JP2010264682A - Mold and method of manufacturing molded article - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、アンダーカットを有した成形品が成形される金型、およびその金型を用いた成形品の製造方法に関する。 The present invention relates to a mold for molding a molded article having an undercut, and a method for manufacturing a molded article using the mold.
成形品は、アンダーカット(成形品の側面に形成された凹部)を有することがある。金型は、アンダーカットに対応した部分に交換駒を備えることがある。 The molded product may have an undercut (a recess formed on the side surface of the molded product). The mold may be provided with an exchange piece in a portion corresponding to the undercut.
特許文献1には、固定型および可動型を、それぞれ、主型と、この主型に着脱自在な入子とにより構成した金型構造が開示されている。この金型構造では、前記主型に押出機構が設けられている。前記主型と前記入子との間に形成された中空部分には、前記押出機構に押される押出板が設けられている。前記入子には、前記押出板に支持された押出ピンが設けられている。
ところで、アンダーカットに対応した交換駒は、アンダーカットを形成するための傾斜スライドを備える。この傾斜スライドは、交換駒からコアブロックが取り付けられている可動側型板を貫通し、可動側取付板の近くに配置されたエジェクタプレートに連結されている。 By the way, the exchange piece corresponding to an undercut is provided with the inclination slide for forming an undercut. This inclined slide passes through the movable mold plate to which the core block is attached from the exchange piece, and is connected to an ejector plate disposed near the movable attachment plate.
そのため、交換駒を交換する際には、金型可動側を全て分解し、エジェクタプレートおよび交換駒を換え、さらに傾斜スライドを交換し、そして金型を組み立て直さなければならない。この交換作業は、時間とコストが掛かり、効率が良いとは言えない。 For this reason, when exchanging the exchange piece, it is necessary to disassemble the mold movable side, change the ejector plate and exchange piece, further change the inclined slide, and reassemble the mold. This replacement work takes time and cost, and cannot be said to be efficient.
本発明の目的は、アンダーカットに対応した交換駒を容易に交換可能な金型、およびその金型を用いた成形品の製造方法を提供することにある。 The objective of this invention is providing the metal mold | die which can replace | exchange the exchange piece corresponding to an undercut easily, and the manufacturing method of the molded article using the metal mold | die.
本発明の一つの形態に係る金型は、アンダーカットを有した成形品が成形される金型であって、固定型と、前記固定型との間に、成形品に対応した空間部を形成する可動型と、前記可動型に着脱自在に組み込まれ、傾斜した貫通穴を有した交換駒と、前記アンダーカットを形成する突起部を有するとともに、前記交換駒の厚さと同じ又は前記交換駒の厚さよりも短く形成され、前記貫通穴に摺動可能に配置され、前記固定型に向いて押されたときに前記突起部が前記アンダーカットから離れる向きに傾斜して移動する駒内スライドと、前記固定型に向いて移動するエジェクタプレートと、前記エジェクタプレートから前記駒内スライドに向いて延び、前記駒内スライドを前記固定型に向けて押し出す押出ピンと、を具備する。 A mold according to one aspect of the present invention is a mold in which a molded product having an undercut is molded, and a space corresponding to the molded product is formed between the fixed mold and the fixed mold. A movable mold that is detachably incorporated in the movable mold and has an inclined through hole, and a protrusion that forms the undercut, and is the same as the thickness of the exchange piece or the thickness of the exchange piece A slide in the frame that is formed to be short, is slidably disposed in the through-hole, and moves so as to be inclined in a direction away from the undercut when the projection is pushed toward the fixed mold, and the fixed An ejector plate that moves toward the mold, and an extrusion pin that extends from the ejector plate toward the in-frame slide and pushes the in-frame slide toward the fixed mold.
