JP2010240422A - スポンジ材を含むアクセスポータル - Google Patents

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Abstract

【課題】
最小侵襲性の外科的処置の間に使用する、スポンジ材を組み込んでいる外科用アクセスポータル装置を提供すること。
【解決手段】
アクセスポータルであって、密封筐体と、該密封筐体に取り付けられたスリーブであって、下にある組織へのアクセスを提供するように適合された内部の長手方向の通路を有している、スリーブと、外科用器具との実質的な密封関係において、該外科用器具の受け入れおよび通行のための開口部を有する密封部であって、該密封筐体の内側壁と機械的な協働状態にある、密封部と、該密封部の遠位に配置されているスポンジ材であって、該密封筐体に入り込む流体を吸収するように適応している、スポンジ材とを備えている、アクセスポータル。
【選択図】なし

Description

(関連出願の引用)
本出願は、2009年4月2日に出願された米国仮出願第61/165,945号の利益および該出願に対する優先権を主張するものであり、該出願の内容全体は、参考として本明細書中に援用される。
(開示の分野)
本開示は、外科用デバイスに関し、特に、最小侵襲性の外科的処置の間に使用する、スポンジ材を組み込んでいる外科用アクセスポータル装置に関する。
内視鏡的処置および関節鏡的処置および腹腔鏡的処置を含む最小侵襲性の外科的処置は、組織の開口部から遠く隔てられている器官、組織および管において手術が行われることを可能にする。これらの処置は、概して、身体に挿入される任意の器具類が密封されることを必要としており、例えば、対策は、ガスおよび/または液体が、例えばガス注入流体または洗浄流体を利用する外科的処置においてそうであるように、切開を通って身体に入り込まず、または身体から出て行かないことを保証するため行われ得る。これらの処置は、一般にカニューレを通って身体に導入される外科用器具を利用する。カニューレは、それと関連づけられている密封アセンブリを有する。密封アセンブリは、確立された外科的部位の完全性を保つために、器具の周囲の実質的に流体密な密封を形成することを意図している。
(概要)
本開示は、密封筐体と、下にある組織へのアクセスを提供するように適合された、内部の長手方向の通路を有するスリーブ筐体に取り付けられたスリーブとを含む外科用アクセスポータルを記載している。密封は、該密封筐体の内側壁との機械的な協働状態であり、実質的な密封関係において、外科用器具の受け入れおよび通行のための開口部を有している。スポンジ材が、該密封の遠位に配置され、該密封筐体に入り込む流体を吸収する。
実施形態において、上記密封筐体は、接続部材によって結合されている近位の端部および遠位の端部を含み、それによって、開放されている中央部分を画定する。該近位の端部は、外科用器具と流体密のインターフェイスを維持するように構成された密封を含んでいる。該遠位の端部は、外科用器具が存在しないときに、気密の密封を維持するように構成されたバルブを含んでいる。該中央部分は、該密封筐体に入り込む流体を吸収する取り外し可能なスポンジ材を含んでいる。該スポンジ材の外側表面は、該密封筐体内の気密の密封を提供するために、無孔性の層を含むかまたは無孔性の層で被覆され得る。
例えば、本発明は、以下を提供する。
(項目1)
アクセスポータルであって、
密封筐体と、
該密封筐体に取り付けられたスリーブであって、下にある組織へのアクセスを提供するように適合された内部の長手方向の通路を有している、スリーブと、
外科用器具との実質的な密封関係において、該外科用器具の受け入れおよび通行のための開口部を有する密封部であって、該密封筐体の内側壁と機械的な協働状態にある、密封部と、
該密封部の遠位に配置されているスポンジ材であって、該密封筐体に入り込む流体を吸収するように適応している、スポンジ材と
を備えている、アクセスポータル。
(項目2)
バルブをさらに備え、該バルブは、そこを通る上記外科用器具が存在しないときに、気密の密封を維持するように構成され、該バルブは、上記スポンジ材の遠位に配置されている、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目3)
