JP2010253088A - 自動スタート合図用ピストル、計時装置および計時システム - Google Patents

自動スタート合図用ピストル、計時装置および計時システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010253088A
JP2010253088A JP2009107539A JP2009107539A JP2010253088A JP 2010253088 A JP2010253088 A JP 2010253088A JP 2009107539 A JP2009107539 A JP 2009107539A JP 2009107539 A JP2009107539 A JP 2009107539A JP 2010253088 A JP2010253088 A JP 2010253088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
pistol
voltage
light emission
competition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009107539A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Okawa
幸治 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Citizen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Holdings Co Ltd filed Critical Citizen Holdings Co Ltd
Priority to JP2009107539A priority Critical patent/JP2010253088A/ja
Publication of JP2010253088A publication Critical patent/JP2010253088A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Abstract

【課題】 マラソンや駅伝競走などの陸上競技のスタート地点における火薬を使用するスタート合図ピストルにおいて、従来と違和感のない競技スタートが実施できると共に、GPS電波受信にて受信した標準時刻に対して高精度かつ自動的に同期したスタート合図を発することができるピストル、計時装置および計時システムを提供する。
【解決手段】 ピストルのストロボ閃光装置の発光制御回路が、計時装置に接続される信号ラインの電圧を感知して昇圧充電回路の充電開始の指示、および発光開始の指示を与え、また撃鉄を動作させる電磁ソレノイドも信号ラインの電圧によって制御することによって、精確にスタート予定時刻に火薬の爆発音とストロボの発光を発することが出来る構成とし、更に引き金をダミー構造として撃鉄動作機構と切り離し、従来と違和感のない持ち方で競技スタートが支障なく実施できるようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、マラソンや駅伝等の競技において使用される、火薬を用いた競技用スタート合図用ピストル、計時装置および計時システムに関する。更に詳しくは、スターターの個人的技量や負担に頼らずとも、競技スタート予定時刻に対して極めて高い精度で閃光の発光や発射音の放出を自動的に行えるようにした、スタート合図用のピストルと、それを操作する計時装置および計時システムに関するものである。
近年、技術の発達に伴い、マラソンや駅伝競技などで使用する時間測定機器の競技経過時間測定精度を従来の±1/100秒(±百分の1秒)精度単位から、現在例えばGPSによって得られる標準時刻の精度である、±1/1,000秒(±千分の1秒)精度単位への改善が財団法人日本陸上競技連盟などから求められている。そうした中で、競技スターターが使用する火薬を使用した競技用スタート合図用ピストルは、競技スターターが競技スタート予定時刻にむけてカウントダウンする時計装置を目で確認するとか、前記時計装置から発する合成予告音をヘッドホンで聴くなどの方法でタイミングを合わせて競技用スタート合図用ピストルの引き金を引く方法が行われている。このため、競技開始が予定時刻よりも数秒遅れる場合もあり、競技の経過時間測定精度向上を求める陸上競技記録運営面から、さまざまな対応が求められている。
この競技の経過時間測定精度を維持するために、スタート予定時刻に対する実スタート時刻との差分を正確に測定して、その差分データを用いて機器の計測時間誤差補正と機器間の同期を行う競技用計時表示装置の技術が公開されている。〔例えば、特許文献1及び2参照〕。
また、前記スタート予定時刻に実スタート時刻を一致させ、前記差分補正作業を必要としない技術が公開されている。〔例えば、特許文献3参照〕
特開平11−160466号公報(第3−4頁、第2図) 特開2006−133952号公報 特開2007−139723号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示された技術では、各競技用計時装置の実スタート時刻との差分の特定とその差分の補正のための計測機器への入力作業を正しく行い、各計測機器の同期を行うことが必要とされる。その操作は極めて煩雑であるだけでなく、誤って伝達(送信)されたり、誤って入力(受信)されたり、計測機器の同期結果の確認を行うなど多くの人手と点検工数をかけることになる。また、特許文献3に開示される技術は、実スタート時刻の補正入力作業を必要としない画期的な方法であるが、それを具現化して実施できるピストルを提供することが必要となっていた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、競技スタート後の実スタート時刻との差分の補正作業を不要にすることのできる、例えば特許文献3に開示される技術に対して適合性が高く、競技スタートの予定時刻に精確に閃光と発射音の放出を行うことができる、競技用の自動スタート合図用ピストルを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明の自動スタート合図用ピストルは、以下の(1)の特徴を有する。またそれに加えて、(2)から(9)の特徴の少なくとも1つを併せ持つことがある。