本発明の一つの形態に係る成形品の製造方法は、アンダーカットを有した成形品の製造方法であって、固定型と、前記固定型との間に、成形品に対応した空間部を形成する可動型と、前記可動型に着脱自在に組み込まれ、傾斜した貫通穴を有した交換駒と、前記アンダーカットを形成する突起部を有するとともに、前記交換駒の厚さと同じ又は前記交換駒の厚さよりも短く形成され、前記貫通穴に摺動可能に配置され、前記固定型に向いて押されたときに前記突起部が前記アンダーカットから離れる向きに傾斜して移動する駒内スライドと、前記固定型に向いて移動するエジェクタプレートと、前記エジェクタプレートから前記駒内スライドに向いて延び、前記駒内スライドを前記固定型に向けて押し出す押出ピンと、を具備した金型を準備し、前記金型を閉じて前記空間部に溶融材料を注入し、前記金型を開いて前記固定型に向けて前記押出ピンを押し出し、前記駒内スライドを前記貫通穴に沿って摺動させ、成形品を前記金型から取り外す。 A method for manufacturing a molded product according to one embodiment of the present invention is a method for manufacturing a molded product having an undercut, and a space corresponding to the molded product is formed between the fixed mold and the fixed mold. A movable mold that is detachably incorporated in the movable mold and has an inclined through hole, and a protrusion that forms the undercut, and is the same as the thickness of the exchange piece or the thickness of the exchange piece A slide in the frame that is formed to be short, is slidably disposed in the through-hole, and moves so as to be inclined in a direction away from the undercut when the projection is pushed toward the fixed mold, and the fixed Prepared a mold comprising: an ejector plate that moves toward the mold; and an extrusion pin that extends from the ejector plate toward the inner slide and pushes the inner slide toward the fixed mold. Closing the mold and injecting the molten material into the space, opening the mold and pushing out the extrusion pin toward the fixed mold, sliding the slide in the piece along the through hole, The molded product is removed from the mold.
本発明によれば、アンダーカットに対応した交換駒の交換が容易になる。 According to the present invention, the exchange piece corresponding to the undercut can be easily exchanged.
以下、本発明の一つの実施形態に係る金型1および成形品の製造方法について、図1乃至図12を参照して説明する。
Hereinafter, a method for manufacturing a
図1は、本実施形態に係る金型1を示す。この金型1は、例えばプラスチック用や金属用の成形金型として広く利用可能である。この金型1で成形される成形品は、例えばポータブルコンピュータのような電子機器の筐体の一部となる部品である。なお本発明が適用可能な成形品は上記例に限らず、本発明は種々の部品に広く適用可能である。
FIG. 1 shows a
図1に示すように、金型1は、固定型2と、この固定型2に組み合わされる可動型3と、可動型3を固定型2に対して案内するガイドピン4とを備えている。固定型2は、固定側型板6、およびキャビティ部材7(キャビティブロック)を有している。
As shown in FIG. 1, the
固定側型板6は、固定側取付板8に固定されている。固定側型板6は、可動型3に対向する面にキャビティ部材7が取り付けられる凹部6aを有する。キャビティ部材7は、この凹部6aに取り付けられ、可動型3に対向する。キャビティ部材7は、例えば製品の表側の表面を形成する型面を有する。
The fixed-
一方、可動型3は、可動側型板10(コア型)、およびコア部材11(コアブロック)を有している。可動型3は、固定型2に組み合わされる型閉め位置と、固定型2から離される型開き位置との間で進退自在である。可動側型板10は、スペーサブロック12を介して、可動側取付板13に固定されている。