上記スポンジ材は、セルロース、セルロースエステル、綿、レーヨン、ポリアミド、ナイロン、ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル、モドアクリル、ゴム、プラスチック、熱可塑性プラスチック、ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテルウレタン、ポリ塩化ビニル、ビニルニトリル、シリコン、ラテックス、およびそれらの組み合わせから構成されている、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目4)
上記スポンジ材は、セルロースから構成されている、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目5)
上記スポンジ材は、層から構成されている、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目6)
上記スポンジ材の上記層は、吸収性の層、布層、エラストマー層、フォーム層、ゲル層、およびそれらの組み合わせから成る群から選択され得る、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目7)
上記スポンジ材は、外科用器具の上記通行のためのアパーチャ部を有している、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目8)
上記スポンジ材は、圧縮された状態において上記密封筐体内に配置されている、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目9)
上記スポンジ材は、治療用薬品を含んでいる、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目10)
上記治療用薬品は、抗菌薬品である、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目11)
上記スポンジ材の直径は、上記密封筐体の上記内側壁の直径に実質的に等しい、上記項目のうちのいずれか一項目に記載のアクセスポータル。
(項目12)
密封筐体であって、
外科用器具と流体密のインターフェイスを維持するように構成されている密封部を含んでいる近位の端部と、
外科用器具が存在しないときに、気密の密封を維持するように構成されているバルブを含んでいる遠位の端部と、
該密封筐体に入り込む流体を吸収する取り外し可能なスポンジ材を含んでいる中央部分と
を備えている、密封筐体。
(項目13)
上記スポンジ材は、吸収性の内側層と無孔性の外側層とを含んでいる、上記項目のうちのいずれか一項目に記載の密封筐体。
(項目14)
上記スポンジ材の外側表面は、無孔性の材料で被覆されている、上記項目のうちのいずれか一項目に記載の密封筐体。
(摘要)
外科用アクセスポータルは、密封筐体と、下にある組織へのアクセスを提供するように適合された、内部の長手方向の通路を有するスリーブ筐体に取り付けられたスリーブとを含んでいる。密封部は、該密封筐体の内側壁と機械的な協働状態にあり、実質的な密封関係において、外科用器具の受け入れおよび通行のための開口部を有している。スポンジ材が、該密封部の遠位に配置され、該密封筐体に入り込む流体を吸収する。
本開示の実施形態は、図面を参照することによって、よりよく認識される。
図1は、本開示の原理に従った、ポータル装置の斜視図であり、密封筐体およびスリーブを通る外科用器具を含んだ形態で示している。 図2は、図1のポータル装置の密封筐体の断面図である。 図3は、密封筐体の密封アセンブリの別の実施形態の断面図である。 図4は、本開示の原理に従った、密封筐体の別の実施形態の斜視図である。 図4Aは、図4の密封筐体の斜視図であり、スポンジ材をそこから取り外した状態で示している。 図4Bは、図4の密封筐体のスポンジ材の上面図である。
本開示のポータル装置は、単独の密封筐体またはカニューレアセンブリと組み合わせた密封筐体を含んでいる。ポータル装置の密封筐体は、スポンジ材による密封部を組み込み、該密封部は、単独でまたはバルブとの組み合わせにおいて、ポータル装置を通る物品の挿入前、挿入の間、および挿入後の、患者の体腔と外部の大気との間の実質的な密封を提供する。さらに、スポンジ材は、流体が密封部に伝わることを防止する役目を担い、その結果として、密封部の機能が低下しない。
