JP2010252104A - 情報処理装置及びテレビジョンチューナ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成によりディジタル方式のテレビジョン放送を受信できアナログ方式の場合と同様の操作性を提供できるようにする。
【解決手段】チューナパック5は、テレビジョン装置1の制御部2から供給されるアナログ選局信号C1をアナログ物理チャンネルCAに変換し、さらに物理チャンネル変換テーブルTCを参照してディジタル物理チャンネルCDに変換して、当該ディジタル物理チャンネルCDに相当する周波数の放送信号を基にディジタルの映像信号DV及び音声信号DAをそれぞれ生成し、さらにアナログの映像信号SV及び音声信号SAに変換して、テレビジョン装置1側へ供給する。これによりテレビジョン装置1は、アナログのチューナパックが実装されていた場合と同様に、映像信号SVに基づいた映像及び音声信号SAに基づいた音声をユーザに視聴させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】チューナパック5は、テレビジョン装置1の制御部2から供給されるアナログ選局信号C1をアナログ物理チャンネルCAに変換し、さらに物理チャンネル変換テーブルTCを参照してディジタル物理チャンネルCDに変換して、当該ディジタル物理チャンネルCDに相当する周波数の放送信号を基にディジタルの映像信号DV及び音声信号DAをそれぞれ生成し、さらにアナログの映像信号SV及び音声信号SAに変換して、テレビジョン装置1側へ供給する。これによりテレビジョン装置1は、アナログのチューナパックが実装されていた場合と同様に、映像信号SVに基づいた映像及び音声信号SAに基づいた音声をユーザに視聴させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は情報処理装置及びテレビジョンチューナに関し、例えばアナログ方式用のテレビジョン装置を利用してディジタル方式のテレビジョン放送をユーザに視聴させる場合に適用して好適なものである。
従来、アナログ方式に対応したテレビジョン装置においては、アナログ方式のテレビジョン放送における放送信号を受信し、当該放送信号に基づいた映像及び音声をユーザに視聴させるようになされたものが広く普及している。
このテレビジョン装置では、放送信号に対し所定の復調処理等を施すことによりアナログの映像信号及び音声信号を生成し、当該映像信号をブラウン管等の表示部へ供給して映像を表示し、また当該音声信号を増幅してスピーカから音声として出力する。
ところで近年では、映像の高精細化、音声の高音質化、番組等に関連するサービスの提供及び周波数帯域の有効利用等の観点から、ディジタル方式のテレビジョン放送が開始されている。
ディジタル方式のテレビジョン放送信号(以下ディジタル放送信号と呼ぶ)は、ディジタル方式のテレビジョンチューナ(以下ディジタルチューナと呼ぶ)により受信することができる。しかしながらアナログ方式のテレビジョンチューナ(以下アナログチューナと呼ぶ)では、ディジタル放送信号を受信することができない。
そこで、例えば各放送チャンネルについてディジタル放送信号をアナログ方式のテレビジョン放送信号(以下アナログ放送信号と呼ぶ)に変換し、これをアナログチューナを搭載したテレビジョン装置へ供給する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この手法では、アナログチューナを搭載したテレビジョン装置が、変換後のアナログ放送信号を取得することにより、ディジタル放送信号から抽出された映像や音声を視聴させることができる。以下、これを第1の手法と呼ぶ。
また、第1の手法の他に、ディジタルチューナを搭載したテレビジョン放送受信装置(いわゆるSTB(Set Top Box))を併用し、テレビジョン装置をいわゆるモニタ装置と同様に利用する手法も考えられる。以下、これを第2の手法と呼ぶ。
しかしながら第1の手法では、ディジタル放送信号をアナログ放送信号に変換する変換装置において、放送チャンネルの数だけディジタルチューナやアナログRF回路等が必要となるため、構成が大規模なものとなりコスト等も高くなる。
また第2の手法では、ディジタルチューナの数は1個で済むものの、一般にテレビジョン装置の付属品とは異なるリモートコントローラにより、当該テレビジョン装置とは異なる操作体系に従った操作をする必要があり、ユーザに不便を強いることになる。
このように従来の手法では、アナログチューナを搭載したテレビジョン装置によりディジタル放送を視聴することはできるものの、構成が大規模化するおそれや、ユーザに不便を強いるおそれがある、という問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な構成によりディジタル方式のテレビジョン放送を受信できアナログ方式の場合と同様の操作性を提供できる情報処理装置及びテレビジョンチューナを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の情報処理装置においては、テレビジョン放送の選局操作を受け付ける操作受付部と、選局操作に応じて、テレビジョン放送のうちアナログ方式による放送信号が放送される周波数を特定するためのアナログ特定信号を生成する特定信号生成部と、特定信号生成部からアナログ特定信号を取得する特定信号取得部と、テレビジョン放送のうちディジタル方式による放送信号が放送される周波数を特定するディジタル特定信号とアナログ特定信号とを放送局ごとに対応付け対応情報として予め記憶する記憶部と、対応情報を基に、アナログ特定信号からディジタル特定信号に変換する特定信号変換部と、特定信号変換部により変換されたディジタル特定信号により特定される周波数で放送されるディジタル方式の放送信号を受信し、ディジタル方式による映像符号及び音声符号を抽出する放送受信部と、ディジタル方式による映像符号を、アナログ方式のテレビジョン放送から得られる映像信号と同等のアナログ映像形式でなる映像信号に変換する映像変換部と、ディジタル方式による音声符号を、アナログ方式のテレビジョン放送から得られる音声信号と同等のアナログ音声形式でなる音声信号に変換する音声変換部と、アナログ映像形式の映像信号を取得するアナログ映像取得部と、アナログ音声形式の音声信号を取得するアナログ音声取得部とを設けるようにした。
これにより本発明の情報処理装置は、選局操作に基づいたアナログ特定信号を、当該アナログ特定信号が特定する放送局と同一の放送局を特定するディジタル特定信号に変換した上で、ディジタル方式の放送信号を受信することができる。さらに情報処理装置は、受信したディジタル方式の放送信号から得られた映像符号及び音声符号に基づいた映像及び音声を、アナログ放送を受信したときに得られる映像信号及び音声信号と同等の形式に変換することができる。
