JP2010256451A - デジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】動画撮影及び連写撮影時に被写体の観察が可能な光学ファインダを備えるデジタルカメラを提供する。
【解決手段】被写体光を撮像する撮像素子12と、撮影レンズ6から前記撮像素子へ向かう前記被写体光の光路中に配置され前記被写体光を光学ファインダ及び前記撮像素子へ入射させる光学部材10と、前記被写体光の光路中から前記光学部材を退避させる光学部材駆動部と、前記光学部材を前記光路中から退避させた状態において、前記撮像素子により撮像された前記被写体光に基づく画像を前記光学ファインダのファインダスクリーン16に対して投影する投影部14とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】被写体光を撮像する撮像素子12と、撮影レンズ6から前記撮像素子へ向かう前記被写体光の光路中に配置され前記被写体光を光学ファインダ及び前記撮像素子へ入射させる光学部材10と、前記被写体光の光路中から前記光学部材を退避させる光学部材駆動部と、前記光学部材を前記光路中から退避させた状態において、前記撮像素子により撮像された前記被写体光に基づく画像を前記光学ファインダのファインダスクリーン16に対して投影する投影部14とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタルカメラに関する。
撮影済みの画像を光学ファインダで観察することができる一眼レフカメラのファインダ内表示装置が存在する(例えば、特許文献1参照)。
ところで、一眼レフ方式のデジタルカメラを用いた動画撮影においては、撮影中に光学ファインダにより被写体の観察を行うことができないため、カメラ本体の背面に設けられている液晶表示部により被写体の観察を行いながら撮影を行っている。
しかしながら撮影環境が明るい場合等には、液晶表示部による被写体の観察が困難な場合があることから、別途電子ビューファインダ等を設けることが必要となる場合があった。
本発明の目的は、動画撮影及び連写撮影時に被写体の観察が可能な光学ファインダを備えたデジタルカメラを提供することである。
本発明のデジタルカメラは、被写体光を撮像する撮像素子と、撮影レンズから前記撮像素子へ向かう前記被写体光の光路中に配置され前記被写体光を光学ファインダ及び前記撮像素子へ入射させる光学部材と、前記被写体光の光路中から前記光学部材を退避させる光学部材駆動部と、前記光学部材を前記光路中から退避させた状態において、前記撮像素子により撮像された前記被写体光に基づく画像を前記光学ファインダのファインダスクリーンに対して投影する投影部とを備えることを特徴とする。
本発明のデジタルカメラによれば、動画撮影及び連写撮影時に被写体を光学ファインダを用いて観察することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る一眼レフ方式のデジタルカメラについて説明する。図1は、実施の形態に係る一眼レフ方式のデジタルカメラの概略構成を示す図である。デジタルカメラ2は筐体4を備えている。筐体4の前面には、筐体4に対して着脱可能であり被写体光5をカメラ内部に導く撮影レンズ6が装着されている。なお、撮影レンズ6は、筐体4と一体に構成するようにしてもよい。
筐体4の内部には、図中の矢印方向に回動可能に設けられ、撮影レンズ6を介した被写体光5の光路を切り替えるクイックリターンミラー10、撮影レンズ6を介した被写体光5を撮像して撮像信号(蓄積電荷としてのアナログ信号)を生成するCCD或いはCMOS等により構成される撮像素子12、クイックリターンミラー10と撮像素子12との間に配置されたシャッタ13を備えている。ここで、クイックリターンミラー10は、ハーフミラーにより構成されている。従って、クイックリターンミラー10が撮影レンズ6と撮像素子12との間の被写体光5の光路中に位置しているミラーダウン時においては、クイックリターンミラー10により反射された被写体光5によりファインダスクリーン16上に被写体の像が形成される。従って、この被写体の像をペンタプリズム18、ファインダ19を介して観察することができる。一方、クイックリターンミラー10を透過した被写体光5は、シャッタ13を介して撮像素子12に入射する。なお、クイックリターンミラー10は、ファインダスクリーン16の下部に位置するミラーアップ時において、ファインダスクリーン16の全域を覆う大きさを有する。ここでファインダスクリーン16、ペンタプリズム18及びファインダ19は光学ファインダを構成する。また、クイックリターンミラー10の直下、即ち光学特性上最も優れた位置に、投影部14a及び投影レンズ14bを備えるプロジェクタ14が配置されている。
また、筐体4の上部には撮像の指示を行うレリーズボタン(図示せず)が設けられており、筐体4の背面には撮像画像等を表示するLCD表示部26(図2参照)、プロジェクタ14によるスルー画の投影を指示するライブビューボタン(図示せず)、撮影条件の設定を行うマルチセレクタ(図示せず)、動画撮影の開始を指示するOKボタン(図示せず)等が設けられている。
図2は実施の形態に係るデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。デジタルカメラ2はCPU28を備え、CPU28には撮像素子12、操作部30、撮像素子12から出力された撮像信号を図示しないA/D変換部においてA/D変換することにより生成された画像データを記憶するバッファメモリ32、撮像素子12から出力される撮像信号に基づく画像データに対してホワイトバランス調整、輪郭補償、ガンマ補正等の画像処理を行う画像処理部34、LCD表示素子26の表示制御を行う表示制御部36、撮像画像や種々のデータを記憶するメモリカード38、クイックリターンミラー10の駆動制御を行うミラー駆動部44、撮像素子12に対する被写体光の入射制御を行うシャッタ13、撮像素子12により撮像された被写体の画像をファインダスクリーン16に投影するプロジェクタ14が接続されている。なお、操作部30は、レリーズボタン、ライブビューボタン、マルチセレクタ、OKボタン等が含まれる。
次に、この実施の形態に係る一眼レフ方式のデジタルカメラ2において、動画の撮影を行う場合について説明する。デジタルカメラ2の電源をオンにし、ライブビューボタンの押下を行うとLCD表示部26においてスルー画像の表示が開始される。即ち、図1に示すように撮影レンズ6から入射した被写体光5の一部は、クイックリターンミラー10を透過し開状態になったシャッタ13を通過して撮像素子12に入射する。撮像素子12に入射した被写体光5は、撮像素子12により撮像され、出力された撮像信号に基づくスルー画がLCD表示部26において表示される。なお、LCD表示部26においてスルー画を表示しているときは、コントラストAFにより、画面の所望の位置にピントを合わせることができる。一方、被写体光5の一部は、クイックリターンミラー10により反射されてファインダスクリーン16に被写体の像を形成する。ファインダスクリーン16に形成された被写体の像はファインダ19及びペンタプリズム18を介して観察することができる。
LCD表示部26においてスルー画を表示している状態において、OKボタンが押下されると動画撮影が開始される。即ち、図3に示すように、ミラー駆動部44によりクイックリターンミラー10の上端部を軸としてクイックリターンミラー10を回動させることによりミラーアップ状態とし、撮影レンズ6と撮像素子12との間の被写体光5の光路中からクイックリターンミラー10を退避させる。この場合には、クイックリターンミラー10をファインダスクリーン16に対して平行になるように位置させることが光学特性上好ましい。
撮影レンズ6からの被写体光は、開状態のシャッタを通過して撮像素子12に入射し、撮像素子12において撮像される。プロジェクタ14は、撮像素子12により撮像された被写体光5に基づく画像を光学ファインダのファインダスクリーン16に対して投影する。従って、ファインダスクリーン16に投影された被写体の画像をファインダ19及びペンタプリズム18を介して観察しながら動画撮影を行うことができる。
ここで動画撮影における動画フレームレートを1/30秒、各フレームにおける露光時間を1/125秒として、プロジェクタ14による画像投影を詳細に説明する。このデジタルカメラ2における動画撮影は、1フレーム(1/30秒)の最初の1/125秒の期間において、シャッタ13が開状態になり、被写体光5が撮像素子12に入射して、撮像素子12において被写体光5の撮像が行われる。従って、この期間及び撮像素子12から撮像信号を読み込む期間はプロジェクタ14による被写体の画像の投影は行われないが、1フレームの残りの期間においては、プロジェクタ14において撮像素子12において撮像された被写体光5に基づく画像がファインダスクリーン16に投影される。なお、この動作は各フレームごとに繰り返し行われる。
この実施の形態に係るデジタルカメラによれば、動画撮影の各フレームにおけるシャッタの開状態の期間(露光期間及び撮像信号の読み込み期間)以外は、撮像素子において撮像した被写体の画像のファインダスクリーンに対する投影を行うことができるため、動画撮影中においてもファインダ光学系を介して安定した画像により被写体の観察を行うことができる。
また、この実施の形態においてはプロジェクタをファインダスクリーンの直下に配置することにより、カメラボディの大型化の防止を図ることができる。
なお、上述の実施の形態においては、動画撮影の各フレームにおいてシャッタ13の開状態の期間(露光期間及び撮像信号の読み込み期間)以外は、撮像素子12において撮像した被写体の画像をプロジェクタ14により投影しているが、プロジェクタ14からの投影光が撮像素子12に入射するのを防止するための遮蔽部材を設け、動画撮影の各フレームにおけるシャッタ13の開状態の期間(露光期間及び撮像信号の読み込み期間)においても、撮像素子12において撮像した被写体の画像をプロジェクタ14により投影するようにしてもよい。この場合に遮蔽部材としては、ファインダスクリーン16の周縁部を囲んだ状態で下方向に延びる部材を用いることが好ましい。またこの場合には、1つ前のフレームにおいて投影していた画像を露光期間及び撮像信号の読み込み期間、継続して投影することが好ましい。このようにすることで投影時間を延長することができ更に安定した画像により被写体の観察を行うことができる。
また、上述の実施の形態において、プロジェクタ14によりシャッタ13の閉塞後(露光期間の終了後)、短期間でプロジェクタ14による投影を開始するために、撮像素子12から最初にVGAの解像度で撮像信号を読み出してプロジェクタ14により画像の投影を開始し、XGA解像度での撮像信号の読み出し終了後、XGA解像度の画像の投影を行うようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、ミラー駆動部44によりクイックリターンミラー10の上端部を軸としてクイックリターンミラー10を図1に示す矢印方向へ回動させることによりミラーアップ状態とし、クイックリターンミラー10を撮影レンズ6と撮像素子12との間の被写体光の光路中から退避させているが、クイックリターンミラー10を図1の紙面垂直方向にスライドさせるミラー駆動部を設けクイックリターンミラー10を図1の紙面垂直方向にスライドさせることにより、撮影レンズ6と撮像素子12との間の被写体光の光路中から退避させるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、動画撮影について説明したが、高速連写を行う場合においても、プロジェクタ14において撮像素子12において撮像された被写体光5に基づく画像をファインダスクリーン16に投影し、光学ファインダにより被写体の観察を行いながら撮影を行うようにしてもよい。この場合には、クイックリターンミラー10をアップ状態にしたままでシャッタ13の駆動により連写撮影を行うことができるので、連写の高速化を容易に行うことができる。また、連写撮影中においてはシャッタが開状態である場合以外は、撮像素子12により撮像した被写体の画像の投影を行うことができるため、安定した画像により被写体の観察を行いながら連写撮影を行うことができる。
また、上述の実施の形態において、LCD表示部26のバックライトの光源からの光を分光してプロジェクタ14に用いるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、クイックリターンミラー10を被写体光の光路から退避させて、光学ファインダにより被写体の観察を行いつつ動画撮影を行っているが、図3に示す状態、即ちクイックリターンミラー10のダウン状態において、光学ファインダにより被写体の観察を行いつつ動画撮影を行うようにしてもよい。即ち、クイックリターンミラー10により反射された被写体光5によりファインダスクリーン16上に形成された被写体の像をファインダ19及びペンタプリズム18を介して観察しつつ、クイックリターンミラー10を透過し開状態になったシャッタ13を通過した被写体光5を撮像素子12において撮像することにより動画撮影を行うようにしてもよい。
2…デジタルカメラ、5…被写体光、6…撮影レンズ、10…クイックリターンミラー、12…撮像素子、13…シャッタ、14…プロジェクタ、16…ファインダスクリーン、18…ペンタプリズム、19…ファインダ、26…LCD表示部、28…CPU、36…表示制御部。
Claims (6)
- 被写体光を撮像する撮像素子と、
撮影レンズから前記撮像素子へ向かう前記被写体光の光路中に配置され前記被写体光を光学ファインダ及び前記撮像素子へ入射させる光学部材と、
前記被写体光の光路中から前記光学部材を退避させる光学部材駆動部と、
前記光学部材を前記光路中から退避させた状態において、前記撮像素子により撮像された前記被写体光に基づく画像を前記光学ファインダのファインダスクリーンに対して投影する投影部と
を備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記光学部材は、ハーフミラーにより構成されることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
- 前記光学部材駆動部は、前記光学部材の上端部を軸として回動させることにより、前記光学部材を前記被写体光の光路中から退避させることを特徴とする請求項1または2記載のデジタルカメラ。
- 前記投影部は、前記ファインダスクリーンの直下に配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
- 前記光学部材を前記光路中から退避させ、動画撮影又は連写撮影を行う場合に、前記被写体光の前記撮像素子に対する入射を制御するためのシャッタが開状態の期間以外の期間において、前記投影部により前記被写体光に基づく画像を前記ファインダスクリーンに対して投影することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
- 前記撮像素子により撮像された前記被写体光に基づく画像を記憶部と、
前記投影部による投影光が前記撮像素子に入射するのを防止する投影光遮蔽部材を備え、
前記投影部は、前記シャッタが開状態の期間において、前記投影部により前記記憶部により記憶されている画像を前記ファインダスクリーンに対して投影することを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009103757A JP2010256451A (ja) | 2009-04-22 | 2009-04-22 | デジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009103757A JP2010256451A (ja) | 2009-04-22 | 2009-04-22 | デジタルカメラ |
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JP2009103757A Pending JP2010256451A (ja) | 2009-04-22 | 2009-04-22 | デジタルカメラ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010256451A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014015982A1 (en) * | 2012-07-24 | 2014-01-30 | Gvbb Holdings, S.A.R.L. | Camera viewfinder comprising a projector |
-
2009
- 2009-04-22 JP JP2009103757A patent/JP2010256451A/ja active Pending
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WO2014015982A1 (en) * | 2012-07-24 | 2014-01-30 | Gvbb Holdings, S.A.R.L. | Camera viewfinder comprising a projector |
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