JP2010229285A - アクリル系エラストマーブレンド物 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐熱性および耐寒性の点では十分なる特性を有し、しかも引裂き強度特性にすぐれ、したがってホース用加硫成形材料として有効に使用し得るアクリル系エラストマーブレンド物を提供する。
【解決手段】アルキルアクリレートおよび/またはアルコキシアルキルアクリレートを主成分とし、これに官能性基含有ビニル単量体を共重合させたアクリル系エラストマーのブレンド物であって、(A)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.4モル%未満のアクリル系エラストマーを25重量%以上、(B)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.4モル%以上0.65モル%未満のアクリル系エラストマーを0〜60重量%および(C)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.65モル%以上のアクリル系エラストマーを15重量%以上をブレンドしてなるアクリル系エラストマーブレンド物。
【選択図】 なし
【解決手段】アルキルアクリレートおよび/またはアルコキシアルキルアクリレートを主成分とし、これに官能性基含有ビニル単量体を共重合させたアクリル系エラストマーのブレンド物であって、(A)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.4モル%未満のアクリル系エラストマーを25重量%以上、(B)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.4モル%以上0.65モル%未満のアクリル系エラストマーを0〜60重量%および(C)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.65モル%以上のアクリル系エラストマーを15重量%以上をブレンドしてなるアクリル系エラストマーブレンド物。
【選択図】 なし
Description
本発明は、アクリル系エラストマーブレンド物に関する。さらに詳しくは、引裂き強度特性にすぐれ、ホース用成形材料等として好適に用いられるアクリル系エラストマーブレンド物に関する。
アクリル系エラストマーは、耐熱性、耐油性にすぐれているので、従来からガスケット、Oリング等のシール材用途に多く使用されている。また、数年程前からは、高耐熱性アクリル系エラストマーが上市され、シール材用途以外にも、ディーゼルエンジン用のターボホース用途にも多く使用される用になってきている。ホース用途においては、ゴム材料が大きく変形するので、機械的特性、特に引裂き強度特性にすぐれたゴム材料が強く求められている。
特許文献1には、メトキシエチルアクリレート30〜80重量%とアルキルアクリレートおよび/または他のアルコキシアルキルアクリレート70〜20重量%からなるアクリルゴムに、加硫剤として有機過酸化物とビスマレイミド化合物を配合したアクリルゴム組成物が提案されている。
このアクリルゴム組成物は加硫速度が迅速で、その加硫物は圧縮永久歪、強度、伸びおよび引裂き強度等にすぐれた物性を有するので、各種ホース類、各種シール類、ダイヤフラム、各種ベルト、ロール等の用途に幅広く利用することができると述べられている。しかしながら、有機過酸化物によって架橋されたアクリルゴムは、一般に耐熱性の点で劣っている。
また、特許文献2には、(A)アクリル酸メチルおよび/または(B)アクリル酸エチル、(C)アクリル酸ブチルおよび(D)ブテンジオン酸モノアルキルエステルを共重合してなり、共重合体中の各アクリル酸アルキルエステル単位の重合割合が、
(A)+(B)/(C)=9/1〜6/4
(A)/(B)=0/10〜3/7
であり、共重合体中の(D)単位の含有量が0.1〜15重量%であるカルボキシル基含有アクリルゴムと加硫剤とを含むシール用加硫性ゴム組成物が提案されている。
(A)+(B)/(C)=9/1〜6/4
(A)/(B)=0/10〜3/7
であり、共重合体中の(D)単位の含有量が0.1〜15重量%であるカルボキシル基含有アクリルゴムと加硫剤とを含むシール用加硫性ゴム組成物が提案されている。
しかしながら、カルボキシル基含有アクリルゴムの加硫剤として脂肪族または芳香族第一アミンが用いられている上記シール用加硫性ゴム組成物から得られた加硫物は、前記特許文献1記載の架橋物より耐熱性はすぐれているものの、耐寒性に劣るという欠点がみられる。
