JP2010243648A - 撮像ユニット及び小型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄くコンパクトでありながら高倍率を確保しつつ、スムーズな沈胴動作を行える屈曲沈胴タイプの撮像ユニット及び小型電子機器を提供する。
【解決手段】連結部材154が主胴101aの切欠101bに進入することで、主胴101aの内壁と円筒面154aとが面一となり、寸断された螺旋部101eが連結カム溝154bに連結されるので、回転筒114のカム部114aが、カム溝101c及び連結カム溝154bを通過でき、スムーズに沈胴を行うことができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、高倍率の撮像を可能としながらも薄形化を図れる撮像ユニット及びそれを用いた小型電子機器に関する。
近年、CCD(Charged Coupled Device)型イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた撮像ユニットが携帯電話等に搭載され、これにより手軽に被写体を撮像できるようになった。しかるに、携帯電話等はユーザーがポケットなどに収納することを容易とすべく、薄形化の要請がある一方で、より高倍率で撮像を行いたいという要請もある。
ところが、高倍率で撮像を行うためにはレンズの繰り出しが必要になるため、撮像ユニットの薄形化を図りにくいという問題がある。そこで、いわゆる屈曲沈胴と呼ばれるタイプの撮像ユニットが開発されることとなった。屈曲沈銅タイプの撮像ユニットは、レンズを介して入射した被写体光を反射素子で反射して撮像素子の受光面に入射させると共に、主胴に対して移動筒と共にレンズが繰り出すことでズーム撮像を可能とし、また撮像終了後には、主胴に対して移動筒を沈胴させることで薄形化を図るようになっている。しかしながら、屈曲沈胴タイプの撮像ユニットにおいては、沈胴する移動筒に共に光軸方向に移動するレンズと反射素子との干渉を回避する必要がある。これに対し、特許文献1、2に示すような従来技術がある。
特開2005−300562号公報 特開2006−259685号公報
ここで、特許文献1に開示されたカメラにおいては、反射素子としてミラーを用いており、移動筒が沈胴する際にはミラーが倒れることで、レンズの移動を邪魔しないようになっている。ところが、かかる従来技術のカメラでは、移動筒の径内に撮像素子も配置しているので、移動筒及び主胴が大径化し、撮像ユニットが大型化するという問題がある。
一方、特許文献2に開示されたカメラにおいては、反射素子としてプリズムを用いているので、ミラーのように沈胴時に倒してもレンズとの干渉を回避することはできない。そこで、主胴に切欠を形成して、この切欠を介して沈胴時にプリズムを主胴内部から外部へと退避させるようにしている。しかるに、一般的にズーム動作を可能とする主胴の内壁には螺旋状のカム溝が形成され、それに対向する移動筒の外壁にはカム溝に係合するピンが形成され、両者は相対回転したときに、カムの作用により光軸方向に相対移動するようになっている。かかる場合、スムーズな沈胴を実現するには、複数のピンを軸線回りに等配する必要があるが、主胴の一部にプリズムが通過できるほど大きな切欠を形成すると、いずれかのカム溝を寸断してしまい、それにより移動筒の沈胴を阻害するという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、薄くコンパクトでありながら高倍率を確保しつつ、スムーズな沈胴動作を行える屈曲沈胴タイプの撮像ユニット及び小型電子機器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の撮像ユニットは、
内壁にカム溝を形成した主胴を備えたケースと、
前記カム溝に係合するカム部を備え、前記主胴に対して相対回転することにより、前記主胴から繰り出された繰り出し位置と、前記主胴内に収容される収容位置との間を移動可能となっている移動筒と、
前記移動筒の移動に応じて移動可能な移動レンズと、
前記ケースに取り付けられた撮像素子と、
少なくとも撮像時には前記主胴内に位置し、前記移動レンズを介して入射した光束を前記撮像素子に向かって反射する反射素子とを有し、
前記主胴には、前記反射素子から前記撮像素子に向かう光線を通過させる切欠が形成され、前記切欠は前記カム溝の一部を寸断しており、
