JP2010254416A - リフティングマグネット装置 - Google Patents

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崇司 田添
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健二 星野
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Abstract

【課題】 構造を軽量にすることができるリフティングマグネット装置を提供する。
【解決手段】 リフティングマグネット装置18は、ブラケット34、ブラケット34の下方に固定されるマグネット40、マグネット40の下端に当接する位置とマグネット40の下方でありマグネット40から離間する位置とに位置決めされる非磁性体からなる外装体42、外装体42を作動する油圧シリンダ44、及び、マグネット40の上方及び油圧シリンダ44の側方に設けられマグネット40及び油圧シリンダ44を保護すると共に外装体42を案内する案内手段46とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、油圧作業機に用いられる磁性廃棄物等を吸着するリフティングマグネット装置に関する。
従来、永久磁石を非磁性体のケーシングに収納し、このケーシングと永久磁石を油圧装置で連結し、永久磁石をケーシング内で移動できるように構成したリフティングマグネットが知られている(特許文献1参照)。
実開昭60−064978号公報
しかしながら、上記の従来技術では、磁性廃棄物等を吸着した後に磁性廃棄物等をリフティングマグネットから引き離すために、油圧装置により永久磁石をケーシングから離間する必要がある。油圧装置により永久磁石をケーシングから離間するために必要な力は、磁性廃棄物等がケーシングを介して永久磁石に吸着する吸着力と永久磁石を移動するための力である。このため、磁性廃棄物等をリフティングマグネットから引き離すためには比較的大きな力が必要であり、リフティングマグネットの構成を頑丈にするため重量が増大するという問題がある。
本発明は、構造を軽量にすることができるリフティングマグネット装置を提供することを目的とする。
本発明のリフティングマグネット装置は、ブラケットと、前記ブラケットの下方に固定されるマグネットと、前記マグネットの下端に当接する位置と前記マグネットの下方で前記マグネットから離間する位置とに位置決めされる非磁性体からなる外装体と、前記外装体を駆動する駆動手段と、前記マグネットの上方及び前記駆動手段の側方に設けられ前記マグネット及び前記駆動手段を保護する保護カバーと、前記外装体を案内する案内手段とを備えることを特徴とする。
本発明のリフティングマグネット装置によれば、駆動手段により外装体は、マグネットの下端に当接する位置とマグネットの下方でマグネットから離間する位置とに位置決めされる。磁性廃棄物等は外装体を介してマグネットに吸着される。磁性廃棄物等を外装体から引き離すためには、磁性廃棄物等が外装体を介してマグネットに吸着されている吸着力に抗して外装体を移動してマグネットから離間する位置に位置決めする比較的小さな力が発揮されればよい。従って、外装体とマグネットを駆動手段で連結しマグネットを移動する構造に対して、比較的重量が大きいマグネットをブラケットに固定して、比較的軽量な外装体のみを移動する構造であるので、装置全体として軽量にすることができる。
また、外装体は、駆動手段により、マグネットの下方でマグネットから離間する位置に位置決めされる際に衝撃が加えられ、外装体に吸着していた磁性廃棄物等が弾き飛ばされるので、荷離れを良好にすることができる。これにより、比較的軽量の磁性廃棄物等が外装体から離間したマグネットの磁力で外装体に残るような場合でも、外装体から解放することができる。
本発明のリフティングマグネット装置において、前記駆動手段は、前記マグネットの周囲に設けられ前記外装体が前記マグネットに当接するように駆動される駆動装置と、前記マグネットの周囲に設けられ、前記駆動装置の駆動力がなくなるようにした場合に、前記マグネットから前記外装体が離間するように前記外装体を下方に付勢する弾性体とで構成されていることが好ましい。
この好ましい形態によれば、駆動手段は、駆動装置がマグネットの周囲に設けられ、マグネットの周囲に弾性体が設けられて構成されている。従って、駆動手段を駆動装置及び弾性体で安価に構成することができる。
更に、駆動装置を油圧シリンダで構成した場合に、油圧シリンダを単動型とすることができ、油圧回路を簡略化して低コスト化を図ることができる。
また、駆動装置の駆動力がなくなるように操作したとき、外装体は、弾性体によりマグネットから離間するように付勢されてマグネットから離間する位置に位置決めされる。従って、本発明が適用される油圧作業機が駆動されていない状態、及びリフティングマグネット装置を作動させないときに、外装体に磁性廃棄物等が吸着されることを防止することができる。