本発明の目的は、耐熱性および耐寒性の点では十分なる特性を有し、しかも引裂き強度特性にすぐれ、したがってホース用加硫成形材料として有効に使用し得るアクリル系エラストマーブレンド物を提供することにある。
かかる本発明の目的は、アルキルアクリレートおよび/またはアルコキシアルキルアクリレートを主成分とし、これに官能性基含有ビニル単量体を共重合させたアクリル系エラストマーのブレンド物であって、(A)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.4モル%未満のアクリル系エラストマーを25重量%以上、(B)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.4モル%以上0.65モル%未満のアクリル系エラストマーを0〜60重量%および(C)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.65モル%以上のアクリル系エラストマーを15重量%以上をブレンドしてなるアクリル系エラストマーブレンド物によって達成される。
ホース等の用途に加硫成形材料として用いられる官能性基含有アクリル系エラストマーには、引裂き強度の向上という要求特性が求められている。引裂き強度の向上は、共重合された官能性基含有ビニル単量体に由来する架橋点分布の制御によって達成されるが、架橋点分布の状況を機器分析で定量的に評価することはできない。
本発明においては、架橋点となる官能性基含有ビニル単量体の重合組成の異なるアクリル系エラストマー(架橋点間平均分子量の異なるアクリル系エラストマー)同士をブレンドして用いることにより、変形に対する耐性が増加し、引裂き強度特性にすぐれたアクリル系エラストマーブレンド物が得られるようになるものと考えられる。
このブレンド物のブレンド比率によって、架橋点が少なすぎると加硫が不十分となり、成形不具合、材料強度の低下、耐圧縮永久歪特性の低下などの問題を生じ、一方架橋点が多すぎる場合には、耐圧縮永久歪特性は改善されるものの伸び特性が低下し、引裂き強度特性も低下するが、本発明で規定された官能性基含有ビニル単量体の共重合組成の異なるアクリル系エラストマーを、規定された割合でブレンドして用いることにより、全体的な架橋点量を大きく変えずに、引裂き強度特性にすぐれ、また耐熱性および耐寒性の点でもすぐれたブレンド物が得られるようになる。
本発明に係るアクリル系エラストマーブレンド物にあっては、官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が、(A)0.4モル%未満、好ましくは0.01モル%以上0.4モル%未満のアクリル系エラストマーを25重量%以上、好ましくは25〜85重量%、さらに好ましくは30〜80重量%、(B)0.4モル%以上0.65モル%未満のアクリル系エラストマー0〜60重量%、好ましくは0〜50重量%、(C)0.65モル%以上、好ましくは0.65〜2.5モル%のアクリル系エラストマーを15重量%以上、好ましくは15〜75重量%、さらに好ましくは20〜75重量%となる割合で用いられる。
これらのアクリル系エラストマー(A)、(B)、(C)中の官能性基含有ビニル単量体の共重合組成は、中和滴定法によって測定された酸価から算出される。
アクリル系エラストマー(A)、(B)、(C)の主成分を形成させるアルキルアクリレートおよびアルコキシアルキルアクリレートの少くとも一種と架橋性基含有単量体としての官能性基含有ビニル単量体との共重合反応は、任意の重合方法で行うことができるが、好ましくは乳化重合法によって行われる。
乳化重合法によって得られたアクリル系エラストマーは、得られた水性ラテックスを塩化ナトリウム水溶液等で共凝析させ、水洗、乾燥させたポリマーをブレンドさせ、ブレンド物を得ることもできるが、水性ラテックスの段階でラテックスブレンドした後凝析させ、水洗、乾燥させて、ブレンド物として得ることもできる。なお、ポリマーブレンドは、オープンロールやニーダ等の密閉型混練機を用いて混練することにより行われる。
アクリル系エラストマーの主成分となるアルキルアクリレートとしては、炭素数が1〜8のアルキル基を有するアルキルアクリレート、例えばメチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n-ブチルアクリレート、n-ヘキシルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート、n-オクチルアクリレート等が用いられ、中でもエチルアクリレートおよびn-ブチルアクリレートは、耐油性および耐寒性のバランス性の点からみて好ましい。一般には、アルキル基の鎖長が長くなると、耐寒性には有効となるが耐油性は不利となり、鎖長が短かいとその逆となる。これらのアルキルアクリレートは、約70〜99.5重量%、好ましくは約80〜99重量%の割合で用いられる。
