JP2010246604A - 遊技機、プログラムおよび移動方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予め定められた位置に一部が存在する状態を含む第1の駆動領域と、当該位置に当該一部が存在しない第2の駆動領域とを移動する装飾文字と、装飾文字を駆動するモータと、第1の駆動領域および第2の駆動領域の一方から他方への装飾文字の移動を検出するセンサと、センサが第2の駆動領域から第1の駆動領域への装飾文字の移動を認識したとき、装飾文字の一部が予め定められた位置に存在するまでの第1の移動指示をモータに対して与えるランプ制御部と、を備える。
【選択図】図8
Description
また、前記認識手段(520,320)は、前記可動体の位置を検出する検出手段520を備え、前記可動体501が前記第2の駆動領域に位置している場合に、当該可動体501の前記第1の駆動領域への移動を前記検出手段520が検出するまで当該可動体501を移動させる通常駆動指示を前記駆動手段510に対して与える通常駆動指示手段320をさらに備えることが好適である。
また、前記認識手段510は、前記可動体501の位置を検出する検出手段520を備え、前記逆駆動指示手段320は、前記可動体501の前記第2の駆動領域への移動を前記検出手段520が検出するまで当該可動体501を移動させる逆駆動指示を前記駆動手段510に対して与えることが好適である。
図1は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150と、を備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
本実施の形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に図柄により報知したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による予告演出を表示したりする。
また、本実施の形態では、遊技盤110の前面に、各種の演出に用いられる盤ランプ116を備えている。盤ランプ116は、発光することで光による各種の演出を行う。
なお、本実施の形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例や他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施の形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施の形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
次に、パチンコ遊技機100での動作制御や信号処理を行う制御ユニットについて説明する。
図2は、制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物115を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。
遊技制御部200は、内部抽選および当選の判定等といった払い出し賞球数に関連する各種制御を行う際の演算処理を行うCPU201と、CPU201にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM202と、CPU201の作業用メモリ等として用いられるRAM203と、を備えている。
遊技制御部200は、第1始動口121または第2始動口122に遊技球が入賞すると特別図柄抽選を行い、特別図柄抽選での当選か否かの判定結果を演出制御部300に送る。また、特別図柄抽選時の当選確率の変動設定(例えば300分の1から30分の1への変動設定)、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間の短縮設定、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間の短縮設定を行い、設定内容を演出制御部300に送る。
さらに、遊技制御部200は、電動チューリップ123の羽根の開時間の延長、および電動チューリップ123の羽根が開く回数の設定、さらには羽根が開く際の開閉動作間隔の設定を制御する。また、遊技球が連続的に第1始動口121または第2始動口122へ入賞したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留や、遊技球が連続的にゲート124を通過したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留を設定する。
また、遊技制御部200は、特別図柄抽選の結果に応じて、大入賞口125が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで突出傾斜して開状態を維持するラウンドを所定回数(例えば15回または2回)だけ繰り返すように制御する。さらには、大入賞口125が開く際の開閉動作間隔を制御する。
払出制御部400が遊技制御部200の指示に従って賞球の払い出しを行った場合には、遊技制御部200は、払い出した賞球の個数に関する情報を払出制御部400から取得する。それにより、払い出した賞球の個数を管理する。
また、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選(大当たり抽選)の未抽選分の保留個数を限度個数内(例えば4個)で表示する第1特別図柄保留表示器(不図示)、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する第2特別図柄保留表示器(不図示)などの各種表示器が接続されている。