撮像時には前記切欠を通過して前記撮像素子に至る光線を遮らない非連結位置にあるが、前記移動筒が前記収容位置に向かって移動する際は、前記切欠内に進入して連結位置に移動し、それにより寸断された前記カム溝の一部を連結する連結部材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、前記連結部材が、撮像時には前記切欠を通過する光線を遮らない非連結位置にあるので、高倍率撮像を可能としながらも、前記移動レンズから前記反射素子を介して前記撮像素子に向かう光線を遮ることがなく、適切な撮像を行うことができる。一方、前記連結部材は、前記移動筒が前記収容位置に向かって移動する際は、前記切欠内に進入して連結位置に移動するので、寸断された前記カム溝の一部を連結することにより、前記カム部が寸断された前記カム溝を超えて移動でき、従って前記移動筒が前記収容位置にスムーズに到達でき、それにより前記撮像ユニットの薄形化を図ることができる。尚、「前記移動筒が前記収容位置に向かって移動する際」とは、前記移動筒が前記収容位置に向かって移動する前に、前記連結部材が前記連結位置に向かって移動を開始しても良いし、前記移動筒が前記収容位置に向かって移動した後に、前記連結部材が前記連結位置に向かって移動を開始しても良いことを意味するが、少なくとも前記カム部が寸断された前記カム溝を通過する直前には、前記連結部材は連結位置にある必要がある。又、「寸断された前記カム溝の一部を連結する」とは、寸断された前記カム溝の一部を完全に連結する必要はなく、例え連結後に前記カム溝に隙間が空いていても、前記カム部が通過できれば、連結したものとみなせる。
請求項2に記載の撮像ユニットは、請求項1に記載の発明において、前記反射素子はプリズムであって、前記移動筒が前記収容位置に向かって移動した際に、前記切欠内を通過して前記主胴外に退避することを特徴とする。
請求項3に記載の撮像ユニットは、請求項2に記載の発明において、前記プリズムが前記切欠内を通過した後、前記連結部材が前記切欠内に進入することを特徴とする。
請求項4に記載の撮像ユニットは、請求項2又は3に記載の発明において、前記プリズムと前記連結部材とは一体で移動することを特徴とする。
請求項5に記載の撮像ユニットは、請求項1に記載の発明において、前記反射素子は平面ミラーであって、前記前記移動筒が前記収容位置に向かって移動した際に、前記移動レンズと干渉しないように前記主胴内で倒れることを特徴とする。
請求項6に記載の撮像ユニットは、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記連結部材が前記切欠内に進入した後、前記移動筒が前記収容位置に到達することを特徴とする。
請求項7に記載の撮像ユニットは、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記連結部材は、前記主胴の周方向に移動可能となっていることを特徴とする。
請求項8に記載の撮像ユニットは、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、前記連結部材は、前記主胴の半径方向に移動可能となっていることを特徴とする。
請求項9に記載の小型電子機器は、請求項1〜8のいずれかに記載の撮像ユニットを搭載したことを特徴とする。小型電子機器とは、デジタルカメラ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)などをいう。
本発明によれば、薄くコンパクトでありながら高倍率を確保しつつ、スムーズな沈胴動作を行える屈曲沈胴タイプの撮像ユニット及び小型電子機器を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態の撮像ユニット100の分解図である。図2は、望遠端における撮像ユニット100の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、IIC-IIC線で切断してなる断面図(c)である。図3は、広角端における撮像ユニット100の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、IIIC-IIIC線で切断してなる断面図(c)である。図4は、沈胴時における撮像ユニット100の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、IVC-IVC線で切断してなる断面図(c)である。図5,6は、主胴の内壁を展開して示す図であり、図7、8は、プリズムの動作を示す図である。図9,10は、主胴の内部を示す斜視図である。
