JP2010233370A - 永久磁石モータおよび洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、駆動する負荷に応じた永久磁石の磁束量の調整を、1磁極当たり1種類となるように選択した永久磁石を用いる簡素な構成にて実現し、保磁力が小さい永久磁石の割合を低くしたとしても、トルクリップルやコギングトルクの発生を抑えることができる。
【解決手段】ロータ5のロータコア13は、周方向に複数の磁石挿入孔17を有する分割コア13A、13Bを複数組合せて構成され、分割コア13A、13Bの磁石挿入孔17には、保磁力の異なる2種類の永久磁石14,15から1極当たり1種類となるように選択されて挿入され、分割コア13A、13Bおいては、低保磁力の永久磁石14の数が高保磁力の永久磁石15の数よりも少なくなるように設定されているとともに、隣接する分割コア13A、13B間では、複数の永久磁石の総磁束量が略等しくなるように設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロータに多数の永久磁石を備えた永久磁石モータおよび当該永久磁石モータを用いた洗濯機に関する。
例えば、ドラム式洗濯機に用いられる永久磁石モータにおいては、駆動する洗濯機負荷たるドラムの低速回転時(洗い、すすぎ時)および高速回転時(脱水時)に応じて、ステータのステータコイルに鎖交する永久磁石の磁束量(誘起電圧)を適正に調整することが望まれている。
ところが、永久磁石モータのロータに備えられる永久磁石は1種類で構成されることが一般的であり、従って、永久磁石の磁束量が常に一定となる。この場合、例えば、ロータを保磁力が大きい永久磁石のみで構成すると、高速回転時(脱水時)の永久磁石による誘起電圧が極めて高くなって、電子部品の絶縁破壊などを招くおそれがある。一方、ロータを保磁力が小さい永久磁石のみで構成すると、低速回転時(洗い、すすぎ時)の出力が低下してしまう。
そこで、例えば、特許文献1に記載の永久磁石モータでは、ロータの内部に保磁力が異なる2種類の永久磁石を配設し、そのうち、低保磁力の永久磁石の磁化状態を、外部磁界(ステータコイルに流れる電流により発生する磁界)にて減磁または増磁させることにより、永久磁石の磁束量を調整するようにしている。
特開2006−280195号公報
特許文献1に記載の永久磁石モータでは、ロータの内部において、1磁極を構成する部分に保磁力の大なる永久磁石と小なる永久磁石の双方が配設されている。即ち、1磁極を複数種類の永久磁石により形成する構成となっているので、永久磁石数が極めて多くなり且つ夫々の永久磁石の体積を小さくする必要があり、構造が複雑となる。
このような問題点を解決するためには、ロータに保磁力が異なる2種類の永久磁石を1磁極当たり1種類ずつ交互に配置し、構造を簡素化した構成の永久磁石モータが考えられる。但し、この構成の永久磁石モータは、公知ではない。しかしながら、保磁力が異なる2種類の永久磁石を1磁極当たり1種類ずつ交互に配置した構成の永久磁石モータでは、保磁力が大きい磁石と保磁力が小さい磁石との構成比が1:1となる。そのため、ロータ全体の総磁束量は、保磁力が大きい永久磁石のみで構成した場合と比較して、著しく低下してしまう、という新たな問題が生じる。
そこで、更に、図7に示すような永久磁石モータが考えられる。この図7では、永久磁石モータ100のステータ101およびロータ102が直線状に展開して示されている。即ち、ステータ101は、周方向に複数個例えば6個の磁極歯103aを有する分割コア103を6個組合せてなる円環状のステータコアに、各相のステータコイル(図示せず)が巻装されて構成され、各磁極歯103aは、U、V、W相に順次対応する。
ロータ102は、周方向に複数個例えば8個の磁石挿入孔104aを有する1対の分割コア104A、104Bを複数対例えば3対組合せてなる円環状のロータコアに、永久磁石が挿入されて構成されている。この場合、永久磁石は、保磁力の異なる2種類の永久磁石105a、105bから1磁極1種類となるように選択される。例えば、1対の分割コア104A、104Bのうちの、一方側の分割コア104Aの8個の磁石挿入孔104aには、左側から1個の低保磁力の永久磁石105a、1個の高保磁力の永久磁石1105b、1個の低保磁力の永久磁石105aおよび5個の高保磁力の永久磁石1105bが挿入され、他方側の分割コア104Bの8個の磁石挿入孔104aには、全てに計8個の高保磁力の永久磁石1105bが挿入されている。なお、この図7に示す永久磁石モータは、参考例であって公知ではない。
