JP2006244085A - ネットワークデバイス管理装置、システム、および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワークデバイスの探索に必要な時間を可能な限り短縮することの出来るネットワークデバイス管理装置、システム、方法を提供する。
【解決手段】 ブロードキャストパケットを送信し、その応答を受信することによりネットワークデバイスを探索する手段と、予め指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信し、その応答を受信することによりネットワークデバイスを探索する手段と、前期ブロードキャストによる探索に引き続き前記ユニキャストによる探索を行う場合に、前記ブロードキャストにより探索されたネットワークデバイスに対してはユニキャストパケットを送信しないように制御する手段により構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークに接続されたネットワークデバイスを管理する装置、システム、方法に関する。
SNMP(Simple Network Management Protocol)は、LAN(Local Area Network)をはじめとするネットワークを管理するためのプロトコルであり、現在ではTCP/IPをベースとしたネットワークに限らず、TCP/IP以外のプロトコルをベースとしたネットワークのネットワーク管理プロトコルとしても幅広く使用されている。
通常、SNMPに基づいたネットワーク管理では、ネットワークデバイスを管理するPC(マネージャ)から、管理対象のネットワークデバイス(エージェント)がもつMIB(Management Information Base)に、SNMPプロトコルを使用してアクセスすることにより管理を行う。MIBは、木構造のデータ構造をしており、すべてのノードに対してオブジェクトIDという一意に識別可能な識別子が割り付けられている。このMIBの構造は、SMI(Structure for Management Information)と呼ばれ、RFC1155「Structure and Identification of Management Information for TCP/IP−based Internets」で規定されている。
SNMPプロトコルではGetRequest、GetNextRequest、SetRequest、GetResponse、Trapの5つのPDU(Protocol Data Unit)が定義されている。GetRequestは、オブジェクトIDで指定したオブジェクトの値を取得するために使用する。GetNextRequestは、オブジェクトIDで指定したオブジェクトの値を連続して取得するために使用する。SetRequestは、オブジェクトIDで指定したオブジェクトの値を設定するために使用する。GetResponseは、GetRequest、GetNextRequest、SetRequestの応答として、エージェントでの処置結果(例えば、GetRequestにより要求されたオブジェクトの値)をマネージャに通知するために使用する。Trapは、エージェントからマネージャに、能動的にデータを送信する場合に使用する。
一方、ネットワーク上の各種の資源(プリンタ、複合機、スキャナなど)を効率的に発見し、利用するための方法として、ディレクトリサービスと呼ばれるものが提供されている。ディレクトリサービスとは、言わばネットワークに関する電話帳であり、様々な情報を格納するためのものである。ディレクトリシステムの具体例としては、例えばRFC1777に規定されているLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)やNovell社のNDS(NetWare Directory Service)がある。
上記のようなディレクトリサービスが利用できない環境では、管理対象のネットワークデバイスを探索する方法として、SNMPのGetRequestをブロードキャストする方法(以下、ブロードキャスト探索という)や、ネットワーク管理者が予め設定した管理対象デバイスのアドレス(またはアドレス範囲)に対して、1つ1つGetRequestをユニキャストする方法(以下、ユニキャスト探索という)がある。
また、一部のネットワークデバイス管理システムでは、ネットワークデバイスの探索方法として、ディレクトリサービス、ブロードキャスト探索、ユニキャスト探索など、複数の探索方法を併用して、できるだけ多くのネットワークデバイスを、できるだけ確実に探索できるようにしているものもある。
http://www.ietf.org/rfc/rfc1777.txt(Request for Comments 1777 Internet Engineering Task Force)