図1において、筐体状のケース101は、一端に略円筒状の主胴101aを一体的に形成している。主胴101aの内壁には、ケース101の内部と連通する位置に、切欠101bが形成されている。又、図5,6の展開図で示すように、主胴101aの内壁には、3本のカム溝101cが形成されている。各カム溝101cは、円周方向に延在する円周部101dと、円周方向及び軸線方向に延在する螺旋部101eとからなる。但し、1本のカム溝101cの螺旋部101eの一部は、切欠101bにより寸断されている。尚、切欠101bの他にも、主胴101aの外部からの動力伝達を可能とするための切欠101fも主胴101aの内壁に形成されている。
後述するプリズムPRに取り付けられる連結部材154は、主胴101aとは別体であるが、切欠101bと同じ幅であって主胴101aの内壁と同じ曲率である円筒面154aを有しており、円筒面154a上には連結カム溝154bが形成されている。後述するようにして、連結部材154を切欠101b内に進入させて、主胴101aの内壁と円筒面154aとを面一とすると、寸断された螺旋部101eが連結カム溝154bに連結されて、他のカム溝101cと同様なカム路を形成するようになっている。
更に、主胴101aの図1で奥側端面には、プリズム駆動カム板102が小ねじ103により取り付けられ、回転可能となっている。プリズム駆動カム板102は、突出する湾曲したアーム部102bに沿って、円弧状のプリズム駆動カム溝102aを有している。プリズム駆動減速器105は、板部105aを有しており、主胴101aの外周の係合部101hに板部105aを嵌め込むようにして、主胴101aに取り付けられている。プリズム駆動カム板102の外周の一部に形成された歯に、プリズム駆動モータ104からの動力をプリズム駆動減速器105で減速して伝達することで、プリズム駆動カム板102は回転駆動されるようになっている。ケース101は、主胴101aをのぞき、板状のカバー101Aにより遮蔽される。
ケース101内であって主胴101aの外側には、平行に2本のレンズガイド軸106,107が掛け渡されている。レンズガイド軸106,107に沿って移動可能なように、4群レンズホルダ108,3群レンズホルダ109が設けられている。4群レンズホルダ108はフォーカシングレンズである4群レンズL4を保持しており、レンズモータ110の駆動により光軸方向に移動可能となっている。3群レンズホルダ109は、3枚のレンズからなる3群レンズL3を保持しており、レンズモータ111の駆動により光軸方向に移動可能となっている。ケース101の主胴101と反対側端には、撮像素子CCDが取り付けられている。
ケース101内であって主胴101aの内外にわたって、平行に2本のプリズムガイド軸151,152が掛け渡されている。プリズムガイド軸151,152に沿って移動可能なように、プリズムガイド153が設けられている。プリズムホルダ153は、反射素子である三角柱状のプリズムPRを保持しており、また上述した形状の連結部材154を取り付けている。プリズムホルダ153から突出したピン153aは、プリズム駆動カム板102のプリズム駆動カム溝102aに係合している。連結部材154の両端縁には裏面側をカットするように段差154cが形成されており、これに対応して切欠101bにも段差101gが形成されている。主胴101aの切欠は、プリズムホルダ153及びプリズムPRが通過可能な形状・寸法を有している。尚、主胴101aの外側であってケース101の内部には、図1、7,8に示すように、退避位置に移動したプリズムPRを保持するプリズムホルダ153を検出するセンサとしてのフォトインタラプタPIが配置され、検出に応じて、後述する制御部11に信号を送信するようになっている。
図1で主胴101aの外側であって、プリズム駆動減速器105に近接して、鏡筒繰り出し用減速器112及び鏡筒繰り出し用モータ113が配置されている。鏡筒繰り出し用モータ113から発生した動力は、鏡筒繰り出し用減速器112で減速され、主胴101aの切欠101fを介して、その内部設けられた回転筒114の外周面に形成された歯に伝達され、回転筒114を回転駆動するようになっている。
移動筒である回転筒114の外周には、3つ(図1では1つのみ図示)の菱形柱状カム部114aが軸線回りに等配される形で、突出して形成されている。カム部114aは、主胴101aのカム溝101cに係合している。
回転筒114の内側には、第1直進筒115、2群レンズL2を保持する第2直進筒116,2枚のレンズからなる1群レンズL1を保持する第3直進筒117が配置されており、回転筒114の回転により公知のカム駆動によって、少なくとも望遠端、広角端、及び収納位置に移動可能となっている。第3直進筒117の被写体側には、開口を設けた円形のカバー部材118が取り付けられている。1群レンズL1及び2群レンズL2が移動レンズを構成する。