本発明のリフティングマグネット装置において、前記駆動手段は、前記マグネットの周囲に設けられ前記外装体を前記マグネットの下端に当接する位置に位置決めする位置決め部材と、前記位置決め部材による前記外装体の位置決めを解除する解除装置と、前記マグネットの周囲に設けられ、前記外装体が位置決め部材で位置決めされていない場合に、前記マグネットから前記外装体が離間するように前記外装体を下方に付勢する弾性体とで構成されていることが好ましい。
この好ましい形態のリフティングマグネットによれば、駆動手段は、位置決め部材がマグネットの周囲に設けられ、位置決めを解除する駆動装置が設けられ、及びマグネットの周囲に弾性体が設けられて構成されている。従って、駆動手段を位置決め部材、駆動装置及び弾性体で安価に構成することができる。
更に、駆動装置を油圧シリンダで構成した場合に、油圧シリンダを単動型とすることができ、油圧回路を簡略化して低コスト化を図ることができる。
また、駆動装置の駆動力がなくなるように操作したとき、外装体は、弾性体によりマグネットから離間するように付勢されてマグネットから離間する位置に位置決めされる。従って、本発明が適用される油圧作業機が駆動されていない状態、及びリフティングマグネット装置を作動させないときに、外装体に磁性廃棄物等が吸着されることを防止することができる。
本発明に係るリフティングマグネットが適用される油圧作業機の一例を示す図である。 第1実施形態のリフティングマグネットを示す図である。 第1実施形態の油圧回路を示す図である。 第2実施形態のリフティングマグネットを示す図である。 第2実施形態の油圧回路を示す図である。 第3実施形態のリフティングマグネットを示す図である。
[第1実施形態]
図1を参照して、本発明に係るリフティングマグネット装置が適用される油圧作業機10は、下部走行体12、下部走行体12上に旋回自在に搭載される上部旋回体14、上部旋回体14の前部に起伏自在に装備されたアタッチメント16、及びアタッチメント16の先端部に装着されたリフティングマグネット18から構成されている。
アタッチメント16は、ブーム20及びブーム20の先端部に連結されるアーム22から構成されている。アーム22の先端部にリフティングマグネット装置18が揺動自在に取り付けられている。
ブーム20は、ブームシリンダ24の伸縮動作によって起伏し、アーム22は、アームシリンダ26の伸縮動作によって揺動し、リフティングマグネット装置18は、マグネット用シリンダ28の伸縮動作によってリンク30a及び30bを介してアーム22に対して揺動する。
リフティングマグネット装置18は、アーム22の先端部に取り付けられる取付部32a、及びリンク30bの先端部に取り付けられる取付部32bを有するブラケット34を有している。
ブラケット34の下方には、ブラケット34の下端に固定される支持板38の下端に固定されるマグネット40が設けられている。尚、マグネット40は、永久磁石である。
マグネット40の下方には、マグネット40の下端に当接する位置とマグネット40の下方でありマグネット40から離間する位置とに位置決めされる非磁性体からなる外装体42が設けられている。
尚、非磁性体からなる外装体42は、磁性化することなく、マグネット40に吸着することはない。
外装体42は、油圧作業機10がブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動する油圧で駆動する油圧シリンダ(駆動手段)44で駆動される。尚、外装体42を駆動するためには、ブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動する油圧を制御するコントロールバルブを切り替えるためのパイロットポンプからのパイロット圧も利用可能である。
マグネット40の上方及び油圧シリンダ44の側方には、マグネット40及び油圧シリンダ44を保護すると共に外装体42を上下方向に案内する案内手段46が設けられている。
尚、案内手段46は、マグネット40の上方及び油圧シリンダ44の側方に設けられマグネット40及び油圧シリンダ44を保護する保護カバー、及び外装体42を案内する案内手段に分離して設けることもできる。
次に、上記のような構成を有するリフティングマグネット装置18を駆動して磁性廃棄物等を所定の場所に運搬する方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、リフティングマグネット装置18の油圧シリンダ44を縮小動作させて外装体42をマグネット40の下端に当接させる。
次いで、油圧作業機10の下部走行体12、上部旋回体14、ブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動してリフティングマグネット装置18で外装体42を介してマグネット40で磁性廃棄物等を吸着する。