On the other hand, the
可動側型板10は、固定型2に対向する面にコア部材11が取り付けられる凹部10aを有する。コア部材11は、この凹部10aに取り付けられ、固定型2に対向する。コア部材11は、例えば製品の裏側の表面を形成する型面を有する。なお、金型1は、必ずしもキャビティ部材7およびコア部材11を有している必要はなく、固定型2および可動型3の型面に成形品の外形に対応した形状が直接に形成されていてもよい。
The
図1および図2に示すように、可動型3が固定型2に組み合わされたとき、固定型2と可動型3との間には、成形品15(製品)の形状に対応した空間部16(キャビティ空間)が形成される。図3に示すように、成形品15は、例えば、板状に形成された製品主部15aと、この製品主部15aから可動型3側に突出した突出部15bとを有する。この突出部15bは、アンダーカット15c(製品の側方に形成された凹部)を有する。アンダーカット15cは、例えば、型閉め方向(図3中のD1方向)に対して直交する方向に窪んでいる。
As shown in FIGS. 1 and 2, when the
図1および図2に示すように、コア部材11には、交換駒21が着脱自在に(交換可能に)組み込まれている。交換駒21は、成形品15のアンダーカット15cに対応した交換駒であり、アンダーカット15cが形成される領域に取り付けられる。詳しく述べると、交換駒21は、コア部材11に取り付けられ、固定型2と可動型3との間に形成された空間部16に臨んでいる。図2に示すように、交換駒21は、可動型3側に窪み、成形品15の突出部15bに対応した凹部22を有している。この凹部22と後述する駒内スライド23との間に、成形品15の突出部15bが成形される空間部24が形成される。
As shown in FIGS. 1 and 2, an
交換駒21は、例えばコア部材11と同じ厚さTを有しており、可動側型板10に接している。図7乃至図9に示すように、コア部材11は、コア部材主部26と、押さえ駒27とを有している。コア部材主部26は、交換駒21と押さえ駒27を除くコア部材11の大部分を形成するとともに、可動側型板10に固定されている。押さえ駒27は、コア部材主部26とは独立して、例えばねじ28などにより可動側型板10に固定されている。交換駒21は、コア部材主部26と押さえ駒27に挟まれて、可動側型板10に対して固定されている。押さえ駒27を取り外すことで、交換駒21が取り外し可能になる。
The
図2に示すように、本実施形態に係る交換駒21は、駒内スライド23(傾斜スライド)を内蔵している。詳しく述べると、交換駒21は、駒内スライド23を収容するとともに、この駒内スライド23を案内する貫通穴31を有する。交換駒21は、固定型2と可動型3との間に形成された空間部16に臨む第1の端面21aと、この第1の端面21aとは反対側となる第2の端面21bとを有する。貫通穴31は、第1の端面21aから第2の端面21bに亘り、交換駒21を貫通している。
As shown in FIG. 2, the
貫通穴31は、交換駒21のなかで、成形品15の突出部15bに対応した凹部22に通じている。すなわち貫通穴31は、成形品15の突出部15bが成形される空間部24に通じている。貫通穴31は、可動型3から固定型2に向かう方向(すなわち型閉め方向)に対して傾斜して延びている。具体的には、貫通穴31は、可動型3から固定型2に向かう方向(すなわち型閉め方向,D1方向)に進むに従い、アンダーカット15cが形成される領域から離れる方向(すなわち上記空間部24から離れる方向)に傾斜している。
The through
図2に示すように、駒内スライド23は、例えば、交換駒21の厚さTと同じに形成されている。なお駒内スライド23は、図10に示すように、交換駒21の厚さTよりも短く形成されていてもよい。駒内スライド23は、交換駒21の貫通穴31に摺動可能に配置され、交換駒21内に収まっている。
As shown in FIG. 2, the in-
駒内スライド23は、貫通穴31の内周面に沿う形状を有し、傾斜した貫通穴31の内周面に案内されて傾斜移動可能になっている。すなわち貫通穴31は、駒内スライド23を案内するガイドとして機能する。
The in-
駒内スライド23は、成形品15の突出部15bが成形される空間部24に臨む第1の端部23aと、この第1の端部23aとは反対側となる第2の端部23bとを有する。換言すれば、上記第1の端部23aと交換駒21の凹部22との間に、成形品15の突出部15bが成形される空間部24が形成される。
The in-
駒内スライド23の第1の端部23aは、成形品15の突出部15bが成形される空間部24に向いて突出し、成形品15にアンダーカット15cを形成する突起部33を有する。すなわち突起部33は、型閉め方向に対して直交する方向(すなわちD2方向)に平行に突出している。
The
すなわち、駒内スライド23は、第2の端部23bから第1の端部23aに向いて進むに従い、突起部33がアンダーカット15cから離れる向きに傾斜して延びている。図4に示すように、駒内スライド23が固定型2に向いて押されたとき、駒内スライド23は交換駒21の貫通穴31に案内されて、突起部33がアンダーカット15cから離れる向きに傾斜して移動する。