また本発明のテレビジョンチューナにおいては、テレビジョン放送の選局操作に応じて生成された、テレビジョン放送のうちアナログ方式による放送信号が放送される周波数を特定するためのアナログ特定信号を取得する特定信号取得部と、テレビジョン放送のうちディジタル方式による放送信号が放送される周波数を特定するディジタル特定信号とアナログ特定信号とを放送局ごとに対応付け対応情報として予め記憶する記憶部と、対応情報を基に、アナログ特定信号からディジタル特定信号に変換する特定信号変換部と、特定信号変換部により変換されたディジタル特定信号により特定される周波数で放送されるディジタル方式の放送信号を受信し、ディジタル方式による映像符号及び音声符号を抽出する放送受信部と、ディジタル方式による映像符号を、アナログ方式のテレビジョン放送から得られる映像信号と同等のアナログ映像形式でなる映像信号に変換する映像変換部と、ディジタル方式による音声符号を、アナログ方式のテレビジョン放送から得られる音声信号と同等のアナログ音声形式でなる音声信号に変換する音声変換部とを設けるようにした。
これにより本発明のテレビジョンチューナは、ア局操作に基づいたアナログ特定信号を、当該アナログ特定信号が特定する放送局と同一の放送局を特定するディジタル特定信号に変換した上で、ディジタル方式の放送信号を受信することができる。さらにテレビジョンチューナは、受信したディジタル方式の放送信号から得られた映像符号及び音声符号に基づいた映像及び音声を、アナログ放送を受信したときに得られる映像信号及び音声信号と同等の形式に変換することができる。
本発明によれば、局操作に基づいたアナログ特定信号を、当該アナログ特定信号が特定する放送局と同一の放送局を特定するディジタル特定信号に変換した上で、ディジタル方式の放送信号を受信することができる。さらに本発明によれば、受信したディジタル方式の放送信号から得られた映像符号及び音声符号に基づいた映像及び音声を、アナログ放送を受信したときに得られる映像信号及び音声信号と同等の形式に変換することができる。かくして本発明は、簡易な構成によりディジタル方式のテレビジョン放送を受信できアナログ方式の場合と同様の操作性を提供できる情報処理装置及びテレビジョンチューナを実現できる。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(テレビジョン装置)
2.他の実施の形態
1.実施の形態(テレビジョン装置)
2.他の実施の形態
<1.実施の形態>
[1−1.テレビジョン装置の構成]
図1に示すように、テレビジョン装置1は、制御部2の制御により、全体としてテレビジョン放送を受信し、当該テレビジョン放送の映像及び音声をユーザに視聴させ得るようになされている。
[1−1.テレビジョン装置の構成]
図1に示すように、テレビジョン装置1は、制御部2の制御により、全体としてテレビジョン放送を受信し、当該テレビジョン放送の映像及び音声をユーザに視聴させ得るようになされている。
テレビジョン装置1は、本来、アナログ方式のテレビジョン放送を受信し得るようになされている。これに応じてリモートコントローラ3は、アナログ方式のテレビジョン放送チャンネル(以下これをアナログ放送チャンネルと呼ぶ)を選局する選局ボタンや音量を制御する音量ボタン等が設けられている。
リモートコントローラ3は、ユーザによる各ボタンの押下操作に応じて、変調された赤外線信号を送信する。
受光部4は、リモートコントローラ3からの赤外線信号を受光し、電気信号でなる受光信号に変換して制御部2へ供給する。制御部2は、受光信号を基に制御命令に変換し、当該制御命令に応じた処理を実行する。
例えば制御命令が放送チャンネルを選局する選局命令であった場合、制御部2は、当該放送チャンネルに応じた周波数を示すアナログ特定信号としてのアナログ選局信号C1を生成し、これをチューナパック5へ供給する。
チューナパック5は、アンテナ6により放送波を受信して得られた放送信号を基に、アナログ選局信号C1が示す周波数で放送されているテレビジョン放送の受信処理を行う(詳しくは後述する)。
さらにチューナパック5は、受信した放送信号を基にアナログの映像信号SV及びアナログの音声信号SAをそれぞれ生成し、当該映像信号SVを映像処理部7へ供給すると共に当該音声信号SAをアンプ9へ供給する。
因みに映像信号SVは、例えばNTSC(National Television Standards Committee)方式の映像信号となっている。また音声信号SAは、左チャンネルの左音声信号SAL及び右チャンネルの右音声信号SARが組み合わされた、左右2チャンネル分の音声信号となっている。
映像処理部7は、映像信号SVに所定の映像処理を施して表示部8へ供給する。表示部8は、例えばブラウン管等及び表示制御回路等により構成されており、映像信号SVに基づいた映像を表示する。
アンプ9は、音声信号SAの左音声信号SAL及び右音声信号SARをそれぞれ増幅して左スピーカ10L及び右スピーカ10Rへ供給することにより、音声信号SAに基づいた音声を出力する。
因みにテレビジョン装置1では、プリント配線基板でなる基板11に制御部2、受光部4、チューナパック5及びアンプ9等の各種電子部品が実装されている。
また番組ガイドデータ取得部15は、映像信号SVに重畳されている番組ガイドデータを抽出し、これを記憶する。制御部2は、ユーザから番組表の表示命令を受けた場合、番組ガイドデータ取得部15内に記憶している番組ガイドデータを基に、例えば放送チャンネル及び時刻に従い各番組の情報を表形式に配列した番組表を映像処理部7により生成させる。その後制御部2は、当該番組表を表示部8に表示させるようになされている。
このようにテレビジョン装置1は、ユーザに指定されたアナログ放送チャンネルに応じたアナログ選局信号C1をチューナパック5へ供給することによりテレビジョン放送を受信し、その映像及び音声をユーザに視聴させ得るようになされている。
[1−2.チューナパックの構成]
ところでテレビジョン装置1は、本来アナログ方式のテレビジョン放送に対応したチューナパックが実装されていたものの、ディジタル方式のテレビジョン放送に対応したチューナパック5に換装されている。
ところでテレビジョン装置1は、本来アナログ方式のテレビジョン放送に対応したチューナパックが実装されていたものの、ディジタル方式のテレビジョン放送に対応したチューナパック5に換装されている。
チューナパック5は、図2に示すようにディジタル方式のテレビジョン放送に対応した回路構成となっており、選局制御部21により全体を統括制御するようになされている。
因みにチューナパック5は、テレビジョン装置1に特化されたピン配置とはなっておらず、基板11(図1)に直接実装され得ない。そこでチューナパック5は、基板11における配線パターン等に合わせてピン端子の配置を変換するピン端子変換アダプタ12を介して、当該基板11に実装されている。
[1−2−1.ディジタル物理チャンネルへの変換]
ところでテレビジョン放送では、テレビジョン装置の普及台数等の観点から、アナログ方式からディジタル方式へ一斉に切り替えることが事実上困難であるため、両方式の併用期間を設けて徐々に移行することが考えられている。
ところでテレビジョン放送では、テレビジョン装置の普及台数等の観点から、アナログ方式からディジタル方式へ一斉に切り替えることが事実上困難であるため、両方式の併用期間を設けて徐々に移行することが考えられている。
具体的にテレビジョン放送では、アナログ方式とディジタル方式とで放送される周波数(いわゆるチャンネル)を相違させている。各放送局は、アナログ方式とほぼ同一の番組をディジタル方式で放送している。
例えば東京地方では、図3(A)に示すように、地上波におけるNHK総合放送が、アナログ方式ではVHF(Very High Frequency)1チャンネル(ch)で放送され、ディジタル方式ではUHF(Ultra High Frequency)27チャンネルで放送されている。