(1)競技のスタート合図に使用される火薬を使用するピストルであって、該ピストルは、
ストロボ閃光装置とその発光制御回路と、火薬を発火させるための撃鉄を落とす動作を引き金に代わって行う電磁ソレノイドを備え、少なくとも1本の信号ラインが接続されており、前記信号ラインには、前記ストロボ閃光装置の昇圧充電回路に充電開始の指示を与える信号、前記発光制御回路に前記ストロボ閃光装置に発光開始の指示を与える信号、および前記電磁ソレノイドに駆動電圧を与える信号が、組み合わされるかまたは独立に印加され、
前記充電開始の指示を与える信号は競技のスタート予定時刻よりも十分な時間であるT0前に前記ピストルに接続される信号ラインに印加される所定レベルの電圧V1であり、
前記電磁ソレノイドに駆動電圧を与える信号は競技スタート予定時刻よりも所定時間T1だけ事前に与えられる所定レベルの電圧V2であり、前記T1の終了時点で火薬が爆発するように設定し、
前記電磁ソレノイドに駆動電圧を与える信号の開始から前記所定時間T1の経過後に前記発光制御回路に前記ストロボ閃光装置に対して発光開始の指示を与える信号を印加することによって、
競技スタート予定時刻に精確に、前記ストロボ閃光装置を発光させると共に、前記撃鉄にて火薬を爆発させるようにしたこと。
(2)前記発光制御回路に前記ストロボ閃光装置に対して発光開始の指示を与える信号は、前記信号ラインの1つの電圧が低下したことを感知することによって与えられること。(3)前記電磁ソレノイドが前記ピストルの引き金の指をかける部分を避けて固定配置され、前記引き金は前記撃鉄を落とすことが出来ないダミー構造として、前記撃鉄部分と切り離されていること。
(4)前記昇圧充電回路に充電開始の指示を与える前記電圧V1のレベルは、前記電磁ソレノイドを動かすことができない低い電圧レベルの範囲としたこと。
(5)前記昇圧充電回路に充電開始の指示を与える前記電圧V1と、前記電磁ソレノイドの駆動電圧V2とを同一の信号線に印加すること。
(6)前記電磁ソレノイドの駆動電圧V2の印加を終了することによって、前記発光制御回路は前記信号ラインの電圧が低下したことを感知すること。
(7)前記電磁ソレノイドに駆動電圧V2を与える信号の印加を終了するタイミングを、火薬が爆発するタイミングに一致させたこと。
(8)前記発光制御回路に印加される電圧V1と、前記電磁ソレノイドに印加される駆動電圧V2とは、前記ピストルに接続される複数の信号線に別個に印加されること。
(9)前記発光制御回路に印加される電圧V1と、前記電磁ソレノイドに印加される駆動電圧V2とは同じ信号ラインに印加され、前記発光制御回路に前記ストロボ閃光装置に発光開始の指示を与える信号は別の信号ラインに印加されること。
また、上記目的を達成するため、本発明の計時装置は、以下の(10)の特徴を有する。またそれに加えて、(11)の特徴を併せ持つことがある。
(10)競技のスタート合図に使用されるピストルが接続され、スタート予定時間から計時を開始する計時装置であって、
前記スタート予定時刻より所定時間前に、前記ピストルに対して、ストロボ閃光装置の充電の開始を指示する第1の信号と、火薬を前記スタート予定時刻に爆発させるための動作の開始を指示する第2の信号と、前記ストロボ閃光装置の発光の開始を指示する第3の信号とを出力すること。
(11)前記第1の信号は第1の電圧レベルの信号であり、第2の信号は、前記第1の信
号に続いて出力され、前記第1の電圧レベルより高い第2の電圧レベルを有する信号であり、前記第3の信号は、前記第2の信号の電圧レベルが該第2の電圧レベルまたは前記第1の電圧レベル以下に低下した信号であること。
また、上記目的を達成するため、本発明の計時システムは、以下の(12)の特徴を有する。またそれに加えて、(13)の特徴を併せ持つことがある。
(12)ストロボ閃光装置とその発光制御回路と、火薬爆発装置とその爆発制御装置を有するピストルと、
競技のスタート予定時刻より前に、前記ピストルに対して、前記ストロボ閃光装置の充電の開始を指示する第1の信号と、火薬を爆発させるための動作の開始を指示する第2の信号と、前記ストロボ閃光装置の発光の開始を指示する第3の信号とを出力し、前記スタート予定時間から計時を開始する計時装置とを具備し、
前記ピストルの前記発光制御回路は、前記第1の信号により充電回路の充電を開始し、前記第3の信号により前記スタート予定時刻に前記ストロボを発光させ、前記爆発制御装置は、前記第2の信号により、火薬の爆発が前記スタート予定時刻に行われるように前記火薬爆発装置の動作を開始させ、これにより、前記スタート予定時刻に、前記ストロボの発光と火薬の爆発が行われること。
(13)前記第1の信号は第1の電圧レベルの信号であり、第2の信号は、前記第1の信号に続いて出力され、前記第1の電圧レベルより高い第2の電圧レベルを有する信号であり、前記第3の信号は、前記第2の信号の電圧レベルが該第2の電圧レベルまたは前記第1の電圧レベル以下に低下した信号であること。
以上本発明は上記の構成により、下記の様な効果を創出することができる。