密封部は、そこを通って挿入されるときに、多様な直径の物品、例えば、約3mm〜約15mmの器具を収容することが、各器具との流体密な密封を提供することによって可能である。密封部の柔軟性は、腹腔鏡的処置および関節鏡的処置を含む内視鏡的手術を非常に容易にするが、その手術においては、単一の外科的処置の間に、異なる直径を有する様々な器具がしばしば必要である。ポータル装置を通って導入され得る外科用器具類の例は、クリップアプライヤ、把持器、解剖器具、レトラクタ、ステープラ、レーザプローブ、写真用デバイス、内視鏡、腹腔鏡、関節鏡、チューブ、および当業者が理解する範囲内の他のツールを含んでいる。そのような器具は「器具」または「器具類」として本明細書中に総称的に表される。
密封部は、トロカール、カニューレまたはポータルアセンブリを通る挿入に適応した様々なタイプの器具類の導入および操作を企図している。流体密のインターフェイスが、密封部を通って挿入された器具類の周囲の密封部を介して維持されることにより、確立された手術部位からのガスおよび/または液体の漏出を実質的に防止して、外科的処置の気圧の完全性を保つ。スポンジ材は、手術部位に導入された食塩水洗浄などの流体、およびスポンジ材を通って挿入された外科用器具に収集された流体を吸収する。スポンジ材は、液体または湿気が密封部に到達すること、そして密封部の完全性を損なうことを最小化するかまたは防止する。
図面をここで参照すると、そこにおいて、同様な参照番号は、いくつかの図にわたって同一の部分または実質的に同様な部分を識別し、図1は、スリーブ50に取り付けられた密封筐体10を組み込んでいる本開示のポータル装置1を例示している。実施形態において、ポータル装置1は、特に、洗浄流体が外科手術領域の中にポンプで注入される関節鏡的手術の使用に適応する。他の実施形態において、ポータル装置1は、特に、腹腔鏡的手術の使用に適応し、そこでは、腔壁を腹腔内の内臓からもち上げるために、腹腔が適切なガス、例えばCOによってガス注入される。スリーブ50は、一般に閉塞具アセンブリ(図示されていない)とともに用いられ、該閉塞具アセンブリは、スリーブ50の通路内に配置可能な、尖っていない器具か、ブレードがない器具か、または鋭く尖った器具であり得る。閉塞具アセンブリは、腹壁に侵入するかまたは腹壁を通ってスリーブ50を導入するために利用され、その後に続いて、スリーブ50から取り外されることにより、通路を通って処置を実行するために利用される外科用器具類60の導入を可能にする。
スリーブ50は、体腔にアクセスする本来の目的に適した任意のポータル部材(例えば、カニューレまたはトロカールアセンブリ)であり得、一般に、そこを通って器具の導入を可能にする通路を画定する。スリーブ50は、スリーブ50の長さに沿って延びている長手方向の軸「t」を規定し、近位の(すなわち、前の)端部52と、遠位の(すなわち、後の)端部54とをそれぞれ有する。スリーブ50はさらに、外科用器具類60の通行を可能にするための寸法にされた、内部の長手方向の通路56を画定する。スリーブ50は、ステンレス鋼、あるいはポリカーボネート、ポリスチレン、ABSなどの高分子材料を含む他の硬質の材料、ならびに当業者によって企図される他の材料などの任意の適切な医療グレードの材料から形成され得る。
スリーブ50は、透明、半透明、または不透明であり得る。スリーブ50の直径は、変わるが、一般に約3mm〜約18mmに及び得る。スリーブ50は、組織内でスリーブ50の保持を容易にする手段を含み得るか、または含まないことがあり得る。そのような手段は、複数のロッキング(locking)要素、リブ、または当業者が理解する範囲内の他のロッキング構成を含み得る。
スリーブ50の近位の端部52に隣接して取り付けられているのが、密封筐体10である。スリーブ50は、解放可能に固定されるか、あるいはバヨネット式結合、ねじ接続、スナップ嵌め、摩擦嵌め、溝形構成、カムロック機構、超音波溶接または当業者によって想起される、例えば接着材の手段を含む任意の他の手段を含む従来の手段によって、密封筐体10と接続され得る。あるいは、密封筐体10は、スリーブ50に恒久的に固定され得る。スリーブ50はまた、スリーブ50の近位の端部52と、密封筐体10との間に配置されるOリング密封部(図示されていない)を組み込むことにより、ポータル装置1の内部通路を密封することを補助し得る。