また、アルコキシアルキルアクリレートとしては、例えばメトキシメチルアクリレート、エトキシメチルアクリレート、2-メトキシエチルアクリレート、2-エトキシエチルアクリレート、2-ブトキシエチルアクリレートまたは対応するメタクリレート等の炭素数2〜8のアルコキシアルキル基を有するアルコキシアルキル(メタ)アクリレートが用いられ、好ましくは2-メトキシエチルアクリレート、2-エトキシエチルアクリレートが用いられる。
これらの各成分は、アクリル系エラストマーの主成分として85〜99.9重量%、好ましくは95〜99重量%の割合で用いられ、アルキルアクリレートとアルコキシアルキルアクリレートの両者が用いられる場合には、前者が約90〜10モル%、また後者が約10〜90モル%の割合で一般に用いられる。アルコキシアルキルアクリレートの割合がこれよりも少ないと、耐寒性と耐油性とのバランスが悪くなり、一方これ以上の割合で用いられると、耐熱性および常態物性が悪化するようになる。
アクリル系エラストマー中には、その特性を阻害しない範囲内(約10重量%以下)で、他のビニルまたはオレフィン単量体、例えばスチレン、ビニルトルエン、α-メチルスチレン、ビニルナフタレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、酢酸ビニル、シクロヘキシルアクリレート、ベンジルアクリレート、ピペリレン、ブタジエン、イソプレン、ペンタジエン等を共重合させることもできる。
また、必要に応じて、混練加工性、押出加工性などを改善する目的で、多官能性不飽和単量体またはオリゴマー、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4-ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6-ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9-ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物ジアクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジアクリレート、グリセリンジメタクリレート、3-アクリロイルオキシグリセリンモノメタクリレート等を、約1重量%以下共重合反応に供することもできる。
これらを主成分とするアクリル系共重合体中に共重合される架橋性基含有単量体である官能性基含有ビニル単量体としては、反応性ハロゲン含有ビニル単量体、カルボキシル基含有ビニル単量体、エポキシ基含有ビニル単量体、不飽和基含有ビニル単量体、アミド基含有ビニル単量体、水酸基含有ビニル単量体等の官能性基含有ビニル単量体が挙げられ、好ましくは反応性ハロゲン、カルボキシル基またはエポキシ基を含有するビニル単量体が用いられる。
反応性ハロゲン含有ビニル単量体としては、例えばクロロエチルビニルエーテル、クロロエチルアクリレート、ビニルベンジルクロライド、ビニルクロロアセテート、アリルクロロアセテート、クロロメチルスチレン等が挙げられる。
カルボキシル基含有ビニル単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸等のモノカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸等のジカルボン酸のモノメチル、モノエチル、モノブチル等のモノ低級アルキルエステルが用いられ、好ましくはモノブチルマレエート、モノブチルフマレート、モノエチルフマレート等のブテンジオン酸モノアルキルエステルが挙げられる。
エポキシ基含有単量体としては、アリルグリシジルエーテル、グリシジルビニルエーテル、脂環式エポキシ基含有(メタ)アクリレート等が挙げられる。
架橋性基含有アクリルエラストマーは、用いられたアクリル系共重合体の架橋性基の種類に応じた加硫剤によって加硫成形される。
反応性ハロゲン基を架橋性基とするアクリルエラストマーの場合には、イオウ(供与体)、トリアジン化合物等が加硫剤として用いられる。イオウとしては、粉末イオウ、沈降イオウ、コロイドイオウ、不溶性イオウ、高分散性イオウ等が使用される。そして、引張強さ等の常態物性が求められる場合にはイオウ(供与体)が、また耐圧縮永久歪特性が求められる場合にはトリアジン化合物が好んで用いられる。トリアジン化合物としては、例えば2,4,6-トリメルカプト-s-トリアジン等がアクリルエラストマー100重量部当り約0.1〜10重量部、好ましくは約0.3〜2重量部の割合で用いられる。