That is, as the in-
図1に示すように、可動型3には、エジェクタプレート35およびリテナープレート36が設けられている。エジェクタプレート35およびリテナープレート36は、互いに貼り合わされて、可動側型板10と可動側取付板13との間の空間に配置されている。エジェクタプレート35およびリテナープレート36は、例えば可動側取付板13の近くに配置され、固定型2に向いて移動可能になっている。
As shown in FIG. 1, the
可動側取付板13は、図示しない成形機に向けて貫通した貫通孔13aを有する。この貫通孔13aには、成形機のエジェクタロッド37が挿入される。エジェクタプレート35、およびリテナープレート36は、成形機のエジェクタロッド37に押されて、固定型2に向いて移動する。エジェクタプレート35には、型開き時に、金型1から成形品15を押し出すための複数の押出ピン(図示しない)が取り付けられている。
The movable
図1に示すように、エジェクタプレート35には、駒内スライド専用押出ピンである押出ピン41が取り付けられている。可動側型板10は、駒内スライド23に対向する貫通孔10bを有する。押出ピン41は、エジェクタプレート35から駒内スライド23に向いて延びるとともに、貫通孔10bに挿入されており、駒内スライド23に当接している。押出ピン41は、可動型3の型閉め方向(すなわちD1方向)に延びている。押出ピン41は、エジェクタプレート35に従って移動し、駒内スライド23を固定型2に向けて押し出す。
As shown in FIG. 1, the
図2に示すように、押出ピン41と駒内スライド23の間には、押出ピン41の押出方向とは直交する方向(すなわちD2方向)に、駒内スライド23を押出ピン41に対して滑らせる摺動機構42が設けられている。図5に示すように、本実施形態に係る摺動機構42は、駒内スライド23に設けられたV溝部43と、押出ピン41に設けられた回転部材44である。
As shown in FIG. 2, between the
V溝部43は、例えば、押出ピン41に当接する駒内スライド23の端面23c(例えば下端面)に設けられている。V溝部43は、駒内スライド23がアンダーカット15cから離れる方向(すなわちD2方向)に延びている。
The V-
回転部材44は、例えば、駒内スライド23に当接する押出ピン41の端部41a(例えば上端部)に設けられた回転円盤である。回転部材44は、駒内スライド23がアンダーカット15cから離れる方向(すなわちD2方向)に回転自在である。なお回転部材44は、円盤状のものに限らず、球状のものであってもよい。
The rotating
図5に示すように、回転部材44はV溝部43に入り込み、回転部材44の2つの周縁部44a,44bがV溝部43に当接している。回転部材44は、V溝部43に沿って回転する。これにより、駒内スライド23と押出ピン41との間の摩擦は、比較的低い状態に抑えられている。
As shown in FIG. 5, the rotating
なお、摺動機構42は、V溝部43および回転部材44のいずれか一つにより形成されていてもよい。さらに、図6に示すように、駒内スライド23に当接する押出ピン41の端部41aに球状部45を設け、この球状部45により摺動機構42を形成してもよい。すなわち摺動機構42は、回転しないものであってもよい。摺動機構42の構造は特に限定されるものではなく、押出ピン41と駒内スライド23の間の摩擦抵抗を比較的小さくし、押出ピン41に対する駒内スライド23の摺動をスムーズにするものであれば形状や機構は特に問わない。
Note that the sliding
図4に示すように、交換駒21の貫通穴31は、押出ピン41の押し出し開始時から押し出し終了時までの間に亘り、前記押出ピン41が交換駒21に干渉しない大きさに形成されている。例えば、駒内スライド23の端面23c(例えば下端面)が、押出ピン41の端部41a(例えば上端部)よりも十分に広い。すなわち、押出ピン41の押し出し開始時から押し出し終了時までの間に亘り、押出ピン41が交換駒21に干渉しないように、貫通穴31の幅Hなどの寸法が設定されている。
As shown in FIG. 4, the through
図2に示すように、金型1には、駒内スライド23が押出ピン41に押されたときに、駒内スライド23を交換駒21内に復帰させる戻り機構46が設けられている。戻り機構46は、駒内スライド23に設けられた第1の支持面47と、交換駒21に設けられた第2の支持面48と、駒内スライド23と交換駒21との間に設けられた戻しばね49とを備えている。
As shown in FIG. 2, the
詳しく述べると、駒内スライド23の第2の端部23bは、駒内スライド23の他の部分に対して水平方向に突出した突出部23dを有する。この突出部23dと交換駒21との間には、駒内スライド23の移動方向に内部空間50が形成されている。第1の支持面47は、突出部23dの固定型2に向かう合う面であり、内部空間50に臨んでいる。第2の支持面48は、内部空間50を間に挟んで、駒内スライド23の移動方向において第1の支持面47に対向している。
More specifically, the