図1とともに図2を参照すると、密封筐体10は、装置の密封構成要素または密封アセンブリを収納する。密封筐体10がスリーブ50に取り付けられるときに、密封筐体10は、例示されている実施形態において、スリーブ50の軸「t」に平行である、より具体的には、スリーブ50の軸「t」と一致している、中央の密封筐体の軸「b」を規定する。密封筐体10は、単一のユニットとして一体にまたはモノリシックに形成され得るか、または上記の接続手段のいずれかを介して互いに接続された複数の構成要素を組み込み得、それらは、合わせて組み立てられるときに、密封筐体10を形成する。密封筐体10は、上記のスリーブ50と同一の材料または類似の材料から構成され得る。
密封筐体10は、近位の端部12と、遠位の端部13と、それらの間に配置された内側壁18とを含んでいる。近位の端部12は、中央のアパーチャ部14と、随意に、近位の端部12から垂れ下がり、密封筐体の軸「b」の周囲に同軸的に配置された内部の環状のカラー部16とを規定する。中央のアパーチャ部14と随意の環状のカラー部16とは、外科用器具または物品を受け入れ、かつ比較的大きいサイズの器具の通行を可能にするように適合された内寸または直径を共同で規定する。環状のカラー部16はまた、外科用物品、例えば外科用器具の動きの外側の限界を規定することによって、密封部の軸「b」に対する器具の横方向の動きまたはオフセットの動きの程度を制限し得る。遠位の端部13は、外科用器具の通行用の開口部を規定し、以下でさらに詳細に論じられるように、バルブを組み込み得る。
密封筐体10は、スポンジ材30の近位に配置された密封部20を含んでいる。これらの構成要素は、近位の端部12とスリーブ50との間および/またはその周囲に配置され得る。密封部20(例えば、器具の密封部)は、概してディスク形状であり、外科用器具または物品60の受け入れおよび通行用のアパーチャ、開口、スリット、あるいは他の通路22を画定し得る。密封部20は、そこを通る外科用器具60との実質的に流体密な嵌めを形成するように構成される。開口部22は、外科用物品、例えば外科用器具の横方向の動きまたはオフセットの動きの程度を制限し得る。例示されている実施形態において、密封部20は、平坦であるかまたは平面であり得る。密封部20は、密封し、かつ確立された手術部位の完全性を維持する任意の形状であり得ることが想起される。
密封部20は、単一の材料またはそれらの組み合わせから形成され得る。密封部20は、ポリプロピレン、ナイロン、ABS、ポリカーボネート、ステンレス鋼、チタンまたは任意の他の適した材料などの適切な材料から製作され得る。以下で論じられるように、密封部20はまた、布、エラストマー、フォーム、ゲル、それらの組み合わせ、または積層の複合材を形成するために、他の材料との組み合わせから構成され得る。
布層は、天然の材料または合成の材料の織物、編物、組物、または不織の材料を含み得る。布は、密封の耐久性を高め得、物品または器具の挿入力を低減し得る。さらに、布は、例えば、柔軟な潤滑性の材料によってその内部を被覆されることにより、密封部を通る器具または他の物品の通行を容易にし得る。
随意に、布層は、交差する単一のスリットまたは複数のスリットを有し得る。スリットは、実質的に直線で、かつ密封筐体の軸「b」に対して半径方向外側に延び得る。他の構成は、非直線スリット、蛇行(serpenditious)スリット、交差スリットを含む構成が想起される。スリットは、密封部の軸の周囲の等遠位に(equidistally)かつ放射状に間隔をおいて配置され得る。スリットは、物品の周囲の布層の内部領域の半径方向の圧縮を低減することによって、物品を手術部位の中に進めるために必要とされる、挿入力と引出力とを低減することを補助し得る。
エラストマー層は、適切なエラストマーのポリマーまたは熱可塑性のポリマーから製作される。エラストマー層は、挿入の間の外科用物品、例えば器具による空気漏れの可能性を最小化することによって、密封部の保護を提供する。
フォーム層は、連続気泡または独立気泡のフォーム材料から製作され得る。フォームセグメントは、外科用物品の周囲の密封を補助し得る。フォーム層はまた、十分な弾力性を有し得ることにより、挿入された器具の周囲でたわみ、変形する一方で、物品、例えば器具の外側の寸法に順応し、それによって、物品の周囲の流体密な密封を確立する。フォーム層はまた、十分に弾力的であることにより、器具の軸外れの動作を吸収する。さらに、フォーム層の弾力的な特性は、器具のオフセット操作の間、器具のまわりのギャップの形成を実質的に最小化し得る。ギャップの存在は、下にある気腹からのガスの望まれない解放を違った形で可能にする。本明細書中に開示されている密封構成はまた、特に、1つ以上の縫合具がまた、器具と並んで密封を通って延びている用途に対して最適であり得る。そのような縫合具の存在は、一般に、器具の表面を不規則にさせ、それに対して密封することをより困難にし、そしてフォーム層は、ギャップを最小化し、かつ縫合具と器具とにより形成された不規則な表面に順応することによって、デバイスの密封能力を高めるように機能し得る。