本発明によれば、従来使用していた通常の(手動)スタート合図ピストルと同じように手で持ち、従来と違和感のない競技スタートを円滑に果たすことができると共に、スタート予定時刻に対して極めて精確に閃光と発射音によるスタート合図を発することができる。特にGPS電波を受信して標準時刻校正機能を具備した操作器を用いて発光と発射音を制御することによって、標準時刻に対して±1/1,000秒程度の精度を確保することが可能となる。また、競技の経過時間に対する面倒な補正も不要となる。
また、閃光の発光制御を入力信号電圧V1のローレベルへの変化を感知して行うことにより、従来例(特許文献3の図2b)のように撃鉄に連動するマイクロスイッチを設ける必要がなくなり、ストロボ閃光装置の耐久性と信頼性を大きく改善することができる。
また、引き金をダミーとし、指を避けて配置した電磁ソレノイドにて撃鉄を動作させることにより、適切なタイプの電磁ソレノイドを使用すればピストルに内蔵させることが可能となると共に、スターター(競技のスタート担当者)の指の安全確保が容易となる。そして従来使用していた通常のスタートピストルと同じように手で持ち、しかも、従来と同じ引き金動作ができ、競技スターターの心理的な負担を軽減するとともに従来と違和感のない競技スタートを円滑に果たすことができる。
また、電圧V1を電磁ソレノイドが動作できない電圧レベルとしたことにより、電圧V1による撃鉄の誤動作を防ぐことができる。
また電圧V1とV2を同じ信号ラインに印加することにより、ピストルへの信号線の数を最低限とし、配線重量や剛性を軽減し、ピストルを持ち易くすることができる。
また電圧V2の印加終了を、電圧V1よりもローレベルとなったことの感知と兼用することにより、1本の信号線を用いて発光と発射音の制御を行うことができる。
また電圧V2の印加終了を火薬の爆発タイミングに合わせることにより、1本の信号線を用いて発光と発射音の同期を図ることができる。
また、電圧V1と電圧V2を別個の信号線に印加することにより、電圧V1レベルの自由度が増し、電圧V2の終了時間の制約をなくすことができる。
本発明の実施形態における競技用計時表示装置のブロック図である。 本発明の実施形態における競技用計時表示装置内の操作器の詳細ブロック図である。 本発明の実施形態におけるスタートまでの合成予告音のタイムチャートを示す。 本発明の実施形態におけるスタートまでの合成予告音のタイムチャートを示す。 本発明の実施形態におけるスタートまでの合成予告音のタイムチャートを示す。 本発明の自動スタート合図用ピストルの実施例1の詳細ブロック図である。 本発明の自動スタート合図用ピストルの実施例1のストロボ閃光装置の詳細ブロック図である。 本発明の自動スタート合図用ピストルの実施例1のスタート信号入力の電圧波形を示す。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
最初に、本発明の自動スタート合図用ピストルを使用する競技用計時表示装置について説明し、その後、本発明の自動スタート合図用ピストルの実施例を説明する。
図1は本発明の自動スタート合図用ピストルを使用する競技用計時表示装置のブロック図、図2は図1の前記競技用計時表示装置内の操作器の詳細ブロック図、図3a、図3b、図3cはスタート信号のタイムチャート、図4は本発明の自動スタート合図用ピストルの実施例1の詳細ブロック図、図5は同実施例1のストロボ閃光装置の詳細ブロック図、図6は同実施例1におけるスタート信号入力の電圧波形を示す。
図1において、100はスタート地点に配置される競技用計時表示装置の構成を示す。競技用計時表示装置105に自動スタート合図用ピストル106等スタート地点に使用する装置を接続してある。競技用計時表示装置105は操作器101、表示装置102、電源用バッテリー103で構成し、後述のように他の中継地点、ゴール地点における競技用計時表示装置と同様な構成となっている。
〔操作器〕
図2に操作器101の詳細を示す。111は競技タイミング入出力栓であって、スタート合図用ピストル106および裁量権行使グリップスイッチ106a(例えば不測の事態が発生した場合に競技の変更や中断を指示するためのものである)を接続する。112は音響入出力栓であって、競技スターターに競技開始タイミングを知らせるヘッドセット107および後述の外部スピーカ107bを接続する。113は表示信号出力栓であって、前述の表示装置102を接続して操作器101の計時データを表示装置102で表示する。114はデータ出力栓であって、本操作器101の内部データを他の操作器に転送する場合の信号出力栓である。115はデータ入力栓であって、他の操作器から本操作器101に内部データを転送する場合の信号入力栓である。117はGPS電波を受信する受信
アンテナ、116は受信アンテナ接続栓であって、操作器101が内蔵する時刻校正用受信機のアンテナ接続栓である。
〔表示装置〕
図1に示す表示装置102において、122は表示データ入力栓であって、操作器101からの計時データを入力する。123は電源接続栓であって、前述の電源用バッテリー103から表示装置駆動用電源を供給する。124は表示体であって、ここでは第1表示部、第2表示部を備えた2データ表示の表示体を示す。
〔電源用バッテリー〕
図1における131は電源用バッテリー103の電源端子栓であって、電源用バッテリー103から表示装置102に電源を供給するが、電源用バッテリー103は競技コース上を走行する車両に競技用計時表示装置を搭載する車載競技用計時表示装置の場合は車両の電源バッテリーから供給する場合もある。