このような構成によれば、低保磁力の永久磁石105aは、分割コア104Aに2個、ロータ102全体として6個であるので、ロータ102全体としての総磁束量を充分に確保できる、しかも、分割コア104Aにおいては、ステータ101の一方側(左側)のU、V、W相の磁極歯103aに対して、低保磁力の永久磁石105a([小 N])、高保磁力の永久磁石105b(「大 S」)および低保磁力の永久磁石105a(「小 N」)が配置されている。ロータ102の回転にともなって、低保磁力の永久磁石105a([小 N])、高保磁力の永久磁石105b(「大 S」)および低保磁力の永久磁石105a(「小 N」)の磁束によってステータ101の磁極歯103aのU、V、W相のコイルにトルクに関連する誘起電圧が発生する。そして、例えば、「小 N」の永久磁石105aの磁束量が「大 S」の永久磁石105bの磁束量の1/2であれば2つの「小 N」の永久磁石105aによる誘起電圧と1つ「大 S」の永久磁石105bによる誘起電圧とはバランスがとれ、磁気的バランスがとれる。
しかしながら、上記構成では、1対の分割コア104A、104Bが3対組合せられているので、ロータ102全体としては磁気的にバランスしているが、1対の分割コア104A、104B間では総磁束量が異なるようになり、このため、1対の分割コア104A、104B間で磁束量の不均一化が起こってしまって、トルクリップルやコギングトルクが増大し、騒音や振動の原因となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、駆動する負荷に応じた永久磁石の磁束量の調整を、保磁力が異なる2種類の永久磁石から1磁極当たり1種類となるように選択した永久磁石を用いる簡素な構成にて実現するものにおいて、保磁力が小さい永久磁石の割合を低くしたとしても、トルクリップルやコギングトルクの発生を抑制することができる永久磁石モータおよび当該永久磁石モータを備えた洗濯機を提供することにある。
本発明の永久磁石モータは、ロータのロータコアに多数の磁極を形成する永久磁石を備え、ステータに各相のステータコイルに対応した磁極歯を備え、前記ロータコアは、周方向に複数の磁石挿入孔を有する分割コアを複数組合せて構成され、前記分割コアの磁石挿入孔には、保磁力の異なる2種類の永久磁石から1極当たり1種類となるように選択された永久磁石が挿入され、前記分割コアおいては、低保磁力の永久磁石の数が高保磁力の永久磁石数よりも少なくなるように設定されているとともに、隣接する分割コア間では、複数の永久磁石の総磁束量が略等しくなるように設定されていることを特徴とする。
本発明の洗濯機は、請求項1ないし4のいずれかに記載の永久磁石モータにより洗濯機負荷を回転駆動するようにしたことを特徴とする。
本発明の永久磁石モータによれば、保磁力が異なる2種類の永久磁石(残留磁束密度が異なる永久磁石)を異なる割合で配置したとしても、磁束量の不均一化の発生を抑えることができ、従って、隣接する分割コアにおける総磁束量の違いによるトルクリップルやコギングトルクの発生を抑制することができる。
本発明の洗濯機によれば、洗い、すすぎ時や脱水時のような運転状態に応じて永久磁石の磁束量を効率よく調整することができる。
本発明の第1の実施例を示す永久磁石モータの斜視図 要部の拡大斜視図 ステータおよびロータの一部を直線状に展開して示す作用説明図 ドラム式洗濯機の概略的構成を示し、(a)は縦断側面図、(b)は縦断背面図 本発明の第2の実施例を示す図3相当図 本発明の第3の実施例を示す図3相当図 参考例を示す図3相当図
(第1の実施例)
以下、本発明をドラム式洗濯機に適用した第1の実施例につき、図1ないし図4を参照して説明する。
まず、図4において、ドラム式洗濯機の外箱1内には水槽2が配設されている。水槽2は、一端部である後面部2a(図4(a)の右端面部)が閉塞された略円筒状をなし、軸方向を略水平にした状態で図示しないダンパ機構により弾性的に支持されている。水槽2内には、回転槽を構成するドラム3が回転自在に配設されている。このドラム3も、一端部である後面部3a(図4(a)の右端面部)が閉塞された略円筒状をなし、軸方向を略水平にした状態で配設されている。ドラム3の周壁には、多数の孔(図示せず)が形成されている。なお、図示はしないが、外箱1の前面部1aには洗濯物出入口を開閉する扉が設けられ、また、水槽2およびドラム3の前面側に開口部が形成されていて、洗濯物が洗濯物出入口を通してドラム3に対して出し入れされるようになっている。