以下、ある放送局についてのアナログ方式の物理チャンネル及びディジタル方式の物理チャンネルを、それぞれアナログ物理チャンネルCA及びディジタル物理チャンネルCDと呼ぶ。
因みにディジタル方式では、物理チャンネルとは別に表示チャンネルも規定されており、例えばディジタル物理チャンネルのUHF27チャンネルと対応する表示チャンネルが「011」となっている。
一方、チューナパック5は、リモートコントローラ3とは別に、拡張リモートコントローラ13による操作を受け付け得るようになされている。この拡張リモートコントローラ13には、ディジタル放送用の操作ボタンやデータ放送に対応した操作ボタン等、アナログ方式のテレビジョン放送では提供されていなかった種々のサービスに対応した操作ボタンが設けられている。また拡張リモートコントローラ13は、リモートコントローラ3と同様、押下されたボタンに応じて所定の変調処理を施した赤外線信号を送信するようになされている。
この拡張リモートコントローラ13と対応すべく、チューナパック5には、拡張受光部14が接続されている。拡張受光部14は、拡張リモートコントローラ13からの赤外線信号を受光し、これを電気信号に変換してチューナパック5の拡張信号処理部22へ供給する。
拡張信号処理部22は、拡張受光部14から供給される電気信号を解析することにより、拡張リモートコントローラ13においていずれの操作ボタンが押下されたかを判別し、その判別結果に基づいて操作信号を生成して選局制御部21へ供給する。
選局制御部21は、操作信号に従った処理を実行するようになされている。例えば選局制御部21は、所定の初期設定処理を指示する操作信号を受け付けた場合、後述するメニュー画面を表示部8に表示させながら、初期設定処理を行う。
選局制御部21は、この初期設定処理において、ユーザの操作に従い、各放送局のアナログ物理チャンネルCAに対し当該放送局のディジタル物理チャンネルCDを対応付けて登録するようになされている。
このとき選局制御部21は、アナログ物理チャンネルCAとディジタル物理チャンネルCDとを対応付けた物理チャンネル変換テーブルTCを生成し、これを不揮発性メモリ23に記憶させる。この結果物理チャンネル変換テーブルTCは、図3(A)に示したように、アナログ物理チャンネルCAとディジタル物理チャンネルCDとが対応付けられて格納される。因みに物理チャンネル変換テーブルTCには、表示チャンネルも格納されるようになされている。
一方、テレビジョン装置1(図1)の制御部2は、あくまでチューナパック5がアナログ方式に対応したものであると認識している。このため制御部2は、アナログ方式で放送される周波数(以下これをアナログ周波数と呼ぶ)を示すアナログ選局信号C1を当該チューナパック5へ供給する。
チューナパック5は、制御部2から供給されるアナログ選局信号C1を選局信号解析部24へ供給する。選局信号解析部24は、アナログ選局信号C1を基にいずれのアナログ周波数が指示されているかを解析した上で、アナログ周波数をアナログ物理チャンネルCAに変換して、当該アナログ物理チャンネルを物理チャンネル変換部25へ供給する。
因みに選局信号解析部24は、アナログ周波数とアナログ物理チャンネルCAとを対応付けたアナログチャンネルテーブルTAを内部に記憶している。実際に選局信号解析部24は、当該アナログチャンネルテーブルTAを参照してアナログ周波数をアナログ物理チャンネルCAに変換するようになされている。
物理チャンネル変換部25は、不揮発性メモリ23に記憶されている物理チャンネル変換テーブルTCを参照することにより、アナログ物理チャンネルCAをディジタル物理チャンネルCDに変換し、これを選局制御部21へ供給する。
このようにチューナパック5では、制御部2から供給されるアナログ選局信号C1を基に、当該アナログ選局信号C1が示す放送局からディジタル方式でテレビジョン放送が放送されるディジタル物理チャンネルCDに変換するようになされている。
[1−2−2.ディジタルテレビジョン放送の受信]
続いて選局制御部21は、選局信号解析部24から供給されるディジタル物理チャンネルCDを基に、チューナパック5内の各回路を制御する。
続いて選局制御部21は、選局信号解析部24から供給されるディジタル物理チャンネルCDを基に、チューナパック5内の各回路を制御する。
分配器31は、アンテナ入力端子T1を介して入力された放送信号を分配し、その一部をディジタルチューナ32へ供給すると共に、残りをアンテナ出力端子T2へ供給する。
因みにアンテナ出力端子T2は、例えばビデオレコーダ等のように、テレビジョン放送の放送信号を受信し得る他の機器と接続されるようになされている。
ディジタルチューナ32は、供給された放送信号のうち、選局制御部21から供給されるディジタル物理チャンネルCDに相当する周波数の部分を抽出し、所定の復調処理やスクランブル解除処理等を施すことにより、トランスポートストリームTSを生成する。
トランスポートストリームTSは、符号化された状態の映像データ、音声データ及び各種データがそれぞれパケット化された上で多重化されている。
ディジタルチューナ32は、このトランスポートストリームTSをデマルチプレクサ33へ供給する。
デマルチプレクサ33は、トランスポートストリームTSをパケットの種類ごとに分離し、映像データパケットPVを映像デコーダ部34へ、音声データパケットPAを音声デコーダ部35へ、字幕データパケットPTを字幕データ処理部36へそれぞれ供給する。
またデマルチプレクサ33は、データ放送コンテンツパケットPCをデータ放送コンテンツ処理部37へ、SI EPG(Service Information Electronic Program Guide)パケットPGをSI EPGデータ抽出部38へそれぞれ供給する。
映像デコーダ部34は、映像データパケットPVから映像データを抽出して所定の復号化処理を施すことによりディジタルの映像信号DVを生成し、これをVRAM(Video Random Access Memory)39へ供給する。
字幕データ処理部36は、字幕データパケットPTから文字コードでなる字幕データを抽出し、当該字幕データを映像化することによりディジタルの字幕映像信号DVTを生成して、これをVRAM40へ供給する。
データ放送コンテンツ処理部37は、データ放送コンテンツパケットPCからデータ放送のコンテンツを抽出すると共にこれを映像化することによりディジタルのコンテンツ映像信号DVCを生成して、これをVRAM41へ供給する。
因みに字幕データ処理部36及びデータ放送コンテンツ処理部37(以下、これらを付加情報映像処理部42と呼ぶ)は、拡張リモートコントローラ13を介した操作に応じて、字幕映像信号DVT及びコンテンツ映像信号DVCを生成するようになされている。
メニュー画面生成部43は、拡張リモートコントローラ13における操作ボタンの押下に応じた操作信号を選局制御部21から取得すると、GUI(Graphical User Interface)画面を表すメニュー画面映像信号DVMを生成し、これをVRAM44へ供給する。
映像信号合成部45は、VRAM39、40、41及び44から所定の間隔ごとに映像信号DV、字幕映像信号DVT、コンテンツ映像信号DVC及びメニュー画面映像信号DVMをそれぞれ取得し、これらの映像信号を合成して合成映像信号DVSを生成する。
