JP2010226666A - コンバージョンレンズ、撮影レンズ、および撮像装置 - Google Patents

コンバージョンレンズ、撮影レンズ、および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影レンズおよび撮像装置がコンバージョンレンズの有無に関わらず同一の制御を行い且つコンバージョンレンズの演算負荷を抑えた撮像装置システムを提供する。
【解決手段】カメラボディ100へコンバージョンレンズ300を介して撮影レンズ200を装着すると、撮影レンズ200がレンズデータをコンバージョンレンズ300へ出力する。コンバージョンレンズ300は、レンズデータと補正データとに基づき補正済みレンズデータを作成し、カメラボディ100へ出力する。その後、撮影レンズ200は一定周期毎に状態データを送信する。状態データはコンバージョンレンズ300を通過してカメラボディ100へ到達する。カメラボディ100は、受信した状態データとメモリに記憶しておいた補正済みレンズデータとを用いて光学系データを作成する。カメラボディ100はこの光学系データに基づいて、種々の画像処理や撮影レンズ200の制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル一眼レフカメラ等の撮像装置と、交換可能な撮影レンズと、撮像装置および撮影レンズの間に取付可能なコンバージョンレンズとからなる撮像装置システムに関する。
デジタル一眼レフカメラ等の、交換可能な撮影レンズを取り付けられる撮像装置には、撮影レンズとの間で各種の通信を行うものが存在する。撮像装置はこの通信により、例えば撮影レンズの光学特性などを取得する。一方、撮影レンズと撮像装置との間に取付可能なコンバージョンレンズの存在が知られている。この中間アクセサリは、例えば撮影レンズが本来備える焦点距離を変化させるために取り付けられる。
コンバージョンレンズの存在は、前述の撮像装置および撮影レンズに以下の影響を与える。まず、撮影レンズの光学特性を変化させる。例えば焦点距離を変化させたり、開放F値を変化させたりする。次に、撮影レンズと撮像装置との間で行われる通信が、コンバージョンレンズを介して行われることとなる。光学特性の変化は撮像装置が実行する画像処理などに影響を与えるので、撮像装置が取得する光学特性には、コンバージョンレンズの影響が考慮されていなければならない。
特許文献1には、撮影レンズが撮像装置へ送信する全ての光学特性データを受信する中間アクセサリが開示されている。この中間アクセサリは、受信した光学特性データに対し中間アクセサリ自身の影響を反映させた上で、この光学特性データを撮像装置へ送信する。
特開昭59−188622号公報
特許文献1に記載された中間アクセサリでは、レンズが送信する全てのデータに対して所定の演算を行うので、中間アクセサリの演算負荷が高くなってしまうという問題があった。
請求項1に係る発明は、撮影レンズと撮像装置との間に着脱可能に取り付けることができるコンバージョンレンズであって、前記撮影レンズが出力する前記撮影レンズの光学特性を表す固有のレンズデータを受信する受信手段と、前記コンバージョンレンズの光学特性に基づいて定められた補正データを記憶する記憶手段と、前記受信手段が受信した前記レンズデータと前記記憶手段に記憶された前記補正データとに基づいて、前記撮影レンズと前記コンバージョンレンズとの合成光学系の光学特性を表す補正済みレンズデータを作成する補正手段と、前記補正済みレンズデータを前記撮像装置へ送信する送信手段と、前記撮影レンズが出力する前記撮影レンズの動作状態を表す状態データを、前記補正手段を介さずに前記撮像装置へ転送する転送手段と、を備えることを特徴とするコンバージョンレンズである。
請求項5に係る発明は、自身の光学特性に基づいて定められた補正データを備えるコンバージョンレンズを介して、撮像装置に対し着脱可能な撮影レンズであって、光学特性を変化させるための可動レンズを含む撮影光学系と、前記撮影光学系の光学特性を表す、撮影レンズ毎に固有のレンズデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記レンズデータを、前記コンバージョンレンズ内に設けられた、前記レンズデータと前記補正データとに基づいて前記撮影レンズと前記コンバージョンレンズとの合成光学系の光学特性を表す補正済みレンズデータを作成する補正手段に向けて送信せしめる第1の送信手段と、前記可動レンズの位置と関連する状態データを、前記コンバージョンレンズの前記補正手段を介さずに前記撮像装置へ送信せしめる第2の送信手段と、を備えることを特徴とする撮影レンズである。
請求項8に係る発明は、自身の光学特性に基づいて定められた補正データを備えるコンバージョンレンズを介して、自身の撮影光学系の光学特性を表す固有のレンズデータを備えた撮影レンズを着脱可能な撮像装置であって、前記コンバージョンレンズが前記レンズデータと前記補正データとに基づいて作成して出力する、前記撮影レンズと前記コンバージョンレンズとの合成光学系の光学特性を表す補正済みレンズデータを受信する第1の受信手段と、前記撮影レンズが出力する前記撮影レンズの動作状態を表す状態データを受信する第2の受信手段と、前記補正済みレンズデータと前記状態データとに基づいて、前記状態データが表す前記撮影レンズの動作状態における前記合成光学系の光学特性を取得する光学特性取得手段と、を備えることを特徴とする撮像装置である。
本発明によれば、コンバージョンレンズでの演算負荷を増加させることなく、コンバージョンレンズの存在を意識しない撮影レンズおよび撮像装置を用いることができる。
本発明を適用したカメラボディ100と、コンバージョンレンズ300と、撮影レンズ200とを示した斜視図である。 カメラボディ100、撮影レンズ200、およびコンバージョンレンズ300の構成を示すブロック図である。 撮影レンズ200が備えるレンズデータの例を示す図である。 コンバージョンレンズ300が備える補正データに基づいて作成された補正済みレンズデータの例を示す図である。 カメラボディ100と撮影レンズ200との間で行われる通信の概略を示す図である。 カメラボディ100、撮影レンズ200、およびコンバージョンレンズ300の間で行われる通信の概略を示す図である。 カメラボディ100が光学系データ62を取得する際の、カメラボディ100、撮影レンズ200、コンバージョンレン300におけるそれぞれの動作処理の関係を示すフローチャートである。 カメラボディ400、撮影レンズ500、およびコンバージョンレンズ600の間で行われる通信の概略を示す図である。
――第1の実施の形態――
