JP2014529776A - パーソナルセキュリティデバイスに関する改良 - Google Patents

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Abstract

アクセス可能な方法で人体上又は人体周囲に装着されるように構成される、アラームイベントを知らせるために用いられるパーソナルセキュリティデバイスを記述する。本デバイスは、アラームイベントへの応答を起動するためのユーザ操作可能な、ユーザとの相互作用によって生じる物理的な状態変化によって起動可能な、巧妙な分かりにくい方法でユーザに起動を指示するように構成された起動手段と、起動手段に応答してアラームイベントの発生を示すアラームイベント信号を送信するトランスミッタと、デバイスに組み込まれた、トランスミッタに連結される非能動電源を備える。起動手段は、非能動電源と相互作用して非能動電源を起動し、それによってトランスミッタに電力を供給し、アラームイベント信号の送信を開始するように構成される。

Description

本発明は、パーソナルセキュリティデバイスに関する改良に関し、特に、限定されないが、起動してアラームイベントを知らせることができるユーザに装着されるトラッキング及びロケーティング技術に関する。
トラッキング及びロケーティング技術は、セキュリティデバイスにおいて人体の内外両方に存在する。しかしながら、襲撃者が人を襲った時などのアラームイベント時には、セキュリティデバイスの多くが襲撃者に見えてしまうので、襲撃者はセキュリティデバイスの使用を妨げることができる。同様に、セキュリティデバイスがすぐにアクセス可能ではない場合、ユーザにはデバイスを見つけて起動させる時間がないので、セキュリティデバイスをアラームイベント中に起動させることは難しい。
既存のセキュリティデバイスの更なる問題は、ユーザの知らない間に誤って起動されてしまうことが多く、デバイスを監視するトラッキングサービスに問題が生じてしまうことである。
また、既存のセキュリティデバイスに関する問題として、モニタリングデバイスにアラートメッセージを送信するのに十分な電力の電源を必要とするということがある。電源は、取り換え可能なバッテリ又は再充電可能なバッテリのいずれかとして設けられる。いずれにしても、電源は、定期的な充電又は定期的な取り換えが必要であり、それはユーザの側にある程度の継続的努力が必要であることから、セキュリティデバイスが必要な時に使用できないことも多い。
セキュリティデバイスがスイッチに似た特徴を有する場合、襲撃者がデバイスの収奪や更なる暴力等を起こす可能性があるという点で、副次的な問題が存在する。これは、セキュリティデバイスの有効性にも影響を及ぼし、アラームイベント時にユーザに更なる危険を及ぼす可能性もある。
体内にチップを設けるという方法もある。しかし、この場合、アラームシチュエーションにおいて自己起動が容易ではないという問題がある。また、体内チップは何らかの外部のパニックアラーム起動装置を有し、この装置が壊されたり使えなくされたりする可能性があるので、この方法は知識のある襲撃者の場合、問題を解決しない。
上述の問題の少なくとも幾つかを軽減するセキュリティデバイスを提供することが望ましい。
本発明は、これらの問題と、同時に発生する他の課題に対処することを目的とする。
本発明の一態様によれば、アラームイベントを知らせるために使用されるパーソナルセキュリティデバイスが提供され、このデバイスは、アクセス可能な方法で人体上又は人体周囲に装着されるように構成され、アラームイベントへの応答を起動するためにユーザ操作可能であり、ユーザとの相互作用によって生じる物理的な状態変化によって起動可能であり、巧妙な分かりにくい方法でユーザに起動を知らせるように構成された起動手段と、アラームイベントの発生を示すアラームイベント信号を送信するための起動手段に反応するトランスミッタと、このデバイスに組み込まれた、トランスミッタに連結された非能動電源とを備え、起動手段が、非能動電源と相互作用して非能動電源を起動してトランスミッタに電力を供給し、アラームイベント信号の送信を開始するように構成される。
本発明は、直ちに且つ常にアクセス可能なデバイスであって、その起動が襲撃者に容易には気付かれない又は襲撃者には見えにくいデバイスを提供する。化学的に起動される瞬時電源を設けることによって、再充電可能な又は取り換え可能なバッテリが不要になる。このセキュリティデバイスは、手に取ったりユーザの身体に常に装着したりできる。このように、以前のセキュリティデバイスの欠点の少なくとも幾つかが解決される。
「ユーザ操作可能」という表現は本明細書では広義に使用されており、本デバイスを強く握るなど、ユーザが本デバイスに対して作用できる直接的なアクションを指すと共に、本デバイスをユーザ又は他のデバイスから分離することによって、例えば本デバイスを投げたり落としたりして離すことによって本デバイスを起動することを指す。
更に、「巧妙な分かりにくい方法で」という表現は、襲撃者が本デバイスの存在に気が付きにくい又はユーザが何らかの種類のアラームを所有していることに気が付きにくいようにユーザに起動を知らせるよう本デバイスが構成されることを意味すると解釈されるものとする。
好ましくは、非能動電源は複数のチャンバを備え、各チャンバが異なる化学物質を保持し、その化学物質は他の化学物質を接触すると電位を生じ、起動手段の作用によって異なるチャンバからの複数の化学物質を化合させる。