図21は、撮像ユニット100を携帯端末或いは携帯電話機10に装備した状態を示す図である。また、図22は携帯電話機10の制御ブロック図である。
撮像ユニット100は、例えば、主胴101aの物体側面のみが携帯電話機10の背面(図21(b)参照)に露出するように設けられる。
撮像ユニット100の外部接続端子54(図22では矢印)は、携帯電話機10の制御部11と接続され、輝度信号や色差信号等の画像信号を制御部11側に出力する。
一方、携帯電話機10は、図22に示すように、各部を統括的に制御すると共に、各処理に応じたプログラムを実行する制御部(CPU)11と、番号等をキーにより支持入力するための入力部60と、所定のデータの他に撮像した映像等を表示する液晶表示部70と、外部サーバとの間の各種情報通信を実現するための無線通信部80と、携帯電話機100のシステムプログラムや各種処理プログラム及び端末ID等の必要な諸データを記憶している記憶部(ROM)91と、制御部11によって実行される各種処理プログラムやデータ、若しくは処理データ、或いは撮像ユニット50により撮像データ等を一時的に格納する作業領域として用いられる及び一時記憶部(RAM)92とを備えている。
撮像ユニット100から入力された画像信号は、上記携帯電話機10の制御系により、記憶部92に記憶されたり、或いは表示部70で表示され、さらには、無線通信部80を介して映像情報として外部に送信される。
次に、本実施の形態にかかる撮像ユニット100の動作について説明する。撮像時には、図2,3、9に示すように、プリズムPR及び連結部材153は、主胴101aの中央(図9に示す非連結位置)に位置している。ここで、鏡筒繰り出し用モータ113を正回転させることで、回転筒114を回転させ、1群レンズL1,2群レンズL2は被写体側に繰り出すことにより(図2,3参照)、予め定められた倍率で被写体を撮像できる。尚、3群レンズL3は、1群レンズL1,2群レンズL2と同期して移動するようになっている。
このとき、1群レンズL1及び2群レンズ2を介して入射した被写体光は、プリズムPRで反射し,遮られることなく主胴101aの切欠101bを通過し、3群レンズL3及び4群レンズL4を介して撮像素子CCDの受光面に入射して画像信号に変換される。撮像素子CCDから出力された画像信号は、像面AFのために使用され、これを用いて4群レンズL4をフォーカシング駆動させる。これにより撮像素子CCDの受光面には、ピントの合った被写体像が結像するので、レリーズ操作に応じて、撮像素子CCDから出力された画像信号を画像処理することで、高画質な画像を取得することができる。画像処理された画像信号は、上記携帯電話機10の一時記憶部92に記録され、或いは表示部70に表示される。
次に、撮像ユニット100の沈胴について、図23に示すフローチャートを参照して説明する。「沈胴」とは、回転筒114が、主胴101aに対して相対回転することにより、図2,3に示すような主胴101aから繰り出された繰り出し位置から、図4に示すような主胴101a内の収容位置へと移動することをいう。図2,3に示す鏡筒繰り出し時には、プリズムホルダ153のピン153aは、プリズム駆動カム板102のプリズム駆動カム溝102aの奥端側に位置している(図7参照)。
ここで、例えばユーザーが撮像終了のスイッチ操作等を行うと、制御部11(図22参照)は沈胴が指令されたと判断し(図23のステップS101)、プリズム駆動モータ104を駆動する。これによりプリズム駆動モータ104が正回転して、プリズム駆動カム板102を回転させる。すると、ピン153aが、円弧状のプリズム駆動カム溝102aに沿って奥側から入口側へと移動する(図8参照)が、プリズムホルダ153は、プリズムガイド軸151,152に沿ってのみ移動可能であるので、プリズムPRと共に主胴101aの半径方向に移動し、切欠101bを通過して、3群レンズL3に近接するように移動する(図23のステップS102)。これらと同時に、プリズムPRとの干渉を回避するために、制御部11は3群レンズL3を4群レンズL4側に移動する。このとき4群レンズL4を撮像素子CCD側に寄せても良い。