前記、ブロードキャスト探索では、1つのGetRequestをブロードキャストし、そのGetRequestに対して複数のエージェントから同時に送信されるGetResponseを受信するため、短時間で多くのエージェントを探索できる反面、複数のGetResponseが同時に送信されてくるため、ネットワーク上のトラフィックが集中したり、マネージャにおいてGetResponseを取りこぼす可能性がある。ネットワーク上にGetRequestに応答するエージェントが多くなればなる程、マネージャにおいてGetResponseの取りこぼす可能性が高くなり、探索の信頼性が低下してしまうという問題がある。
また、ユニキャスト探索では、ネットワーク管理者が指定した個々のアドレス(またはアドレス範囲の中にあるアドレス)の1つ1つに対してGetRequestをユニキャストし、その応答としてのGetResponseを待つため、応答がなかった場合にGetRequestを再送することで、探索の信頼性を上げることができる反面、個々のデバイスと個別にパケットを送受信するために、全体の探索処理に必要な時間がブロードキャスト探索に比べて大幅に増加してしまうという問題がある。
上記ブロードキャスト探索とユニキャスト探索を併用した場合、ブロードキャスト探索での即時性と、ユニキャスト探索での信頼性を享受することができるが、ユニキャスト探索が完了するまでの処理時間の問題は解決することができない。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであって、ネットワークデバイスの探索に必要な時間を可能な限り短縮することの出来るネットワークデバイス管理装置、システム、方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明によるネットワークデバイス管理装置、システム、および方法は、前記ネットワークに対してブロードキャストパケットを送信し、そのブロードキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ブロードキャスト探索手段と、範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信し、そのユニキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ユニキャスト探索手段と、前記ブロードキャスト探索に引き続き、前記ユニキャスト探索を行う場合に、前記範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信する際に、前記ブロードキャスト探索により探索されたアドレスに対してはユニキャストパケットを送信しないように制御する、ユニキャストパケット送信制御手段を有したことにより、ブロードキャスト探索手段により探索されたネットワークデバイスについては、ユニキャスト探索手段において個別探索を行わないように制御できるようにしたものである。
本発明によるネットワークデバイス管理装置、システム、および方法は、前記ネットワークに対してブロードキャストパケットを送信し、そのブロードキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ブロードキャスト探索手段と、範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信し、そのユニキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ユニキャスト探索手段と、前記ブロードキャスト探索に引き続き、前記ユニキャスト探索を行う場合に、前記範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信する際に、前記ブロードキャスト探索により探索されたアドレスに対してはユニキャストパケットを送信しないように制御する、ユニキャストパケット送信制御手段を有したことにより、ブロードキャスト探索手段により探索されたネットワークデバイスについては、ユニキャスト探索手段において個別探索を行わないように制御できるようにしたことにより、ユニキャスト探索において送受信するパケット数を減らすと共に、ユニキャスト探索に必要な処理時間を短縮することが可能になるという効果がある。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
以下、図面を用いて本発明の一実施例であるネットワークデバイス管理ソフトウェア、およびそのソフトウェアが稼動するシステムの動作について説明する。
図1は、本実施例のネットワークデバイス管理システムが動作可能なネットワークの構成を示す図である。