電源チャンバの化学物質は、起動手段がユーザに起動されるまで、分離した状態に保持されることが好ましい。これには、非能動電源の寿命が非常に長くなるという利点がある。
起動手段は、一実施形態において、計画破壊機構によって化学物質同士が接触するように構成される。
計画破壊機構は壊れやすい連結ピン又はリングプル機構の形状を取ってもよい。また、本デバイスの隣接コンポーネントの材料よりも強度が低い材料から作製されてもよい。
電源チャンバは、他の実施形態では、破砕力の作用によって破壊し、異なる化学物質を放出して混合するように構成されてもよい。本実施形態では、複数の電源チャンバの構造がハニカム状であることが好ましい。
ユーザによって直接起動される場合の起動手段は、電源チャンバに直接的な破砕力を生じてもよい。
或いは、ユーザによって起動される場合の起動手段は、起動手段によって生成される電気起動信号を受信して起動可能な機構によって電源チャンバに間接的な破砕力を生じてもよい。
起動手段は、ユーザが本デバイスに直圧を加えた場合に起動されるように構成されてもよい。直圧は、起動手段を引っ張る、押す、叩く、蹴る又は強く握ることによって加えられることが好ましい。
或いは、起動手段は、ユーザが自身の身体から本デバイスを取り外すと起動されるように構成されてもよい。この場合、起動手段は、ユーザの身体への本デバイスの近接を検出するように構成されたバイオメトリックセンサを備えてもよい。或いは、起動手段は、ユーザの身体へ本デバイスを近接することによって帯電されるように構成された帯電センサを備えることができる。
起動手段は、電気回路を完成し、電気伝導体又は伝導媒体が端子間に配置されると本デバイスを起動するように構成される一対の露出した電気端子を備えてもよい。
本デバイスは、使用の際、電源によって生成された電力をトランスミッタに提供するために電源とトランスミッタとの間に位置決めされた細い電線を更に備えてもよい。この細い電線は、セキュリティデバイスの存在を襲撃者に気付かれない様に裸眼では見えにくい寸法であってもよい。
或いは、本デバイスは、使用の際、電源によって生成された電力をトランスミッタに提供するために電源とトランスミッタとの間に位置決めされたラバー膜内に埋め込まれたフレキシブルプリント回路を更に備えてもよい。
トランスミッタはモバイルネットワークにデータを送信するためのSIMカードを備えてもよい。
トランスミッタは、本デバイスの現在の位置データを送信するように構成されたGPSチップを備えてもよい。或いは、本デバイスは、SIMカードを備える別体のGPSロケータに接続されるように構成され、GPSロケータの現在の位置データを含むアラームイベント通知を送信することができる。
本デバイスは、他の実施形態では、SIMカードと共にユーザに保持されるマイクロチップに接続されるように構成され、マイクロチップの現在の位置データを含むアラームイベント通知を送信することもできる。
トランスミッタは、トラッキングシステムに直接的にアラームイベント信号を送信するように構成されることが好ましい。
或いは、トランスミッタは、近距離トランスミッタでもよく、トランスミッタ近傍の移動通信デバイスにアラームイベント通知信号を送信するように構成することができる。
起動手段は、セキュリティデバイスの色を変化させてその起動を知らせるように構成されることが好ましい。また、本デバイスが少なくとも数個の透明な電気コンポーネントを備えることが好ましい。両特徴はこれがセキュリティデバイスであると見破られにくくするものである。
本デバイスは、腕時計など既存のウェアラブルアイテムに後付けされるように構成されてもよい。或いは、本デバイスは腕時計に組み込むことができる。実施形態によっては、本デバイスは、ブレスレット又はイヤピースとして実現することができる。また他の実施形態では、本デバイスは、ユーザの身体に貼り付けるテープ、医療用の絆創膏又はスキンパッチとして実現することができる。
トランスミッタは、モバイル基地局に、セキュリティデバイスの現在地の所定半径内の他の全てのモバイルフォーンにログさせ、それらのモバイルフォーンを潜在的なロケータ及び/又はマイクとして利用可能にするアラート信号を送信するように構成される。これは、アラートシチュエーションにおいて襲撃者を捕まえるのに有用な方法である。
また、本発明は、上述したデバイスをモバイル通信デバイスと共に備えるシステムにまで拡張され、このシステムでは、モバイル通信デバイスがトラッキングシステムにアラームイベント通知を送信するよう構成される。
モバイル通信デバイスは、アラームイベント通知時に、モバイルデバイスのGPSチップ又はセキュリティデバイスのGPSチップのいずれかから引き出された現在位置データを送信するように構成されてもよい。
モバイル通信デバイスは、起動手段が起動された後、ユーザがアラームイベント通知の送信を防止できるように構成されてもよい。これは、不必要な誤アラームを防止するために重要である。一実施形態では、モバイル通信デバイスは、所定の期間内にモバイル通信デバイスへの所定の入力コードを受信するとアラームイベント通知の送信が防止されるように構成される。
セキュリティデバイスは、モバイル通信デバイスの近接を監視してもよい。この場合、起動手段は、起動手段がモバイル通信デバイスの近接を検出しなければ起動されるように構成されてもよい。
モバイル通信デバイスは、アラームイベント通知が送信されるとトラッキングシステム用の実況中継マイクとして使用されるように構成されてもよい。
