JP2010253702A - Method of forming uneven pattern - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、外装材など建材として用いられる成形板に凹凸模様を成形する方法に関するものである。 The present invention relates to a method for forming a concavo-convex pattern on a forming plate used as a building material such as an exterior material.
外装材など建材として、セメント系の成形材料を成形して得られる成形板が従来から使用されている。この成形板は、表面に化粧用の凹凸模様を形成して作製されるものであり、セメント系の成形材料を成形型で成形する際に、凹凸模様を形成するのが一般的である(例えば特許文献1等参照)。 Conventionally, a molded plate obtained by molding a cement-based molding material has been used as a building material such as an exterior material. This molded plate is produced by forming a decorative concavo-convex pattern on the surface, and it is common to form a concavo-convex pattern when molding a cement-based molding material with a molding die (for example, (See Patent Document 1).
図5は凹凸模様4を形成した成形板Aを成形する方法の一例を示すものであり、図5(a)のように凹凸模様4に対応する賦形用型部3を形成した成形型2を用い、図5(b)のようにセメント系の成形材料1をこの成形型2でプレスした後、成形材料1から成形型2を離型することによって、図5(c)のように成形型2の賦形用型部3を成形材料1に転写した凹凸模様4を形成することができるものである。そしてこれを養生硬化することによって、表面に凹凸模様4を有する成形板Aを得ることができるものである。
FIG. 5 shows an example of a method for forming the forming plate A on which the concavo-
このように成形型2に設けた賦形用型部3を成形材料1に押圧することによって凹凸模様4を成形するにあたって、賦形用型部3の賦形用凸部6が成形材料1に押し込まれて、賦形用凸部6の表面が成形材料1に転写されることによって凹凸模様4の凹部5が成形されるものであり、また賦形用凸部6で押し退けられた成形材料1が賦形用型部3の賦形用凹部8内に入り込んで、賦形用凹部8の表面が成形材料1に転写されることによって凹凸模様4の凸部7が成形されるものである。
When the
上記のように、成形型2を成形材料にプレスして凹凸模様4を成形する従来の方法では、賦形用型部3の賦形用凸部6を成形材料1に転写させて凹凸模様4の凹部5を成形し、賦形用型部3の賦形用凹部8の表面を成形材料1に転写させて凹凸模様4の凸部7を成形するものであり、凹凸模様4の凹部5も凸部7も成形型2の表面の転写で形成されるために同じ質感に形成されることになり、凹凸模様4の全面が画一的なイメージになり易く、変化に富んだ凹凸模様4を形成するのが難しいという問題があった。しかも、凹凸模様4の凹部5も凸部7も賦形用型部3の賦形用凸部6や賦形用凹部8の転写で形成されるため、一つの成形型2からは一種の凹凸模様4しか成形することができないという問題もあった。
As described above, in the conventional method of forming the concavo-
また、凹凸模様4の凸部7は、成形材料1が賦形用型部3の賦形用凹部8内に完全に充填されることによって成形されるため、賦形用凹部8内にエアー溜りが生じると、成形される凸部7にボイドによる欠け等が発生して、成形不良が発生し易くなるという問題があり、さらにこのようなエアー溜りの発生を防ぐためには、賦形用凹部8の箇所において成形型2に脱気孔を設ける必要があるなど、型構造が複雑になるという問題があった。
Further, since the
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、凹凸模様の凸部を凹部など他の箇所と異なる質感で形成することができ、変化に富んだ凹凸模様を形成することができると共に、一つの成形型で微妙に異なる凹凸模様を形成することが可能になり、またエアー溜りによる不良発生のおそれもない凹凸模様の成形方法を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above points, and can be formed with a texture that is different from other portions such as recesses and the like, and can form a concavo-convex pattern rich in change, It is an object of the present invention to provide a method for forming a concavo-convex pattern in which a slightly different concavo-convex pattern can be formed with a single mold and there is no risk of occurrence of defects due to air accumulation.
