JP2010260149A - 刃物台クラッチ減速装置 - Google Patents

刃物台クラッチ減速装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010260149A
JP2010260149A JP2009114249A JP2009114249A JP2010260149A JP 2010260149 A JP2010260149 A JP 2010260149A JP 2009114249 A JP2009114249 A JP 2009114249A JP 2009114249 A JP2009114249 A JP 2009114249A JP 2010260149 A JP2010260149 A JP 2010260149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
sliding
reduction gear
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009114249A
Other languages
English (en)
Inventor
Fusho Do
富祥 童
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2009114249A priority Critical patent/JP2010260149A/ja
Publication of JP2010260149A publication Critical patent/JP2010260149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Retarders (AREA)

Abstract

【課題】 本発明の主要な目的は、単一の動力の出力により、主軸を伝動する動力と使用する刃具を割り出す動力とを同時に提供することである。
【解決手段】 本発明は、刃物台クラッチ減速装置であり、主軸連結器に動力を出力するために用いられ、滑動ギヤシャフトと、減速歯車機構と、移動駆動部及び伝動主軸を含む。前記滑動ギヤシャフトは前記移動駆動部及び前記伝動主軸により駆動され、軸線方向にスライド移動し回動して動力を提供する。また、前記滑動ギヤシャフトには歯車が設置されており、前記歯車は前記滑動ギヤシャフトのスライド移動の位置により、前記減速歯車機構と前記主軸連結器のいずれかを選択して噛合する。これにより、本発明は単一の伝動主軸により、選択に基づいて前記減速歯車機構または前記主軸連結器上に噛合し、異なる二種類の回転速度の動力を出力することができる。
【選択図】図2A