水槽2の後面部2aの背面には、ドラム3を回転駆動する永久磁石モータ(以下、単にータと称する)4が配設されている。モータ4は、この場合、アウターロータ形のブラシレスDCモータからなり、ロータ5に連結された軸6が、ドラム3の後部に連結されている。従って、モータ4によりドラム3を直接回転駆動するダイレクトドライブ方式となっている。ドラム3が、モータ4により回転駆動される洗濯機負荷(負荷)に相当する。
モータ4について、図1ないし図3を参照して説明する。モータ4のステータ7は、外周部に多数個例えば36個の磁極歯8を有するステータコア9と、各磁極歯8に巻回されたステータコイル10と、合成樹脂製の取付部11を備えた構成となっていて、その取付部11を介して前記水槽2の後面部2aに固定状態に取り付けられる。この場合、ステータコア9は、図3に示すように、6等分された如き分割コア9Aを6個、一方の端部に形成された係合凸部9aを他方の端部に形成された係合凹部9bに互いに挿入係合することにより連結されて構成されている。従って、1つの分割コア9Aは、6個の磁極歯8を有し、隣接する3つの磁極歯8は3相のU、VおよびW相の対応する。
ロータ5は、外周部に環状壁12aを有する浅底容器状の磁性体製のフレーム12と、その環状壁12aの内周部に配置された円環状をなすロータコア13と、このロータコア13に形成された多数個の磁石挿入孔17に挿入された保磁力の異なる永久磁石14および15とを備えた構成となっていて、フレーム12の中央部に設けられた軸取付部16に前記軸6が連結される。この場合、低(小)保磁力の永久磁石14は、保磁力が低いとされる例えばアルニコ磁石(アルニコ磁石の保磁力は、350kA/m以下)により構成されている。高(大)保磁力の永久磁石15は、保磁力が高いとされる例えばネオジム磁石(ネオジム磁石の保磁力は、700kA/m以上)により構成されている。
ロータコア13は、図3に示すように、隣接する1対の分割コア13A、13Bを3対組合せて構成されている。分割コア13A、13Bは、夫々交互にN極とS極の磁極が形成されるように、各8個の磁石挿入孔17に8個の永久磁石14或いは15が挿入配置されて構成される。そのうちの、一方の分割コア13Aでは、分割コア9Aの一方側(左側)からのU、V、W、U、VおよびW相の磁極歯8の配列に対して、低保磁力の永久磁石14(「小 N」)、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」)、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」)および高保磁力の永久磁石15(「大 S」)が応じるように配置されている。
他方の分割コア13Bでは、分割コア9Aの一方側(左側)からのU、V、W、U、VおよびW相の配列に対して、高保磁力の永久磁石15(「大 N」、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、低保磁力の永久磁石14(「小 N」))、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」)および高保磁力の永久磁石15(「大 S」)が応じるように配置されている。
以上のように、1対の分割コア13A、13Bは、1個の低保磁力の永久磁石14と7個の高保磁力の永久磁石15を備えていて、総磁束量は略等しいのである。但し、1対の分割コア13A、13Bおいては、一方の分割コア13Aでは、低保磁力の永久磁石14は、左側の1番目に位置するのに対し、他方の分割コア13Bでは、低保磁力の永久磁石14は、左側から3番目に位置するように、永久磁石14、15の配置順が異なるように設定されている。
一方、図2および図3に示すように、1対の分割コア13A、13Bにおいて、一方の分割コア13Aの両端部には、係合部としての矩形状の係合凸部13aが形成され、他方の分割コア13Bの両端部には、被係合部としての矩形状の係合凹部13bが形成されている。従って、分割コア13A、13Bにおいて、対をなす分割コア13A、13Bであれば、一方の分割コア13Aの係合部としての係合凸部13aは、他方の分割コア13Bの被係合部としての係合凹部13bに係合することが可能である。
