JP2010238020A - 情報処理装置、その方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 目的のネットワーク機器の検出に際しては、コンピュータのファイアウォールの設定やネットワーク機器の電源投入のタイミングなどの様々な環境条件を考慮しなければ、迅速で確実な機器の検出が行なうことができない。
【解決手段】 目的のネットワーク機器の検出確認用の識別情報(MACアドレス)を予め保持し、当該保持された情報とネットワーク上のネットワーク機器から取得した識別情報と比較することで、目的のネットワーク機器の検出を行なう情報処理装置において、検索対象とすべきアドレスの範囲の一部に対してユニキャストによる要求を行い、その後にブロードキャストまたはマルチキャストによる要求を行なうことを、前記目的のネットワーク機器が検出できるまで繰り返し制御させることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

ネットワークに接続された機器を検出する情報処理装置、および方法などに関する。
一般家庭にもローカル・エリア・ネットワーク(LAN)が普及し、印刷装置のような機器を、LANを介して複数のコンピュータで共用するようになって来た。家庭におけるLANは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いるのが一般的である。TCP/IPでは、各機器をIPアドレスにより特定し、通信を行う。しかし、アドレスの割り当てにはネットワークに関する知識を必要とし、知識をもたない一般ユーザには難しいものであった。
そのため、一般家庭においては、LANをインターネットに接続するルータがDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を持ち、この機能により接続機器にIPアドレスを自動的に割り当てるようにするのが一般的である。DHCPサーバは動的にIPアドレスを割り当てるため、接続機器は起動のたびに必ずしも同じアドレスを割り当てられるわけではない。
ところで、ホスト機器であるコンピュータから、印刷装置を利用する場合には、コンピュータは印刷装置のIPアドレスを記憶し、そのIPアドレス宛てにデータを送信し通信を行う。このとき、印刷装置にコンピュータが記憶しているIPアドレスと異なるアドレスが割り当てられていると、コンピュータは印刷装置と通信するための宛先がわからず、通信を行なうことができなくなってしまう。
この問題を解決するためには、コンピュータが記憶している印刷装置のIPアドレス宛てに通信ができない場合に、不特定の相手にパケットを送信するブロードキャストを用いて所望の機器の検出を行なう方法がある。この方法では、まずコンピュータが予め利用する目的の機器のIPアドレスと機器固有の値(例えば、MACアドレス)とを記憶しておく。そして、IPアドレスの問合せをブロードキャストする。この問合せを受信した機器は、応答の中にMACアドレスを含めて応答を返す。応答を受信したコンピュータは、自身で記憶している固有値と応答に含まれる固有値を比較することで、目的の機器からの応答の有無を確認する方法である。また、機器からの応答にIPアドレスを含めることにより、目的の機器のIPアドレスを確認、更新することもできる。
さて、近年、セキュリティ意識の高まりに伴い、家庭用のコンピュータにおいてもファイアウォールソフトウェアが普及している。ファイアウォールはコンピュータのネットワーク通信を監視し、通信を制限することにより、外部からの不正アクセスなどを防止するものである。ここで、セキュリティを維持するためファイアウォールソフトウェアの設定により、不特定のホスト宛てに送られるブロードキャストによる通信は制限される場合がある。具体的には、例えば、コンピュータ上で動作するアプリケーションが送信したブロードキャストリクエストに対する応答が、ファイアウォールによりブロックされてアプリケーションに届かなくなる。このような状況では、DHCPサーバにより以前と異なるアドレスを割り当てられた機器を、ブロードキャストを用いて検出することができない。
一方、UNIX(登録商標)系のオペレーティングシステム(OS)として、Linux(登録商標)の普及が進んでいる。Linuxが無償のソフトウェアであること、導入が容易になってきていることから、コンピュータに精通したユーザでなくてもLinux環境を使用する場合も多くなっている。さらにコンピュータにプリインストールされる場合も見受けられてきた。Linuxには多様な頒布形態(ディストリビューション)があり、代表的なものとして、Fedora(登録商標)、Ubuntu(登録商標)、openSUSE(登録商標)などが挙げられる。これらのディストリビューションを用いることにより様々な環境を簡単に構築することができる。多くのディストリビューションでは基本的にファイアウォールのソフトウェアが導入されており、アプリケーションが自由にブロードキャストを用いて通信することができない場合が多い。ここで、このファイアウォールの設定の変更は、セキュリティ上ユーザが望まないことが多い上に、設定変更すること自体、環境によって大きく設定方法が異なるため困難な場合が多い。