図1〜2を参照して、カメラボディ、撮影レンズ、およびコンバージョンレンズから成るカメラシステムについて、本発明を適用した第1の実施の形態を説明する。図1は、本発明を適用した一眼レフタイプのカメラのカメラボディ100と、カメラボディ100に装着可能なコンバージョンレンズ300と、カメラボディ100にコンバージョンレンズ300を介して装着する撮影レンズ200とを示した斜視図である。また、図2は、カメラボディ100、撮影レンズ200、およびコンバージョンレンズ300の構成を示すブロック図である。カメラボディ100にはカメラボディ100の各部を制御する制御回路101と、後述する撮像素子を含む撮像ユニット102と、レリーズボタン104と、カメラ側レンズマウント108と、記録媒体装着部100aとが設けられている。記録媒体装着部100aには記録媒体11が挿入されて取り付けられている。
カメラボディ100は、クイックリターンミラー106を有する。カメラ側レンズマウント108は、カメラボディ100に対して撮影レンズ200およびコンバージョンレンズ300が着脱可能に取り付けられる取付部である。カメラ側レンズマウント108は、複数の端子を含む電気的接続部109と、カメラボディへの撮影レンズ200およびコンバージョンレンズの着脱を検出する不図示のメカニカルスイッチとを備える。電気的接続部109は、撮影レンズ200およびコンバージョンレンズ300との間でデータ通信を行う複数の端子と撮影レンズ200およびコンバージョンレンズ300へ電力供給を行う端子とを有する。
撮影レンズ200は、レンズ側マウント201と、被写体像をカメラボディの撮像ユニット102に結像する不図示の撮影光学系と、制御回路205とを有する。レンズ側マウント201は、複数の端子を有する電気的接続部202と、カメラ側レンズマウント108のメカニカルスイッチを押圧する不図示の押圧部とを有する。電気的接続部202は、カメラボディ100およびコンバージョンレンズ300との間でデータ通信を行う複数の端子とカメラボディ100からの電力供給を受ける端子とを含む。
撮影レンズ200はいわゆるズームレンズである。すなわち、撮影レンズ200が有する不図示の撮影光学系は複数のレンズにより構成され、これらのレンズを光軸方向に移動させることで、撮影光学系の焦点距離を変化させることができる。撮影レンズ200は、カメラボディ100に直接装着することができ、なおかつコンバージョンレンズ300を介してカメラボディ100に装着することもできる。
コンバージョンレンズ300は、レンズマウント301,308と、不図示の光学系と、制御回路305とを有する。レンズマウント301,308は、複数の端子を有する電気的接続部302,309をそれぞれ有する。また、コンバージョンレンズの300のレンズマウント301は、カメラ100への装着時にカメラ側マウント108のメカニカルスイッチを押圧する不図示の押圧部を有する。一方、コンバージョンレンズ300のレンズマウント308には、撮影レンズ200への装着時に、レンズ側マウント201上に配設された押圧部(不図示)の逃げ溝となる凹部(不図示)が設けられている。
カメラボディ100と撮影レンズ200との間にコンバージョンレンズ300が装着された場合、撮影レンズ200が有する不図示の撮影光学系の焦点距離は、コンバージョンレンズ300が有する不図示の光学系の影響を受けて変化する。その結果、カメラボディ100の撮像ユニット102に結像される被写体像の大きさが変化する。
また、図2に示すように、カメラボディ100には測距センサ121と、測光センサ122と、モニタ123と、レリーズボタン104(図1)の操作に応じてON/OFFするレリーズスイッチ124と、通信部125と、電源制御回路128と、内蔵バッテリー129とが設けられている。測距センサ121は、撮影光学系の被写体への合焦状態を示す合焦情報を出力するセンサである。測光センサ122は、被写体像の明るさに応じた測光処理用の光電変換信号を出力するセンサである。
モニタ123は、撮影で得られた画像や撮影に関する各種の情報などを表示するためのモニタであり、たとえば液晶表示装置が用いられて、カメラボディ100の背面に設けられている。レリーズスイッチ124は、レリーズボタン104に連動してレリーズ操作信号を制御回路101に出力する。レリーズ操作信号には、レリーズボタンの半押し操作に対応する半押し操作信号と、半押し操作より深く押下される全押し操作に対応する全押し操作信号とがある。
通信部125は、撮影レンズ200およびコンバージョンレンズ300と通信を行う。通信部125は更に、撮影レンズ200およびコンバージョンレンズ300への電力供給を行う。通信部125による撮影レンズ200およびコンバージョンレンズ300への電力供給は、カメラボディ100が電源オン状態の場合にのみ行われる。
電源制御回路128は、内蔵バッテリー129を電源とし、カメラボディ100に含まれる各部材に対して電力の供給を行う。カメラボディ100は、電源オフ状態および電源オン状態のいずれかの電源状態を採る。カメラボディ100が電源オフ状態のときは、電源制御回路128による電力の供給はどの部材に対しても一切行われない。カメラボディ100が電源オン状態のときは、電源制御回路128によりカメラボディ100が有する全ての部材へ電力の供給が行われる。
撮像ユニット102には、撮像素子2と、撮像素子2の前面に配設された光学フィルタ(不図示)とが一体的に設けられている。撮像素子2は、被写体像を電気的画像信号に変換する素子であるCCDイメージセンサ又はCMOSイメージセンサなどによって構成される。撮像素子2は、撮影レンズ200を通過した被写体光による像を撮像し、撮像信号(アナログ撮像信号)を出力する。記録媒体11は、たとえばメモリカードのようにカメラボディ100に着脱可能な記憶媒体であり、後述するように制御回路101で所定の処理が施された画像データを保存する。
図2に示すように、撮影レンズ200にはレンズ駆動装置220と、通信部240とが設けられている。レンズ駆動装置220は、制御回路205からの指示に応じて不図示のフォーカスレンズを光軸方向に進退駆動させる。なお、撮影レンズ200には、手動でピント調節を行うために不図示のフォーカス環が設けられており、ユーザが手動でピント合わせを行うことができる。通信部240は、撮影レンズ200が取り付けられたカメラボディ100と通信を行うと共に、撮影レンズ200が取り付けられたコンバージョンレンズ300と通信を行う。
コンバージョンレンズ300を使用しない場合、撮影レンズ200をカメラボディ100のカメラ側レンズマウント108に直接装着する。これにより、撮影レンズ200の接続部202とカメラボディ100の接続部109とが接続される。また、撮影レンズ200をカメラボディ100のカメラ側レンズマウント108に装着すると、カメラ側レンズマウント108に設けられた不図示のメカニカルスイッチがレンズ側レンズマウント201に設けられた不図示の押圧部により押圧され、カメラボディ100が撮影レンズ200の装着を検出する。