これらの加硫剤は、加硫促進剤と併用されることが好ましい。イオウ系加硫剤の場合には、加硫促進剤としてステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム等の金属石けんあるいは酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化鉛等の金属酸化物などが用いられる。また、トリアジン化合物加硫剤の場合には、加硫促進剤としてジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸銅、ジメチルジチオカルバミン酸鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ-n-ブチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ-n-へキシルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ-n-オクチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ-n-デシルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ-n-ドデシルジチオカルバミン酸亜鉛、メチルベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、メチルシクロヘキシルジチオカルバミン酸亜鉛、ジシクロヘキシルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸カドミウム、ジエチルジチオカルバミン酸カドミウム、ジメチルジチオカルバミン酸ビスマス、ジエチルジチオカルバミン酸ビスマス、ジメチルジチオカルバミン酸鉄、ジエチルジチオカルバミン酸鉄、ジメチルジチオカルバミン酸テルル、ジエチルジチオカルバミン酸テルル、ジメチルジチオカルバミン酸セレン、ジエチルジチオカルバミン酸セレン、N-ペンタメチレンジチオカルバミン酸亜鉛等のジチオカルバミン酸誘導体金属塩あるいはテトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラエチルチウラムモノスルフィド、テトラ-n-ブチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラ-n-ブチルチウラムジスルフィド、テトラ-n-へキシルチウラムジスルフィド、テトラ-n-オクチルチウラムジスルフィド、テトラ-n-デシルチウラムジスルフィド、テトラ-n-ドデシルチウラムジスルフィド、N,N′-ジメチル-N,N′-ジベンジルチウラムジスルフィド、テトラベンジルチウラムジスルフィド、テトラシクロヘキシルチウラムジスルフィド、N,N′-ジメチル-N,N′-ジシクロヘキシルチウラムジスルフィド、ジ(ペンタメチレン)チウラムジスルフィド等のチウラムスルフィド化合物などが用いられる。
カルボキシル基を架橋性基とするアクリルエラストマーの場合には一般に、ジアミン化合物が加硫剤として用いられ、耐スコーチ性が求められる場合には芳香族ジアミン化合物が好んで用いられる。
芳香族ジアミン化合物としては、例えば4,4′-メチレンジアニリン、m-フェニレンジアミン、4,4′-ジアミノジフェニルエーテル、p-フェニレンジアミン、p,p′-エチレンジアニリン、4,4′-(p-フェニレンジイソプロピリデン)ジアニリン、4,4′-(m-フェニレンジイソプロピリデン)ジアニリン、3,4′-ジアミノジフェニルエーテル、4,4′-ジアミノジフェニルスルホン、2,2-ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、4,4′-ビス(4-アミノフェノキシ)ビフェノール、ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェニル]エーテル、2,2-ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、1,4-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン等が用いられ、好ましくはp-ジアミノ置換体が用いられる。
