JP2010250725A - 通信システムおよびソフトウェアモジュール配布方法 - Google Patents

通信システムおよびソフトウェアモジュール配布方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末がすぐに通信を行うことを可能とし、ユーザが通信端末に実装されている機能を気にすることなく、通信サービスを享受できるようにする。
【解決手段】通信端末Aがモデレータ1へ開始要求を行う(S1)。モデレータ1は通信端末Bへ通信端末情報を要求する(S7)。通信端末Bは自身の通信環境や通信端末利用状況を判断し、サービス開始が可能であれば、自身の通信端末情報と共に許可通知を行う(S11)。モデレータ1は、要求された通信サービスを実施するために必要な機能があるか、通信環境や通信端末スペック等を考慮し、どちらに追加機能を提供するか判断し、必要なソフトウェアモジュール等を通信端末AやBへ配布する(S15)。各通信端末は、ソフトウェアモジュールのインストール及び設定を行い、通信端末Aは通信端末Bとの通信を開始する(S21)。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信システムおよびソフトウェアモジュール配布方法に関するものである。
従来において、ネットワークに接続された通信端末では、通信端末に予め実装された範囲内の機能でサービスが提供されてきた。しかし、通信サービスやプロトコル、メディアコーデック等の多様化や進化が進むにつれ、お互いの持つ機能の差異により、通信サービスが受けられないといった問題が生じている。パーソナルコンピュータ(PC)等のように比較的パワーがあれば、様々な機能を保持することが可能であるが、家電機器や携帯電話やホームゲートウェイ等の通信端末においては、利用できるリソースが限られており、すべてに対応する機能を搭載することは難しい。この課題に対し、いわゆるOS(Operating System)上で動作し、アプリケーションソフトに対して、OSよりも具体的な機能を提供するミドルウェアの仕様が提案されている。たとえばOSGi(Open Service Gatway inisiative)仕様は、Java(登録商標)をベースとしたフレームワークを提供しており、仮想マシンが実装されていれば、どのOSに対しても機能を提供することができる環境を実現している。このフレームワークを利用することで、通信端末は必要な機能を動的に取得することが可能となり、フレキシブルなサービス提供が可能となる。
そのようなミドルウェアを用いた従来例として、特許文献1記載の技術が挙げられる。この例では、ユーザに対するGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)に着目し、ユーザがいかなる場所にいたとしても、利用し慣れているGUIを提供する機能を動的に提供ことにより、一様な手順で機器の制御を行なうことができる通信端末を提供することを実現している。
特許第4002442号公報
しかし、特許文献1記載の手法は、ユーザが普段利用する通信端末のGUIと操作対象装置のGUIを同一化するために、プラグインモジュールを動的に提供するといった点で、方向性が類似するが、対象装置と通信が確立できる前提の下での検討となっており、通信したい相手の状態が不明な場合に対応していない。また、通信サービス時に必要なプロトコルやコーデックを、どのように配置することが最適かを判断するような仕組みは提供されていない。さらに、操作側と被操作側の1対1の関係のみであり、複数の機器に対して機能を提供する仕組みは提供されていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、これまで通信ができなかった通信端末同士でも、通信を行いたいときにすぐに通信を行うことを可能とし、ユーザが通信端末に実装されている機能を気にすることなく、通信サービスを享受できる通信システムおよびソフトウェアモジュール配布方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明に係る通信システムは、ネットワークに存在するモデレータと、前記ネットワークに接続された1以上の通信端末とを有し、前記モデレータは、前記通信端末との通信を行う通信部、前記通信端末に関する通信端末情報を管理する通信端末情報蓄積部、前記通信端末情報を取得する通信端末管理部、前記通信端末情報を基に、どの通信端末にどのソフトウェアモジュールが必要かを判断するサービス提供ポリシハンドル部、前記ソフトウェアモジュールを管理するソフトウェアモジュール蓄積部、前記ソフトウェアモジュールを通信端末に送信するソフトウェアモジュール管理部を備え、前記通信端末は、前記モデレータとの通信を行う通信部、当該通信端末に関する通信端末情報を管理する通信端末蓄積部、前記モデレータから送信されるソフトウェアモジュールを受信し実行するソフトウェアモジュール管理部を備えることを特徴とする。