ここで、従来技術として特許文献1では、ブロードキャストによる通信が制限される環境下であってもネットワーク上の機器の検出をする方法が示されている。特許文献1では、機器の検出のためにブロードキャストとユニキャストとの両方を用いる。具体的には、ユニキャストを正常に行なえたらブロードキャストを試みて、その時点のブロードキャスト可否を判定し、可否判定の結果により検出の方法を選択または、その順序を切り換えている。ユニキャストは、宛先となるIPアドレスを指定して行なう一対一の通信である。ブロードキャストとは異なり、不特定多数との通信ではないため、ユニキャストによる通信はファイアウォールによる制限はされることが少ない。ここで、ユニキャストを用いてネットワーク上の機器検出を行なう場合は、ネットワークに存在しうるアドレス全てに対して各々ユニキャストで通信を行なっていくことになる。
特開2006−340286号公報
ユニキャストによってネットワーク上の機器を検出することは、多数のアドレスに対し一対一で試行していかなければならない。この処理は、各アドレスに対して、応答を待たなければいけない時間(タイムアウト)があるため、機器の検出に時間のかかる場合が多い。機器検出に時間がかかると、ユーザは検出が失敗している可能性が高いと判断して検出を中断してしまうこともある。これでは結果的に機器の検出できないことと同じである。
また、ファイアウォールソフトウェアは、特定のOSに標準で付属するのものや、サードパーティー製のものが、多種多様に存在し、他のアプリケーションからその設定を知る一般的な方法は存在しない。したがって、ファイアウォールによりブロードキャストによる通信が制限されている設定になっていても、アプリケーションはそれを知ることができない。つまり、ブロードキャストで送信したリクエストに対する応答を受信できなかった場合に、その原因を特定できない。ここで、ブロードキャストのリクエストに対する応答が受信できない場合の原因として、他にも目的の機器の電源が投入されていない等の理由がある。現状、アプリケーションはブロードキャストによる通信を行なおうとして失敗した、という結果のみ認識可能で、それがファイアウォールにブロックされたためなのか、その他の理由のためなのかを区別することができない。
目的の機器の検出に際しては、ファイアウォールの設定や機器の電源投入のタイミングなどを考慮した上で、可能な限り早期にその機器を検出できることが好ましい。そこで、本発明は、様々な環境条件においても機器の検出を行い、その検出にかかる時間の期待値を向上させることが可能な手法を目的とする。
上記課題を解決するために本発明の情報処理装置は、目的のネットワーク機器の検出確認用の識別情報を予め保持し、当該保持された検出確認用の識別情報とネットワーク上のネットワーク機器から取得した識別情報と比較することで、目的のネットワーク機器の検出を行なうものであって、ネットワーク上のネットワーク機器の検出の際に対象とすべきアドレスの範囲を設定する設定手段と、ブロードキャストまたはマルチキャストを用いて、ネットワーク上のネットワーク機器から該ネットワーク機器の識別情報を含む応答を要求することで、目的のネットワーク機器の検出を行なう第1の検出手段と、前記設定手段により設定された対象とすべきアドレスの範囲に対するユニキャストを用いて、ネットワーク上のネットワーク機器から該ネットワーク機器の識別情報を含む応答を要求することで、目的のネットワーク機器の検出を行なう第2の検出手段と、前記第2の検出手段により前記対象とすべきアドレスの範囲の全てのアドレスに対してユニキャストによる要求を行う前に、前記対象とすべきアドレスの範囲の一部のアドレスに対してユニキャストによる要求を行い、その後に前記第1の検出手段によりブロードキャストまたはマルチキャストによる要求を行なうことを、目的のネットワーク機器が検出できるまで繰り返す制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、様々な環境条件においても機器の検出を行い、その検出にかかる時間の期待値を向上させることが可能となる。
本発明におけるネットワークの構成の例を示した図である。 本発明におけるコンピュータのハードウェアの構成例を示した図である。 本発明におけるプリンタドライバを含めたソフトウェアの構成例を示した図である。 本発明における機器の検出処理のフローチャートである。 ネットワーク上の機器の検出タイミングを説明するための図である。 図5とは異なる検出方法を用いた場合の、ネットワーク上の機器の検出タイミングを説明するための図である。 ユニキャストによる機器の検出をマルチスレッドで行なう例を示した図である。 マルチスレッドで、あるスレッドが一定時間毎にブロードキャスト検出のみ、他方がユニキャスト検出のみを行なう例を示した図である。 マルチスレッドで、各スレッドがブロードキャスト検出とユニキャスト検出の双方を行なう方法の例を示した図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1において、コンピュータ101、102、プリンタ103、104、ルータ105がネットワーク106に接続されている。各機器はTCP/IPプロトコルにしたがって通信を行なっているものとする。また、ルータ105はDHCPサーバ機能を備え、コンピュータ101、102、プリンタ103、104はルータ105からIPアドレスを割り当てられる。IPアドレスは、ルータ105が192.168.0.1とし、コンピュータ101、102、プリンタ103、104は電源が投入されると直ちにそれぞれ192.168.0.2〜192.168.0.5が割り当てられるものとする。
