JP2010232090A - シートスイッチモジュール - Google Patents

シートスイッチモジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2010232090A
JP2010232090A JP2009080080A JP2009080080A JP2010232090A JP 2010232090 A JP2010232090 A JP 2010232090A JP 2009080080 A JP2009080080 A JP 2009080080A JP 2009080080 A JP2009080080 A JP 2009080080A JP 2010232090 A JP2010232090 A JP 2010232090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
specific color
region
light source
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009080080A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nishiwaki
賢治 西脇
Shinpei Sato
新平 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2009080080A priority Critical patent/JP2010232090A/ja
Publication of JP2010232090A publication Critical patent/JP2010232090A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構造によって、照明の仕分けができ、カラー照明が可能なシートスイッチモジュールの提供を目的とする。
【解決手段】本発明のシートスイッチモジュールAは、シートスイッチ20に複数のスイッチ素子30が形成され、ライトガイドにおいて、スイッチ素子の形成位置に対応する位置に合わせて個々に光取出部19が形成され、光取出部がライトガイドの一方の面側あるいは他方の面側に形成された凹凸部19Aにより形成され、これらの凹凸部がライトガイド上に形成された着色インクから構成され、複数の光取出部のうち、一部の光取出部を構成する着色インクと他の光取出部を構成する着色インクの色が異なる色で構成され、色の異なる着色インクからなる光取出部において光源からの出射光の色に応じた着色インクからなる凹凸部を備えた光取出部が発光自在とされたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話、情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータなどの操作ボタン、キーボタンを暗所にて操作する際、ボタンやキーの位置を見易くするための照明に用いて好適なシートスイッチモジュールに関する。
従来、携帯電話のキーボタン部を明るく照明するための面状発光装置が使用され、この面状発光装置の一形態として、側面発光方式の面状発光装置が広く用いられている。すなわち、表示部である液晶パネルの背面側に配置される導光板(ライトガイドフィルム)と、このライトガイドフィルムの端側面に配置された光源とによって面状発光装置が構成されている。また、この種の面状発光装置に適用される光源としては、LED(LightEmitting Diode)、冷陰極管などを例示することができる。
この種の押ボタンスイッチ式の照明装置の一例としては、複数個の操作キーと、操作キーの下方に配置されて操作キーの押圧によってスイッチングを行うスイッチング素子と、操作キーとスイッチング素子との間に配置され、側面に配置された光源から入射した光を操作キーの下面に向けて投射して下方から照明する可撓性の導光板とからなる構造の照明装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
近年、特定の操作キーのみを選択的に発光させるか、あるいは、選択的に発光させないようにすることが望まれている。
これを実現する方法としては、ライトガイドを複数の領域に区分し、各領域の境界となる部分に孔を設けて、その内部に非光透過性樹脂を充填して、ライトガイドの各領域の境界に非光透過性樹脂からなる遮光部を設ける方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、押ボタンの上部および下部を各々照明する第1の導光部および第2の導光部がクランク状の接続部を介して一体化された導光体を用意し、別に用意された遮光リブの切欠部に、前記のクランク状の接続部を嵌合させて遮光リブに導光体を取り付けることにより、1つの導光体を用いるだけで分離照明を行うことができる押しボタンの照明構造が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−167655号公報 特開2008−41431号公報 実開平5−53070号公報
特許文献2の段落0034〜0035、図5に示された方法は、スピンコート法によりライトガイドを作製した後、エッチングによりスリットを作製し、そのスリット内に非光透過性の液状樹脂を充填して、この樹脂を硬化させることにより遮光部を形成するため、製作に非常に手間が掛かるという問題があった。

さらに、特許文献2の図5、6に示されているように、一体成形された遮光物とライトガイドが完全に密着しているため、遮光物を構成する材料とライトガイドを構成する材料とが異なる場合、これらの材料の線膨張係数の差に起因して、環境温度の変化によって遮光物が剥離するおそれがあった。
また、これら特許文献1、2に記載の選択発光技術に加え、携帯電話の押ボタンスイッチなどにおいて、押ボタンスイッチを照明する時の照明色を変更することが望まれている。
しかし、一般的な押ボタンスイッチ用の照明装置では、全部のボタンが同じ色に発光するか、前述の構造を利用して領域毎に照明を仕分ける程度の構造が知られている程度であって、位置毎あるいは色別の発光などは考慮されていないのが実情である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構造によって、特定の操作キーのみを選択的に発光させるか、あるいは、選択的に発光させないようにする領域の区分けが容易に実現でき、しかも、色分けして照明することが可能なシートスイッチモジュールを提供することを目的とする。