すなわち、スタート地点における競技用計時表示装置100は操作器101、表示装置102、電源用バッテリー103で構成し、操作器101は内蔵する標準時計を基準にして予め設定した刻限に競技スタートに必要な信号(スタートまでの予告信号〔図3〕としてヘッドセットなどに与える信号やスタート基準信号111a〔図4、図5〕としてピストルに与える信号)を出力するとともに、スタート後は競技経過時間の計測を開始し、競技計測に必要な全ての計時データを保持し、かつ、操作器101内の計時データを操作器101の操作で表示装置102に競技計測データを表示することができるものである。
なお、図1の競技用計時表示装置105はスタート地点の競技用計時表示装置として説明したが、他地点における競技用計時表示装置も同様な構成であり、特に操作器101は他の地点、すなわち中継地点、ゴール地点等の競技用計時表示装置に組み込む操作器と全く同じ仕様である。
〔操作器の詳細〕
以下操作器101の内部構成と機能を図2の操作器の詳細ブロック図にもとづいて説明する。
図2において、201は基準クロック部、202は時刻積算演算部、203は操作部、204はモニタ部、205は起動停止タイミング入出力部、206は音響入出力部、207は時刻校正用受信機である。
時刻積算演算部202はCPU(中央演算処理装置)を主体に構成し、基準クロック部201のクロック信号の積算動作により標準時計機能を有するほか、操作器101機能の動作処理、すなわち、前記各地点における競技用計時表示装置オペレーターによる操作部203の操作に応じた処理、操作器101の操作と動作状況をモニタ部204へ表示する処理、競技タイミング入出力栓111を経由する起動停止タイミング入出力部205への信号処理、音響入出力栓112を経由する音声入出力部206への信号処理、受信アンテナ117および受信アンテナ接続栓116を経由して標準電波等を受信して操作器101内の標準時計機能を校正する時刻校正用受信機207の制御等の動作処理、および表示信号出力栓113、データ出力栓114、データ入力栓115経由の信号入出力の制御を行う。
〔全操作器の時刻同期〕
スタート地点および他の地点、すなわち中継地点、ゴール地点に配置した全競技用計時表示装置の操作器101は競技開始前に時刻校正用受信機207によりGPS衛星から送
信される標準時刻(GPS時刻)を受信して時刻積算演算部202の標準時計機能を正しく±1/1,000秒精度で時刻を設定し、操作部203の操作で前記標準時計機能を基準として操作器101により予め決められた競技開始刻限に前記全競技用計時表示装置が計数を開始するように同期を設定する。
〔タイミング動作〕
そして、競技タイミング入出力栓111には、スタート地点においては競技スタート合図を発する本発明の自動スタート合図用ピストル106と裁量権行使グリップスイッチ106aを接続する。また、前記音響入出力栓112には、スタート地点においては競技スターターに競技開始タイミングを知らせるヘッドセット107および競技参加者へスタート合図を知らせる外部スピーカ107bを接続し、他の地点、すなわち中継地点、ゴール地点では競技情報の必要に応じてヘッドセット107あるいは外部スピーカ107bを接続する。
すなわち、前記スタート地点において、スターターはヘッドセット107を通じて操作器101からの予め設定した競技開始刻限の予告信号を聴取し、スタート合図用ピストル106を構える。次いで操作器101からの計数開始のタイミングでスタート合図用ピストルは自動的に発射する。スターターにとっては、ピストルの火薬が爆発する直前に音でびっくりしないように身構えることができ、心理的に気軽にスターターとしての責務が果たすことができる。
〔スピーカ〕
スタート地点の外部スピーカ107bからは操作器101に予め設定した競技開始刻限の予告信号音あるいは合成予告音を出力し、競技者あるいは競技開催者に競技開始刻限が迫っていることを知らせる。そして競技開始数10分前から分単位間隔の合成予告音、競技開始直前は秒単位間隔の予告信号音を出力する。他の地点、すなわち中継地点、ゴール地点の外部スピーカ107bは接続の必要は無いが、周囲の観客に競技開始の雰囲気を知らせるために用いても良い。
〔タイムチャート〕
次に前述の操作器101の予め決められた競技開始刻限に前記全競技用計時表示装置が計数を開始するまでの時間経過を図3a、図3b、図3cのタイムチャートにより説明する。
図3aは競技開始30分前からのタイムチャートで、符号301の範囲は競技開始30分前から1分前までの操作器101が出力する合成予告音で、ここでは競技開始30分前、20分前、15分前、10分前、5分前、4分前、3分前、2分前に競技開始予告アナウンスを音声合成信号等で出力する。符号302は図3bで詳述する競技開始60秒前からの信号出力部である。
図3bは合成予告音301に続く競技開始60秒前からのタイムチャートで、競技開始60秒前から5秒前までの合成予告音であって符号302で示す。ここでは競技開始60秒前、50秒前、40秒前、30秒前、20秒前、10秒前、5秒前に競技開始予告アナウンスを音声合成信号等で出力する。符号303は図3cで詳述する競技開始3秒前からのスタート合図信号である。
図3cは図3bの符号303で示した競技開始3秒前からのタイムチャートで、スタート合図信号303は競技開始予告信号音304と競技開始信号音305で構成している。ここでは競技開始予告信号音304は競技開始3秒前、2秒前、1秒前に440Hz0.1秒間の予告信号音出力であり、競技開始信号音305は880Hz1秒間に減衰を伴っ
た競技開始信号音出力であって、前述のスタート合図用ピストル106の発射と競技開始信号音305の出力開始タイミングは操作器101が出力する競技開始信号に同期して作動する。なお、スタート地点においてはスタート合図用ピストル106が発射されるので競技開始信号音305は出力しない場合もある。