モバイル通信デバイスは、アラームイベント通知が送信された後に可聴の救難信号を発信するように構成することができる。これは、被害者への更なる攻撃に対する抑止力として機能する可能性がある。
本発明の他の態様によれば、パーソナルセキュリティデバイスを使用してアラームイベントを知らせる方法が提供され、この方法は、アクセス可能な方法で人体上に又は人体周囲にパーソナルセキュリティデバイスを装着すること、パーソナルセキュリティデバイスの起動手段における物理的状態変化を生じることによってアラームイベントに対する応答を起動することであって、その起動が起動手段とユーザとの相互作用によって引き起こされること、巧妙な分かりにくい方法でユーザに起動を知らせること、この起動に応答して、パーソナルセキュリティデバイスのトランスミッタからアラームイベントの発生を示すアラームイベント信号を送信すること、パーソナルセキュリティデバイスに組み込まれた非能動電源をトランスミッタに連結することからなり、この方法において、前記ユーザとの相互作用は、非能動電源と相互作用して非能動電源を起動し、トランスミッタに電力を供給し、アラームイベント信号の送信を開始する。
本発明の一実施形態の3つの中核的要素を示す。 図1の化学物質チャンバ電源において使用される破砕ゾーンの構造の一例を示す。 図1に示すデバイスと共に使用される本発明の他の実施形態を示し、ここではモバイルフォーンがアラーム信号の中継器として使用されている。 本発明の他の実施形態に従う図1のトランスミッタと化学物質チャンバ電源との間で使用されるフレキシブルプリント回路の構造を示す。 本発明の他の実施形態を示し、ここではセキュリティデバイスは腕時計の一部である。 図5に示す本発明の実施形態の要素の構造を示す。 図3に示す実施形態に関する一連のイベントのフロー図を示す。
本発明がより容易に理解されるよう、本発明の好適で非制限的な実施形態を添付の図面を参照して以下に記述する。
図1には本発明の一実施形態の一般的構造が示されている。パーソナルセキュリティデバイス5の構造は、全て相互に接続された3つの要素、即ち、起動モジュール10、化学物質チャンバ電源12、及びトランスミッタ14を備える。
起動モジュール10は、デバイスにおいてアラームイベントを開始するように構成される。化学物質チャンバ12は、2つ以上の異なる化学物質を含有し、これらの化学物質は、起動モジュール10の作用によって互いに接触することができるようになると、反応して電気を発生する。次に、この電気でトランスミッタ14に電力を供給することができる。
一実施形態では、これらの化学物質は、起動モジュール10がこの構造体を破壊して化学物質を分離しているバリアを破壊するまでこれらの化学物質の接触を防止する構造体の中に含有される。これらの化学物質は、互いに接触されると、混合して電解液になる。2つの電極、つまりアノードとカソードは、各電極において化学反応が開始され、電圧を発生するように、電解液と接触している。この電圧は、トランスミッタに電力を供給するために用いることができる。例えば、電解液としては、最初は別々に保持された硫酸亜鉛と硫酸銅の混合液が挙げられ、アノードとカソードは夫々亜鉛と銅から作製される。この構成は、一般的なバッテリに見られる構成に類似していることが当業者に理解されうる。
他の実施形態では、1つ以上の電極が電解液から離れて位置決めされ、起動モジュールが起動されると、電極が電解液と接触して、電圧を発生する反応を開始するようにし、この電圧は、トランスミッタを起動してトランスミッタに電力を供給するために用いることができる。電力は36〜72時間だけ発生してデバイス5の位置特定に使用される。
デバイス5の3つの要素の各々をより詳細に記述する。
起動モジュール10に求められる主な役割は、一時的な電源を生成する化学反応を開始してトランスミッタ14に電力を供給し、アラーム条件が存在することをトランスミッタに知らせるために、化学物質チャンバ電源12内の化学物質間の分離を破ることである。
化学物質チャンバ12に化学物質を含有する方法は主に2つあり、この方法によって、どのようにして起動モジュール10が化学物質の混合に作用して反応を開始するかが決まる。
第1の選択肢は図2に示され、ここでは、化学物質が化学物質チャンバ17内の破砕ゾーン16に保持されている。この構成では、混合対象の化学物質がハニカム状の構造又は同様に分離されたエリアに含有され、一種類目の化学物質が第1のセルライン18に、二種類目の化学物質が第2のセルライン19に含有され、これを繰り返すように更なるラインが続く。当然のことながら、化学物質は、全セルに渡ってこれとは異なるように分配することができ、実際、ランダムな分配が可能である。更に、この構造内に含有される化学物質は何種類でもよいが、図2では分かり易いように2種類だけ示している。この構造体に、矢印22によって概略的に示された圧力が加えられると、セルが壊れ、含有する化学物質を放出する。このように、化学物質は互いに接触して混合し、溶液を形成する。アノード20及びカソード21はチャンバと接触しており、構造体が壊れるとアノード20とカソード21が化学溶液に接触して化学反応が開始されるようになっている。圧力22は、ユーザが例えば指で破砕ゾーンを強く押し潰すことによるユーザからの直接的な作用の結果であってもよいし、デバイスが、電気信号を受信すると圧力22を加える更なる機構を含むように構成されてもよい。これに必要な電力はトランスミッタの操作に必要な電力よりもはるかに小さいので、実施形態によっては現実的な選択肢になりえる。
