JP2010223592A - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】計量後の物品の次工程への移行が従来装置に比べて、高速な組合せ計量装置を得る。
【解決手段】環状シャッター6は、略鉛直方向に可動する外筒6aと、外筒6aの内側で略鉛直方向に可動する内筒6bとを有した2重筒構造であり、各ボルトで接続された各接続部材を有したクランク機構などによって、外筒6aと内筒6bとは交互に重量のバランスをとりながら上下運動することができるようになっている。また、外筒6a及び内筒6bにおいては、内筒6bと集合シュート5内側とによる物品の貯留位置と、外筒6aと集合シュート5内側とによる物品の貯留位置とが近接するように配設されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、計量ホッパと集合シュートの排出口との間に配設され、物品を一時的に貯留する環状シャッターを備えた組合せ計量装置に関する。
従来から、組合せ計量は公知となっている。例えば、下記特許文献1には、物品を計量する計量ホッパと、前記計量ホッパの下部に設けられた集合シュートと、前記計量ホッパと前記集合シュートの排出口との間に配設され、物品を一時的に貯留する環状シャッターとを備えた組合せ計量装置が開示されている。この組合せ計量装置によれば、(1)従来の組合せ計量の機能を何ら損なうことがない、(2)集合シュートから次段工程における商品滑落の機能を損なうことがない、(3)組合せ計量タイミングごとの商品滑落区分が明瞭になり、しかも、商品の損傷などが生じないようにし、組合せ計量と次段のパッケージ工程などの接続が組合せ計量のタイミングごとに確実に行われるようにする、といった効果を得ることができる。
実開昭64−40031号公報
しかしながら、近年では、上記特許文献1に記載の組合せ計量装置に比べて、計量後の物品の次工程への移行が高速な装置が所望されている。
そこで、本発明の目的は、計量後の物品の次工程への移行が従来装置に比べて、高速な組合せ計量装置を得ることである。
(1)本発明は、物品を計量する計量ホッパと、前記計量ホッパの下部に設けられた集合シュートと、前記計量ホッパと前記集合シュートの排出口との間に配設され、物品を一時的に貯留する環状シャッターとを備えた組合せ計量装置であって、前記環状シャッターが、略鉛直方向に可動する外筒と、前記外筒の内側で略鉛直方向に可動する内筒とを有した少なくとも2重の筒構造のものである。
上記(1)の構成によれば、前記外筒と前記内筒とを略鉛直方向に可動させ、前記外筒及び前記内筒の各外壁において、例えば交互に組合せ計量タイミングごとに物品を一時的に貯留することが可能であるので、計量後の物品の次工程への移行を従来装置に比べて高速化した組合せ計量装置を提供できる。
(2) 上記(1)の組合せ計量装置においては、前記内筒と前記集合シュート内側とによる前記物品の貯留位置と、前記外筒と前記集合シュート内側とによる前記物品の貯留位置とが近接していることが好ましい。
上記(2)の構成によれば、計量後の物品の次工程への移行を従来装置に比べてより高速化した組合せ計量装置を提供できる。また、筒6aと内筒6bとの物品の貯留位置を略同一にすることができるので、前記外筒における物品貯留時の該物品への影響と、前記内筒における物品貯留時の該物品への影響との差を、ほとんどないようにすることができる。その結果として、組合せ計量のタイミングごとに安定して、計量後の物品の次工程への移行処理を行うこともできる。
(3) 上記(1)又は(2)の組合せ計量装置においては、前記外筒と前記内筒とが、相互に重量のバランスをとるように逆方向に可動するものであることが好ましい。
上記(3)の構成によれば、前記外筒と前記内筒とが相互に重量のバランスをとることができるので、前記外筒及び前記内筒が可動している最中の振動を最小限に抑制できる組合せ計量装置を提供できる。
(4) 上記(1)〜(3)の組合せ計量装置においては、前記筒それぞれの重量が略同一であり、全ての前記筒のうち一つが下降して前記集合シュート内側とともに前記物品を貯留している際に、全ての前記筒のうち前記下降している前記筒以外の筒が上昇して待機しているものであることが好ましい。
上記(4)の構成によれば、以下の効果を奏する。すなわち、従来であれば、筒の上昇及び下降する時間で次の物品の貯留を行わねばならなかったが、本構成では上方で待機している筒の下降時間だけで次の物品の貯留が可能になるため、さらに高速化が可能になる。また、上記(3)の組合せ計量装置に上記(4)の構成を用いた場合には、一方の筒が上方で待機しており、内筒と外筒とにおける物品の貯留位置が近接しているため、両方の筒を入れ替える際に必要なエネルギー(位置エネルギー)として、上方で待機している筒が持つ位置エネルギーを利用できるため、モータなどのアクチュエーターにおける前記各筒の可動に必要なエネルギーを最小限に抑えることができ、かつ高速化が可能となる。
