JP2010246881A - 光源内蔵型カップリング - Google Patents

光源内蔵型カップリング Download PDF

Info

Publication number
JP2010246881A
JP2010246881A JP2009165207A JP2009165207A JP2010246881A JP 2010246881 A JP2010246881 A JP 2010246881A JP 2009165207 A JP2009165207 A JP 2009165207A JP 2009165207 A JP2009165207 A JP 2009165207A JP 2010246881 A JP2010246881 A JP 2010246881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
tube
coupling
light source
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009165207A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kawakubo
潔 川久保
Wataru Suzuki
亘 鈴木
Toshiyuki Sadohara
俊幸 佐土原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKANISHI KK
Original Assignee
NAKANISHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKANISHI KK filed Critical NAKANISHI KK
Priority to JP2009165207A priority Critical patent/JP2010246881A/ja
Priority to EP10157048A priority patent/EP2233102A3/en
Priority to US12/728,753 priority patent/US20100239997A1/en
Publication of JP2010246881A publication Critical patent/JP2010246881A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/088Illuminating devices or attachments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/18Flexible shafts; Clutches or the like; Bearings or lubricating arrangements; Drives or transmissions

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

【課題】カップリングの内部空間を最大限に有効活用して、ハンドピース本体とチューブとの接続形式を変更することなしに、LED照明装置(特に回路基板)をカップリング内部に設置する。
【解決手段】この光源内蔵型カップリング1では、光源にLED照明装置5を採用し、このLED照明装置5の回路基板7をケース11内に包囲保持して、このケース11をカップリング1の流体の通路(この場合は、排気路23)の内部に(カップリング1の軸芯方向に向けて)設置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、歯科用ハンドピースに使用する光源内蔵型カップリングに関する。
歯科用ハンドピースは、先端に切削工具やスケーラなどの歯科用工具が取り付けられ、工具を作動させるためのエアや電気などが、ハンドピース本体を通じて工具の駆動部に供給されるようになっている。この種の歯科用ハンドピースが例えば特許文献1に記載されている。この文献1のハンドピースはエアータービン方式のハンドピースで、ハンドピース本体が、工具を駆動する空気圧駆動タービンユニットを内蔵するヘッド部と、ヘッド部に連接されるネック部と、ネック部に連接されるグリップ部とを備え、このハンドピース本体内部には、先端と後端との間に給気、給水、排気などの流体通路が形成され、さらにハンドピースの先端(ヘッド部)に取り付けられる歯科用工具を臨む先端側所定の位置と後端との間に光導伝体が配設される。この場合、光導伝体の光の入射端(受光面)がハンドピース本体後端側の軸芯に配置される。そして、このハンドピース本体の後端に、カップリングを介して、給気、給水、排気など各種の流体を供給するチューブが接続され、併せて光導伝体の受光面に光源が対向配置される。この種のカップリングは、ハンドピース本体に形成された流体通路に連通可能な通路、及びハンドピース本体の光導伝体の受光面に対向可能な光源を有し、ハンドピース本体に接続可能な本体側接続部と、各種の流体を供給するチューブに連通可能な通路を有し、チューブを接続可能なチューブ側接続部とを備え、ハンドピース本体の流体通路とチューブとを接続するとともに、ハンドピース本体の光導伝体に光源を対向配置する。
特開平8−154949号公報(段落0003−段落0008、図3、図4)
近年、歯科用ハンドピースに使用する照明装置の光源に、従来のハロゲンランプなどと比べて消費電力が低く、寿命が長いLEDが注目され、その汎用性が高まっている。しかしながら、LED照明では、LEDの発光に所定の電圧(電圧変換)が必要で、LEDとともにこのLEDに電圧を制御して通電する回路基板を併せて備える必要があり、光源内蔵型のカップリングの場合、この回路基板を設置するためのスペースを新たに確保しなければならない、という課題がある。この場合、回路基板の新たな設置に伴って、カップリングにおける光源の取付位置や流体の通路の接続形式などカップリングの基本構成が変更されると、カップリングが既存のハンドピースに接続できなくなるため、既存のハンドピース(ユーザーにおいて現在使用中のハンドピースを含む。)にも適用できるように、カップリング内部の基本構成は変更しないことが好ましい。さらに、回路基板を衝撃や熱などから保護する措置を採ることが望ましい。また、この回路基板をカップリングに容易に取り付けできるようにして、製造コストの上昇を抑える必要もある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、この種の光源内蔵型カップリングにおいて、カップリングの内部空間を最大限に有効活用して、ハンドピース本体とチューブとの接続形式を変更することなしに、LED照明装置(特に回路基板)をカップリングの内部に設置すること、併せて、この回路基板を衝撃や熱などから確実に保護すること、さらに、この回路基板をカップリングに容易に取り付け可能で、製造コストの上昇を抑えること、などを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光源内蔵型カップリングは、ハンドピース本体に接続可能な本体側接続部と、各種の流体を供給するチューブに接続可能なチューブ側接続部と、前記本体側接続部と前記チューブ側接続部との間に形成され、前記ハンドピース本体に形成された流体通路と前記チューブとを連通する流体の通路と、前記本体側接続部又は前記チューブ側接続部に設置され、前記ハンドピース本体の光導伝体の受光面に対向配置される光源とを備えた光源内蔵型カップリングにおいて、前記光源に、LEDチップを有する発光部と、前記発光部に電気的に接続され、前記LEDチップを所定の電圧で通電する基板とを有するLED照明装置が採用され、当該LED照明装置の装着形式は、少なくとも前記基板が筒形形状のケースに包囲保持されて、前記流体の通路の内部に設置される、ことを要旨とする。
