JP2010224948A - ファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラム - Google Patents

ファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010224948A
JP2010224948A JP2009072510A JP2009072510A JP2010224948A JP 2010224948 A JP2010224948 A JP 2010224948A JP 2009072510 A JP2009072510 A JP 2009072510A JP 2009072510 A JP2009072510 A JP 2009072510A JP 2010224948 A JP2010224948 A JP 2010224948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
data
storage unit
data storage
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009072510A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5407467B2 (ja
Inventor
Masahiko Takagi
雅彦 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009072510A priority Critical patent/JP5407467B2/ja
Publication of JP2010224948A publication Critical patent/JP2010224948A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5407467B2 publication Critical patent/JP5407467B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】データ検索に係るコストを抑制する。
【解決手段】送信元での送信順に係る付加情報が付与された受信データを受信する受信部と、受信データを格納する第1および第2のデータ格納部を有する記憶部と、付加情報に基づいて受信データを第1および第2のデータ格納部のいずれに格納するかを制御する制御部と、を備え、第1のデータ格納部は、受信データを送信順にしたがってファイル単位にサイクリックに格納可能なように構成され、制御部は、受信データを第1のデータ格納部の該当するファイルに格納できないことを付加情報が示す場合に第2のデータ格納部に格納するように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラムに係り、特に、サイクリックにファイルを格納するファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラムに係る。
従来より、予め格納できるレコード数を設定し、先頭レコードから昇順にデータを格納し、最終レコードに格納後は先頭レコードに戻り、レコードの内容を最新データに書き換えていくことで最新データをある一定件数分を常時保管していくサイクリック・ファイルが知られている。
このようなサイクリック・ファイルにおける管理方法は、大容量のサイクリック・ファイルを作成しようとした場合、格納装置上にそれに見合った連続したスペースが必要である。そこで、格納装置内の物理的な空き状況に依存せず、所望の容量のサイクリック・ファイルが構築でき、検索スピードが速く拡張が容易なサイクリック・ファイルの管理方法が知られている(特許文献1参照)。
特開平7−219820号公報
以下の分析は本発明において与えられる。
従来のサイクリック・ファイルの管理方法によれば、送信された多量のデータを受信して保存する際、複数ファイルをサイクリックに使用することで資源を効率よく利用することができる。サイクリック方式を用いたデータ保持方法は、受信した順番にファイルへ格納していき、そのファイルの容量がなくなった時点で次ファイルを使用する。
ところで、データ間で順序性を有する場合、送信側で順序性を保った状態でデータを送信したとしても、ネットワークの状態などによっては順序性を保った状態でデータを受信するとは限らず、順序が入れ替わってデータを受信したりデータが欠落したりすることがある。このような場合、サイクリック方式を利用したファイルシステムにおいて、受信データを順番通りに格納しようとしても受信データの格納場所が点在してしまう可能性がある。したがって、ファイルシステムにおいて、所望のデータを検索する際に、点在する格納場所を検索しなければならず、検索に時間がかかる虞がある。すなわち、検索のための処理コストが増大してしまう。また、処理対象のデータを削除する際にも、点在している格納場所それぞれに対してデータ削除処理を行わなくてはならなかった。
したがって、本発明の目的は、順序が入れ替わったデータを保存する場合であっても、データ検索に係るコストを抑制するファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラムを提供することにある。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係るファイルシステムは、送信元での送信順に係る付加情報が付与された受信データを受信する受信部と、受信データを格納する第1および第2のデータ格納部を有する記憶部と、付加情報に基づいて受信データを第1および第2のデータ格納部のいずれに格納するかを制御する制御部と、を備え、第1のデータ格納部は、受信データを送信順にしたがってファイル単位にサイクリックに格納可能なように構成され、制御部は、受信データを第1のデータ格納部の該当するファイルに格納できないことを付加情報が示す場合に第2のデータ格納部に格納するように制御する。