戻しばね49は、第1および第2の支持面47,48の間に設けられ、第1の支持面47を第2の支持面48から離れる方向に付勢している。駒内スライド23が押出ピン41に押されたときに、戻しばね49は、初期位置(押出ピン41に押されていない位置)に戻るように駒内スライド23を付勢する付勢力を作用させる。
The
図2に示すように、交換駒21は、第2の支持面48から駒内スライド23の突出部23dに向けて延びたストッパー51が設けられている。ストッパー51は、押し上げられた駒内スライド23の突出部23dに当接し、駒内スライド23の移動を規制する。
As shown in FIG. 2, the
図1に示すように、金型1には、成形品取り出し時に固定型2に向けて移動したエジェクタプレート35を、確実に初期位置(エジェクタロッド37に押されていない位置)に戻すためのリターンピン52、およびばね53が設けられている。
As shown in FIG. 1, the
次に、本実施形態に係る金型1の交換駒21の交換作業について説明する。
Next, the exchange work of the
交換駒21は、例えば種々のアンダーカットの製品形状に応じて準備されており、あるアンダーカットの製品を作成し、次に異なるアンダーカットの製品を作成するときに、別の交換駒21に交換される。
The
図7は、交換前の金型1を示す。この状態から押さえ駒27のねじ28を外すことで、押さえ駒27を取り外す。これにより図8に示すように、交換駒21が取り外し可能になる。このとき、駒内スライド23は、交換駒21と一体に取り外される。
FIG. 7 shows the
次に、図9に示すように、所望の交換駒21を取り付ける。具体的には、まず交換駒21をコア部材11に装着し、その後に押さえ駒27を取り付けてねじ28を留める。これにより交換駒21を固定する。このとき、駒内スライド23は、交換駒21と一体に取り付けられる。以上のように、交換駒21の交換は、金型可動側を全て開くことなく行うことができる。
Next, as shown in FIG. 9, a desired
次に、本実施形態に係る金型1を用いた成形品15の製造方法について説明する。
Next, the manufacturing method of the molded
まず、上述の金型1を準備し、この金型1を成形機にセットする。また原材料(例えば合成樹脂や金属)を溶湯し、溶融材料とする。次いで成形サイクルに入る。まず、可動型3を動かして金型1を閉じる。そして、金型1を型締するとともに、金型1内の空間部16に溶融材料を注入する。成形品15の固化がある程度進むと、可動型3を動かして金型1を開き、エジェクタプレート35を動かして金型1内から成形品を取り出す。
First, the above-described
このとき、エジェクタプレート35の動きに連動して、固定型2に向いて押出ピン41が押し出される。これにより、図4に示すように、駒内スライド23は、貫通穴31の内面に沿って傾斜した方向に摺動する。また駒内スライド23は、摺動機構42を介して押出ピン41に対しても摺動する。
At this time, the
図4に示すように、駒内スライド23が傾斜して移動することで、駒内スライド23の突起部33が成形品15のアンダーカット15cから外れ、成形品15が金型から取り外される。成形品15が取り外された後、駒内スライド23は戻り機構46の付勢力により初期位置まで復帰させられる。これにより、成形の1サイクルが終了する。
As shown in FIG. 4, when the in-
このような構成の金型1によれば、アンダーカットに対応した交換駒21の交換が容易になるとともに、破損しにくい金型1が得られる。
According to the
まず、図12を参照して、交換駒21からエジェクタプレート35まで延びた傾斜スライド101を備えた金型100について説明する。図12に示すように、傾斜スライド101は、交換駒21から可動側型板10を貫通しており、エジェクタプレート35に連結されている。傾斜スライド101は、交換駒21からエジェクタプレート35まで傾斜して延びている。
First, with reference to FIG. 12, the metal mold | die 100 provided with the
このような金型100において交換駒21を交換する際には、金型可動側を一度全て分解し、エジェクタプレート35および交換駒21を換え、さらに傾斜スライド101を交換し、そして金型1を組み立て直さなければならない。この交換作業は、時間とコストが掛かる。
When exchanging the
また上記金型100では、傾斜スライド101が長いため、強度が弱くなり、金型100の使用中に座屈や破損、変形が生じやすい。傾斜スライド101に座屈や破損、変形が生じると、傾斜スライド101を交換する作業が必要になり、さらにコストが掛かることになる。
Moreover, in the said metal mold | die 100, since the
一方で、本実施形態に係る金型1では、交換駒21の厚さTと同じ又は交換駒21の厚さTよりも短い駒内スライド23が設けられ、この駒内スライド23は交換駒21に内蔵されている。この駒内スライド23は、エジェクタプレート35や押出ピン41から独立している。このため、交換駒21を交換する際に、金型可動側を全て分解する必要が無く、可動側型板10、エジェクタプレート35、および可動側取付板13などの組立を維持したまま、交換駒21を交換することができる。これにより工期の短縮、およびコストの削減を期待することができる。