しかしながら、対をなさない分割コア13A、13Aを組合せようとすると、一方の分割コア13Aの係合部としての係合凸部13aは、他方の分割コア13Aの被係合部としての係合凸部13aに係合することが不可能である。同様に、対をなさない分割コア13B、13Bを組合せようとすると、一方の分割コア13Bの係合部としての係合凹部13bは、他方の分割コア13Bの被係合部としての係合凹部13bに係合することが不可能である。
上記モータ4において、ロータコア13の12個の磁極歯8に巻回される12個のU相のステータコイル10は直列に接続され、12個の磁極歯8に巻回される12個のV相のステータコイル10は直列に接続され、12個の磁極歯8に巻回される12個のW相のステータコイル10は直列に接続された上で、これらの直列回路はスター結線されるようになっている。そして、モータ4は、図示はしないが、制御手段としてのマイクロコンピュータを含む制御装置により、インバータ回路を介して制御されるようになっている。制御装置は、後述する洗い行程、すすぎ行程および脱水行程からなる洗濯運転の制御を行なう機能を有している。
本実施例の作用を説明する。
制御装置は、洗濯運転を開始すると、まず、洗い行程を行なう。洗い行程では、洗濯機負荷たる給水弁(図示せず)を開放して水を水槽2内ひいてはドラム3内に供給して貯留する給水を行なう。次に、水槽2内に洗剤を投入した状態で、ドラム3をモータ4により例えば50〜60rpmの低い回転速度で正逆回転させる。これにより、ドラム3内に収容された洗濯物が洗浄される洗いを行なう。洗いが所定時間行なった後、ドラム3を停止させた状態で、水槽2の排出口に接続された洗濯機負荷たる排水弁(図示せず)を開放することにより、水槽2内(ドラム3内)の水を機外へ排出する排水を行なう。
次に、制御装置は、洗い行程の中間脱水を行なう。この中間脱水では、ドラム3をモータ4により一方向に例えば1500rpmの高速回転で回転させる。これにより、ドラム3内の洗濯物が遠心脱水される。洗濯物から排出された水分は、排出口から機外へ排出される。
制御装置は、中間脱水が完了したら、すすぎ行程に移行する。すすぎ行程では、まず、ドラム3の回転を停止させた状態で、再び給水を行ない、水槽2内ひいてはドラム3内に水を供給して貯留する。次に、すすぎを行なう。すすぎでは、洗剤を使用しないこと以外は洗いと同様な制御を行なう。すなわち、ドラム3をモータ4により例えば50〜60rpmの低い回転速度で正逆回転させることにより、ドラム3内の洗濯物をすすぐすすぎを所定時間行なった後、前述と同様な排水を行なう。以下、同様の給水、すすぎ、排水を複数回繰り返し、すすぎ行程を終了する。
制御装置は、次に、脱水行程を行なう。脱水行程では、ドラム3をモータ4により一方向に例えば1000rpmの高速回転で回転させる。これにより、ドラム3内の洗濯物が遠心脱水される。洗濯物から排出された水分は、排出口から機外へ排出される。以上の脱水が所定時間行なわれると、脱水行程が完了し、洗濯運転が終了する。
ここで、上記した洗い行程の洗いにおいては、ドラム3(モータ4)の回転速度は低く(50〜60rpm)、モータ4としては低速回転、高トルクを必要とすることから、洗い行程の洗いの前の給水において、制御装置は、モータ4の永久磁石14の磁束を増加させるべく、増磁を行なう。
具体的には、ステータコイル10に例えば+500Vの電圧を印加することで、永久磁石14の磁束を最大まで上げ、電圧の印加を解除しても、その磁束が保持されようにする。これにより、ステータ7に対して作用するロータ5全体としての磁束が増加するようになる。この状態で、モータ4によりドラム3を低速度で回転駆動させて洗い行程の洗いを実行することで、モータ4としては高トルクを発揮できる。この洗い行程の際には、ステータコイル10への通常の運転電圧は約±200Vの範囲であるので、低保磁力の永久磁石14でも磁束が変化してしまうことはない。
次に、洗い行程の中間脱水行程においては、ドラム3(モータ4)の回転速度は高く(1500rpm)、モータ4としては低トルク、高速回転を必要とすることから、中間脱水の前の排水において、制御装置は、永久磁石14の磁束を減少させるべく、減磁を行なう。
具体的には、ステータコイル10に例えば−500Vよりやや高い電圧を印加することで、永久磁石14の磁束を0(零)近くまで下げ、電圧の印加を解除しても、その磁束が保持されるようにする。これにより、ステータ7に対して作用するロータ5全体としての磁束が減少するようになる。この状態で、モータ4によりドラム3を高速度で回転駆動させて中間脱水を実行することで、モータ4としては低トルク、高速回転に適したものとなる。この中間脱水の際にも、ステータコイル10への通常の運転電圧は約±200Vの範囲であるので、低保磁力の永久磁石14でも磁束が変化してしまうことはない。