Description

本発明は刃物台クラッチ減速装置に関するものである。本発明は更に、単一の伝動主軸により二種の異なる回転速度の動力を選択して出力し、伝動する部品ごとに異なる応用ができる。
複合加工機は、タレット上に複数のツールホルダが設置されており、前記複数のツールホルダには異なるタイプの刃具を設置することができ、加工時に必要に基づいて自動的に選択した刃具を割り出し、加工を行う。
従来一般の複合加工機は、二つのモーターにより、主軸を回転させる動力と使用する刃具を割り出す動力を別々に提供する。そのため、設置コストが高く、相当の体積を占用するため、複合加工機の小型化の発展趨勢を満足させることが難しい。
本発明の主要な目的は、単一の動力の出力により、主軸を回転させる動力と使用する刃具を割り出す動力とを同時に提供する、刃物台クラッチ減速装置を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するための刃物台クラッチ減速装置であり、減速歯車機構と、滑動ギヤシャフトと、移動駆動部及び伝動主軸を含む。前記滑動ギヤシャフトには歯車が取り付けられており、前記移動駆動部は、前記滑動ギヤシャフトを軸線方向にスライド移動させ、第一ポジションと第二ポジションを具え、前記滑動ギヤシャフトが前記第一ポジションにおいて主軸連結器と噛合し、前記第二ポジションにおいて前記主軸連結器から離脱して前記減速歯車機構と噛合し、前記伝動主軸により前記滑動ギヤシャフトを回転させ、動力を提供する。
上記の説明の通り、本発明の長所は単一の伝動主軸の設置により、主軸の回転と使用する刃具の割り出しの動力を提供できることであり、そのため、本発明は設計体積と設置コストを大幅に節約することができ、使用者のニーズを満たすことができる。
本発明の立体外観図である。 本発明の断面図一である。 本発明の断面図二である。 本発明の伝動主軸と滑動ギヤシャフトの結合方法を示す断面図一である。 本発明の伝動主軸と滑動ギヤシャフトの結合方法を示す断面図二である。 本発明の伝動主軸と滑動ギヤシャフトの結合方法を示す断面図三である。 本発明のホイール装置の立体外観図である。 本発明のホイール装置の断面図である。 本発明の主軸連結器の立体外観図である。 本発明の主軸連結器の断面図である。 本発明の主軸連結器の動作を示す断面図である。 本発明の刃具設置後の立体外観図である。 本発明の刃具設置後の断面図である。 本発明の刃具設置後の部分分解図である。
本発明の詳細な内容及び技術的説明に関して、実施例による更なる説明を行う。但しこれらの実施例は例示説明のためにのみ使用されるもので、本発明の実施を制限するものとして解釈されるべきではないことは理解されるべきである。
「図1」、「図2」及び「図2B」に示されるように、本発明の刃物台クラッチ減速装置は、減速歯車機構10と、滑動ギヤシャフト20と、移動駆動部30及び伝動主軸40を含む。そのうち、前記滑動ギヤシャフト20には歯車21が取り付けられており、前記移動駆動部30は前記滑動ギヤシャフト20を駆動して軸線方向にスライド移動させ、第一ポジション(「図2A」を参照)及び第二ポジション(「図2B」を参照)を具える。そして前記移動駆動部30は第一チャンバ311と第二チャンバ312を含む油圧ユニット31であり、前記第一チャンバ311と前記第二チャンバ312にそれぞれ液体を注入し、前記滑動ギヤシャフト20をスライド移動させる。または、前記移動駆動部30はシリンダまたは電磁装置などとし、気圧力または電磁力によって前記滑動ギヤシャフト20をスライド移動させることもできる。
前記伝動主軸40は前記滑動ギヤシャフト20の周囲に取り付けられ、内蔵式モーターを形成し、あるいは前記伝動主軸40は外付モーターを連結させることもでき、前記伝動主軸40を回転させることにより、同時に前記滑動ギヤシャフト20を連動して回転させることができる。「図3」、「図4」及び「図5」に示されるように、前記伝動主軸40は空心状で、内歯車41を具え、前記滑動ギヤシャフト20は前記内歯車41と対応した外歯車23を具え、そのため前記内歯車41と前記外歯車23の噛合により動力を伝達することができる。また、前記伝動主軸40と前記滑動ギヤシャフト20の結合方式は、6つの凸部による固定(「図4」を参照)または単一の凸部による固定(「図5」を参照)も可能である。
「図6」及び「図7」に示される通り、前記減速歯車機構10は、ホイール装置12と噛合する遊星歯車機構11であり、前記ホイール装置12は、相互に嵌着され、かつベアリング13を介して接触する固定ホイール121と回動ホイール122を含み、前記回動ホイール122は複数の設置孔123及び前記遊星歯車機構11と噛合する内歯車124を含み、また、前記固定ホイール121及び前記回動ホイール122の一端には、互いに対応する固定溝125が設けられており、前記固定溝125は当接部材126(「図11」を参照)と嵌合されて押さえられ、前記固定ホイール121と前記回動ホイール122の相対位置が固定される。
「図8」、「図9A」、「図9B」に示されている通り、主軸連結器50はベベルギヤ座体51と、スライドリンクバー52と、ベベルギヤシャフト53とベベルギヤ54を具え、前記ベベルギヤシャフト53と前記べベルギヤ54は、ベベルギヤ座体51内に回動可能に取り付けられており、異なる方向の伝動で連接する。また、前記ベベルギヤシャフト53には内歯車531が設けられ、歯車21と噛合され、前記ベベルギヤ54に前記スライドリンクバー52が穿通され、同時に回動する。また、前記スライドリンクバー52は滑動して前記ベベルギヤ座体51と接触し、移動駆動部55の駆動によってスライド移動され、また一端に伝動内歯車522が設けられる。且つ前記移動駆動部55は油圧ユニットであり、液体をチャンバ551へ注入することにより、前記スライドリンクバー52を押しスライド移動させる(「図9−2」を参照)。
「図10」、「図11」および「図12」に示されるように、「図10」は刃具60を設置し、カバー70で被覆した状態の立体図であり、前記歯車21は前記滑動ギヤシャフト20の一端に設置されており、前記主軸連結器50が具える内歯車531は、前記滑動ギヤシャフト20の末端に正対して設置されている。また前記滑動ギヤシャフト20の周囲には環状凹部22が設けられ、かつ前記減速歯車機構10は前記滑動ギヤシャフト20の周りを囲むように設置されており、前記滑動ギヤシャフト20が前記第一ポジションにある時、前記歯車21と前記主軸連結器50の前記内歯車531が噛合され、前記減速歯車機構10を前記環状凹部22へ位置させ、第二ポジションにある時、前記歯車21が前記主軸連結器50の前記内歯車531から離脱され、前記減速歯車機構10と噛合される。
上述の通り、本発明は単一のモーターにより、主軸の回動及び使用する刃具の割り出しの動力をタイムシェアリング式に提供し、また斬新な伝動機構を通して安定して動力を伝達することができ、機械の安定性を高めることができる。そのため、本発明は設計体積と設置コストを大幅に削減でき、使用者のニーズを満たすことができる。
10 減速歯車機構
11 遊星歯車機構
12 ホイール装置
121 固定ホイール
122 回動ホイール
123 設置孔
124 内歯車
125 固定溝
126 当接部材
13 ベアリング
20 滑動ギヤシャフト
21 歯車
22 環状凹部
23 外歯車
30 移動駆動部
31 油圧ユニット
311 第一チャンバ
312 第二チャンバ
40 伝動主軸
41 内歯車
50 主軸連結器
51 ベベルギヤ座体
52 スライドリンクバー
522 伝動内歯車
53 ベベルギヤシャフト
531 内歯車
54 ベベルギヤ
55 移動駆動部
551 チャンバ
60 刃具
70 カバー