情報処理装置としてのコンピュータ101、102は、図2に示すような構成を持つ。CPU204、シリアルポートやUSBポートなど、周辺機器を接続するための接続ポート205、ネットワークに接続するためのLANポート206、メモリ207、ハードディスクなどの補助記憶装置208、ビデオカードなどの画面に出力するための画面出力装置209を備えている。出力ポートのキーボードやマウス、スキャナなどの入力装置202、USBメモリや外付けハードディスク、CD−ROM、DVD−ROMなどの外部記憶装置203がそれぞれSATAポートやUSBポートなどの接続ポート205に接続されている。モニタ210は、画面出力装置209の出力端子に接続されている。また、LANポート206はネットワーク106に接続されている。プリンタ103、104もコンピュータ101と同じネットワーク106に接続されている。
コンピュータ101は、プリンタを検出し印刷を行なうためのソフトウェア(ここでは、プリンタドライバ)が導入されているものとする。図3はコンピュータ101のソフトウェア構成を示したものである。アプリケーション300、プリンタドライバ301、ファイアウォール307を備える。コンピュータ102に関しても、各種アプリケーションやファイアウォールなどの構成を備えているものとする。
プリンタドライバ301は、画像データ形式であるRGB成分を印刷に適したCMYK成分へと変換する画像変換部302、ユーザの指定する印刷設定に応じて誤差拡散などの画像処理を施して印刷に適した形式に処理する画像処理部303を備える。さらに、プリンタが解釈できるコマンドを生成する印刷コマンド生成部304、プリンタの検出を行い、印刷コマンドを送受信するプリンタ通信部307、ユーザにプリンタの状況を通知するステータス表示部305を備える。
ここで、コンピュータ101では、プリンタドライバ301がブロードキャストで通信できるようにファイアウォール307の設定が行なわれているものとする。コンピュータ102では、ファイアウォール307の設定により、ブロードキャストでの通信が制限されているものとする。
また、コンピュータ101、102は、それぞれプリンタ103の検出確認用の固有の識別情報をユーザがプリンタ103を設置した際に入力しておくなどして、あらかじめ保持しているものとする。本発明においては、ネットワーク機器の検出確認用の識別情報としてMACアドレスを用いるが、該機器のシリアル番号やネットワークサービス名などを用いてもよい。
図5は、ブロードキャストとユニキャストの両方を用いたネットワーク上の機器の検出の一例に関して、その検出タイミングを説明するための図である。ここでは、ブロードキャストを1度行なった後に、全てのIPアドレス(192.168.0.1〜192.168.0.254)に対してユニキャストの検出を行っていくといった単純な検出方法を用いている。さらに、本検出方法ではユニキャスト後、その応答を待つために所定時間空けて、再びブロードキャストを行っている。ここで、検出対象とする目的のプリンタのアドレスは、192.168.0.4とする。
図5の最上段にある2行は、システムの環境を示す。上の行(ブロードキャスト)では、ファイアウォールの設定によりブロードキャストの通信が制限されている(禁止)か、制限されていない(許可)ことを示す。下の行(電源)では、プリンタドライバ301が機器の検出を行なう前の、ネットワーク機器の電源の状態(ON/OFF)を示している。
条件1は、ファイアウォールの設定はブロードキャストによる通信をブロックしないように設定されており、さらに最初はプリンタの電源が投入されていないが、機器の検出開始後に電源が投入されたケースを示す。このケースは、ユーザが印刷を実行する際に、プリンタドライバがプリンタの検出を開始してから、プリンタの電源が投入されていないことに気づき、プリンタの電源が投入されるといった状況を想定している。条件1においては、ユーザの電源投入のタイミングが遅いと(アドレス192.168.0.4へのユニキャストより後)、図示されたように、2度目のブロードキャストが行われるまでプリンタの検出ができない。
条件2は、ファイアウォールの設定はブロードキャストによる通信をブロックしないように設定されており、さらに最初からプリンタの電源が投入されているケースを示す。この場合は、最初のブロードキャストにより目的のプリンタが検出できる。
条件3は、ファイアウォールの設定はブロードキャストによる通信をブロックするように設定されており、さらに最初からプリンタの電源が投入されているケースを示す。この場合は、最初のブロードキャスト後のユニキャストにより目的のプリンタが検出できる。
