JP2010236101A - スレッド用紙、icスレッド用紙及びこの製造方法 - Google Patents

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倫也 中芝
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Abstract

【課題】偽造防止技術も陳腐化が進み、悪意に偽造を行う側の偽造技術も巧妙になってきていることから、高度なセキュリティ性を必要とする商材においては、用紙にスレッドを設けただけでは安全性に問題が出てきている。従来のスレッド用紙の技術を利用しながらも、さらに偽造が困難で、セキュリティ性の高い偽造防止媒体を提供する。
【解決手段】導電部4が破線状に形成されたスレッド3を漉き込んでなり、且つ該導電部4の切れ目部分を露出させる窓部5を設けてなり、露出された導電部4にリード線を介してICチップを接続させることにより、ICチップの外部との通信を可能にし、ICチップの記憶する情報を用いてスレッド用紙1の真贋判定を行うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、偽造防止用紙に関するものであり、特に、スレッドを有する偽造防止用紙に関するものである。
従来、有価証券等の各種セキュリティ媒体の偽造防止策として、スレッドを用紙に漉き込む、スレッドを接着や転写により用紙の一部に設けるといった手法があり、例えば基紙に光輝性スレッド等を漉き込み、基紙がスレッドを間欠的に窓部から露出させた偽造防止用紙が知られている。
特開平8−311800
しかしながら、今日においては、これらの偽造防止技術も陳腐化が進み、悪意に偽造を行う側の偽造技術も巧妙になってきていることから、高度なセキュリティ性を必要とする商材においては、用紙にスレッドを設けただけでは安全性に問題が出てきている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、従来のスレッド用紙の技術を利用しながらも、さらに偽造が困難で、セキュリティ性の高い偽造防止媒体を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、紙基材と、該紙基材内に埋没され、且つ導電部が破線状に複数形成されたスレッドと、を有し、該紙基材は、該スレッドに形成された導電部の内、少なくとも隣り合った1組の導電部の一部及びその切れ目部分を露出させる窓部を有することを特徴とするスレッド用紙としたものである。
また本発明は、前記スレッド用紙に、シート上に少なくとも粘着層、リード線及びICチップを有するIC部材を、該リード線と前記窓部により露出された導電部とを接触させて積層したことを特徴とするICスレッド用紙としたものである。
また本発明は、前記スレッドに形成された全ての導電部の切れ目部分に対して露出させる窓部が個別に設けられたことを特徴とする前記ICスレッド用紙としたものである。
また本発明は、前記紙基材の、前記窓部から露出している導電部の切れ目部分付近で、且つ窓部により露出される箇所に、タイミングマークを設けたことを特徴とする前記ICスレッド用紙としたものである。
また本発明は、前記IC部材が、脆性剥離層を有することを特徴とする前記ICスレッド用紙としたものである。
また本発明は、前記IC部材のリード線は、前記スレッド用紙の1つの窓部より小さく、該IC部材のシートは、該窓部の1つを覆うに足りる面積であることを特徴とする前記ICスレッド用紙としたものである。
また本発明は、前記IC基材上の前記ICチップの付近にタイミングマークを設けたことを特徴とする前記ICスレッド用紙としたものである。
また本発明は、前記スレッド用紙に、シート上に少なくとも粘着層、リード線及びICチップを有するIC部材を、該リード線と前記窓部により露出された導電部とを接触させて積層することを特徴とするICスレッド用紙の製造方法としたものである。
本発明は、以上説明したような構成であるから、以下に示す如き効果がある。
即ち、本発明におけるスレッド用紙は、導電部が破線状に形成されたスレッドを埋没させ、且つ隣り合った1組の該導電部の一部を露出させる窓部を設けてなり、露出された1組の導電部にリード線を介してICチップを接続させることにより、この導電部がICチップのアンテナとしての機能を果たし、外部との通信を可能にし、ICチップの記憶する情報を用いてスレッド用紙の真贋判定を行うことが可能となる。
本発明におけるスレッド用紙の実施形態例を示す図である。 本発明におけるIC部材の実施形態例を示す図である。 図1に示したスレッド用紙にIC部材を貼付してなるICスレッド用紙の実施形態例を示す図である。