本発明に係る凹凸模様の成形方法は、成形材料1を成形型2でプレスして、成形型2に設けた賦形用型部3で凹凸模様4を成形するにあたって、成形型2として、成形材料1に成形型2をプレスする際に、成形材料1中に押し込まれて凹凸模様4の凹部5を成形する賦形用凸部6と、成形材料1が入り込んで凹凸模様4の凸部7を成形する賦形用凹部8とを備えて形成される賦形用型部3を設けたものを用い、少なくとも一部の賦形用凹部8において、賦形用凹部8に入り込んだ成形材料1を賦形用凹部8内で拘束しない状態で凸部7を成形することを特徴とするものである。
In the method for forming a concavo-convex pattern according to the present invention, when forming the concavo-
この発明によれば、凹凸模様4の凹部5は、賦形用型部3の賦形用凸部6が成形材料1に押し込まれ、賦形用凸部6の表面が転写されることによって形成される一方、凹凸模様4の凸部7は、賦形用型部3の賦形用凹部8内に成形材料1が入り込む盛り上がりだけで形成され、賦形用凹部8の表面は転写されないものであり、凹凸模様4の凹部5と凸部7を質感の異なるものとして形成することができ、変化に富んだ凹凸模様4を形成することができるものである。また凹凸模様4の凸部7は賦形用凹部8内で拘束されない状態で形成されるため、賦形用凹部8内への成形材料1の入り込み状態は、賦形用型部3に複数形成される賦形用凹部8ごとに異なり、また成形を行なうごとにも異なるものであり、全く同じ凸部7は形成され難いものであって、一つの成形型2で凸部7の形態が微妙に異なる凹凸模様4を形成することが可能になるものである。さらに、賦形用型部3の賦形用凹部8内に成形材料1を充填させて凹凸模様4の凸部7を成形するものではないので、エアー溜りによる不良発生のおそれもないものである。
According to the present invention, the
また本発明において、賦形用型部3の少なくとも一部の賦形用凹部8は、成形型2の成形側の面と反対側の面で開放されていることを特徴とするものである。
Further, in the present invention, at least a part of the shaping
この発明によれば、成形材料1を成形型2でプレスして、成形型2に設けた賦形用型部3で凹凸模様4を成形した後、成形型2を離型する際に、賦形用型部3の賦形用凹部8は開放状態にあって負圧となることがないので、離型を容易に行なうことができるものである。
According to the present invention, the
本発明によれば、凹凸模様4の凹部5は、賦形用型部3の賦形用凸部6が成形材料1に押し込まれ、賦形用凸部6の表面が転写されることによって形成される一方、凹凸模様4の凸部7は、賦形用型部3の賦形用凹部8内に成形材料1が入り込む盛り上がりだけで形成され、賦形用凹部8の表面は転写されないので、凹凸模様4の凹部5と凸部7を質感の異なるものとして形成することができ、変化に富んだ凹凸模様4を形成することができるものである。また凹凸模様4の凸部7は賦形用凹部8内で拘束されない状態で形成されるので、賦形用凹部8内への成形材料1の入り込み状態は、賦形用型部3に複数形成される賦形用凹部8ごとに異なり、また成形を行なうごとにも異なるものであって、全く同じ凸部7は形成され難いものであり、一つの成形型2で凸部7の形態が微妙に異なる凹凸模様4を形成することが可能になるものである。さらに、賦形用型部3の賦形用凹部8内に成形材料1を充填させて凹凸模様4の凸部7を成形するものではないので、エアー溜りによる不良発生のおそれもないものである。
According to the present invention, the
以下、本発明の実施の形態を説明する。 Embodiments of the present invention will be described below.
図1(a)及び図2は本発明の実施の形態の一例に用いる成形型2を示すものであり、厚みが厚い複数本の縦材12と、厚みの薄い複数本の横材13とを碁盤目格子状に組み付けて形成してある。この成形型2にあって、縦材12や横材13によって賦形用凸部6が形成されるものであり、また縦材12と横材13で囲まれる空間部によって賦形用凹部8が形成されるものであり、この賦形用凸部6と賦形用凹部8とから賦形用型部3が形成されるものである。そして賦形用型部3の賦形用凹部8は成形型2の上方へ開放されている。
FIG. 1A and FIG. 2 show a molding die 2 used in an example of an embodiment of the present invention. A plurality of
一方、成形材料1としては一般にセメント系の水硬性材料が用いられるものであり、まず図1(a)のようにトレー14等の上に供給された成形材料1の上方に成形型2を配置し、図1(b)のようにこの成形型2を成形材料1の上に重ねてプレスして、成形材料4を成形型2で成形した後、成形型2を離型することによって、図1(c)のように成形材料1に凹凸模様4を成形することができる。そしてこのような凹凸模様4を形成して板状に成形した成形材料1を湿熱養生やオートクレーブ養生などして養生硬化させることによって、凹凸模様4で化粧を施した成形板Aを得ることができるものである。
On the other hand, a cement-based hydraulic material is generally used as the
ここで、上記の図1(b)のように成形型2で成形材料1をプレス成形すると、賦形用型部3の賦形用凸部6が成形材料1に押し込まれ、賦形用凸部6の表面が成形材料1に転写されることによって凹凸模様4の凹部5を成形することができるものであり、また賦形用凸部6が成形材料1に押し込まれることによって押し退けられた成形材料1が賦形用型部3の賦形用凹部8内に入り込むことによって、凹凸模様4の凸部7が成形されるものである。