本発明の他のアスペクト(側面)に係るファイルシステムのアクセス方法は、送信元での送信順に係る付加情報が付与された受信データを受信するステップと、付加情報に基づいて受信データを第1および第2のデータ格納部のいずれに格納するかを制御するステップと、を含み、第1のデータ格納部は、受信データを送信順にしたがってファイル単位にサイクリックに格納可能なように構成され、制御するステップにおいて、受信データを第1のデータ格納部の該当するファイルに格納できないことを付加情報が示す場合に第2のデータ格納部に格納するように制御する。
本発明のさらに他のアスペクト(側面)に係るプログラムは、送信元での送信順に係る付加情報が付与された受信データを受信する受信部と、受信データを格納する第1および第2のデータ格納部を有する記憶部と、を備えるファイルシステムを構成するコンピュータに、第1のデータ格納部に対して、受信データを送信順にしたがってファイル単位にサイクリックに格納する第1の処理と、受信データを第1のデータ格納部の該当するファイルに格納できないことを付加情報が示す場合に第2のデータ格納部に格納する第2の処理と、を実行させる。
本発明によれば、データ検索対象が2つの格納場所に限られるためデータ検索におけるコストが抑えられる。
本発明の第1の実施例に係るファイルシステムの構成を示すブロック図である。 ファイル管理テーブルの構造を示す図である。 ファイル使用フラグおよび初期化可能フラグの遷移を表す図である。 データ管理テーブルの構造を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るファイルシステムのデータ受信時の動作を表すフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係るファイルシステムのデータ格納処理を表すフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係るファイルシステムのデータ検索時の動作を表すフローチャートである。
本発明の実施形態に係るファイルシステムは、送信元での送信順に係る付加情報が付与された受信データを受信する受信部(図1の11)と、受信データを格納する第1および第2のデータ格納部(図1の31〜3nおよび30に相当)を有する記憶部(図1の14)と、付加情報に基づいて受信データを第1および第2のデータ格納部のいずれに格納するかを制御する制御部(図1の12)と、を備える。第1のデータ格納部は、受信データを送信順にしたがってファイル単位にサイクリックに格納可能なように構成され、制御部は、受信データを第1のデータ格納部の該当するファイルに格納できないことを付加情報が示す場合に第2のデータ格納部に格納するように制御する。
ファイルシステムにおいて、付加情報は、送信元での送信順を示す通番を含み、制御部は、それぞれのファイルを通番によって管理し、受信データに付与された通番に基づいて受信データを該当するファイルに格納可能か否かを判断するようにしてもよい。
ファイルシステムにおいて、ファイル毎に対応して開始通番と終了通番を記述したデータ管理テーブルをさらに備え、制御部は、データ管理テーブルを参照し、受信データの通番が格納対象とされるファイルの開始通番より小さい場合には受信データを第2のデータ格納部に格納するようにしてもよい。
ファイルシステムにおいて、付加情報は、一群の送信データに対応して付与されるIDを含み、データ管理テーブルは、ID、開始通番、終了通番、ファイルの識別番号を含んで構成され、制御部は、受信データのIDが格納対象とされるファイルのIDより小さい場合には受信データを第2のデータ格納部に格納するように制御するようにしてもよい。
ファイルシステムにおいて、ファイル毎にファイルの使用状況情報と初期化可能情報とを示すファイル管理テーブルをさらに備え、制御部は、ファイル管理テーブルを参照し、使用状況情報と初期化可能情報の内容を書き換えることでファイル毎の状態遷移を行い、状態遷移に基づいて第1のデータ格納部におけるファイルへのアクセス管理を行うようにしてもよい。
ファイルシステムにおいて、制御部は、記憶部に格納されている受信データの検索を付加情報に基づいて行う場合、第1のデータ格納部において検索対象の受信データの付加情報に対応する該当ファイルを検索し、該当ファイルに存在しない場合には第2のデータ格納部を検索するようにしてもよい。
ファイルシステムにおいて、制御部は、記憶部に格納されている受信データの削除を付加情報に基づいて行う場合、第1のデータ格納部において削除対象の受信データの付加情報に対応する該当ファイルを検索し、該当ファイルに存在しない場合には第2のデータ格納部を検索するようにしてもよい。
以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るファイルシステムの構成を示すブロック図である。図1において、ファイルシステムは、受信部11、制御部12、制御用ファイル格納部13、記憶部14を備える。
データ受信部11は、グループID、送信元での送信順を表す通番、この通番が終了通番であるかを示すフラグ、すなわち送信順に係る付加情報が付与された受信データをネットワーク10から受信し、制御部12に出力する。