Claims (9)

  1. 刃物台クラッチ減速装置であって、
    減速歯車機構(10)と、
    歯車(21)が取り付けられた滑動ギヤシャフト(20)と、
    前記滑動ギヤシャフト(20)を駆動して軸線方向にスライド移動させる移動駆動部(30)と、
    前記滑動ギヤシャフト(20)を駆動して回動させ、動力を提供する伝動主軸(40)を含み、
    前記移動駆動部(30)が第一ポジションと第二ポジションを具え、更に前記滑動ギヤシャフト(20)が第一ポジションにおいて主軸連結器(50)と噛合し、第二ポジションにおいて前記主軸連結器(50)から離脱して前記減速歯車機構(10)と噛合することを特徴とする、刃物台クラッチ減速装置。
  2. 請求項1の刃物台クラッチ減速装置において、前記減速歯車機構(10)は遊星歯車機構(11)であり、前記遊星歯車機構(11)がホイール装置(12)と噛合していることを特徴とする、刃物台クラッチ減速装置。
  3. 請求項2の刃物台クラッチ減速装置において、前記ホイール装置(12)が、相互に嵌着され、かつベアリング(13)を介して接触する固定ホイール(121)と回動ホイール(122)を含み、前記回動ホイールが複数の設置孔(123)と、前記遊星歯車機構(11)と噛合する内歯車(124)を具えることを特徴とする、刃物台クラッチ減速装置。
  4. 請求項3の刃物台クラッチ減速装置において、前記固定ホイール(121)と前記回動ホイール(122)の一端に、互いに対応する固定溝(125)が設けられており、前記固定溝(125)は、当接部材(126)と嵌合されて押さえられ、、前記固定ホイール(121)と前記回動ホイール(122)の相対位置が固定されることを特徴とする、刃物台クラッチ減速装置。
  5. 請求項1の刃物台クラッチ減速装置において、前記歯車(21)が滑動ギヤシャフト(20)の一端に取り付けられ、前記主軸連結器(50)が内歯車(531)を具え、且つ前記滑動ギヤシャフト(20)の一端に正対して設置され、また、前記滑動ギヤシャフト(20)は周囲に環状凹部(22)が設けられ、且つ前記減速歯車機構(10)が前記滑動ギヤシャフト(20)を囲むように設置され、それによって前記滑動ギヤシャフト(20)が第一ポジションに位置する時、前記歯車(21)と前記内歯車(531)を噛合させ、更に前記減速歯車機構(10)を前記凹部(22)へ位置させ、第二ポジションに位置する時、前記歯車(21)を前記内歯車(531)から離脱させ、前記減速歯車機構(10)と噛合させることを特徴とする、刃物台の減速クラッチ減速装置。
  6. 請求項1の刃物台の減速クラッチ減速装置において、前記移動駆動部(30)は第一チャンバ(311)と第二チャンバ(312)を含む油圧ユニット(31)であり、前記第一チャンバ(311)と前記第二チャンバ(312)にそれぞれ液体を注入することによって前記滑動ギヤシャフト(20)をスライド移動させることを特徴とする、刃物台クラッチ減速装置。
  7. 請求項1の刃物台クラッチ減速装置において、前記移動駆動部(30)がシリンダと電磁装置のいずれかを選択し、気圧力と電磁力のいずれかにより、前記滑動ギヤシャフト(20)をスライド移動させることを特徴とする、刃物台クラッチ減速装置。
  8. 請求項1の刃物台クラッチ減速装置において、前記伝動主軸(40)が前記滑動ギヤシャフト(20)の周囲に取り付けられ、内蔵式のモーターを形成することを特徴とする、刃物台クラッチ減速装置。
  9. 請求項1の刃物台クラッチ減速装置において、前記主軸連結器(50)がベベルギヤ座体(51)と、スライドリンクバー(52)と、ベベルギヤシャフト(53)と、ベベルギヤ(54)を具え、前記ベベルギヤシャフト(53)及び前記べベルギヤ(54)が回動可能に前記べベルギヤ座体(51)内に取り付けられ、異なる方向の伝動で連接され、また前記べベルギヤシャフト(53)には前記歯車(21)と噛合する内歯車(531)が設けられており、前記べベルギヤ(54)に前記スライドリンクバー(52)が穿通されて同時に回動し、かつ前記スライドリンクバー(52)は滑動して前記べベルギヤ座体(51)と接触し、別の移動駆動部(55)によってスライド移動され、また一端に伝動内歯車(522)が設けられたことを特徴とする、刃物台クラッチ減速装置。
JP2009114249A 2009-05-11 2009-05-11 刃物台クラッチ減速装置 Pending JP2010260149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114249A JP2010260149A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 刃物台クラッチ減速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114249A JP2010260149A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 刃物台クラッチ減速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010260149A true JP2010260149A (ja) 2010-11-18