これらのジアミン化合物が加硫促進剤が必要に応じて併用され、特にグアニジン化合物が好んで用いられる。グアニジン化合物としては、グアニジンまたはその置換体、例えばアミノグアニジン、1,1,3,3-テトラメチルグアニジン、n-ドデシルグアニジン、メチロールグアニジン、ジメチロールグアニジン、1-フェニルグアニジン、1,3-ジフェニルグアニジン、1,3-ジ-o-トリルグアニジン、トリフェニルグアニジン、1-ベンジル-2,3-ジメチルグアニジン、シアノグアニジン等が用いられ、この他1,6-グアニジノヘキサン、グアニジルウレア、ビグアニジド、1-o-トリルビグアニジド等が用いられる。
ジアミン化合物加硫剤は、アクリルエラストマー100重量部当り約0.1〜5重量部、好ましくは約0.2〜4重量部の割合で、またグアニジン化合物加硫促進剤はアクリルエラストマー100重量部当り約0.1〜10重量部、好ましくは約0.3〜6重量部の割合でそれぞれ用いられる。
エポキシ基を架橋性基とするアクリルエラストマーの場合には、加硫剤としてジエチレントリアミン、m-フェニレンジアミン等のポリアミンまたはその塩、アジピン酸等のポリカルボン酸、無水フタル酸、無水マレイン酸等の酸無水物、テトラブチルアンモニウムハライド等の第4級アンモニウム塩、テトラブチルホスホニウムハライド等の第4級ホスホニウム塩、ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛等のジチオカルバミン酸塩、ステアリン酸ナトリウム塩等の高級脂肪酸アルカリ金属塩、シアヌール酸、イソシアヌール酸、トリチオシアヌール酸等のシアヌール酸類、尿素、チオ尿素またはこれらのアルキル置換体等の尿素類、グアニジンまたはその誘導体であるグアニジン類、イミダゾールまたはその誘導体であるイミダゾール類、ビス(p-ニトロフェニル)テレフタレート、イオウまたはイオウ供与性化合物などが用いられる。これらの加硫剤は、一般にアクリルエラストマー100重量部当り約0.2〜5重量部、好ましくは約0.3〜3重量部の割合で用いられる。
アクリル系エラストマーブレンド物は、アクリル系エラストマー(A)、(B)、(C)に、あるいは予めこれらをブレンドしたブレンド物に、密閉式混練機を用いて補強剤、安定剤、加工助剤等を添加した後、オープンロールを用いて加硫剤および加硫促進剤を添加して、加硫性アクリル系エラストマー組成物とした後、約150〜200℃、約1〜30分間のプレス加硫を行った後、必要に応じて約150〜180℃、約1〜16時間のオーブン加硫(二次加硫)が行われる。なお、ホース状体の成形およびそれの加硫は、射出成形または押出成形によって行われる。
次に、実施例について本発明を説明する。
参考例1
温度計、攪拌機、窒素ガス導入管および減圧装置を備えたセパラブルフラスコ中に、
水 150重量部
硫酸ナトリウム 0.1 〃
ラウリル硫酸ナトリウム 5.5 〃
仕込み単量体混合物 100 〃
(内訳) エチルアクリレート 59.5 〃
n-ブチルアクリレート 20 〃
2-メトキシエチルアクリレート 20 〃
フマル酸モノn-ブチル〔MBF〕 0.5 〃
を仕込み、脱気および窒素ガス置換をくり返して系内の酸素を十分に除去した後、
ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.002重量部
(和光純薬工業製品ロンガリット)
第3ブチルハイドロパーオキサイド 0.005 〃
(日油製品パーブチルH)
を加えて室温条件下で重合反応を開始させ、重合転化率が90%以上になる迄、反応を継続した。形成された水性ラテックスを塩化ナトリウム水溶液で凝析させ、水洗、乾燥してアクリル系エラストマーA(MBF共重合量0.26モル%)を得た。
温度計、攪拌機、窒素ガス導入管および減圧装置を備えたセパラブルフラスコ中に、
水 150重量部
硫酸ナトリウム 0.1 〃
ラウリル硫酸ナトリウム 5.5 〃
仕込み単量体混合物 100 〃
(内訳) エチルアクリレート 59.5 〃
n-ブチルアクリレート 20 〃
2-メトキシエチルアクリレート 20 〃
フマル酸モノn-ブチル〔MBF〕 0.5 〃
を仕込み、脱気および窒素ガス置換をくり返して系内の酸素を十分に除去した後、
ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.002重量部
(和光純薬工業製品ロンガリット)
第3ブチルハイドロパーオキサイド 0.005 〃
(日油製品パーブチルH)
を加えて室温条件下で重合反応を開始させ、重合転化率が90%以上になる迄、反応を継続した。形成された水性ラテックスを塩化ナトリウム水溶液で凝析させ、水洗、乾燥してアクリル系エラストマーA(MBF共重合量0.26モル%)を得た。
参考例2
参考例1において、仕込み単量体混合物中のエチルアクリレート量を59重量部に、MBF量を1部にそれぞれ変更し、アクリル系エラストマーB(MBF共重合量0.51モル%)を得た。