以下、本発明におけるスレッド用紙及びICスレッド用紙の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明におけるスレッド用紙の実施形態例を示した図である。本発明におけるスレッド用紙は、紙基材にスレッドを埋没させ、且つスレッドの一部を露出させる窓部を少なくとも1つ有している。
図1に示した如く、本発明におけるスレッドは、複数の導電部が破線状に形成されている。ここで、隣り合った導電部の間の部分を切れ目部分と呼ぶことにする。
スレッドの一部を露出させる窓部は、少なくとも隣り合った1組の導電部の一部及びその切れ目部分を露出させる様に設けられている。窓部の形状は、前記条件を満たすものであれば良く、図1に示した形状に限定されるものではない。
窓部は、図1(a)に示した如く、全ての切れ目部分に対して設けられていても良いし、図1(b)に示した如く、1つの切れ目部分に対して設けられていても良い。また、窓部は、切れ目部分の個数に対して一定の割合又はランダムな割合で設けられていても良く、その個数は特に限定されない。
スレッドを紙基材に埋没させ、且つスレッドの一部を露出させる窓部を設けたスレッド用紙を製造するには、例えば、少なくとも2層からなる紙基材で、最表面にくる第1の紙基材に孔部を設けておき、その孔部の下部にスレッドを配置し、さらにスレッドの下部に第2の紙基材を積層する等の方法が利用できる。
尚、実際の生産現場においては、生産効率を考慮し、多面付けした紙基材に、可能な部分については連続的にスレッドを埋没させることにより、複数のスレッド用紙が製造され、その後、断裁等よりスレッド用紙個片となる。
図1においては、スレッドを直線状に、且つ紙基材の縦方向と同一の長さで設けている。これは、上記の如くスレッド用紙を多面付けした場合に生産効率が向上する為である。ただしスレッドの形状は、当然この形状に限定されるものではなく、紙基材の横方向に設けても、曲線状に設けても良く、その設ける位置も自由にデザインして良い。これに伴い、窓部の設置位置及び形状に関しても前記条件を満たす様に変更される。
紙基材の原料には、各種のパルプを使用できる。パルプとしては、例えば、クラフトパルプ(KP)、サルファイトパルプ(SP)、ソーダパルプ(AP)等の化学パルプ、セミケミカルパルプ(SCP)、ケミグランドウッドパルプ(CGP)等の半化学パルプ、砕木パルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP、BCTMP)、リファイナーグランドウッドパルプ(RGP)等の機械パルプ、楮、三椏、麻、ケナフ等を原料とする非木材繊維パルプ又は腰を原料とする脱墨パルプ等を挙げることができ、これらを単独で又は2種以上を混合して使用しても良い。
スレッドには、紙基材への抄紙適正が求められ、ポリエステルフィルムをベースフィルムとしたスレッドが、強度に優れ好ましいが、特にこれに限定されない。
導電部は、銅、アルミ等の導線であっても良く、銅、アルミ等の金属をエッチング又は転写箔の転写により設けても、銀、ニッケル、銅等の導電性インキを用いて印刷しても良い。
導電部をエッチングで設ける場合には、銅、アルミ等の金属材料をスレッド上に蒸着した後、マスクを設けて不要部分を化学反応等を利用して除去することにより形成することが可能であるが、その形成方法は特に限定しない。
また、図示しないが、スレッドに回折構造を設けることにより、導通部が反射層として機能し、スレッドがホログラム等の視覚効果を有することも可能である。また、通信を阻害しない程度であれば、エッチング等を用いて文字、絵柄等を抜くことも可能であり、これらの技術により偽造防止効果を高めることが可能である。
また、導電部は、ICチップに接続された状態で、隣り合った1組で、ICチップのアンテナとしての役割を果たす為、その長さは、求める通信距離等により適宜形成すれば良い。
また、図においては、導電部は直線的に形成しているが、前記条件を満たすのであれば、その形状は特に限定しない。ただし、製造効率を考慮すると、スレッドの端部で切断される導電部を除いて、同じ形状に形成すると良い。これは、上述した断裁される前の、スレッドのロールの状態においては、全ての導電部が同じ形状に形成されているということである。また、1枚のスレッド用紙に含まれる導電部の個数及び切れ目部分の個数についても特に限定しない。
なお、後述するIC部材を載せる窓部から露出している導電部の切れ目部分付近にタイミングマークを形成しておくと、送り機構を有する装置を用いてスレッド用紙にIC部材を貼付する際に精度を向上させることが可能となる。
図2は、IC部材の実施形態例を示した図である。
本発明におけるIC部材は、図1に示した如く、シート上に粘着層が形成されたものに、インレット基材上にリード線、ICチップを接続して積層したものを貼り合せてなる。