そして、油圧作業機10の下部走行体12、上部旋回体14、ブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動して磁性廃棄物等を所定の場所に移動する。
その後、図2(b)に示すように、リフティングマグネット装置18の油圧シリンダ44を伸長動作させて、外装体42をマグネット40の下方でマグネット40から離間し、マグネット40から磁性廃棄物等を引き離して、所定の場所に運搬する。
次に、油圧作業機10の油圧回路について説明する。
油圧シリンダ44は、図3に示す油圧回路で駆動される。油圧シリンダ44は電磁切換弁56に接続されている。ソレノイド58が駆動された場合、油圧シリンダ44のシリンダ室44aとポンプ62が接続されると共に、油圧シリンダ44のシリンダ室44bとタンク64が接続され、外装体42がマグネット40の下方でマグネット40から離間する位置に位置決めされる。
また、ソレノイド60が駆動された場合、油圧シリンダ44のシリンダ室44aとタンク64が接続されると共に、油圧シリンダ44のシリンダ室44bとポンプ62が接続され、外装体42がマグネット40に当接する。
尚、本実施形態においては、油圧シリンダ44を操作するために電磁切換弁56を用いているが、これに限定されず、油圧パイロット式切換弁や手動切換弁であってもよい。
この実施形態で示すような油圧作業機10では、上部旋回体14の油圧源から油圧パイロット式のコントロールバルブを介して、アタッチメント16の先端付近まで配索された油圧配管が、オプション用配管として予め備えられる場合も多い。このようなオプション用配管を備えた油圧作業機10においては、リフティングマグネット装置18をアタッチメント16の先端に装着し、油圧シリンダ44にこのオプション用配管を連結するだけでよい。この場合、オプション用配管への油圧を切り替えるコントロールバルブセクションを設け、例えばペダルをパイロット弁に連結し、ペダル操作により発生したパイロット二次圧をコントロールバルブセクションのパイロットポートに導くのみで、前記コントロールバルブセクションが操作可能となる。また、電磁石式リフティングマグネットのように電気配線をアタッチメント16に対して行う必要がないことも当然である。
以上、本実施形態によれば、油圧シリンダ44により外装体42は、マグネット40の下端に当接する位置とマグネット40の下方でマグネット40から離間する位置とに位置決めされる。磁性廃棄物等は外装体42を介してマグネット40に吸着される。磁性廃棄物等を外装体42から引き離すためには、磁性廃棄物等が外装体42を介してマグネット40に吸着されている吸着力に抗して外装体42をマグネット40から離間する位置に位置決めする比較的小さな力が発揮されればよい。従って、外装体42とマグネット40を油圧シリンダ44で連結しマグネット40を移動する構造に対して、比較的重量が大きいマグネット40をブラケット34に固定して、比較的軽量な外装体42のみを移動する構造であるので、装置全体として構造を軽量にすることができる。
また、外装体42は、油圧シリンダ44により、マグネット40の下方でマグネット40から離間する位置に位置決めされる際に衝撃が加えられ、外装体42に吸着していた磁性廃棄物等が弾き飛ばされるので荷離れを良好にすることができる。これにより、比較的軽量の磁性廃棄物等が外装体42から離間したマグネット40の磁力で外装体42に残るような場合でも、外装体42から解放することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明に係るリフティングマグネット装置の第2実施形態について説明する。第2実施形態のリフティングマグネット装置は、図4に示される構造を有するものである。尚、第1実施形態と同じ構造を有するものは図4に同じ符号を付して説明を省略する。
第2実施形態のリフティングマグネット装置50は、駆動手段を以下のように構成したものである。
リフティングマグネット装置50の駆動手段は、マグネット40の左側に設けられ外装体42がマグネット40に当接するように駆動される油圧シリンダ(駆動手段)52、及びマグネット40の右側に設けられ、油圧シリンダ52の駆動が停止された場合に、マグネット40から外装体42が離間するように外装体42を下方に付勢する圧縮コイルバネ(弾性体)54から構成されている。
尚、油圧シリンダ52及び圧縮コイルバネ54は、マグネット40の周囲に設けられていればよい。
また、油圧シリンダ52は、油圧作業機10がブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動する油圧で駆動する。尚、外装体42を駆動するためには、ブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動する油圧を制御するコントロールバルブを切り替えるためのパイロットポンプからのパイロット圧も利用可能である。