条件4は、ファイアウォールの設定はブロードキャストによる通信をブロックするように設定されており、さらに最初からプリンタの電源が投入されてないケースを示す。条件4においては、ユーザの電源投入のタイミングが遅いと(アドレス192.168.0.4へのユニキャストより後)、図示されたように、2度目のブロードキャスト後のユニキャストで、プリンタが検出される。
図6は、第1の検出の処理としてのブロードキャストと第2の検出の処理としてのユニキャストの両方を用いたネットワーク上の機器の検出に関して、本発明において特有な検出方法を用いており、その検出タイミングを説明するための図である。図示される条件1〜4は、図5と同様である。
ここでは、図6に示す条件1に相当する環境で、プリンタ103で印刷を行なう例を挙げて、具体的なコンピュータにおける処理を説明する。ここでは、ネットワーク上に設置された機器として、コンピュータ101、プリンタ103、104、ルータ105があるものとする。
まず、ユーザが任意のアプリケーション300で印刷を実行すると、プリンタドライバ301は、アプリケーション300からしかるべき画像データを受け取る。その後、所定の処理を行い、プリンタ通信部306がネットワーク106上のプリンタの検出処理を開始する。
図4を用いて、プリンタ通信部306における検出に関する処理を具体的に説明する。図4で示すフローチャートは、プログラムを所定の記憶領域に読み出し、CPU204が実行することで実現される処理ステップを示している。
S401では、自分のコンピュータ101のネットワーク情報を取得し、ネットワーク106上で利用され得るネットワークアドレスを計算する。また、検出試行アドレスやアドレス間隔を初期化する。検出試行アドレスは、ユニキャストによるプリンタ検出の際に試行する対象のアドレスのことである。また、アドレス間隔は、ブロードキャストを行なうタイミングを決定する変数で、この変数分のアドレスをユニキャストにおいて試行したら、もう1度ブロードキャストによる検出を行なうものとする。
ここでは、ネットワーク情報として、ネットワークアドレスが192.168.0.0、サブネットマスクが255.255.255.0が得られたとする。このネットワークの範囲は、サブネットマスクのビットの立っていない範囲となるので、192.168.0.0〜192.168.0.255となる。はじめのアドレス192.168.0.0はネットワークアドレスであり、終わりのアドレス192.168.0.255はブロードキャストアドレスとなる。したがって、実際に機器に割り当てられるアドレスは、192.168.0.1〜192.168.0.254となり、検出試行アドレスには初期値として192.168.0.1が設定される。また、本実施例では、アドレス間隔としては規定値(=50)が設定される。なお、この数は一例であり、ネットワークのアドレス数に応じて、適切に変化させるなどしてもかまわない。
S402では、ブロードキャストアドレス(192.168.0.255、または255.255.255.255でもよい)に対して、プリンタコマンドとして用意してあるMACアドレスとIPアドレスを問い合わせるコマンド(要求コマンド)を送信する。これにより、ネットワーク106上の機器からMACアドレスとIPアドレスを問い合わせる。ここでは、予め不要なアドレスを指定していないマルチキャストなどをブロードキャストに代わって用いてもよいとする。
S403では、要求コマンドに対応してネットワーク106に接続された機器から応答が返される。ここでは応答があることだけを確認する。1つでも応答があればS412に進み、なければS404に進む。
なお、上述した条件1のような環境では、コンピュータ101のプリンタドライバ301がブロードキャストでの通信が行なえるようにファイアウォール307が設定されているが、プリンタドライバ301自身はこのファイアウォール307の設定を知り得ない。そこで、プリンタドライバ301はブロードキャストアドレスを用いた機器検出において、ネットワーク310に接続されたプリンタなどからの応答を受け取ることで、ブロードキャストでの通信が可能かどうかを判断できる。
S403において、条件1のような環境(ここでは、プリンタ103、104ともに電源が投入されていない)では、ネットワーク機器からの応答はなく、S405へ進む。ネットワーク機器からの応答が無い原因としては、いくつか挙げられるが、ここ時点ではプリンタドライバ301は、その原因を特定することが出来ない。応答が無い原因としては、プリンタ103、104の電源が投入されていない、ネットワーク106に接続されていない、コンピュータ101においてブロードキャストによる通信がファイアウォール307によりブロックされているか、などが考えられる。
その後、S404〜S411においてユニキャスト検索によるプリンタ検出を試行することになる。
S404では、ユニキャストによる検出アドレス数をカウントするアドレスカウントを初期化(=1)する。次に、S405において、検出試行アドレスが有効な範囲かどうかを確認する。ここでは、有効な範囲は、192.168.0.1〜192.168.0.254のアドレスである。有効な範囲内であるならS407に進み、有効な範囲外であるならS406に進む。S406に進む場合は、全てのアドレスに対して、ユニキャストによる試行を行っても目的のプリンタが発見できなかった場合であるので、検出失敗と判断されることになる。この際には、ユーザに対してモニタ210などで検出失敗を通知し、処理を終了する。