参考例1において、仕込み単量体混合物中のエチルアクリレート量を59重量部に、MBF量を1部にそれぞれ変更し、アクリル系エラストマーB(MBF共重合量0.51モル%)を得た。
参考例3
参考例1において、仕込み単量体混合物中のエチルアクリレート量を58.5重量部に、MBF量を1.5部にそれぞれ変更し、アクリル系エラストマーC(MBF共重合量0.78モル%)を得た。
参考例1において、仕込み単量体混合物中のエチルアクリレート量を58.5重量部に、MBF量を1.5部にそれぞれ変更し、アクリル系エラストマーC(MBF共重合量0.78モル%)を得た。
実施例1
アクリル系エラストマーA、B、Cを40:40:20の重量比で、密閉型混練機を用いて混練することによってポリマーブレンドした。このカルボキシル基含有アクリルエラストマーブレンド物を用い、
カルボキシル基含有アクリルエラストマーブレンド物 100重量部
N550カーボンブラック 60 〃
可塑剤(ADEKA製品アデカサイザーRS700) 5 〃
ステアリン酸 1 〃
加工助剤(東邦化学工業製品フォスファノールRL210) 0.5 〃
老化防止剤(大内新興化学製品ノクラックCD) 2 〃
老化防止剤(同社製品ノクセラーDT) 2 〃
加硫促進剤(ユニマテック製品Cheminox CLP5000) 1.4 〃
よりなる加硫性アクリル系エラストマー組成物を調製し、この組成物を180℃で8分間プレス加硫した後、175℃、4時間のオーブン加硫(二次加硫)を行った。
アクリル系エラストマーA、B、Cを40:40:20の重量比で、密閉型混練機を用いて混練することによってポリマーブレンドした。このカルボキシル基含有アクリルエラストマーブレンド物を用い、
カルボキシル基含有アクリルエラストマーブレンド物 100重量部
N550カーボンブラック 60 〃
可塑剤(ADEKA製品アデカサイザーRS700) 5 〃
ステアリン酸 1 〃
加工助剤(東邦化学工業製品フォスファノールRL210) 0.5 〃
老化防止剤(大内新興化学製品ノクラックCD) 2 〃
老化防止剤(同社製品ノクセラーDT) 2 〃
加硫促進剤(ユニマテック製品Cheminox CLP5000) 1.4 〃
よりなる加硫性アクリル系エラストマー組成物を調製し、この組成物を180℃で8分間プレス加硫した後、175℃、4時間のオーブン加硫(二次加硫)を行った。
得られた加硫物について、次の各項目の測定を行った。
硬度:JIS K6253準拠
破断強度、破断時伸び:JIS K6151準拠
引裂き強度:JIS K6252準拠
圧縮永久歪:JIS K6262準拠
硬度:JIS K6253準拠
破断強度、破断時伸び:JIS K6151準拠
引裂き強度:JIS K6252準拠
圧縮永久歪:JIS K6262準拠
実施例2
参考例1、2、3でそれぞれ得られた水性ラテックスを、固形分重量が30:40:30となるようにラテックスブレンドし、塩化ナトリウム水溶液で共凝析させた。
参考例1、2、3でそれぞれ得られた水性ラテックスを、固形分重量が30:40:30となるようにラテックスブレンドし、塩化ナトリウム水溶液で共凝析させた。
得られたカルボキシル基含有アクリルエラストマーブレンド物(MBF共重合量0.52モル%)を用い、加硫性アクリル系エラストマー組成物の調製、加硫および測定に用いた。
実施例3〜7、実施例9
実施例1において、アクリル系エラストマーA、B、Cを所定の重量比で、混練によってポリマーブレンドし、加硫性アクリル系エラストマー組成物の調製、加硫および測定に用いた。
実施例1において、アクリル系エラストマーA、B、Cを所定の重量比で、混練によってポリマーブレンドし、加硫性アクリル系エラストマー組成物の調製、加硫および測定に用いた。
実施例8
参考例1、2、3でそれぞれ得られた水性ラテックスを、固形分重量が50:0:50となるようにラテックスブレンドし、塩化ナトリウム水溶液で共凝析させた。
参考例1、2、3でそれぞれ得られた水性ラテックスを、固形分重量が50:0:50となるようにラテックスブレンドし、塩化ナトリウム水溶液で共凝析させた。
得られたカルボキシル基含有アクリルエラストマーブレンド物(MBF共重合量0.52モル%)を用い、加硫性アクリル系エラストマー組成物の調製、加硫および測定に用いた。
以上の各実施例で得られた測定結果は、アクリル系エラストマーA、B、Cのブレンド割合(単位:重量部)と共に、次の表1に示される。なお、ブレンド割合でカッコ付きのものは、ラテックスブレンド法によっている。
表1
実施例
1 2 3 4 5 6 7 8 9
〔ブレンド割合〕
A (部) 40 (30) 60 50 40 30 80 (50) 30
B (部) 40 (40) 20 20 20 20 − − −