シートは、スレッド用紙の窓部の少なくとも1つを覆うに足りる面積を有していれば良い。図2(a)に示したIC部材のシートは、1つの窓部を覆う形状の一例であり、図2(b)に示したIC部材のシートは、全ての窓部を覆い、且つスレッド用紙と縦幅が等しい形状の一例である。なお、シートの形状はこれらに限定されるものではない。
シートの材料としては、シール加工が可能な材料であれば、特に限定しないが、紙、PET等が挙げられる。
粘着層には、一般的に用いられるアクリル系接着剤等の接着剤、粘着剤等が使用可能であり、その材料は特に限定しないが、スレッド用紙の紙基材への粘着適性が求められる。なお、粘着層は、シートの全面に設けても良いし、部分的に設けても良い。
インレット基材の材料は、特に限定しないが、紙、PET等が使用できる。
リード線は、隣り合った1組の導電部の双方に接触可能な長さがあれば良いが、安定した結合を得るために、少なくとも1.5mm×1.5mm程度のリード線と導電部が重なりあう面積を要する。リード線の材料としては、導電部と同様、銅、アルミ等の導線であっても良く、銅、アルミ等の金属をエッチング又は転写箔の転写により設けても、銀、ニッケル、銅等の導電性インキを用いて印刷しても良い。
ICチップはその端子部がリード線に接続されてなる。接続の方法としては、適宜既知の接続方法等を用いれば良い。
また、IC部材のシートと粘着層との層間に、脆性剥離層を設けても良い。これにより、スレッド用紙に貼付されたIC部材を不正に剥がそうとすると、リード線が破壊され、偽造、不正使用等を防止することが可能となる。
脆性剥離層は、リード線の少なくとも一部と重なる様に、パターン状に形成すれば良い。脆性剥離層の材料としては、例えば以下の配合比からなる組成物がグラビア印刷法により、乾燥温度110℃、厚さ0.5μmで形成されている。
脆性剥離層配合例
アクリル樹脂 …30部
トルエン …40部
メチルエチルケトン …40部
メチルイソブチルケトン …20部
なお、脆性剥離層としては、この他に塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、スチレン樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂やその塗料にシリコンオイルを混入した、シートに接着せずに剥離性を有する塗料を用いることができる。
また、シートの、リード線及びICチップを設けた側とは反対の側に、印刷層、ホログラム層、その他の視覚効果を有する層等を適宜設けても良く、自由にデザインして良い。ただし、金属層を設ける場合には、ICチップの通信を阻害しない程度の薄さ、面積に設ける等の配慮が必要である。
なお、ICチップ付近に、タイミングマークを設けておくことにより、送り機構を有する装置にてIC部材をスレッド用紙に貼付する際に、精度を向上させることが可能となる。
本発明におけるICスレッド用紙は、前述したスレッド用紙の窓部から露出している隣り合った1組の導電部の双方に、前述したIC部材のリード線が接続する様に、スレッド用紙にIC部材を貼付することにより形成される。これにより、隣り合った1組の導電部がICチップのアンテナとして機能し、外部との通信が可能となる。
なお、スレッド用紙へのIC部材の貼付は、多面付けしたスレッド用紙を、断裁して個片化した後に行っても良いし、多面付けした状態のままで行っても良い。この際に、送り機構を有する装置を用いると自動的に連続して行うことが可能である。また、スレッド用紙及びIC部材の双方、又は少なくともスレッド用紙には、上述したタイミングマークが形成されていると、貼付の精度を向上させることが可能となる。
図3に、本発明におけるICスレッド用紙の実施形態例を示す。
図3(a)は、図1に示したスレッド用紙に対して図2に示したIC部材を貼付してなるICスレッド用紙を示す図であり、図3(b)はその断面図である。
図3に示した如く、スレッド用紙の窓部の1つに、IC部材のインレット基材が積層されてなる側から接着させ、シートの粘着層によりスレッド用紙に粘着させることにより、本発明におけるICスレッド用紙となる。
IC部材のリード線と、スレッド用紙の導電部とは、静電容量結合により電気的に接続され、導電部がアンテナとして機能することになる。
また、本発明におけるICスレッド用紙は、IC部材を貼り付けた以外の窓部はそのまま表面に露出されてなる故、導電部がスレッドとして、視覚的な偽造防止効果を有する。
ここで、スレッド用紙の窓部の深さと、リード線、ICチップ及びインレット基材の高さの合計が略等しいか、窓部の深さの方が長ければ、ICスレッド用紙の平滑性が向上し、ICチップが破損する可能性を大きく低減することが可能となる。
本発明におけるICスレッド用紙を用いれば、スレッド用紙の管理番号等の情報を、ICチップに記憶させておくことにより、リーダ/ライタを用いてICスレッド用紙の番号管理を容易に行うことが可能となる。