必要に応じて起動モジュール10が化学物質同士を接触させることができるように化学物質を含有する第2の選択肢は、計画破壊機構を使用する。この場合、化学物質を分離するバリアは、デバイスが引っ張られると壊れるように設計される。このバリアとしては壊れやすい連結ピン又はチェーンリンクが挙げられ、或いはリングプル動作を実施することができる。この脆弱性は、人為的に容易に屈曲可能又は破砕可能又は移動可能であり且つデバイスの他の部分よりも強度が低い物質、例えばプラスチックやラバーを用いて実現することができる。破砕ゾーンと同様に、この場合の起動手段は、ユーザからの直接的な作用の結果でもよいし、小電気信号によって行われてもよい。
上述した構成の両方に関して、ユーザが直接的な物理的方法で起動を行い、化学物質を放出して目立たない巧妙な方法でアラームを起動することができるようにデバイス5を構成するには様々な方法が考えられる。例えば、本発明は、ユーザが引きちぎるだけで起動可能なブレスレットとして実現されてもよく、或いは、靴に設けられた押しボタン式アクチュエータであってもよく、ユーザが靴を蹴りつけるだけで起動し、アクチュエータを有効にすることができる。
電気的起動モジュール10の非制限的な実施形態は、バイオメトリックセンサ(図示せず)を含み、バイオメトリックセンサは、ユーザに直接接触した状態にあり、指紋と同程度に個別的であるといえる装着者のバイオメトリック信号を感知し、侵襲的な体内チップに代わるものである。同様に、ユーザに接続される帯電センサ(図示せず)を使用することができる。バイオメトリックセンサは、人体に対するデバイス5の近接を感知する。セキュリティデバイスが、人体がデバイス5に近接していることを感知すれば、アラーム条件が存在しないと見なされるのでトランスミッタはアラームイベント信号を生成しない。センサは、アラーム条件が存在しないことを示す規則信号を発信する。しかしながら、センサがデバイス5と人体が近接しなくなったことを感知すると、アラーム条件が存在し、アラームイベント信号が生成される。デバイス5が人体に近接しなくなることは、起動モジュール10とユーザとの相互作用によって生じるデバイス5の物理的状態変化を意味するという点で、バイオメトリックセンサは、ユーザ操作可能な起動モジュール10でもある。帯電センサは、ユーザから取り外されるとその電荷を失い始める。電荷が所定の閾値を下回ると、センサはトランスミッタに起動信号を送信する。バイオメトリックセンサと同様に、帯電センサもデバイス5を取外してユーザ操作可能な起動モジュール10として機能することができる。
代替的な実施形態では、2つの露出した電気端子が設けられ、コンダクタがこれらの電気端子に交差するように置かれると電気回路が完成するように構成される。コンダクタとしては、例えば水が挙げられ、水面下又は水中に置かれるとデバイスは起動することができる。
最後の要素、即ちトランスミッタ14は、アラーム信号を送信するために使用される。しかし、アラーム信号をどのように用いることができるかに関しては幾つかの実施形態が存在する。本発明の一実施形態では、トランスミッタは、単純なアラーム信号をトラッキングネットワークに送信し、ユーザが何らかの困難に遭遇していることを強調する。他の実施形態では、セキュリティデバイスは、トランスミッタ14がユーザの位置を送信することもできるように一体型GPSチップを内蔵することができる。更に他の実施形態では、セキュリティデバイスはSIMカードを内蔵することができ、アラームイベントを通知するためにセキュリティデバイスをモバイルネットワークに接続する。
図3には他の実施形態が示されている。ここでは、デバイス24は、ブレスレット又は腕時計として実現されており、ユーザのモバイルフォーン28にアラーム信号26を送信し、このモバイルフォーン28が中継器として機能し、トラッキングネットワークにアラーム30を送信する。デバイスとモバイルフォーンとの間の送信はBluetoothを介することができる。この構成には、トランスミッタが、単一の近距離信号を送信するだけの電力しか必要とせず、その後モバイルフォーンのはるかに大きな電力を利用するという利点がある。従って、化学物質チャンバ電源12をより小さくすることができ、セキュリティデバイスのサイズを小さくすることができるのでセキュリティデバイスの実現方法はよりフレキシブルになる。この構成では、セキュリティデバイスは、モバイルフォーンのSIMカード及びGPSチップを利用することもでき、セキュリティデバイス自体がSIMカードとGPSチップを持つ必要がなくなり、更にセキュリティデバイスのサイズを小さくすることができる。もしくは、この実施形態によって、アラーム信号をモバイルネットワーク上のモニタリングサービスに送信することができる。本発明の他の実施形態では、モバイルフォーンを用いて幾つかのその他の機能を代行することができる。まず、密かな救難信号の発信を開始し、実況中継マイクになり、地理ロケータ情報を提供する。次に、Bluetoothを使用して、付加的な起動手段として機能し得るモバイルフォーンにセキュリティデバイスが近接したのを確認する。この場合、モバイルフォーンは、セキュリティデバイスの近接を検出しなくなり次第、アラート及び位置情報の送信を開始する。モバイルフォーンは、コードを要求するように構成することができる。3つ目の機能として、モバイルフォーンは、セキュリティデバイスからのアラーム信号を受信すると可聴の救難信号を発信し、この信号はコードの入力によって停止しなければならず、このコードが逆さまに入力されると、被害者が脅されているという警報を直ちに発信するという標準的な防御を備える。