また、この光源内蔵型カップリングは各部に次のような構成が採用されることが好ましい。
(1)流体の通路の内部に、ケースをその長さ方向に差し込み可能にかつ前記ケースの外形に沿って保持可能に前記ケースの外形に対応する筒形形状のケース装着部を有する。
(2)ケースは片側一方の側面と片側他方の側面が異形に形成され、ケース装着部は同様に片側一方の側面と片側他方の側面が異形に形成される。
(3)ケースとケース装着部の相互に対接する任意の面にそれぞれ、前記ケース内の基板と電源とを電気的に接続するための接続部を有する。
(4)発光部と基板は分離して設置され、前記発光部は前記基板にケーブルを介して接続される。
(5)発光部と基板は一体的に設置され、前記発光部は前記基板に接続端子を介して直結される。
さらに、上記目的を達成するために、本発明の光源内蔵型カップリングは、ハンドピース本体に接続可能な本体側接続部と、各種の流体を供給するチューブに接続可能なチューブ側接続部と、前記本体側接続部と前記チューブ側接続部との間に形成され、前記ハンドピース本体に形成された流体通路と前記チューブとを連通する流体の通路と、前記本体側接続部又は前記チューブ側接続部に設置され、前記ハンドピース本体の光導伝体の受光面に対向配置される光源とを備えた光源内蔵型カップリングにおいて、前記光源に、LEDチップを有する発光部と、前記発光部に電気的に接続され、前記LEDチップを所定の電圧で通電する基板とを有するLED照明装置が採用され、当該LED照明装置の装着形式は、前記チューブ側接続部又は前記本体側接続部の外周面に前記流体の通路に干渉しない前記チューブ側接続部又は前記本体側接続部の内部空間に向けて凹部が形成され、前記基板が当該凹部内に設置されて合成樹脂材により封止される、ことを要旨とする。
また、この光源内蔵型カップリングは各部に次のような構成が採用されることが好ましい。
(1)チューブ側接続部に凹部が形成される場合、前記チューブ側接続部の本体側接続部に対向する一端と前記凹部との間、又は前記チューブ側接続部の他端と前記凹部との間、又はその両方に前記基板に電気的に接続されるケーブルの配線路が形成される。
(2)本体側接続部に凹部が形成される場合、前記本体側接続部のチューブ側接続部に対向する一端と前記凹部との間、又は前記本体側接続部の他端と前記凹部との間、又はその両方に前記基板に電気的に接続されるケーブルの配線路が形成される。
(3)発光部と基板は分離して設置され、前記発光部は前記基板にケーブルを介して接続される。
(4)発光部と基板は一体的に設置され、前記発光部は前記基板に接続端子を介して直結される。
本発明の光源内蔵型カップリングでは、上記の構成により、LED照明装置の回路基板をケース内に包囲保持して、このケースをカップリングの流体の通路(空気又は水の通路)の内部に(カップリングの軸芯方向に向けて)設置するので、カップリングにおける光源の取付位置や流体の通路の接続形式などカップリングの基本構成を変更することなしに、(LED照明装置の)回路基板をカップリングの内部に装着することができ、ハンドピース本体とチューブとの接続構造に従来と同じ形式を採ることができる。したがって、このカップリングによるLED照明装置の装着形式によれば、カップリングの内部空間を最大限に有効活用して、カップリング内部の基本構成を変更することなしに、LED照明装置の回路基板をカップリングの内部に装着することができる。また、この基板をケース内に包囲保持して、これを流体の通路(のケース装着部)に差し込んで装着するので、基板はケース内で、さらに流体の通路内で2重に保護されて、ハンドピース本体やカップリングに衝撃を受けたり、ハンドピース本体やカップリングの内部で熱が発生したりしても、この基板を確実に保護することができるうえ、この通路内を流れる流体で直接冷却することができる。さらに、この基板をケース内に包囲保持して、これを流体の通路の内部(のケース装着部)に差し込むだけで、この基板をカップリングに取り付けることができ、この基板の取付作業を簡易に行え、製造コストの上昇を抑えることができる。
さらに、本発明の光源内蔵型カップリングでは、上記の構成により、チューブ側接続部又は本体側接続部の外周面に流体の通路に干渉しないチューブ側接続部又は本体側接続部の内部空間に向けて凹部を形成し、基板を当該凹部内に設置して合成樹脂材により封止するので、カップリングにおける光源の取付位置や流体の通路の接続形式などカップリングの基本構成を変更することなしに、(LED照明装置の)回路基板をカップリングの外周面に一体的に装着することができ、ハンドピース本体とチューブとの接続構造に従来と同じ形式を採ることができる。したがって、このカップリングによるLED照明装置の装着形式によれば、カップリングの内部空間を最大限に有効活用して、カップリング内部の基本構成を変更することなしに、LED照明装置の回路基板をカップリングの外周面に一体的に装着することができる。また、この基板をチューブ側接続部又は本体側接続部の外周面に設けた凹部に設置して、これを樹脂により封止するので、基板はチューブ側接続部又は本体側接続部の外周面と樹脂により保護されて、ハンドピース本体やカップリングに衝撃を受けたり、ハンドピース本体やカップリングの内部で熱が発生したりしても、この基板を確実に保護することができる。さらに、この基板をチューブ側接続部又は本体側接続部の外周面の凹部に設置して、これを樹脂封じするだけで、この基板をカップリングに取り付けることができ、この基板の取付作業を簡易に行え、製造コストの上昇を抑えることができる。さらに、この装着形式の場合、チューブ側接続部の本体側接続部に対向する一端若しくは本体側接続部のチューブ側接続部に対向する一端と凹部との間、又はチューブ側接続部若しくは本体側接続部の他端と凹部との間、又はその両方に基板に電気的に接続されるケーブルの配線路を形成することで、発光部と回路基板をケーブルで接続したり、外部の電極端子と回路基板とをケーブルで接続したりする場合に、ケーブルの配線が容易で、回路基板の取付作業を簡易に行え、製造コストの上昇を抑えることができる。