図1において、管理対象のネットワークデバイス、ネットワーク管理用のサーバPC、ネットワーク管理用のクライアントPCは、すべてLAN100に接続されている。101a〜101cはカラープリンタ、102a〜102dはモノクロプリンタ、103a〜103cは複合機(コピー機能、ファクス機能、プリンタ機能をあわせもつデバイス)、104はスキャナであり、それぞれネットワークインタフェースカードなどを装着することにより、LAN100に接続されている。これらのネットワークデバイスは、本実施例のネットワークデバイス管理システムで管理可能なネットワークデバイスであり、ディレクトリサービスなどの方法で探索でき、SNMP/MIBにより情報の取得・設定が可能なものである。105a〜105eはネットワーク接続可能なPC(Personal Computer)である。これらのPCは、本実施例のネットワークデバイス管理ソフトウェアが稼動可能なPCであり、本発明のネットワークデバイス管理システムをWebベースのアプリケーションとして実施した場合は、いずれか1つのPC(サーバPC)上でネットワークデバイス管理ソフトウェアを稼動し、他のPC(クライアントPC)からWebブラウザ経由で前記サーバPC上で稼動しているネットワーク管理ソフトウェアにアクセスすることによりネットワークデバイス管理システムを利用することが可能になる。
図2は、本発明のネットワークデバイス管理ソフトウェアが稼動するPCの構成例を示すブロック図である。
図2において、200は、ネットワークデバイス管理ソフトウェアが稼動するPCであり、図1における105a〜105eと同等である。PC200は、ROM202もしくはHD(ハードディスク/ハードディスクドライブ)211に記憶されているか、あるいはFD(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ)212、CD(CD−ROMドライブ)213、またはDVD(DVD−ROMドライブ)214より供給されるネットワーク管理ソフトウェアを実行するCPU201を備え、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
203はRAMで、CPU201のメインメモリ、ワークエリア等として機能する。205はKBC(キーボードコントローラ)で、KB(キーボード)209や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。206はCRTC(CRTコントローラ)で、CRT(CRTディスプレイ)210の表示を制御する。207はDKC(ディスクコントローラ)で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイルそしてネットワーク管理ソフトウェア等を記憶するHD211、FD212、CD213、DVD214とのアクセスを制御する。208はNIC(ネットワークインタフェースカード)で、LAN100を介して、他のネットワークデバイスと双方向にデータをやりとりする。なお、後述のすべての説明において、特に断りのない限り、実行の主体はハード上はCPU201であり、ソフトウェア上の制御の主体は、ハードディスク211にインストールされたネットワークデバイス管理ソフトウェアである。
以下、本発明の実施例におけるネットワークデバイス管理システムにおけるデバイス探索の例について説明する。
図3は、本発明の一実施例において、ネットワークデバイスを探索する場合の処理の一例を示すフローチャートである。
同図において、本実施例のネットワークデバイス探索ソフトウェアを実装したネットワークデバイス管理システムを「マネージャ」、ネットワーク上にある管理対象のネットワークデバイスを「エージェント」と呼び、ネットワーク上には「エージェント1」から「エージェントn」までのn個のエージェントが接続されているものとする。
また、同図において、ステップS301からステップS307まではブロードキャスト探索のためのシーケンスであり、ステップS308からステップS315まではユニキャスト探索のためのシーケンスである。
ステップS301はマネージャ上の処理であり、ネットワークに対してSNMPのGetRequestをブロードキャストし、ステップS302に進む。以下、マネージャからエージェントに対して、探索のために送信するGetRequestを「探索パケット」という。ここで送信するGetRequestでは、エージェントから取得するMIBのオブジェクトIDとして、管理対象のネットワークデバイス(エージェント)が標準的に実装しているオブジェクトIDを指定する。
ステップS302はマネージャ上の処理であり、前記ステップS301で送信した探索パケットに対するエージェントからの応答を待つ時間を計時するためのタイマを起動する。このタイマのタイムアウトは、後述のステップS307において監視される。
ステップS303−1〜nはエージェント1〜n上の処理であり、前記ステップS301においてマネージャからエージェントに送信された探索パケットを受信し、ステップS304−1〜nに進む。
ステップS304−1〜nはエージェント1〜n上の処理であり、前期ステップS303−1からnで受信した探索パケットに対して、マネージャに応答パケットを送信する。ここで送信する応答パケットはSNMPのGetResponseであり、前記ステップS303−1〜nで受信したGetRequestの処理結果(要求されたオブジェクトIDをエージェントが実装している場合にはそのオブジェクトIDの値、実装していない場合にはエラー情報)が格納されている。