次に、すすぎ行程のすすぎにおいては、洗い行程の洗いと同様に、ドラム3(モータ4)の回転速度は低く(50〜60rpm)、モータ4としては低速回転、高トルクを必要とすることから、すすぎの前の給水において、永久磁石14の磁束を増加させるべく、前述と同様な増磁を行なう。このように増磁した状態で、すすぎを行なう。
そして、脱水行程においては、洗い行程の中間脱水行程と同様に、ドラム3(モータ4)の回転速度は高く(1000rpm)、モータ4としては低トルク、高速回転を必要とすることから、最終脱水行程の前のすすぎ行程の排水において、永久磁石14の磁束を減少させるべく、前述と同様な減磁を行なう。このように減磁した状態で、脱水行程を行なう。
上記した第1の実施例によれば、次のような作用効果を得ることができる。
ロータ5における分割コア13A、13Bは、変化させることが容易な低保磁力の永久磁石14と、この永久磁石14より保磁力が高い永久磁石15とを有する構成とし、洗い行程およびすすぎ行程では、ステータ7に対して作用するロータ5の磁束が増加するように永久磁石14を磁化し、脱水行程(洗い行程の中間脱水も同じ)では、ステータ7に対して作用するロータ5の磁束が前記洗い行程およびすすぎ行程の時よりも減少するように前記永久磁石14を磁化する構成とした。これにより、洗い行程およびすすぎ行程では、ステータ7に対して作用するロータ5の磁束を多くできて、洗濯機負荷(ドラム3)を駆動するモータ4としては、洗い行程およびすすぎ行程に必要な低速回転、高トルクを得ることができる。脱水行程では、ステータ7に対して作用するロータ5の磁束を、洗い行程およびすすぎ行程の時よりも減らすことで、負荷(ドラム3)を駆動するモータ4としては、脱水行程に必要な低トルク、高速回転に適した性能を発揮できるようになる。
隣接する1対の分割コア13A、13Bは、夫々1個の低保磁力の永久磁石14および7個の高保磁力の永久磁石15を有するので、総磁束量は略等しくなり、隣接する分割コア13A、13Bの磁気的バランスがよく、従って、ロータ5全体の磁気的バランスがよくなる。
また、隣接する1対の分割コア13A、13Bにおいて、一方の分割コア13Aでは、左側から1番目に低保磁力の永久磁石14が位置し、他方の分割コア13Bでは、左側から3番目に低保磁力の永久磁石14が位置する。これにより、ロータ5の回転に応じて、例えば、分割コア13A側の永久磁石14により一方側の分割コア9Aの磁極歯8のU、V或いはW相のコイル10に誘起電圧が発生し、分割コア13B側の永久磁石14により他方側の分割コア9Aの磁極歯8のU、V或いはW相のコイル10に誘起電圧が発生する。この場合、ロータコア13の12個の磁極歯8に巻回される12個のU相のステータコイル10は直列に接続され、12個の磁極歯8に巻回される12個のV相のステータコイル10は直列に接続され、12個の磁極歯8に巻回される12個のW相のステータコイル10は直列に接続されているので、各相のコイル10は、分割コア13A側の永久磁石14により誘起電圧を発生しようと分割コア13B側の永久磁石14により誘起電圧を発生しようと同じことであり。この点からいえば、図7に示す永久磁石モータと同様に、例えば、「小 N」の永久磁石114の磁束量が「大 S」の永久磁石15の磁束量の1/2であれば、隣接する1対の分割コア13A、13Bの夫々に1個の永久磁14石を備える構成であっても、磁気的バランスがとれる。
そして、前述したように、一方の分割コア13Aでは、左側から1番目に低保磁力の永久磁石14が位置し、他方の分割コア13Bでは、左側から3番目に低保磁力の永久磁石14が位置するので、一方の永久磁石14が例えばU相の磁極歯8に対応したときには、他方の永久磁石14はU相の磁極歯8には対応せずにU相の磁極歯8以外の位置に対応するようになり、2つの永久磁石14が同時に同じ相の磁極歯8に対応することによるトルクリップルの発生を防止できる。
以上の結果、本実施例によれば、駆動する負荷に応じたロータ5の磁束量の調整を、保磁力が異なる2種類の永久磁石から1磁極当たり1種類となるように選択した永久磁石を用いる簡素な構成にて実現するものにおいて、保磁力が小さい永久磁石の割合を低くしたとしても、トルクリップルやコギングトルクの発生を抑制することができる
(第2の実施例)