本発明の一実施の形態における光源内蔵型カップリングの構成を示す断面斜視図 同カップリングの特にチューブ側接続部の構成を示す斜視図 同カップリングに採用されるLED照明装置の特に発光部の構成を示す断面側面図 同カップリングに採用されるLED照明装置の特に回路基板の構成を示す斜視図 同カップリングの特にLED照明装置の装着形式を示す分解斜視図 本発明のまた別の実施の形態における光源内蔵型カップリングの構成を示す当該カップリングを斜め後方から見た斜視図 同カップリングの構成を示す当該カップリングを斜め前方から見た斜視図 同カップリングの特にLED照明装置の装着形式を説明するための分解斜視図
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1乃至図5に光源内蔵型カップリング(以下、単にカップリングという。)の一実施の形態を示している。なお、この実施の形態では、エアータービン方式のハンドピースに使用するカップリングを例示している。
図1及び図2に示すように、カップリング1は、ハンドピース本体に形成された流体通路に連通可能な通路、この場合、給気路22、排気路23、チップエアー通路24、給水路25、及び光導伝体の受光面に対向配置される光源を有し、ハンドピース本体に接続可能な本体側接続部10と、各種の流体を供給するチューブに連通可能な通路、この場合、給気路22、排気路23、チップエアー通路24、給水路25を有し、チューブを接続可能なチューブ側接続部20とを備え、これら本体側接続部10とチューブ側接続部20が連結手段(40)を介して連結され、本体側接続部10及びチューブ側接続部20の各流体の通路(すなわち、給気路22、排気路23、チップエアー通路24、給水路25)が連通される。光源は本体側接続部10の先端に取り付けられる。そして、このカップリング1の本体側接続部10にハンドピース本体が接続され、チューブ側接続部20にチューブが接続されて、ハンドピース本体の流体通路とチューブが接続され、ハンドピース本体から導出された光導伝体に光源が対向配置される。なお、この場合、カップリング1は本体側接続部10とチューブ側接続部20が、周知のねじ式の連結リング40により締結されて連接される。また、このカップリング1とハンドピース本体との接続構造に周知のカプラー方式が採用され、カップリング1の本体側接続部10はハンドピース本体(の後端)に差し込むだけで接続される。また、このカップリング1とチューブとの接続構造は周知の押えねじ方式が採用され、チューブはカップリング1のチューブ側接続部20に差し込まれ、このチューブに通されたチューブナット(図示省略)がチューブ側接続部20のねじ21に締め込まれて接続される。
図1に示すように、このカップリング1では、光源にLED照明装置5が採用される。このLED照明装置5は、LEDチップ(LED素子)を有する発光部6と、発光部6に電気的に接続され、LEDチップを所定の電圧で通電する回路基板7とを備えて構成される。この場合、発光部6は、図3に示すように、筒状のケース60内に先端面からLED素子61、基板62、端子63、64が順次配置されて構成される。ケース60は全体が透明な合成樹脂材料により円筒状に形成され、先端面が平面状に形成されて閉塞され、これがLED素子61のカバーで発光面601になっている。また、ケース60の後端面は開口603になっている。なお、このケース60の内周面には先端面側に全周方向に凸段部が設けられて、先端面の内側に矩形状の凹部602が形成される。LED素子61はケース60の先端面内に配置可能にケース60の内径よりも小さい矩形状のチップとして形成され、ケース60の先端面内の矩形状の凹部602内に嵌め込まれる。基板62はケース60内に配置可能にケース60の内径よりも小さく、LED素子61よりも少し大きい略円形に形成され、その外周には相互に対向する2箇所に係止溝が円弧状に切り欠かれる。一方の端子63はカソード(陰極)端子で、ケース60内に配置可能にケース60の内径より少し小さい小径部と、この小径部に連続して、ケース60の内径と略同じか僅かに小さい大径部とを有し、全体が段付きの略円筒状に形成される。そして、小径部側の開口端面の外周には相互に対向する2箇所に基板62の各係止溝に係合可能な係止爪が突出形成され、さらに、これらの係止爪に対して90度方向の位置にそれぞれ凹部が形成される。また、大径部の外周面は凹凸状に形成される。このようにしてカソード端子63の小径部の開口端面上に基板62が、開口端面側の各係止爪と基板62側の各係止溝とを係合されて、支持される。他方の端子64はアノード(陽極)端子で、カソード端子63の軸芯上に配置可能に全体がピン状に形成され、また一端にフランジが形成され、他端にテーパが付けられる。このアノード端子64は端子台65を介してカソード端子63内に組み込まれる。この端子台65は絶縁材からなり、カソード端子63の小径部内に嵌合可能に形成され、一端面にアノード端子64のフランジが嵌合可能な凹部が併せて形成される。このようにしてアノード端子64は端子台65の軸芯上に通され、フランジが(端子台65の)一端面の凹部内に支持され、他端が(端子台65の)他端面から突出される。このアノード端子64は端子台65がカソード端子63の小径部内に一体的に嵌め込まれてカソード端子63内の軸芯上に配置され、一端のフランジが基板62に接続される。このようにケース60内に発光面601からLED素子61、基板62、カソード端子63及びアノード端子64が組み立てられる。回路基板7は、図4に示すように、全体が略矩形状に構成され、一方の側面の一端部に発光部6側の端子63、64と接続される回路基板7側の接続端子71を備え、同側面の他端部に電源に接続されるコネクタ73、73を備える。この場合、回路基板側の接続端子71にはケーブル72が接続される(図5参照)。コネクタ73、73はソケット式のコネクタで、この場合、コネクタ73、73は全体が半円筒状に形成され、その平坦側面にピン挿通孔730、730が他方の面に向けて貫通形成され、回路基板7の一方の側面の他端部に突設される。
図1及び図5に示すように、このLED照明装置5の装着形式は、発光部6と回路基板7が分離され、発光部6が本体側接続部10の先端に取り付けられ、回路基板7が筒形形状のケース11に包囲保持されて、カップリング1内部の流体の通路(23)の内部に設置され、発光部6はケース11内の回路基板7にケーブル72を介して接続される。