例示されている実施形態において、スポンジ材30が、密封部20の遠位にまたはその内部に配置される。スポンジ材30は、吸収性のある多孔性材料を含んでいる。スポンジ材30は、天然の材料、人造の材料および/または合成の材料を含み得るか、または天然のセルロースから製造された合成繊維などの天然材料から製造された合成材料を含み得る。スポンジ材は、セルロース、酢酸セルロースおよびトリアセチルセルロースなどのセルロースエステル、および綿またはレーヨンなどのセルロース性の材料から形成され得る。スポンジ材はまた、ナイロンなどのポリアミド、ポリエチレンおよびポリプロピレンなどのポリオレフィン、アクリル、モドアクリル、ゴム、プラスチック、熱可塑性プラスチック、ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテルウレタン、ポリ塩化ビニル、ビニルニトリル、シリコン、ラテックス、それらの組み合わせおよび誘導体、ならびに当業者が理解する範囲内の他の吸収性の材料から形成され得る。スポンジ材30はまた、網状の、連続気泡および/または独立気泡のフォームを含み得る。
密封筐体10はさらに、バルブ40を含み得る。例示されている実施形態において、バルブ40は、スポンジ材30の遠位にまたはその内部に配置される。バルブ40は、外科用物品が存在しないときに、かつ/または与圧された腔の注入ガスに応答して閉じたままであるように適合されているスリット42を有するカモノハシバルブなどのゼロ閉止バルブであり得る。さらに、バルブ40は、バルブが閉じられているときに、流体またはごみが密封筐体10に入り込むことを防止することに役立つ。バルブ40上の流体圧力は、スリット42が閉じたままであることに役立ち、それによって、密封筐体10を流体から密封し得る。しかしながら、器具がバルブ40を通って挿入されるときに、密封が器具のまわりで常に形成されるわけではなく、それによって、一部の流体が密封筐体10に入り込むことを可能にし、そこで、密封部20は、流体が密封筐体10を出て行くことを妨げる役目を担っている。従って、スポンジ材30は、バルブ40に隣接して、かつ/またはバルブ40と密封部20との間に置かれることにより、密封筐体10に入り込む流体を吸収する。代替案において、バルブ40は、例えば、ゲル密封、バルーンバルブ、またはフラッパーバルブであり得る。
ここで図3を参照すると、密封筐体110の代替の実施形態が例示されている。密封部120とスポンジ材130とは、概してテーパー型の輪郭かまたは漏斗型の輪郭を規定し、それによって、スポンジ材130の内部領域と、密封部120とが密封筐体の軸「b」に関して斜めの角度で傾斜している。漏斗型の特性は、器具または物品の初めの導入の間に、器具を誘導することを補助し得る。スポンジ材130は、流体を吸収することに対して当業者が理解する範囲内の任意のサイズおよび形状であり得る。スポンジ材130は、密封筐体110の内側壁118の直径に実質的に等しい直径を有するか、あるいは、遠位の端部113における開口の直径に実質的に等しい、より小さな直径を有し得る。スポンジ材130は、密封部120と遠位の端部113との間の空間全体かまたはその任意の部分を満たし得る。スポンジ材130は、圧縮された状態または付勢された状態で密封筐体110内に配置され得る。さらに、スポンジ材130は積層され得る。上記のように、スポンジ材130は、任意の数の層を含み得、各層が布、エラストマー、フォーム、ゲル、およびそれらの組み合わせを含む任意の材料で作られる。