本発明のシートスイッチモジュールは、光源と、前記光源に近接配置されて前記光源からの光をその一端面側から導入されるとともに、その面方向に前記光源からの光を導光するシート状のライトガイドと、該ライトガイドの一方の面側に配置されたシートスイッチとを備えたシートスイッチモジュールであって、前記シートスイッチに複数のスイッチ素子が形成され、前記ライトガイドの前記一方の面側あるいは他方の面側において、前記スイッチ素子の形成位置に対応する位置に合わせて個々に光取出部が形成され、 前記光取出部が前記ライトガイドの一方の面側あるいは他方の面側に形成された凹凸部により形成され、これらの凹凸部が前記ライトガイドの一方の面上あるいは他方の面上に形成された着色インクから構成され、前記複数の光取出部のうち、一部の光取出部を構成する着色インクと他の光取出部を構成する着色インクの色が異なる色で構成され、前記色の異なる着色インクからなる光取出部において、前記光源からの出射光の色に応じた着色インクからなる凹凸部を備えた光取出部が発光できるようにされたことを特徴とする。
本発明のシートスイッチモジュールは、前記の構成において、前記光取出部毎に、特定色の着色インクからなる凹凸部により構成された第1の領域と、他の特定色の着色インクからなる凹凸部により構成された第2の領域が形成されてなり、前記光源が前記特定色と前記他の特定色と白色の光を出射自在とされ、前記光源から前記特定色の光を出射することにより前記第1の領域を発光させることができるように、前記光源から前記他の特定色の光を出射することにより前記第2の領域を発光させることができるように、前記光源から白色光を出射することにより前記第1の領域と第2の領域の両方から発光できるように構成されたことを特徴とする。
本発明のシートスイッチモジュールは前記の構成において、特定色の着色インクからなる凹凸部が前記特定色の色を反射する粒子を含むインクから構成され、前記他の特定色の着色インクからなる凹凸部が前記他の特定色の色を反射する粒子を含むインクから構成されてなることを特徴とする。
本発明のシートスイッチモジュールは前記の構成において、前記光源から青色光と赤色光と白色光が出射自在とされ、前記第1の領域の凹凸部が青色を反射する粒子を含む着色インクから構成され、前記第2の領域の凹凸部が赤色を反射する粒子を含む着色インクから構成され、前記光源から青色光が出射された際に青色を反射する粒子を含む着色インクから構成された凹凸部に対応する第1の領域が発光され、前記光源から赤色光が出射された際に赤色を反射する粒子を含む着色インクから構成された凹凸部に対応する第1の領域が発光され、前記光源から白色光が出射された際に第1の領域と第2の領域の両方が各色で発光されるようになっていることを特徴とする。
本発明のシートスイッチモジュールは前記の構成において、スイッチ素子に対応して、特定色の着色インクからなる凹凸部により構成された光取出部と、白色インクからなる凹凸部により構成された光取出部のいずれかが形成され、前記光源が前記特定色あるいは白色光を出射自在とされ、前記光源から前記特定色を出射した際に前記特定色のインクからなる凹凸部により構成された光取出部が前記特定色で発光され、白色インクからなる凹凸部により構成された光取出部が前記特定色で発光されるとともに、前記光源から白色光を出射した際に前記特定色のインクからなる凹凸部により構成された光取出部が前記特定色で発光され、白色インクからなる凹凸部により構成された光取出部が白色で発光されるようになっていることを特徴とする。
本発明によれば、ライトガイドや光源に特別の構造を導入しなくても、ライトガイドに設ける光取出部の凹凸部のドットを色分けして印刷法などにより形成することにより、光取出部を特定色でカラー表示し仕分けることができる。
従って、本発明によれば、光源から出射する光の色を変えることにより、照明時の表示色にバリエーションを付加することができ、種々の色分け発光が可能となる。
また、光取出部に色の異なる凹凸部からなる第1の領域と第2の領域を設けることにより、各光取出部においても第1の領域と第2の領域とを色違い照明することができる。従って、スイッチ素子に複数の機能が付加されている場合において、機能毎の色分け発光を可能とすることができる。
具体的に例えば、青色と赤色とを使い分けて第1の領域と第2の領域の凹凸部を形成すると、光源からの青色光と赤色光と白色光の選択により、青色の凹凸部を備えた第1の領域の発光と、赤色の凹凸部を備えた第2の領域の発光と、両方の凹凸部を本来の青色あるいは赤色に両方発光させることができる。
更に本発明によれば、光源の特定色の発光による、特定色のインクによる凹凸部の特定色による発光及び白色インクによる凹凸部の特定色による発光と、光源からの白色光の発光による、前記特定色のインクからなる凹凸部の特定色での発光と、白色インクからなる凹凸部の白色発光を切り替えて色分け発光することができる。
本発明に係るシートスイッチモジュールの第1の実施形態を示す概略断面構成図である。 同シートスイッチモジュールの第1実施形態を示す平面略図である。 同シートスイッチモジュールの第1実施形態に組み込まれるシートスイッチの一構造例を示す断面図である。 同シートスイッチモジュールの第1実施形態に設けられる光取出部の各領域と携帯電話の操作盤の各領域との対応位置関係の一例を示す図。 本発明に係るシートスイッチモジュールの第2実施形態を示す概略断面構成図である。 同シートスイッチモジュールの第2実施形態を示す平面略図である。
本発明に係るシートスイッチモジュールの実施形態について以下に説明する。
なお、以下の実施形態は、本発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
「第1実施形態」
図1は、本発明のシートスイッチモジュールの第1実施形態を示す概略断面図であり、図2は同実施形態の平面図、図3は同実施形態に組み込まれたシートスイッチの一構造例を示す断面図である。