また、前記モデレータは、前記通信端末に必要なソフトウェアモジュールを当該通信端末に送信することを特徴とする。
また、前記モデレータは、取得した通信端末情報を基に、どの通信端末にどのソフトウェアモジュールが必要かを判断することを特徴とする。
また、前記通信端末は、前記モデレータとの通信を確立し、前記モデレータに開始要求を送信し、前記モデレータから送信されるソフトウェアモジュールを受信し実行することが可能な実行環境を備えることを特徴とする
また、前記ソフトウェアモジュールは、前記通信端末のオペレーティングシステムに依存しないミドルウェア上で動作可能であり、且つ、送受信、更新および削除が可能なものであることを特徴とする。
また、かかる通信システムとしてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムが提供される。
また、かかるコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
また、第2の本発明に係るソフトウェアモジュール配布方法は、ネットワークを介して接続された第1の通信端末と第2の通信端末とが通信するためのソフトウェアモジュール配布方法であって、前記ネットワークに存在するモデレータが、前記第1の通信端末から開始要求を受信したなら、当該第1の通信端末に要求して、当該第1の通信端末の通信端末情報を受信するステップと、前記モデレータが、前記第2の通信端末に要求して、当該第2の通信端末の通信端末情報を受信するステップと、前記モデレータが、前記受信した各通信端末情報に基づいて、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末のそれぞれにどのソフトウェアモジュールが必要かを判断するステップと、前記モデレータが、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末の少なくとも一方に前記必要なソフトウェアモジュールを送信するステップとを含むことを特徴とする。
また、第3の本発明に係るソフトウェアモジュール配布方法は、通信端末がネットワークを介して接続されたコンテンツサーバからコンテンツを受信するためのソフトウェアモジュール配布方法であって、前記ネットワークに存在するモデレータが、前記通信端末から開始要求を受信したなら、当該通信端末に要求して、当該通信端末の通信端末情報を受信するステップと、前記モデレータが、前記コンテンツサーバに要求して、前記コンテンツに関するコンテンツ情報を受信するステップと、前記モデレータが、前記受信した通信端末情報とコンテンツ情報に基づいて、前記通信端末にどのソフトウェアモジュールが必要かを判断するステップと、前記モデレータが、前記通信端末に前記必要なソフトウェアモジュールを送信するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、これまで通信ができなかった通信端末同士でも、通信を行いたいときにすぐに通信を行うことを可能とし、ユーザが通信端末に実装されている機能を気にすることなく、通信サービスを享受できる。
本発明の一実施の形態に係る通信システムの構成図である。 図1に示すモデレータ1の構成図である。 図1に示す通信端末の構成図である。 実施例1の概要図である。 実施例1のシーケンス図である。 実施例1におけるモデレータ1のフローチャートである。 実施例1における通信端末Bのフローチャートである。 実施例2の概要図である。 実施例2のシーケンス図である。 実施例2の別な場合のシーケンス図である。 実施例2におけるモデレータ1のフローチャートの一部である。 実施例2におけるモデレータ1のフローチャートの残りの部分である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る通信システムの構成図である。