制御部12は、制御用ファイル格納部13における格納先を表す情報を元に、受信データの付加情報(グループID、通番、フラグ)に基づいて受信データを記憶部14に格納する。なお、制御部12は、コンピュータを備え、このコンピュータにプログラムを実行させることで機能するように構成されても良い。
制御用ファイル格納部13は、ファイル管理テーブル21とデータ管理テーブル22を備える。
記憶部14は、サイクリックにスワップして書き込みがなされるデータ格納用のファイル31〜3n(それぞれファイル番号1〜n)と、ファイル31〜3nに書き込みができない場合に書き込まれるデータ退避用ファイル30とを備え、ファイル31〜3nあるいはデータ退避用ファイル30に受信データを格納する。ここで、ファイルとは、一連のデータ格納に係る格納単位を持ったものであって、必ずしも物理的に独立したものとは限らず、論理的なものであってもよい。また、制御用ファイル格納部13と記憶部14は、物理的に同一の記憶装置であっても、異なる記憶装置であってもよい。
次に、ファイル管理テーブル21について説明する。図2は、ファイル管理テーブルの構造を示す図である。ファイル管理テーブル21は、ファイルを識別するためのファイル番号に対応して、ファイル使用フラグ、初期化可能フラグを保持する。ファイル使用フラグおよび初期化可能フラグは、ファイルのアクセス状態に応じて以下のように内容が変化する。
ファイル使用フラグに関し、「使用済み」は、データが格納されている状態を表し、「使用中」は、データ格納中(現在のデータ格納対象ファイルに対応)の状態を表し、「使用可」は、データを格納できる状態、すなわち初期化されファイルが空の状態を表す。また、初期化可能フラグに関し、「可能」は、ファイル内のデータを空にしても可の状態を表し、「済」は、データが空の状態を表し、「不可」は、ファイル内のデータを空にすることが不可の状態(データ破棄は不可の状態)を表す。
図3は、ファイル使用フラグおよび初期化可能フラグの遷移を表す図である。ファイル使用フラグおよび初期化可能フラグは、制御部12によって書き換えられ、状態ST1、ST2、ST3、ST4、ST1の順に状態遷移する。
初めに状態ST1において、(使用済み、可能)の状態にあるものとする。
制御部12は、ファイル番号に対応するファイルに書き込まれているデータを全て破棄して空の状態とする初期化処理を行うと、状態ST1から状態ST2(使用可、済)に遷移させる。
ファイル番号に対応するファイルがデータ格納の対象となった場合、制御部12は、状態ST2から状態ST3(使用中、不可)に遷移させる。
データ格納の対象のファイルが次のファイルに移行した場合、制御部12は、状態ST3から状態ST4(使用済み、不可)に遷移させる。
ユーザなどの指示によって該当のファイルの内容が不要となった場合、制御部12は、状態ST4から状態ST1(使用済み、可能)に遷移させる。
なお、(使用可、可能)、(使用可、不可)、(使用中、可能)、(使用中、済)、(使用済み、済)の各状態は存在しない。
一方、データ管理テーブル22は、図4に示すようにデータ管理用レコード単位に、グループID、開始通番、終了通番、ファイル番号の各情報を保持する。
ここで、1つのファイルには、ファイル容量が許す限り受信データを格納するものとする。受信データは、グループIDで識別されるグループにグループ化されており、かつ、順序付けがされている。1つのグループの合計データサイズが1つのファイルの容量を超える場合があれば、1つのファイル内に複数グループの全データを格納することができる。データ管理テーブル22は、1つのグループのデータがどのファイルに格納されているかを表しているため、同一ファイル番号が複数ある場合も存在する。
ここで、例えば、受信データが日付でグループ化されており、そのグループ内で順序付けされている場合を想定する。図4では、例えば、1月1日グループ(グループID=1)のデータ(開始通番1、終了通番100)がファイル番号1のファイル31に格納され、まだファイル番号1のファイル31に対し受信データをさらに格納することができるため、1月2日グループ(グループID=2)のデータ(開始通番1)を順次格納していき、終了通番250でファイル番号1のファイル31の容量が一杯になってしまったことを表している。なお、図4に示す状態は、グループID=2、通番701のデータを受信してファイル番号=3のファイル33に格納し、次のレコードとしてファイル33にグループID=3のデータが格納可能である状態を示している。
次に、データを受信する場合の制御部12の動作について説明する。図5は、本発明の第1の実施例に係るファイルシステムのデータ受信時の動作を表すフローチャートである。
ステップS11において、制御部12は、受信した受信データにおけるグループID、通番、最終通番を表すフラグを確認する。
ステップS12において、制御部12は、ファイル管理テーブル21を参照して現在のデータ格納対象となるファイル番号を取得し、取得したファイル番号を有する最大のグループIDをデータ管理テーブル22を参照して取得する。
ステップS13において、制御部12は、受信データのグループIDと、データ管理テーブル22から取得したグループIDとを比較する。
比較の結果、IDが一致する場合(ステップS13のYes)、ステップS14において、制御部12は、受信データの通番がデータ管理テーブル22の終了通番と一致するか否かを判断する。
ステップS14において、一致しない場合(ステップS14のYes)、ステップS15に進む。