この実施形態のシートスイッチモジュールAは、平面視長方形のシート状のライトガイド13と、ライトガイド13の一方の面(下面)13a側に配置されたシートスイッチ20と、このシートスイッチ20の一端側に接続された光源11とから概略構成され、光源11はその出射面11aをライトガイド13の一側端面に近接させて配置されている。
本実施形態に適用されるシートスイッチ20は、ライトガイド13の一方の面13aの周縁に設けられた枠状の粘着材15を介して、ライトガイド13に接着されている。この構造により、ライトガイド13とシートスイッチ20との間に間隙18が設けられている。即ち、ライトガイド13とシートスイッチ20とが接することなく、第一の粘着材15の厚みに応じた間隔18をあけて両者が対向配置されている。
ライトガイド13とシートスイッチ20との間に設けられた間隙18の厚み、すなわち、ライトガイド13とシートスイッチ20との距離は特に限定されず、シートスイッチモジュールAが使用される状況において、ライトガイド13とシートスイッチ20が接しない程度であれば良いが、シートスイッチモジュールAの全体を薄型化するためには、0.01mm以上、0.05mm以下であることが好ましい。
ライトガイド13のシートスイッチ20が配置された側の面、すなわち、ライトガイド13の一方の面13aと反対側の面(以下、「他方の面」と言う。)13bには、光取出部19が所定の位置毎に複数形成されている。このライトガイド13の他方の面13bが、シートスイッチモジュール10の上面(表面、発光面)をなしている。
更に、複数の光取出部19は、シートスイッチ20に組み込まれた複数の感圧型のスイッチ素子30に対して平面視位置合わせされている。即ち、光取出部19は、それぞれのスイッチ素子30のメタルプレート23に対して図1に示す如く上下に対向するように配置されている。
シートスイッチ20は、基板21のライトガイド13と対向する面(以下、「一方の面」と言う。)21aに複数の接点部22が所定の間隔で設けられ、各接点部22をほぼ中央にして、これを覆うように配置されたドーム形状のメタルプレート23が設けられ、これらを覆うように、粘着層24を介して押えシート25が設けられた基本構造をなしている。
より詳細には、図3に示すように、PCB(Printed Circuit Board)もしくはFPC(Flexible Printed Circuit)などのプリント配線基板からなる基板21の一方の面21aに、導電性材料からなる複数の接点部22が所定の間隔で設けられ、これらの接点部22の周囲に導電性材料からなる環状の接点部26が設けられ、接点部22および接点部26を覆うように、接点部22および接点部26との導通、非導通を切り替えるためのドーム形状のメタルプレート23が設けられている。
これらのメタルプレート23は、接点部22に接離可能な可撓性を備え、基板21の一方の面21aとは反対側に凸状をなす椀型のメタルドームとして構成されている。そして、操作者が指などの操作子によりメタルプレート23の基板21の一方の面21aと対向する面とは反対側の面(以下、「上面」と言う。)23aの中央部を押圧すると、メタルプレート23の上面23aの中央部が、基板21の一方の面21a側に向いて湾曲するように変形し、接点部22に当接して、接点部22と接点部26との導通がとれるようになっている。
したがって、シートスイッチ20にあっては、基板21の一方の面21aに設けられた接点部22と、その周囲に設けられた接点部26と、接点部22および接点部26を覆うように設けられたメタルプレート23と、これらを覆う押えシート25とにより、1つの感圧型のスイッチ素子30が構成され、このスイッチ素子30が基板21の一方の面21a上に複数設けられた構造をなしている。
また、押えシート25の基板21の一方の面21aと対向する面に形成されている粘着層24によりメタルプレート23の位置が保持されている。
光源11としては、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)などの発光素子などからなるものが用いられる。光源11がLEDからなるものである場合、箱状のケースの内部に発光素子チップが内蔵され、この発光素子チップが出射した光を光源11のケース側面の出射面11aから出射できるように構成されている。
光源11は、はんだ29によって、基板21の一方の面21a上の図示略の電気回路に接続されて設けられている。この光源11は、光の出射面11aをライトガイド13の端面側に向けて配置され、内部に設けられた発光ダイオードなどの発光素子から、3元色であるR(赤)、G(緑)、B(青)のいずれかの発光とそれらの混色である白色光のいずれかを選択して出射できるように構成されている。
本実施形態のライトガイド13は、シート状の樹脂からなり、例えば、平面視長方形をなしている。
ライトガイド13を構成する樹脂としては、光透過性の樹脂であり、かつ、弾性変形可能なものであれば特に限定されないが、ポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリメタクリル酸メチル(ポリメチルメタクリレート、PMMA)のエラストマー、ウレタンアクリレートからなる群から選択されたいずれかが用いられる。
これら樹脂の中でも、ライトガイド13とシートスイッチ20との間に設けられた間隙18の幅を一定に保つように、すなわち、ライトガイド13とシートスイッチ20が接しないようにするためには、適度な剛性を有する樹脂が好ましく、具体的には、ポリウレタン系樹脂やシリコーン系樹脂が好ましい。これらの樹脂は弾性を有するので、これらの樹脂からなるライトガイド13は、その上面が傷付きにくくなるとともに、スイッチ素子30(光取出部19)を押圧した際の感触がよくなる。また、これら樹脂の他に、ポリカーボネート系樹脂を用いても良い。ポリカーボネート系樹脂は、厚みが薄くても光の透過率が高いので好適に用いることができる。
ライトガイド13の厚みは特に限定されず、光源11からの出射光の透過率が高く、光取出部19を操作者が指先やペンなどの操作子で押圧した場合、その操作子がメタルプレート23を下向きに湾曲させて変形させ、メタルプレート23の中心部が接点部22に当接し、接点部22を接点部26に導通させることができるが、一方、光取出部19を押圧しない場合、ライトガイド13とシートスイッチ20との間に設けられた間隙18の幅を一定に保つことができる(すなわち、ライトガイド13とシートスイッチ20が接しないようにすることができる)程度であればよく、シートスイッチモジュール10を薄型化するためには、0.1mm以上、0.2mm以下であることが好ましい。