On the other hand, in the
さらに、本実施形態に係る金型1によれば、駒内スライド23は座屈や破損、変形が生じにくくなっている。すなわち、駒内スライド23は、図12中に示されたような傾斜スライド101に比べて長さが短い。そのため、駒内スライド23は、上記傾斜スライド101などに比べて強度が高くなっており、座屈や破損、変形が生じにくくなっている。
Furthermore, according to the
さらに、仮に駒内スライド23に座屈や破損、変形が生じても、上記傾斜スライド101などに比べて容易に復旧作業を行うことができる。すなわち、金型可動側を全て分解する必要が無く、可動側型板10、エジェクタプレート35、および可動側取付板13などの組立を維持したまま、駒内スライド23の修理や取替えを行うことができる。
Furthermore, even if buckling, breakage, or deformation occurs in the
ここで、成形技術の一つとして、高速ヒートサイクル成形技術(Rapid Heat Cycle Molding ; RHCM)(登録商標)が知られている。高速ヒートサイクル成形技術は、金型を急速に加熱・冷却することで、金型転写性の向上や充填圧力の低減、配向の緩和などの効果が期待されている。 Here, as one of the molding technologies, a rapid heat cycle molding technology (Rapid Heat Cycle Molding; RHCM) (registered trademark) is known. High-speed heat cycle molding technology is expected to improve mold transferability, reduce filling pressure, and relax orientation by rapidly heating and cooling the mold.
図12中に示されたような、エジェクタプレート35まで延びた傾斜スライド101を備えた金型1において高速ヒートサイクル成形技術を適用しようとすると、傾斜スライド101の交換駒21に収まった部分と、交換駒21の外に延びた部分との熱膨張が互いに異なり、この熱膨張の差異を考慮する必要があるため適用が比較的困難である。
When applying the high-speed heat cycle molding technique in the
一方、本実施形態に係る金型1によれば、駒内スライド23が交換駒21内に収まっているため、駒内スライド23の部分的な熱膨張の差異を考慮する必要が実質的にない。すなわち、本実施形態に係る金型1は、高速ヒートサイクル成形技術に適していると言え、比較的容易に上記技術を適用することができる。
On the other hand, according to the
押出ピン41の押し出し方向とは直交する方向に、駒内スライド23を押出ピン41に対して滑らせる摺動機構42を備えると、金型1の型閉め方向(すなわちD1方向)に沿って移動する押出ピン41に対して、傾斜して移動する駒内スライド23をスムーズに摺動させることができる。これは、駒内スライド23の座屈や破損、変形のさらなる抑制に寄与する。この摺動機構42が、回転部材44やV溝部43、または球状部45などで形成されていると、比較的簡単な構造により摺動機構42を実現することができる。
When a sliding
駒内スライド23を交換駒21内に復帰させる戻り機構46を備えると、エジェクタプレート35に従動しない駒内スライド23を確実に交換駒21内に復帰させることができる。
When the
押出ピン41の押し出し開始時から押し出し終了時までの間の亘り、押出ピン41が交換駒21に干渉しない大きさに貫通穴31が形成されていると、駒内スライド23を押し出すときに、押出ピン41が貫通穴31に入り込むことができる。これにより、駒内スライド23を押し出す機構を、比較的簡単な構造で実現することができる。
If the through
以上、本発明の一つの実施形態に係る金型1、および成形品の製造方法について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。 As mentioned above, although the metal mold | die 1 which concerns on one embodiment of this invention, and the manufacturing method of a molded article were demonstrated, this invention is not limited to these. The present invention is not limited to the above-described embodiment as it is, and can be embodied by modifying the constituent elements without departing from the scope of the invention in the implementation stage.