コンバージョンレンズ300を使用する場合、撮影レンズ200をコンバージョンレンズ300のレンズマウント308に装着する。これにより、撮影レンズ200の接続部202とコンバージョンレンズ300の接続部309とが接続される。その後、コンバージョンレンズ300をカメラボディ100のカメラ側レンズマウント108に装着すると、コンバージョンレンズ300の接続部302とカメラボディ100の接続部109とが接続される。
また、コンバージョンレンズ300をカメラボディ100のカメラ側レンズマウント108に装着すると、カメラ側レンズマウント108に設けられた不図示のメカニカルスイッチがレンズマウント301に設けられた不図示の押圧部により押圧され、カメラボディ100がコンバージョンレンズ300の装着を検出する。カメラボディ100は、撮影レンズ200との通信を試みることで、コンバージョンレンズ300に撮影レンズ200が装着されているか否かを判定する。
図2に示すように、コンバージョンレンズ300にはボディ側通信部320と、レンズ側通信部330と、伝送路340とが設けられている。ボディ側通信部320は、カメラボディ100の通信部125と通信を行う。レンズ側通信部330は、撮影レンズ200の通信部240と通信を行う。伝送路340は、カメラボディ100の通信部125と撮影レンズ200の通信部240とを接続する伝送路であり、一方の通信部が出力する信号を他方へ転送する。
図2に示すように、カメラボディ100の制御回路101は、AFE(Analog Front End)回路131と、A/D変換回路132と、ドライバ133と、タイミングジェネレータ(TG)134と、画像処理回路(ASIC)135と、画像圧縮回路136と、メインCPU137と、バッファメモリ138と、表示画像作成回路139とを備えている。
タイミングジェネレータ(TG)134は、メインCPU137から送出される指示に応じてタイミング信号を発生し、ドライバ133、AFE回路131およびA/D変換回路132のそれぞれにタイミング信号を供給する。ドライバ133は、タイミング信号を用いて撮像素子2が撮像するために必要な駆動信号を生成し、生成した駆動信号を撮像素子2へ供給する。AFE回路131は、撮像素子2から出力される光電変換信号に対するアナログ処理(ゲインコントロールなど)を行う。A/D変換回路132は、アナログ処理後の撮像信号をデジタル信号に変換する。
メインCPU137は、各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。画像処理回路135は、たとえばASICとして構成され、A/D変換回路132から入力されるデジタル画像信号に対する画像処理を行う。画像処理には、たとえば、撮像素子2上の所定領域ごとに対応させて被写体輝度やコントラストなどを検出するためのグルーピング処理、撮像素子2からの画像信号に対する輪郭強調や色温度調整(ホワイトバランス調整)処理、レンズデータの情報に基づいた後述する画像補正処理、画像信号に対するフォーマット変換処理等が含まれる。
画像圧縮回路136は、画像処理回路135による処理後の画像信号に対して、JPEG方式で所定の圧縮比率で画像圧縮処理を行う。表示画像作成回路139は、撮像画像をモニタ123に表示させるための表示データを作成する。
記録媒体装着部100aに装着された記録媒体11には、メインCPU137からの指示によって撮影画像のデータおよびその情報を含む画像ファイルが記録される。記録媒体11に記録された画像ファイルは、メインCPU137からの指示によって読み出しが可能である。バッファメモリ138は、画像処理前後および画像処理途中のデータを一時的に格納する他、記録媒体11へ記録する前の画像ファイルを格納したり、記録媒体11から読み出した画像ファイルを格納したりするために使用される。
また、カメラボディ100の制御回路101は、メモリ141を備えている。メモリ141は、制御プログラムやあらかじめ設定された各種設定値等を格納するROMおよび作業エリアのRAMを含むメモリである。メインCPU137は、メモリ141にアクセスして制御プログラムを実行し、各種の制御を行う。
撮影レンズ200の制御回路205は、メインCPU231と、メモリ232とを備えている。メインCPU231は、各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。メモリ232は、制御プログラムやレンズデータ等を格納するROMおよび作業エリアのRAMを含むメモリである。
コンバージョンレンズ300の制御回路305は、メインCPU311と、メモリ312とを備えている。メインCPU311は、各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。メモリ312は、制御プログラムや補正データ等を格納するROMおよび作業エリアのRAMを含むメモリである。
次に、レンズデータについて説明する。以下では、まずカメラボディ100に撮影レンズ200を直接装着する状況、すなわちコンバージョンレンズ300を用いない状況を仮定し、レンズデータの役割について説明する。次に、コンバージョンレンズ300が装着された場合にレンズデータがどのように扱われるかを説明する。
撮影レンズ200はいわゆるズームレンズであり、ズーム操作によりその焦点距離が変化する。また、撮影レンズ200は焦点調節操作によりフォーカス位置(ここでは、焦点調節された被写体の位置、すなわち距離をフォーカス位置という)が変化する。撮影レンズ200は、その開放F値も焦点距離の変化やフォーカス位置の変化に応じて変動する。本実施形態では、これら焦点距離、フォーカス位置、開放F値、および焦点距離、それらに関する変換テーブルデータ(後に詳述する)を、レンズ毎に固有のデータである「レンズデータ」と称する。そのレンズデータの中でも、焦点距離そのものの数値データと、フォーカス位置そのものの数値データは、本実施形態では「撮影レンズの動作状態を表すデータ」と称する。そして撮影レンズの開放F値そのものの数値データは、その動作状態を表すデータに応じて変動するデータであって、個々の撮影レンズ200に固有の光学特性を表す数値データであり、本実施形態では光学系データと呼ぶ。
なお撮影レンズ200のレンズデータのうちの光学系データとしては、上記以外にもたとえば、倍率色収差パラメータや、軸上色収差パラメータ、コマ収差パラメータ、歪曲収差パラメータ、周辺減光パラメータ、γ値パラメータ、ホワイトバランスパラメータ、輪郭補正パラメータ、ケラレに関するパラメータ、絞り値によるピントズレ量に関するパラメータ、などがある。これらのうち例えば収差データなどは、撮影レンズ200に含まれる可動レンズ(ズームレンズやフォーカシングレンズ)の動作状態(光軸方向における位置)によって変動するものである。このような収差データは、撮影レンズの像高位置毎に、後述する図3(c)や図4(c)と同様な変換テーブルデータの形式で、又は像高位置毎の収差を表す近似式の係数の形式で、可動レンズの位置(動作状態)に応じたデータとして、撮影レンズ200内のメモリ232に記憶されている。なお、レンズデータに、上述した3種類とは異なるデータを含ませてもよい。たとえば、カメラボディ側からのレンズ駆動指令1パルスあたりの像面移動量に関するデータや、レンズ駆動系のガタ(メカガタ)に関するデータ(駆動量差分情報)等のような、撮影レンズ200の焦点調節に関する情報を含ませてもよい。以上で述べたレンズデータはすべてROM232に格納され、変更が行われることはない。以上のように、レンズデータ(光学系データ)は、上述の如き多様な種類の、且つ大量のデータを含むものである。