粘着材15としては、それ自体の形状を保持する粘着剤が用いられる。このような粘着剤としては、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、あるいは、樹脂や紙からなる基材の両面にこれらの樹脂または粘着材を塗布してなる両面テープなどが挙げられる。
また、粘着材15の厚みは特に限定されないが、シートスイッチモジュールAが使用される状況において、ライトガイド13とシートスイッチ20が接しない程度であればよく、シートスイッチモジュールAを薄型化するためには、0.01mm以上、0.05mm以下であることが好ましい。
ライトガイド13の他方の面(上面)13bに形成された光取出部19は、ライトガイド13を構成するシート状の樹脂シートの上面の必要な領域に凹凸部19Aを形成するなどの構造を採用し、凹凸部19Aを形成した領域において、ライトガイド13の他方の面13bに、ライトガイド13の内部から光が漏れ出るように構成されたものである。
ライトガイド13にあっては、その一方の端面に対し、光源11からの出射光が入射されると、その入射光がライトガイド13の一方の面13aと他方の面13bの間で反射を繰り返しながらライトガイド13の内部を伝搬してゆくが、ライトガイド13の他方の面13bの必要な領域に凹凸部19Aを形成すると、内部を伝搬している光が漏れ出てくる。これにより、ライトガイド13の光取出部19から外側に光を出射することができる。即ち、ライトガイド13の内部を伝搬する光によって、光取出部19から光を出射することができる。
光取出部19を構成する凹凸部19Aは、スクリーン印刷法、グラビア印刷法、パッド印刷法などの印刷法により、ライトガイド13の他方の面13b上に形成された微小ドットの集合体として構成されている。また、この実施形態では図2に示す如く矩形状に区画された1つの光取出部19が、面積の若干小さな矩形状の第1の領域19aとそれよりも面積の若干大きな矩形状の第2の領域19bとに区分されている。
本実施形態において、前記第1の領域19aに形成されている凹凸部19Aを構成するドットは、上述の印刷法を適用し、赤色の光を反射する粒子を含むインクから構成されたドットであり、第2の領域19bに形成されている凹凸部19Aを構成するドットは、上述の印刷法を適用し、青色の光を反射する粒子を含むインクから構成されたドットである。
これらの第1の領域19aと第2の領域19bとを区分けして別の色のドットの集合体として構成するのは、例えば、本実施形態のシートスイッチモジュールAを携帯電話の押ボタンスイッチの照明用として用いる場合に、携帯電話の操作スイッチの数字が表記されている領域とひらがなやアルファベット文字、記号が表示されている領域とを照明仕分けることを目的としている。
例えば、第1実施形態の構造を携帯電話の操作盤の照明用として適用した場合、操作盤の表面部分に設けられるキーマットとして、数字の「1〜9」、「*」記号、数字の「0」、記号の「#」が表記されている領域等があり、これらの領域には、数字や記号に付属して「あ .@」、ひらがな「あ〜わ」、アルファベット「A〜Z」、他の記号などが表示されている。
第1実施形態の構造を携帯電話の操作盤の照明用として適用した場合、例えば、図4に示す如く数字の「1」が表記されている領域aの下に第1の領域19aを配置し、ひらがなの「あ」、「.」、「@」が表記されている領域bの下に第2の領域19bを配置する。
図4では両方の領域を重ねて表示することができないので、これらの領域を隣接させて配置して表記している。より具体的に、携帯電話の押ボタンを構成するキーまたはキーマットに印刷されている数字の下側には第1の領域19aが配置され、携帯電話の押ボタンを構成するキーまたはキーマットに印刷されているひらがな、アルファベット、記号の下側には第2の領域19bが配置される。また、他の複数の第1の領域19aと第2の領域19bについても携帯電話に適用する場合はキーマットの各領域に対応するように配置されている。
図2に示す実施形態では、光取出部19を平面視横向きに見て、5行、3列形成した例として略記しているが、各光取出部19は、一般の携帯電話として電話キー位置、クリアキー位置、電源キー位置、数字の1のキー位置、数字の2のキー位置、数字の3のキー位置、数字の4のキー位置、数字の5のキー位置、数字の6のキー位置、数字の7のキー位置、数字の8のキー位置、記号の*のキー位置、数字の0のキー位置、記号の#のキー位置などに対応して必要な数だけ設けられている。
なお、この実施形態で説明する配置例は一例であって、携帯電話以外の電子機器に本実施形態の構造を適用する場合は、該当する電子機器に必要な数のキーに対応して必要な数の光取出部19(第1の領域19aと第2の領域19b)を設けるのは勿論である。
前記の凹凸部19Aを構成するためのドットを形成する場合に用いるスクリーン印刷法とは、孔版印刷として版に化学繊維のスクリーンを張ったものを利用し、そのスクリーンに光学的に版膜を作って必要な画線以外の目を塞ぎ、版を作り、その版膜の孔を介してインクを擦りつけることにより版の下に設置した被印刷物の印刷面に印刷を行う方法である。インクはスクリーンの版膜の孔を通過して被印刷面に押し出されて印刷されるので、必要な大きさの凹凸部19Aを形成することができる。
スクリーン印刷法により形成された凹凸部19A(光取出部19)は、数字や文字として認識できるように形成することもできるので、この場合はライトガイド13の他方の面13b上に、操作キーを別途設ける必要が無いから、その場合、シートスイッチモジュールAをより一層薄型化することができ、ひいては、このシートスイッチモジュールAを適用した電子機器をより一層薄型化することができる。
また、スクリーン印刷法によれば、インクを調整することにより所望の色相の凹凸部19A(光取出部19)を形成することができるので、シートスイッチモジュールAをより意匠性に優れたものとすることができ、ひいては、このシートスイッチモジュールAを適用した電子機器をより意匠性に優れたものとすることができる。