(5) 上記(1)〜(4)の組合せ計量装置においては、回転軸を有し、前記外筒と前記内筒とに隣設するように支持部材に支持されているモータと、前記支持部材に設けられた少なくとも1つの固定軸と、前記モータが稼働した際、前記外筒と前記内筒とを逆方向に可動させるとともに、前記回転軸に対して前記外筒と前記内筒との重量のバランスをとれるように、前記外筒と前記回転軸、前記内筒と前記回転軸、前記外筒と前記固定軸、前記内筒と前記固定軸をそれぞれ接続した部材を有したバランス機構と、を備えていることが好ましい。
上記(5)の構成によれば、確実に、前記外筒及び前記内筒が可動している最中の振動を最小限に抑制できる組合せ計量装置を提供できる。
(6) 上記(1)〜(5)の組合せ計量装置においては、前記集合シュートの排出口の下流に設けられた振分けホッパと、前記振分けホッパの下流に設けられた複数のタイミングホッパとを備え、前記複数のタイミングホッパのそれぞれが、下流の単一の排出位置に向けて物品を排出自在なものであることが好ましい。
上記(6)の構成によれば、振分けホッパにおいて物品又は物品群ごとに振り分けて、該物品又は物品群を各タイミングホッパにて一時的に貯留させ、各タイミングホッパの排出タイミングをずらすことで、下流の単一の排出位置に物品又は物品群ごとに排出することができる組合せ計量装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る組合せ計量装置を示した概略構成図である。 図1に示した組合せ計量装置における外筒及び内筒周辺の概略構成を示した図である。 図1に示した組合せ計量装置におけるバランス機構の概略構成を示した斜視図である。 図3に示したバランス機構の正面図である。 図2に示した状態から、外筒が下方向へ、内筒が上方向へ移動し、ほぼ同じ高さになった状態を示した図である。 図5に示した状態から、外筒がさらに下方向へ、内筒がさらに上方向へ移動した状態を示した図である。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る組合せ計量装置を説明する。
図1に示したように、組合せ計量装置100は、分散テーブル1と、分散テーブル1の下流に放射状に設けられた複数のフィーダ2と、複数のフィーダ2のそれぞれに対応し、一時的に物品を貯留する複数のプールホッパ3と、複数のプールホッパ3のそれぞれに対応し、物品を計量する複数の計量ホッパ4と、計量ホッパ4の下部に設けられた集合シュート5と、外筒6a及び内筒6bを有した環状シャッター6と、環状シャッター6を稼動させるモータ7と、可動時の外筒6aと内筒6bとの重量のバランスをとるためのバランス機構8と、物品を振り分けて排出する振分ホッパ9と、振分ホッパ9で振り分けられた物品又は物品群を一時的に貯留し、所定のタイミングで下流の単一の排出位置である包装装置20に排出する複数のタイミングホッパ10と、プールホッパ3及び計量ホッパ4を支持している本体11とを備えている。
環状シャッター6は、略鉛直方向に可動する外筒6aと、外筒6aの内側で略鉛直方向に可動する内筒6bとを有した2重筒構造であり、外筒6aと内筒6bとは交互に重量のバランスをとりながら上下運動することができるようになっている。また、外筒6a及び内筒6bにおいては、内筒6bと集合シュート5内側とによる物品の貯留位置と、外筒6aと集合シュート5内側とによる物品の貯留位置とが近接するように配設されている。
モータ7は、本体11の下部に設けられた箱型の支持部材12の内部に固設されており、回転軸7a(図3及び図4参照)に接続されたバランス機構8を介して、環状シャッター6(外筒6a及び内筒6b)を可動させることができるものである。なお、支持部材12は、突起部12aを有しているものである。
バランス機構8は、図3に示すように、一対の接続部材31、31(一方は図示せず)と、一対の接続部材32、32(一方は図示せず)と、一対の接続部材33、33と、一対の接続部材34、34(一方は図示せず)と、一対の接続部材35、35とを有した一対のクランク機構と、一対の接続部材36、36(一方は図示せず)と、一対の接続部材37、37(一方は図示せず)と、一対の接続部材38、38と、一対の接続部材39、39と、一対の接続部材40、40とを有した一対のクランク機構と、接続部材32、32の一端部間、接続部材37、37の一端部間、及び、2組の接続部材32、37の一端部間を接続している接続部材41と、接続部材33、33の一端部間、接続部材38、38の一端部間、及び、2組の接続部材33、38の一端部間を接続している接続部材42と、を有しているものである。以下、各接続部材について、図を参照して詳細に説明する。なお、図3に示した各部材と同様の部材を、支持部材12を中心として反対側(図3の紙面奥手側)に対称的に設けているが、これらの部材については説明を省略することがある。