この実施形態において、スポンジ材130は、層131、132および133を含んでいる。図2で論じられたように、層131は、多孔性で、かつ吸収性の材料で作られる。層132が布層であることにより、スポンジ材130への支持またはそれの補強を提供し得る。層133は、独立気泡フォーム層であることにより、非吸収性の裏張りをスポンジ材130に提供し得る。無孔性のフォーム層133は、湿気が密封部120に達することを防止する追加の保護層を提供し得る。スポンジ材130は、そこを通る外科用器具の通行用のアパーチャ部134を含み得る。アパーチャ部134は、十分に小さな直径のスリットまたは開口であることにより、そこを通過する器具または物品を把持し、通過する器具上に累積された湿気または流体を吸収し得る。層の他の組み合わせが想起され、そして当業者が理解する範囲内にある。
図4は、図4Aおよび図4Bとともに、密封筐体210の代替の実施形態を例示している。密封筐体210の近位の端部212は、密封部220を含み、密封筐体210の遠位の端部213は、バルブ240を含んでいる。密封筐体210の中央部分215は、内側壁ではなく、近位の端部212と遠位の端部213とを接続し、そして空間的に分離する接続部材217を含んでいる。接続部材217は、例えばバー、ロッド、カラーなどであり得る。スポンジ材230は、気密の態様で中央部分215内に配置される。スポンジ材230は、遠位の端部213を通って入り込む流体を保持する吸収性の内側層231と、密封筐体210内で気密の密封を維持する無孔性の外側層233を含み得る。あるいは、スポンジ材230の外側表面は、密封筐体210に気密の密封を提供するために、密封筐体210内に置く前にまたは置いた後に無孔性の物質で被覆され得る。スポンジ材230は、使用の後または外科的処置の間に置換され得る。実施形態において、外科用器具がバルブ240に存在しないときには、スポンジ材230は、処置の間に置換され得る。外科用器具が存在しないときに、スポンジ材230が交換されている間、バルブ240が閉じられ、それによって、確立された手術部位の完全性を維持する。
スポンジ材は、従来の手段を介して製造され得る。吸収性のスポンジ材層と、布、エラストマーおよびフォームの層とが、圧縮成型され得る。エラストマーおよびフォーム層がまた、布層をエラストマーおよび/またはフォーム層の中に少なくとも部分的に埋め込むために加熱され得る。吸収性の層は、布層と縫い合わされ得る。あるいは、層が、接着材、セメントなどによって付着され得る。一旦スポンジ材が組み立てられるかまたは製造されると、アパーチャが、ダイパンチによって複合材を通して打ち抜かれるか、または成型プロセスを介して作られ得る。あるいは、積層のスポンジ材は、協働的なアパーチャまたはスリットを提供され、次いで上記の方法のいずれかを介して組み立てられ得る。
密封部、スポンジ材および/またはバルブは、潤滑材あるいは治療用薬品または薬理用薬品を組み込み得る。潤滑材は、当業者が理解する範囲内にある平滑性または滑りやすさを有し、それによって、表面の摩擦を相対的に無くすものである。治療用薬品または薬理用薬品の例は、食塩水、治癒(healing)薬品、潤滑性の薬品、鎮痛剤、防腐剤、成長因子および/または抗炎症薬品などの抗菌(antimicrobial)薬品、抗菌(antibacterial)薬品、止血薬品、加湿する薬品を含んでいる。例えば、スポンジ材が処置の間に流体によって湿ったままであり得るので、微生物が成長し、スポンジ材と異なる外科用器具との接触を介して患者に戻るように移動可能になり得る可能性が存在する。抗菌剤がスポンジ材に付与され、次いで望ましくない微生物の成長を制限する手段となり得る。
腹腔鏡的処置の間などの外科的タスクの実行に関連して、ポータル装置1を用いるために、腹腔が、気腹を確立するためにガス注入され得る。上記のように、密封筐体10が、スリーブ50に取り付けられる。組み立てられたポータル装置1は、腔にアクセスするために、一般に、鋭いかまたはブレードのないトロカール閉塞具を利用して、ガス注入された腹腔の中に導入され、そして閉塞具が取り外される。器具は、密封筐体10のアパーチャ部14の中に器具を挿入し、密封部20を通ることによりポータル装置1を通って前進し、それによって、密封部20のアパーチャ部22を画定する部分が、伸びることにより、器具をそれとの実質的な密封関係において収容する。器具は、スポンジ材30、バルブ40を通して、スリーブ50の中に、そして体腔の中へと通される。所望の外科的タスクが器具によって実行される。器具の操作の間に、バルブ40を通って密封筐体10に入り込む流体が、スポンジ材30によって吸収され得る。密封部20が器具の周囲の密封を維持することにより、器具の両側のあらゆるギャップの形成を防止する。