グラビア印刷は、印刷しようとする凸などの部分が窪んでいる版を用い、この窪みにインクが入るように適当な方法で版全体にインクを付け、表面をドクターと呼ばれる装置で拭き取りながら余分なインキを掻き落とし、窪みに入っているインキだけを残し、そのインキを被印刷面に押し付けて移し、インクの盛り上がり部分を形成することで凹凸部を形成する印刷方法である。印刷の濃い薄いは、窪みの幅とインキの厚みで表現するため、精巧な凹凸形状を形成可能であり、ライトガイド13の他方の面13bに所望の凹凸部19Aを形成できる。
グラビア印刷法によれば、スクリーン印刷法で形成した場合よりも微小な凹凸部19Aを形成することができるので、一見、凹凸部19Aが形成されていることを認識できなくすることができる。また、インクや印刷版を調整することにより所望の色相の凹凸部19A(光取出部19)を形成することができる。したがって、シートスイッチモジュールAをより意匠性に優れたものとすることができ、ひいては、このシートスイッチモジュールAを適用した電子機器をより意匠性に優れたものとすることができる。
パッド印刷は、凹版プレートの凹部にインクを盛りつけ、ブレードによって凹部以外の部分のインクを掻き取り、シリコン製などのパッドを凹版に押し付けてインクをパッドに写し取り、このパッドを被印刷物の印刷面に押し付けることで凹凸部を形成する方法である。なお、パッドは球形状やドラム状など、種々のものが適用できる。この方法により3次元形状の転写も正確にできるので、ライトガイド13の他方の面13bに所望の凹凸部19Aを形成できる。
これらの印刷法の中でもスクリーン印刷法は、グラビア印刷法に比べて印刷版が安価でパッド印刷法よりも精度が高いなどの利点がある。また、スクリーン印刷法は、印刷版およびインクを種々変更することにより、所望の凹凸部を形成することができる利点と、優れた再現性、量産性が得られる利点がある。
本実施形態に係るシートスイッチモジュールAは、ライトガイド13の光取出部19を操作者が指先やペンなどの操作子で押圧すると、その操作子がメタルプレート23を下向きに湾曲させて変形させるので、メタルプレート23の中心部が接点部22に当接し、接点部22を接点部26に導通させることができる。
また、本実施形態のシートスイッチモジュールAによれば、光源11の出射面11aから光をライトガイド13に入射し、この入射光をライトガイド13の一方の面13aと他方の面13bとの間で反射させながらライトガイド13の内部を伝搬させると、凹凸部19Aからなる光取出部19から漏れ光が出射されるので、光取出部19を発光させることができる。
従って、メタルプレート23が設けられているスイッチ部分の存在を各光取出部19からの漏れ光により位置表示できるとともに、光取出部19を指やペンなどの操作子により押圧してメタルプレート23を変形させ、接点部22と接点部26との導通を切り替えることで各スイッチ素子30のオンオフ(導通、非導通)操作を行うことができる。
本実施形態のシートスイッチモジュールAにあっては、光源11から出射する光を青色光あるいは赤色光あるいは白色光のいずれかに発光し分けることで、種々のカラー表示形態を選択することができる。
光源11から赤色光を出射した場合、先に説明した如く第1の領域19aのドットが赤色を反射するインクにより印刷されているので、第1の領域19aのドットのみから赤色の漏れ光が出射され、青色を反射するインクから印刷されている第2の領域19bのドットからは漏れ光が出射されない結果として、第1の領域19aのみを発光させて携帯電話であれば数字の「1〜9」の部分と「*」記号、「#」記号の部分を赤く照明することができる。
次に、光源11から青色光を出射した場合、先に説明した如く第2の領域19bのドットが青色を反射するインクにより印刷されているので、第2の領域19bのドットのみから漏れ光が出射され、赤色を反射するインクから印刷されている第1の領域19aのドットからは漏れ光が出射されない結果として、第2の領域19bのみを青色に発光させて携帯電話であれば「ひらがな」、「アルファベット」、「記号」の部分を照明することができる。
また、光源11から青色光と赤色光の両方を出射した場合、あるいは、白色光を出射した場合は、第1の領域19aのドットと第2の領域19bのドットの両方から漏れ光を出射することができるので、第1の領域19aは赤色に第2の領域19bは青色に、両方から発光できる。
このように本実施形態のシートスイッチモジュールAでは、光源11から出射させる光の色に応じて、第1の領域19aに対応した領域を照明するか、第2の領域19bに対応した領域を照明するか、両方の領域を同時に照明するか、を選択できるので、領域を区分けして照明することができるとともに、色違いの照明ができたことになる。
なお、このような色違いの照明を実施するために、ライトガイドに特別複雑な構造を導入する訳ではなく、凹凸部19Aのドットを構成するインクを印刷する際に変更するのみで対応できるので、構造を複雑化することなく、製造方法を複雑化することなく容易に実現できる。
ところで、本実施形態では光源11から出射する光として赤色光と青色光を選択する場合について説明したが、光源11から出射する光の色は現状の光源技術ではフルカラー出力が可能であるので、光取出部19毎に種々の色を反射する粒子を備えるドットを使い分け、それらのドットの色に応じた色の光を光源11から出射仕分けることで、上述の如く2色表示ではなく更に多くの多色表示が可能である。
単純に、LEDの発光色から、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3元色を利用した場合において、RとBの組み合わせのみではなく、RとGの組み合わせ、GとBの組み合わせに始まり、RとGとBの組み合わせが可能であり、それらの中間色の組み合わせも可能なことは勿論であるので、発光色とドットを構成するインクの色の組み合わせにより、更に多色表示の使い分けができるのは勿論である。
即ち、第1の領域19aのドットを印刷する場合のインクを光源11が発光可能な特定色に設定し、第2の領域19bのドットを印刷する場合のインクを光源11が発光可能な他の特定色とすることで、光源11からの特定色あるいは他の特定色の発光に応じていずれの特定色の色分け表示であっても容易に実現できる特徴を有する。