他の実施形態では、セキュリティデバイス5のトランスミッタ14は、SIMカード33を含有するGPSロケータなどの他の送信デバイス32(内部に装着されているか外部に装着されているかを問わず)に接続されアラームイベントを通知する。更に、SIMカード33は、送信デバイス32上に隠して設けられるように透明な導電性の材料の上に設置又はその材料から作製され、それ以外の場合、透明である。これにより、セキュリティデバイスが、必要とする電力を減らし、一体的なSIMカードとGPSチップを有する必要がなく、従ってより小さくすることができるという点で、セキュリティデバイスは、モバイルフォーンを用いてアラーム通知を送信するという上述した実施形態と同じ利益が得られる。他の実施形態では、GPSロケータ32の代わりに、ユーザが保持するマイクロチップを用いることもでき、更に別の非制限的な実施形態では、ユーザは、2つ以上のセキュリティデバイスを装着することができ、その一方が起動装置として機能し、他方がロケータとして機能する。
このシステムの他の実施形態では、トランスミッタ14は、信号を送信して、モバイル基地局がセキュリティデバイス5の所定半径内の全ての他のモバイルフォーンにログするようにし、モバイルフォーンは被害者を襲撃する加害者のものも含まれるので、それらのモバイルフォーンを潜在的なロケータ及び/又はマイクとして利用できるようにする。重要度の高い潜在的被害者のために、信号が上空の衛星に警告して、被害者と加害者を特定するようにエリアをトラッキングし始めるようにしてもよい。
起動モジュール10、化学物質チャンバ電源12、及びトランスミッタ14を備える本実施形態のデバイスにおける更なる特徴は、起動信号とともに化学物質チャンバ電源12によって生成される電力は、まず必ずトランスミッタに送信される点にある。これを行う方法の一つは、化学物質チャンバ電源12とトランスミッタ14を細いワイヤで接続することであり、このワイヤには容易には見えないほど細いものを用いることができる。このワイヤはデバイスに内に隠すこともできる。
他の実施形態では、電源からトランスミッタへの電力及び起動信号の伝達のために、図4に示すように、ラバー膜36に埋め込まれたフレキシブルプリント回路34を設ける。この場合、回路は、複数の溝を生じる耐久性のある可撓性の非導電性材料36に印刷される。この溝には、イオン性液体と相溶性がある環状カーボネート網状体由来の透明な可撓性の高導電性イオンゲル38、40が充填され、他の非導電性の可撓性シール42、潜在的には耐久性のある可撓性の非導電性材料によって封止される。回路のトラックを可撓性の非導電体に印刷し、この非導電体を導電性のゲルで充填して非導電性の物質によって封止し、このように形成された導電性回路をデータ処理又は記憶格納のために透明なトランジスタにリンクすることもできる。
当然のことながら、このような透明なトランジスタは、薄膜トランジスタ(TFT)であり、既知であり、典型的にはディスプレイ技術において使用される。本実施形態にこれらのトランジスタを含むことにより、フレキシブル回路の一部として使用することができる透明なプリント回路素子が提供される。この透明性によって、例えば図3のブレスレット又は腕時計においてセキュリティデバイスの存在をより分かりにくくすることができ、アラートイベント時に発見されないようにする。更に、このようにフレキシブル回路及び回路コンポーネントを作製できることにより、セキュリティデバイス5において透明なSIMカードを実現することができる。
上述のように、起動モジュールは多くの様々な形態を取ることができる。また、化学物質チャンバ電源は、多くの形態を取ることができ、更に、アラーム信号は、幾つかの方法によって送信することができる。当然のことながら、これらの各選択肢は、その他の選択肢のいずれとも組み合わせることができるが、可能性のある組み合わせの全てが本明細書に明示的に記述されている訳ではない。更に幾つかの実施形態を以下に記述する。これらの更なる実施形態は幾つかの実用的な実施上の特徴を含む。
図5及び6には、本発明の特定の実施形態が示され、ここでは、セキュリティデバイスが、ユーザの皮膚52に接触している腕時計43に組み込まれている。これは、2本の腕時計ストラップ45の一方に設けられた起動部44を含み、強度を低くしたエリア、又はやや気泡シートに似ているが気泡シートよりは強度の高い泡状エリア44(起動モジュール10として機能する)を含み、使用の際、被害者はこれを破砕して起動信号を生じることができる。被害者が腕時計ストラップ45から腕時計を、又は計画通りに壊れるよう強度を低くした腕時計の一部を引き抜くことによって信号を生成することもできる。起動信号は、腕時計43の文字盤48に架設されたラバー引きプラスチックカバー46に埋め込まれた細いワイヤ46を介してトランスミッタ50に送信することができる。次にトランスミッタ50によってアラーム信号が生成され送信される。図6は、このデバイスの発展形を示し、2つの化学物質54、56が破砕ゾーン44内に別々に保持され、バイオメトリックセンサ58も起動モジュールの一部として組み込まれている。バイオメトリックセンサは、使用中にバイオメトリックセンサがユーザの皮膚52と接触していないことを検出すると、化学物質54、56を混合できるように破砕ゾーン構造体44を破壊する信号を送信する。