なお、本実施形態では簡単のために、以降の説明に用いるレンズデータしては、最初に述べた焦点距離、フォーカス位置、開放F値のみに関する説明を行うが、上述した他の光学系データについても同様の処理が行われるものとする。
カメラボディ100は、上述のレンズデータ(動作状態を示すデータ、および光学系データ)を用いて画像処理や撮影レンズ200の制御処理を行う。このため撮影動作中は、カメラボディ100は、撮影レンズ200のレンズデータをリアルタイムで取得する必要がある。本実施形態における撮影レンズ200は、カメラボディ100へレンズデータの各種数値そのもの(たとえば光学系データであれば開放F値そのもの)を示す数値データを送信する代わりに、予め(撮影動作を行う前に)、撮影レンズ200からカメラボディ100へ送信しておいた変換テーブルデータ(レンズデータのうちの、撮影レンズの動作状態を示すデータ、および光学系データの1つであって、撮影レンズ200内のメモリ232に記憶されているもの)を用いてレンズデータの数値そのものに変換されるべきデータである、「状態データ」(詳細は後述)と称するデータを送信する。すなわち撮影レンズ200は、レンズデータにおける数値データをメモリ232内の変換テーブルデータを使って状態データに変換した後に、その状態データをカメラボディ100へ送信する。ここで、状態データとは、そのデータ量が光学系データ(即ち各状態量そのものの数値データ)よりも小さいデータである。カメラボディ100は、撮影動作中に受信した状態データを、上述の予め受信しておいた撮影レンズ200の変換テーブルデータを用いて変換することにより、撮影レンズ200の各種レンズデータの数値情報を得ることができる。
以下では、レンズデータの内容と、レンズデータ(数値情報そのもの)の取得方法について説明する。
図3は、撮影レンズ200が備えるレンズデータの例を示す図である。レンズデータは、図3(a)に示す焦点距離テーブル12Aと、図3(b)に示すフォーカス位置テーブル12Bと、図3(c)に示す開放F値テーブル12Cとを含む。
フォーカス位置テーブル12Aには、撮影レンズ200が有する撮影光学系のフォーカス位置の設定値一覧が格納されており、設定値の各々には、1から始まるインデックス値(図3(a)に示されるIndex:1,2,3、・・・10)が割り当てられている。本実施形態におけるフォーカス位置テーブル12Aには、10通りの設定値が格納されている。
焦点距離テーブル12Bには、撮影レンズ200が有する撮影光学系の焦点距離の設定値一覧が格納されており、設定値の各々には、1から始まるインデックス値(図3(b)に示されるIndex:1,2,3、・・・10)が割り当てられている。本実施形態における焦点距離テーブル12Bには、10通りの設定値が格納されている。
なお、フォーカス位置テーブル12Aおよび焦点距離テーブル12Bに格納される設定値は、10通りより多くても少なくてもよい。また、これら2つのテーブルにそれぞれ格納されている設定値の数は、互いに異なっていてもよい。
開放F値テーブル12Cは、撮影レンズ200が有する撮影光学系のフォーカス位置と焦点距離との組み合わせに対応する開放F値が格納されているテーブルである。例えば、フォーカス位置が無限遠(インデックス値1)、焦点距離が200mm(インデックス値10)に設定されている場合、図3(c)より、開放F値は5.6となる。本実施形態では、焦点距離の設定値が10通り存在し、フォーカス位置の設定値が10通り存在するので、開放F値テーブル12Cには10×10=100通りの設定値が格納されている。
これら3つのテーブル12A〜12Cを具備することによって、焦点距離とフォーカス位置という2種類の情報さえ入手できれば、図3(c)のテーブル12cを使って開放F値という第3の情報(3種目の情報)も入手することができる。
以下、これら3つのテーブルを用いて撮影レンズ200の光学系データを取得する方法を説明する。なお、カメラボディ100のメモリ141には、撮影レンズ200から取得したレンズデータ、すなわちフォーカス位置テーブル12Aと、焦点距離テーブル12Bと、開放F値テーブル12Cとが既に格納されているものとする。
撮影レンズ200は、メモリ232に格納されているフォーカス位置テーブル12Aを参照して、撮影レンズ200が有する撮影光学系の現在のフォーカス位置に対応するインデックス値を取得する。同様に撮影レンズ200は、メモリ232に格納されている焦点距離テーブル12Bを参照して、撮影レンズ200が有する撮影光学系の現在の焦点距離に対応するインデックス値を取得する。その後撮影レンズ200は、これら2つのインデックス値をカメラボディ100へ送信する。
カメラボディ100は、上述した2つのインデックス値を受信し、メモリ141に格納されているフォーカス位置テーブル12Aおよび焦点距離テーブル12Bを参照することにより、撮影レンズ200が有する撮影光学系のフォーカス位置および焦点距離を取得する。同様に、メモリ141に格納されている開放F値テーブル12Cを参照することにより、撮影レンズ200が有する撮影光学系の開放F値を取得する。上記の2つのインデックス値を、撮影レンズ200の状態データと呼ぶ。
次に、コンバージョンレンズ300が取り付けられた場合について説明する。カメラボディ100に撮影レンズ200が直接装着されていた場合には、レンズデータをそのまま用いれば、撮影光学系の光学系データ(上述の開放F値の数値データ)を取得することができた。しかし、コンバージョンレンズ300が取り付けられた場合には、カメラボディ100が考慮すべき撮影レンズ200の光学特性の情報は、コンバージョンレンズ300の影響を受ける。従って、レンズデータをそのまま利用しても、正しい光学系データを得ることはできない。
コンバージョンレンズ300が有するメモリ312には、補正データが記録されている。補正データは、コンバージョンレンズ300の特性を表すデータであり、個々のコンバージョンレンズごとに設定された固定データである。レンズデータに対して、補正データに基づく所定の演算を行うことで、補正済みレンズデータを作成することができる。カメラボディ100は、レンズデータの代わりにこの補正済みレンズデータを用いることにより、コンバージョンレンズ300が装着された場合の正しい光学系データを取得することができる。