更に、プリズムPRが主胴101a内から退避した後、プリズムホルダ153と共に移動する連結部材154が切欠101b内に進入し、連結部材154の段差154cが切欠101bの段差101gに当接する。かかる当接位置を連結位置とするが、このとき図8に示すように、フォトインタラプタPIがプリズムホルダ153の一部に正対する位置となるため、ここから出射される検出光が遮られることとなる。よって、かかるフォトインタラプタPIからの信号の変化を検出した制御部11は、連結部材154が連結位置に到達したと判断し(図23のステップS103)、プリズム駆動モータ104を停止させ連結部材154を連結位置で静止させる。これにより主胴101aの内壁と円筒面154aとが面一となり(図10参照)、寸断された螺旋部101eが連結カム溝154bに連結される。その後、鏡筒繰り出しモータ113を逆回転させて、回転筒114を繰り出しとは逆方向に回転させる。これにより、回転筒114のカム部114aが、カム溝101c及び連結カム溝154bを通過できるようになるため、スムーズに沈胴を行うことができる(図23のステップS104)。撮像時には、回転筒114を繰り出した後、プリズム駆動モータ104を逆回転させることで、以上と逆の動作を行わせることができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態にかかる撮像ユニット200について説明する。図11は、第2の実施の形態の撮像ユニット200の分解図であるが、主胴101bのカム溝101cは省略している。図12は、望遠端における撮像ユニット200の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、XIIC-XIIC線で切断してなる断面図(c)である。図13は、広角端における撮像ユニット200の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、XIIIC-XIIIC線で切断してなる断面図(c)である。図14は、沈胴時における撮像ユニット200の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、XIVC-XIVC線で切断してなる断面図(c)である。図15は、プリズム駆動機構の分解図であり、図16〜19は、プリズムの動作を示す図である。第2の実施の形態は、上述した実施の形態に対して、プリズムを駆動する構成が主として異なる為、共通する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図11,15に示すように、撮像ユニット200は、小ねじ103により主胴101aに回転可能に取り付けられる回転駆動板201及び扇板202と、回転駆動板201に連結され且つ連結部材254をまたぐようにして延在するアーム203と、扇板202を付勢するコイルバネ204と、連結部材駆動用のモータ205及び減速器206と、を有している。
回転駆動板201は外周近傍にカム溝201aを有しており、一方、アーム203も、回転駆動板201に対向する位置に、カム溝203aを形成している。カム溝201a、203aは、周方向に延在する周方向部201b、203bと、周方向部201b、203bから半径方向外方に斜めに延在する斜行部201c、203cとを有する。
扇板202は、外周に突起202aを有し、また先行端側に設けられた爪部202bに、コイルバネ204の一端を係合させている。コイルバネ204の他端は、回転駆動板201に取り付けられている。従って、扇板202はコイルバネ204により、回転駆動板201に対して図15〜19で反時計回りに付勢されている。
連結部材254は、本実施の形態ではプリズムホルダ153とは別体であって、薄い円筒の一部を切り出した形状であり、主胴101aの軸線に沿った両側に互いに軸線をシフトさせてピン254d、254eを突き出している。ピン254dは、主胴101aの被写体側端部に形成された短フランジ部101iに形成された貫通した円弧溝101j(図11参照)に嵌入しており且つアーム203のカム溝203aに係合している。円弧溝101jはピン254dの挿入を容易とすべく、半径方向内方に連通した連通部101kにつながっている。ピン254eは、回転駆動板201のカム溝201aに係合すると共に、扇板202の突起202aに当接する。連結部材254は、切欠101bと同じ幅であって主胴101aの内壁と同じ曲率である円筒面254aを有しており、円筒面254a上には連結カム溝254bが形成されている。更に、連結部材254の両端縁には内面側をカットするように段差254cが形成されており、これに対応して切欠101bにも段差(不図示)が形成されている。尚、図11,15に示すように、連結部材254が連結位置に到達したことを検出するセンサとしてのフォトリフレクタRFが、ケース101に取り付けられ、検出に応じて、上述の制御部11に信号を送信するようになっている。