図7には他の実施形態、パーソナルセキュリティデバイスの起動方法を示す。図7は、アラームイベント/信号の生成に伴う一連のイベントを示す。これは単に例示的な一連のイベントであり、異なる実施形態における一連のイベントは同じではなく、各特定の実施形態においてどのコンポーネントがセキュリティデバイスに用いられているかによって異なる。この方法を実施するセキュリティデバイスは、ユーザと接触しなくなった時を感知するバイオメトリックセンサ60を内蔵しているという点で、図6を参照して上記の実施形態において記述したセキュリティデバイスと類似である。このセンサは、ステップ62において化学物質チャンバを起動し、ステップ64において化学物質を混合して反応させ、ステップ66において電気を生成する。このイベントは、トランスミッタに起動信号を送信し電力を供給して、ステップ68におけるユーザのモバイルフォーンへアラーム信号を送信する。この実施形態では、モバイルフォーンは、ステップ70において被害者にセキュリティデバイスが予期せず起動されたことを通告するように構成され、ステップ70においてモニタリングサイトにアラーム信号を送信する前に承認を求めることができる。ユーザは、アラームを承認するためにステップ72では何もする必要がなく、それを受けてモバイルフォーンはステップ74においてトラッキングシステムに位置データとともにアラーム信号を送信する。或いは、ステップ76において起動解除コードが入力されることによってアラームが承認されなければ、ステップ78においてアラームの送信は停止される。承認は多くの様々な方法によって行われ得るが、典型的にはカウントダウンタイマーを利用して行われる。カウントダウン中に起動解除コードの入力による起動解除があれば、ステップ78においてアラームが停止される。それ以外の場合、ステップ72においてユーザが何もしなければ、ステップ74においてアラームが送信される。
本発明の他の非限定的な実施形態では、セキュリティデバイスがセキュリティブレスレットとして実現される。このデバイスが、単一のデバイスとして装着されるブレスレット、又は例えば腕時計ストラップに取付け可能又は腕時計ストラップと一体的なその他の類似の構成のデバイス(潜在的被害者の腕時計ストラップ又はチェーンの全体又は一部の巻き付け部である)である場合、予期せず起動するとセキュリティデバイスが僅かに色を変え、或いは、特定の部分が透明色から不透明色に変化することによって起動を控えめに示すことができる。デバイスの色の変化によって不慮の起動をユーザに警報するこの原理は、本発明の多くの潜在的な実現方法に適用することができる。この特徴は、デバイスが一体的SIMカードを有する場合、トラッキング会社がセキュリティデバイスに「電話」をかけてセキュリティデバイスの色を変化させることもできるという点で、逆に利用することもできる。いずれにしろ、上述したようにカウントダウンタイマーを使用することによって、装着者からの返答がないという形で承認を行うことができる。ユーザ/被害者が襲撃者に信号の送信を警告することを望まない場合にアラームが送信可能であるという有益な効果を有し、更に、アラーム信号の送信の起動解除によって誤った起動を停止することができる。
本発明の実施形態を実現可能な潜在的な方法の更なる例を以下に記述する。
本セキュリティデバイスは、パッチや、一般的なデバイスのカバー、例えば、ボタンやメガネのカバーにおいて具体化することができる。
本セキュリティデバイスは、計画破壊エリアを含むブレスレット、又は、そのブレスレットを装着者から分離することができるエリア又はブレスレットを引きちぎることができるエリアを含むブレスレットでもよく、これらは全てアラームイベント信号を発信する。
SIMカードが透明材料から構成される場合、概念的には、このSIMカードは、日常的に身体に貼り付けられ、外見的には襲撃者を刺激しないテープ又は絆創膏、又はスキンパッチの一部とすることができる。
ロケータデバイス32は、補聴器に見えるように耳に装着する小型のデバイスとして取り付けることもできる。
子供用の変形としては、乳幼児の身体に直接装着されるブレスレット又はその他の類似のアイテムとすることができ、このアイテムは、水に曝すことによって電気回路内で接続される金属又はその他の導電性材料を有し、水との接触によって、子供が水に落ちたことを親に知らせるモバイルフォーンのアラートを直ちに発する。
更に、子供は、破砕技術の代わりに超小型の信号受信機を備える非活動的な手首に巻くバンド内に小型のSIMカード及びGPSロケータを携帯し、このバンドが保育者の手に装着された第2のブレスレットに近接しなくなるとアラーム信号の送信を開始することができる。また、その他のデバイス、例えばモバイルフォーンから指示されれば、ブレスレットが、小型の低電荷信号受信機を起動して内部の化学物質チャンバを壊して開け、この受信機に電力を供給してロケータを起動する。
一般的な日用のデバイスに計画破壊、又は破砕ゾーン技術を含み、このデバイスを非活動状態から電荷を有する状態に変化させるように化学物質の侵入又は放出を可能にするということは、SIMカードを含む日用のデバイスであって、衣服及び/又は宝飾品の一部であるが、危険に曝されている間に被害者自身がこれらのデバイスを起動することができ、ロケータデバイスの充電ができるように外見的には襲撃者を刺激しないボタン、靴紐、ベルトのバックル、又はその他のデバイスの中に隠すことができる日用のデバイスを製造することができるということである。
