JP2010257153A - 操作制御装置、操作制御方法および操作制御用プログラム - Google Patents

操作制御装置、操作制御方法および操作制御用プログラム Download PDF

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横川  恒
Yuki Waji
由紀 和爾
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Abstract

【課題】グループ分けされた画像の中からの画像の選択および選択画像とその元のグループとの関係を簡単に把握できるようにする。
【解決手段】画像が表示される表示部18と、この表示部18に対する指示が入力されるタッチパネル14と、一連の画像の内で各々異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなるサムネイル列34を各々作成し、作成された複数のサムネイル列34を区分して表示し、更に表示される各サムネイル列34の中から各々選択される選択画像をその選択画像が属しているサムネイル列34と関係付けて表示させるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)制御部とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、デジタルカメラ、画像ビュア等の画像機器に搭載される操作制御装置、操作制御方法および操作制御用プログラムに関する。
記録媒体に撮影記録された多数の画像の中から特定の処理、例えば送信やプリント等をさせる画像を選択する操作は、デジタルカメラ等の画像機器では、よく行われる操作である。
画像を選択する際の手順は、一般に以下のようである。まず、撮影イベントと撮影日時はほぼ直接に対応しているので、操作者は撮影日時を頼りにして、おおまかな範囲をまず決める。そして、その範囲でサムネイル画像あるいは1コマサイズで画像表示させながら、具体的に処理画像を選ぶというのが通常の手順である。
一例として、サムネイル画像とサムネイル画像の下に位置させてゴミ箱アイコンおよび一時保管アイコンとを画面に表示させ、画面上でサムネイル画像をいずれかのアイコンに選択移動させて、消去処理やプリント予約処理の操作を行わせる撮像装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−151115号公報
しかしながら、対象となる画像数が増えていくと、サムネイル画像を順番に表示させて希望の画像を選択させるという上記のような単純な方法だけでは、対応できなくなる。つまり、対象となる画像数が多くなった場合には、日付単位等である程度小分けにしたグループの中から、画像を選択できるようにすることが求められる。更に、選択された画像は、その属する小分けされたグループとリンクして管理されるとさらに利便性が増すはずである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、グループ分けされた画像の中からの画像の選択および選択画像とその元のグループとの関係を簡単に把握できる操作制御装置、操作制御方法および操作制御用プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる操作制御装置は、画像が表示される表示部と、該表示部に対する指示が入力される操作部と、一連の画像の内で各々異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなるサムネイル列を各々作成し、該作成された複数のサムネイル列を区分して表示し、更に前記表示される各サムネイル列の中から各々選択される選択画像を該選択画像が属しているサムネイル列と関係付けて表示させるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる操作制御装置は、上記発明において、前記操作部は、前記表示部に重ねるように設けられるタッチパネルであることを特徴とする。
また、本発明にかかる操作制御装置は、上記発明において、前記GUI制御部は、前記選択画像を表示させるための選択画像表示画面に、前記選択画像を該選択画像が属するサムネイル列の単位で区分けして表示させることを特徴とする。
また、本発明にかかる操作制御装置は、上記発明において、前記GUI制御部は、画像が選択されたサムネイル列を表示させる場合には、該選択された画像と選択されていない画像とを区別して該サムネイル列を表示させることを特徴とする。
また、本発明にかかる操作制御装置は、上記発明において、前記複数の選択画像に対しまとめて特定の処理を実行するよう制御する画像管理部を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる操作制御方法は、画像が表示される表示部と、該表示部に対する指示が入力される操作部と、を有する操作制御装置における操作制御方法であって、一連の画像の内で各々異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなるサムネイル列を各々作成し、該作成された複数のサムネイル列を区分して表示し、更に前記表示される各サムネイル列の中から各々選択される選択画像を該選択画像が属しているサムネイル列と関係付けて表示させるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)制御ステップを備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる操作制御用プログラムは、画像が表示される表示部と、該表示部に対する指示が入力される操作部と、を有する操作制御装置が備えるコンピュータに、一連の画像の内で各々異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなるサムネイル列を各々作成し、該作成された複数のサムネイル列を区分して表示し、更に前記表示される各サムネイル列の中から各々選択される選択画像を該選択画像が属しているサムネイル列と関係付けて表示させるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)制御機能を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、グループ分けされた画像の中からの画像の選択および選択画像とその元のグループとの関係が簡単に把握できる操作制御装置、操作制御方法および操作制御用プログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態の操作制御装置を搭載したデジタルカメラのシステム構成例を示すブロック図である。 