図5は、本発明の第2の実施例であり、上記第1の実施例(図3)と同一部分には同一符号を付して示す。
ロータコア13に代わるロータコア18は、図5に示すように、隣合う1対の分割コア18A、18Bを3対組合せて構成されている。分割コア18A、18Bは、夫々交互にN極とS極の磁極が形成されるように、各8個の磁石挿入孔17に8個の永久磁石14或いは15が挿入配置されて構成される。そのうちの、一方の分割コア18Aでは、分割コア9Aの一方側(左側)からのU、V、W、U、VおよびW相の磁極歯8の配列に対して、高保磁力の永久磁石15(「大 N」)、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、低保持力の永久磁石14(「小 N」)、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」)および高保磁力の永久磁石15(「大 S」)が応じるように配置されている。
他方の分割コア18Bでは、分割コア9Aの一方側(左側)からのU、V、W、U、VおよびW相の配列に対して、高保磁力の永久磁石15(「大 N」、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、低保持力の永久磁石14(「小 N」))、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」)および高保磁力の永久磁石15(「大 S」)が応じるように配置されている。
以上のように、1対の分割コア18A、18Bは、1個の低保磁力の永久磁石14と7個の高保磁力の永久磁石15を備えていて、総磁束量は略等しいのである。但し、1対の分割コア18A、18Bおいては、一方の分割コア18Aでは、低保磁力の永久磁石14は、中央側に位置するように左側から3番目に位置するのに対し、他方の分割コア18Bでは、低保磁力の永久磁石14は、中央側に位置するように左側から5番目に位置するように、永久磁石14、15の配置順が異なるように設定されている。
なお、1対の分割コア18A、18Bにおいて、一方の分割コア18Aの両端部には、係合凸部13aが形成され、他方の分割コア18Bの両端部には、係合凹部13bが形成されている。第1の実施例と同様にして、1対の分割コア18A、18Bの組合せは可能であるが、分割コア18A、18Aのみ合せおよびの分割コア18B、18B組合せは不可能になる。
この第2の実施例によれば、隣接する1対の分割コア18A、18Bは、夫々1個の低保磁力の永久磁石14および7個の高保磁力の永久磁石15を有するので、総磁束量は略等しくなり、隣接する分割コア18A、18Bの磁気的バランスがよく、従って、ロータ5全体の磁気的バランスがよくなる。しかも、1対の分割コア18A、18Bにおいては、低保磁力の永久磁石14、14はそれぞれ中央側に位置しているので、例えば端部側に位置する場合に比し、高保磁力の永久磁石15の磁束量の違いによる磁気的応力を受けにくくなり、分割コア18A、18Bが変形する虞はない。
この第2の実施例によっても、上記第1の実施例と同様の原理により同様の作用効果が得られる。
(第3の実施例)
図6は、本発明の第3の実施例であり、上記第1の実施例(図3)と同一部分には同一符号を付して示す。
ロータコア13に代わるロータコア19は、図6に示すように、1対の分割コア19A、19Bを3対組合せて構成されている。分割コア19A、19Bは、夫々交互にN極とS極の磁極が形成されるように、各8個の磁石挿入孔17に8個の永久磁石14或いは15が挿入配置されて構成される。そのうちの、一方の分割コア19Aでは、分割コア9Aの一方側(左側)からのU、V、W、U、VおよびW相の磁極歯8の配列に対して、高保磁力の永久磁石15(「大 N」)、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保持力の永久磁石15(「大 N」)、低保磁力の永久磁石14(「小 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」)および高保磁力の永久磁石15(「大 S」)が応じるように配置されている。