因みに映像信号合成部45は、拡張リモートコントローラ13を介した操作指示に従い、いずれの映像信号を合成するかを選択するようになされている。
続いて映像信号合成部45は、合成映像信号DVSをD/A(Digital/Analog)変換部46へ供給する。D/A変換部46は、ディジタルの合成映像信号DVSをアナログの映像信号SVSに変換し、これをエンコーダ部47へ供給する。
エンコーダ部47は、映像信号SVSをNTSC方式に変換することにより映像信号SVを生成し、これをピン端子変換アダプタ12及び基板11(図1)を介して映像処理部7へ供給する。
また音声デコーダ部35は、音声データパケットPAから音声データを抽出して所定の復号化処理を施すことによりディジタルの音声信号DAを生成し、これをD/A変換部48へ供給する。
D/A変換部48は、ディジタルの音声信号DAをアナログの音声信号SAに変換し、これをピン端子変換アダプタ12及び基板11(図1)を介してアンプ9へ供給する。
このようにチューナパック5は、選局制御部21から供給されるディジタル物理チャンネルCDの放送信号を受信してディジタルの映像信号DV及び音声信号DAをそれぞれ生成し、さらにアナログの映像信号SV及び音声信号SAに変換するようになされている。
[1−2−3.番組ガイド信号の生成]
SI EPGデータ抽出部38は、SI EPGパケットPGからテレビジョン番組に関する情報を表すSI EPGデータを抽出し、当該SI EPGデータを番組ガイドデータ変換部49へ供給する。
SI EPGデータ抽出部38は、SI EPGパケットPGからテレビジョン番組に関する情報を表すSI EPGデータを抽出し、当該SI EPGデータを番組ガイドデータ変換部49へ供給する。
番組ガイドデータ変換部49は、SI EPGデータをGガイド(登録商標)等の方式に従った番組ガイドデータに変換し、これをVBI(Vertical Blanking Interval)データ生成部50へ供給する。
VBIデータ生成部50は、番組ガイドデータをVBIデータに変換し、これをエンコーダ部47へ供給する。
このときエンコーダ部47は、アナログの映像信号SVSを基に生成したNTSC方式の映像信号SVにおけるVBIの部分にVBIデータを重畳した上で、当該映像信号SVを出力するようになされている。
この結果テレビジョン装置1の番組ガイドデータ取得部15(図1)は、VBIデータとして映像信号SVに重畳されている番組ガイドデータを抽出できると共に、抽出した番組ガイドデータを基に番組表画面を表示部8に表示できる。
[1−3.同調処理及びミュート処理]
ところでアナログ方式のチューナパックは、アナログ選局信号C1が供給された後、非同調時には「Low」レベルとし、同調時には「High」レベルとする同調ACK信号SKを出力するようになされている。
ところでアナログ方式のチューナパックは、アナログ選局信号C1が供給された後、非同調時には「Low」レベルとし、同調時には「High」レベルとする同調ACK信号SKを出力するようになされている。
これに応じてテレビジョン装置1の制御部2は、チューナパックに対してアナログ選局信号C1を供給した後、当該チューナパックから供給される同調ACK信号SKを監視するようになされている。
制御部2は、アナログ選局信号C1を供給した後に同調ACK信号SKが「High」レベルとなれば、チューナパックにおいて放送信号を正しく受信できているものと認識する。
一方制御部2は、所定時間が経過しても同調ACK信号SKが「Low」レベルのままであれば、アナログ選局信号C1が示す周波数が不適切であったと判断し、当該周波数を僅かに変化させたアナログ選局信号C1を再度チューナパックへ供給する。
これにより制御部2は、受信する周波数を微調整することができ、この結果、ノイズ成分が最も少なく最適な映像信号や音声信号を得るようになされている。以下、この一連の処理をアナログ同調処理と呼ぶ。
しかしながらディジタル方式に対応したチューナパック5では、放送信号の形式がアナログ方式とは異なることから、最適な映像信号や音声信号を得るための同調処理の手法がアナログ同調処理とは相違する。
実際上チューナパック5は、選局制御部21によりディジタル方式に適した所定のディジタル同調処理が行われるようになされている。
そこで選局制御部21は、出力端子信号制御部26により擬似的に同調ACK信号SKを生成するようになされている。具体的に選局制御部21は、ディジタルチューナ32においてディジタル物理チャンネルCDの放送信号を正常に受信できた時点で、出力端子信号制御部26を介して同調ACK信号SKを「Low」レベルから「High」レベルに切り替える。
これによりテレビジョン装置1の制御部2は、アナログ方式のチューナパックがアナログ選局信号C1に示されている周波数の放送信号に対し正常に同調しているかのように認識することができる。
このように選局制御部21は、出力端子信号制御部26を介して同調ACK信号SKを制御することにより、いわゆるエミュレーションを行い、テレビジョン装置1に制御部2により行われるアナログ同調処理と齟齬を生じないようになされている。
ところで、深夜の時間帯など放送局から番組が放送されていない場合、或いは放送信号そのものが送信されていない場合等、一般に、チューナパックが生成する映像信号SV及び音声信号SAには適切な信号レベルの映像及び音声が含まれないことが多い。
このときテレビジョン装置1の制御部2は、映像信号SVをそのまま表示部8へ供給すると意味のない映像を表示してしまい、また音声信号SAをアンプ9へ供給すると雑音を出力してしまう。
そこでテレビジョン装置1の制御部2は、アナログ選局信号C1を供給した後、映像信号SV及び音声信号SAに適切な信号レベルの映像及び音声が含まれているか否かについて監視するようになされている。
具体的に制御部2は、映像信号SVの信号レベルが所定レベル未満であった場合、当該映像尊号SVに基づく映像を表示すべきでないと判断し、映像処理部7を介して例えば全画面が青色や黒色の映像を表示部8に表示させる(すなわち映像をミュートする)。
これと共に制御部2は、音声信号SAに基づいた音声についても出力すべきでないと判断し、図示しない音量制御部を介して音声レベルを最小に引き下げる(すなわち音声をミュートする)。
このように制御部2は、映像信号SVを監視し、番組が放送されていないと判断した場合には、ミュート処理として、映像及び音声をミュートするようになされている。
[1−4.選局シーケンス]
実際上、制御部2及び選局制御部21は、図4に示すシーケンスチャートに従ってテレビジョン番組の選局処理を行うようになされている。
実際上、制御部2及び選局制御部21は、図4に示すシーケンスチャートに従ってテレビジョン番組の選局処理を行うようになされている。
すなわち制御部2は、電源が投入されるとテレビジョン装置1側の選局シーケンスRT1を開始し、ステップSP1へ移る。
ステップSP1において制御部2は、リモートコントローラ3からの赤外信号を受光部4により受光させ、当該赤外線信号に基づいた受光信号を生成させて、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2において制御部2は、受光信号を変換した制御命令が選局命令であった場合、当該選局命令に応じたアナログ選局信号C1を生成し、これをチューナパック5へ供給すると共にステップSP3へ移る。