図2は、サムネイルモードにおけるサムネイル列表示前の準備段階の基本的な操作例を模式的に示す説明図である。 図3は、フリーラインサムネイルモードによる場合のドラッグ操作・表示例を模式的に示す説明図である。 図4は、画像数設定サムネイルモードの場合のドラッグ操作・表示例を模式的に示す説明図である。 図5は、終了する先端位置に応じた画像数およびその表示パターン例を示す説明図である。 図6は、図3の操作により作成し保存されたサムネイル列中から所望の画像を選択画像として選択して印刷させる場合の操作例を模式的に示す説明図である。 図7は、図4の操作により作成し保存されたサムネイル列中から所望の画像を選択画像として選択して印刷させる場合の操作例を模式的に示す説明図である。 図8は、作成し保存された複数のサムネイル列によるグループから選択された選択画像の表示例を示す説明図である。 図9は、複数のサムネイル列中のサムネイル画像と選択画像によるサムネイル画像との並列表示例を示す説明図である。 図10は、操作制御処理例を示す概略フローチャートである。 図11は、スタックアイコン間移動処理を示すサブルーチンである。 図12は、サムネイル表示処理を示すサブルーチンである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本実施の形態の操作制御装置を搭載したデジタルカメラのシステム構成例を示すブロック図である。本実施の形態のデジタルカメラ1は、デジタルカメラ1を構成する各部に対する指示やデータ転送等を行い、デジタルカメラ1の動作を統括的に制御するためのCPUからなる制御部11を備える。また、デジタルカメラ1は、プログラムデータ記憶部12、ボタン操作部13、操作部を構成するタッチパネル14、撮像部15、SDRAM16、表示画像制御部17、画像処理部19、圧縮伸長部20、記録・再生部21、I/F(インタフェース)部23の各部を備える。これら各部は、制御部11に対してバスライン25によって接続されている。
プログラムデータ記憶部12は、例えばフラッシュメモリ等の電気的に書換えが可能な不揮発性メモリである。このプログラムデータ記憶部12は、CPU用のプログラムや、このプログラムの実行中に使用されるデータを予め格納している。CPU用のプログラムは、デジタルカメラ1を動作させ、このデジタルカメラ1が備える種々の機能を実現するためのプログラムであり、例えば、操作制御用プログラムがある。また、このプログラムの実行中に使用されるデータは、例えば、後述するGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)画面に表示させるアイコン等を含むGUI用画像データである。
ボタン操作部13は、カメラ本体の上面に配設されて撮影タイミングを指示するためのレリーズボタン、電源スイッチ、T/W(テレ/ワイド)ボタン等からなる。
撮像部15は、カメラ部と撮像処理部とからなる。カメラ部は、デジタルカメラ1が被写体像を撮像するためのものであり、撮影レンズ、撮像素子、絞り、シャッタ、AF機構、AF駆動回路、ズーム機構、ズーム駆動機構等からなる。ここで、撮像素子は、例えばCCDやCMOSセンサ等の2次元固体撮像素子からなり、撮影レンズを含む撮影光学系を通して入射する被写体像を光電変換し、アナログ電気信号として出力する。撮像処理部は、撮像素子駆動回路を含む他、撮像素子から出力されるアナログ電気信号に対してAGC、CDS等のアナログ信号処理を施した後、A/Dコンバータでデジタル電気信号に変換して出力させるためのものである。
SDRAM16は、一時記憶メモリやワーキングエリアとして利用されるメモリであり、撮像部15から出力されるデジタル電気信号や、画像処理部19による処理中の画像データ等を一時的に記憶する。また、SDRAM16は、表示画像作成時にも、処理中の画像データ等を一時的に記憶するために用いられる。
表示画像制御部17は、エンコーダやD/Aコンバータ等を有して、表示部18に対する各種情報の表示を行わせるためのドライバである。ここで、表示部18は、図2等に示すように、カメラ本体の背面の大半の領域を占めるものであり、LCDやELD等の薄型表示装置で実現されている。この表示部18は、撮影画像やライブビュー画像の他に、GUI画面を含め、各種設定情報等を表示するためのものである。特に、本実施の形態においては、この表示部18は、撮影画像に基づくサムネイル画像や選択されたサムネイル画像などの画像を表示する。また、表示画像制御部17は、表示部18に表示するライブビュー画像や再生画像を作成するとともに、GUI画面用のGUI画像を単独であるいはライブビュー画像等に重畳させて表示部18に表示させるためのものである。
画像処理部19は、撮像部15から出力されるデジタル電気信号に対して画素補間処理、色補正処理、ガンマ処理等の各種の画像処理を施すとともに、記録用、表示用等に適した画像データに変換する処理を行う。すなわち、画像処理部19は、記録時(撮影時)には、記録画像に対しては記録用の画像処理を施し、表示用のライブビュー画像に対しては表示用の簡易な画像処理を施す。
圧縮伸長部20は、撮影画像の画像データを画像記憶部22に記録する際、あるいは画像記憶部22に記録されている画像データを表示する際等において、周知のJPEG方式等に基づく画像データの圧縮処理や伸長処理を行う。
記録・再生部21は、画像記憶部22に対する画像データの書き込みや画像記憶部22からの画像データの読出しを行うためのものであり、画像記憶部22の種類に応じたものが用いられる。ここで、画像記憶部22は、例えばxD−ピクチャーカード(登録商標)やコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等のカメラ本体に着脱自在な記録媒体や、HDDである。
I/F部23は、デジタルカメラ1と接続された外部機器との間の通信を制御するためのインタフェースである。外部機器としては、例えば、プリンタ70やPC(パーソナルコンピュータ)71やネットワーク72などが接続可能である。本実施の形態のデジタルカメラ1は、これらの外部機器を利用して、後述する選択画像の印刷、送信などの特定の処理を実行させる。