また、シートスイッチ20が、シート状のライトガイド13の一方の面13aに設けられた第一の粘着材15を介して、ライトガイド13に接着され、ライトガイド13とシートスイッチ20との間に間隙18が設けられているので、ライトガイド13とシートスイッチ20とが接していない。すなわち、ライトガイド13の一方の面13aおよび他方の面13bが、樹脂からなる他の部材と接することなく、空気層に接している。
従って、ライトガイド13において、その一方の端面に対して、第一の光源11からの出射光が入射されると、その入射光がライトガイド13の一方の面13aと他方の面13bの間で反射しながらライトガイド13の内部を伝搬して、光取出部19以外の部分で光が漏れ出る割合が少ない。ゆえに、光源11からライトガイド13に入射された光は、光取出部19を中心としてライトガイド13の外部に出射するので、ライトガイド13を伝搬する光が、その伝搬に伴って減衰する量が最小限に抑えられるから、ライトガイド13の全長に渡って、光取出部19を発光させるために十分な量の光を導くことができる。
また、この実施形態では、ライトガイド13の他方の面13bに、凹凸部19Aからなる光取出部19が設けられたシートスイッチモジュール10を例示したが、本発明のシートスイッチモジュールはこれに限定されない。本発明のシートスイッチモジュールにあっては、ライトガイドの一方の面、すなわち、ライトガイドのシートスイッチと対向する面に凹凸部からなる光取出部が設けられていてもよい。このようにライトガイドのシートスイッチと対向する面に光取出部が設けられていれば、光取出部がシートスイッチモジュールの上面(表面)に露出していないので、光取出部が損傷し難くなり、結果として、光取出部から出射される光の明るさを一定に保つことができる。
「第2実施形態」
図5は、本発明に係るシートスイッチモジュールの第2の実施形態を示す断面概略図であり、図6は同実施形態の平面略図である。
図5と図6に示す第2実施形態において、図1〜図3に示した第1の実施形態の構成要素と同じ構成要素には同一符号を付して、それらの説明を省略する。
この実施形態のシートスイッチモジュールBが、上述の第1の実施形態のシートスイッチモジュールAと異なる点は、個々の光取出部19が領域に区分されておらず、携帯電話であれば数字の「1〜9」の部分と「*記号」、「#記号」の部分と「ひらがな」、「アルファベット」、「記号」の部分がいずれも白色インクを用いた印刷法により印刷形成され、これらのキー部分に隣接して設けられた第2の光取出部29の凹凸部29Aが、特定色の単色インクを用いた印刷法により形成された単色ドットの集合体として構成されている点にある。
この第2の光取出部29は、携帯電話の押ボタンキーにおいては、十字キーあるいは4方向プッシュスイッチキーと称されるキーが配置される領域に相当するので、第2の光取出部29は凹凸部29Aの集合体を平面視2重の矩形枠状に配列した形状とされている。
この第2実施形態の構造では、光取出部19はいずれも白色のドットにより形成されている。また、第2の発光部29の凹凸部29Aが、例えば、青色、赤色、緑色、黄色、紫色、ピンク色のいずれかの色を反射する粒子を含むインクを用いた上述の印刷法によるドットの集合体により形成されている。
また、第2の光取出部29の周囲部分には、白色のインクを用いた印刷法により形成された第3の光取出部39が複数(図6の例では4つ)形成されている。
また、この第2実施形態に適用される光源11は、白色光に加えて、上述の印刷色に応じたいずれかの色の光を出射できるように構成されている。
この第2実施形態の構造では、光源11が白色光を出射すると、光取出部19はいずれも印刷色の白色で発光し、第2の光取出部29は各印刷色で発光する。即ち、光取出部19が白色に発光し、第2の光取出部29が上述の例示の色では青色、赤色、緑色、黄色、紫色、ピンク色のいずれかの特定色で発光する。
また、光源11が、凹凸部29Aを構成するドットの印刷色である、青色、赤色、緑色、黄色、紫色、ピンク色のいずれかの色の光を発光すると、該当する第2の光取出部29はその色で光り、更に、白色のインクにより印刷されている光取出部19はいずれも第2の光取出部29と同じ色で光る。
この第2実施形態の如く、光源11からの光と印刷色を組み合わせることで、光取出部19と光取出部29の色分け照明を行うことができる。
なお、この第2実施形態では、光取出部19と第2の光取出部29とを別々の色のインクで印刷し分けてドットを形成することにより、発光色の変更を行ったが、複数の光取出部19を更に区分けして別々の特定色で印刷し、その色に応じて光源11からの出射光の色を合わせて照明仕分けすることができるのは勿論である。
この第2実施形態の構造においても、ライトガイド13や光源11に特別の構造を導入しなくても、光取出部19や第2の光取出部29を特定色でカラー表示し仕分けることができる。
例えば、第2の光取出部29を赤色のインクを用いて上述した印刷法によりドット印刷して凹凸部29Aを形成し、光取出部19を白色のインクを用いて上述した印刷法によりドット印刷して凹凸部29Aを形成すると、光源11から白色光を出射した場合に第2の光取出部29を赤色に発光させ、光取出部19を白色に発光させることができる。また、光源11から赤色光を出射させた場合、第2の光取出部29を赤色に発光させ、光取出部19も赤色に発光させることができる。
更にこの時、光源11から青色光を出射させた場合、凹凸部29Aのみ光らず、その他の光取出部19を発光させることができる。
例えば、第2の光取出部29を黄色のインクを用いて上述した印刷法によりドット印刷して凹凸部29Aを形成し、光取出部19を白色のインクを用いて上述した印刷法によりドット印刷して凹凸部29Aを形成すると、光源11から白色光を出射した場合に第2の光取出部29を黄色に発光させ、光取出部19を白色に発光させることができる。また、光源11から黄色光を出射させた場合、第2の光取出部29を黄色に発光させ、光取出部19も黄色に発光させることができる。
第2の光取出部29を青色のインクを用いて上述した印刷法によりドット印刷して凹凸部29Aを形成し、光取出部19を白色のインクを用いて上述した印刷法によりドット印刷して凹凸部29Aを形成すると、光源11から白色光を出射した場合に第2の光取出部29を青色に発光させ、光取出部19を白色に発光させることができる。また、光源11から青色光を出射させた場合、第2の光取出部29を青色に発光させ、光取出部19も青色に発光させることができる。