C (部) 20 (30) 20 30 40 50 20 (50) 70
MBF共重合量 (モル%) 0.46 0.52 0.41 0.47 0.52 0.57 0.36 0.52 0.62
〔測定結果〕
硬度 (Duro A) 54 54 54 54 55 55 54 55 56
破断強度 (MPa) 10.3 10.9 10.1 10.8 10.8 10.2 10.1 10.9 11.1
破断時伸び (%) 320 300 330 310 310 300 340 310 270
引裂き強度 (N/mm) 5.2 5.5 5.3 5.6 5.8 5.3 5.1 6.0 5.2
圧縮永久歪 (%) 45 39 50 44 42 39 53 40 30
表1
実施例
1 2 3 4 5 6 7 8 9
〔ブレンド割合〕
A (部) 40 (30) 60 50 40 30 80 (50) 30
B (部) 40 (40) 20 20 20 20 − − −
C (部) 20 (30) 20 30 40 50 20 (50) 70
MBF共重合量 (モル%) 0.46 0.52 0.41 0.47 0.52 0.57 0.36 0.52 0.62
〔測定結果〕
硬度 (Duro A) 54 54 54 54 55 55 54 55 56
破断強度 (MPa) 10.3 10.9 10.1 10.8 10.8 10.2 10.1 10.9 11.1
破断時伸び (%) 320 300 330 310 310 300 340 310 270
引裂き強度 (N/mm) 5.2 5.5 5.3 5.6 5.8 5.3 5.1 6.0 5.2
圧縮永久歪 (%) 45 39 50 44 42 39 53 40 30
比較例1
参考例1、2、3でそれぞれ得られた水性ラテックスを、固形分重量が10:80:10となるようにラテックスブレンドし、塩化ナトリウム水溶液で凝析させた。
参考例1、2、3でそれぞれ得られた水性ラテックスを、固形分重量が10:80:10となるようにラテックスブレンドし、塩化ナトリウム水溶液で凝析させた。
得られたカルボキシル基含有アクリルエラストマーブレンド物(MBF共重合量0.51モル%)を用い、加硫性アクリル系エラストマー組成物の調製、加硫および測定に用いた。
比較例2〜8
実施例1において、アクリル系エラストマーA、B、Cを所定の重量比で、混練によってポリマーブレンドし、加硫性アクリル系エラストマー組成物の調製、加硫および測定に用いた。
実施例1において、アクリル系エラストマーA、B、Cを所定の重量比で、混練によってポリマーブレンドし、加硫性アクリル系エラストマー組成物の調製、加硫および測定に用いた。
以上の各比較例で得られた測定結果は、アクリル系エラストマーA、B、Cのブレンド割合(単位:重量部)と共に、次の表2に示される。なお、ブレンド割合でカッコ付きのものは、ラテックスブレンド法による。
表2
比較例
1 2 3 4 5 6 7 8
〔ブレンド割合〕
A (部) (10) 20 50 20 70 20 90 20
B (部) (80) 60 40 40 20 20 − −
C (部) (10) 20 10 40 10 60 10 80
MBF共重合量 (モル%) 0.51 0.51 0.41 0.57 0.36 0.62 0.31 0.68
〔測定結果〕
硬度 (Duro A) 55 55 54 55 54 55 53 56
破断強度 (MPa) 10.6 10.7 9.4 10.7 9.2 10.2 8.9 10.7
破断時伸び (%) 310 310 330 300 340 300 380 280
引裂き強度 (N/mm) 3.6 4.9 4.8 4.7 4.5 4.4 4.5 3.8
圧縮永久歪 (%) 36 34 48 36 56 33 62 23
表2
比較例
1 2 3 4 5 6 7 8
〔ブレンド割合〕
A (部) (10) 20 50 20 70 20 90 20
B (部) (80) 60 40 40 20 20 − −
C (部) (10) 20 10 40 10 60 10 80
MBF共重合量 (モル%) 0.51 0.51 0.41 0.57 0.36 0.62 0.31 0.68
〔測定結果〕
硬度 (Duro A) 55 55 54 55 54 55 53 56
破断強度 (MPa) 10.6 10.7 9.4 10.7 9.2 10.2 8.9 10.7
破断時伸び (%) 310 310 330 300 340 300 380 280
引裂き強度 (N/mm) 3.6 4.9 4.8 4.7 4.5 4.4 4.5 3.8
圧縮永久歪 (%) 36 34 48 36 56 33 62 23