ここで、本実施の形態の制御部11は、操作制御用プログラムにより実行される機能として、GUI制御部11aと画像管理部11bと操作検出部11cとの各機能部を備える。操作検出部11cは、デジタルカメラ1の動作条件の設定等のために表示部18に表示されるGUI画面に対するユーザの指示や、ボタン操作部13によるユーザ操作を検出するための機能部である。また、本実施の形態のデジタルカメラ1は、GUI画面が表示される表示部18に重ねて配設されたタッチパネル14を操作部として備えている。このタッチパネル14は、サムネイル画像を所望のサムネイル列として表示部18へ表示することやサムネイル列中から所望のサムネイル画像を選択することなどに関する各種指示が入力される。そして、操作検出部11cは、このタッチパネル14に対するユーザの操作を検出することで、GUI画面に対するユーザ指示の検出動作を実行する。なお、タッチパネル14は、ユーザの指操作によるマルチタッチやジェスチャ入力可能なタイプのものが用いられているが、タッチパッド方式やペン入力方式等のものであってもよい。
また、GUI制御部11aは、表示部18のGUI画面に対するユーザの操作指示に応じて画面の制御、特にサムネイル画像の表示制御や選択画像の表示制御を行うとともに、このGUI画面に関する後述のような各種制御処理を実行するための機能部である。すなわち、GUI制御部11aは、一連の画像の内で各々異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなるサムネイル列を各々作成し、作成された複数のサムネイル列を区分して表示し、更に表示される各サムネイル列の中から各々選択される選択画像をその選択画像が属しているサムネイル列と関係付けて表示させる表示制御を行う。
画像管理部11bは、ユーザの操作指示によりサムネイル画像に関するグループを管理したり、選択画像の各種処理(印刷、通信、消去など)を制御するための機能部である。画像管理部11bは、グループ管理に関しては、生成された複数のサムネイル列を構成する各々のサムネイル画像について、サムネイル列をグループ単位としてグループに分けて管理する。画像管理部11bは、選択画像に関しては、複数の選択画像に対しまとめて印刷などの特定の処理を実行するよう制御する。また、画像管理部11bは、画像記憶部22に記録された一連の画像を所定の番号、例えば撮影日時の順番で管理する。
つぎに、デジタルカメラ1の動作の一例として、再生モード中のサムネイルモードにおけるGUI制御部11a等によるGUI画面等の操作・制御の概要を説明する。図2は、サムネイルモードにおけるサムネイル列表示前の準備段階の基本的な操作例を模式的に示す説明図である。まず、GUI制御部11aは、サムネイルモードが選択されると、サムネイルモードのGUI画面としてサムネイル表示画面30の初期画面を表示部18に表示させる。図2(a)は、サムネイルモードのサムネイル表示画面30の初期画面例を示す。このサムネイル表示画面30は、スタックエリア31と選択エリア32とサムネイルエリア33とからなる。
スタックエリア31は、表示部18の例えば左側端部付近を占める領域である。このスタックエリア31は、画像記憶部22に記録された一連の画像の途中からサムネイル画像の表示を開始させる場合に、その表示の先頭となる先頭サムネイル画像を設定するための情報である先頭情報を表示させる先頭情報設定エリアとして機能する。GUI制御部11aは、このスタックエリア31には、第1スタック31aのアイコンと第2スタック(図2(b)以降参照)31bのアイコンと送りアイコン31cと戻しアイコン31dとを表示させる。
第1スタック31aや第2スタック31bのアイコンは、画像記憶部22に記録された一連の画像をサムネイル画像の大きさでトランプ状の塊として2箇所に分けて積み重ねた状態で最上位の画像のみ確認できる状態で表示するものである。ここで、本実施の形態では、画像管理部11bは、画像記憶部22に記録された一連の画像を例えば撮影日時の古いものから時系列順に画像番号が大きくなる順番で管理する。GUI制御部11aは、これに対応して、第1スタック31aには、先頭サムネイル画像の番号及びこの番号以前(この番号よりも小さい)の番号からなる画像の列を重ねて表示させる。また、GUI制御部11aは、第2スタック31bには、先頭サムネイル画像の番号以降(先頭サムネイル画像の番号よりも大きい)の番号からなる画像の列を重ねて表示させる。図2(a)に示す初期画面では、スタックエリア31に第1スタック31aのみを表示し、先頭情報となる先頭サムネイル画像の番号として最新の画像の番号、例えば“206”のサムネイル画像を表示する。送りアイコン31cは、第1スタック31a側の画像を1枚ずつ第2スタック31b側へ送るための操作アイコンである。戻しアイコン31dは、第2スタック31b側の画像を1枚ずつ第1スタック31a側へ戻すための操作アイコンである。
また、サムネイルエリア33は、スタックエリア31の右側に隣接して表示部18の大半を占める領域である。このサムネイルエリア33は、第1スタック31aの位置を起点としてこのサムネイルエリア33に対してドラッグ操作があった場合に、ドラッグ操作による入力指示に基づきGUI制御部11aにより生成されたサムネイル列を表示させるためのものである。すなわち、サムネイルエリア33対応のタッチパネル14部分は、ユーザが所望する配列形状や画像数のサムネイル列をドラッグ操作により指示するための入力操作領域として機能する。また、サムネイルエリア33対応の表示部18部分は、入力操作により指示された配列形状や画像数からなるサムネイル列を表示するための表示領域として機能する。また、GUI制御部11aは、サムネイルエリア33中の右端には、サムネイル列全体の中で、現在画面に表示されているサムネイル列の位置の概略を示すスクロールバー33aを表示させる。
さらに、選択エリア32は、スタックエリア31中の第1スタック31aと第2スタック31bとの中間を占めるように設けられた領域で、例えば特定の処理の一例として印刷用アイコン32aが表示される。この選択エリア32は、サムネイルエリア33中に表示されたサムネイル列中から所望のサムネイル画像を選択画像として選択してドラッグ操作によりこの選択エリア32中へ移動させることで、例えば印刷すべき画像の選択に供される。なお、GUI制御部11aは、この選択エリア32を例えばダブルクリックすることで、特定の処理の内容を、「印刷」→「送信(通信)」→「消去」の如く、サイクリックに切換える。
ついで、図2(a)に示したような初期画面において、ユーザは、送りアイコン31cに指でタッチ操作することで、第1スタック31aから第2スタック31bへサムネイル画像を1枚ずつ順に移動させる。この操作に伴い、第1スタック31aの最上位に表示される先頭情報は順次変更される。この際、GUI制御部11aは、図2(b)に示すように、矢印で示すサムネイルの進行方向に従い第1スタック31a・第2スタック31b間で複数枚のサムネイル画像をアニメーション的に順次移動表示させる。なお、ユーザが、戻しアイコン31dに指でタッチ操作した場合には、第2スタック31bから第1スタック31aへサムネイル画像が1枚ずつ順に戻される。