接続部材31は、図2〜図4に示したように、略中央部がモータ7の回転軸7aに固定され、回転軸7aの回転運動にしたがって回動するようになっている。また、接続部材31の一端部には、接続部材32、33それぞれの他端部がボルト51を介して接続されており、接続部材32、33は、ボルト51を軸として回動できるようになっている。接続部材32の略中央部には、接続部材34の一端部がボルト52を介して接続されており、接続部材34は、ボルト52を軸として回動できるようになっている。接続部材33の略中央部には、接続部材35の一端部がボルト53を介して接続されており、接続部材35は、ボルト53を軸として回動できるようになっている。また、接続部材34の他端部と接続部材35の他端部とは、ボルト54を介して接続されており、接続部材34及び接続部材35は、ボルト54を軸として回動できるようになっている。なお、ボルト54は支持部材12に螺設されている。
接続部材36は、略中央部が支持部材12にボルト55を介して回動自在に支持されている。また、接続部材36の一端部には、接続部材37、38それぞれの他端部がボルト56を介して接続されており、接続部材37、38は、ボルト56を軸として回動できるようになっている。接続部材37の略中央部には、接続部材39の一端部がボルト57を介して接続されており、接続部材39は、ボルト57を軸として回動できるようになっている。接続部材38の略中央部には、接続部材40の一端部がボルト58を介して接続されており、接続部材40は、ボルト58を軸として回動できるようになっている。また、接続部材39の他端部と接続部材40の他端部とは、ボルト59を介して接続されており、接続部材39及び接続部材40は、ボルト59を軸として回動できるようになっている。なお、ボルト59は支持部材12の突起部12aに螺設されている。
接続部材41は、図2及び図3に示したように、ボルト60を介して一端部が接続部材32の他端部に接続されているとともに、ボルト61を介して他端部が接続部材37の他端部に接続されている板部41a、41aと、板部41a、41a間を支持部材12の側面側で固定支持している板部41bと、板部41a、41a間を固定支持しているフランジ部41cとを有しているものであり、フランジ部41cは、板部41bの上端部にも接続固定されている。なお、接続部材41は、ボルト60、61を軸として回動できるようになっているとともに、上下方向に直線運動又は近似直線運動することができるようになっている。
接続部材42は、図2及び図3に示したように、ボルト62を介して一端部が接続部材33の他端部に接続されているとともに、ボルト63を介して他端部が接続部材38の他端部に接続されている板部42a、42aと、板部42a、42a間を支持部材12の側面側で固定支持している板部42bと、板部42a、42a間を固定支持している板部42cとを有しているものであり、板部42cは、板部42bの下端部にも接続固定されている。なお、接続部材42は、ボルト60、61を軸として回動できるようになっているとともに、上下方向に直線運動又は近似直線運動することができるようになっている。
図4に示したように、外筒6aの内壁上端部には、リング状の接続部材71(図4においては略中央部を断面図で示している)が固設されている。また、接続部材71の上端部には、上端部に板部72aを有した略半円筒状の接続部材72(図4においては略中央部を断面図で示している)の下端部が接続固定されている。また、接続部材72における板部72aの下面が、接続部材41のフランジ部41cの上面に接続固定されているので、接続部材72は、接続部材41の動作に合わせて上下運動するように構成されている。
図4に示したように、内筒6bの内壁上端部には、リング状の接続部材73(図4においては略中央部を断面図で示している)が固設されている。接続部材73の内部には、接続部材42の板部42c(図2参照)に接続固定されている接続部材74が固設されている。
振分ホッパ9は、図1に示すように、集合シュート5の排出口の下流に設けられた筒部9aと、筒部9aの下流に設けられた一対の回転駆動部9bと、回転駆動部9bに固定されている一対のシャッター部9cと、を備えているものである。回転駆動部9bは、モータ駆動などによって回転するものであり、一対のシャッター部9cのそれぞれを開放・閉鎖することができるようになっている。この振分ホッパ9によって、集合シュート5から排出された物品又は物品群を、所定のタイミングで2つのタイミングホッパ10のいずれかに適宜振り分けることができる。なお、タイミングホッパ10は、適宜時刻に開いて物品又は物品群を包装装置20に供給するものである。