次に、演出制御部300は、演出を制御する際の演算処理を行うCPU301と、CPU301にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM302と、CPU301の作業用メモリ等として用いられるRAM303と、日時を計測するリアルタイムクロック(RTC)304と、を備えている。
演出制御部300は、例えば遊技制御部200から送られる特別図柄抽選での当選か否かの判定結果に基づいて、演出内容を設定する。また、遊技が所定期間中断された場合には、演出の一つとして客待ち用の画面表示の設定を指示する。
また、演出制御部300は、設定した演出内容の実行を指示するコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送る。
画像/音響制御部310は、演出内容を表現する画像および音響を制御する際の演算処理を行うCPU311と、CPU311にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM312と、CPU311の作業用メモリ等として用いられるRAM313と、を備えている。
そして、画像/音響制御部310は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、画像表示部114に表示する画像およびスピーカ156から出力する音響を制御する。
具体的には、画像/音響制御部310のROM312には、画像表示部114において遊技中に表示する図柄画像や背景画像、遊技者に抽選結果を報知するための装飾図柄、遊技者に予告演出を表示するためのキャラクタやアイテム等といった画像データが記憶されている。さらには、画像データと同期させて、または画像データとは独立にスピーカ156から出力させる楽曲や音声、さらにはジングル等の効果音等といった各種音響データが記憶されている。CPU311は、ROM312に記憶された画像データや音響データの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。さらには、読み出した画像データを用いて背景画像表示、図柄画像表示、図柄画像変動、およびキャラクタ/アイテム表示等のための画像処理と、読み出した音響データを用いた音声処理とを行う。
そして、画像/音響制御部310は、画像処理された画像データにより画像表示部114での画面表示を制御する。また、音声処理された音響データによりスピーカ156から出力される音響を制御する。
ランプ制御部320は、可動役物115の動作、盤ランプ116や枠ランプ157の発光などを制御する際の演算処理を行うCPU321と、CPU321にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM322と、CPU321の作業用メモリ等として用いられるRAM323と、を備えている。
そして、ランプ制御部320は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、可動役物115の動作を制御したり、盤ランプ116や枠ランプ157の点灯/点滅や発光色等を制御したりする。
払出制御部400は、払出球の払い出しを制御する際の演算処理を行うCPU401と、CPU401にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM402と、CPU401の作業用メモリ等として用いられるRAM403と、を備えている。
そして、払出制御部400は、遊技制御部200から送られたコマンドに基づいて、払出球の払い出しを制御する。
可動役物115は、正面から見た場合に装飾図柄500の前面に位置して装飾図柄500の一部を隠す第1の位置と、装飾図柄500の横に位置して装飾図柄500を出現させる第2の位置との間を移動可能な装飾文字501を有する。
図1は、装飾文字501が第1の位置に位置(存在)しているときの図である。図3は、装飾文字501が第2の位置に位置(存在)しているときの図である。
左側支持部材502には、左側ギア504が取り付けられている。そして、左側支持部材502と左側ギア504とは左側回転軸505に固定され、一体として左側回転軸505の軸心を回転中心として装飾フレーム550、ひいては遊技盤110に対して回転する。また、左側支持部材502には、左側ローラ502aが装着されており、この左側ローラ502aが装飾フレーム550に形成された平坦面550a(図6参照)に接触して転がることで、左側支持部材502は、装飾フレーム550上を円滑に移動することが可能になっている。
ランプ制御部320は、装飾文字501を、基本的には全閉状態とし、ゲームの進行に応じて開く。そして、ランプ制御部320は、装飾文字501を開いた状態から全閉状態に戻す際には、後述するフォトインターラプタセンサ520の検出値に基づいてモータ510を制御し、精度高く装飾文字501を第1の位置に位置させ、全閉状態に戻す。
可動役物115は、フレーム(不図示)に固定され、受発光素子からなるフォトインターラプタセンサ520(以下、単に「センサ520」と称する場合もある。)を有している。センサ520は、センサ本体に下向きに形成された2つの突出部521と、突出部521のそれぞれに設けられた発光素子(不図示)と受光素子(不図示)とから構成されている。そして、発光素子から発光された光を受光素子が受けるか否かで、発光素子と受光素子とが対向する対向部522(図5参照)における物体の通過や存在を読み取る。なお、センサ520は、発光素子から発光された光の光軸の延長線が左側回転軸505の軸心を通るように配置されている(図6参照)。
それゆえ、装飾文字501を全閉状態にするべく第1の位置に正確に戻すためには、センサ520が受光→遮光あるいは遮光→受光の切り替わりポイントを検出したときを基準にモータ510に対する駆動指示を行う必要がある。