図4は、コンバージョンレンズ300が備える補正データに基づいて作成された補正済みレンズデータの例を示す図である。図4には一例として、コンバージョンレンズ300がテレコンバージョンレンズであり、撮影レンズ200が有する撮影光学系の焦点距離を2倍に伸ばす効果がある場合の補正済みレンズデータが示されている。この場合、補正済みレンズデータに含まれる焦点距離テーブル22Bは、レンズデータの焦点距離テーブル12Bに格納されている設定値をすべて2倍にした値となる。また、補正済みレンズデータに含まれる開放F値テーブル22Cは、レンズデータの開放F値テーブル12Cに格納されている値をすべて2倍した値となっている。このように、コンバージョンレンズ300の補正データにより、コンバージョンレンズ300が有する光学系の影響を含む補正済みレンズデータが作成される。
次に、カメラボディ100,撮影レンズ200,およびコンバージョンレンズ300の間で行われる通信の概略を説明する。始めに、カメラボディ100へ直接撮影レンズ200を装着した場合について説明し、次にコンバージョンレンズ300を介して撮影レンズ200を装着した場合について説明する。
前述の通り、カメラボディ100が光学系データを取得するためには、あらかじめ撮影レンズ200やコンバージョンレンズ300から、レンズデータや補正済みレンズデータを取得しておく必要がある。そこで、カメラボディ100は、電源オフ状態で撮影レンズ200が取り付けられ、その後電源オン状態に遷移したとき、あるいは、電源オン状態で撮影レンズ200が取り付けられたときに、撮影レンズ200からレンズデータを受信する。
図5は、カメラボディ100と撮影レンズ200との間で行われる通信の概略を示す図である。撮影レンズ200の装着前の状態を図5(a)に示す。撮影レンズ200の接続部202は3つの端子202a,202b,202cを有し、それぞれの端子は通信部240に接続されている。同様に、カメラボディ100の接続部109は3つの端子109a,109b,109cを有し、それぞれの端子は通信部125に接続されている。また、撮影レンズ200はレンズデータ12を記憶している。
撮影レンズ200をカメラボディ100へ装着すると、撮影レンズ200の端子202a,202b,202cがそれぞれカメラボディ100の端子109a,109b,109cと接続される。端子109aからは撮影レンズ200への駆動電力の供給が行われる。端子109bは端子202bから送信されるレンズデータの受信に用いられる。端子109cは端子202cと双方向の通信を行うことができ、レンズデータの送受信以外の種々の通信に用いられる。
カメラボディ100を電源オン状態にし、撮影レンズ200を装着したときの様子を図5(b)に示す。このとき、カメラボディ100の端子109cから、レンズデータの要求信号が出力される。撮影レンズ200はこの信号の受信に応じて、端子202bよりレンズデータを出力する。カメラボディ100は、端子109bへ送信されたレンズデータを受信し、メモリ141に記憶する。
その後、図5(c)に示すように、撮影レンズ200は一定周期毎に状態データ52を作成して、端子202cより状態データ52を送信する。カメラボディ100は、端子109cより状態データ52(フォーカス位置に応じたインデックス値と、焦点距離に応じたインデックス値)を受信すると、メモリ141に記憶しておいたレンズデータ12を用いて、その受信した状態データ52に対応する光学系データ53(開放F値の数値データ)を作成する(2つのインデックス値に基づいて開放F値に変換する)。カメラボディ100はこの光学系データ53に基づいて、種々の画像処理や撮影レンズ200の制御を行う。
次に、コンバージョンレンズ300を介して撮影レンズ200を装着した場合の通信を説明する。コンバージョンレンズ300が用いられても、カメラボディ100および撮影レンズ200が行う処理は変化しない。すなわち、カメラボディ100および撮影レンズ200は、コンバージョンレンズ300が装着されているか否かを考慮して通信やその他の制御を行う必要はない。
図6は、カメラボディ100、撮影レンズ200、およびコンバージョンレンズ300の間で行われる通信の概略を示す図である。撮影レンズ200およびコンバージョンレンズ300の装着前の状態を図6(a)に示す。コンバージョンレンズ300には、2つの接続部302,309が設けられている。コンバージョンレンズ300の接続部302は3つの端子302a,302b,302cを有する。端子302a,302bは通信部330に接続されている。同様に、接続部309は3つの端子309a,309b,309cを有する。端子309a,309bは通信部320に接続されている。また、撮影レンズ200はレンズデータ12を記憶しており、コンバージョンレンズ300は補正データ61を記憶している。
コンバージョンレンズ300をカメラボディ100へ装着すると、コンバージョンレンズ300の端子302a,302b,302cがそれぞれカメラボディ100の端子109a,109b,109cと接続される。端子109aからはコンバージョンレンズ300への駆動電力の供給が行われる。端子109bは端子302bから送信される補正済みレンズデータの受信に用いられる。端子109cは端子309cを通じて撮影レンズ200と双方向の通信を行うことができ、レンズデータの送受信以外の種々の通信に用いられる。
また、コンバージョンレンズ300に撮影レンズ200が装着されると、コンバージョンレンズ300の端子309a,309b,309cがそれぞれ撮影レンズ200の端子202a,202b,202cと接続される。端子309aからは撮影レンズ200への駆動電力の供給が行われる。端子309bは端子202bから送信されるレンズデータの受信に用いられる。端子309cはコンバージョンレンズ300の内部で端子302cに接続されているので、撮影レンズ200は端子202cを通じてカメラボディ100と双方向の通信を行うことができる。
ここで、コンバージョンレンズ300が有する端子302cと端子309cとは直接接続されており、コンバージョンレンズ300は、これらの端子の入出力には一切関知しない。すなわち、端子302cは、カメラボディ100が端子109cから出力したデータを手を加えずに撮影レンズ200の端子202cへ転送する端子であり、また端子309cは、撮影レンズ200が端子202cから出力したデータを手を加えずにカメラボディ100の端子109cへ転送する端子である。
カメラボディ100を電源オン状態にし、カメラボディ100へコンバージョンレンズ300を介して撮影レンズ200を装着したときの様子を図6(b)に示す。このとき、カメラボディ100の端子109cから、レンズデータの要求信号が出力される。この信号はコンバージョンレンズ300を通過して撮影レンズ200へ到達する。撮影レンズ200はこの信号の受信に応じて、端子202bよりレンズデータ12を出力する。このレンズデータは、図5に示した場合とは異なり、コンバージョンレンズ300が端子309bより受信する。