通信システムは、ネットワークNに含まれるモデレータ1と、ネットワークNに接続された通信端末2と、ネットワークNに接続され、通信端末2にサービスを提供するコンテンツサーバ3とからなる。モデレータ1は、通信端末2にサービスを提供するために必要な状況を判断し、通信端末2へのソフトウェアモジュールの配布や設定を行う。
通信端末2とは、PCやPDA等の計算機や携帯電話や固定電話、ホームゲートウェイ等の通信機器、テレビやハードディスクレコーダ、セットトップボックス等の機器のことである。
コンテンツサーバ3は、例えば画像・動画メディアや音声メディアなどを提供するサーバである。
モデレータ1は、通信サービスをユーザに提供するための通信端末2を管理し、ユーザが通信サービスを享受する際に、通信端末2が必要な機能を有していない場合に、当該機能を有するソフトウェアモジュールを提供するようになっている。
例えば、通信端末同士でテレビ電話を行いたいときに、片方にはテレビ電話サービスを提供する機能を有しているが、もう一方が機能を有していない場合に、即座にテレビ電話機能を有するソフトウェアモジュールを提供しサービス開始可能な状態に設定を行う役割である。
図2は、モデレータ1の構成図である。
モデレータ1は、通信端末2やコンテンツサーバ3などと通信を行う通信部11と、通信端末2に関する通信端末情報を管理する通信端末情報蓄積部12と、サービス開始を要求してきた通信端末や相手の通信端末の通信端末情報を取得し管理する通信端末管理部13と、取得した通信端末情報を基に、どの通信端末にどのソフトウェアモジュールが必要かを判断するサービス提供ポリシハンドル部14と、通信端末2にて利用可能なソフトウェアモジュールを管理するソフトウェアモジュール蓄積部15と、通信端末2に送信するソフトウェアモジュールを取得し配布、管理を行うソフトウェアモジュール管理部16とを備える。
モデレータ1はネットワークNに1つだけ存在してもよいし、分散して複数存在していてもよい。よって、ネットワークNが大規模な場合には、通信端末情報蓄積部12及びソフトウェアモジュール蓄積部15はモデレータ1毎ではなく、ネットワークN内に分散して配置することも可能である。
図3は、通信端末2の構成図である。
通信端末2とは、PCやPDA等の計算機や携帯電話や固定電話、ホームゲートウェイ等の通信機器、テレビやハードディスクレコーダ、セットトップボックス等の機器のことであり、図では本実施の形態に関る部分のみを示している。
通信端末2は、ネットワークNに接続し、通信を行う通信部21と、通信端末2のCPU使用率やメモリ使用率等のパフォーマンスや、通信サービスや通話等の通信端末2に関する通信端末情報を管理する通信端末管理部22と、通信端末2自身の利用状況を基にモデレータ1とサービス提供の可否に関するやり取りを行うポリシハンドル部23と、ユーザからの操作を受け付ける入力部24と、ユーザに対して情報を出力する出力部25と、それらの入出力を管理する情報入出力部26と、モデレータ1から送信されるソフトウェアモジュールを受信し実行させてライフサイクルを管理するソフトウェアモジュール管理部27と、サービスや機能を実際に提供するためのソフトウェアモジュール28とを備える。
ソフトウェアモジュール28は、通信端末のオペレーティングシステムに依存しないミドルウェア上で動作可能であり、且つ、送受信、更新および削除が可能なものである。また、ソフトウェアモジュール28は、マルチプラットフォーム対応を実現している、現存するJava(登録商標)言語で記述されたモジュールを想定しているが、C言語で書かれた小さなランタイムを用いることでも構築することが可能である。
以下、具体的な例を用いて説明を行う。なお、複数の通信端末2を区別するのに「通信端末A」、「通信端末B」のような表記を用いる。
実施例1では、通信端末2を利用した電話やチャット等の双方向通信サービスの例を説明する。
図4は、実施例1の概要図である。図5は、実施例1のシーケンス図である。
S1:まず、通信端末Aが通信端末Bと音声通話やビデオチャット等の通信を行いたい際に、通信端末Aの入力部24がユーザからの操作を受け付け、これにより、モデレータ1へ開始要求を送信する。