Here, when the
そして上記のように賦形用凹部8は成形型2の上方へ開放されており、賦形用凹部8内で拘束されない状態で成形材料1は賦形用凹部8に入り込むので、成形材料1は規制を受けることなく賦形用凹部8内で盛り上がるように賦形用凹部8内に入り込むものであり、上面がやや丸みを帯びた形状に凸部7は形成されるものである。そして凸部7は賦形用凹部8の表面が転写されて形成されるものでないので、自然な盛り上がりという表面の質感に凸部7は形成されるものである。一方、凹凸模様4の凹部5は賦形用凸部6が成形材料1に押し込まれ、賦形用凸部6の表面が転写されることによって形成されるので、賦形用凸部6の表面の転写で形成される凹部5の質感と、自然な盛り上がりで形成される凸部7の質感は異なるものであり、凹部5と凸部7の質感の差異で変化に富んだ凹凸模様4を形成することができるものである。
As described above, the shaping
また、凹凸模様4の凸部7は賦形用凹部8内で規制されない状態で形成されるので、賦形用凹部8内への成形材料1の入り込み状態は、賦形用型部3に複数形成される賦形用凹部8ごとに異なり、また成形を行なうごとに異なるものであり、全く同じ形態に凸部7は形成され難いものである。従って、一つの成形型2で、凸部7の形態が微妙に異なる凹凸模様4を形成することが可能になるものである。
Moreover, since the
さらに、賦形用型部3の賦形用凹部8内に成形材料1を充填させて凹凸模様4の凸部7を成形するものではなく、しかも賦形用凹部8は上方に開放されているので、エアー溜りによる不良発生のおそれもないものである。
Further, the
そして成形材料1を成形型2で成形した後に、図1(c)のように成形型2を離型するにあたって、賦形用型部3の賦形用凹部8は上方へ開放されているので、賦形用凹部8内から凸部7が抜ける際に賦形用凹部8内が負圧になるようなことはなく、成形型2の離型を容易に行なうことができるものである。
Then, after the
尚、上記の実施の形態では、賦形用型部3に設けた賦形用凹部8の総てを、成形型2の上方へ開放させるようにしたが、賦形用凹部8の一部のみにおいて上方へ開放させるようにしてもよい。また賦形用型部3の形態は、上記の実施の形態のような格子状のものに限定されるものでないのは言うまでもない。さらに、成形型2で成形材料1をプレス成形する際に、成形材料1が成形型2の板幅方向に逃げることなく、賦形用型部3の賦形用凹部8内に効率良く入り込むように、成形材料1の周囲を拘束するようにしてもよい。
In the above embodiment, all of the shaping recesses 8 provided in the shaping
図3は本発明の他の実施の形態を示すものであり、このものでは図3(a)のように、賦形用型部3の賦形用凹部8が成形型2の上方へ開放されず、下方へ開口する有底の穴として形成するようにしてある。そして賦形用凹部8は、凹凸模様4の凸部7の高さよりも深い寸法で形成されるものである。
FIG. 3 shows another embodiment of the present invention. In this embodiment, as shown in FIG. 3 (a), the shaping
このものにあって、図3(b)のように成形型2で成形材料1をプレスして成形するにあたって、賦形用型部3の賦形用凹部8は深い寸法に形成されているので、賦形用凹部8に成形材料1は奥まで入り込むことがなく、賦形用凹部8に入り込んだ成形材料1を賦形用凹部8内で押圧しない状態で成形することができるものである。従って、成形材料1は規制を受けることなく賦形用凹部8内で盛り上がるように賦形用凹部8内に入り込むものであり、上記の図1の実施の形態と同様な形態で凸部7を形成することができるものである。尚、賦形用凹部8は、成形材料1が奥まで入り込まない深いものと、奥まで入り込む浅いものとを併存させるようにしてもよく、奥が開放されていない賦形用凹部8と奥が開放された賦形用凹部8を併存させてもよい。
In this case, when the
ここで成形板Aを成形する成形材料1としては、セメント系成形材料が主として用いられるが、成形板Aが外装材など屋外で使用される建材である場合、雨水等の水分を吸収することを防ぐために表面に耐水性の塗装を施すことが一般に必要とされている。しかし、本発明の成形板Aのように、凹凸模様4の凹部5と凸部7に質感の差異を生じさせて変化に富んだ凹凸模様4を形成するにあたって、表面塗装を行なうと凹部5と凸部7も塗膜で被覆されてしまい、変化に富んだ凹凸模様4を形成するという効果が阻害されることになる。
Here, as the
そこで本発明では成形材料1として、セメントと水と油性物質を主成分とするセメント含有逆エマルジョン組成物からなるポリマー複合セメントを用いるのが好ましい。このセメント含有逆エマルジョン組成物を成形して得られる硬化物は吸水性が低く耐水性に優れている。従ってセメント含有逆エマルジョン組成物に着色剤を混合して成形板Aを成形することによって、表面塗装を施す必要なく、吸水性が低く耐水性に優れた成形板Aを得ることができるものであり、本発明の成形板Aによって外装材のような屋外で使用される建材を作製することが可能になるものである。
Therefore, in the present invention, it is preferable to use, as the