潜在的な被害者にとって永久侵襲的なデバイスが好ましくない場合、外部の信号装置を起動させる又はこの信号装置のある部分から別の部分への化学物質の侵入又は放出によってバッテリを充電することができる更に別の動作を引き起こす単一の受信機を含む日常的に服用される錠剤と外部の信号装置をリンクさせることができる。この錠剤は内部にSIMカード及びGPS位置特定機能を有する。
当然のことながら、上述の実施形態は、単に一例として挙げられており、本発明を制限するものではない。同様に当然のことながら、上述の実施形態は個別に又は組み合わせて使用されてもよい。

Claims (41)

  1. アクセス可能な方法で人体上又は人体周囲に装着されるように構成された、アラームイベントを知らせるために用いられるパーソナルセキュリティデバイスであって、
    アラームイベントへの応答を起動するためのユーザ操作可能な起動手段であって、前記起動手段とユーザとの相互作用によって生じる物理的な状態変化によって起動可能であり、巧妙な分かりにくい方法でユーザに起動を知らせるように構成された起動手段と、
    前記起動手段に応答してアラームイベントの発生を示すアラームイベント信号を送信するトランスミッタと、
    前記デバイスに組み込まれた非能動電源であって、前記トランスミッタに連結される非能動電源を備え、
    前記起動手段が、前記非能動電源と相互作用して前記非能動電源を起動し、前記トランスミッタに電力を供給し、前記アラームイベント信号の送信を開始するように構成されるデバイス。
  2. 前記非能動電源が複数のチャンバを備え、各チャンバが異なる化学物質を保持し、前記異なる化学物質は接触すると電荷を生成し、前記起動手段の作用によって前記異なるチャンバからの複数の化学物質を化合させる請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記起動手段がユーザによって起動されるまで前記電源チャンバ内の化学物質が別々に保持される請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記起動手段が計画破壊機構によって前記化学物質を接触させるように構成された請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記計画破壊機構が壊れやすい連結ピン又はリングプル機構の形態を取る請求項3に記載のデバイス。
  6. 前記計画破壊機構が前記デバイスの隣接コンポーネントの材料よりも強度が低い材料から作製される請求項3又は4に記載のデバイス。
  7. 前記電源チャンバが、破砕力によって壊れ、前記異なる化学物質を放出して混合するように構成される請求項2又は3に記載のデバイス。
  8. 前記複数の電源チャンバの構造がハニカム状である請求項7に記載のデバイス。
  9. ユーザによって直接的に起動される前記起動手段が、前記電源チャンバに対して直接的な破砕力を与える請求項1乃至8のいずれか一項に記載のデバイス。
  10. 前記起動手段が、ユーザによって起動されると、前記起動手段によって生成される電気的な起動信号の受信に応答して作動する起動可能な機構を介して前記電源チャンバに間接的な破砕力を与える請求項1乃至8のいずれか一項に記載のデバイス。
  11. 前記起動手段が、ユーザが前記デバイスに直圧を加えると起動するように構成される請求項1乃至10のいずれか一項に記載のデバイス。
  12. 前記直圧が、前記起動手段を引っ張る、押す、叩く、蹴る、又は強く握ることによって加えられる請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記起動手段が、ユーザが前記デバイスを身体から取り外すと起動されるように構成される請求項10に記載のデバイス。
  14. 前記起動手段が、ユーザの身体に対する前記デバイスの近接を検出するように構成されるバイオメトリックセンサを備える請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記起動手段が、ユーザの身体に対する前記デバイスの近接によって帯電されるように構成される帯電センサを備える請求項13に記載のデバイス。
  16. 前記起動手段が一対の露出した電気端子を備え、前記一対の露出した電気端子が、導電体又は導電媒体が前記端子間に配置されると電気回路を完成して前記デバイスを起動するように構成される請求項13に記載のデバイス。
  17. 使用の際に前記電源によって生成された電力を前記トランスミッタに提供するために前記電源と前記トランスミッタとの間に位置決めされた細い電線を更に備える請求項1乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
  18. 使用の際に前記電源によって生成された電力を前記トランスミッタに提供するために前記電源と前記トランスミッタとの間に位置決めされたラバー膜内に埋め込まれたフレキシブルプリント回路を更に備える請求項1乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