一方チューナパック5は、電源が投入されると当該チューナパック5側の選局シーケンスRT2を開始し、ステップSP11へ移る。
ステップSP11において選局制御部21は、制御部2からのアナログ選局信号C1を選局信号解析部24により待ち受け、当該アナログ選局信号C1を取得すると次のステップSP12へ移る。
ステップSP12において選局制御部21は、選局信号解析部24及び物理チャンネル変換部25により、物理チャンネル変換テーブルTCを用いてアナログ選局信号C1をディジタル物理チャンネルCDに変換させ、次のステップSP13へ移る。
ステップSP13において選局制御部21は、ディジタルチューナ部32によりディジタル物理チャンネルCDに相当する周波数の放送信号を受信させてトランスポートストリームTSを抽出させ、次のステップSP14へ移る。
ステップSP14において選局制御部21は、ディジタル物理チャンネルCDに相当する周波数の放送信号を受信できた場合、出力端子信号制御部26により同調ACK信号SKを送信させ、次のステップSP15へ移る。
このときテレビジョン装置1側では、制御部2がステップSP3において同調ACK信号SKを待ち受け、当該同調ACK信号SKを受信すると次のステップSP4へ移る。
ステップSP15において選局制御部21は、デマルチプレクサ部33によりトランスポートストリームTSから映像データパケットPV及び音声データパケットPAを分離させる。さらに選局制御部21は、映像デコーダ部34及び音声デコーダ部35により、映像データパケットPV及び音声データパケットPAを基にディジタルの映像信号DV及び音声信号DAを生成させ、次のステップSP16へ移る。
ステップSP16において選局制御部21は、ディジタルの映像信号DV及び音声信号DAを基にアナログの映像信号SV及び音声信号SAをそれぞれ生成させてテレビジョン装置1側へ出力させる。その後選局制御部21は、次のステップSP17へ移って一連の選局シーケンスRT2を終了する。
このときテレビジョン装置1側では、制御部2がステップSP4において映像信号SVを監視しており、所定レベル以上の映像信号SVを検出するか、或いはアナログ選局信号C1を送出してから所定時間が経過すると、次のステップSP5へ移る。
ステップSP5において制御部2は、映像信号SVの信号レベルが所定レベル以上であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは選局命令により指定された放送チャンネルで番組が放送されており放送信号に基づいた映像を表示でき音声を出力できることを表している。
このとき制御部2は、映像信号SVに基づいた映像をそのまま表示させると共に音声信号SAに基づいた音声をそのまま出力させ、次のステップSP7へ移って一連の選局シーケンスRT1を終了する。
一方ステップSP5において否定結果が得られると、このことは選局命令により指定された放送チャンネルでは現時点で番組が放送されておらず有意な映像や音声が得られないことを表しており、このとき制御部2は次のステップSP6へ移る。
ステップSP6において制御部2は、映像及び音声をミュートし、次のステップSP7へ移って一連の選局シーケンスRT1を終了する。
因みに制御部2は、ステップSP3において所定時間内に同調ACK信号SKを取得できなかった場合、アナログ選局信号C1が示す周波数を僅かに変化させ、正常に受信(同調)できる周波数を探すようになされている。
[1−5.動作及び効果]
以上の構成において、テレビジョン装置1の制御部2は、リモートコントローラ3を介して選局命令を取得すると、当該選局命令に応じたアナログ選局信号C1を生成してチューナパック5へ供給する。
以上の構成において、テレビジョン装置1の制御部2は、リモートコントローラ3を介して選局命令を取得すると、当該選局命令に応じたアナログ選局信号C1を生成してチューナパック5へ供給する。
チューナパック5の選局信号解析部24は、選局制御部21の制御の下で、アナログ選局信号C1を解析してアナログ物理チャンネルCAに変換する。続いて物理チャンネル変換部25は、不揮発性メモリ23に記憶されている物理チャンネル変換テーブルTCを参照し、アナログ物理チャンネルCAをディジタル物理チャンネルCDに変換する。
続いて選局制御部21は、ディジタル物理チャンネルCDに相当する周波数の放送信号からトランスポートストリームTSを抽出させ、各種パケットを分離させて復号化処理等を施し、ディジタルの映像信号DV及び音声信号DAをそれぞれ生成させる。
選局制御部21は、ディジタルの映像信号DV及び音声信号DAをそれぞれアナログの映像信号SV及び音声信号SAに変換し、テレビジョン装置1側へ供給する。
これに応じてテレビジョン装置1の制御部2は、映像信号SVに基づいた映像を表示部8に表示させ、また音声信号SAに基づいた音声をスピーカ10L及び10Rから出力させる。
従ってテレビジョン装置1の制御部2は、アナログ方式のチューナパックが実装されていた場合と同様にアナログ選局信号C1を供給するだけで、ディジタル方式のテレビジョン放送に基づいた映像及び音声をユーザに視聴させることができる。
このときチューナパック5は、物理チャンネル変換部25において物理チャンネル変換テーブルTCを参照することにより、アナログ選局信号C1から得られたアナログ物理チャンネルCAをディジタル物理チャンネルCDに変換することができる(図3(A))。
このためチューナパック5は、ユーザが視聴したい放送局がアナログ周波数により表されたアナログ選局信号C1を取得したにも拘わらず、当該アナログ周波数が示す放送局がディジタル方式で放送する放送信号を受信することができる。
この結果テレビジョン装置1は、リモートコントローラ3等を介してユーザにアナログ物理チャンネルを選択させるだけで、当該ユーザが所望している放送局からのディジタル方式によるテレビジョン放送の映像及び音声を視聴させることができる。
またチューナパック5は、アナログ方式のチューナパックと比較して、同一のアナログ選局信号C1を受け付けると共に、同一の信号形式でなる映像信号SV及び音声信号SAを出力する。
このためテレビジョン装置1は、制御部2からアナログ方式のチューナパックと完全に同一の制御処理を行うことができる。またテレビジョン装置1は、アナログ方式のチューナパックが実装されていた場合と同様に、チューナパック5から供給される映像信号SV及び音声信号SAをそのまま表示部8及びアンプ9へそれぞれ供給するだけで良い。
さらにチューナパック5は、ディジタル方式の放送信号に含まれるSI EPG信号を基に、番組ガイドデータを生成し、これをVBIデータとして映像信号SVに重畳させてテレビジョン装置1側へ出力する。
このためテレビジョン装置1は、アナログ方式の放送信号に番組ガイドデータが重畳していた場合と同様に、番組ガイドデータ取得部15により、映像信号SVに重畳されている番組ガイドデータを抽出して、番組表を表示することができる。
またチューナパック5は、ディジタル物理チャンネルCDの放送信号を正しく受信できたか否かに応じて同調ACK信号SKを制御する。これによりテレビジョン装置1の制御部2は、当該同調ACK信号SKを基に、アナログ選局信号C1が示す周波数に正しく同調できたか否かとして認識させることができる。