このようなセメント含有逆エマルジョン組成物において、セメントとしては、特に制限されるものではないが、ポルトランドセメント、フライアッシュセメント、高炉セメント、アルミナセメント、ハイアルミナセメント、シリカフュームセメントなどを挙げることができるものであり、これらを一種単独で用いたり、二種以上を併用したりすることができる。油性物質は水と逆エマルジョン(W/Oエマルジョン)を形成するためのものであり、特に制限されるものではないが、通常は疎水性の液状物質が利用され、例えばトルエン、キシレン、灯油、スチレン、ジビニルベンゼン、メチルメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、不飽和ポリエステル樹脂等を挙げることができ、これらを一種単独で用いたり、二種以上を併用したりすることができる。油性物質の配合量は、セメント含有逆エマルジョン組成物中の水と固形分の総量に対して5〜10体積%の範囲が好ましい。セメント含有逆エマルジョン組成物には上記の成分の他に、乳化剤を配合することが好ましい。乳化剤は逆エマルジョンに安定性を付与するために配合されるものであり、例えばソルビタンセスキオール、グリセロールモノステアレート、ソルビタンモノオレート、ジエチレングリコールモノステアレート、ソルビタンモノステアレート、ジグリセロールモノオレート等の非イオン界面活性剤、各種アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤等を用いることができる。乳化剤の配合量はセメント含有逆エマルジョン組成物中の水と固形分の総量に対して1〜3体積%の範囲が好ましい。セメント含有逆エマルジョン組成物中にはさらに、適宜量の補強材や各種添加剤を配合することができる。補強材としては、例えば砂利、パーライト、シラスバルーン、ガラス粉、アルミナシリケートなどの骨材、ポリプロピレン繊維、アクリル繊維、ビニロン繊維、アラミド繊維等の合成繊維や、炭素繊維、ガラス繊維、パルプなどの補強繊維を挙げることができる。 In such a cement-containing inverse emulsion composition, the cement is not particularly limited, and examples thereof include Portland cement, fly ash cement, blast furnace cement, alumina cement, high alumina cement, and silica fume cement. These can be used alone or in combination of two or more. The oily substance is for forming an inverse emulsion (W / O emulsion) with water, and is not particularly limited. Usually, a hydrophobic liquid substance is used, for example, toluene, xylene, kerosene, styrene. , Divinylbenzene, methyl methacrylate, trimethylolpropane trimethacrylate, unsaturated polyester resin, and the like. These can be used alone or in combination of two or more. The blending amount of the oily substance is preferably in the range of 5 to 10% by volume with respect to the total amount of water and solid content in the cement-containing inverse emulsion composition. In addition to the above components, an emulsifier is preferably added to the cement-containing inverse emulsion composition. The emulsifier is blended to impart stability to the inverse emulsion. Ionic surfactants, various anionic surfactants, cationic surfactants, and the like can be used. The blending amount of the emulsifier is preferably in the range of 1 to 3% by volume with respect to the total amount of water and solid content in the cement-containing inverse emulsion composition. An appropriate amount of a reinforcing material and various additives can be further blended in the cement-containing inverse emulsion composition. Examples of reinforcing materials include aggregates such as gravel, perlite, shirasu balloon, glass powder, and alumina silicate, synthetic fibers such as polypropylene fiber, acrylic fiber, vinylon fiber, and aramid fiber, and reinforcement such as carbon fiber, glass fiber, and pulp. Mention may be made of fibers.