また、例えばICスレッド用紙が金券であった場合、金券の表面で視認可能な製造番号等のユニークな番号と、ICチップに記憶されている情報とを照合させることにより、ICスレッド用紙の真贋判定を行うことが可能となる。ここで、ICチップに記憶させる情報は、ICチップの製造番号、ID番号、計算式等の情報若しくはこれらの組み合わせ、及びこれらを暗号化したデータでも良い。
ICスレッド用紙表面に記されたユニークな番号と、ICチップが記憶するデータとの照合は、様々な方法により行うことが可能である。
例えば、表面のユニークな番号を、そのままICチップに記憶させ、双方を読み取ることにより行っても良い。また、リーダ/ライタ若しくはそれに接続されたサーバが対応表を記憶しておき、この対応表に基づいて行っても良い。更には、ICチップが記憶する情報を特定の計算式にかけるとICスレッド用紙のユニークな番号が算出される、若しくはこの逆のパターンでも良い。その他、これらを照合可能な手法であれば、適宜用いることが可能である。
さらに、導電部に回折構造等の視覚効果を持たせた場合には、図3(a)の如くICスレッド用紙を形成することで、導電部が露出している部分があるため、視覚効果が確認され、セキュリティ性及びデザイン性を向上するというメリットが発揮される。
一方で、図3(b)、図4(a)及び(b)に示したICスレッド用紙では、導電部の破損を防ぐことが可能となり、安全性が向上するというメリットがある。
また、図示しないが、少なくとも1つの窓部及びそこに含まれる2つの導電部、つまりICチップに接続される導電部の端部までを覆い、ICチップに接続されない導電部を全て若しくは選択的に露出させるようにIC部材のシートを形成することにより、上記した2つのメリットを双方取り入れることが可能となる。
ポリエステルフィルムをベースフィルムに導電部3mm×15.0mm、厚み約100μm、切れ目部分3mm×1.0mmで破線状にアルミを金属蒸着にて導電部を形成したスレッドを用いて、6mm角の窓部を設けてスレッド用紙を作成した。
マイクロ波帯(2.45GHz)のRFIDのICを使用し、PETにICを置いたときにICの端子2箇所と接触するように、アルミ蒸着にて1.5mm×3mmの大きさのリード線を形成し、IC部材を作成した。
そして該スレッド用紙窓部に該IC部材を貼り合せ、ICスレッド用紙とした。こうして製造したICスレッド用紙は、問題なくリーダライタで通信が可能であった。
1・・・スレッド用紙
2・・・紙基材
3・・・スレッド
4・・・導電部
5・・・窓部
6・・・タイミングマーク
7・・・IC部材
8・・・シート
9・・・ICチップ
10・・・リード線
11・・・インレット基材
12・・・ICスレッド用紙

Claims (8)

  1. 紙基材と、
    該紙基材内に埋没され、且つ導電部が破線状に複数形成されたスレッドと、を有し、
    該紙基材は、該スレッドに形成された導電部の内、少なくとも隣り合った1組の導電部の一部及びその切れ目部分を露出させる窓部を有することを特徴とするスレッド用紙。
  2. 請求項1記載のスレッド用紙に、シート上に少なくとも粘着層、リード線及びICチップを有するIC部材を、該リード線と前記窓部により露出された導電部とを接触させて積層したことを特徴とするICスレッド用紙。
  3. 前記スレッドに形成された全ての導電部の切れ目部分に対して露出させる窓部が個別に設けられたことを特徴とする請求項2に記載のICスレッド用紙。
  4. 前記紙基材の、前記窓部から露出している導電部の切れ目部分付近で、且つ窓部により露出される箇所に、タイミングマークを設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載のICスレッド用紙。
  5. 前記IC部材が、脆性剥離層を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のICスレッド用紙。
  6. 前記IC部材のリード線は、前記スレッド用紙の1つの窓部より小さく、該IC部材のシートは、該窓部の1つを覆うに足りる面積であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のICスレッド用紙。
  7. 前記IC基材上の前記ICチップの付近にタイミングマークを設けたことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のICスレッド用紙。
  8. 請求項1記載のスレッド用紙に、シート上に少なくとも粘着層、リード線及びICチップを有するIC部材を、該リード線と前記窓部により露出された導電部とを接触させて積層することを特徴とするICスレッド用紙の製造方法。
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