更にこの場合、光源11から赤色光を出射させた場合、凹凸部29Aのみ光らず、その他の光取出部19を発光させることができる。
第2の光取出部29を緑色のインクを用いて上述した印刷法によりドット印刷して凹凸部29Aを形成し、光取出部19を白色のインクを用いて上述した印刷法によりドット印刷して凹凸部29Aを形成すると、光源11から白色光を出射した場合に第2の光取出部29を緑色に発光させ、光取出部19を白色に発光させることができる。また、光源11から緑色光を出射させた場合、第2の光取出部29を緑色に発光させ、光取出部19も緑色に発光させることができる。
以上説明の如く光取出部19の凹凸部19Aのドットと第2の光取出部29の凹凸部29Aのドットをそれぞれ特定色で印刷し分けることで、光源11から白色光を出射することで光取出部19と第2の光取出部29とを各印刷色で発光させることができ、光源11から先のドット印刷に用いた各特定色の単色光を出射すると、白色印刷した光取出部19はその特定色の印刷色で発光させることができ、特定色で印刷したドットからなる第2の光取出部29はその印刷色で発光させることができる。
なお、本実施形態では光取出部19の凹凸部19Aを構成するドットを白色印刷し、第2の光取出部29を構成する凹凸部19Aのドットを上述の特定色で印刷した例について説明したが、光取出部19の凹凸部19Aを構成するドットを特定色で印刷し、第2の光取出部29を構成する凹凸部19Aのドットを白色で印刷しても良いのは勿論である。更に加えて、複数の光取出部19のうち、選択した必要数の光取出部19の凹凸部19Aを構成するドットを特定色で印刷し、他の必要数の光取出部19の凹凸部19Aを構成するドットを白色で印刷し分け、これらとは別個に第2の光取出部29の凹凸部29Aを特定色あるいは白色で印刷するなどの構成を採用しても良いのは勿論である。
A、B…シートスイッチモジュール、11…光源、11a…出射面、13…ライトガイド、13a…一方の面(下面)、13b…他方の面(上面)、15…粘着材、19…光取出部、19A、29A…凹凸部、19a…第1の領域、19b…第2の領域、a、b…領域、20…シートスイッチ、23…メタルドーム、29…第2の光取出部、30…スイッチ素子。

Claims (5)

  1. 光源と、前記光源に近接配置されて前記光源からの光をその一端面側から導入されるとともに、その面方向に前記光源からの光を導光するシート状のライトガイドと、該ライトガイドの一方の面側に配置されたシートスイッチとを備えたシートスイッチモジュールであって、
    前記シートスイッチに複数のスイッチ素子が形成され、前記ライトガイドの前記一方の面側あるいは他方の面側において、前記スイッチ素子の形成位置に対応する位置に合わせて個々に光取出部が形成され、
    前記光取出部が前記ライトガイドの一方の面側あるいは他方の面側に形成された凹凸部により形成され、これらの凹凸部が前記ライトガイドの一方の面上あるいは他方の面上に形成された着色インクから構成され、前記複数の光取出部のうち、一部の光取出部を構成する着色インクと他の光取出部を構成する着色インクの色が異なる色で構成され、前記色の異なる着色インクからなる光取出部において、前記光源からの出射光の色に応じた着色インクからなる凹凸部を備えた光取出部が発光できるようにされたことを特徴とするシートスイッチモジュール。
  2. 前記光取出部毎に、特定色の着色インクからなる凹凸部により構成された第1の領域と、他の特定色の着色インクからなる凹凸部により構成された第2の領域が形成されてなり、前記光源が前記特定色と前記他の特定色と白色の光を出射自在とされ、前記光源から前記特定色の光を出射することにより前記第1の領域を発光させることができるように、前記光源から前記他の特定色の光を出射することにより前記第2の領域を発光させることができるように、前記光源から白色光を出射することにより前記第1の領域と第2の領域の両方から発光できるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のシートスイッチモジュール。
  3. 前記特定色の着色インクからなる凹凸部が前記特定色の色を反射する粒子を含むインクから構成され、前記他の特定色の着色インクからなる凹凸部が前記他の特定色の色を反射する粒子を含むインクから構成されてなることを特徴とする請求項2に記載のシートスイッチモジュール。
  4. 前記光源から青色光と赤色光と白色光が出射自在とされ、前記第1の領域の凹凸部が青色を反射する粒子を含む着色インクから構成され、前記第2の領域の凹凸部が赤色を反射する粒子を含む着色インクから構成され、前記光源から青色光が出射された際に青色を反射する粒子を含む着色インクから構成された凹凸部に対応する第1の領域が発光され、前記光源から赤色光が出射された際に赤色を反射する粒子を含む着色インクから構成された凹凸部に対応する第1の領域が発光され、前記光源から白色光が出射された際に第1の領域と第2の領域の両方が各色で発光されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のシートスイッチモジュール。
  5. 前記スイッチ素子に対応して、特定色の着色インクからなる凹凸部により構成された光取出部と、白色インクからなる凹凸部により構成された光取出部のいずれかが形成され、前記光源が前記特定色あるいは白色光を出射自在とされ、前記光源から前記特定色を出射した際に前記特定色のインクからなる凹凸部により構成された光取出部が前記特定色で発光され、白色インクからなる凹凸部により構成された光取出部が前記特定色で発光されるとともに、前記光源から白色光を出射した際に前記特定色のインクからなる凹凸部により構成された光取出部が前記特定色で発光され、白色インクからなる凹凸部により構成された光取出部が白色で発光されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のシートスイッチモジュール。