図2(c)は、ユーザが、送りアイコン31c(または、戻しアイコン31d)から指を離すことにより、スタック間移動処理が終了した時点の様子を示している。図示例では、例えば番号“206”から最後尾の番号“152”までのサムネイル画像が第2スタック31bへ送られ、第1スタック31aにおいて番号“151”のサムネイル画像が先頭サムネイル画像として設定されたことを示している。すなわち、第1,第2スタック31b,31bは、それぞれ画像記憶部22に記録された一連の画像の一部分から構成される2つの部分画像群の塊をアイコン表示するものである。よって、第1スタック31aは、例えば番号“151”〜“1”の未表示の部分画像群用、第2スタック31bは、番号“206”〜“152”の確認済みの部分画像群用として機能するといえる。
これにより、ユーザは、画像記憶部22に記録された一連の画像の先頭(例えば番号“206”の画像)からに限られることなく、任意の番号の画像位置(例えば番号“151”の画像)からサムネイル列の生成・表示を行わせることができる。また、ユーザは、画像記憶部22に記録された一連の画像の内で各々異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなるサムネイル列を各々作成させることができる。
ついで、ユーザは、サムネイル列を生成・表示させるための操作を行う。ここで、本実施の形態では、サムネイル列を生成・表示させるための操作として、フリーラインサムネイルモードと画像数設定サムネイルモードとの2種類が選択自在に用意されており、事前のメニュー画面操作でいずれかに設定される。フリーラインサムネイルモードは、ユーザがドラッグ操作によって描いた軌跡に応じた配列形状のサムネイル列を生成・表示させるモードである。また、画像数設定サムネイルモードは、ユーザがドラッグ操作を終える先端位置に応じた距離によって決定された画像数のサムネイル画像からなるサムネイル列を生成・表示させるモードである。
まず、フリーラインサムネイルモードによる場合のドラッグ操作・表示例について説明する。図3は、フリーラインサムネイルモードによる場合のドラッグ操作・表示例を模式的に示す説明図である。図3(a)は、ユーザが、第1スタック31aの先頭サムネイル画像の位置を起点としてサムネイルエリア33に対してドラッグ操作を行うことで、サムネイル列34の生成・表示が開始された様子を示している。すなわち、GUI制御部11aは、表示部18のサムネイルエリア33の位置に対応してタッチパネル14から入力されるユーザ操作に伴う指の軌跡35に応じて、複数のサムネイル画像を、例えば番号“151”で示す先頭サムネイル画像を先頭として順番に配列させたサムネイル列34を生成し、生成したサムネイル列34をサムネイルエリア33に表示させる。
そして、図3(b)に示すように、ユーザが、サムネイルエリア33から指を離してドラッグ操作を終了することによりユーザ操作に伴う指の軌跡35に応じて生成・表示されるサムネイル列34が確定する。すなわち、サムネイル列34の配列形状およびサムネイル列34を構成するサムネイル画像の枚数が確定する。図3(b)に示す例であれば、サムネイル列34は、例えば番号“151”で示す先頭サムネイル画像から例えば番号“141”で示す最後のサムネイル画像までの11枚のサムネイル画像が指示された軌跡35の形状、長さに応じたフリーラインによる曲線配列の状態で表示される。また、第1スタック31aの最上位は、サムネイルエリア33に表示されているサムネイル列34の最後の画像の次に続く番号、例えば番号“140”の画像が、次以降のサムネイル列生成用の先頭サムネイル画像に変更される。これに対応して、第1スタック31aは、例えば番号“140”〜“1”からなる新たな未表示の部分画像群用となる。このようにフリーラインサムネイルモードによれば、ユーザの指操作による任意形状、長さの一筆書き状の軌跡35に応じたサムネイル列34を生成・表示させることができる。
なお、生成・表示されるサムネイル列34は、隣り合う画像同士が例えば少しずつ重なるように配列ピッチが予め設定されているが、重なり量を増減させることで、サムネイル列34を構成するサムネイル画像数を増減させるようにしてもよい。また、サムネイル列34は、画像同士の重なりをなくした配列としてもよい。
一方、画像数設定サムネイルモードは、タッチパネル14からの入力によって指定されるサムネイルエリア33上での距離に対応して、表示させるサムネイル画像の画像数を設定するモードである。特に、本実施の形態では、この画像数設定サムネイルモードは、サムネイル列で表示される先頭の画像のサムネイル画像を表示するスタックエリア31の第1スタック31aの位置(予め画面上で設定された固定位置)と、ユーザによるドラッグ操作が終了する先端位置との2点との間の距離を対角線とする四角形の面積に対応して、表示させるサムネイル画像の画像数を設定するモードとして用意されている。
この画像数設定サムネイルモードの場合のドラッグ操作・表示例について説明する。図4は、画像数設定サムネイルモードの場合のドラッグ操作・表示例を模式的に示す説明図である。図4(a)は、ユーザが、第1スタック31aの先頭サムネイル画像の位置を起点としてサムネイルエリア33に対して直線的なドラッグ操作を行った場合の様子を示している。ドラッグ操作の先端位置は、ユーザが画面から指を離すことにより確定する。GUI制御部11aは、ドラッグ操作の先端位置の検出処理を行い、第1スタック31aの位置と検出されたドラッグ操作の先端位置との間の距離を対角線とする四角形の面積に対応して、表示させるサムネイル画像の画像数を設定する。この場合、例えば画像数は、9枚に設定される。
なお、本実施の形態の画像数設定サムネイルモードでは、GUI制御部11aは、ドラッグ操作を行った軌跡35の経路によらず、第1スタック31aの位置と検出されたドラッグ操作の先端位置との間の距離を対角線とする四角形の面積に対応して、表示させるサムネイル画像の画像数を設定する。よって、ジグザグ状に連続するドラッグ操作を行った場合でも、図4(a)に示すような直線的なドラッグ操作の場合と同じ画像数の設定となることがある。