ステップS305−1〜nはマネージャ上の処理であり、前記ステップS304−1〜nでエージェント1〜nからマネージャに送信された応答パケットを受信し、ステップS306に進む。ここで、前記ステップS304−1〜nでエージェント1〜nが送信した応答パケットは、必ずしもステップS305−1〜nとしてマネージャで受信されるとは限らず、例えばネットワーク上で何らかの要因によりパケットが喪失したり、マネージャ上の受信バッファオーバランなどにより受信に失敗する可能性がある。その場合、前記受信に失敗した応答パケットの送信元であるエージェントは探索に失敗したことになる。図3に示したフローチャートでは、エージェント2がステップS304−2で送信した応答パケットがマネージャに正しく受信されなかった場合の例を示している。また、ステップS305−1〜nにおいて、前記エージェント1〜nから送信された応答パケットの受信に成功した場合は、このフローチャートには詳述しない処理として、前記ステップS301の探索パケットで要求した情報の他に、エージェントを管理するために必要な情報を各々のエージェントから更に取得しても良いことは言うまでもない。
ステップS306はマネージャ上の処理であり、前記ステップS305−1〜nにおいて受信した応答パケットの情報と共に、探索されたエージェントの情報をマネージャがもつRAM(またはHD)上の所定の領域に保存する。ここで保存した情報が、ブロードキャスト探索の探索結果となる。
ステップS307はマネージャ上の処理であり、前記ステップS302においてマネージャ内で起動した探索パケットの応答待ちタイマがタイムアウトしたかどうか判断し、タイムアウトした場合にはブロードキャスト探索処理を終了し、ステップS308に進む(ステップS307:Yes)。
ステップS308はマネージャ上の処理であり、ネットワーク管理者が指定した管理対象のエージェントのアドレス一覧から探索対象となるアドレスを1つ取得し、ステップS309に進む。なお、本フローチャートには詳述しないが、前記管理対象のエージェントのアドレス一覧は、ネットワークデバイス管理者が詳述しないステップにおいて、管理対象となるエージェントのアドレスを1つ1つ(または、アドレスの範囲)として指定したものであり、マネージャのRAM(またはHD)上に保存されているものである。また、前記アドレス一覧からアドレスを1つ取得するためのポインタは、ステップS308の処理が最初に実行された時に初期化され、ステップS308の処理を実行するごとに自動的に1つずつ進むように制御されるものとする。
ステップS309はマネージャ上の処理であり、前記ステップS308において探索対象となるアドレスの取得が成功したかどうか調べ、探索対象デバイスのアドレスの取得に成功した場合にはステップS310に進み(ステップS309:Yes)、それ以外の場合は本探索処理を終了する(ステップS309:No)。
ステップS310はマネージャ上の処理であり、前記ステップS308で取得した探索対象となるアドレスが、前記ステップS310からステップS307のブロードキャスト探索においてすでに探索されているかどうか調べ、すでに探索されている場合にはステップS308に進み(ステップS310:Yes)、それ以外の場合はステップS311に進む(ステップS310:No)。前記ステップS308で取得した探索対象となるアドレスが、前記ブロードキャスト探索により探索されているかどうかの判断は、前記ステップS306においてマネージャのRAM(またはHD)上に保存されたブロードキャスト探索により探索されたエージェントのアドレス一覧の中に、前記ステップS308において取得した探索対象アドレスがあるかどうかを順に調べていくことにより判断することができる。具体例については、図4として後述する。
ステップS311はマネージャ上の処理であり、前記ステップS308で取得した探索対象のアドレスに対して、SNMPのGetRequest(探索パケット)をユニキャストする。ここで送信するGetRequestでは、エージェントから取得するMIBのオブジェクトIDとして、管理対象のネットワークデバイス(エージェント)が標準的に実装しているオブジェクトIDを指定する。
ステップS312−2はエージェント2上の処理であり、前記ステップS311においてマネージャからエージェントに送信された探索パケットを受信し、ステップS313−2に進む。なお、この例では、前記ステップS301からS307に示したブロードキャスト探索において、当該エージェント2のみが探索できなかった場合について記述しているが、前記ブロードキャスト探索においてエージェント2以外のエージェントが探索できなかった場合には、それらの探索できなかったエージェントに対してエージェント2と同様の処理が実行されることは言うまでもない。
ステップS313−2はエージェント2上の処理であり、前期ステップS312−2で受信した探索パケットに対して、マネージャに応答パケットを送信する。ここで送信する応答パケットはSNMPのGetResponseであり、前記ステップS312−2で受信したGetRequestの処理結果(要求されたオブジェクトIDをエージェントが実装している場合にはそのオブジェクトIDの値、実装していない場合にはエラー情報)が格納されている。