他方、装飾文字501が第2の駆動領域から第1の駆動領域へ移動したのを認識できないときには装飾文字501を全閉状態、つまり第1の位置へ強制的に移動させるべくモータ510に駆動指示を与える。
ここで、装飾文字501の駆動領域を、遮光板525の端面525aがセンサ520の発光素子から発光された光を遮光するかしないかの境界線、言い換えれば、センサ520の発光素子から発光された光の光軸と左側回転軸505の軸心とを通る線(以下、「境界線L0」と称する。)を境として、以下の2つの領域に分ける。すなわち、上から見た場合に装飾文字501が第1の位置に位置するときの端面525aと左側回転軸505の軸心とを結ぶ線を第1の線L1(図6参照)とし、装飾文字501が第2の位置に位置するときの端面525aと左側回転軸505の軸心とを結ぶ線を第2の線L2(図7参照)として、端面525aが境界線L0と第1の線L1との間に存在するときの装飾文字501の駆動領域を第1の駆動領域、端面525aが境界線L0と第2の線L2との間に存在するときの装飾文字501の駆動領域を第2の駆動領域とする。
第1のステップ数は、遮光板525の端面525aが境界線L0を超えて第2の駆動領域から第1の駆動領域に入った後の駆動指示終了で装飾文字501が停止していることを前提に、この停止位置から第1の位置までの移動に要するステップ数とすることが好適である。
第2のステップ数は、遮光板525の端面525aが境界線L0を超えずに境界線L0の近傍の第2の駆動領域に停止していると考えられることから、このことを前提に、この停止位置から第1の位置までの移動に要するステップ数とすることが好適である。
図8は、ランプ制御部320が行う閉じ処理の手順を示すフローチャートである。
ランプ制御部320は、先ず、現在の装飾文字501の位置が第2の駆動領域であるか否かを判別する(ステップ801)。そして、ステップ801にて肯定判定された場合には、センサ520が受光→遮光の切り替わりポイントを検出するまで、モータ510に、装飾文字501を閉方向に移動させる駆動指示を与える(ステップ802)。
Claims (7)
- 予め定められた位置に一部が存在する状態を含む第1の駆動領域と、当該位置に当該一部が存在しない第2の駆動領域とを移動する可動体と、
前記可動体を駆動する駆動手段と、
前記第1の駆動領域および前記第2の駆動領域の一方から他方への前記可動体の移動を認識する認識手段と、
前記認識手段が前記第2の駆動領域から前記第1の駆動領域への前記可動体の移動を認識したとき、当該可動体の前記一部を前記位置に存在させるための特定駆動指示を前記駆動手段に対して与える特定駆動指示手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 前記可動体が前記第1の駆動領域に位置している場合に、前記第2の駆動領域に当該可動体を一旦移動させる逆駆動指示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記認識手段は、前記可動体の位置を検出する検出手段を備え、
前記可動体が前記第2の駆動領域に位置している場合に、当該可動体の前記第1の駆動領域への移動を前記検出手段が検出するまで当該可動体を移動させる通常駆動指示を前記駆動手段に対して与える通常駆動指示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。 - 前記通常駆動指示手段が前記通常駆動指示を予め定められた回数与えても、前記可動体が前記第1の駆動領域に移動したことを前記検出手段が検出しないときに、当該可動体の前記一部を前記第2の駆動領域から前記位置に移動させる異常時駆動指示を前記駆動手段に対して与える異常時駆動指示手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
- 前記認識手段は、前記可動体の位置を検出する検出手段を備え、
前記逆駆動指示手段は、前記可動体の前記第2の駆動領域への移動を前記検出手段が検出するまで当該可動体を移動させる逆駆動指示を前記駆動手段に対して与えることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 予め定められた位置に一部が存在する状態を含む第1の駆動領域と、当該位置に当該一部が存在しない第2の駆動領域とを移動する可動体と、当該可動体を駆動する駆動手段とを備える遊技機に、
前記第1の駆動領域および前記第2の駆動領域の一方から他方への前記可動体の移動を認識する機能と、
前記認識する機能が前記第2の駆動領域から前記第1の駆動領域への前記可動体の移動を認識したとき、当該可動体の前記一部を前記位置に存在させるための特定駆動指示を前記駆動手段に対して与える機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 予め定められた位置に一部が存在する状態を含む第1の駆動領域と、当該位置に当該一部が存在しない第2の駆動領域とを移動する可動体と、当該可動体を駆動する駆動手段と、当該第1の駆動領域および当該第2の駆動領域の一方から他方への当該可動体の移動を認識する認識手段とを備える遊技機の当該可動体を当該位置に移動させる移動方法であって、
前記認識手段が前記第2の駆動領域から前記第1の駆動領域への前記可動体の移動を認識したとき、当該可動体の前記一部を前記位置に存在させるための特定駆動指示を前記駆動手段に対して与えることを特徴とする移動方法。
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CN104620959A (zh) * | 2015-02-10 | 2015-05-20 | 浙江大学 | 一种优化植物氮肥施用量的实验系统和方法 |
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