JP2009080080A 2009-03-27 2009-03-27 シートスイッチモジュール Pending JP2010232090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009080080A JP2010232090A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 シートスイッチモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009080080A JP2010232090A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 シートスイッチモジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010232090A true JP2010232090A (ja) 2010-10-14

Family

ID=43047717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009080080A Pending JP2010232090A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 シートスイッチモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010232090A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101266314B1 (ko) 2011-04-08 2013-05-22 무토 고교 가부시키가이샤 도광판 작성 방법 및 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324100A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Citizen Electronics Co Ltd シートスイッチモジュール
JP2008071735A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Hanwool Information Technology Co Ltd 発光キーパッド、及び発光キーパッド用の導波路フィルム
JP2008098160A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Samsung Electronics Co Ltd 電子機器のキーパッドアセンブリ
JP2009283174A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Shin Etsu Polymer Co Ltd ライトガイド層を備えた照明構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324100A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Citizen Electronics Co Ltd シートスイッチモジュール
JP2008071735A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Hanwool Information Technology Co Ltd 発光キーパッド、及び発光キーパッド用の導波路フィルム
JP2008098160A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Samsung Electronics Co Ltd 電子機器のキーパッドアセンブリ
JP2009283174A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Shin Etsu Polymer Co Ltd ライトガイド層を備えた照明構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101266314B1 (ko) 2011-04-08 2013-05-22 무토 고교 가부시키가이샤 도광판 작성 방법 및 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101138321B1 (ko) 발광 시트 모듈
TWI409842B (zh) 片狀開關模組
KR101228452B1 (ko) 키패드 어셈블리 및 이를 구비한 휴대 단말기
US8188397B2 (en) Sheet switch module
US7994445B2 (en) Sheet switch, sheet switch module and panel switch
TWI416565B (zh) 發光鍵盤
JP2006323843A (ja) キーパッド、キーパッドアセンブリ及び携帯端末
JP2001167655A (ja) 押ボタンスイッチの照明装置
JP2010092738A (ja) 導光シート、配線モジュールおよび電子機器
JP2008130506A (ja) キーベース、それを備えたキーシート及びそれを備えたキーユニット
JP2010225480A (ja) スイッチモジュール
JP2009099298A (ja) スイッチ
KR101142389B1 (ko) 입력 장치 및 입력 장치에 사용하기 위한 돔 부착 시트
JP2009205940A (ja) 導光シート及びこれを用いた可動接点体
JP2010232090A (ja) シートスイッチモジュール
JP2010086743A (ja) シートスイッチモジュール
JP2009070717A (ja) シートスイッチ
JP4904599B2 (ja) 配線モジュールおよび電子機器
JP5174192B2 (ja) シートスイッチモジュール及びその製造方法
KR100737534B1 (ko) 접촉 센서를 이용한 키패드를 구비하는 이동 단말기
KR200441448Y1 (ko) 가압 돌기를 구비한 도광판 시트 및 그 도광판 시트를구비한 키패드 조립체
JP2010146804A (ja) 面状発光装置及びシートスイッチモジュール
JP2010238599A (ja) シートスイッチモジュール
JP2009093813A (ja) キースイッチパネル
JP2010212205A (ja) 面状発光装置及び発光装置用粘着材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130702