すなわち、本発明のスタート地点における競技用計時表示装置は、競技開始30分前から競技開始刻限が近づくに従い間隔が分単位あるいは秒単位で短くなる競技開始を予告する競技開始予告信号音あるいは合成音によるアナウンスと競技開始3秒前からは秒間隔の競技開始予告信号音をスターターへはヘッドセット107、競技者にはスピーカ107bを通じて発し、競技開始刻限には競技開始信号音を発すると同時にスタート合図用ピストルが発射されて前記競技用計時表示装置の競技経過時間の計数が開始する。
スタート地点以外の地点、すなわち中継地点、ゴール地点に配置した競技用計時表示装置にはスタート合図用ピストルは接続しないが、競技開始予告信号音あるいは競技開始信号音の出力は可能である。
以上のように、複数の競技用計時表示装置を競技コースのスタート地点、中継地点、ゴール地点等互いに離れた地点に配置して競技計時を行うマラソン競技等において、前記各競技用計時表示装置は内蔵する標準時計を基準に予め設定した刻限に前記各競技用計時表示装置の計数を開始し、かつ、前記スタート地点における競技用計時表示装置は計数の開始前に予告信号を出力し、計数の開始のタイミングでスタート合図用ピストルを自動的に発射するので、競技スターターの心理的な負担を軽減するとともに競技スターターの人為的な誤操作を無くし、かつ、スタート合図の発信に対して前記競技コースに配置した複数の競技用計時表示装置全てを極めて精確に同期起動することができるのである。
本発明の自動スタート合図用ピストルの実施例1について図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施例1のピストルの詳細ブロック図を示す。図において、電磁ソレノイド221をスタート合図用ピストル106の本体の外側に配置してある。撃鉄222は手動で巻き上げられたバネ(図示せず)の力で打ち下ろされて火薬223を爆発させるものであり、電磁ソレノイド221はそのバネを機械的に開放する役割を持つ。電磁ソレノイド221にはロータリーソレノイド、小型直流モータ、ステッピングモータなどの回転出力軸を持ち大きな始動トルクを持つ部材を採用することで、容易に強力で効率良く急激な加速性を持つ回転動作を行い、撃鉄動作の遅れを少なくすることができ、さらに、回転動作する部分が内蔵型になっている部材が選定できることから、競技のスタートピストルを担当する人の指の安全確保が容易となる。図4は更に、ストロボ閃光装置225と電磁ソレノイド221の制御をスタート信号入力111aのみで行うことを示している。スタート信号入力111aは、起動停止タイミング入出力部205から競技タイミング入出力栓111を介して入力される。ストロボ閃光装置225は、単三電池225aを電源として、スタート信号入力111aの電圧低下を検知して発光する。
火薬の破裂による炸裂音は放音口226から、火薬の発煙が発煙口227から、ストロボ閃光装置225の動作により発光部228から閃光が発せられる。
ダミートリガー229が通常の引き金の位置に配置される。発光、破裂音の発生、発煙は、ダミートリガー229の操作と関係なく実行される。
図5は本実施例のストロボ閃光装置225の詳細ブロック図である。ストロボ閃光装置225の発光部分である閃光放電管225gはピストルの上部に配置され、ピストルを手で掲げて発射すれば、その閃光が遠方の観客にも良く見えるように配慮されており、そのほかの回路部分は主にピストルのグリップ内に納められている。スタート信号入力111aが昇圧充電回路225bおよび発光制御回路225eに接続されている。昇圧充電回路2
25bは、スタート信号入力111aの所定レベルの電圧V1(例えば、1Vから3V)を感知した場合に作動し、接続されている単三電池225aの供給電力を昇圧し、整流ダイオード225cで整流されメインコンデンサ225dを高電圧に充電する。発光制御回路225eは、スタート信号入力111aの電圧レベルV1からそれよりも低い電圧ローレベルへの変化を感知した場合に作動し、接続されている閃光放電管225gの閃光トリガー極225fにトリガー電圧を印加すると共に、IGBTスイッチング素子225h(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)をオンにするため、メインコンデンサ225dにチャージされた電荷が閃光放電管225d及びIGBTスイッチング素子225hを通して流れ、閃光放電管225gが発光する。ローレベルの感知から発光までのタイムラグは極めて小さい。
図6は競技用計時装置101からピストル106に入力されるスタート信号入力111aの電圧波形を示す。昇圧充電回路225bの電圧レベルV1(例えば、1Vから3V)の感知開始が時刻t0である事を示す。
スタート予定時刻t2よりT0時間前の時刻t0に電圧レベルV1(例えば、1Vから3V)の信号が入力される。この電圧V1の感知により、昇圧充電回路225aが充電を開始する。時間T0は、メインコンデンサ225dが完全に充電されるのに必要な時間(例えば数秒から1分程度)とされる。なお、電圧レベルV1は後述の電磁ソレノイド221が起動する電圧より低いレベルに設定されている。
スタート予定時刻t2よりT1時間前の時刻t1に、信号の電圧レベルはV2(たとえば、12V)に上昇する。この電圧V2の感知により、電磁ソレノイド221が動作をする。電圧レベルV2は、電磁ソレノイド221が急激に起動することができる電圧レベルであり巻き上げられた撃鉄222を落とす動作をすばやく行う。
時間T1は、火薬を爆発させるのに必要な時間に設定される。つまり、電圧V2の保持時間T1は、電磁ソレノイド221が動作を開始し撃鉄222により火薬が爆発する時間(例えば数ms〜数10ms程度)まで延長保持されるのである。これにより、スタート時刻t2に爆発音を発生させることができる。