この場合、本体側接続部10の先端に発光部6(の各端子63、64)を接続するためのソケット式の接続端子8が装着される。このソケット式の接続端子8は2重の円筒構造になっていて、内側の接続端子81が発光部6のアノード端子64が挿着可能に小径の円筒状に形成され、外側の接続端子82が内側の接続端子81の外側に絶縁部材を介して重ねて配置され、発光部6のカソード端子63の内周面が被着可能に大径の円筒状に形成され、そして、外側の接続端子82の接続端側が複数の分割片からなり、外周方向から内周方向への外力により内方に向けて圧縮可能に、また当該外力の解除により初期の状態に弾性復帰可能に形成される。この接続端子8はケーブル72が接続されて本体側接続部10の先端に装着され、ケーブル72が本体側接続部10内部を通されて本体側接続部10の後端へ延ばされる。かかる本体側接続部10側の接続端子8に対して、発光部6の各端子63、64を差し込むだけで、両者は接続される。すなわち、発光部6の各端子63、64を本体側接続部10の接続端子8の上から差し込むことにより、発光部6のアノード端子64が本体側接続部10の内側の接続端子81の円筒形状内に挿通されて接続されるとともに、カソード端子63(の大径部)が外側の接続端子82の外周面に被着圧接されて接続され、この状態がカソード端子63(の大径部)と外側の接続端子82との弾性係合により保持される。また、この接続に際し、カソード端子63とアノード端子64の形状が異なることで、電極端子の極性が明確に区別され、本体側接続部10の接続端子8に極性を誤って接続されることがない。
また、回路基板7を包囲保持するケース11は、回路基板7をその外形に沿って包囲可能な筒形形状に形成される。この場合、ケース11の片側一方の側面12がカップリング1の内周面に沿う円弧状に片側他方の側面13が平面状に、両側面12、13が異形に形成される。また、ケース11の一端に開口14a及びケーブル挿通口14bが形成される。ケース11の他端は閉塞され、回路基板7の他端部に対応する位置に溝部15、15が形成されて、そこにソケット式のコネクタ73、73を突出配置するためのコネクタ挿通孔が穿設される。なお、このケース11の一端の開口14aはクッション材16を介して、又は蓋により閉じられる。このようにして回路基板7は他端側からケース11の一端開口14aに挿通されてケース11内に収容される。この場合、本体側接続部10先端の接続端子8から延ばされたケーブル72がケース11一端のケーブル挿通口14bを通じて回路基板7の一端の接続端子71に接続され、このケース11他端のコネクタ挿通孔から回路基板7のコネクタ73、73がケース11外部の溝部15、15内に突出される。このケース11はカップリング1内部の流体の通路として、排気路23の内部に設置される。このカップリング1の場合、チューブ側接続部20の排気路23の内部にケース装着部230を備える。ケース装着部230は本体側接続部10に接続されるチューブ側接続部20の開口端面に露出される排気路23の開口231から、ケース11をその長さ方向に差し込み可能にかつケース11の外形に沿って保持可能にケース11の外形に対応する筒形形状に形成され、特に、ケース11の片側一方の側面12に対応する(内)側面232がカップリング1の内周面で円弧状に、片側他方の側面13に対応する(内)側面233が平面状に、両(内)側面232、233が異形に形成される。また、このケース装着部230には、ケース装着部230の内面とケース11の外面との相互に対接する任意の面にそれぞれ、ケース11内の回路基板7と電源とを電気的に接続するための接続部234が併せて設けられる。このケース11の場合、既述のとおり、ケース11他端のコネクタ挿通孔から回路基板7のコネクタ73、73がケース11外部の溝部15、15内に突出されることから、このコネクタ73、73に対応して、ケース装着部230の奥側端に電極ピン挿着部235、235が形成され、この電極ピン挿着部235、235に電源に接続される電極ピン236、236が挿着されて、チューブ側接続部20の後端面の排気管237から突出される。このようにして回路基板7が収容されたケース11はケース11の外形をケース装着部230の内面形状に合わせて、コネクタ73、73側から、ケース装着部230の一端開口231に差し込まれて、ケース装着部230の内部に嵌め込まれる。そして、このケース11の嵌め込みにより、ケース11他端のコネクタ73、73とケース装着部230の奥側端の電極ピン236、236が連結されて電気的に接続される。
このようにカップリング1はLED照明装置5の発光部6が本体側接続部10の先端に装着され、回路基板7が筒形形状のケース11に包囲保持されて、カップリング1内部の排気路23の内部に設置されたことにより、LED照明装置5の回路基板7の新たな設置に伴って、発光部6の取付位置や流体の通路22、23、24、25の接続形式などのカップリング1の基本構成を変更する必要がなく、既存のエアータービン方式のハンドピースに従来と同様に使用することができる。すなわち、ハンドピース本体は内部(の後端と先端との間)に給気、排気、給水など各種の流体を通す流体通路が形成され、このハンドピース本体の先端に取り付けられる歯科用工具を臨む先端側所定の位置と後端側所定の位置との間に光ファイバー(光導伝体)が配設されて、その光の入射端(受光面)がハンドピース本体の後端側の軸芯上に配置されており、カップリング1のチューブ側接続部20に給気、排気、給水など各種の流体を供給するチューブを接続して、このカップリング1の本体側接続部10をハンドピース本体に後端から差し込んで挿着することにより、ハンドピース本体の給気、排気、給水など各種の流体を通す流体通路と給気、排気、給水など各種の流体を供給するチューブが接続されるとともに、このハンドピース本体の後端側の軸芯上に配置された光ファイバーの受光面に、本体側接続部10の先端に装着された発光部6が対向配置される。このようにしてLED照明装置5の発光部6を回路基板7を介して通電すると、発光部6が発光し、この光が光ファイバーの受光面に照射される。
以上説明したように、このカップリング1では、光源にLED照明装置5を採用し、このLED照明装置5の回路基板7をケース11内に包囲保持して、このケース11をカップリング1の流体の通路(この場合は、排気路23)の内部に(カップリング1の軸芯方向に向けて)設置するので、カップリング1における発光部6の取付位置や流体の通路(22、23、24、25)の接続形式などのカップリング1の基本構成を変更することなしに、(LED照明装置5の)回路基板7をカップリング1の内部に装着することができ、ハンドピース本体とチューブとの接続構造に従来と同じ形式を採ることができる。したがって、このカップリング1によるLED照明装置5の装着形式によれば、カップリング1の内部空間を最大限に有効活用して、カップリング1内部の基本構成を変更することなしに、LED照明装置5の回路基板7をカップリング1の内部に装着することができ、このカップリング1を従来の照明装置を備えた各種の歯科用ハンドピースにも同様に適用することができる。また、この回路基板7をケース11内に包囲保持して、これを流体の通路23(のケース装着部230)に差し込んで装着するので、回路基板7はケース11内で、さらに流体の通路23内で2重に保護されて、ハンドピース本体やカップリングに衝撃を受けたり、ハンドピース本体やカップリングの内部で熱が発生したりしても、この回路基板7を確実に保護することができるうえ、この通路23内を流れる流体(空気)で直接冷却することができ、部品の寿命を長く維持することができる。さらに、この回路基板7をケース11内に包囲保持して、これを流体の通路23の内部(のケース装着部230)に差し込むだけで、この回路基板7をカップリング1に取り付けることができるので、この回路基板7の取付作業を簡易に行え、製造コストの上昇を抑えることができる。