上記実施形態では、交換駒21は、押さえ駒27によりコア部材11に取り付けられている。なお本発明は、上記形態に限定されるものではなく、例えば図11に示すように、ねじ28などにより交換駒21を直接に可動側型板10に取り付けてもよい。
In the above embodiment, the
1…金型、2…固定型、3…可動型、11…コア部材、15…成形品、15c…アンダーカット、16…空間部、21…交換駒、23…駒内スライド、35…エジェクタプレート、41…押出ピン、42…摺動機構、43…V溝部、44…回転部材、45…球状部、46…戻り機構。
DESCRIPTION OF
Claims (11)
固定型と、
前記固定型との間に、成形品に対応した空間部を形成する可動型と、
前記可動型に着脱自在に組み込まれ、傾斜した貫通穴を有した交換駒と、
前記アンダーカットを形成する突起部を有するとともに、前記交換駒の厚さと同じ又は前記交換駒の厚さよりも短く形成され、前記貫通穴に摺動可能に配置され、前記固定型に向いて押されたときに前記突起部が前記アンダーカットから離れる向きに傾斜して移動する駒内スライドと、
前記固定型に向いて移動するエジェクタプレートと、
前記エジェクタプレートから前記駒内スライドに向いて延び、前記駒内スライドを前記固定型に向けて押し出す押出ピンと、
を具備したことを特徴とする金型。 A mold for molding a molded product having an undercut,
Fixed type,
A movable mold that forms a space corresponding to the molded product between the fixed mold and the fixed mold,
An exchange piece that is detachably incorporated in the movable mold and has an inclined through hole;
When it has a projection that forms the undercut, is formed to be the same as or shorter than the thickness of the exchange piece, is slidably disposed in the through hole, and is pushed toward the fixed mold And a slide in the piece that is inclined and moved away from the undercut.
An ejector plate that moves toward the fixed mold;
An extrusion pin that extends from the ejector plate toward the slide in the piece, and pushes the slide in the piece toward the fixed mold;
A mold characterized by comprising:
前記押出ピンの押し出し方向とは直交する方向に、前記駒内スライドを前記押出ピンに対して滑らせる摺動機構を備えたことを特徴とする金型。 The mold according to claim 1, wherein
A die comprising a sliding mechanism for sliding the in-frame slide with respect to the push pin in a direction perpendicular to the push-out direction of the push pin.
前記駒内スライドが前記押出ピンに押されたときに、前記駒内スライドを前記交換駒内に復帰させる戻り機構を備えたことを特徴とする金型。 The mold according to claim 2,
A die having a return mechanism for returning the in-frame slide into the exchange frame when the in-frame slide is pushed by the push pin.
前記貫通穴は、前記押出ピンの押し出し開始時から押し出し終了時までの間の亘り、前記押出ピンが前記交換駒に干渉しない大きさに形成されていることを特徴とする金型。 The mold according to claim 3,
The mold is characterized in that the through hole is formed in a size that does not interfere with the exchange piece from the start of extrusion of the extrusion pin to the end of extrusion.