Family

ID=43358669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009114249A Pending JP2010260149A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 刃物台クラッチ減速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010260149A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05345206A (ja) * 1992-06-17 1993-12-27 Toyoda Mach Works Ltd タレット装置
JPH11262806A (ja) * 1998-03-19 1999-09-28 Dia Dick Systems:Kk 工作機械のタレットヘッド装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05345206A (ja) * 1992-06-17 1993-12-27 Toyoda Mach Works Ltd タレット装置
JPH11262806A (ja) * 1998-03-19 1999-09-28 Dia Dick Systems:Kk 工作機械のタレットヘッド装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9657796B2 (en) Frequency-variable hand rubbed-type motor speed reduction clutch apparatus, and washing machine
US20170002499A1 (en) Washing machine decelerating clutch and washing machine
RU2012133308A (ru) Электрический приводной инструмент
JP2009136959A (ja) 切替式回転駆動装置
CN109980848A (zh) 一种新型换向伸缩装置
EP3597810B1 (en) Washing machine decelerating clutch and washing machine
KR100951892B1 (ko) 원모터형 터렛공구대
CN105889425B (zh) 动力传递装置
US10744632B2 (en) Power tool
JP2010260149A (ja) 刃物台クラッチ減速装置
TWI598180B (zh) Gantry spindle gearbox power transmission device
CN100589907C (zh) 双输出电钻
CN201301950Y (zh) 电动工具的变速齿轮箱
CN207814354U (zh) 一种电动工具齿轮箱速度切换装置
CN209571909U (zh) 同时可直线和转动运动的装置
CN103170686A (zh) 一种可快进快退的自动攻丝机动力头
TWI308882B (en) Structure of a power tool turret mechanism with twin knife discs
CN201913273U (zh) 一种可调速电钻
CN102359581A (zh) 旋转中心换挡的啮合套操纵机构
CN202239760U (zh) 双速冲击电钻
CN201744888U (zh) 用于金属切削设备的刀具驱动装置
CN101581352B (zh) 农业机械用变速箱
CN202274076U (zh) 旋转中心换挡的啮合套操纵机构
CN101905430B (zh) 用于金属切削设备的刀具驱动装置
JP2009299808A (ja) プレス機械の動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20111122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120613