JP2010259882A5 - - Google Patents

Claims (3)

1. 始動入賞に基づいて取得された乱数を用いて利益の付与にかかわる判定処理を行う抽選手段を有し、該抽選手段による判定処理にて所定の結果が得られた場合は遊技者に利益を付与可能な遊技機において、
   前記抽選手段による前記判定処理の結果には、条件装置の作動を伴う当りと、条件装置の作動を伴わない当りとが含まれており、
   前記条件装置の作動を伴う当りの当選確率を相対的に低く設定した第１遊技様態と、この第１遊技様態よりも前記条件装置の作動を伴う当りの当選確率を倍以上に高く設定した第２遊技様態とを、前記条件装置の作動を伴う当りに当選されたことを条件に変更可能とする当選確率変更手段と、
   遊技者に利益を付与するための１つの動作として、所定の可動体の作動によって遊技球の受け入れが容易化される球入賞手段と、
   前記抽選手段による前記判定処理の結果が前記条件装置の作動を伴う当りのうちの第１当りである場合、前記球入賞手段での所定量の遊技球の受け入れが可能となるかたちで前記可動体が作動されるとともに、この作動があったときには前記当選確率変更手段による前記第２遊技様態への変更がさらに行われる第１の当り遊技を実行する第１の遊技制御手段と、
   前記抽選手段による前記判定処理の結果が前記条件装置の作動を伴う当りのうちの第２当りである場合、前記第１の当り遊技が実行されるときの前記所定量よりも少量とされた遊技球のみが受け入れ可能となるかたちで前記可動体が作動されるとともに、この作動があったときには前記当選確率変更手段による前記第２遊技様態への変更がさらに行われる第２の当り遊技を実行する第２の遊技制御手段と、
   前記抽選手段による前記判定処理の結果が前記条件装置の作動を伴わない第３当りである場合、前記第２の遊技制御手段により第２の当り遊技が実行される場合と同様、前記所定量よりも少量とされた遊技球のみが受け入れ可能となるかたちで前記可動体が作動されるにもかかわらず、前記当選確率変更手段による遊技様態の変更が行われることはない第３の当り遊技を実行する第３の遊技制御手段と、
   前記可動体の作動によって前記球入賞手段に遊技球が受け入れられたとき、該受け入れに応じた賞球の払い出しにかかる制御を行う払出制御手段と
   を備え、
   前記抽選手段は、
   前記条件装置の作動を伴う当りについての判定処理と、前記条件装置の作動を伴わない第３当りについての判定処理とを、前記始動入賞に基づいて取得された同じ乱数を用いながらも別の処理として行うとともに、
   前記第１遊技様態にあるときは、前記条件装置の作動を伴う当りの当選確率よりも前記条件装置の作動を伴わない第３当りのほうが前記抽選の結果として得られる確率が高くなるように前記判定処理を行う手段を有しており、
   前記払出制御手段は、
   前記第２の遊技制御手段による第２の当り遊技、及び前記第３の遊技制御手段による第３の当り遊技のいずれかの当り遊技が実行されている期間中、前記可動体の作動によって前記球入賞手段に遊技球が受け入れられたとき、該受け入れに応じた賞球の払い出しに際しては、当該実行期間中にある当り遊技が前記条件装置の作動を伴う第２当りと前記条件装置の作動を伴わない第３当りとのいずれの当りを実行契機としたものであるかによることなく、単位受け入れ量あたり予め定められた規定数量だけの賞球を払い出す払出側秘匿制御を行う
   ことによって、前記第３の遊技制御手段による前記可動体の作動態様にかかる制御と相まって、前記第２の遊技制御手段による第２の当り遊技、及び前記第３の遊技制御手段による第３の当り遊技のいずれが実行されているのかを当該当り遊技の実行期間中に払い出される賞球数からは把握し難くする
   ことを特徴とする遊技機。
2. 前記抽選手段は、前記始動入賞に基づいて取得される当落判定用乱数に基づいて前記判定処理を行うものである
   請求項１に記載の遊技機。
3. 前記抽選手段は、前記始動入賞に基づいて取得される当落判定用乱数を一旦保留の状態にするとともに、所定の始動条件が成立されることによって前記保留の状態が解除された当落判定用乱数に基づいて前記判定処理を行うものである
   請求項２に記載の遊技機。