S3:モデレータ1は通信端末Aに通信端末情報を要求する。
S5:通信端末Aは自身が有する通信機能等の通信端末情報を送信する。
S7:また一方で、モデレータ1は通信端末Bへ通信端末情報を要求する。
S9〜S11:通信端末Bは自身の通信環境や通信端末利用状況を判断し、サービス開始が可能であれば、自身の通信端末情報と共に許可通知を行う。
S11:仮に通信端末Bが通信端末Aとのサービス開始が不可能である場合、通信端末Bはモデレータ1に対して拒絶通知を行う。
S13〜S15:両通信端末から通信端末情報を得たモデレータ1は、要求された通信サービスを実施するために必要な機能があるか、通信環境や通信端末スペック等を考慮し、どちらに追加機能を提供するか判断し、必要なソフトウェアモジュールと設定情報を通信端末AやBへ配布する。これらは、場合によっては、一方の通信端末へ配布される。
S17:配布を受けた通信端末は、ソフトウェアモジュールのインストール及び設定を行い、通信サービス開始可能な状態になると、モデレータ1にACKを返す。
S19:モデレータ1はACKを受信すると、通信端末Aへ準備完了通知を行う。
S21:準備完了通知を受けた通信端末Aは、通信端末Bとの通信を開始する。
なお、S3、S7は、モデレータ1の通信端末管理部13により実行される。S5、11は、通信端末A、Bの通信端末管理部22により実行される。
また、S13は、モデレータ1のサービス提供ポリシハンドル部14により実行される。
また、S15は、モデレータ1のソフトウェアモジュール管理部16と通信端末A、Bのソフトウェアモジュール管理部27により実行される。
図6は、実施例1におけるモデレータ1のフローチャートである。
S31〜S35:まず、通信端末Aからの開始要求を待ち、開始要求を受け付けると、通信端末Aと通信の要求先である通信端末Bに通信端末情報を要求する。
S35〜S38:要求先の通信端末Bが通信開始不可能であれば、要求を棄却する。
S35〜S39:開始可能であれば通信端末Bの通信端末情報を取得する。
通信端末情報とはCPU使用率やメモリ使用率等のパフォーマンスや通信サービスや通話等の通信端末利用状況、通信環境である。通信環境は、通信端末情報取得の際に、通信端末A、Bの通信帯域等の通信状況をモニタリングすることによって取得する。
S41〜S43:通信を行うのに必要なソフトウェアモジュールが揃っている場合はサービス(通信)を開始する。
S51〜S59:そうでなければ通信端末に提供すべき必要な機能を検索する。次に先ほど取得した通信端末情報から、両通信端末の通信環境、CPU使用率、メモリ使用率等の比較を行い、追加機能を提供すべき通信端末を決定し、ソフトウェアモジュールの配布を行う。
S61〜S63:ソフトウェアモジュールを配布した通信端末からACKを受け取った後、両通信端末に準備完了通知を送信し、サービスが開始される。サービス終了後、モデレータ1によって提供された追加機能を提供するソフトウェアモジュールは破棄しても良いし、そのまま所持することも可能である。
なお、S33、S35、S39は、モデレータ1の通信端末管理部13により実行される。
また、S37、S41、S51、S53は、モデレータ1のサービス提供ポリシハンドル部14により実行される。
また、S55、S57は、モデレータ1のソフトウェアモジュール管理部16により実行される。
図7は、実施例1における通信端末Bのフローチャートである。
S71〜S77:まず、モデレータ1からの通信端末情報の要求を待ち、要求を受け付けると、自身の通信端末情報から状態を確認し、通信端末Aとの通信開始可能かどうかの判断を行う。
S79:開始が不可能である場合、モデレータ1に対し拒絶通知を送信する。
S81〜S83:通信が可能な場合は、通信端末B自身がソフトウェアモジュールの受け入れが可能かどうかを判断し、可能であればモデレータ1に対し許可通知を行う。
S85〜S87:ソフトウェアモジュールの受け入れが不可能であれば、条件付の許可通知を行い、ソフトウェアモジュールを受信する。
なお、S73、S75は、通信端末Bの通信端末管理部22により実行される。
また、S77、S81は、通信端末Bのポリシハンドル部23により実行される。
また、S87は、通信端末Bのソフトウェアモジュール管理部27により実行される。