また、このカップリング1では、流体の通路23の内部に、ケース11をその長さ方向に差し込み可能にかつケース11の外形に沿って保持可能にケース11の外形に対応する筒形形状のケース装着部230を設けたので、回路基板7を保持したケース11を流体の通路23内に容易に差し込むことができ、また、このケース11を流体の通路23内に安定して設置することができる。
さらに、このカップリング1では、ケース11の片側一方の側面12と片側他方の側面13を異形に形成し、ケース装着部230を同様に片側一方の(内)側面232と片側他方の(内)側面233を異形に形成したので、ケース11のケース装着部230に対する差し込み方向を案内し、位置決めすることができ、これにより、ケース11(回路基板7)の流体の通路230における取り付け作業を容易にして、ケース11(回路基板7)を誤った方向に取り付けることなく、流体の通路23内の所定の位置に正しく設置することができ、併せてケース11(回路基板7)のガタツキを確実に防止することができる。このようにして回路基板7が正しい位置に、安定した状態に設置されることで、LEDに色ムラを生じさせることなく発光させることができ、品質の向上を図ることができる。
またさらに、このカップリング1では、ケース11とケース装着部230の相互に対接する任意の面にそれぞれ、ケース11内の回路基板7と電源とを電気的に接続するための接続部234を設けたので、ケース11(回路基板7)を流体の通路23内に差し込むだけの簡易な作業で、回路基板7と電源とを電気的に接続することができる。また、カップリング1におけるLED照明装置5、回路基板7はコネクタ接続で交換可能な構成であるため、発光色など特性の異なるLED素子への変更、回路基板7の変更に柔軟に対応することができる。
なお、この実施の形態では、回路基板7を包囲保持するケース11を排気路23に設置するようにしたが、他の流体の通路、すなわち給気路22、さらにチップエアー通路24、給水路25に設置することも可能である。なお、水の通路の場合は、ケース装着部に防水構造を採る必要がある。
また、この実施の形態では、ケース11をカップリング1のチューブ側接続部20の流体の通路(23)に設置したが、このケース11の設置位置はチューブ側接続部20、本体側接続部10のいずれでもよく、これらチューブ側接続部20と本体側接続部10との間でもよく、この設置位置はカップリング1全体の構造により適宜決定すればよい。さらに、この実施の形態では、発光部6と回路基板7を分離して設置するようにしたが、発光部6と回路基板7を一体的に設置し、発光部6を回路基板7に接続端子を介して直結するようにしてもよく、この場合でも、このLED照明装置5の装着形式を上記と同様に適用することができ、上記と同様の作用効果を奏することができる。
図6及び図7にカップリングのまた別の実施の形態を示している。なお、この実施の形態では、カップリング1はハンドピース本体に接続可能な本体側接続部と、各種の流体を供給するチューブに接続可能なチューブ側接続部と、本体側接続部とチューブ側接続部との間に形成され、ハンドピース本体に形成された流体通路とチューブとを連通する流体の通路と、本体側接続部又はチューブ側接続部に設置され、ハンドピース本体の光導伝体の受光面に対向配置される光源とを備える点、光源にLED照明装置が採用される点は、上記実施の形態と同様で既述のとおりであり、LED照明装置の装着形式が上記実施の形態と異なるので、ここでは、このLED照明装置の装着形式についてのみ説明する。
図6及び図7に示すように、このLED照明装置5の装着形式は、発光部(6)(図1参照)と回路基板7が分離され、発光部(6)が本体側接続部(10)の先端に取り付けられ、回路基板7がチューブ側接続部30の外周面31に形成された凹部32に設置されて合成樹脂材35により封止され、発光部(6)は凹部32内部に樹脂封じされる回路基板7にケーブルを介して接続される。この実施の形態の場合、発光部(6)の装着形式は上記実施の形態と同様で既述のとおりであり、回路基板7の装着形式が上記実施の形態と異なるので、ここでは発光部(6)の装着形式の説明を省略し、回路基板7の装着形式についてのみ説明を行う。
チューブ側接続部30の外周面31には各種の流体の通路(給気路、排気路、チップエアー通路、給水路)に干渉しないチューブ側接続部30の内部空間に向けて凹部32が形成される。この場合、チューブ側接続部30の外周面31で(チューブ側接続部30の)内部において流体の通路などが通されないデッドスペースになっている空間に対応する位置、この場合、本体側接続部に対向する一端に近接して当該一端側の所定の範囲に、当該空間に向けて凹部32が形成される。この凹部32は断面略コ字形に形成されて、チューブ側接続部30の軸方向と略平行な底面321と、この底面321の一端側でチューブ側接続部30の本体側接続部に対向する一端面に近接して当該一端面と略平行な片側一方の端面322と、この底面321の他端側でチューブ側接続部30の本体側接続部に対向する一端面から離れて当該一端面と略平行な片側他方の端面323の3面からなる。また、この場合、チューブ側接続部30の一端面と凹部32(の片側一方の端面322)との間に回路基板7に電気的に接続されるケーブルの配線用溝(ケーブルの配線路)331が形成され、チューブ側接続部30の他端面と凹部32の(片側他方の端面323)との間に回路基板7に電気的に接続されるケーブルの配線用穴(ケーブルの配線路)332が形成される。このようにして、図8(1)に示すように、ケーブルの配線用穴332に電源用のケーブル34が通され、そのケーブル端に連結され(電源に接続され)る電極ピン341がチューブ側接続部30の後端面から突出され、このケーブル34に回路基板7が接続される。この場合、ケーブル34の接続端が、図8(2)に示すように、回路基板7の表面側から回路上に形成されたスルーホールに通されて回路基板7にはんだ付けにより接続される。この回路基板7は、図8(3)に示すように、表面側を外向き(図8(3)において上向き)にしながらケーブル34の下(チューブ側接続部30の凹部底面321側)に潜り込まされてチューブ側接続部30の凹部32上に設置され、これにより、図8(4)に示すように、チューブ側接続部30の凹部32に回路基板7が設置され、この回路基板7の上に凹部32の片側他方の端面323のケーブルの配線用穴332から通されたケーブル34がチューブ側接続部30の軸方向に向けて配線され回路基板7に接続される。また、本体側接続部先端の接続端子から延ばされたケーブルはチューブ側接続部30一端の配線用溝331を通して配線され、回路基板7の一端の接続端子71に接続される。そして、この状態で、チューブ側接続部30の凹部32が回路基板7とともに合成樹脂材35により封じられる。