このため制御部2は、アナログ方式のチューナパックに対する選局シーケンスと同一の選局シーケンスを行うだけで、ディジタル方式のチューナパック5に選局させることができる。
実際上、テレビジョン放送については、今後アナログ方式が廃止され、ディジタル方式へ完全に移行される予定となっている。このためアナログチューナのみを搭載したテレビジョン装置は、アナログ方式のテレビジョン放送が廃止された後、テレビジョン放送を一切受信できなくなってしまう。
しかしながらこのようなテレビジョン装置であっても、アナログ方式のチューナパックを本発明によるディジタル方式のチューナパック5と換装することにより、ディジタル方式のテレビジョン放送を受信することができる。
この場合、テレビジョン装置のリモートコントローラやメニュー画面等といったユーザインタフェースもそのまま利用することができる。このためテレビジョン装置は、チューナパックを換装したことによりユーザに新たな操作方法等を覚えてもらう必要が無く、使い慣れた操作体系で操作させることができる。
またテレビジョン装置側としては、制御部2が実行する各種制御プログラムの内容や、チューナパック以外の回路等については、何ら改修や改造を施すことなく、そのまま利用することができる。
またこの場合、テレビジョン装置については、チューナパック以外の筐体、表示部、回路基板、スピーカ等の各部品をそのまま利用できるので、これらの部品を無駄に廃棄せずに済み、また各部品をリサイクルする場合よりも有効に活用することができる。
さらにチューナパック5は、ピン変換アダプタ12を介して基板11に実装されるため、テレビジョン装置1の基板11と異なるピン配置でなる他の基板に対しても、当該他の基板に合わせたピン変換アダプタ12を介して実装され得る。
一般にアナログ方式のチューナパックは、多くの機種が存在しており、ピン配置に関しては必ずしも統一されていないものの、入出力する信号線の種類や数はほとんど同等となっている。
このためチューナパック5は、アナログ方式のチューナパックごとにピン変換アダプタ12を用意することにより、種々のアナログ方式のチューナパックが実装されていたテレビジョン装置でも実装され得る。
さらにテレビジョン装置1は、ディジタル方式に対応したチューナパック5を筐体内に内蔵できるため、別途ディジタル放送に対応したSTB等を用いる場合と比較して、別途設置場所を確保する必要もない。
以上の構成によれば、テレビジョン装置1のチューナパック5は、テレビジョン装置1の制御部2から供給されるアナログ選局信号C1をアナログ物理チャンネルCAに変換し、さらに物理チャンネル変換テーブルTCを参照してディジタル物理チャンネルCDに変換する。続いてチューナパック5は、ディジタル物理チャンネルCDに相当する周波数の放送信号を基にディジタルの映像信号DV及び音声信号DAをそれぞれ生成し、さらにアナログの映像信号SV及び音声信号SAに変換して、テレビジョン装置1側へ供給する。これによりテレビジョン装置1の制御部2は、アナログのチューナパックが実装されていた場合と同様に、映像信号SVに基づいた映像及び音声信号SAに基づいた音声をユーザに視聴させることができる。
<2.他の実施の形態>
なお上述した実施の形態においては、制御部2から出力するアナログ選局信号C1がアナログ周波数を示すようにした場合について述べた。
なお上述した実施の形態においては、制御部2から出力するアナログ選局信号C1がアナログ周波数を示すようにした場合について述べた。
本発明はこれに限らず、アナログ選局信号C1が例えばアナログ物理チャンネルCAを表す等、他の種々の情報を表すようにしても良い。この場合チューナパック5は、選局信号解析部24を省略することができ、物理チャンネル変換部25によりアナログ選局信号C1からディジタル物理チャンネルCDに直接変換させれば良い。
この場合の情報としては、アナログ選局信号C1が、アナログ方式又はディジタル方式のチューナパックに対し、最終的にアナログ方式のテレビジョン放送における受信すべき周波数を特定させ得るようなものであれば良い。
また上述した実施の形態においては、アナログ物理チャンネルCAに対しディジタル物理チャンネルCDを対応付けて物理チャンネル変換テーブルTCに格納する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、アナログ物理チャンネルCAに対し、例えばディジタル方式のテレビジョン放送が送信される周波数を対応付けて物理チャンネル変換テーブルTCに格納するようにしても良い。要は、チューナパック5の選局制御部21により、いずれの周波数で放送されている放送信号を受信すべきであるか認識し得るような情報であれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、選局信号解析部24によりアナログ選局信号C1をアナログ物理チャンネルCAに変換し、物理チャンネル変換部25によりアナログ物理チャンネルCAからディジタル物理チャンネルCDに変換させる場合について述べた。
本発明はこれに限らず、例えば物理チャンネル変換テーブルTCにアナログ選局信号C1とディジタル物理チャンネルCDとを対応付けて格納し、物理チャンネル変換部25によりアナログ選局信号C1からディジタル物理チャンネルCDに直接変換させても良い。
さらに上述した実施の形態においては、チューナパック5が制御部2からアナログ選局信号C1のみを取得する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、チューナパック5がテレビジョン装置1側から種々の信号を取得するようにしても良い。例えば、アナログ物理チャンネルCAの属する周波数帯(バンド)がVHF−Low、VHF−High又はUHFのいずれであるかを示すバンド信号を、チューナパック5が制御部2から取得するようにしても良い。
この場合チューナパック5は、選局信号解析部24によりバンド信号とアナログ選局信号C1との組み合わせを基にアナログ物理チャンネルCAに変換すれば良い。また物理チャンネル変換部25によりアナログ選局信号C1からディジタル物理チャンネルCDに直接変換させる場合には、当該ディジタル物理チャンネルCDに対し、当該アナログ選局信号C1とバンド信号との組み合わせを対応付けておけば良い。
さらに上述した実施の形態においては、チューナパック5の出力端子信号制御部26により、ディジタル物理チャンネルCDにおける受信結果に応じて同調ACK信号SKを制御するようにした場合について述べた。
本発明はこれに限らず、チューナパック5が、エミュレーション等により、テレビジョン装置1の各回路がアナログ方式のチューナパックから本来取得すべき種々の通知信号に相当する疑似通知信号を生成し、当該各回路へ供給するようにしても良い。テレビジョン装置1が特に当該通知信号を取得しない場合には、チューナパック5において当該疑似通知信号を生成しないようにすれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、物理チャンネル変換テーブルTCに表示チャンネルも格納するようにした場合について述べた。