スタート時刻t2に電圧V2が終止し、電圧レベルがV1よりも低下する。電圧レベルがV1より十分に低下したことを感知すると、発光制御回路225eの制御により、閃光放電管225gが発光をする。発光までの遅延時間は例えば数μs以下(1μs以下の場合もある)と極めて小さいため、ローレベル電圧感知で事実上タイムラグなしに発光する。これにより、ストロボ閃光装置225の発光と火薬部223の爆発音とを一致させることができる。
なお、電磁ソレノイド221の動作から火薬の爆発までは、ピストルの個性、つまり撃鉄構造やバネの強さなどによって異なって来る。これに対しては、ピストルごとに試射をして確認し時間T1を調整する。同じピストルでの発射ごとのバラツキは十分少ないことが確認されている。よって、電圧V2の印加開始時刻t1は、ピストルの機差を考慮して定めるとよい。
また、本実施例1においてスタート入力信号111aの内に、ストロボ閃光装置の昇圧充電回路に充電開始の指示を与える信号、電磁ソレノイドに駆動電圧を与える信号と共に含まれる発光開始の指示を与える信号は、必ずしも信号線の電圧がV1からそれよりもローレベルに変化したときに作成されることに限定されない。即ち、電圧V2の印加が終了し、信号線の電圧がV2からV1に向かって低下することを感知して発光開始の指示を与える信号を作成しても差し支えない。
次に、本発明の自動スタート合図用ピストルの実施例2について述べる。本実施例2は
既述の実施例1を少し変更して容易に得られるものなので、図面を用いないで説明する。
本実施例2と実施例1との相違点は、ピストルへの信号の与え方にある。すなわち、実施例2においてはスタート信号入力ラインを2本設け、一方の入力ラインには電圧V1が印加され、ストロボ閃光装置の発光制御回路のみを操作する。すなわち、発光制御回路は、その入力信号ラインの電圧V1を感知して充電を開始させ、電圧がV1より低下したことを感知して閃光を発光させる。また他方の入力ラインには電圧V2の信号のみが印加され、電磁ソレノイドのみを操作する。発光制御回路は信号電圧V2を感知しない。この変更に伴って、操作器101側でもV1とV2の信号を別ラインに分離して出力することになるが、構成上の差は小さい。本実施例2においては、信号ケーブルの重量が増えることにはなるが、充電開始を指示する電圧V1のレベルを自由に定めることができ、電磁ソレノイドが動作できない範囲に限る必要はない。例えば、V1を充電用電源にも用い、V1を高くして充電時間を短縮することができる。また、電圧V2の持続時間T1は撃鉄の動作をスタートさせるに十分かまたはそれ以上であればよく(撃鉄は一旦動作を開始すれば、あとは自身が有するバネ力により火薬を爆発させる)、実施例1と異なりスタート時刻t2丁度に終わらせる必要はないので持続時間T1については自由度がある(しかし、電圧V2の印加開始時刻であるt1はピストルの機差を考慮して定める必要がある)。ただし、本実施例2においては、ピストルへの信号線が2本になり、信号線の重量や剛性が増えるので、ピストル操作の軽快性が実施例1より低下するのはやむをえない。
次に、本発明の自動スタート合図用ピストルの実施例3について述べる。本実施例3も図面を用いないで説明する。本実施例においてもスタート信号入力ラインを2本設け、一方の信号入力ラインには充電開始の指示を与える信号と電磁ソレノイドを駆動する信号を重畳して印加し、他方の信号入力ラインには発光開始を指示する信号を独立して与える。この場合に、発光開始を指示するタイミングは、その入力信号ラインの電圧の低下ではなく、信号電圧の増加を検出してもよいことは明らかである。
次に、本発明の自動スタート合図用ピストルの実施例4について述べる。本実施例4も図面を用いないで説明する。本実施例においてはスタート信号入力ラインを3本設け、各信号入力ラインには、ストロボ閃光装置の昇圧充電回路に充電開始の指示を与える信号、発光制御回路に前記ストロボ閃光装置に対する発光開始の指示を与える信号、および前記電磁ソレノイドに駆動電圧を与える信号が、それぞれ独立に印加される。本実施例においては信号線の重量や剛性が増してピストルが更に扱い難くなる可能性もあるが、各信号の電圧や波形をある程度自由に設定できる長所がある。
100 スタート地点の競技用計時表示装置
105 競技用計時表示装置
101 操作器
102 表示装置
103 電源用バッテリー
106 スタート合図用ピストル
106a 裁量権行使グリップスイッチ
107 ヘッドセット
107b 外部スピーカ
111 競技タイミング入出力栓
111a スタート信号入力
112 音響入出力栓
117 受信アンテナ
201 基準クロック部
202 時刻積算演算部
203 操作部
204 モニタ部
205 起動停止タイミング入出力部
206 音響入出力部
207 時刻校正用受信機
221 電磁ソレノイド
222 撃鉄
223 火薬部
225 ストロボ閃光装置
229 ダミートリガー部
301、302 合成予告音
303 スタート合図信号
304 予告信号音
305 競技開始信号音

Claims (13)

  1. 競技のスタート合図に使用される火薬を使用するピストルであって、該ピストルは、
    ストロボ閃光装置とその発光制御回路と、火薬を発火させるための撃鉄を落とす動作を引き金に代わって行う電磁ソレノイドを備え、少なくとも1本の信号ラインが接続されており、前記信号ラインには、前記ストロボ閃光装置の昇圧充電回路に充電開始の指示を与える信号、前記発光制御回路に前記ストロボ閃光装置に対する発光開始の指示を与える信号、および前記電磁ソレノイドに駆動電圧を与える信号が、組み合わされるかまたは独立に印加され、
    前記充電開始の指示を与える信号は競技のスタート予定時刻よりも十分な時間であるT0前に前記ピストルに接続される信号ラインに印加される所定レベルの電圧V1であり、