このようにカップリング1はLED照明装置5の発光部(6)が本体側接続部の先端に装着され、チューブ側接続部30の外周面31に各種の流体の通路に干渉しないチューブ側接続部30の内部空間に向けて凹部32が形成され、回路基板7が当該凹部32内に設置されて合成樹脂材35により封止されることにより、LED照明装置5の回路基板7の新たな設置に伴って、発光部(6)の取付位置や各種の流体の通路の接続形式などのカップリング1の基本構成を変更する必要がなく、既存のエアータービン方式のハンドピースに従来と同様に使用することができる。すなわち、ハンドピース本体は内部(の後端と先端との間)に給気、排気、給水など各種の流体を通す流体通路が形成され、このハンドピース本体の先端に取り付けられる歯科用工具を臨む先端側所定の位置と後端側所定の位置との間に光ファイバー(光導伝体)が配設されて、その光の入射端(受光面)がハンドピース本体の後端側の軸芯上に配置されており、カップリング1のチューブ側接続部30に給気、排気、給水など各種の流体を供給するチューブを接続して、このカップリング1の本体側接続部をハンドピース本体に後端から差し込んで挿着することにより、ハンドピース本体の給気、排気、給水など各種の流体を通す流体通路と給気、排気、給水など各種の流体を供給するチューブが接続されるとともに、このハンドピース本体の後端側の軸芯上に配置された光ファイバーの受光面に、本体側接続部の先端に装着された発光部(6)が対向配置される。このようにしてLED照明装置5の発光部(6)を回路基板7を介して通電すると、発光部(6)が発光し、この光が光ファイバーの受光面に照射される。
以上説明したように、このカップリング1では、光源にLED照明装置5を採用し、このLED照明装置5の回路基板7をチューブ側接続部30の外周面31に各種の流体の通路に干渉しないチューブ側接続部30の内部空間に向けて凹部32を形成し、回路基板7を当該凹部32内に設置して合成樹脂材35により封止するので、カップリング1における発光部(6)の取付位置や流体の通路の接続形式などのカップリング1の基本構成を変更することなしに、(LED照明装置5の)回路基板7をカップリング1の外周面31に一体的に装着することができ、ハンドピース本体とチューブとの接続構造に従来と同じ形式を採ることができる。したがって、このカップリング1によるLED照明装置5の装着形式によれば、カップリング1の内部空間を最大限に有効活用して、カップリング1内部の基本構成を変更することなしに、LED照明装置5の回路基板7をカップリング1の外周面31に一体化することができ、このカップリング1を従来の照明装置を備えた各種の歯科用ハンドピースにも同様に適用することができる。また、この回路基板7をチューブ側接続部30の外周面31に設けた凹部32に設置して、これを樹脂により封止するので、ハンドピース本体やカップリングに衝撃を受けたり、ハンドピース本体やカップリングの内部で熱が発生したりしても、この回路基板7を確実に保護することができ、部品の寿命を長く維持することができる。さらに、この回路基板7をチューブ側接続部30の凹部32に設置して、これを樹脂により封止するだけなので、この回路基板7の取付作業を簡易に行え、製造コストの上昇を抑えることができる。特に、この装着形式の場合、チューブ側接続部30の本体側接続部に対向する一端面と凹部32の片側一方の端面322との間にケーブルの配線用溝331を設け、チューブ側接続部30の他端面と凹部32の片側他方の端面323との間にケーブルの配線用穴332を設けたので、発光部(6)と回路基板7をケーブルで接続したり、外部の電極ピン341と回路基板7とをケーブルで接続したりする場合に、ケーブルの配線が容易で、回路基板7の取付作業を簡易に行え、製造コストの上昇を抑えることができる。
なお、この実施の形態では、カップリング1のチューブ側接続部30に凹部32を形成して、この凹部32に回路基板7を樹脂封じしたが、この凹部32、さらにこれに併設するケーブルの配線路331、332の位置はチューブ側接続部30、本体側接続部のいずれでもよく、これらの位置はカップリング1全体の構造により適宜決定すればよい。また、この実施の形態では、チューブ側接続部30の本体側接続部に対向する一端面と凹部32の片側一方の端面との間、及びチューブ側接続部30の他端面と凹部32の片側他方の端面との間の両方に、ケーブルの配線路331、332を設けたが、例えば、発光部と回路基板が一体的に設置され、発光部が回路基板に接続端子を介して直結される場合には、チューブ側接続部30の本体側接続部に対向する一端面と凹部32の片側一方の端面との間にケーブルの配線路は不要であり、ケーブルの配線路はカップリング1全体の構造により適宜変更し得るものである。さらに、この実施の形態では、発光部と回路基板を分離して設置するようにしたが、上記のとおり、発光部と回路基板を一体的に設置し、発光部を基板に接続端子を介して直結するようにしてもよく、この場合でも、このLED照明装置5の装着形式を上記と同様に適用することができ、上記と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記各実施の形態では、エアータービン方式のハンドピースに使用するカップリングについて例示したが、この発明は、ハンドピースの種類を限定するものではなく、歯科用として使用され、空気や水などの流体の通路を有するハンドピースに広く適用することができる。
1 カップリング
10 本体側接続部
11 ケース
12 側面
13 側面
14a 開口
14b ケーブル挿通口
15 溝部
16 クッション材
20 チューブ側接続部
21 ねじ
22 給気路
23 排気路
230 ケース装着部
231 開口
232 (内)側面
233 (内)側面
234 接続部
235 電極ピン挿着部
236 電極ピン
237 排気管
24 チップエアー通路
25 給水路
30 チューブ側接続部
31 外周面
32 凹部
321 底面
322 片側一方の端面
323 片側他方の端面
331 ケーブルの配線用溝(ケーブルの配線路)
332 ケーブルの配線用穴(ケーブルの配線路)
34 ケーブル
341 電極ピン
35 合成樹脂材
40 連結リング
5 LED照明装置
6 発光部
60 ケース
601 発光面
602 凹部
603 開口
61 LED素子
62 基板
63 端子(カソード端子)
64 端子(アノード端子)
65 端子台
7 回路基板
71 接続端子
72 ケーブル
73 コネクタ
730 ピン挿通孔
8 接続端子
81 内側の接続端子
82 外側の接続端子

Claims (9)