本発明はこれに限らず、当該物理チャンネル変換テーブルTCに対し、表示チャンネルを格納しないようにしても良く、或いは例えば画質調整における設定値等、チャンネルごとに種々の情報を対応付けて格納するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、SI EPGデータ抽出部38等により、SI EPGパケットPGから番組ガイドデータに変換し、当該番組ガイドデータをVBIデータに変換して映像信号SVに重畳させるようにした場合について述べた。
本発明はこれに限らず、例えばテレビジョン装置1が番組表の表示機能を有しておらず番組ガイドデータ取得部15が設けられていない場合に、チューナパック5からSI EPGデータ抽出部38等を省略しても良い。またチューナパック5は、テレビジョン装置1のユーザがディジタル放送における字幕表示機能やデータ放送機能を利用しない場合等に、字幕データ処理部36やデータ放送コンテンツ処理部37等を省略しても良い。この場合、拡張リモートコントローラ13及び拡張受光部14を省略しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、初期設定処理においてユーザに拡張リモートコントローラ13を操作させ、各放送局のアナログ物理チャンネルCAに対し当該放送局のディジタル物理チャンネルCDを対応付けて登録させる場合について述べた。
本発明はこれに限らず、例えばチューナパック5の製造時に、予め作成した物理チャンネル変換テーブルTCを不揮発性メモリ23に記憶させるようにしても良い。この場合、拡張リモートコントローラ13及び拡張受光部14を省略しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ピン端子変換アダプタ12を介してチューナパック5をテレビジョン装置1の基板11に実装する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、例えばチューナパック5のピン配列等をテレビジョン装置1の基板11に特化して設計した場合等に、ピン端子変換アダプタ12を省略し当該チューナパック5を基板11に直接実装しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、テレビジョン放送を受信してユーザに視聴させるテレビジョン装置1における、アナログ方式のチューナパックをディジタル方式のチューナパック5に換装する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、アナログ方式のチューナパックを搭載しアナログ方式のテレビジョン放送を受信し得る種々の情報処理装置において、当該アナログ方式のチューナパックをディジタル方式のチューナパック5に換装するようにしても良い。
例えば、アナログ方式のテレビジョン放送による放送番組を録画し再生する録画再生装置において、アナログ方式のチューナパックをディジタル方式のチューナパック5に換装するようにしても良い。
多くの録画再生装置では、番組ガイド情報を基に生成される番組表を用いて、録画すべき放送番組をユーザに指定するようになされている。この点においてチューナパック5は、SI EPGデータ抽出部38等によりSI EPGパケットPGから番組ガイドデータに変換し映像信号SVに重畳させるため、操作体系を変えることなく番組表を用いてユーザに放送番組を指定させることができる。
さらに上述した実施の形態においては、エンコーダ部47によりNTSC方式の放送信号SVに変換する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばPAL方式やSECAM方式等の他の方式の映像信号SVに変換しても良い。要は、テレビジョン装置1側へ供給する映像信号SVが、映像処理部7や表示部8等に対応した方式であれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、本来アナログ方式でなる地上波のテレビジョン放送を受信するテレビジョン装置1に対し、ディジタル方式でなる地上波のテレビジョン放送を受信するチューナパック5を実装する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、例えばアナログ方式のBS(Broadcast Satellite)テレビジョン放送を受信するテレビジョン装置に対し、ディジタル方式でなるBSテレビジョン放送を受信するチューナパック5を実装するようにしても良い。この場合、不揮発性メモリ23には、図3(A)に示した地上波用の物理チャンネル変換テーブルTCに代えて、図3(B)に示すBSテレビジョン放送用の物理チャンネル変換テーブルが記憶されていれば良い。またディジタルチューナ部32は、ディジタル方式のBSテレビジョン放送に対応したものであれば良い。CS(Communication Satellite)テレビジョン放送やケーブルテレビ放送についても同様である。
さらに上述した実施の形態においては、操作受付部としてのリモートコントローラ3及び受光部4と、特定信号生成部としての制御部2と、特定信号取得部としての選局信号解析部24と、記憶部としての不揮発性メモリ23と、特定信号変換部としての物理チャンネル変換部25と、放送受信部としてのディジタルチューナ部32と、映像変換部としての映像デコーダ部34、D/A変換部45及びエンコーダ部46と、音声変換部としての音声デコーダ部35及びD/A変換部47と、アナログ映像取得部としての映像処理部7と、アナログ音声取得部としてのアンプ9とによって情報処理装置としてのテレビジョン装置1を構成する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる操作受付部と、特定信号生成部と、特定信号取得部と、記憶部と、特定信号変換部と、放送受信部と、映像変換部と、音声変換部と、アナログ映像取得部と、アナログ音声取得部とによって情報処理装置を構成するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、特定信号取得部としての選局信号解析部24と、記憶部としての不揮発性メモリ23と、特定信号変換部としての物理チャンネル変換部25と、放送受信部としてのディジタルチューナ部32と、映像変換部としての映像デコーダ部34、D/A変換部45及びエンコーダ部46と、音声変換部としての音声デコーダ部35及びD/A変換部47とによってテレビジョンチューナとしてのチューナパック5を構成する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる操作受付部と、特定信号生成部と、特定信号取得部と、記憶部と、特定信号変換部と、放送受信部と、映像変換部と、音声変換部とによってテレビジョンチューナを構成するようにしても良い。
本発明は、アナログ方式のテレビジョン放送に対応したチューナパックが実装された種々のテレビジョン受信装置でも利用できる。
1……テレビジョン装置、2……制御部、3……リモートコントローラ、4……受光部、5……チューナパック、7……映像処理部、8……表示部、9……アンプ、10L、10R……スピーカ、11……基板、12……ピン端子変換アダプタ、13……拡張リモートコントローラ、14……拡張受光部、21……選局制御部、23……不揮発性メモリ、24……選局信号解析部、25……物理チャンネル変換部、32……ディジタルチューナ部、34……映像デコーダ部、35……音声デコーダ部、36……字幕データ処理部、37……データ放送コンテンツ処理部、38……SI EPGデータ抽出部、42……付加情報映像処理部、43……メニュー画面生成部、46、48……D/A変換部、47……エンコーダ部、49……番組ガイドデータ変換部、C1……アナログ選局信号、CA……アナログ物理チャンネル、CD……ディジタル物理チャンネル、TC……物理チャンネル変換テーブル、SV……映像信号、SA……音声信号、SK……同調ACK信号。