レンズデータ12を受信したコンバージョンレンズ300は、受信したレンズデータ12に補正データ61を用いて所定の演算を行い、補正済みレンズデータ22を作成する。そして、補正済みレンズデータ22を端子302bより出力する。カメラボディ100は補正済みレンズデータ22を端子109bより受信し、メモリ141に記憶する。
その後、図6(c)に示すように、撮影レンズ200は一定周期毎に状態データ52を作成して、端子202cより状態データ52を送信する。状態データ52はコンバージョンレンズ300を通過してカメラボディ100へ到達する。カメラボディ100は、端子109cより状態データ52(フォーカス位置に応じたインデックス値と、焦点距離に応じたインデックス値)を受信すると、メモリ141に記憶しておいた補正済みレンズデータ22を用いて、受信した状態データ52に対応する光学系データ63(開放F値の数値データ)を作成する(2つのインデックス値に基づいて開放F値に変換する)。カメラボディ100はこの光学系データ63に基づいて、種々の画像処理や撮影レンズ200の制御を行う。
以上のように、カメラボディ100および撮影レンズ200は、コンバージョンレンズ300の有無によらず同様の処理を実行する。また、カメラボディ100は、端子109bより受信したデータがレンズデータ12であるのか補正済みレンズデータ22であるのかを意識しない。
次に、カメラボディ100にコンバージョンレンズ300を介して撮影レンズ200を装着している場合における、レンズデータ12、補正済みレンズデータ22、状態データ52の転送処理について、図7を用いてより詳細に説明する。
図7は、カメラボディ100による補正済みレンズデータ22および状態データの受信処理、撮影レンズ200によるレンズデータ12および状態データの送信処理、ならびにコンバージョンレンズ300によるレンズデータの受信処理、補正済みレンズデータの作成、送信処理を示すフローチャートである。図7において、カメラボディ100、コンバージョンレンズ300、撮影レンズ200、それぞれの動作フロー間において示されて示されている点線矢印は、各装置間における信号の通信関係を示すものである。
なお本フローでは、カメラボディ100に、コンバージョンレンズ300を介して撮影レンズ200が既に装着されているものとする。
図7のフローチャートでは、カメラボディ100の電源スイッチがON操作されてカメラボディ100内部での給電が開始されると、カメラボディ100のメインCPU137が図7に示す動作フローを開始する。それと共に、カメラボディ100内のバッテリー129から、電源用端子109aを介してそれぞれ給電されたコンバージョンレンズ300のメインCPU311、および撮影レンズ200のメインCPU231も、図7に示すそれぞれの動作フローを開始する。
始めに、カメラボディ100のメインCPU137の行う処理について説明する。
まずステップS100で、カメラボディ100の通信部125から、レンズデータリクエストが、端子109c、端子302c、通信ライン340、端子309c、端子202cを介して(コンバージョンレンズ300をスルーして)、撮影レンズ200の通信部240へ送信される。
ステップS110では、通信部125が、コンバージョンレンズ300のボディ側通信部330から、端子302b、端子109bを介して、補正済みレンズデータ22を受信したか否かを判別し、受信していればステップS120へ進み、受信していなければステップS100へ戻る。
ステップS120では、受信した補正済みレンズデータ22を、カメラボディ内のフラッシュメモリ141に格納する。
ステップS130では、通信部125が、撮影レンズ200の通信部240から、端子202c、端子309c、通信ライン340、端子302c、端子109cを介して(コンバージョンレンズ300をスルーして)、状態データ52を受信したか否かを判別し、受信していればステップS140へ進み、受信していなければステップS130へ戻って、撮影レンズ200からの状態データ52の送信を待つ。
ステップS140では、補正済みレンズデータ22と受信した状態データ52とに基づいて、光学系データ63を作成する。なおカメラボディ100では、この光学系データ63に基づいて種々の画像処理や撮影レンズ200の制御を行う。
ステップS150では、カメラボディ100が電源オフ状態になったか否かを判定する。電源オフ状態でなければ上記ステップS130に戻って上記処理を繰り返し、電源オフ状態となった場合には本フローの処理を終了する。
次に、撮影レンズ200のメインCPU231の行う処理について説明する。
まずステップS200では、通信部240が、カメラボディ100の通信部125から、上述した端子を介して送信されるレンズデータリクエストを受信したか否かを判別する。受信していればステップS210へ進み、受信していなければ受信するまで待機する。
ステップS210では、通信部240が、端子202b、309bを介して、コンバージョンレンズ300のレンズ側通信部320に、レンズデータ12を送信する。
ステップS220では、撮影レンズ内で一定周期毎に(所定時間毎に)作成された状態データ52を、通信部240から、端子202c、端子309c、通信ライン340、端子302c、端子109cを介して(コンバージョンレンズ300をスルーして)、カメラボディ100の通信部125へ送信する。
ステップS230では、カメラボディ100からの給電(端子109a〜302a〜309a〜202aを介した給電)が停止された給電オフ状態になったか否かを判定する。給電オフ状態でなければ上記ステップS220に戻って上記処理を繰り返し、給電オフ状態である場合には本フローの処理を終了する。
次に、コンバージョンレンズ300のメインCPU311の行う処理について説明する。
まずステップS300では、レンズ側通信部320が、撮影レンズ200の通信部240から、端子202b、端子309bを介して、レンズデータ12を受信したか否かを判別する。受信していればステップS310へ進み、受信していなければ受信するまで待機する。
ステップS310では、受信したレンズデータ12を、補正データ61で補正処理して補正済みデータ22を生成する。そして、その生成した補正済みデータ22を、ボディ側通信部330から、端子302b、端子109bを介して、カメラボディ100の通信部125に送信する。
ステップS320では、カメラボディ100からの給電(端子109a〜302aを介した給電)が停止された給電オフ状態になったか否かを判定する。給電オフ状態でなければ給電オフされるまで待機し、給電オフ状態であれば本フローの処理を終了する。