  19. 前記トランスミッタがモバイルネットワークにデータを送信するためのSIMカードを備える請求項1乃至18のいずれか一項に記載のデバイス。
  20. 前記トランスミッタが前記デバイスの現在の位置データを送信するように構成されたGPSチップを備える請求項1乃至19のいずれか一項に記載のデバイス。
  21. 前記デバイスが、SIMカードを備えるGPSロケータに接続されて前記GPSロケータの現在の位置データを含むアラームイベント通知を送信するように構成される請求項1乃至19のいずれか一項に記載のデバイス。
  22. 前記デバイスが、SIMカードを備える、ユーザによって保持されたマイクロチップに接続されて前記マイクロチップの現在の位置データを含むアラームイベント通知を送信するように構成される請求項1乃至19のいずれか一項に記載のデバイス。
  23. 前記トランスミッタが、アラームイベント信号をトラッキングシステムに直接送信するように構成される請求項1乃至20のいずれか一項に記載のデバイス。
  24. 前記トランスミッタが、近距離トランスミッタであり、前記トランスミッタ近傍のモバイル通信デバイスにアラームイベント通知信号を送信するように構成される請求項1乃至18のいずれか一項に記載のデバイス。
  25. 前記起動手段が、前記セキュリティデバイスの色を変化させて前記セキュリティデバイスの起動を知らせるように構成される請求項1乃至24のいずれか一項に記載のデバイス。
  26. 前記デバイスが少なくとも数個の透明な電気コンポーネントを備える請求項1乃至25のいずれか一項に記載のデバイス。
  27. 腕時計などの既存のウェアラブルアイテムに後付けされるように構成される請求項1乃至26のいずれか一項に記載のデバイス。
  28. 前記デバイスが腕時計に一体化される請求項1乃至26のいずれか一項に記載のデバイス。
  29. 前記デバイスがブレスレットとして実現される請求項1乃至26のいずれか一項に記載のデバイス。
  30. 前記デバイスがユーザの身体に貼り付けられるテープ、絆創膏、又はスキンパッチとして実現される請求項1乃至26のいずれか一項に記載のデバイス。
  31. 前記デバイスがイヤピースとして実現される請求項1乃至26のいずれか一項に記載のデバイス。
  32. 前記トランスミッタが、モバイル基地局に前記セキュリティデバイスの現在の位置の所定半径内にある全ての他のモバイルフォーンにログさせ、前記モバイルフォーンを潜在的なロケータ及び/又はマイクとして利用できるようにするアラート信号を送信するように構成される請求項1乃至31のいずれか一項に記載のデバイス。
  33. モバイル通信デバイスと組み合わせて請求項24又は請求項24に従属する請求項25乃至32のいずれか一項に記載のデバイスを備えるシステムであって、前記モバイル通信デバイスが前記アラームイベント通知をトラッキングシステムに送信するように構成されるシステム。
  34. 前記モバイル通信デバイスが、前記アラームイベント通知において、前記モバイルデバイスのGPSチップ又は前記セキュリティデバイスのGPSチップのいずれかから得た現在の位置データを送信するように構成される請求項33に記載のシステム。
  35. 前記モバイル通信デバイスは、ユーザに、前記起動手段が起動されてから前記アラームイベント通知の送信を防止する機会を与えるように構成される請求項33又は34に記載のシステム。
  36. 前記モバイル通信デバイスが、所定の期間内に前記モバイル通信デバイスへの所定の入力コードが受信されると前記アラームイベント通知の送信を防止するように構成される請求項35に記載のシステム。
  37. 前記セキュリティデバイスが前記モバイル通信デバイスの近接を監視する請求項33乃至36のいずれか一項に記載のシステム。
  38. 前記起動手段は、前記起動手段が前記モバイル通信デバイスの近接を検出しない場合に起動されるように構成される請求項37に記載のシステム。
  39. 前記モバイル通信デバイスは、アラームイベント通知が送信されると前記トラッキングシステム用の実況中継マイクとして使用されるように構成される請求項33乃至38のいずれか一項に記載のシステム。
  40. 前記モバイル通信デバイスは、前記アラームイベント通知が送信されると可聴救難信号を発信するように構成され得る請求項33乃至39のいずれか一項に記載のシステム。
  41. パーソナルセキュリティデバイスを使用してアラームイベントを知らせる方法であって、
    アクセス可能な方法で人体上又は人体周囲に前記デバイスを装着すること、
    前記パーソナルセキュリティデバイスの起動手段における物理的状態変化によって生じるアラームイベントへの応答を起動することであって、この起動が前記起動手段とユーザとの相互作用によって引き起こされること、
    巧妙な分かりにくい方法でユーザに起動を知らせること、
    前記起動に応答して、前記パーソナルセキュリティデバイスのトランスミッタからアラームイベントの発生を知らせるアラームイベント信号を送信すること、
    前記デバイスに組み込まれた非能動電源を前記トランスミッタに結合することを備え、
    前記ユーザの相互作用が、前記非能動電源と相互作用して前記非能動電源を起動し、前記トランスミッタに電力を供給して前記アラームイベント信号の送信を開始する方法。
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