ステップS14において、一致する場合(ステップS14のNo)、ステップS16において、制御部12は、ファイル管理テーブル21内の該当レコードおよびデータ管理テーブル22内の該当レコードを書き換え、後述のデータ格納処理に進む。すなわち、受信データが最終通番である場合、ファイル管理テーブル21から現在のデータ格納ファイル情報を取得し、ファイル使用フラグを「使用済み」とし、初期化可能フラグを「不可」とする。また、データ管理テーブル22から現在のデータ格納となるファイル番号を取得し、受信データのグループIDに対応する終了通番の箇所に受信データの通番を記載する。さらに、データ管理テーブル22に対して新規にレコードを作成する。この場合に記載する情報は、グループID、開始通番、終了通番、ファイル番号として、それぞれ、「次グループID」、「1」、「−(未定)」、「現在のデータ格納ファイル番号」とする(図4の最下段に相当)。
ステップS15において、制御部12は、受信データの通番がデータ管理テーブル22の開始通番より小さいかを判断する。小さい場合(ステップS15のYes)、格納対象となるファイルは、使用済みであるので、ステップS19において、データ退避用ファイル30に受信データを格納し、一連の処理を終了する。また、受信データの通番が開始通番以上である場合(ステップS15のNo)、後述のデータ格納処理に進む。
一方、ステップS13において、IDが一致しない場合(ステップS13のNo)、ステップS18において、受信データのグループIDがデータ管理テーブル22から取得したグループIDより値が大きいか否かをチェックする。
値が小さい場合(ステップS18のNo)、格納対象となるファイルは、使用済みであるので、ステップS19において、データ退避用ファイル30に受信データを格納し、一連の処理を終了する。
値が大きい場合(ステップS18のYes)、ステップS20において、エラーであるとして受信データを書き込めなかった旨の情報を外部に出力して終了する。
次に、データ格納処理における制御部12の動作について説明する。図6は、データ格納処理を表すフローチャートである。
ステップS31において、制御部12は、受信データのデータサイズを確認する。
ステップS32において、制御部12は、書き込み対象となるファイル(31〜3nのいずれか)におけるレコードを取得し、該当の書き込み対象となるファイルにおける今までの受信データの総サイズを求める。
ステップS33において、制御部12は、「今までの受信データの総サイズ」+「今回の受信データのサイズ」≦「書き込み対象となるファイルの容量」を判定し、真ならば(ステップS33のYes)、受信データを該当の書き込み対象となるファイルに格納し、一連の処理を終了し、偽ならば、ステップS35に進む。
ステップS35において、制御部12は、次のデータ格納用のファイルに対し、受信データを書き込むことができるか否かを判定する。可能ならば(ステップS35のYes)、ステップS36において、制御部12は、ファイル管理テーブルを書き換え、次のデータ格納用のファイルに対し、受信データを書き込み(ステップS37)、一連の処理を終了する。
ステップS35において、可能でないならば(ステップS35のNo)、ステップS38において、エラーであるとして受信データを書き込めなかった旨の情報を外部に出力して終了する。
次に、データを検索する場合の制御部12の動作について説明する。図7は、本発明の第1の実施例に係るファイルシステムのデータ検索時の動作を表すフローチャートである。
ステップS41において、制御部12は、ユーザなど外部から指示された検索対象となるデータのグループIDと通番を確認する。
ステップS42において、制御部12は、データ管理テーブル22を参照し、確認したグループIDと通番を元に通番が開始通番から終了通番までの値となるようなファイル番号を検索する。
ファイル番号の検索の結果、該当するファイル(31〜3nのいずれか)に検索データが存在した場合(ステップS43のYes)、ステップS45において、制御部12は、検索結果としてデータ位置やデータ情報を外部に出力して終了する。
ファイル番号の検索の結果、該当するファイルが存在しない場合(ステップS43のNo)、データ退避用ファイル30を検索する。
データ退避用ファイル30に検索対象データが存在する場合(ステップS44のYes)、ステップS45において、制御部12は、検索結果としてデータ位置やデータ情報を外部に出力して終了する。
データ退避用ファイル30に検索対象データが存在しない場合(ステップS44のNo)、ステップS46において、制御部12は、検索対象データを格納していないか、あるいは検索対象データを受信していないと判断し、必要に応じてその旨を外部に出力して終了する。
また、特定のデータを削除する場合、上記の検索対象データを検索する場合と同様の動作を行い、削除対象データの存在するファイルを探し出し、そのデータを削除する。
以上のようなファイルシステムによれば、データ格納のファイルが多量に存在しても、検索対象となるファイルは、多くともファイル31〜3nのいずれかとデータ退避用ファイル30との2つのファイルとすることが可能である。したがって、検索および削除にかかる処理時間を短くすることができる。
なお、前述の特許文献等の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
10 ネットワーク
11 受信部
12 制御部
13 制御用ファイル格納部
14 記憶部
21 ファイル管理テーブル
22 データ管理テーブル
30 データ退避用ファイル
31〜3n ファイル

Claims (21)

