガスは、排ガスエコマイザ15内を通過する際に過熱器15A及び蒸発器15Bと熱交換をする。蒸発器15B内の水は、排ガスと熱交換することによって蒸気となる。この蒸気は、汽水分離器16に導かれて水分が分離された後、排ガスエコノマイザ15の過熱器15Aに導かれる。過熱器15A内の蒸気は、排ガスと熱交換することによって過熱蒸気となる。
過熱蒸気は、過熱蒸気管30Bに導かれる。過熱蒸気管30Bに導かれた過熱蒸気は、開閉弁20Aを経て蒸気タービン7の入口側に供給される。蒸気タービン7は、導かれた蒸気によって回転駆動される。蒸気タービン7が回転することによって入力軸7Bが回転する。
蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12は、ディーゼル機関5によって駆動される蒸気タービン側減速機10の出力軸12Aが、蒸気タービン7によって駆動される入力軸7Bと同じ回転数になった際に自動的に嵌合される。これによって、蒸気タービン7の回転エネルギーが蒸気タービン側減速機10を介して推進軸3に伝達される。
ディーゼル機関5から排出された排ガスは、過給器14に入る前に一部が抽出されて排ガス分岐管30Dに導かれる。排ガス分岐管30Dに導かれた排ガスは、「開」状態の開閉弁20Bを経てガスタービン8の入口側に供給される。ガスタービン8は、供給された排ガスによって回転駆動される。ガスタービン8が回転することによって軸8Bを介してガスタービン側減速機11が回転される。ガスタービン側減速機11が回転することによって、ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13との間に設けられている入力軸13Bが回転する。
蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12が嵌合した後、ディーゼル機関5に駆動される蒸気タービン側減速機10の出力軸13Aが、ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13とガスタービン側減速機11との間に接続されている入力軸13Bと同じ回転数になった際に、ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13が自動的に嵌合される。ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13が嵌合することによって、蒸気タービン7、排ガスタービン8及び推進軸3の間が機械的に結合される。
蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12が嵌合した後、ディーゼル機関5に駆動される蒸気タービン側減速機10の出力軸13Aが、ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13とガスタービン側減速機11との間に接続されている入力軸13Bと同じ回転数になった際に、ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13が自動的に嵌合される。ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13が嵌合することによって、蒸気タービン7、排ガスタービン8及び推進軸3の間が機械的に結合される。
なお、蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12は、出力軸12Aの回転数が入力軸7Bの回転数よりも低くなった際には、嵌合が自動的に外れて、蒸気タービン側減速機11と蒸気タービン7との間が非連結状態となり、蒸気タービン7の回転エネルギーは、推進軸3に伝達されなくなる。
同様にガスタービン側自動嵌脱クラッチ13は、出力軸13Aの回転数が入力軸13Bの回転数よりも低くなった際には、嵌合が自動的に外れて、蒸気タービン側減速機10とガスタービン側減速機11を介したガスタービン8との間が非連結状態となり、ガスタービン8の回転エネルギーは、推進軸3に伝達されなくなる。
同様にガスタービン側自動嵌脱クラッチ13は、出力軸13Aの回転数が入力軸13Bの回転数よりも低くなった際には、嵌合が自動的に外れて、蒸気タービン側減速機10とガスタービン側減速機11を介したガスタービン8との間が非連結状態となり、ガスタービン8の回転エネルギーは、推進軸3に伝達されなくなる。
以上の通り、本実施形態の推進装置によれば、以下の効果を奏する。
蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12と、ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13と、蒸気タービン側減速機10と、ガスタービン側減速機11とを介して機械的に蒸気タービン7及びガスタービン8とが発生する回転エネルギーを推進軸3に伝達する。そのため、蒸気タービン7及びガスタービン8が発生する回転エネルギーを電気エネルギーに変換しその電気エネルギーを用いて推進軸3を駆動して推進力を得る場合に比べて、小さなエネルギーの損失によってガスタービン8及び蒸気タービン7から推進力を得ることができる。
蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12と、ガスタービン側自動嵌脱クラッチ13と、蒸気タービン側減速機10と、ガスタービン側減速機11とを介して機械的に蒸気タービン7及びガスタービン8とが発生する回転エネルギーを推進軸3に伝達する。そのため、蒸気タービン7及びガスタービン8が発生する回転エネルギーを電気エネルギーに変換しその電気エネルギーを用いて推進軸3を駆動して推進力を得る場合に比べて、小さなエネルギーの損失によってガスタービン8及び蒸気タービン7から推進力を得ることができる。
蒸気タービン側自動嵌脱クラッチ12とガスタービン側自動嵌脱クラッチ13とは、各タービン7,8の回転数に応じて嵌脱が行われるので両タービン7,8の回転数を同期させる必要がない。従って、推進装置1の制御が容易になる。また、同期装置やそれに付随する設備が不要となるため設置コストを削減することができる。
また、蒸気タービン7及びガスタービン8との回転エネルギーによって推進軸3が加勢されるので、ディーゼル機関5の出力を減少させて燃費を向上することができる。従って、省エネルギー効果が高い船舶とすることができる。
なお、本実施形態では、独立の汽水分離器16を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ボイラの蒸気ドラムと兼用としても良い。
また、本実施形態では、ディーゼル機関5の出力が50%に達した際に蒸気タービン7側の開閉弁20Aを「開」状態にする制御として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、船舶の運用状況に応じて、より低出力時に「開」状態としても良い。
さらに、本実施形態では、蒸気タービン側減速機10は、2段歯車機構を備える減速機として、またガスタービン側減速機11は、1段歯車機構を備える減速機として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、減速機であれば良い。
また、本実施形態では、ディーゼル機関5の出力が50%に達した際に蒸気タービン7側の開閉弁20Aを「開」状態にする制御として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、船舶の運用状況に応じて、より低出力時に「開」状態としても良い。
さらに、本実施形態では、蒸気タービン側減速機10は、2段歯車機構を備える減速機として、またガスタービン側減速機11は、1段歯車機構を備える減速機として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、減速機であれば良い。
1 推進装置
3 推進軸
5 ディーゼル機関
6 蒸気発生装置
7 蒸気タービン
8 ガスタービン
10,11 変速機
12,13 クラッチ
3 推進軸
5 ディーゼル機関
6 蒸気発生装置
7 蒸気タービン
8 ガスタービン
10,11 変速機
12,13 クラッチ
Claims (3)
- 推進軸を駆動するディーゼル機関と、
該ディーゼル機関から排出された排ガスによって蒸気を発生する蒸気発生装置と、
該蒸気発生装置により発生された前記蒸気によって駆動される蒸気タービンと、
前記ディーゼル機関から排出された前記排ガスによって駆動されるガスタービンと、
を有する推進装置において、
前記蒸気タービン及び前記ガスタービンの回転エネルギーは、クラッチと変速機とを介して前記推進軸に伝達されることを特徴とする推進装置。 - 前記クラッチは、前記蒸気タービン及び前記ガスタービンと前記変速機との間に配置され、各前記タービンの回転数に応じて嵌脱することを特徴とする請求項1に記載の推進装置。
- 請求項1又は請求項2に記載の推進装置を備えた船舶。
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