    前記電磁ソレノイドに駆動電圧を与える信号は競技スタート予定時刻よりも所定時間T1だけ事前に与えられる所定レベルの電圧V2であり、前記T1の終了時点で火薬が爆発するように設定し、
    前記電磁ソレノイドに駆動電圧を与える信号の開始から前記所定時間T1の経過後に前記発光制御回路に前記ストロボ閃光装置に対する発光開始の指示を与える信号を印加することによって、
    競技スタート予定時刻に精確に、前記ストロボ閃光装置を発光させると共に、前記撃鉄にて火薬を爆発させるようにしたことを特徴とする自動スタート合図用ピストル。
  2. 前記発光制御回路に前記ストロボ閃光装置に対して発光開始の指示を与える信号は、前記信号ラインの1つの電圧が低下したことを感知することによって与えられることを特徴とする請求項1に記載の自動スタート合図用ピストル。
  3. 前記電磁ソレノイドが前記ピストルの引き金の指をかける部分を避けて固定配置され、前記引き金は前記撃鉄を落とすことが出来ないダミー構造として、前記撃鉄部分と切り離されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動スタート合図用ピストル。
  4. 前記昇圧充電回路に充電開始の指示を与える前記電圧V1のレベルは、前記電磁ソレノイドを動かすことができない低い電圧レベルの範囲としたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の自動スタート合図用ピストル。
  5. 前記昇圧充電回路に充電開始の指示を与える前記電圧V1と、前記電磁ソレノイドの駆動電圧V2とを同一の信号線に印加することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の自動スタート合図用ピストル。
  6. 前記電磁ソレノイドの駆動電圧V2の印加を終了することによって、前記発光制御回路は前記信号ラインの電圧が低下したことを感知することを特徴とする請求項5に記載の自動スタート合図用ピストル。
  7. 前記電磁ソレノイドに駆動電圧V2を与える信号の印加を終了するタイミングを、火薬が爆発するタイミングに一致させたことを特徴とする請求項6に記載の自動スタート合図用ピストル。
  8. 前記発光制御回路に印加される電圧V1と、前記電磁ソレノイドに印加される駆動電圧V2とは、前記ピストルに接続される複数の信号線に別個に印加されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の自動スタート合図用ピストル。
  9. 前記発光制御回路に印加される電圧V1と、前記電磁ソレノイドに印加される駆動電圧V2とは同じ信号ラインに印加され、前記発光制御回路に前記ストロボ閃光装置に発光開
    始の指示を与える信号は別の信号ラインに印加されることを特徴とする請求項1に記載の自動スタート合図用ピストル。
  10. 競技のスタート合図に使用されるピストルが接続され、スタート予定時間から計時を開始する計時装置であって、
    前記スタート予定時刻より所定時間前に、前記ピストルに対して、ストロボ閃光装置の充電の開始を指示する第1の信号と、火薬を前記スタート予定時刻に爆発させるための動作の開始を指示する第2の信号と、前記ストロボ閃光装置の発光の開始を指示する第3の信号とを出力すること
    を特徴とする計時装置。
  11. 前記第1の信号は第1の電圧レベルの信号であり、第2の信号は、前記第1の信号に続いて出力され、前記第1の電圧レベルより高い第2の電圧レベルを有する信号であり、前記第3の信号は、前記第2の信号の電圧レベルが該第2の電圧レベルまたは前記第1の電圧レベル以下に低下した信号であることを特徴とする請求項10に記載の計時装置。
  12. ストロボ閃光装置とその発光制御回路と、火薬爆発装置とその爆発制御装置を有するピストルと、
    競技のスタート予定時刻より前に、前記ピストルに対して、前記ストロボ閃光装置の充電の開始を指示する第1の信号と、火薬を爆発させるための動作の開始を指示する第2の信号と、前記ストロボ閃光装置の発光の開始を指示する第3の信号とを出力し、前記スタート予定時間から計時を開始する計時装置とを具備し、
    前記ピストルの前記発光制御回路は、前記第1の信号により充電回路の充電を開始し、前記第3の信号により前記スタート予定時刻に前記ストロボを発光させ、前記爆発制御装置は、前記第2の信号により、火薬の爆発が前記スタート予定時刻に行われるように前記火薬爆発装置の動作を開始させ、これにより、前記スタート予定時刻に、前記ストロボの発光と火薬の爆発が行われること、
    を特徴とする計時システム。
  13. 前記第1の信号は第1の電圧レベルの信号であり、第2の信号は、前記第1の信号に続いて出力され、前記第1の電圧レベルより高い第2の電圧レベルを有する信号であり、前記第3の信号は、前記第2の信号の電圧レベルが該第2の電圧レベルまたは前記第1の電圧レベル以下に低下した信号であることを特徴とする請求項12に記載の計時システム。
JP2009107539A 2009-04-27 2009-04-27 自動スタート合図用ピストル、計時装置および計時システム Pending JP2010253088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107539A JP2010253088A (ja) 2009-04-27 2009-04-27 自動スタート合図用ピストル、計時装置および計時システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107539A JP2010253088A (ja) 2009-04-27 2009-04-27 自動スタート合図用ピストル、計時装置および計時システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010253088A true JP2010253088A (ja) 2010-11-11