  1. 送信元での送信順に係る付加情報が付与された受信データを受信する受信部と、
    前記受信データを格納する第1および第2のデータ格納部を有する記憶部と、
    前記付加情報に基づいて前記受信データを前記第1および第2のデータ格納部のいずれに格納するかを制御する制御部と、
    を備え、
    前記第1のデータ格納部は、前記受信データを送信順にしたがってファイル単位にサイクリックに格納可能なように構成され、前記制御部は、前記受信データを前記第1のデータ格納部の該当するファイルに格納できないことを前記付加情報が示す場合に前記第2のデータ格納部に格納するように制御することを特徴とするファイルシステム。
  2. 前記付加情報は、前記送信元での送信順を示す通番を含み、前記制御部は、それぞれの前記ファイルを前記通番によって管理し、前記受信データに付与された前記通番に基づいて前記受信データを該当するファイルに格納可能か否かを判断することを特徴とする請求項1記載のファイルシステム。
  3. 前記ファイル毎に対応して開始通番と終了通番を記述したデータ管理テーブルをさらに備え、
    前記制御部は、前記データ管理テーブルを参照し、前記受信データの通番が格納対象とされるファイルの前記開始通番より小さい場合には前記受信データを前記第2のデータ格納部に格納するように制御することを特徴とする請求項2記載のファイルシステム。
  4. 前記付加情報は、一群の前記送信データに対応して付与されるIDを含み、
    前記データ管理テーブルは、前記ID、前記開始通番、前記終了通番、前記ファイルの識別番号を含んで構成され、
    前記制御部は、前記受信データのIDが格納対象とされる前記ファイルのIDより小さい場合には前記受信データを前記第2のデータ格納部に格納するように制御することを特徴とする請求項3記載のファイルシステム。
  5. 前記ファイル毎にファイルの使用状況情報と初期化可能情報とを示すファイル管理テーブルをさらに備え、
    前記制御部は、前記ファイル管理テーブルを参照し、前記使用状況情報と初期化可能情報の内容を書き換えることで前記ファイル毎の状態遷移を行い、状態遷移に基づいて前記第1のデータ格納部における前記ファイルへのアクセス管理を行うことを特徴とする請求項1記載のファイルシステム。
  6. 前記制御部は、前記記憶部に格納されている受信データの検索を前記付加情報に基づいて行う場合、前記第1のデータ格納部において検索対象の受信データの前記付加情報に対応する該当ファイルを検索し、該当ファイルに存在しない場合には前記第2のデータ格納部を検索することを特徴とする請求項1記載のファイルシステム。
  7. 前記制御部は、前記記憶部に格納されている受信データの削除を前記付加情報に基づいて行う場合、前記第1のデータ格納部において削除対象の受信データの前記付加情報に対応する該当ファイルを検索し、該当ファイルに存在しない場合には前記第2のデータ格納部を検索することを特徴とする請求項1記載のファイルシステム。
  8. 送信元での送信順に係る付加情報が付与された受信データを受信するステップと、
    前記付加情報に基づいて前記受信データを第1および第2のデータ格納部のいずれに格納するかを制御するステップと、
    を含み、
    前記第1のデータ格納部は、前記受信データを送信順にしたがってファイル単位にサイクリックに格納可能なように構成され、前記制御するステップにおいて、前記受信データを前記第1のデータ格納部の該当するファイルに格納できないことを前記付加情報が示す場合に前記第2のデータ格納部に格納するように制御することを特徴とするファイルシステムのアクセス方法。
  9. 前記付加情報は、前記送信元での送信順を示す通番を含み、前記制御するステップにおいて、それぞれのファイルを前記通番によって管理し、前記受信データに付与された通番に基づいて前記受信データを該当するファイルに格納可能か否かを判断することを特徴とする請求項8記載のファイルシステムのアクセス方法。
  10. 前記ファイル毎に対応して開始通番と終了通番を記述したデータ管理テーブルで管理し、
    前記制御するステップにおいて、前記データ管理テーブルを参照し、前記受信データの通番が格納対象とされるファイルの前記開始通番より小さい場合には前記受信データを前記第2のデータ格納部に格納するように制御することを特徴とする請求項9記載のファイルシステムのアクセス方法。
  11. 前記付加情報は、一群の送信データに対して付与されるIDを含み、
    前記データ管理テーブルは、前記ID、前記開始通番、前記終了通番、前記ファイルの識別番号を含み、
    前記制御するステップにおいて、前記受信データのIDが格納対象とされる前記ファイルのIDより小さい場合には前記受信データを前記第2のデータ格納部に格納するように制御することを特徴とする請求項10記載のファイルシステムのアクセス方法。
  12. 前記ファイル毎にファイルの使用状況情報と初期化可能情報とを示すファイル管理テーブルで管理し、
    前記制御するステップにおいて、前記ファイル管理テーブルを参照し、前記使用状況情報と初期化可能情報の内容を書き換えることで前記ファイル毎の状態遷移を行い、状態遷移に基づいて前記第1のデータ格納部におけるファイルへのアクセス管理を行うことを特徴とする請求項8記載のファイルシステムのアクセス方法。
  13. 格納されている受信データの検索を前記付加情報に基づいて行う場合、前記第1のデータ格納部において検索対象の受信データの前記付加情報に対応する該当ファイルを検索するステップと、