他方の分割コア19Bでは、分割コア9Aの一方側(左側)からのU、V、W、U、VおよびW相の配列に対して、高保磁力の永久磁石15(「大 N」、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」、高保磁力の永久磁石15(「大 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」))、低保磁力の永久磁石14(「小 S」)、高保磁力の永久磁石15(「大 N」)および高保磁力の永久磁石15(「大 S」)が応じるように配置されている。
以上のように、1対の分割コア19A、19Bは、1個の低保磁力の永久磁石14と7個の高保磁力の永久磁石15を備えていて、総磁束量は略等しいのである。但し、1対の分割コア19A、19Bおいては、一方の分割コア19Aでは、低保磁力の永久磁石14は、中央側に位置するように左側から4番目に位置するのに対し、他方の分割コア19Bでは、低保磁力の永久磁石14は、中央側に位置するように左側から6番目に位置するように、永久磁石14、15の配置順が異なるように設定されている。
なお、1対の分割コア19A、19Bにおいて、一方の分割コア19Aの両端部には、係合凸部13aが形成され、他方の分割コア19Bの両端部には、係合凹部13bが形成されている。第1の実施例と同様にして、1対の分割コア19A、19Bの組合せは可能であるが、分割コア19A、19Aのみ合せおよびの分割コア19B、19B組合せは不可能になる。
この第3の実施例によっても、上記第1の実施例と同様の原理により同様の作用効果が得られる。
なお、本発明は、上記し且つ図面に示す実施例に限定されるのではなく、次のような変形、拡張が可能である。
ロータコア13、18、19においては、一方の分割コアに係合部として矩形状の係合凸部13aおよび他方の分割コアに被係合部として矩形状の係合凹部13bを設けるようにしたが、その形状は種々考えられ、要は、隣接する2つの分割コアは、互いに係合部と被係合部との係合により連結され、対をなさない分割コアの係合部と被係合部は係合不可に構成されていればよい。
ロータコアの分割数は、適宜設定すればよい。
隣合う分割コアの複数の永久磁石の配列順は同じであってもよい。
ドラム式洗濯機に限らず、洗濯機全般に適用することができる。
図面中、1はドラム式洗濯機(洗濯機)、3はドラム(負荷、洗濯機負荷)、4は永久磁石モータ、5はロータ、7はステータ、8は磁極歯、9はステータコア、9Aは分割コア、10はステータコイル、13はロータコア、13Aおよび13Bは分割コア、13aは係合凸部(係合部)13bは係合凹部(被係合部)、14は低保磁力の永久磁石、15は高保磁力の永久磁石、17は磁石挿入孔、18はロータコア、18Aおよび18Bは分割コア、19はロータコア、19Aおよび19Bは分割コアを示す。

Claims (5)

  1. ロータのロータコアに多数の磁極を形成する永久磁石を備え、ステータに各相のステータコイルに対応した磁極歯を備えた永久磁石モータにおいて、
    前記ロータコアは、周方向に複数の磁石挿入孔を有する分割コアを複数組合せて構成され、
    前記分割コアの磁石挿入孔には、保磁力の異なる2種類の永久磁石から1極当たり1種類となるように選択された永久磁石が挿入され、
    前記分割コアおいては、低保磁力の永久磁石の数が高保磁力の永久磁石数よりも少なくなるように設定されているとともに、
    隣接する分割コア間では、複数の永久磁石の総磁束量が略等しくなるように設定されていることを特徴とする永久磁石モータ。
  2. 隣接する2つの分割コアは、一方側の低保磁力の永久磁石がステータの1つの相の磁極歯と対応したときには、他方側の低保磁力の永久磁石は同相の磁極歯以外の位置に対応するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の永久磁石モータ。
  3. 隣接する2つの分割コアは、低保磁力の永久磁石が夫々の中央側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の永久磁石モータ。
  4. 隣接する2つの分割コアは、互いに係合部と被係合部との係合により連結され、対をなさない分割コアの係合部と被係合部は係合不可に構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の永久磁石モータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の永久磁石モータにより洗濯機負荷を回転駆動するようにしたことを特徴とする洗濯機。
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