Family

ID=43314706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009107539A Pending JP2010253088A (ja) 2009-04-27 2009-04-27 自動スタート合図用ピストル、計時装置および計時システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010253088A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106980299A (zh) * 2017-06-01 2017-07-25 南京卓砾智测控技术有限公司 一种爆炸场无线式瞬态触发控制装置
CN107132797A (zh) * 2017-06-01 2017-09-05 南京卓砾智测控技术有限公司 一种爆炸场无线式瞬态触发控制方法
CN109326067A (zh) * 2018-12-03 2019-02-12 陕西理工大学 一种电子发令电路
CN116224748A (zh) * 2022-12-30 2023-06-06 湖北三江航天红林探控有限公司 一种滑膛销保险机构的运动时间测量装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106980299A (zh) * 2017-06-01 2017-07-25 南京卓砾智测控技术有限公司 一种爆炸场无线式瞬态触发控制装置
CN107132797A (zh) * 2017-06-01 2017-09-05 南京卓砾智测控技术有限公司 一种爆炸场无线式瞬态触发控制方法
CN107132797B (zh) * 2017-06-01 2019-03-15 南京卓砾智测控技术有限公司 一种爆炸场无线式瞬态触发控制方法
CN109326067A (zh) * 2018-12-03 2019-02-12 陕西理工大学 一种电子发令电路
CN116224748A (zh) * 2022-12-30 2023-06-06 湖北三江航天红林探控有限公司 一种滑膛销保险机构的运动时间测量装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9228808B2 (en) Systems and methods for detecting cartridge description
EP1762814B1 (en) Systems and methods for electronic weaponry with deployment unit detection
JP2010253088A (ja) 自動スタート合図用ピストル、計時装置および計時システム
US8976024B2 (en) Systems and methods for electronic control device with deactivation alert
US7218216B1 (en) Referee's wireless horn indicator system
US20110306435A1 (en) Golf swing action correcting unit, and a golf swing action correcting device comprising the same
US8054174B1 (en) Referee's wireless horn indicator system having sensor alerts
US20160114238A1 (en) System and method for athletic competition signaling
US11280582B2 (en) Pistol activity recording device
TW200949188A (en) Systems and methods for detecting properties of a unit for deployment for electronic weaponry
JP5092454B2 (ja) 遊技機
JP2012032150A (ja) 多機能電子兵器のためのシステムおよび方法
JP6147649B2 (ja) 遊技機
JP5778081B2 (ja) 遊技機
JP4914056B2 (ja) 競技用計時表示装置
JP3218191U (ja) 吹き矢競技用点数表示装置
US10852102B2 (en) Configurable shooting training system and method of using the same
KR101159031B1 (ko) 태권도용 전자호구와 미트의 타격에 따른 송수신 전광판 및 그 운용방법
US20140334269A1 (en) Shot Activated Timer System and Method
JP2667997B2 (ja) 競技用スタータ装置
CN107920306A (zh) 一种运动会音响发令系统
JP6147648B2 (ja) 遊技機
JP5988711B2 (ja) 遊技システムおよび遊技機
JPS6139632B2 (ja)
EP4235631A1 (en) First responder training equipment