実施例2では、ネットワーク上で提供される、例えば画像・動画メディアや音声メディアなどのメディアコンテンツを、通信端末を用いて取得するコンテンツサービスの例を説明する。
図8は、実施例2の概要図である。図9は、実施例2のシーケンス図である。。
S101:まず、通信端末Cがコンテンツを取得したい際に、通信端末Cの入力部24がユーザからの操作を受け付け、これにより、モデレータ1へコンテンツ取得の開始要求を送信する。
S103:モデレータ1は通信端末Cに通信端末情報を要求する。
S105:通信端末Cは自身が有する通信機能等の通信端末情報を送信する。
S107〜S108:また一方でモデレータ1は、コンテンツサーバ3へコンテンツに関する情報(コンテンツ情報)を要求し、コンテンツ情報を受信する。
S113:モデレータ1は、通信端末Cがコンテンツを取得してロードすることが可能かどうかの判断を行う。
S115:通信端末情報及びコンテンツ情報を得たモデレータ1は、要求されたコンテンツサービスを実施するために必要な機能があるか、通信環境や通信端末スペック等を考慮し、必要なソフトウェアモジュールと設定情報を通信端末へ配布する。
S117:配布を受けた通信端末Cは、ソフトウェアモジュールのインストール及び設定を行い、通信サービス開始可能な状態になると、モデレータ1にACKを返す。
S119:モデレータ1はACKを受信すると、通信端末Cへ準備完了通知を送信する。
S121〜S123:準備完了通知を受けた通信端末Cは、コンテンツを要求して取得し、ユーザへコンテンツサービスを提供する。
なお、S103は、モデレータ1の通信端末管理部13により実行される。S105は、通信端末Cの通信端末管理部22により実行される。
また、S113は、モデレータ1のサービス提供ポリシハンドル部14により実行される。
また、S115は、モデレータ1のソフトウェアモジュール管理部16と通信端末Cのソフトウェアモジュール管理部27により実行される。
図10は、コンテンツサービスを要求した通信端末Cが、ソフトウェアモジュールの受け入れを実行できず、且つ、コンテンツを取得し、通信端末Cが取得できるような形式に変換可能な通信端末Dが存在する場合のシーケンス図である。
このシーケンスにしたがい、モデレータ1はこの通信端末Dにコンテンツのトランスコーディングを要請することも可能である。
S101:まず、通信端末Cがコンテンツを取得したい際に、モデレータ1へコンテンツ取得の開始要求を行う。
S103:モデレータ1は通信端末Cに通信端末情報を要求する。
S105:通信端末Cは自身が有する通信機能等の通信端末情報を送信する。
S107〜S108:また一方でモデレータ1はコンテンツサーバへコンテンツ情報を要求し、コンテンツ情報を取得する。
S113:モデレータ1は、通信端末Cがコンテンツを取得してロードすることが可能かどうかの判断を行う。
コンテンツの形式が通信端末Cではロードできないものであり、且つ通信端末Cがソフトウェアモジュールの追加が困難とモデレータ1が判断した場合、コンテンツの形式を変換可能な通信端末を検索する。
S131〜S135:そのような通信端末Dがある場合、モデレータ1は通信端末Dに通信端末情報を要求し、必要に応じてソフトウェアモジュールを提供する。
S141〜S147:通信端末Dがコンテンツサーバからコンテンツを取得し、通信端末Cでロード可能な形式に変換し、通信端末Cへコンテンツを提供する。
通信端末Cは、コンテンツを取得し、ユーザへコンテンツサービスを提供する。
なお、S103、131は、モデレータ1の通信端末管理部13により実行される。S105、133は、通信端末C、Dの通信端末管理部22により実行される。
また、S135は、モデレータ1のソフトウェアモジュール管理部16と通信端末Dのソフトウェアモジュール管理部27により実行される。
また、S113は、モデレータ1のサービス提供ポリシハンドル部14により実行される。
図11は、実施例2におけるモデレータ1のフローチャートである。
S201〜S205:まず、通信端末Cからの開始要求を待ち、開始要求を受け付けると、通信端末Cに通信端末情報を要求し、コンテンツサーバからコンテンツ情報を受信しコンテンツの種別などを確認する。
S207〜S209:情報の取得後、通信端末Cが該当コンテンツを取得し、ロード可能であるか判断し、取得可能であればそのままコンテンツのサービスを開始させる。