一方、S406では、検出試行アドレスに対してユニキャストで要求コマンドを送り、IPアドレスとMACアドレスの問い合わせを行なう。つまり、まずアドレス192.168.0.1に対して問い合わせを行なうことになる。S408では、要求コマンドに対して応答があるかを確認する。応答があればS409に進み、無ければS410に進む。例えば、アドレス192.168.0.1に対して要求コマンドを送った場合、ルータ105のアドレスであり、要求コマンドに対応する応答がない。
S409では、応答元のMACアドレスが目的のプリンタのアドレスと一致するかを判断する。一致すればS415に進み、一致しなければS410に進む。
S410では、ユニキャストによりチェックしたアドレス数(アドレスカウント)を確認し、アドレス間隔の50個のアドレスを確認したかを判断する。もし、アドレス間隔分のユニキャストを行なっている場合(YES)は、いったんブロードキャストを行なうためS402に戻る。アドレス間隔分のユニキャストを行なっていない場合は、S411に進む。S411では、検出試行アドレスを1つ進め、アドレスカウントを1だけ増加させる。上述した条件1のような環境において、最初のユニキャストを終えた段階では、本ステップにおいて、検出試行アドレスは192.168.0.2となり、アドレスカウントは2になる。
その後、S405〜S411までの処理をアドレス間隔分繰り返し、ユニキャストによるプリンタ検出を試みる。前述の条件1の例では、192.168.0.4のユニキャストによる検出を終えた後に、プリンタ103の電源は投入される。よって、目的のプリンタからの応答がないまま、検出試行アドレスは192.168.0.50まで進む。そして、S410で、アドレスカウントがアドレス間隔を超えるので、S402へ戻り、ブロードキャストを行なうことになる。
前述の条件1の例では、S402でブロードキャストによる問合せを行い、S403で応答の有無を判断する。今度は、プリンタ103の電源が投入されているので、プリンタ103からの応答を受け取るので、S412に進む。
S412では、応答を返したプリンタが目的のプリンタ103かどうかを確認する。応答されたデータに含まれるMACアドレスが、コンピュータ101で予め保持されている目的のプリンタのMACアドレスと一致するかを判断する。目的のプリンタが応答している場合は、S415に進み、検出成功と判断し、処理を終了する。前述の条件1の例では、プリンタ103が応答することになるので検出成功となる。プリンタ103の検出が成功したときに、その応答データに含まれるIPアドレスを確認することにより、プリンタ103のIPアドレスが192.168.0.4であることが得られる。この後の通信では、得られたIPアドレスを使用して通信を行なうことになる。具体的には、プリンタ通信部は印刷データをプリンタ103に送信していき、プリンタ103は印刷データを受け取り、印刷データに基づいて印刷を開始することになる。
一方、S412で、目的のプリンタからの応答を受け取っていない場合は、例えばプリンタ103以外の機器から応答を受け取った場合はS413に進む。S413では、ユーザによるプリンタの探索のキャンセル指示があるか否かを判断する。ここでは、目的のプリンタの検出に時間がかかり過ぎていることによるユーザのキャンセル指示などを想定している。キャンセル指示があった場合は、S406に進み、検出失敗となり、そのまま処理を終了する。キャンセル指示が無かった場合は、S402に進み、処理を繰り返すことになる。
S413では、ユーザからのキャンセル指示において、プリンタ機器の未検出のまま、処理を終了するといった例外処理を説明した。この際に考えられる目的のプリンタの検出に時間がかかった原因としては、ブロードキャストによる応答をプリンタドライバが受け取っているので、ファイアウォールの設定以外、例えば目的のプリンタに電源が投入されていないことなど、が考えられる。よって、S413からS406に進み、検出失敗を判断した場合は、ユーザに対して「プリンタの電源が投入されていない可能性があります。確認後、プリンタを再探索しますか?」といった、注意を促すような表示をモニタ210で行ってもよい。
以上までで、図6の条件1の環境を例として、本発明に特有な機器の検出手法に関して具体的に説明を行なった。以降では、プリンタの検出タイミングに関して、図6の条件1以外についても詳細に説明する。
まず、図6の条件2について説明する。この環境においては、1回目のブロードキャスト(S402)により目的のプリンタであるプリンタ103が検出できる。
次に、図6の条件3について説明する。この環境においては、まず、コンピュータ101において、ファイアウォールによりプリンタドライバのブロードキャストによる通信がブロックされる(S403−NO)。その後、ユニキャストによる機器の検出が行なわれ、検出試行アドレス192.168.0.4となった時に、目的のプリンタが検出されることになる(S409−YES)。