本実施の形態において、プリズムPRを保持するプリズムホルダ153は、プリズム駆動用モータ207,ピニオン208,ラック209により駆動される。主胴101aの底面に配置されたラック209は、切欠101bを通過して、主胴101aの外側のケース101内部まで延在している。プリズムホルダ153に設けられたプリズム駆動用モータ207は,ラック209に噛合したピニオン208を回転させることで、ラック209に沿ってプリズムホルダ153をプリズムPR毎移動させるようになっている。
次に、撮像ユニット200の沈胴について、図24に示すフローチャートを参照して説明する。図12,13に示す鏡筒繰り出し時には、プリズムホルダ153及びプリズムPRは、主胴101aの中央に位置している(図16参照)。又、かかる状態では、連結部材254は切欠101bに対して、主胴101aの円周方向であって且つ半径方向外方(図16に示す非連結位置)に位置している。尚、好ましくは主胴101aは部分的に二重円筒状になっており、外筒と内筒の間に連結部材254が退避している。
ここで、例えばユーザーが撮像終了のスイッチ操作等を行うと、制御部11(図22参照)は沈胴が指令されたと判断し(図24のステップS201)、3群レンズL3(又は、同時に4群レンズも)を移動させると共に、プリズム駆動モータ207を駆動して,ラック209に噛合したピニオン208を回転させることで、ガイド軸151、152(図11)に沿ってプリズムホルダ153を、プリズムPRを主胴101aの内部から切欠101bを通して外側に移動させる(図24のステップS202)。かかる位置を退避位置(連結部材254と干渉しない位置)とするが、このとき図17に示すように、フォトインタラプタPIがプリズムホルダ153の一部に正対する位置となるため、ここから出射される検出光が遮られることとなる。よって、かかるフォトインタラプタPIからの信号の変化を検出した制御部11は、連結部材154が退避位置に到達したと判断し(図24のステップS203)、プリズム駆動モータ207を停止させプリズムPRを退避位置で静止させる。
更に、制御部11は連結部材駆動用のモータ205を駆動して正回転させ、回転駆動板201を反時計回りに回転させる(但し、連結部材254の移動開始のタイミングはプリズムPRの移動の前でも後でも同時でも良い)。すると、コイルバネ204により付勢された扇板202も反時計回りに回転するが、その突起202aがピン254eを押すので、ピン254dが嵌入した円弧溝101jにガイドされて、連結部材254は主胴101aの周方向に移動する(図17参照)。尚、非連結位置では、ピン254dは、アーム203のカム溝203aの斜行部203cの末端に位置し、ピン254eは、回転駆動板201のカム溝201aの斜行部201cに位置している。この時点で、プリズムPRは完全に主胴101aの外部へと移動している。
更に制御部11が連結部材駆動用のモータ205を駆動して正回転させると、図18に示すように、ピン254eが周方向ストローク端であるプリズムのガイド軸151に当接して、連結部材254と扇板202の周方向移動が停止される(図24のステップS204)。この時点で、連結部材254は、主胴101aの切欠101bに対向する位置に到達し、かかる状態では切欠101bに対して半径方向外側(プリズムPRとの間)に位置している。
更に制御部11が連結部材駆動用のモータ205を駆動して正回転させると、回転駆動板201は回転し続けるのに対し、ガイド軸151によりピン254eと扇板202はそれ以上の周方向移動が制限され、回転駆動板201と相対移動することとなる。ここで、ピン254eは半径方向の移動は可能であるから、図19に示すように、ピン254dがアーム203のカム溝203aの斜行部203cから周方向部203bに移動すると共に、ガイド軸151に沿ってピン254eが、回転駆動板201のカム溝201aの斜行部201cから周方向部201bに移動する。これにより連結部材254は半径方向内方へと移動し(図24のステップS205)、切欠101b内に進入し、連結部材254の段差254cが切欠101bの段差に当接する。かかる当接位置を連結位置とするが、図11,15に示すように、これを検出したフォトリフレクタRFからの信号を受信した制御部11は、連結部材254が連結位置に到達したと判断し(図24のステップS206、ここで、図24ではステップS206からのフローの戻りをステップS204にしているが、ステップS205に戻しても良い)、連結部材駆動用のモータ205を停止させ連結部材254を連結位置で静止させる。これにより主胴101aの内壁と円筒面254aとが面一となり、寸断された螺旋部101eが連結カム溝254bに連結される。その連結後、制御部11が、鏡筒繰り出しモータ113を逆転させ、回転筒114を繰り出しとは逆方向に回転させると、回転筒114のカム部114aが、カム溝101c及び連結カム溝254bを通過できるようになるため、スムーズに沈胴を行うことができる(図24のステップS207)。撮像時には、回転筒114を繰り出した後、連結部材駆動用のモータ205を逆回転させることで、以上と逆の動作を行わせることができる。