  1. ハンドピース本体に接続可能な本体側接続部と、各種の流体を供給するチューブに接続可能なチューブ側接続部と、前記本体側接続部と前記チューブ側接続部との間に形成され、前記ハンドピース本体に形成された流体通路と前記チューブとを連通する流体の通路と、前記本体側接続部又は前記チューブ側接続部に設置され、前記ハンドピース本体の光導伝体の受光面に対向配置される光源とを備えた光源内蔵型カップリングにおいて、
    前記光源に、LEDチップを有する発光部と、前記発光部に電気的に接続され、前記LEDチップを所定の電圧で通電する基板とを有するLED照明装置が採用され、
    当該LED照明装置の装着形式は、少なくとも前記基板が筒形形状のケースに包囲保持されて、前記流体の通路の内部に設置される、
    ことを特徴とする光源内蔵型カップリング。
  2. 流体の通路の内部に、ケースをその長さ方向に差し込み可能にかつ前記ケースの外形に沿って保持可能に前記ケースの外形に対応する筒形形状のケース装着部を有する請求項1に記載の光源内蔵型カップリング。
  3. ケースは片側一方の側面と片側他方の側面が異形に形成され、ケース装着部は同様に片側一方の側面と片側他方の側面が異形に形成される請求項1又は2に記載の光源内蔵型カップリング。
  4. ケースとケース装着部の相互に対接する任意の面にそれぞれ、前記ケース内の基板と電源とを電気的に接続するための接続部を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の光源内蔵型カップリング。
  5. ハンドピース本体に接続可能な本体側接続部と、各種の流体を供給するチューブに接続可能なチューブ側接続部と、前記本体側接続部と前記チューブ側接続部との間に形成され、前記ハンドピース本体に形成された流体通路と前記チューブとを連通する流体の通路と、前記本体側接続部又は前記チューブ側接続部に設置され、前記ハンドピース本体の光導伝体の受光面に対向配置される光源とを備えた光源内蔵型カップリングにおいて、
    前記光源に、LEDチップを有する発光部と、前記発光部に電気的に接続され、前記LEDチップを所定の電圧で通電する基板とを有するLED照明装置が採用され、
    当該LED照明装置の装着形式は、前記チューブ側接続部又は前記本体側接続部の外周面に前記流体の通路に干渉しない前記チューブ側接続部又は前記本体側接続部の内部空間に向けて凹部が形成され、前記基板が当該凹部内に設置されて合成樹脂材により封止される、
    ことを特徴とする光源内蔵型カップリング。
  6. チューブ側接続部に凹部が形成される場合、前記チューブ側接続部の本体側接続部に対向する一端と前記凹部との間、又は前記チューブ側接続部の他端と前記凹部との間、又はその両方に前記基板に電気的に接続されるケーブルの配線路が形成される請求項5に記載の光源内蔵型カップリング。
  7. 本体側接続部に凹部が形成される場合、前記本体側接続部のチューブ側接続部に対向する一端と前記凹部との間、又は前記本体側接続部の他端と前記凹部との間、又はその両方に前記基板に電気的に接続されるケーブルの配線路が形成される請求項5に記載の光源内蔵型カップリング。
  8. 発光部と基板は分離して設置され、前記発光部は前記基板にケーブルを介して接続される請求項1乃至7のいずれかに記載の光源内蔵型カップリング。
  9. 発光部と基板は一体的に設置され、前記発光部は前記基板に接続端子を介して直結される請求項1乃至7のいずれかに記載の光源内蔵型カップリング。
JP2009165207A 2009-03-23 2009-07-14 光源内蔵型カップリング Pending JP2010246881A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009165207A JP2010246881A (ja) 2009-03-23 2009-07-14 光源内蔵型カップリング
EP10157048A EP2233102A3 (en) 2009-03-23 2010-03-19 Coupling with built-in light source
US12/728,753 US20100239997A1 (en) 2009-03-23 2010-03-22 Coupling with built-in light source

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009069600 2009-03-23
JP2009165207A JP2010246881A (ja) 2009-03-23 2009-07-14 光源内蔵型カップリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010246881A true JP2010246881A (ja) 2010-11-04

Family

ID=42235743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009165207A Pending JP2010246881A (ja) 2009-03-23 2009-07-14 光源内蔵型カップリング

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20100239997A1 (ja)
EP (1) EP2233102A3 (ja)
JP (1) JP2010246881A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822579A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Tokyo Metropolis 交流用ledランプ
JP2004355852A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Morita Mfg Co Ltd 医療用光照射装置
JP2005193012A (ja) * 2003-12-08 2005-07-21 Morita Mfg Co Ltd 歯科診療装置
JP2008307248A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Morita Mfg Co Ltd 接続部材及び歯科用ハンドピース装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3215255C2 (de) * 1982-04-23 1995-08-31 Kaltenbach & Voigt Zahnärztliche Handstückeinrichtung
JPS6043309U (ja) * 1983-08-31 1985-03-27 株式会社 中西歯科器械製作所 光学ハンドピ−ス