さらに、図6の条件4について説明する。まず、コンピュータ101において、ファイアウォールによりプリンタドライバのブロードキャストによる通信がブロックされる(S403−NO)。その後、ユニキャストによる機器の検出が192.168.0.1〜192.168.0.254まで全て試され、その間、前述のアドレス間隔に応じてブロードキャストによる検索も試されるが、目的のプリンタが検出されない。ここでは、検出失敗と判断する(S406)。このような場合は、プリンタドライバ301の検出結果を待っている処理部(たとえば、ステータス表示部305)に、検出が失敗したことをいったん通知する。
ステータス表示部305は、ユーザに対して、目的のプリンタが検出できなかった旨と、「プリンタの電源が投入されていない可能性があります。確認後、プリンタを再探索しますか?」といった、注意を促すような表示をモニタ210で行ってもよい。これは、全てのアドレスに対してユニキャストを行っても、目的のプリンタを検出できなかったので、プリンタの電源が投入されていないなど、が原因として考えられるからである。また、この表示としては、ネットワーク設定などが原因の場合があるので、その旨を伝えて機器の検出のリトライを促すようにしてもよい。ここで、再びユーザからの印刷処理が指示される、または機器の検出のリトライが指示されるなどして、S401から検出処理を開始される。すると、検出試行アドレス192.168.0.4となった時に、目的のプリンタの検出が成功する。
上記に示すように、本発明によれば、プリンタドライバのブロードキャストによる通信が可能なように設定されていれば、プリンタの電源があらかじめ投入されていなくても、比較的高速に目的のプリンタの検出が可能である(図6の条件1や条件2)。特に図5の検出方法と比較して、条件1では検出のタイミングがはやい事がわかる。特に家庭用プリンタは、常時電源が入れられているものではなく、印刷開始時に電源が投入されていないこともある。よって、図6のような機器の検出方法は、このような環境では特に有効な手法といえる。状況での検出に特に高速に検出が出来るようになる。
また、一方で、ファイアウォールによりプリンタドライバのブロードキャストによる通信が制限されている際に、図5の検出方法と比較しても、あまり変わらないタイミングで目的のプリンタの検出が可能である(条件3や条件4)。
(応用例1)
本発明においては、まずブロードキャストにより検出を行い、見つからない場合にIPアドレスを50個だけユニキャストにより検出を行なう、ということを繰り返す形態である。上述では、ユニキャストで検出を行なうアドレス間隔を固定している。しかしながら、このアドレス間隔は、検出タイミングを左右するものであり、環境に応じて変更するのが望ましい。また、このアドレス間隔は検出処理中に変更してもよい。例えば、検出処理の初期ではブロードキャストを行なう間隔を短くし、処理が進むにつれ、アドレス間隔を次第に長くして、検出開始時の検出速度の改善を図ってもよい。
また、本実施例においてはユニキャストする対象のアドレスを毎回異ならせている。しかしながら、一部または全てのアドレスを敢えて重複させてユニキャストによる目的のプリンタの探索を行ってもよい。これにより、例えば、電源投入のタイミングなどを考慮した、早いタイミングによる目的のプリンタの検出が行なえることが考えられる。
また、ブロードキャストを行なうタイミングはアドレスの個数ではなく、アドレスの範囲により決定してもよい。ユニキャストによる検出を行い、ある特定のアドレスの範囲を確認し終えたことを検知して、ブロードキャストによる検出を行なってもかまわない。例えば、検出対象となっているアドレスの範囲の終わりのアドレスを確認することで判定をしてもよい。すなわち、S410での判定の際に検出試行アドレスが192.168.0.50、192.168.0.100、192.168.0.150、及び192.168.0.200のいずれかであれば、ブロードキャストを行なうようにしてもよい。
さらに、ブロードキャストを行なうタイミングはチェックしたアドレスの個数ではなく、時間により決定してもよい。ユニキャストによる検出を行い、一定時間経過するごとにブロードキャストによる検出を行なってもかまわない。例えば、S410での判定を、前回のブロードキャストによる検出から5秒以上経過したかを判定するようにすれば、実現可能である。
(応用例2)
検出に成功した際に、その結果(目的のプリンタのIPアドレス)をキャッシュなどに保存しておき、次回検出を行なう際に、まずそのキャッシュしたIPアドレスに対してMACアドレスの問合せを行ってもよい。キャッシュの情報で検出が出来なかった場合は、本発明に示すような処理を行なえばよい。また、キャッシュの情報を基に検出を行なうタイミングとして、例えば、ブロードキャストによる検出の前後で、検出試行アドレスとして試行を行なってもかまわない。
(応用例3)
検出に成功した際に、目的のプリンタがブロードキャスト、ユニキャストのどちらの検出で行なわれたかを記憶しておくことも考えられる。前回、ユニキャストで目的のプリンタを検出したならば、次回検出の際にこの情報を基に、自動的に検出方法に関して、ブロードキャストとユニキャストの検出順序を入れ替えてもよい。