なお、コンバージョンレンズ300が装着されず、撮影レンズ200が直接カメラボディ100へ装着された場合には、コンバージョンレンズで行われる処理(S300〜S320)は実施されない。それと共に、ステップS110、S120では、カメラボディ100の通信部125は、撮影レンズ200の通信部240から、レンズデータ12の受信の有無を判別すると共に、そのレンズデータ12をメモリ141に記憶することになる。また、ステップS210では、撮影レンズ200の通信部240は、コンバージョンレンズを介さずにカメラボディ100の通信部125へレンズデータ12を送信することになる。
上述した第1の実施の形態によるカメラシステムによれば、次の作用効果が得られる。
(1)コンバージョンレンズ300は、撮影レンズ200が出力するレンズデータ12をレンズ側通信部320により受信した後、メインCPU311により作成された補正済みレンズデータ22をボディ側通信部330によりカメラボディ100へ送信する。その後、撮影レンズ200が出力する状態データ52は、コンバージョンレンズ300のメインCPU311を介さずに(なんらの処理が加えられることなく)カメラボディ100へ転送される。これにより、補正済みレンズデータ22の送受信が完了した後、コンバージョンレンズ300は何ら処理を行う必要がない。
(2)撮影レンズ200がコンバージョンレンズ300を介してカメラボディ100に取り付けられた後、カメラボディ100が初めて電源オン状態になったとき、撮影レンズ200によるレンズデータ12の出力およびカメラボディ100への補正済みレンズデータ22の出力が行われる。これにより、カメラボディ100を用いて撮影を行う際、撮影レンズ200とカメラボディ100との間で行われる通信は、データ量の小さな状態データ52の送受信のみとなり、高速な通信路を用意する必要がない。
(3)コンバージョンレンズ300は、レンズ側通信部320により受信したレンズデータ12と同様の形式を有する補正済みレンズデータ22をカメラボディ100へ送信する。これにより、カメラボディ100および撮影レンズ200は、コンバージョンレンズ300の存在に応じて処理を切り替えるといった複雑な制御を行う必要がない。
(4)レンズデータ12に含まれるフォーカス位置テーブル12Aおよび焦点距離テーブル12Bには、各々の設定値に応じたインデックス値が格納されている。これにより、撮影レンズ毎に大きく異なるフォーカス位置および焦点距離の数値を、単純な整数値だけで表現することができる。
上述した第1の実施の形態では、カメラボディ、撮影レンズ、およびコンバージョンレンズの各接続部が3つの端子を含んでいた。以下に詳述する第2の実施の形態では、より少ない端子数で同様の通信を行う。
――第2の実施の形態――
図8は、カメラボディ400、撮影レンズ500、およびコンバージョンレンズ600の間で行われる通信の概略を示す図である。撮影レンズ500およびコンバージョンレンズ600の装着前の状態を図8(a)に示す。
コンバージョンレンズ600には、2つの端子602a,602bを有するカメラボディ側の接続部と、2つの端子609a,609bを有する撮影レンズ側の接続部が設けられている。端子602aは通信部630に接続されており、端子602bはスイッチ632を介して通信部630に接続されている。また、端子609aは通信部620に接続されており、端子609bはスイッチ631を介して通信部620に接続されている。スイッチ631,632はコンバージョンレンズ600のメインCPUにより制御されている。
コンバージョンレンズ600をカメラボディ400へ装着すると、コンバージョンレンズ600の端子602a,602bがそれぞれカメラボディ400の端子409a,409bと接続される。端子409aからはコンバージョンレンズ600への駆動電力の供給が行われる。また、コンバージョンレンズ600に撮影レンズ500が装着されると、コンバージョンレンズ600の端子609a,609bがそれぞれ撮影レンズ500の端子502a,502bと接続される。端子609aからは撮影レンズ500への駆動電力の供給が行われる。
コンバージョンレンズ600が有するスイッチ631,632は、カメラボディ400および撮影レンズ500への装着前には、図8(a)に示すように端子602b,609bと通信部630,620とを接続している。カメラボディ400を電源オンにし、カメラボディ400へコンバージョンレンズ600を介して撮影レンズ500を装着したときの様子を図8(b)に示す。このとき、カメラボディ400の端子409bから、レンズデータの要求信号が出力される。この信号はスイッチ632を通じて、コンバージョンレンズ600の通信部630へ入力される。コンバージョンレンズ600はこの信号の受信に応じて、端子609bよりレンズデータの要求信号を出力する。すなわち、コンバージョンレンズ600は、カメラボディ400より送信されたレンズデータの要求信号を、撮影レンズ500へ転送する。
コンバージョンレンズ600が転送したレンズデータの要求信号は、スイッチ631を通じて撮影レンズ500の端子502bへ入力される。撮影レンズ500は、この信号の受信に応じて端子502bよりレンズデータ12を送信する。レンズデータ12は、スイッチ631を通じてコンバージョンレンズ600の通信部620に入力される。レンズデータ12を受信したコンバージョンレンズ600は、補正データ61を用いて、受信したレンズデータ12に所定の演算を行った補正済みレンズデータ22を作成する。そして、補正済みレンズデータ22を、スイッチ632を通じて端子602bより出力する。カメラボディ400は補正済みレンズデータ22を端子409bより受信し、メモリに記憶する。
補正済みレンズデータ22の送信後、コンバージョンレンズ600のメインCPUは、スイッチ631および632の接続を切り替える。その結果、図8(c)に示すように、端子602bと端子609bとが伝送路640を通じて直結される。すなわち、端子602bは、カメラボディ400が端子409bから出力したデータを手を加えずに撮影レンズ500の端子502bへ転送する端子となり、また端子609bは、撮影レンズ500が端子502bから出力したデータを手を加えずにカメラボディ400の端子409bへ転送する端子となる。
その後、図8(c)に示すように、撮影レンズ500は一定周期毎に状態データ52を作成して、端子502bより状態データ52を送信する。状態データ52はコンバージョンレンズ600を通過してカメラボディ400へ到達する。カメラボディ400は、端子409bより状態データ52を受信すると、メモリに記憶しておいた補正済みレンズデータ22を用いて、受信した状態データ52に対応する光学系データ63を作成する。カメラボディ400はこの光学系データ63に基づいて、種々の画像処理や撮影レンズ500の制御を行う。