関節鏡的処置において、スポンジ材30が、処置の間に利用された、例えば、接合領域に散布された洗浄溶液(例えば、食塩水)を吸収することに役立つことにより、密封部20またはバルブ40からの液体の除去を容易にし、それによって、これらの構成要素の適正な機能を維持する。
形態および詳細における様々な修正および変更が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく本開示の実施形態になされ得ることは理解されるであろう。従って、上記の説明は、本発明を限定することとしてではなく、単に本発明の様々な実施形態の例示と解釈されるべきである。当業者は、本開示および添付の特許請求の範囲の精神および範囲の内において他の修正を想起し得る。
1 ポータル装置
10 密封筐体
12 密封筐体の近位の端部
13 密封筐体の遠位の端部
14 密封筐体の中央のアパーチャ部
16 密封筐体内部の環状のカラー部
18 密封筐体の内側壁
20 密封部
22 密封部のアパーチャ部
30 スポンジ材
40 バルブ
42 スリット
50 スリーブ
52 スリーブの近位の端部
54 スリーブの遠位の端部
56 スリーブ内部の長手方向の通路
60 外科用器具類

Claims (14)

  1. アクセスポータルであって、
    密封筐体と、
    該密封筐体に取り付けられたスリーブであって、下にある組織へのアクセスを提供するように適合された内部の長手方向の通路を有している、スリーブと、
    外科用器具との実質的な密封関係において、該外科用器具の受け入れおよび通行のための開口部を有する密封部であって、該密封筐体の内側壁と機械的な協働状態にある、密封部と、
    該密封部の遠位に配置されているスポンジ材であって、該密封筐体に入り込む流体を吸収するように適応している、スポンジ材と
    を備えている、アクセスポータル。
  2. バルブをさらに備え、該バルブは、そこを通る前記外科用器具が存在しないときに、気密の密封を維持するように構成され、該バルブは、前記スポンジ材の遠位に配置されている、請求項1に記載のアクセスポータル。
  3. 前記スポンジ材は、セルロース、セルロースエステル、綿、レーヨン、ポリアミド、ナイロン、ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル、モドアクリル、ゴム、プラスチック、熱可塑性プラスチック、ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテルウレタン、ポリ塩化ビニル、ビニルニトリル、シリコン、ラテックス、およびそれらの組み合わせから構成されている、請求項1に記載のアクセスポータル。
  4. 前記スポンジ材は、セルロースから構成されている、請求項1に記載のアクセスポータル。
  5. 前記スポンジ材は、層から構成されている、請求項1に記載のアクセスポータル。
  6. 前記スポンジ材の前記層は、吸収性の層、布層、エラストマー層、フォーム層、ゲル層、およびそれらの組み合わせから成る群から選択され得る、請求項5に記載のアクセスポータル。
  7. 前記スポンジ材は、外科用器具の前記通行のためのアパーチャ部を有している、請求項6に記載のアクセスポータル。
  8. 前記スポンジ材は、圧縮された状態において前記密封筐体内に配置されている、請求項1に記載のアクセスポータル。
  9. 前記スポンジ材は、治療用薬品を含んでいる、請求項1に記載のアクセスポータル。
  10. 前記治療用薬品は、抗菌薬品である、請求項9に記載のアクセスポータル。
  11. 前記スポンジ材の直径は、前記密封筐体の前記内側壁の直径に実質的に等しい、請求項1に記載のアクセスポータル。
  12. 密封筐体であって、
    外科用器具と流体密のインターフェイスを維持するように構成されている密封部を含んでいる近位の端部と、
    外科用器具が存在しないときに、気密の密封を維持するように構成されているバルブを含んでいる遠位の端部と、
    該密封筐体に入り込む流体を吸収する取り外し可能なスポンジ材を含んでいる中央部分と
    を備えている、密封筐体。
  13. 前記スポンジ材は、吸収性の内側層と無孔性の外側層とを含んでいる、請求項12に記載の密封筐体。
  14. 前記スポンジ材の外側表面は、無孔性の材料で被覆されている、請求項12に記載の密封筐体。
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