ステップS314はマネージャ上の処理であり、前記ステップS313−2でエージェント2からマネージャに送信された応答パケットを受信し、ステップS315に進む。ここで、前記ステップS311からステップS314までの一連のパケットの送受処理のいずれかのステップで失敗した場合、再度ステップS311の処理を実行するなどの適切なリカバリ処理が実行されることは言うまでもない。また、ステップS314において、前記エージェント2から送信された応答パケットの受信に成功した場合、このフローチャートには詳述しない処理として、前記ステップS311の探索パケットで要求した情報の他に、エージェントを管理するために必要な情報をエージェントから更に取得しても良いことは言うまでもない。
ステップS315では、前記ステップS314において受信した応答パケットの情報と共に、探索されたエージェントの情報をマネージャがもつRAM(またはHD)上の所定の領域に保存し、ステップS308に進む。
図4は、本発明の一実施例において、前記図3に示したネットワークデバイス探索処理の具体例を説明するための図である。
同図において、500は、前記図3のステップS306においてマネージャのメモリ(またはHD)の所定の位置に保存された、ブロードキャスト探索で探索されたネットワークデバイスのアドレス一覧である。この例では、ネットワークに接続されたネットワークデバイスのアドレスとして、192.168.16.2、192.168.16.3、192.168.16.4、192.168.16.5、192.168.16.7、192.168.16.8、192.168.16.10の7つのネットワークデバイスが探索されている。
501は、前記図3のステップS308において取得する、ユニキャスト探索の対象となるアドレスの一覧を示す論理的なアドレステーブルであり、例えば、前記マネージャのRAM上のワークエリアに展開されるものである。この例では、ネットワークデバイス管理者が探索対象アドレスの範囲として、192.168.16.2〜192.168.16.10を指定した場合の例を示している。
前記図3のステップS308では、前記501のアドレステーブルから、順に探索対象アドレスを取得するが、その際、前記500のブロードキャスト探索により探索されたアドレスに関しては、前記図3のステップS310においてユニキャスト探索をしないように制御している。図5の例では、501のアドレステーブルにおいて、前記500に存在していない192.168.16.6と192.168.16.9がユニキャスト探索の対象アドレスとなることがわかる。
以上説明したように、ブロードキャスト探索とユニキャスト探索を連続して実行する際に、ブロードキャスト探索により探索されたデバイスについては、ユニキャスト探索の際に探索パケットを送信しないようにすることにより、ユニキャスト探索全体の処理に必要な時間を短縮することが可能になることがわかる。
また、上記で説明した本発明に係るネットワークデバイス管理ソフトウェアは、外部からインストールされるプログラムによって、図2に示したネットワークデバイス管理ソフトウェアが稼動可能なPC200上で遂行されても良い。その場合、そのプログラムはフラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVD−ROMなどの記憶媒体により、あるいは電子メールやパソコン通信などのネットワークを介して、外部の記憶媒体からプログラムを含む情報群をPC200上にロードすることにより、PC200に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
図5は、記憶媒体の一例であるCD−ROMのメモリマップを示す図である。9999はディレクトリ情報を記憶してある領域で、以降のインストールプログラムを記憶してある領域9998およびネットワークデバイス管理ソフトウェアを記憶してある領域9997の位置を示している。9998は、インストールプログラムを記憶してある領域である。9997は、ネットワークデバイス管理ソフトウェアを記憶してある領域である。本発明のネットワークデバイス管理ソフトウェアがPC200にインストールされる際には、まずインストールプログラムを記憶してある領域9998に記憶されているインストールプログラムがシステムにロードされ、CPU201によって実行される。次に、CPU201によって実行されるインストールプログラムが、ネットワークデバイス管理ソフトウェアを記憶してある領域9997からネットワークデバイス管理ソフトウェアを読み出して、ハードディスク211に格納する。
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