次に、上記のような構成を有するリフティングマグネット装置50を駆動して磁性廃棄物等を所定の場所に運搬する方法について説明する。
まず、図4(a)に示すように、リフティングマグネット装置50の油圧シリンダ52を縮小動作させて外装体42をマグネット40の下端に当接させる。
次いで、油圧作業機10の下部走行体12、上部旋回体14、ブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動してリフティングマグネット装置50で外装体42を介してマグネット40で磁性廃棄物等を吸着する。
そして、油圧作業機10の下部走行体12、上部旋回体14、ブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動して磁性廃棄物等を所定の場所に移動する。
その後、図4(b)に示すように、リフティングマグネット装置50の油圧シリンダ52の駆動力がなくなるようにして、圧縮コイルバネ54の付勢力で外装体42をマグネット40の下方に離間してマグネット40から磁性廃棄物等を引き離して磁性廃棄物等を所定の場所に運搬する。
次に、油圧作業機10の油圧回路について説明する。
油圧シリンダ52は、図5に示す油圧回路で駆動される。油圧シリンダ52は電磁切換弁106に接続されている。ソレノイド108が駆動された場合、油圧シリンダ52のシリンダ室52aとポンプ110が接続され、外装体42がマグネット40に当接する。
また、ソレノイド108が駆動されない場合、油圧シリンダ52のシリンダ室52aとタンク112が接続され、圧縮コイルバネ54の付勢力で外装体42がマグネット40の下方に離間される。
尚、本実施形態においては、油圧シリンダ52を操作するために電磁切換弁106を用いているが、これに限定されず、油圧パイロット式切換弁や手動切換弁であってもよい。
この実施形態で示すような油圧作業機10では、上部旋回体14の油圧源から油圧パイロット式のコントロールバルブを介して、アタッチメント16の先端付近まで配索された油圧配管が、オプション用配管として予め備えられる場合も多い。このようなオプション用配管を備えた油圧作業機10においては、リフティングマグネット装置18をアタッチメント16の先端に装着し、油圧シリンダ52にこのオプション用配管を連結するだけでよい。この場合、オプション用配管への油圧を切り替えるコントロールバルブセクションを設け、例えばペダルをパイロット弁に連結し、ペダル操作により発生したパイロット二次圧をコントロールバルブセクションのパイロットポートに導くのみで、前記コントロールバルブセクションが操作可能となる。また、電磁石式リフティングマグネットのように電気配線をアタッチメント16に対して行う必要がないことも当然である。
以上、本実施形態によれば、駆動手段は、油圧シリンダ52がマグネット40の左側に設けられ、マグネット40の右側に圧縮コイルバネ54が設けられて構成されている。従って、駆動手段を油圧シリンダ52及び圧縮コイルバネ54で安価に構成することができる。
更に、駆動装置を油圧シリンダ52で構成した場合に、油圧シリンダ52を単動型とすることができ、油圧回路を簡略化して低コスト化を図ることができる。
また、油圧シリンダ52の駆動力がなくなるように操作したとき、外装体42は、圧縮コイルバネ54によりマグネット40から離間するように付勢されてマグネット40から離間する位置に位置決めされる。従って、本発明が適用される油圧作業機10が駆動されていない状態、及びリフティングマグネット装置50を作動させないときに、外装体42に磁性廃棄物等が吸着されることを防止することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明に係るリフティングマグネット装置の第3実施形態について説明する。第3実施形態のリフティングマグネット装置は、図6に示される構造を有するものである。尚、第1及び2実施形態と同じ構造を有するものは図6に同じ符号を付して説明を省略する。
第3実施形態のリフティングマグネット装置100は、駆動手段を以下のように構成したものである。
リフティングマグネット装置100の駆動手段は、マグネット40の左側に設けられ外装体42をマグネット40の下端に当接する位置に位置決めする位置決め部材102、位置決め部材102の位置決めを解除するアクチュエータ(解除装置)104、及びマグネット40の右側に設けられ、位置決め部材102で位置決めされていない場合に、マグネット40から外装体42が離間するように外装体42を下方に付勢する圧縮コイルバネ54から構成されている。
尚、位置決め部材102及びアクチュエータ104、並びに圧縮コイルバネ54は、マグネット40の周囲に設けられていればよい。