なお、コンバージョンレンズ600が装着されず、カメラボディ400と撮影レンズ500とが直接装着される場合であっても、カメラボディ400および撮影レンズ500は同様の処理を実行する。ただしこの場合、カメラボディ400は補正済みレンズデータ22ではなくレンズデータ12を受信して用いる。
上述した第2の実施の形態によるカメラシステムによれば、第1の実施の形態によるカメラシステムで得られる作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
(1)撮影レンズ500およびコンバージョンレンズ600は、レンズデータの送受信に用いる通信路と状態データの送受信に用いる通信路とを共有する。また、カメラボディ400およびコンバージョンレンズ600は、補正済みレンズデータの送受信に用いる通信路と状態データの送受信に用いる通信路とを共有する。これにより、第1の実施形態よりも少ない端子数で、第1の実施形態と同等の処理を実行することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(1)撮影レンズがコンバージョンレンズを介してカメラボディへ取り付けられたとき、カメラボディが電源オフ状態であっても、撮影レンズによるレンズデータの送信が行われるようにしてもよい。具体的には、撮影レンズおよびコンバージョンレンズの装着に応じてカメラボディが一時的に電源オン状態となり、補正済みレンズデータの受信を行う。その後、カメラボディは再び電源オフ状態となる。このとき、カメラボディが受信した補正済みレンズデータは、不揮発性の記憶領域に記憶される。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
100,400 カメラボディ
200,500 撮影レンズ
300,600 コンバージョンレンズ

Claims (10)

  1. 撮影レンズと撮像装置との間に着脱可能に取り付けることができるコンバージョンレンズであって、
    前記撮影レンズが出力する前記撮影レンズの光学特性を表す固有のレンズデータを受信する受信手段と、
    前記コンバージョンレンズの光学特性に基づいて定められた補正データを記憶する記憶手段と、
    前記受信手段が受信した前記レンズデータと前記記憶手段に記憶された前記補正データとに基づいて、前記撮影レンズと前記コンバージョンレンズとの合成光学系の光学特性を表す補正済みレンズデータを作成する補正手段と、
    前記補正済みレンズデータを前記撮像装置へ送信する送信手段と、
    前記撮影レンズが出力する前記撮影レンズの動作状態を表す状態データを、前記補正手段を介さずに前記撮像装置へ転送する転送手段と、
    を備えることを特徴とするコンバージョンレンズ。
  2. 請求項1に記載のコンバージョンレンズにおいて、
    前記受信手段は、前記撮影レンズが前記コンバージョンレンズを介して前記撮像装置に取り付けられたことに基づいて前記レンズデータを受信することを特徴とするコンバージョンレンズ。
  3. 請求項1または2に記載のコンバージョンレンズにおいて、
    前記転送手段は、前記撮影レンズから前記コンバージョンレンズまでの通信路を前記受信手段と共有すると共に、前記コンバージョンレンズから前記撮像装置までの通信路を前記送信手段と共有することを特徴とするコンバージョンレンズ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンバージョンレンズにおいて、
    前記受信手段が受信した前記レンズデータは、前記撮影レンズの動作状態と前記撮影レンズの光学特性との関係を表すデータを含み、
    前記補正手段が作成した前記補正済みレンズデータは、前記関係と同様の形式において、前記撮影レンズの動作状態と前記合成光学系の光学特性との関係を表すデータを含むことを特徴とするコンバージョンレンズ。
  5. 自身の光学特性に基づいて定められた補正データを備えるコンバージョンレンズを介して、撮像装置に対し着脱可能な撮影レンズであって、
    光学特性を変化させるための可動レンズを含む撮影光学系と、
    前記撮影光学系の光学特性を表す、撮影レンズ毎に固有のレンズデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記レンズデータを、前記コンバージョンレンズ内に設けられた、前記レンズデータと前記補正データとに基づいて前記撮影レンズと前記コンバージョンレンズとの合成光学系の光学特性を表す補正済みレンズデータを作成する補正手段に向けて送信せしめる第1の送信手段と、
    前記可動レンズの位置と関連する状態データを、前記コンバージョンレンズの前記補正手段を介さずに前記撮像装置へ送信せしめる第2の送信手段と、
    を備えることを特徴とする撮影レンズ。
  6. 請求項5に記載の撮影レンズにおいて、
    前記第1の送信手段は、前記撮影レンズが前記撮像装置へ前記コンバージョンレンズを介して取り付けられたことに基づいて前記レンズデータを送信せしめることを特徴とする撮影レンズ。
  7. 請求項5または6に記載の撮影レンズにおいて、
    前記第1の送信手段は、前記撮影レンズから前記コンバージョンレンズまでの通信路を前記第2の送信手段と共有することを特徴とする撮影レンズ。
  8. 自身の光学特性に基づいて定められた補正データを備えるコンバージョンレンズを介して、自身の撮影光学系の光学特性を表す固有のレンズデータを備えた撮影レンズを着脱可能な撮像装置であって、
    前記コンバージョンレンズが前記レンズデータと前記補正データとに基づいて作成して出力する、前記撮影レンズと前記コンバージョンレンズとの合成光学系の光学特性を表す補正済みレンズデータを受信する第1の受信手段と、
    前記撮影レンズが出力する前記撮影レンズの動作状態を表す状態データを受信する第2の受信手段と、
    前記補正済みレンズデータと前記状態データとに基づいて、前記状態データが表す前記撮影レンズの動作状態における前記合成光学系の光学特性を取得する光学特性取得手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項8に記載の撮像装置において、
    前記第1の受信手段は、前記撮影レンズが前記撮像装置に前記コンバージョンレンズを介して取り付けられたことに基づいて前記レンズデータを送信することを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項8または9に記載の撮像装置において、
    前記第1の受信手段は、前記コンバージョンレンズから前記撮像装置までの通信路を前記第2の受信手段と共有することを特徴とする撮像装置。
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