Claims (8)
- アルキルアクリレートおよび/またはアルコキシアルキルアクリレートを主成分とし、これに官能性基含有ビニル単量体を共重合させたアクリル系エラストマーのブレンド物であって、(A)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.4モル%未満のアクリル系エラストマーを25重量%以上、(B)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.4モル%以上0.65モル%未満のアクリル系エラストマーを0〜60重量%および(C)官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.65モル%以上のアクリル系エラストマーを15重量%以上をブレンドしてなるアクリル系エラストマーブレンド物。
- アクリル系エラストマー(A)の官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.01モル%以上0.4モル%未満であり、アクリル系エラストマー(C)の官能性基含有ビニル単量体の共重合組成が0.65〜2.5モル%である請求項1記載のアクリル系エラストマーブレンド物。
- アクリル系エラストマー(A)を25〜85重量%、アクリル系エラストマー(B)を0〜60重量%およびアクリル系エラストマー(C)を15〜75重量%ブレンドしてなる請求項1または2記載のアクリル系エラストマーブレンド物。
- アクリル系エラストマー(A)を30〜80重量%、アクリル系エラストマー(B)を0〜50重量%およびアクリル系エラストマー(C)を20〜70重量%ブレンドしてなる請求項1または2記載のアクリル系エラストマーブレンド物。
- アクリル系エラストマー(A)、(B)、(C)をポリマーブレンドしてなる請求項1、2、3または4記載のアクリル系エラストマーブレンド物。
- アクリル系エラストマー(A)、(B)、(C)の水性ラテックスをラテックスブレンドしてなる請求項1、2、3または4記載のアクリル系エラストマーブレンド物。
- ホースの加硫成形材料として用いられる請求項1乃至6のいずれかに記載のアクリル系エラストマーブレンド物。
- 請求項7記載のアクリル系エラストマーブレンド物から加硫成形されたホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009078211A JP2010229285A (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | アクリル系エラストマーブレンド物 |
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JP2009078211A Pending JP2010229285A (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | アクリル系エラストマーブレンド物 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018079784A1 (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-03 | 日本ゼオン株式会社 | アクリルゴムおよびその製造方法 |
WO2022024986A1 (ja) | 2020-07-27 | 2022-02-03 | Nok株式会社 | アクリルゴム組成物 |
-
2009
- 2009-03-27 JP JP2009078211A patent/JP2010229285A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018079784A1 (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-03 | 日本ゼオン株式会社 | アクリルゴムおよびその製造方法 |
JPWO2018079784A1 (ja) * | 2016-10-31 | 2019-09-19 | 日本ゼオン株式会社 | アクリルゴムおよびその製造方法 |
WO2022024986A1 (ja) | 2020-07-27 | 2022-02-03 | Nok株式会社 | アクリルゴム組成物 |
JP7474332B2 (ja) | 2020-07-27 | 2024-04-24 | Nok株式会社 | アクリルゴム組成物 |
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