JP2010231750A - 手袋スイッチ型防犯ブザー - Google Patents

Abstract

【課題】身体の自由を奪われても防犯ブザーを発動させる機能を提供する。
【解決手段】防犯ブザーのスイッチを手袋に取り付けることにより不意に襲われてもスイッチを発動させることが出来る。また、身体の自由を奪われても親指と小指が可動可能ならば防犯ブザーを鳴動させることが出来る。さらに、防犯ブザー部をスイッチ部と分離させ、身体又は衣服に取り付けることにより犯人に奪われることを防止する。
【選択図】図１

Description

技術の分野

本発明は、非常事態を周囲の人々に知らせるとともに、犯人などを威嚇する携帯用防犯ブザーに関するものである。

近年、治安の悪化により凶悪事件が多発しているため、携帯用防犯ブザーの重要性が高まっている。
通常、携帯用防犯ブザーとしては、ブザー本体にスイッチが設けられており、緊急時にこのスイッチを引き抜くと、警報音が発せられ、非常事態を知られるものが用いられている。（特許文献１参照）

特開 ２００８−１３９９３９号公報

従来の防犯ブザーは図２に示すように、防犯ブザー本体又は本体キーに触れることにより、警報音を発生し非常事態を知られるものが一般的に用いられている。
しかしながら、以上の技術によれば、危害を加えようとする他人に脅され身体の自由を奪われれば防犯ブザーの機能を使用出来なかった。
そこで、この発明は、身体の自由を奪われても防犯ブザーを発動させる機能を提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、本発明は、手袋の親指先端部分と小指先端部分に通電性のあるシートを貼り、通電性のシートを接触させると手袋手首部分に設置した電波発生装置が作動し、電波を発信する。発信した電波は防犯ブザー本体受信部に受信し、本体部ブザーは電波を受信することにより警報音を発生することを特徴とする防犯ブザーである。

本発明によれば、危害を加えようとする他人に脅され身体の自由を奪われても、手袋の親指部分と小指部分が可動可能であれば防犯ブザーの機能を使用出来る。
また、手袋部分より電波を発信し、ブザー本体部で受信することにより、ブザー本体部を分離可能とし、ブザー本体部を所持者の任意の場所に取り付けることが可能となる。

この発明の一実施形態を示す斜視図である。 従来技術を示す斜視図である。

この発明の一実施形態を図１に示す。
手袋の親指先端部と小指先端部に通電性のあるシートを接着剤で張り付ける。親指と小指部分に取り付けた通電性のシートを通電性のあるケーブルで手袋手首部分に取り付けた電波発生装置に繋ぎ留め、親指部分と小指部分の通電性のシートが接触した時、電波発生装置が通電状態となり電波を発信する。
また、電波は０ｃｍから５００ｃｍの範囲で送受信出来るものとする。
ブザー本体部には電源スイッチを設置し電源スイッチをＯＮ状態にすると装置の電源が入るものとする。
また、電波受信用装置を取り付け、電波が受信出来る仕組みとし、電波を受信したことで警報音を発生する仕組みとする。
また、ブザー本体部にはブザー発生装置を取り付け、ブザーが発生した場合には本体部電源スイッチをＯＦＦにすることによりブザーを停止させることが出来る仕組みとする。

Ａ 手袋型防犯ブザー
１ 手袋
２ 親指先端部通電性シート
３ 小指先端部通電性シート
４ 親指先端部と電波発信機を繋ぐケーブル
５ 子指先端部と電波発信機を繋ぐケーブル
６ 電波発信装置
７ 電波発信機より出力された電波
８ 電波受信装置
９ 防犯ブザー本体電源スイッチ
１０ 防犯ブザー鳴動部スピーカー
１１ ケーブル留め
Ｂ 従来の防犯ブザー
１ 防犯ブザー鳴動部スピーカー
２ 引きスイッチ

Claims (3)

1. 手袋の親指部分と小指部分に通電性のシートを張り付け、手袋手首部分に電波発生装置、ブザー本体部分に電波受信装置を取り付けてあることを特徴とする携帯防犯ブザー。
2. 手袋の親指部分と小指部分に取り付けたシートを接触させる行為が手袋手首部分に取り付けた電波発生装置を発信させるスイッチとなり、電波を発信させるとブザー本体部電波受信装置に電波を受信し、防犯ブザーの警報音を発生することを特徴とする防犯ブザー。
3. 手袋に取り付けたスイッチ部分と防犯ブザー発生装置が分離されていることを特徴とする防犯ブザー。

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