包装装置20は、周知の縦ピロー型包装機であり、図示しない帯状の包材をフォーマ22によって縦に延びるチューブ23の周囲で筒状に曲成しながら、プルダウンベルト24,24で下方に引き摺り下ろし、同時に、縦シール装置25で縦シールを行い、横シール装置26で横シールを行って袋をつくることができるものである。そして、組合せ計量装置100から落下排出された味付け済みの物品又は物品群を取込シュート21及びチューブ23を介して横シールと横シールとの間、つまり袋の中に充填して商品を完成する。
次に、組合せ計量装置100の動作について説明する。組合せ計量装置100は、図1に示したように、図示しないベルトコンベアやバケットコンベア等の供給装置により分散テーブル1上に供給された大量の物品を、複数のフィーダ2で、複数のフィーダ2のそれぞれに対応する複数のプールホッパ3に分散供給したのち、複数のプールホッパ3のそれぞれに対応する複数の計量ホッパ4でそれぞれの重量を計量する。そして、各計量値を組合せ演算して最適組合せに該当した複数の計量ホッパ4から物品又は物品群を集合シュート5に排出する。
上記排出後、組合せ計量装置100における環状シャッター6が図4の状態にある場合(内筒6bが集合シュート5の排出口側に位置し、外筒6aが集合シュート5の投入口側に位置している場合)には、内筒6bの外壁において計量された物品又は物品群を一時的に貯留する。続いて、モータ7によって回転軸7aを回転させて、接続部材31を図5に示した位置まで回動させることで、各ボルトで回動可能に接続された接続部材32〜42を図5に示した位置まで移動させ、内筒6bを上方向に引き上げて環状シャッター6を開放し、貯留していた物品又は物品群を集合シュート5の排出口に落下させる。このとき、外筒6aは内筒6bとほぼ同じ高さまで降下している。続いて、さらにモータ7によって回転軸7aを回転させて、接続部材31を回動させることで(図6に図示せず)、各ボルトで回動可能に接続された接続部材32〜42を図6に示した位置まで移動させ、外筒6aを下方向に降下させて物品又は物品群を貯留できる状態にする。そして、外筒6aで物品を貯留した後、モータ7によって回転軸7aを逆方向に回転させて、図5に示したような状態に戻すことで開放し、貯留していた物品又は物品群を集合シュート5の排出口に落下させる。
続いて、集合シュート5の排出口から排出された物品又は物品群を、振分ホッパ9によって、タイミングホッパ10のいずれかに適宜振り分ける。そして、タイミングホッパ10は適宜時刻に開いて物品又は物品群を下流の包装装置20に供給する。
このようにして組合せ計量装置100から落下排出された物品又は物品群を、包装装置20における取込シュート21及びチューブ23を介して横シールと横シールとの間、つまり、袋の中に充填して商品を完成する。
本実施形態によれば、外筒6aと内筒6bとを略鉛直方向に可動させ、外筒6a及び内筒6bの各外壁において、交互に組合せ計量タイミングごとに物品を一時的に貯留することが可能であるので、(1)従来の組合せ計量の機能を何ら損なうことがない、(2)集合シュート5から次段工程における物品滑落の機能を損なうことがない、(3)組合せ計量タイミングごとの物品滑落区分が明瞭になり、しかも、商品の損傷などが生じないようにし、組合せ計量と次段のパッケージ工程などの接続が組合せ計量のタイミングごとに確実に行われるようにする、(4)計量後の物品の次工程への移行を従来装置に比べて高速化できる、といった効果を奏する組合せ計量装置100を提供できる。
また、内筒6bと集合シュート5内側とによる物品の貯留位置と、外筒6aと集合シュート5内側とによる物品の貯留位置とが近接しているので、計量後の物品の次工程への移行を従来装置に比べてより高速化した組合せ計量装置100を提供できる。また、外筒6aと内筒6bとの物品の貯留位置を略同一にすることができるので、外筒6aにおける物品貯留時の該物品への影響と、内筒6bにおける物品貯留時の該物品への影響との差を、ほとんどないようにすることができる。その結果として、組合せ計量のタイミングごとに安定して、計量後の物品の次工程への移行処理を行うこともできる。
また、外筒6aと内筒6bとが、上記各ボルトと上記各接続部材とを適宜組み合わせてなるクランク機構などによって、相互に重量のバランスをとるように逆方向に可動することができるものであるので、外筒6a及び内筒6bが可動している最中の振動を最小限に抑制できる組合せ計量装置100を提供できる。
また、組合せ計量装置100は、振分けホッパ9と、振分けホッパ9の下流に設けられた2つのタイミングホッパ10とを備えており、2つのタイミングホッパ10のそれぞれが、下流の単一の排出位置(包装装置20)に向けて物品を排出自在なものである。その結果として、振分けホッパ9において物品又は物品群ごとに振り分けて、該物品又は物品群を各タイミングホッパ10にて一時的に貯留させ、各タイミングホッパ10の排出タイミングをずらすことで、下流の単一の排出位置に物品又は物品群ごとに排出することができる組合せ計量装置100を提供できる。