さらに、本発明による検出が成功した際に、ユニキャストにより検出された場合は、さらにブロードキャストにより検出を試みて、目的のプリンタからの応答があるか否かを確認するとしてもよい。これは、それまでに目的のプリンタが検出できなかった原因が、ファイアウォールによりブロードキャストによる通信が制限されているからなのかを判断するためである。ここで、ブロードキャストに対応する応答があった場合は、それまでに目的のプリンタが検出できなかった原因がファイアウォールによりブロードキャストによる通信が制限されているからではないことが把握できる。
例えば、ファイアウォールによりブロードキャストによる通信が制限されているからではないことが把握された場合は、次回の検出処理においては、ブロードキャストを所定時間おきに行なうことで目的のプリンタを検出するようにすることが可能となる。また、ここでは、ユーザに「プリンタの電源が投入されていることを確認してください」といった、通知を行なう表示を行ってもよい。
また、ユニキャストによりプリンタが検出された後に、さらにブロードキャストにより検出を試みて、目的のプリンタからの応答が無かった場合は、次回の検出処理において、ユニキャストによる検出をブロードキャストよりも先に行なってもよい。これにより、目的のプリンタの検出に関して、効率が向上することが考えられる。また、ユーザに対してファイアウォールの設定変更を促すようなメッセージを提示したりしてもよい。
このように、ユニキャストによる目的のプリンタの検出後のブロードキャストによるプリンタの検出の成否により、ユーザに通知する内容を異ならせ、次回のプリンタの検出をより効率良く行なえるような処理をユーザに促すことができる。当然、上述したように、通知内容だけでなく、プリンタドライバによるプリンタの探索方法も切り換えるように制御させてもよい。
(応用例4)
前述の実施例は、単一の制御系(スレッド)で処理を進める例であるが、検出にかかる時間をさらに縮めたいのであれば、複数の制御系(マルチスレッド)で同時に検索を実行してもかまわない。
例えば、図7に示すように、ブロードキャストによる検出を行なった後のユニキャストによる検出は、複数のスレッドを設けて行なってもよい。図7では2つのスレッド1,2を設けて検出を行なっている。
また、図8に示すように、ブロードキャストによる検出タイミングを時間により決定するならば、スレッド1でブロードキャストによる検出を一定間隔(ここでは5秒)で行いながら、スレッド2でユニキャストによる検出を並行して行なってもかまわない。なお、ひとつのスレッドでブロードキャストによる検出と、ユニキャストによる検出を併用してもよい。
図9のように、ブロードキャストとユニキャストを組み合わせた機器の検出処理を、複数のスレッドを設けて実施してもかまわない。
また、マルチスレッドで実施する場合は、ネットワークの負荷などを考慮して、ブロードキャストによる検出を行なう際は、ユニキャストによる検出をいったん中断し、ユニキャストとブロードキャストの通信を同時に行なわないようにしてもよい。
さらに、ユニキャストによる検出の際に、アドレスの順序を192.168.0.1から順に進める例を示したが、順序はこれに限らない。例えば、単純に逆順でも良いし、コンピュータのアドレス付近を優先に検出を行なうように良いし、前回の検出結果から得られるアドレスから開始してもよい。
(他の実施例)
先述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

Claims (13)

  1. 目的のネットワーク機器の検出確認用の識別情報を予め保持し、当該保持された検出確認用の識別情報とネットワーク上のネットワーク機器から取得した識別情報と比較することで、目的のネットワーク機器の検出を行なう情報処理装置であって、
    ネットワーク上のネットワーク機器の検出の際に対象とすべきアドレスの範囲を設定する設定手段と、
    ブロードキャストまたはマルチキャストを用いて、ネットワーク上のネットワーク機器から該ネットワーク機器の識別情報を含む応答を要求することで、目的のネットワーク機器の検出を行なう第1の検出手段と、
    前記設定手段により設定された対象とすべきアドレスの範囲に対するユニキャストを用いて、ネットワーク上のネットワーク機器から該ネットワーク機器の識別情報を含む応答を要求することで、目的のネットワーク機器の検出を行なう第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段により前記対象とすべきアドレスの範囲の全てのアドレスに対してユニキャストによる要求を行う前に、前記対象とすべきアドレスの範囲の一部のアドレスに対してユニキャストによる要求を行い、その後に前記第1の検出手段によりブロードキャストまたはマルチキャストによる要求を行なうことを、目的のネットワーク機器が検出できるまで繰り返す制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段による制御において、1度の前記第2の検出手段により試行される前記対象とすべきアドレスの範囲の一部のアドレスは、アドレス数、時間、または所定のアドレスが指定されることで決定されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段の制御に基づき、前記第2の検出手段により目的のネットワーク機器を検出した際に