すなわち、本実施の形態の画像数設定サムネイルモードの場合には、サムネイルエリア33においてドラッグ操作が終了する先端位置に応じて、図5に示すように、画像数およびその表示パターンが設定されている。図5は、終了する先端位置に応じた画像数およびその表示パターン例を示す説明図である。すなわち、先端位置が1×4で示す位置の場合には、4枚のサムネイル画像が1行4列のサムネイル列として表示されることを示している。同様に、先端位置が2×2で示す位置の場合には、4枚のサムネイル画像が2行2列のサムネイル列、先端位置が3×1で示す位置の場合には、3枚のサムネイル画像が3行1列のサムネイル列、先端位置が3×3で示す位置の場合には、9枚のサムネイル画像が3行3列のサムネイル列、先端位置が5×5で示す位置の場合には、25枚のサムネイル画像が5行5列のサムネイル列の如く表示される。
そこで、GUI制御部11aは、図4(b)に示すように、サムネイルエリア33に9枚のサムネイル画像からなるサムネイル列34を、例えば縦横に3行3列状態で表示させる。この場合も、サムネイル列34の先頭画像は、第1スタック31aの最上位に表示されていた画像、例えば番号“151”のサムネイル画像となる。また、第1スタック31aの最上位は、サムネイルエリア33に表示されているサムネイル列34の最後の画像の次に続く番号、例えば番号“142”の画像が、次以降のサムネイル列用の先頭サムネイル画像に変更される。
よって、画像数設定サムネイルモードによる場合、ユーザは、サムネイルエリア33上でドラッグ操作を終えた先端位置に応じてサムネイル列34を構成するサムネイル画像の画像数を変更できるので、操作が簡単である。特に、第1スタック31aの位置を固定点として利用しているので、先端位置の1点のみを指定すればよいので、入力操作が極めて容易となる。また、先頭サムネイル画像を表示している第1スタック31aの位置をドラッグ操作の起点としているので、分かりやすいドラッグ操作となる。
なお、本実施の形態の画像数設定サムネイルモードは、第1スタック31aの位置を固定点として利用するようにしたが、サムネイルエリア33内でユーザがドラッグ操作を開始した任意の開始位置を用い、この開始位置と先端位置との2点間の距離に応じて画面上での距離を決定するようにしてもよい。これによれば、ユーザ所望の位置からドラッグ操作を開始させることができる。
つづいて、ユーザ操作に応じたサムネイル列34の生成・表示が終了した後の操作・表示例等について説明する。ここでは、作成し保存されたサムネイル列34中から所望の画像を選択画像として選択して印刷させる場合について説明する。図6は、図3の操作により作成し保存されたサムネイル列34中から所望の画像を選択画像として選択して印刷させる場合の操作例を模式的に示す説明図である。
まず、ユーザは、所定の操作によって作成し保存されたサムネイル列34をサムネイルエリア33に表示させる。そして、ユーザは、図6(a)に示すように、サムネイル列34中で印刷したい所望の画像を選択画像としてタッチして選択エリア32へ移動させるドラッグ操作を行う。図示例では、番号“149”“143”で示す選択画像は選択エリア32へ移動済みであり、番号“147”で示す選択画像を選択エリア32へ移動させている様子を示している。図中の矢印破線は、移動画像の移動痕跡を示している。
この際、GUI制御部11aは、所望の画像が選択画像として選択エリア32に選択されたサムネイル列34を表示させる場合には、図6(c)に示すように、選択画像があった部分を、例えば破線表示とすることで、例えば実線表示の選択されていない画像と区別してサムネイル列34を表示させる。これにより、サムネイル列34の表示においても、選択された画像が明確となる。
画像管理部11bは、選択エリア32に選択された複数の選択画像を管理し、印刷等の特定の処理の実行に関する制御を行う。ここで、本実施の形態のデジタルカメラ1では、サムネイルモードのGUI画面として、サムネイル表示画面30とは別に図6(b)に示すような選択画像表示画面40が用意されている。サムネイル表示画面30と選択画像表示画面40とは、ユーザによる画面水平スクロール操作によって切換え自在である。選択画像表示画面40は、選択画像を表示する表示エリア41からなり、その一部にOKボタン42のアイコンが表示される。そこで、GUI制御部11aは、上述したような選択操作により選択画像が選択された場合、画像管理部11bによる管理の下に、選択画像のみを図6(b)に示すように選択画像表示画面40に配列表示させる。よって、ユーザは、画面水平スクロール操作によって選択画像表示画面40を出現させることにより、選択画像の内容を確認することができる。
そこで、ユーザは、選択画像表示画面40において選択画像を確認後、図6(d)に示すように、OKボタン42を押下する。すると、GUI制御部11aは、選択画像表示画面40を、図6(e)に示すような処理実行画面50に切換え表示させる。GUI制御部11aは、処理実行画面50には、例えば、1枚毎の印刷を指示する印刷ボタン51と、インデックス形態の印刷を指示する印刷ボタン52と、終了ボタン53とのアイコンを表示させる。そして、ユーザが、例えば印刷ボタン51を押下すると、複数の選択画像についての1枚毎の印刷が指示される。この指示を受けて、画像管理部11bは、複数の選択画像に対しまとめて印刷処理を実行させるよう制御する。
なお、図7(a)〜(c)は、図4の操作により作成し保存されたサムネイル列34中から所望の画像を選択画像として選択して印刷させる場合の操作例を模式的に示す説明図である。
さらに、作成し保存された複数のサムネイル列34によるグループから選択された選択画像の表示等について説明する。図8は、作成し保存された複数のサムネイル列34によるグループから選択された選択画像の表示例を示す説明図である。上述したように、本実施の形態によれば、画像記憶部22に記録された一連の画像中から、任意の先頭サムネイル番号の画像を先頭とする異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなる複数のサムネイル列34を、各サムネイル列34間が不連続となるように順次生成してサムネイル列34毎に区分して表示させ、保存させることができる。そして、画像管理部11bは、これらの複数のサムネイル列34を構成する各々のサムネイル画像については、サムネイル列をグループ単位としてグループに分け、同一のサムネイル列に属する画像を同一のグループに属する画像として管理する。
図8は、その一例として、画像記憶部22に記録された一連の画像中から、例えば4つのサムネイル列34の生成を行い、画像記憶部22またはSDRAM16に保存させた場合を示している。ここに、これらのサムネイル列34は、画像管理部11bによる管理の下に、スクロール方向に連続するグループA〜グループDの4つのグループに区分けされて保存される。