(第3の実施の形態)
図20は、第3の実施の形態にかかる撮像ユニット300を示す図である。本実施の形態においては、反射素子としてプリズムの代わりにミラーMRを用いており、更に沈胴時には、主胴101a内から退避させることなく、倒すことで鏡筒やレンズとの干渉を回避している。
より具体的には、ミラーMRは一端をヒンジで取り付けることで枢動可能となっており、不図示のバネによって立ち上がる方向に付勢されているが、図20(a)に示す鏡筒繰り出し時には、光軸に対して45度傾いた状態で静止するように、不図示のストッパで規制されている。かかる状態では、このとき、1群レンズL1及び2群レンズ2を介して入射した被写体光は、ミラーMRで反射し,主胴101の切欠101bを通過して、3群レンズL3及び4群レンズL4を介して撮像素子CCDの受光面に入射して画像信号に変換される。
一方、図20(b)に示す沈胴時には、沈胴してきた鏡筒のいずれかにより、バネ力に抗してミラーMRが倒されるため、沈胴を邪魔することはなくミラーMRを損傷することはない。このとき、第2の実施の形態と同様にして、連結部材254を主胴101aの切欠101bを進入させることで、スムーズな沈胴を確保できる。繰り出し時には、図20(a)に示すように、バネ力に従いミラーMRが立ち上がるため、適切に撮像を行うことができる。
本発明の撮像ユニットは、携帯電話、ビデオカメラ、監視カメラ、車載カメラ、デジカメ等に搭載可能である。
第1の実施の形態の撮像ユニット100の分解図である。 望遠端における撮像ユニット100の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、IIC-IIC線で切断してなる断面図(c)である。 広角端における撮像ユニット100の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、IIIC-IIIC線で切断してなる断面図(c)である。 沈胴時における撮像ユニット100の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、IVC-IVC線で切断してなる断面図(c)である。 主胴の内壁を展開して示す図であり、連結部材が切欠に進入する前の状態を示す。 主胴の内壁を展開して示す図であり、連結部材が切欠に進入した後の状態を示す。 撮像時におけるプリズムと連結部材の位置を示す図であり、見る方向を変えて示す。 沈胴時におけるプリズムと連結部材の位置を示す図であり、見る方向を変えて示す。 撮像時におけるプリズムと共に主胴の内部を示す斜視図である。 沈胴時におけるプリズムと共に主胴の内部を示す斜視図である。 第2の実施の形態の撮像ユニット200の分解図である。 望遠端における撮像ユニット200の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、XIIC-XIIC線で切断してなる断面図(c)である。 広角端における撮像ユニット200の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、XIIIC-XIIIC線で切断してなる断面図(c)である。 沈胴時における撮像ユニット200の斜視図(a)であり、正面図(b)であり、XIVC-XIVC線で切断してなる断面図(c)である。 プリズム駆動機構の分解図である。 連結部材の動作を示す図であり、撮像時における連結部材の位置を見る方向を変えて示す。 連結部材の動作を示す図であり、移動途中の連結部材の位置を見る方向を変えて示す。 連結部材の動作を示す図であり、移動途中の連結部材の位置を見る方向を変えて示す。 連結部材の動作を示す図であり、撮像時における連結部材の位置を見る方向を変えて示す。 第3の実施の形態の撮像ユニット300の断面図であり、(a)は望遠端の状態を示し、(b)は沈胴状態を示す。 撮像ユニット100を携帯端末或いは携帯電話機10に装備した状態を示す図である。 携帯電話機10の制御ブロック図である。 撮像ユニット100の沈胴のシーケンスを示すフローチャートである。 撮像ユニット200の沈胴のシーケンスを示すフローチャートである。