、更に前記第1の検出手段によりブロードキャストまたはマルチキャストによる要求を行なうことで当該目的のネットワーク機器の検出を試行することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段の制御に基づき、前記第2の検出手段により目的のネットワーク機器を検出した際に、更に前記第1の検出手段によりブロードキャストまたはマルチキャストによる要求を行なうことで、それまでに当該目的のネットワーク機器が検出されなかった原因が判断されることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段の制御に基づき、前記第2の検出手段により目的のネットワーク機器を検出した際に、更に前記第1の検出手段によりブロードキャストまたはマルチキャストによる要求を行なうことで当該目的のネットワーク機器の検出を試行した場合の当該目的のネットワーク機器の検出の成否に応じて、ユーザに対して異なる通知を行なうことを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前回のネットワーク機器の検出の結果を記録する記録手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記記録手段により記録された前回のネットワーク機器の検出の結果から得られるアドレスに対して、前記第2の検出手段による前記ネットワーク機器の検出を試行することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前回のネットワーク機器の検出の結果を記録する記録手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記記録手段により記録された前回のネットワーク機器の検出の結果に応じて、前記第1の検出手段及び前記第2の検出手段の何れかを用いることで、前記目的のネットワーク機器の検出を行なうことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前回のネットワーク機器の検出の結果を記録する記録手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記記録手段により記録された前回のネットワーク機器の検出の結果に応じて、前記第1の検出手段及び前記第2の検出手段を用いる順を異ならせることで、前記目的のネットワーク機器の検出を行なうことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記ネットワーク機器はプリンタであることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御手段は、前記第2の検出手段により前記対象とすべきアドレスの範囲の一部のアドレスに対してユニキャストによる要求を行う際に、前回のユニキャストを行なったアドレスとは異なるアドレスに対してユニキャストによる要求を行うことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 予め保持される前記ネットワーク機器の検出確認用の識別情報は、ネットワーク機器のMACアドレス、シリアル番号、及びネットワークサービス名の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 目的のネットワーク機器の検出確認用の識別情報を予め保持し、当該保持された検出確認用の識別情報とネットワーク上のネットワーク機器から取得した識別情報と比較することで、目的のネットワーク機器の検出を行なう情報処理装置における情報処理方法であって、
    ネットワーク上のネットワーク機器の検出の際に対象とすべきアドレスの範囲を設定する設定工程と、
    ブロードキャストまたはマルチキャストを用いて、ネットワーク上のネットワーク機器から該ネットワーク機器の識別情報を含む応答を要求することで、目的のネットワーク機器の検出を行なう第1の検出工程と、
    前記設定工程で設定された対象とすべきアドレスの範囲に対するユニキャストを用いて、ネットワーク上のネットワーク機器から該ネットワーク機器の識別情報を含む応答を要求することで、目的のネットワーク機器の検出を行なう第2の検出工程と、
    前記第2の検出工程で前記対象とすべきアドレスの範囲の一部のアドレスに対してユニキャストによる要求を行い、その後に前記第1の検出工程でブロードキャストまたはマルチキャストによる要求を行なうことを、目的のネットワーク機器が検出できるまで繰り返す制御工程とを備え、
    前記制御工程では、前記第2の検出工程で前記対象とすべきアドレスの範囲の一部のアドレスに対してユニキャストによる要求を行う際に、前回のユニキャストを行なったアドレスとは異なるアドレスに対してユニキャストによる要求を行なうことを特徴とする情報処理方法。
  13. 請求項1乃至10の何れか1項に記載の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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