Claims (14)
- アナログ方式によるテレビジョン放送の選局操作を受け付ける操作受付部と、
上記選局操作に応じて、上記テレビジョン放送のうちアナログ方式による放送信号が放送される周波数を特定するためのアナログ特定信号を生成する特定信号生成部と、
上記特定信号生成部から上記アナログ特定信号を取得する特定信号取得部と、
上記テレビジョン放送のうちディジタル方式による放送信号が放送される周波数を特定するディジタル特定信号と上記アナログ特定信号とを放送局ごとに対応付け対応情報として予め記憶する記憶部と、
上記対応情報を基に、上記アナログ特定信号から上記ディジタル特定信号に変換する特定信号変換部と、
上記特定信号変換部により変換された上記ディジタル特定信号により特定される周波数で放送されるディジタル方式の放送信号を受信し、ディジタル方式による映像符号及び音声符号を抽出する放送受信部と、
上記ディジタル方式による映像符号を、アナログ方式のテレビジョン放送から得られる映像信号と同等のアナログ映像形式でなる映像信号に変換する映像変換部と、
上記ディジタル方式による音声符号を、アナログ方式のテレビジョン放送から得られる音声信号と同等のアナログ音声形式でなる音声信号に変換する音声変換部と、
上記アナログ映像形式の上記映像信号を取得するアナログ映像取得部と、
上記アナログ音声形式の上記音声信号を取得するアナログ音声取得部と、
を有する情報処理装置。 - 上記ディジタル方式の放送信号を受信した結果に応じ、上記アナログ方式の放送信号を受信するテレビジョンチューナにより上記アナログ方式の放送信号を受信した結果に応じて生成される通知信号と同等の疑似通知信号を生成する疑似通知信号生成部
をさらに有し、
上記特定信号生成部は、
上記疑似通知信号を、上記アナログ方式の放送信号を受信するテレビジョンチューナから上記通知信号が得られたものと認識して当該通知信号に基づいた処理を実行する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 上記通知信号は、
上記アナログ方式の放送信号を受信するテレビジョンチューナにより上記アナログ方式の放送信号を受信した際に供給すべき同調信号でなり、
上記疑似通知信号生成部は、
上記受信部により上記ディジタル方式の放送信号を受信した際、上記同調信号と同等の疑似同調信号を生成して出力する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 上記アナログ特定信号は、
上記テレビジョン放送のうちアナログ方式による放送信号が放送されるアナログ周波数を示す
請求項1に記載の情報処理装置。 - 上記アナログ特定信号により示される上記アナログ周波数を解析し、当該アナログ周波数に対応するアナログ物理チャンネルに変換する解析部
をさらに有し、
上記ディジタル特定信号は、
上記テレビジョン放送のうちディジタル方式による放送信号が放送されるディジタル周波数に対応するディジタル物理チャンネルを示し、
上記対応情報は、
上記解析部により変換される上記アナログ物理チャンネルと上記ディジタル物理チャンネルとが対応付けられている
請求項4に記載の情報処理装置。 - 上記特定信号生成部は、
上記アナログ方式の放送信号が放送される周波数帯を特定する周波数帯信号を上記アナログ特定信号と共に生成し、
上記特定信号取得部は、
上記アナログ特定信号と共に上記周波数帯信号を取得し、
上記対応情報は、
上記放送局ごとに、上記ディジタル特定信号に対し上記周波数帯信号及び上記アナログ特定信号が組み合わせて対応付けられ、
上記特定信号変換部は、上記周波数帯信号及び上記アナログ特定信号の組み合わせから上記ディジタル特定信号に変換する
請求項4に記載の情報処理装置。 - 上記アナログ特定信号は、
上記テレビジョン放送のうちアナログ方式による放送信号が放送されるアナログ物理チャンネルを示す
請求項1に記載の情報処理装置。 - 上記ディジタル方式のテレビジョン放送に対応したディジタル放送用操作部
をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。 - 上記記憶部は、
上記ディジタル放送用操作部を介したユーザの操作により予め上記放送局ごとに指定された上記ディジタル特定信号を、上記アナログ放送特定信号に対応付けて上記対応情報として記憶する
請求項8に記載の情報処理装置。 - 上記ディジタル放送用操作部を介したユーザの操作に基づき、上記ディジタル方式の放送信号に含まれる付加情報を基に付加情報映像を生成する付加情報映像生成部と、
上記映像信号が表す映像に上記付加情報映像を合成する合成部と
をさらに有する請求項8に記載の情報処理装置。 - 上記付加情報映像生成部は、
字幕を表す字幕符号を映像化した字幕映像を上記付加情報映像として生成する
請求項10に記載の情報処理装置。 - 上記付加情報映像生成部は、
データ放送コンテンツを表すデータ放送符号を復号化したデータ放送映像を上記付加情報映像として生成する
請求項10に記載の情報処理装置。 - 上記ディジタル方式の放送信号からテレビジョン放送番組の案内情報を表すディジタル番組案内情報を抽出する抽出部と、
上記ディジタル番組案内情報を、上記アナログ方式の放送信号に含まれ上記テレビジョン放送番組の案内情報を表すアナログ番組案内情報と同等の形式でなる変換番組案内情報を生成する変換部と、
上記変換番組案内情報を上記映像信号に重畳する重畳部と、
上記映像信号から上記変換番組案内情報を取得する番組案内情報取得部と
をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。 - テレビジョン放送の選局操作に応じて生成された、上記テレビジョン放送のうちアナログ方式による放送信号が放送される周波数を特定するためのアナログ特定信号を取得する特定信号取得部と、
上記テレビジョン放送のうちディジタル方式による放送信号が放送される周波数を特定するディジタル特定信号と上記アナログ特定信号とを放送局ごとに対応付け対応情報として予め記憶する記憶部と、
上記対応情報を基に、上記アナログ特定信号から上記ディジタル特定信号に変換する特定信号変換部と、
上記特定信号変換部により変換された上記ディジタル特定信号により特定される周波数で放送されるディジタル方式の放送信号を受信し、ディジタル方式による映像符号及び音声符号を抽出する放送受信部と、
上記ディジタル方式による映像符号を、アナログ方式のテレビジョン放送から得られる映像信号と同等のアナログ映像形式でなる映像信号に変換する映像変換部と、
上記ディジタル方式による音声符号を、アナログ方式のテレビジョン放送から得られる音声信号と同等のアナログ音声形式でなる音声信号に変換する音声変換部と
を有するテレビジョンチューナ。
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