JP2010255513A - 軸流ファン - Google Patents

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Kenichi Hashizume
健一 橋詰
Teruo Miyamoto
照雄 宮本
Hiroyuki Takeuchi
宏之 竹内
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Abstract

【課題】本発明は、簡単な構造によって軸部に対する熱負荷を軽減することが可能な軸流ファンを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による軸流ファンは、回転軸2を中心に回転するコイルハウジング6と、コイルハウジング6の回転軸を囲う側面上に配設されたプロペラ翼3と、コイルハウジング6の回転軸2を横切る吸気側端面に、回転方向に空気を拡散させるように配設された羽根8とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、軸流ファンに関し、特に、電子装置を空冷する軸流ファンに関する。
電子装置を空冷する軸流ファンは、その前後における空気の流動を効率的にすることによって電子装置への冷却効率が向上し、軸流ファン自体に対する熱負荷を軽減することができる。このような効果を実現するために、軸流ファンには、電子装置への円滑な空気の流動が要求される。
従来では、軸流ファンの周囲のダクト形状や発熱部品の配置を最適にすることによって冷却効率を向上させている。また、軸流ファンに吐出特性改善装置を備え、軸流ファンに与える負荷を少なくし、軸流ファンの吐出側に回路ユニットが配置された場合における冷却の不均一性を解決して効率的な冷却を実現している(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−211795号公報
従来の軸流ファンにおいて、軸流ファンの吸気側に電子装置が配置された場合、軸流ファンの吸気側の軸部では空気の流動が少なくなり熱が留まりやすい構造となっているため、軸部に対する熱負荷が大きくなるという問題があった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、簡単な構造によって軸部に対する熱負荷を軽減することが可能な軸流ファンを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による軸流ファンは、所定の回転軸を中心に回転するコイルハウジングと、コイルハウジングの回転軸を囲う側面上に配設されたプロペラ翼と、コイルハウジングの回転軸を横切る吸気側端面に、回転方向に空気を拡散させるように配設された羽根とを備えることを特徴とする。
本発明によると、所定の回転軸を中心に回転するコイルハウジングと、コイルハウジングの回転軸を囲う側面上に配設されたプロペラ翼と、コイルハウジングの回転軸を横切る吸気側端面に、回転方向に空気を拡散させるように配設された羽根とを備えるため、簡単な構造によって軸部に対する熱負荷を軽減することが可能となる。
一般的な軸流ファンの構造図である。 本発明の実施形態1による軸流ファンの構造図である。 本発明の実施形態1による軸流ファンにおける空気の流動図である。 本発明の実施形態1による効果確認試験において使用した軸流ファンの構造図である。 本発明の実施形態2による軸流ファンの構造図である。
本発明の実施形態について、図面を用いて以下に説明する。
まず初めに、本発明の前提となる技術について説明する。
図1は、一般的な軸流ファンの構造図である。図1(a)は軸流ファンの正面図であり、図1(b)は図1(a)に示すA−Aの断面図である。軸流ファンは、フレーム1によって保持されるプロペラ翼3が回転軸2を中心として回転する。図1に示すように、コイル4の外周上には、磁石5がコイル4と所定の間隔で配置されており、コイル4に電流を流すことによって磁石5を回転させている。また、磁石5を覆い、かつ磁石5の外周に接するようにハウジング6が配置されている。ハウジング6にはプロペラ翼3が取り付けられており、磁石5の回転に伴ってプロペラ翼3が回転し、風(空気の流れ)を生み出している。
図1に示す構造では、軸流ファンの吸気側におけるコイルハウジング6上にて空気7が停滞する。従って、吸気側に電子装置が配置された場合、軸部では空気の流動が少なくなり熱が留まりやすくなるため、軸部に対する熱負荷が大きくなるという問題があった。熱負荷が大きくなると軸流ファンの寿命の悪化(短寿命化)につながるため、発熱量の大きい電子装置を配置する場合は軸流ファンの軸部に対する熱負荷の軽減が課題となる。
このような課題の対策として、従来では、発熱量の大きい電子装置と軸流ファンとの距離を十分に確保することや、ファンの回転数を上げることによって軸部に対する熱負荷を軽減していた。
本発明は、上記の課題を解決するためのものであり、詳細を以下に説明する。
〈実施形態1〉
本実施形態1では、軸流ファンの吸気側のコイルハウジング上に羽根を取り付けていることを特徴としている。
図2は、本発明の実施形態1による軸流ファンの構造図である。図2(a)は羽根8をコイルハウジング6に取り付ける前の状態を示す図であり、図2(b)は羽根8をコイルハウジング6に取り付けた後の状態を示す図である。図2に示すように、コイルハウジング6と羽根8とは別部品である。その他の構成および動作は、従来(図1参照)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態1による軸流ファンにおいて、コイルハウジング6は回転軸2を中心に回転し、プロペラ翼3はコイルハウジング6の回転軸2(図1参照)を囲う側面上に配設され、羽根8はコイルハウジング6の回転軸2を横切る吸気側端面に、回転方向に空気を拡散させるように配設されている。コイルハウジング6は回転軸2を中心として回転し、コイルハウジング6に取り付けられた羽根8も同時に回転する。なお、コイルハウジング6への羽根8の取り付けは、嵌合爪や接着によって強固に固定する。また、羽根8の形状は、羽根8の回転によってプロペラ翼3の方向(回転方向)に空気を拡散できるものであれば如何なる形状であってもよい。
図3は、本発明の実施形態1による軸流ファンにおける空気の流動図である。図3(a)は軸流ファンの正面図であり、図3(b)は図3(a)に示すB−Bの断面図である。
図3に示すように、羽根8が回転することによって、従来ではコイルハウジング6上にて滞留していた空気7(図1参照)を、プロペラ翼3の方向に拡散させることができる。拡散された空気は、プロペラ翼3によって軸流ファンから吐出される。このように、コイルハウジング6上での空気の滞留を防ぐことができる。
図4は、本発明の実施形態1による効果確認試験において使用した軸流ファンの構造図である。図4に示すように、羽根10は、アルミテープによって作成した簡易な羽根である。軸流ファンを駆動させて羽根10の効果を確認したところ、ファン軸部への熱負荷を90%に軽減することが可能であった。
以上のことから、コイルハウジング6上に羽根8を取り付けるという簡単な構造によって、コイルハウジング6上での空気の滞留を防ぐことができ、ファン軸部に対する熱負荷を軽減することが可能となる。
〈実施形態2〉
本実施形態2では、実施形態1におけるコイルハウジングと羽根とが一体であることを特徴としている。
図5は、本発明の実施形態2による軸流ファンの構造図である。その他の構成および動作は、実施形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図5に示すように、コイルハウジング6と羽根9とは一体部品となっている。コイルハウジング6が回転すると、コイルハウジング6と一体である羽根9も同時に回転する。羽根9が回転することによって、従来ではコイルハウジング6上にて滞留していた空気7(図1参照)を、プロペラ翼3の方向(回転方向)に拡散させることができる。拡散された空気は、プロペラ翼3によって軸流ファンから吐出される(図3参照)。このように、コイルハウジング6上での空気の滞留を防ぐことができる。
以上のことから、コイルハウジング6と羽根9とを一体とした簡単な構造によって、コイルハウジング6上での空気の滞留を防ぐことができ、ファン軸部に対する熱負荷を軽減することが可能となる。
〈実施形態3〉
本実施形態3では、実施形態1および2における羽根の表面が金属であることを特徴としている。なお、羽根の表面に対する金属加工は、めっき処理などによって行ってもよい。
以上のことから、実施形態1および2における羽根の少なくとも表面を金属とすることによって、軸流ファンの吸気側(羽根側)に配置された電子装置(発熱源)からの輻射熱を反射することができ、ファン軸部に対する熱負荷を軽減することが可能となる。
1 フレーム、2 回転軸、3 プロペラ翼、4 コイル、5 磁石、6 コイルハウジング、7 空気、8、9、10 羽根。

Claims (4)

  1. 所定の回転軸を中心に回転するコイルハウジングと、
    前記コイルハウジングの前記回転軸を囲う側面上に配設されたプロペラ翼と、
    前記コイルハウジングの前記回転軸を横切る吸気側端面に、回転方向に空気を拡散させるように配設された羽根と、
    を備える、軸流ファン。
  2. 前記コイルハウジングと前記羽根とは別部品であることを特徴とする、請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 前記コイルハウジングと前記羽根とは一体部品であることを特徴とする、請求項1に記載の軸流ファン。
  4. 前記羽根は、少なくとも表面が金属であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の軸流ファン。
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