100 撮像ユニット
101 ケース
101 主胴
101A カバー
101a 主胴
101b 切欠
101c カム溝
101d 円周部
101e 螺旋部
101f 切欠
101g 段差
101h 係合部
101i 短フランジ部
101j 円弧溝
102 プリズム駆動カム板
102a プリズム駆動カム溝
102b アーム部
104 プリズム駆動モータ
105 プリズム駆動減速器
105a 板部
106,107 レンズガイド軸
108 4群レンズホルダ
109 3群レンズホルダ
110 レンズモータ
111 レンズモータ
112 鏡筒繰り出し用減速器
113 鏡筒繰り出し用モータ
114 回転筒
114a カム部
115 直進筒
116 直進筒
117 直進筒
118 カバー部材
151 ガイド軸
151,152 プリズムガイド軸
151b 連結カム溝
153 プリズムガイド
153 プリズムホルダ
153a ピン
154 連結部材
154a 円筒面
154b 連結カム溝
154c 段差
200 撮像ユニット
201 回転駆動板
201a カム溝
201b 周方向部
201c 斜行部
202 扇板
202a カム溝
202a 突起
202b 爪部
203 アーム
203a カム溝
203b 周方向部
203c 斜行部
204 コイルバネ
205 モータ
206 減速器
207 プリズム駆動用モータ
208 ピニオン
209 ラック
254 連結部材
254a 円筒面
254b 連結カム溝
254c 段差
254d ピン
254e ピン
300 撮像ユニット
CCD 撮像素子
L1 1群レンズ
L2 2群レンズ
L3 3群レンズ
L4 4群レンズ
MR ミラー
PR プリズム

Claims (9)

  1. 内壁にカム溝を形成した主胴を備えたケースと、
    前記カム溝に係合するカム部を備え、前記主胴に対して相対回転することにより、前記主胴から繰り出された繰り出し位置と、前記主胴内に収容される収容位置との間を移動可能となっている移動筒と、
    前記移動筒の移動に応じて移動可能な移動レンズと、
    前記ケースに取り付けられた撮像素子と、
    少なくとも撮像時には前記主胴内に位置し、前記移動レンズを介して入射した光束を前記撮像素子に向かって反射する反射素子とを有し、
    前記主胴には、前記反射素子から前記撮像素子に向かう光線を通過させる切欠が形成され、前記切欠は前記カム溝の一部を寸断しており、
    撮像時には前記切欠を通過して前記撮像素子に至る光線を遮らない非連結位置にあるが、前記移動筒が前記収容位置に向かって移動する際は、前記切欠内に進入して連結位置に移動し、それにより寸断された前記カム溝の一部を連結する連結部材が設けられていることを特徴とする撮像ユニット。
  2. 前記反射素子はプリズムであって、前記移動筒が前記収容位置に向かって移動した際に、前記切欠内を通過して前記主胴外に退避することを特徴とする請求項1に記載の撮像ユニット。
  3. 前記プリズムが前記切欠内を通過した後、前記連結部材が前記切欠内に進入することを特徴とする請求項2に記載の撮像ユニット。
  4. 前記プリズムと前記連結部材とは一体で移動することを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像ユニット。
  5. 前記反射素子は平面ミラーであって、前記前記移動筒が前記収容位置に向かって移動した際に、前記移動レンズと干渉しないように主胴内で倒れることを特徴とする請求項1に記載の撮像ユニット。
  6. 前記連結部材が前記切欠内に進入した後、前記移動筒が前記収容位置に到達することを特徴とする請求項1〜5に記載の撮像ユニット。
  7. 前記連結部材は、前記主胴の周方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の撮像ユニット。
  8. 前記連結部材は、前記主胴の半径方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の撮像ユニット。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の撮像ユニットを搭載したことを特徴とする小型電子機器。
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