<変形例>
なお、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で設計変更できるものであり、上記実施形態などに限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、外筒6a及び内筒6bは、集合シュート5の内側と接触するように図示しているが、必ずしも接触している必要はなく、計量された物品を一時的に貯留できるのであれば、隙間があってもよい。
また、上記実施形態においては、外筒6aと内筒6bとが同心軸に設けられていることが好ましいが、外筒6aと内筒6bとが重量のバランスをとりつつ動作できるのであれば、必ずしも同心軸に設けられていなくともよい。
また、上記実施形態における環状シャッター6は、外筒6aと内筒6bとの2重筒構造であるが、3重以上の筒構造で、各筒が交互に計量後の物品又は物品群を貯留することができるようになっているものであってもよい。
また、上記実施形態においては、振分けホッパ9において、計量後の物品又は物品群を2つのタイミングホッパ10に振り分けるものであったが、これらの構成の代わりに、3つ以上のタイミングホッパを設けて、これらのタイミングホッパそれぞれに振り分けることが可能な振分ホッパを用いてもよい。
1 分散テーブル
2 フィーダ
3 プールホッパ
4 計量ホッパ
5 集合シュート
6 環状シャッター
6a 外筒
6b 内筒
7 モータ
7a 回転軸
8 バランス機構
9 振分ホッパ
9a 筒部
9b 回転駆動部
9c シャッター部
10 タイミングホッパ
11 本体
12 支持部材
12a 突起部
20 包装装置
21 取込シュート
22 フォーマ
23 チューブ
24 プルダウンベルト
25 縦シール装置
26 横シール装置
31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、71、72、73、74 接続部材
41a、41b、42a、42b、42c、72a 板部
41c フランジ部
51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63 ボルト
100 計量装置

Claims (6)

  1. 物品を計量する計量ホッパと、前記計量ホッパの下部に設けられた集合シュートと、前記計量ホッパと前記集合シュートの排出口との間に配設され、物品を一時的に貯留する環状シャッターとを備えた組合せ計量装置であって、
    前記環状シャッターが、略鉛直方向に可動する外筒と、前記外筒の内側で略鉛直方向に可動する内筒とを有した少なくとも2重の筒構造のものであることを特徴とする組合せ計量装置。
  2. 前記内筒と前記集合シュート内側とによる前記物品の貯留位置と、前記外筒と前記集合シュート内側とによる前記物品の貯留位置とが近接していることを特徴とする請求項1に記載の組合せ計量装置。
  3. 前記外筒と前記内筒とが、相互に重量のバランスをとるように逆方向に可動するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の組合せ計量装置。
  4. 前記筒それぞれの重量が略同一であり、
    全ての前記筒のうち一つが下降して前記集合シュート内側とともに前記物品を貯留している際に、全ての前記筒のうち前記下降している前記筒以外の筒が上昇して待機しているものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の組合せ計量装置。
  5. 回転軸を有し、前記外筒と前記内筒とに隣設するように支持部材に支持されているモータと、
    前記支持部材に設けられた少なくとも1つの固定軸と、
    前記モータが稼働した際、前記外筒と前記内筒とを逆方向に可動させるとともに、前記回転軸に対して前記外筒と前記内筒との重量のバランスをとれるように、前記外筒と前記回転軸、前記内筒と前記回転軸、前記外筒と前記固定軸、前記内筒と前記固定軸をそれぞれ接続した部材を有したバランス機構と、を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の組合せ計量装置。
  6. 前記集合シュートの排出口の下流に設けられた振分けホッパと、前記振分けホッパの下流に設けられた複数のタイミングホッパとを備え、前記複数のタイミングホッパのそれぞれが、下流の単一の排出位置に向けて物品を排出自在なものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の組合せ計量装置。


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