そして、所望の時点で、適宜サムネイル画像表示のための操作を行うことで、いずれかのグループのサムネイル列34をサムネイルエリア33に表示させることができる。図8は、グループBのサムネイル列34の表示状態を示している。そこで、ユーザが、サムネイルエリア33上で、画面を上または下にスクロールさせる操作を行うと、グループA〜Dが連なった状態で上または下にスクロール移動する。これにより、他のグループのサムネイル列34に関してもスクロール操作により閲覧可能となる。
また、ユーザは、サムネイル列34毎(すなわち、グループ毎)に、特定の処理、例えば印刷処理を行わせる選択画像の選択操作を行うことができる。図8は、グループAについては、番号“176”“177”“182”“186”“187”“188”で示す画像を選択画像として選択エリア32に選択し、グループBについては、番号“143”“147”“149”で示す画像を選択画像として選択エリア32に選択し、グループCについては、番号“67”“69”で示す画像を選択画像として選択エリア32に選択し、グループDについては、番号“10”“13” “17”で示す画像を選択画像として選択エリア32に選択した場合を示している。
このような場合、GUI制御部11aは、各サムネイル列34(各グループ)の中から各々選択された選択画像を、その選択画像が属しているサムネイル列34(グループ)と関係付けて表示させる。その表示の一例として、本実施の形態では、例えば図8に示すように、各サムネイル列34(各グループ)の中から各々選択された選択画像を、その選択画像が属するサムネイル列34(グループ)の単位でサムネイル列34(グループ)の順番に整列状態で区分けして選択画像表示画面40に表示させる。このように、選択画像がその属するサムネイル列(グループ)と関連付けて表示されるので、選択画像と元のサムネイル列34との関係が表示上明確になる。すなわち、グループ分けされた画像の中からの画像の選択および選択画像とその元のグループとの関係を簡単に把握することができる。また、各サムネイル列34から選択された選択画像をまとめて確認することができ、利便性が向上する。
さらに、作成し保存された複数のサムネイル列34中のサムネイル画像と選択画像によるサムネイル画像との並列表示等について説明する。図9は、複数のサムネイル列34中のサムネイル画像と選択画像によるサムネイル画像との並列表示例を示す説明図である。本実施の形態のデジタルカメラ1では、GUI画面の一つとして、図9に示すような並列表示画面60が用意されている。並列表示画面60は、左右をサムネイル列対応表示領域61と選択画像対応表示領域62とに二分したものである。右側のサムネイル列対応表示領域61は、作成し保存された複数のサムネイル列34(グループA〜D)中で選択画像を除く全てのサムネイル画像をスクロール操作によって表示する領域である。また、左側の選択画像対応表示領域62は、複数のサムネイル列34(グループA〜D)中から選択画像として選択された全てのサムネイル画像をスクロール操作によって表示する領域である。すなわち、図8に示したような選択画像表示画面40とサムネイル表示画面30とを左右一対のサムネイル画像による表示単位で合併させた如き画面といえる。また、サムネイル列対応表示領域61、選択画像対応表示領域62の外側には各々の表示領域61,62におけるサムネイル画像のスクロール量を示すスクロールバー61a,62aも併せて表示される。
そこで、GUI制御部11aは、例えば、図8に示したようなサムネイル表示画面30または選択画像表示画面40の表示状態において、T/WボタンのWボタン側が押下されると、表示部18の表示画面を図9に示すような並列表示画面60に切換える。この並列表示画面60においては、サムネイル列対応表示領域61と選択画像対応表示領域62との間で、ユーザは、矢印で示すように、サムネイル画像の入れ替え操作や移動操作が可能である。すなわち、前述したような選択エリア32を利用した選択画像の選択操作に限らず、並列表示画面60においてサムネイル列対応表示領域61から直接的に選択画像として選択したり、選択画像として選択されていた画像を選択画像対応表示領域62から元のサムネイル列側に戻したりすることが可能となる。
つづいて、上述したようなGUI画面に対するユーザ操作に伴う表示制御等を実現するための制御部11による操作制御例について説明する。図10は、制御部11のGUI制御部11a等により実行される操作制御処理例を示す概略フローチャートである。本実施の形態で対象とする操作制御処理は、図示しない設定用ボタン等の操作により、再生モードが指定されることにより実行される。
まず、制御部11は、再生モードにおいてサムネイルモードに設定されているか否かを判定する(ステップS11)。制御部11は、サムネイルモードに設定されていなければ(ステップS11:No)、他の再生モードの処理を実行する(ステップS12)。そして、制御部11は、サムネイルモードへの切換えがあったか否かを判定し(ステップS13)、切換えがなければ(ステップS13:No)、さらに電源スイッチのOFF操作があったか否かを判定する(ステップS14)。制御部11は、OFF操作があった場合には(ステップS14:Yes)、処理を終了し、OFF操作がなければ(ステップS14:No)、ステップS12の処理に戻る。
一方、制御部11は、サムネイルモードに設定されている場合や(ステップS11:Yes)、サムネイルモードへの切換えがあった場合には(ステップS13:Yes)、GUI制御部11aによって、表示部18にサムネイル表示画面30の初期画面を表示させる(ステップS20)。図2(a)に示したサムネイル表示画面30の初期画面の表示例が相当する。
ついで、GUI制御部11aは、初期画面表示において、ユーザによるスタックアイコン(送りアイコン31cまたは戻しアイコン31d)の操作があったか否かを判定する(ステップS21)。GUI制御部11aは、スタックアイコンの操作があった場合には(ステップS21:Yes)、その操作に応じてスタックアイコン間(第1スタック31a・第2スタック31b間)の移動処理を実行する(ステップS22)。
また、GUI制御部11aは、スタックアイコンの操作がなかった場合には(ステップS21:No)、サムネイル列を生成・表示させるためのユーザによるサムネイルドラッグ操作があったか否かを判定する(ステップS23)。GUI制御部11aは、サムネイルドラッグ操作があった場合には(ステップS23:Yes)、その操作に応じてサムネイル表示処理を実行する(ステップS24)。