    該当ファイルに存在しない場合には前記第2のデータ格納部を検索するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項8記載のファイルシステムのアクセス方法。
  14. 格納されている受信データの削除を前記付加情報に基づいて行う場合、前記第1のデータ格納部において削除対象の受信データの前記付加情報に対応する該当ファイルを検索するステップと、
    該当ファイルに存在しない場合には前記第2のデータ格納部を検索するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項8記載のファイルシステムのアクセス方法。
  15. 送信元での送信順に係る付加情報が付与された受信データを受信する受信部と、前記受信データを格納する第1および第2のデータ格納部を有する記憶部と、を備えるファイルシステムを構成するコンピュータに、
    前記第1のデータ格納部に対して、前記受信データを送信順にしたがってファイル単位にサイクリックに格納する第1の処理と、
    前記受信データを前記第1のデータ格納部の該当するファイルに格納できないことを前記付加情報が示す場合に第2のデータ格納部に格納する第2の処理と、
    を実行させるプログラム。
  16. 前記付加情報は、前記送信元での送信順を示す通番を含み、前記第2の処理において、それぞれのファイルを通番によって管理し、前記受信データに付与された通番に基づいて前記受信データを該当するファイルに格納可能か否かを判断することを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. 前記ファイル毎に対応して開始通番と終了通番を記述したデータ管理テーブルで管理する処理を含み、
    前記第2の処理において、前記データ管理テーブルを参照し、前記受信データの通番が格納対象とされるファイルの前記開始通番より小さい場合には前記受信データを前記第2のデータ格納部に格納することを特徴とする請求項16記載のプログラム。
  18. 前記付加情報は、一群の送信データに対して付与されるIDを含み、
    前記データ管理テーブルは、前記ID、前記開始通番、前記終了通番、前記ファイルの識別番号を含み、
    前記第2の処理において、前記受信データのIDが格納対象とされるファイルのIDより小さい場合には前記受信データを前記第2のデータ格納部に格納することを特徴とする請求項17記載のプログラム。
  19. 前記ファイル毎にファイルの使用状況情報と初期化可能情報とを示すファイル管理テーブルで管理する処理を含み、
    前記第2の処理において、前記ファイル管理テーブルを参照し、前記使用状況情報と初期化可能情報の内容を書き換えることでファイル毎の状態遷移を行い、状態遷移に基づいて前記第1のデータ格納部におけるファイルへのアクセス管理を行うことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  20. 格納されている受信データの検索を付加情報に基づいて行う場合、前記第1のデータ格納部において検索対象の受信データの前記付加情報に対応する該当ファイルを検索する処理と、
    該当ファイルに存在しない場合には前記第2のデータ格納部を検索する処理と、
    をさらに実行することを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  21. 格納されている受信データの削除を付加情報に基づいて行う場合、前記第1のデータ格納部において削除対象の受信データの前記付加情報に対応する該当ファイルを検索する処理と、
    該当ファイルに存在しない場合には前記第2のデータ格納部を検索する処理と、
    をさらに実行することを特徴とする請求項15記載のプログラム。
JP2009072510A 2009-03-24 2009-03-24 ファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラム Expired - Fee Related JP5407467B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009072510A JP5407467B2 (ja) 2009-03-24 2009-03-24 ファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009072510A JP5407467B2 (ja) 2009-03-24 2009-03-24 ファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010224948A true JP2010224948A (ja) 2010-10-07
JP5407467B2 JP5407467B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=43042058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009072510A Expired - Fee Related JP5407467B2 (ja) 2009-03-24 2009-03-24 ファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5407467B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05284177A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Nec Commun Syst Ltd 加入者端末のパケット転送制御方式