前記摺動機構は、前記駒内スライドに当接する前記押出ピンの端部に設けられた球状部であることを特徴とする金型。 The mold according to claim 2,
The metal mold according to claim 1, wherein the sliding mechanism is a spherical portion provided at an end portion of the push pin that contacts the slide in the frame.
前記摺動機構は、前記押出ピンの端部に設けられ、前記駒内スライドに当接する回転部材であることを特徴とする金型。 The mold according to claim 2,
The metal mold according to claim 1, wherein the sliding mechanism is a rotating member that is provided at an end of the push-out pin and abuts against the slide in the frame.
前記摺動機構は、前記押出ピンに当接する前記駒内スライドの端面に設けられ、前記突起部が前記アンダーカットから離れる方向に延びたV溝部であることを特徴とする金型。 The mold according to claim 2,
The mold is characterized in that the sliding mechanism is a V-groove provided on an end surface of the in-piece slide that contacts the push pin, and the protrusion extends in a direction away from the undercut.
固定型と、
前記固定型との間に、成形品に対応した空間部を形成する可動型と、
前記可動型に着脱自在に組み込まれ、傾斜した貫通穴を有した交換駒と、
前記アンダーカットを形成する突起部を有するとともに、前記交換駒の厚さと同じ又は前記交換駒の厚さよりも短く形成され、前記貫通穴に摺動可能に配置され、前記固定型に向いて押されたときに前記突起部が前記アンダーカットから離れる向きに傾斜して移動する駒内スライドと、
前記固定型に向いて移動するエジェクタプレートと、
前記エジェクタプレートから前記駒内スライドに向いて延び、前記駒内スライドを前記固定型に向けて押し出す押出ピンと、を具備した金型を準備し、
前記金型を閉じて前記空間部に溶融材料を注入し、
前記金型を開いて前記固定型に向けて前記押出ピンを押し出し、前記駒内スライドを前記貫通穴に沿って摺動させ、成形品を前記金型から取り外す、
ことを特徴とする成形品の製造方法。 A method for producing a molded article having an undercut,
Fixed type,
A movable mold that forms a space corresponding to the molded product between the fixed mold and the fixed mold,
An exchange piece that is detachably incorporated in the movable mold and has an inclined through hole;
When it has a projection that forms the undercut, is formed to be the same as or shorter than the thickness of the exchange piece, is slidably disposed in the through hole, and is pushed toward the fixed mold And a slide in the piece that is inclined and moved away from the undercut.
An ejector plate that moves toward the fixed mold;
An extrusion pin extending from the ejector plate toward the in-frame slide and pushing the in-frame slide toward the fixed mold, and preparing a mold,
Close the mold and inject molten material into the space,
Open the mold and push the extrusion pin toward the fixed mold, slide the slide inside the piece along the through hole, and remove the molded product from the mold,
A method for producing a molded product characterized by the above.
前記押出ピンの押し出し方向とは直交する方向に、前記駒内スライドを前記押出ピンに対して滑らせる摺動機構が前記金型に設けられたことを特徴とする成形品の製造方法。 In the manufacturing method of the molded article according to claim 8,
A method for producing a molded product, wherein a sliding mechanism for sliding the in-frame slide with respect to the extrusion pin is provided in the mold in a direction perpendicular to the extrusion direction of the extrusion pin.
前記駒内スライドが前記押出ピンに押されたときに、前記駒内スライドを前記交換駒内に復帰させる戻り機構が前記金型に設けられたことを特徴とする成形品の製造方法。 In the manufacturing method of the molded article according to claim 8,
A method of manufacturing a molded product, wherein a return mechanism is provided in the mold for returning the in-frame slide into the exchange piece when the in-frame slide is pushed by the push pin.
前記貫通穴は、前記押出ピンの押し出し開始時から押し出し終了時までの間の亘り、前記押出ピンが前記交換駒に干渉しない大きさに形成されていることを特徴とする成形品の製造方法。 In the manufacturing method of the molded article according to claim 8,
The method of manufacturing a molded product, wherein the through hole is formed in a size that does not interfere with the exchange piece from the start of extrusion of the extrusion pin to the end of extrusion.
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