さらに、GUI制御部11aは、サムネイルドラッグ操作がなかった場合には(ステップS23:No)、サムネイル列34中のサムネイル画像の選択エリア32への移動操作があったか否かを判定する(ステップS25)。GUI制御部11aは、選択エリア32への移動操作があった場合には(ステップS25:Yes)、選択画像表示画面40に選択画像を表示させる表示処理を実行する(ステップS26)。図6や図7に示した表示例が相当する。この際、GUI制御部11aは、複数のサムネイル列(複数のグループ)が存在する場合には、各サムネイル列34(各グループ)の中から各々選択された選択画像を、その選択画像が属しているサムネイル列34(グループ)と関係付けて選択画像表示画面40に配列表示させる。図8に示した表示例が相当する。
さらに、GUI制御部11aは、選択エリア32への移動操作がなかった場合には(ステップS25:No)、サムネイル表示画面30と選択画像表示画面40との画面切換え操作(水平スクロール操作)があったか否かを判定する(ステップS27)。GUI制御部11aは、画面切換え操作があった場合には(ステップS27:Yes)、画面30,40の切換え表示処理を行う(ステップS28)。図6(b)(c)間や図7(b)(c)間の画面切換え処理が相当する。
さらに、GUI制御部11aは、画面切換え操作がなかった場合には(ステップS27:No)、画面スクロール操作があったか否かを判定する(ステップS29)。GUI制御部11aは、画面スクロール操作があった場合には(ステップS29:Yes)、スクロール操作に従い画面をスクロール移動させる処理を実行する(ステップS30)。図8に示した表示例が相当する。
また、GUI制御部11aは、画面スクロール操作がなかった場合には(ステップS29:No)、T/Wボタン操作による並列表示操作があったか否かを判定する(ステップS31)。GUI制御部11aは、並列表示操作があった場合には(ステップS31:Yes)、並列表示画面60によりサムネイル列対応表示領域61と選択画像対応表示領域62とを並列に表示させる並列表示処理を実行する(ステップS32)。図9に示した表示例が相当する。
さらに、GUI制御部11aは、並列表示操作がなかった場合には(ステップS31:No)、選択画像処理実行操作があったか否かを判定する(ステップS33)。GUI制御部11aは、選択画像処理実行操作があった場合には(ステップS33:Yes)、選択画像についての指定された特定の処理を実行させる(ステップS34)。図6(d)(e)に示した表示例が相当する。
また、GUI制御部11aは、選択画像処理実行操作がなかった場合には(ステップS33:No)、処理内容に関する変更操作があったか否かを判定する(ステップS35)。GUI制御部11aは、処理内容に関する変更操作(例えば選択エリア32に対するダブルクリック操作)があった場合には(ステップS35:Yes)、特定の処理の処理内容を変更する処理を実行する(ステップS36)。
そして、GUI制御部11aは、処理内容に関する変更操作がなかった場合には(ステップS35:No)、サムネイルモードの解除操作があったか否かを判定する(ステップS37)。GUI制御部11aは、サムネイルモードの解除操作があった場合には(ステップS37:Yes)、ステップS12に移行し、サムネイルモードの解除操作がなかった場合には(ステップS37:No)、ステップS21以降の処理に戻る。
つづいて、ステップS22のスタックアイコン間移動処理について説明する。図11は、スタックアイコン間移動処理を示すサブルーチンである。まず、GUI制御部11aは、ユーザによって送りアイコン31cによる送り操作が行われているか否かを判定する(ステップS41)。GUI制御部11aは、送り操作が行われている場合には(ステップS41:Yes)、画像番号Nとして第1スタック31aの先頭画像番号を設定する(ステップS42)。そして、GUI制御部11aは、−1のデクリメント処理により1つ小さい番号Nの画像を画像記憶部22から読み出して第1スタック31aの位置に表示させる(ステップS43)。GUI制御部11aは、同時に、第1スタック31aにおいてデクリメント処理前の先頭画像を、この第1スタック31aから第2スタック31bへアニメーション的に移動させるアニメーション処理を実行する(ステップS44)。図2(b)に示した表示例が相当する。さらに、GUI制御部11aは、送り操作が終了したか否かを判定する(ステップS45)。GUI制御部11aは、送り操作が終了していなければ(ステップS45:No)、ステップS43,S44の処理を繰り返し実行する。また、GUI制御部11aは、送り操作が終了していれば(ステップS45:Yes)、このスタックアイコン間移動処理を終了する。図2(c)に示す表示例が相当する。
一方、GUI制御部11aは、送り操作が行われていない場合には(ステップS41:No)、戻しアイコン31dによる戻し操作であり、画像番号Nとして第2スタック31bの先頭画像番号を設定する(ステップS46)。そして、GUI制御部11aは、+1のインクリメント処理による1つ大きい番号Nの画像を画像記憶部22から読み出して第2スタック31bの位置に表示させる(ステップS47)。GUI制御部11aは、同時に、第2スタック31bにおいてインクリメント処理前の先頭画像を、この第2スタック31bから第1スタック31aへアニメーション的に移動させるアニメーション処理を実行する(ステップS48)。さらに、GUI制御部11aは、戻し操作が終了したか否かを判定する(ステップS49)。GUI制御部11aは、戻し操作が終了していなければ(ステップS49:No)、ステップS47,S48の処理を繰り返し実行する。また、GUI制御部11aは、戻し操作が終了していれば(ステップS49:Yes)、このスタックアイコン間移動処理を終了する。
つづいて、ステップS24のサムネイル表示処理について説明する。図12は、サムネイル表示処理を示すサブルーチンである。まず、GUI制御部11aは、サムネイルドラッグ操作の起点が第1スタック31aのアイコン位置にあるか否かを判定する(ステップS61)。GUI制御部11aは、例えば図3(a)や図4(a)に示したように、第1スタック31aを起点とするサムネイルドラッグ操作であれば(ステップS61:Yes)、ドラッグ位置の検出処理を行う(ステップS62)。そして、GUI制御部11aは、ドラッグ位置の検出処理において画面からユーザの指が離されたか否かを随時判定し(ステップS63)、離されていなければ(ステップS63:No)、ステップS62のドラッグ位置の検出処理を続行する。
GUI制御部11aは、ドラッグ位置の検出処理において画面からユーザの指が離された場合には(ステップS63:Yes)、ドラッグ操作が終了したと判断し、フリーラインサムネイルモードに設定されているか否かを判定する(ステップS64)。GUI制御部11aは、図3に示したようなフリーラインサムネイルモードであれば(ステップS64:Yes)、ドラッグの軌跡35の検出処理を実行する(ステップS65)。そして、GUI制御部11aは、サムネイル画像を第1スタック31aから順次読み出し、軌跡35に応じた配列形状のサムネイル列34を表示させる(ステップS66)。