本実施例のネットワークデバイス管理システムが動作可能なネットワークの構成を示す図 本実施例のネットワークデバイス管理システムが稼動可能なPCの内部構成を示す図 本発明のネットワークデバイス管理ソフトウェアの一実施例であって、ネットワークデバイスの探索処理の流れを示すフローチャート 本発明のネットワークデバイス管理ソフトウェアの一実施例であって、前記図3で示したフローチャートの具体例を示す図 本発明のプログラムが格納された記憶媒体の一例であるCD−ROMのメモリマップを示す図
符号の説明
100 LAN(ローカルエリアネットワーク)
101a〜101c カラープリンタ
102a〜102d プリンタ
103a〜103c 複合機
104 スキャナ
105a〜105e PC(パーソナルコンピュータ)
200 ネットワークデバイス管理ソフトウェアが稼動するPC
201 ネットワークデバイス管理ソフトウェアを実行するCPU
202 PC200のROM
203 PC200のRAM
204 PC200のシステムバス
205 PC200のKBC(キーボードコントローラ)
206 PC200のCRTC(CRTコントローラ)
207 PC200のDKC(ディスクコントローラ)
208 PC200のNIC(ネットワークインタフェースカード)
209 PC200のKB(キーボード)
210 PC200のCRT(CRTディスプレイ)
211 PC200のHD(ハードディスク/ハードディスクドライブ)
212 PC200のFD(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ)
213 PC200のCD(CD−ROMドライブ)
214 PC200のDVD(DVD−ROMドライブ)

Claims (3)

  1. ネットワークに接続されたネットワークデバイスの管理を行うネットワークデバイス管理装置であって、
    前記ネットワークに対してブロードキャストパケットを送信し、そのブロードキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ブロードキャスト探索手段と、
    範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信し、そのユニキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ユニキャスト探索手段と、
    前記ブロードキャスト探索に引き続き、前記ユニキャスト探索を行う場合に、前記範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信する際に、前記ブロードキャスト探索により探索されたアドレスに対してはユニキャストパケットを送信しないように制御する、ユニキャストパケット送信制御手段を有したことを特徴とするネットワークデバイス管理装置。
  2. ネットワークに接続されたネットワークデバイスの管理を行うネットワークデバイス管理システムであって、
    前記ネットワークに対してブロードキャストパケットを送信し、そのブロードキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ブロードキャスト探索手段と、
    範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信し、そのユニキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ユニキャスト探索手段と、
    前記ブロードキャスト探索に引き続き、前記ユニキャスト探索を行う場合に、前記範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信する際に、前記ブロードキャスト探索により探索されたアドレスに対してはユニキャストパケットを送信しないように制御する、ユニキャストパケット送信制御手段を有したことを特徴とするネットワークデバイス管理システム。
  3. ネットワークに接続されたネットワークデバイスの管理を行うネットワークデバイス管理方法であって、
    前記ネットワークに対してブロードキャストパケットを送信し、そのブロードキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ブロードキャスト探索ステップと、
    範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信し、そのユニキャストパケットに対する応答を受信することにより、ネットワークに接続されているネットワークデバイスを検出する、ユニキャスト探索ステップと、
    前記ブロードキャスト探索に引き続き、前記ユニキャスト探索を行う場合に、前記範囲指定されたアドレスの1つ1つに対してユニキャストパケットを送信する際に、前記ブロードキャスト探索により探索されたアドレスに対してはユニキャストパケットを送信しないように制御する、ユニキャストパケット送信制御ステップを有したことを特徴とするネットワークデバイス管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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