また、アクチュエータ104としては、電動シリンダ、ソレノイド、及び電動サーボアクチュエータ等が挙げられる。
次に、上記のような構成を有するリフティングマグネット100を駆動して磁性廃棄物等を所定の場所に運搬する方法について説明する。
まず、図6(a)及び(b)に示すように、リフティングマグネット100の外装体42の下面を地面やコンクリート面等に突き当て位置決め部材102をマグネット40の下端に当接する位置に位置決めする。
次いで、油圧作業機10の下部走行体12、上部旋回体14、ブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動してリフティングマグネット18で外装体42を介してマグネット40で磁性廃棄物等を吸着する。
そして、油圧作業機10の下部走行体12、上部旋回体14、ブームシリンダ24、アームシリンダ26及びマグネット用シリンダ28等を駆動して磁性廃棄物等を所定の場所に移動する。
その後、図6(c)及び(d)に示すように、アクチュエータ104で位置決め部材102の位置決めを解除して、圧縮コイルバネ54の付勢力で外装体42をマグネット40の下方に離間してマグネット40から磁性廃棄物等を引き離して磁性廃棄物等を所定の場所に運搬する。
以上、本実施形態によれば、駆動手段は、位置決め部材102がマグネット40の左側に設けられ、位置決めを解除するアクチュエータ104が設けられ、及びマグネット40の左側に圧縮コイルバネ54が設けられて構成されている。従って、駆動手段を位置決め部材102、アクチュエータ104及び圧縮コイルバネ54で安価に構成することができる。
更に、アクチュエータ104を油圧シリンダで構成した場合に、油圧シリンダを単動型とすることができ、油圧回路を簡略化して低コスト化を図ることができる。
また、アクチュエータ104で位置決め部材102の位置決めが解除された場合に、外装体42は、圧縮コイルバネ54によりマグネット40から離間するように付勢されマグネット40から離間する位置に位置決めされる。従って、本発明が適用される油圧作業機10が駆動されていない状態、及びリフティングマグネット装置100を作動させないときに、外装体42に磁性廃棄物等が吸着されることを防止することができる。
尚、以上の説明において、上方、下方、及び左右とは、外装体42が磁性廃棄物等を吸着する面が下向きになった状態での上下左右をいう。
10…油圧作業機、12…下部走行体、14…上部旋回体、16…アタッチメント、18…リフティングマグネット装置、20…ブーム、22…アーム、24…ブームシリンダ、26…アームシリンダ、30a…リンク、30b…リンク、32a…取付部、32b…取付部、34…ブラケット、38…支持板、40…マグネット、42…外装体、44…油圧シリンダ、44a…シリンダ室、44b…シリンダ室、46…案内手段、50…リフティングマグネット装置、52…油圧シリンダ、52a…シリンダ室、54…圧縮コイルバネ、56…電磁切換弁、58…ソレノイド、60…ソレノイド、62…ポンプ、64…タンク、100…リフティングマグネット装置、102…位置決め部材、104…アクチュエータ、106…電磁切換弁、108…ソレノイド、110…ポンプ、112…タンク。

Claims (3)

  1. ブラケットと、
    前記ブラケットの下方に固定されるマグネットと、
    前記マグネットの下端に当接する位置と前記マグネットの下方で前記マグネットから離間する位置とに位置決めされる非磁性体からなる外装体と、
    前記外装体を駆動する駆動手段と、
    前記マグネットの上方及び前記駆動手段の側方に設けられ前記マグネット及び前記駆動手段を保護する保護カバーと、
    前記外装体を案内する案内手段と
    を備えることを特徴とするリフティングマグネット装置。
  2. 請求項1記載のリフティングマグネット装置において、
    前記駆動手段は、前記マグネットの周囲に設けられ前記外装体が前記マグネットに当接するように駆動される駆動装置と、前記マグネットの周囲に設けられ、前記駆動装置の駆動力がなくなるようにした場合に、前記マグネットから前記外装体が離間するように前記外装体を下方に付勢する弾性体とで構成されていることを特徴とするリフティングマグネット装置。
  3. 請求項1記載のリフティングマグネットにおいて、
    前記駆動手段は、前記マグネットの周囲に設けられ前記外装体を前記マグネットの下端に当接する位置に位置決めする位置決め部材と、前記位置決め部材による前記外装体の位置決めを解除する解除装置と、前記マグネットの周囲に設けられ、前記外装体が位置決め部材で位置決めされていない場合に、前記マグネットから前記外装体が離間するように前記外装体を下方に付勢する弾性体とで構成されていることを特徴とするリフティングマグネット装置。
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