セメント含有逆エマルジョン組成物の調製の一例を挙げると、まず、乳化剤(例えば、ヤシ油1.0〜2.0質量部)、スチレンモノマー4.0〜6.0質量部、水35.0〜50.0質量部及び適量の架橋剤と重合開始剤とを混合して逆エマルジョンを作製する。次に、この逆エマルジョン100質量部と、セメント70〜90質量部と、有機系軽量化材0.3〜5.0質量部と、補強繊維1.0〜2.0質量部、或いは上記逆エマルジョン100質量部と、セメント55.0〜75.0質量部と、無機系軽量化材15.0〜35.0質量部と、補強繊維1.0〜2.0質量部とを強制攪拌機あるいは連続混合機にて混合することによって、セメント含有逆エマルジョン組成物を調製することができるものである。 An example of the preparation of the cement-containing inverse emulsion composition is as follows. First, an emulsifier (for example, coconut oil 1.0 to 2.0 parts by mass), styrene monomer 4.0 to 6.0 parts by mass, water 35.0 to An inverse emulsion is prepared by mixing 50.0 parts by mass and an appropriate amount of a crosslinking agent and a polymerization initiator. Next, 100 parts by weight of this inverse emulsion, 70 to 90 parts by weight of cement, 0.3 to 5.0 parts by weight of organic lightening material, 1.0 to 2.0 parts by weight of reinforcing fibers, or the reverse of the above 100 parts by mass of emulsion, 55.0 to 75.0 parts by mass of cement, 15.0 to 35.0 parts by mass of inorganic lightening material, and 1.0 to 2.0 parts by mass of reinforcing fibers A cement-containing inverse emulsion composition can be prepared by mixing in a continuous mixer.
また、上記のように成形材料1を成形型2でプレスして、賦形用型部3の賦形用凹部8に入り込んだ成形材料1を規制することなく賦形用凹部8内に盛り上がらせて、自然な表面状態の凸部7を成形するには、成形材料1がある程度柔らかいことが必要である。成形材料1が硬いと流動性が不十分になるので、成形材料1に賦形用型部3をプレスしても賦形用凹部8に成形材料1が十分に入り込むことができず、深い凹凸模様4を形成することができない。しかし、成形材料1が柔らかすぎると流動性が高くなりすぎるので、賦形用型部3による賦形形状が保持されず、凹凸模様4を成形することができない。このように、成形材料1のやわからさの度合いと、成形性とは所定の相関関係を有するものである。
Further, the
そこで、JIS R5201「セメントの物理試験方法」の凝結試験に規定されるビカー針装置を用いて成形材料1のやわらかさを測定し、成形材料1のやわらかさと成形性との関係を検討した。試験に用いたビカー針装置20は、下端部に直径10mmの針21を有する重さ300gのロッド22を自重で下動自在に設けて形成されるものであり、図4(a)に示すように成形材料1の上面に針21の下端を当接させた後、ロッド22を自重で下動させ、図4(b)のように針21が成形材料1内に進入する距離L(長さmm)を計測するようにしたものである。このように、成形材料1内への針21の進入値によって成形材料1の柔らかさ規定することができるものであり、針進入値と成形性との関係を表1に示す。
Therefore, the softness of the
表1にみられるように、針進入値が2〜9mmの範囲の成形材料1を用いることによって、本発明のような成形を良好に行なうことができることが確認される。針進入値が2mm未満であると、成形材料が硬すぎて流動性が不足するものであり、針進入値が9mmを超えると、成形材料が柔らかすぎて保形が困難になるものである。針進入値2〜9mmのなかでも、4〜7mmの範囲の針進入値を有する成形材料1が特に成形性が良好である。針進入値4〜7mmの成形材料1としては、上記したセメント含有逆エマルジョン組成物を用いることができる。尚、プレス成形を行なう際に成形材料1に振動を与えると、常態での針進入値が2mm未満の成形材料1でも流動性の高まりによって、成形を行なうことが可能になる場合があり、成形材料1の適用範囲を広げることが可能である。
As seen in Table 1, it is confirmed that the molding as in the present invention can be performed satisfactorily by using the
1 成形材料
2 成形型
3 賦形用型部
4 凹凸模様
5 凹部
6 賦形用凸部
7 凸部
8 賦形用凹部
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JP2013176955A (en) * | 2012-02-03 | 2013-09-09 | Matsuoka Concrete Industry Co Ltd | Porous concrete product, method for manufacturing the same, form and upper form of the same |
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