一方、GUI制御部11aは、フリーラインサムネイルモードでなく、図4に示したような画像数設定サムネイルモードの場合であれば(ステップS64:No)、ドラッグ操作を終えた先端位置の検出処理を実行する(ステップS70)。そして、GUI制御部11aは、検出された先端位置と第1スタック31aの位置との2点間の距離に基づき、表示させるサムネイル画像の画像数を算出する(ステップS71)。さらに、GUI制御部11aは、算出された画像数のサムネイル画像を第1スタック31aから順次読み出し、整列配列のサムネイル列34を表示させる(ステップS72)。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能である。例えば、本実施の形態では、画像記憶部22に記録された一連の画像を例えば撮影日時の古いものから時系列順に画像番号が大きくなる順番で管理するようにしたが、時系列的に逆順の順番で管理するようにしてもよい。また、撮影日時による番号付けに限らず、例えばGPS機能を搭載したデジタルカメラ1の場合であれば、GPS機能により各画像に付加される緯度や経度による位置情報に応じた番号付けであってもよい。
また、本実施の形態では、サムネイル列34の生成に、フリーラインサムネイルモードと、ドラッグ操作が終了する先端位置に応じて画像数を決定する画像数設定サムネイルモードとを用意したが、いずれか一方のモードのみとしてもよい。あるいは、さらに、別のサムネイル列生成用モード(例えば、連続的に移動するドラッグ操作の長さに応じて画像数を決定する画像数設定サムネイルモード)を用いるようにしてもよい。
また、例えば、本実施の形態における図10〜図12に示すような各処理機能について、図1に示すブロック図では、制御部11によるソフトウェアによって処理するように説明したが、構成の具体例はこれに限るものではない。これらの処理を、ハードウェア処理とソフトウェア処理のいずれか一方あるいは適宜組み合わせて行なうことは設計事項である。
そして、実施の形態の全てあるいは一部がソフトウェア処理で処理が実行される場合には、制御部11がフラッシュメモリ等のプログラムデータ記憶部12に格納された操作制御用プログラムを読み出して実行されることで、かかるソフトウェア処理が実現されるので、このようなソフトウェア処理に関する操作制御用プログラムも本発明となる。また、このような操作制御用プログラムが記録された記録媒体も本発明となる。なお、プログラムを格納する記録媒体としては、フラッシュメモリに限定されるものではなく、CD−ROM、DVD−ROM等の光学記録媒体、MD等の磁気記録媒体、テープ媒体、ICカードなどの半導体メモリであってもよい。さらに、検索用プログラムとしては、ネットワークを介して外部の記録媒体から入手されるもの、例えば、ホームページからダウンロードされるものも当然含まれる。このような場合には、ユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の範囲に含まれるものである。
また、本実施の形態では、当該操作制御装置をデジタルカメラ1に搭載した例で説明したが、当然これに限られるものではない。本実施の形態の操作制御装置は、画像ビュワ等の画像表示装置に適用してもよい。
11a GUI制御部
11b 画像管理部
14 タッチパネル
18 表示部
34 サムネイル列
40 選択画像表示画面

Claims (7)

  1. 画像が表示される表示部と、
    該表示部に対する指示が入力される操作部と、
    一連の画像の内で各々異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなるサムネイル列を各々作成し、該作成された複数のサムネイル列を区分して表示し、更に前記表示される各サムネイル列の中から各々選択される選択画像を該選択画像が属しているサムネイル列と関係付けて表示させるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)制御部と、
    を備えることを特徴とする操作制御装置。
  2. 前記操作部は、前記表示部に重ねるように設けられるタッチパネルであることを特徴とする請求項1に記載の操作制御装置。
  3. 前記GUI制御部は、前記選択画像を表示させるための選択画像表示画面に、前記選択画像を該選択画像が属するサムネイル列の単位で区分けして表示させることを特徴とする請求項1に記載の操作制御装置。
  4. 前記GUI制御部は、画像が選択されたサムネイル列を表示させる場合には、該選択された画像と選択されていない画像とを区別して該サムネイル列を表示させることを特徴とする請求項1に記載の操作制御装置。
  5. 前記複数の選択画像に対しまとめて特定の処理を実行するよう制御する画像管理部を備えることを特徴とする請求項1に記載の操作制御装置。
  6. 画像が表示される表示部と、該表示部に対する指示が入力される操作部と、を有する操作制御装置における操作制御方法であって、
    一連の画像の内で各々異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなるサムネイル列を各々作成し、該作成された複数のサムネイル列を区分して表示し、更に前記表示される各サムネイル列の中から各々選択される選択画像を該選択画像が属しているサムネイル列と関係付けて表示させるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)制御ステップを備えることを特徴とする操作制御方法。
  7. 画像が表示される表示部と、該表示部に対する指示が入力される操作部と、を有する操作制御装置が備えるコンピュータに、
    一連の画像の内で各々異なる範囲で設定された画像について、各範囲に対応する画像のサムネイル画像からなるサムネイル列を各々作成し、該作成された複数のサムネイル列を区分して表示し、更に前記表示される各サムネイル列の中から各々選択される選択画像を該選択画像が属しているサムネイル列と関係付けて表示させるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)制御機能を実行させることを特徴とする操作制御用プログラム。
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