S211〜S213:そうでなければ通信端末Cの通信端末情報によって、通信環境、CPU使用率、メモリ使用率等から、ソフトウェアモジュールの受け入れが可能かどうかを判定する。
S215〜219:受け入れが可能であれば、通信端末Cへ、コンテンツをロード可能とするソフトウェアモジュールを提供し、ユーザへのコンテンツサービス提供を開始させる。
S221:通信端末Cがソフトウェアモジュールを取得できない場合、コンテンツを取得し、形式変換可能な通信端末があるかどうかを確認する。
S223:そのような通信端末がなければサービス開始不可通知を通信端末Cへ送信する。
そのような通信端末があれば、図12に示すフローチャートにしたがい通信端末Dの設定を行い、準備が完了した後、サービスが開始される。サービス終了後、モデレータ1によって提供された追加機能を提供するソフトウェアモジュールは破棄しても良いし、そのまま所持することも可能である。
図12は、コンテンツ形式変換処理を要求される通信端末Dに対するモデレータ1のフローチャートである。
S301〜S303:モデレータ1は、通信端末Dが、そのような形式変換等を行えるかどうかを判断する。不可能である場合、サービス開始不可通知を通信端末Cへ行う(図11:S223)。
S307〜S317:可能な場合は、通信端末Dの通信端末情報によって、通信環境、CPU使用率、メモリ使用率等から、機能追加やソフトウェアモジュールが不要ならば、通信端末Dに形式変換等を要請する。一方、必要なら、通信端末Dによるソフトウェアモジュールの受け入れが可能かどうかを判断し、可能であればソフトウェアモジュールを提供し、サービスを開始する。ソフトウェアモジュールの提供が不可能なら、サービス開始不可通知を行う(図11:S223)
なお、配布を受けた通信端末Dは、ソフトウェアモジュールのインストール及び設定を行い、通信サービス開始可能な状態になると、モデレータ1にACKを返す。
なお、S203、S301、S307は、モデレータ1の通信端末管理部13により実行される。
また、S207、S211、S213、S221、S303、S309、S311、S315は、モデレータ1のサービス提供ポリシハンドル部14により実行される。
また、S215、S317は、モデレータ1のソフトウェアモジュール管理部16により実行される。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、これまで通信ができなかった通信端末同士でも,通信を行いたいときに動的にソフトウェアモジュールを提供することで、通信を行うことが可能となる。例えば通信を行うためのプロトコルが異なる場合には、プロトコルスタックを追加することで対応可能である。また、メディアコーデックでも、サービスプロバイダ独自のものを提供することができ、通信端末が有する機能の進化が加速することも期待できる。
さらには、様々な形式のコンテンツを、通信端末を気にせず利用可能となり、サービスプロバイダは幅広いサービスを提供可能となる。例えば映像コーデックがコンテンツに非対応なものであっても、ソフトウェアモジュールを追加することで対応可能となる。また、常に最新のコーデックを端末に提供することも可能となる。さらに、要求元の通信端末のスペックが低い場合でも、他のデバイスでコンテンツ形式を変換し要求端末に送信するような、機能分散型のサービスも提供可能となる。
なお、上記の通信システムとしてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納し、陳列などして流通させたり、当該コンピュータプログラムをインターネットなどの通信網を介して伝送させてもよい。
1…モデレータ
2…通信端末
3…コンテンツサーバ
11…通信部
12…通信端末情報蓄積部
13…通信端末管理部
14…サービス提供ポリシハンドル部
15…ソフトウェアモジュール蓄積部
16…ソフトウェアモジュール管理部
21…通信部
22…通信端末管理部
23…ポリシハンドル部
24…入力部
25…出力部
26…情報入出力部
27…ソフトウェアモジュール管理部
28…ソフトウェアモジュール

Claims (9)

  1. ネットワークに存在するモデレータと、前記ネットワークに接続された1以上の通信端末とを有し、
    前記モデレータは、
    前記通信端末との通信を行う通信部、
    前記通信端末に関する通信端末情報を管理する通信端末情報蓄積部、
    前記通信端末情報を取得する通信端末管理部、
    前記通信端末情報を基に、どの通信端末にどのソフトウェアモジュールが必要かを判断するサービス提供ポリシハンドル部、
    前記ソフトウェアモジュールを管理するソフトウェアモジュール蓄積部、
    前記ソフトウェアモジュールを通信端末に送信するソフトウェアモジュール管理部
    を備え、
    前記通信端末は、
    前記モデレータとの通信を行う通信部、
    当該通信端末に関する通信端末情報を管理する通信端末蓄積部、
    前記モデレータから送信されるソフトウェアモジュールを受信し実行するソフトウェアモジュール管理部
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記モデレータは、前記通信端末に必要なソフトウェアモジュールを当該通信端末に送信することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記モデレータは、取得した通信端末情報を基に、どの通信端末にどのソフトウェアモジュールが必要かを判断することを特徴とする請求項1または2記載の通信システム。
  4. 前記通信端末は、前記モデレータとの通信を確立し、前記モデレータに開始要求を送信し、前記モデレータから送信されるソフトウェアモジュールを受信し実行することが可能な実行環境を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の通信システム。
  5. 前記ソフトウェアモジュールは、前記通信端末のオペレーティングシステムに依存しないミドルウェア上で動作可能であり、且つ、送受信、更新および削除が可能なものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の通信システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の通信システムとしてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
  7. 請求項6記載のコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. ネットワークを介して接続された第1の通信端末と第2の通信端末とが通信するためのソフトウェアモジュール配布方法であって、
    前記ネットワークに存在するモデレータが、前記第1の通信端末から開始要求を受信したなら、当該第1の通信端末に要求して、当該第1の通信端末の通信端末情報を受信するステップと、
    前記モデレータが、前記第2の通信端末に要求して、当該第2の通信端末の通信端末情報を受信するステップと、
    前記モデレータが、前記受信した各通信端末情報に基づいて、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末のそれぞれにどのソフトウェアモジュールが必要かを判断するステップと、
    前記モデレータが、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末の少なくとも一方に前記必要なソフトウェアモジュールを送信するステップと
    を含むことを特徴とするソフトウェアモジュール配布方法。
  9. 通信端末がネットワークを介して接続されたコンテンツサーバからコンテンツを受信するためのソフトウェアモジュール配布方法であって、
    前記ネットワークに存在するモデレータが、前記通信端末から開始要求を受信したなら、当該通信端末に要求して、当該通信端末の通信端末情報を受信するステップと、
    前記モデレータが、前記コンテンツサーバに要求して、前記コンテンツに関するコンテンツ情報を受信するステップと、
    前記モデレータが、前記受信した通信端末情報とコンテンツ情報に基づいて、前記通信端末にどのソフトウェアモジュールが必要かを判断するステップと、
    前記モデレータが、前記通信端末に前記必要なソフトウェアモジュールを送信するステップと
    を含むことを特徴とするソフトウェアモジュール配布方法。
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