US5033960A (en) * 1990-11-05 1991-07-23 Midwest Dental Products Corporation Dental handpiece connector assembly with replaceable air-cooled lamp and insertion/extraction tool therefor
US5476379A (en) * 1993-11-04 1995-12-19 Disel; Jimmy D. Illumination system and connector assembly for a dental handpiece
JP3091380B2 (ja) 1994-12-09 2000-09-25 株式会社モリタ製作所 直線状光導伝体を有する医療用照光ハンドピース
US6200134B1 (en) * 1998-01-20 2001-03-13 Kerr Corporation Apparatus and method for curing materials with radiation
US6102696A (en) * 1999-04-30 2000-08-15 Osterwalder; J. Martin Apparatus for curing resin in dentistry
EP1090608A1 (en) * 1999-10-08 2001-04-11 Mectron S.R.L. A dental handpiece for the polymerization of photosetting compounds or resins
DE19963706C5 (de) * 1999-12-29 2012-09-06 Kaltenbach & Voigt Gmbh Verfahren zur Herstellung und Montage eines Beleuchtungskörpers für ein medizinisches oder dentalmedizinisches Handstück
EP1314402B1 (en) * 2001-11-22 2005-06-29 Mectron S.R.L. Optical system for a dental Handpiece for polymerization of photosetting compounds or resins
US20050282102A1 (en) * 2004-06-16 2005-12-22 Cms-Dental Aps Kit for use by dental professionals
US7371066B2 (en) * 2004-09-15 2008-05-13 Miltex, Inc. Illuminated dental examination instrument
US7857619B2 (en) * 2005-02-26 2010-12-28 Yongqian Liu LED curing light having fresnel lenses
US20070128577A1 (en) * 2005-12-05 2007-06-07 Ultradent Products, Inc. Dental curing lights including a capacitor power source
EP1932489B1 (de) * 2006-11-30 2019-07-03 W & H Dentalwerk Bürmoos GmbH Medizinisches Handstück mit Beleuchtungsvorrichtung

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822579A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Tokyo Metropolis 交流用ledランプ
JP2004355852A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Morita Mfg Co Ltd 医療用光照射装置
JP2005193012A (ja) * 2003-12-08 2005-07-21 Morita Mfg Co Ltd 歯科診療装置
JP2008307248A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Morita Mfg Co Ltd 接続部材及び歯科用ハンドピース装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2233102A3 (en) 2012-07-11
EP2233102A2 (en) 2010-09-29
US20100239997A1 (en) 2010-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6180052B2 (ja) Ledランプ
CN101960204B (zh) 用于led插座的集成led驱动器
US10066814B2 (en) Solid state lighting assembly
US20030189828A1 (en) Snap together automotive led lamp assembly
US20150247632A1 (en) Modular Light Probe
JP5662065B2 (ja) 直管形ランプおよび照明装置
US20140286004A1 (en) Lamp Tubes
US20090080201A1 (en) Waterproof module for led lamp
JP2011198709A (ja) 光源、ランプソケット及びランプソケットを用いた照明器具
JP2012133964A (ja) Ledユニットおよびそれを用いた照明器具
JP2011243392A (ja) ランプ装置および照明器具
JP4360960B2 (ja) Led光源装置
KR20080034688A (ko) 조명등용 전원 연결장치
JP5591154B2 (ja) コネクタカバー付ソケットおよび照明器具および照明装置
KR20090102026A (ko) 안전절연 전구형 엘이디 조명기구
JP2010246881A (ja) 光源内蔵型カップリング
JP5420929B2 (ja) 光源付きカップリング
JP5834220B2 (ja) ランプ及び照明装置
KR20100100658A (ko) 발광 장치
JP2011130860A (ja) 発光装置および歯科用ハンドピース装置
KR101175360B1 (ko) Led 램프
JP5636249B2 (ja) ランプ及び照明装置
JP4805060B2 (ja) フラッシュランプ
JP3147979U (ja) 無極性ledランプ
JP4425151B2 (ja) Led照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130903