JP2010247313A - 自転車用チェーン接続具解除用工具 - Google Patents

Abstract

【課題】 自転車用チェーン接続具は既成の工具を使用し解除していたが、接続具を確実にはさむ形状になっていないため、接続具の破損、多大な労力等、不都合があった。
【解決手段】 チェーンの内側に入る厚み▲１▼であり、先端は開いた状態で接続具のリング外を通過する寸法とし、さらに他のチェーンと干渉しない寸法及び形状を有する外形形状とする。
咥え部分は接続具内のリングを包む形状▲２▼であり、接続具のリングを確実にはさみこむ。
固定用ピンを外す作動量を持つ。
以上のことを特徴とするペンチ。
【選択図】図１

Description

この発明は自転車用チェーン接続具を解除するための、ペンチ形工具に関するものである。

自転車用チェーン接続具は工具を使用せずに着脱が可能となっていたが、実際はプライヤーなどの既成の工具を使用して解除していた。

実開平７−１３５０号公報

これは次のような欠点があった。
プライヤーなどのような、チェーン幅より広い咥え部分を持つ工具を使用する場合片手で接続具部分をつまみ出しながらその外部を挟み解除する必要があった。
ラジオペンチなどのような、咥え部分が細く、チェーン内側のリングを鋏む場合、工具が開いた状態で接続具を押さえるために、ペンチから接続具が外れることがあり又、工具先端を使用するために作用点が軸から遠く多大な力を必要とした。
本発明は以上のような欠点を除くためになされたものである。

ペンチの先端は、チェーンの内側より薄く、さらに駒の間に入る寸法とする。
内側の咥え部分形状をチェーンのリングに合わせたアール形状とする。
本発明は以上の構成よりなる自転車用チェーン接続具解除用工具である。

チェーンの内側に先端が入りリングを押さえる形状のため、工具からチェーンが外れず、接続具を片手で押さえずに作業がおこなえる。
作用点が軸から近く、平行に接続具を押すため、力がいれ易く確実に解除できる。

本発明の斜視図である。 本発明の正面図である。

▲１▼は、チェーン内側に入る厚みと形状を有する先端部。
▲２▼は、チェーンのリングに合わせたアール形状を有する咥え部分。

Claims (1)

1. ペンチの先端をチェーンの内側より薄く、チェーン内部に入る厚みと形状を有し、チェーンのリングに合わせたアール形状を咥え部に設けたことを特徴とする自転車用チェーン接続具解除用工具。

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