JPH07219820A (ja) * 1994-02-01 1995-08-18 Kanebo Ltd サイクリック・ファイルの管理方法
WO2005076275A1 (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 制御装置、制御方法、記録装置および記録方法
JP2010224672A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Nec Corp データ処理方法、システム、およびプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05284177A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Nec Commun Syst Ltd 加入者端末のパケット転送制御方式
JPH07219820A (ja) * 1994-02-01 1995-08-18 Kanebo Ltd サイクリック・ファイルの管理方法
WO2005076275A1 (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 制御装置、制御方法、記録装置および記録方法
JP2010224672A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Nec Corp データ処理方法、システム、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5407467B2 (ja) 2014-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10776396B2 (en) Computer implemented method for dynamic sharding
US7620698B2 (en) File distribution system in which partial files are arranged according to various allocation rules associated with a plurality of file types
CN101512498B (zh) 向用户提供对分布在多个不同类型的用户设备中的数据文件的访问
CN110268394A (zh) Kvs树
US8280895B2 (en) Multi-streamed method for optimizing data transfer through parallelized interlacing of data based upon sorted characteristics to minimize latencies inherent in the system
CN110347651A (zh) 基于云存储的数据同步方法、装置、设备及存储介质
JP2015510174A (ja) ロケーション非依存のファイル
JP2003131908A5 (ja)
EP3449352B1 (en) Self-organizing storage system for asynchronous storage service
JP2008165293A (ja) データ検索装置、デバイス管理装置、データ検索方法、およびコンピュータプログラム
JP2009169688A (ja) 記憶装置、データ移行装置、およびデータ移行方法
US10142415B2 (en) Data migration
JP5407467B2 (ja) ファイルシステムおよびそのアクセス方法並びにプログラム
JP2008521120A (ja) ベースシステムと移動システムとの間での使用履歴に基づくコンテンツ交換
CN107562898A (zh) 一种基于kux操作系统创建回收站的方法
JP2006079463A (ja) 時系列データ記録用バッファ管理方法、装置、システムおよびプログラム
JP6110354B2 (ja) 異種記憶サーバおよびそのファイル記憶方法
KR101138937B1 (ko) 네트워크 버퍼를 이용한 컨텍스트 상태 정보 기반 미리 읽기 시스템 및 방법
CN115987759B (zh) 数据处理方法、装置、电子设备及存储介质
JP5262593B2 (ja) データ転送システム、及びデータ転送方法
KR20150057428A (ko) 메타데이터 관리장치 및 이의 메타데이터 관리방법
US20110004750A1 (en) Hierarchical skipping method for optimizing data transfer through retrieval and identification of non-redundant components
JP2004021303A (ja) ファイル蓄積装置および方法
CN111367864A (zh) 一种文件的无缝替换方法、读取方法及相关系统
JP2007018453A (ja) データ保管システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131003

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131021

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees