JP2010223476A - 輸送用冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン駆動時に交流電動機を発電機として有効利用できるようにした輸送用冷凍装置を提供する。
【解決手段】冷媒回路に冷媒を送出して循環させる圧縮機22の駆動源として専用の駆動用エンジン40及びACモータ(交流発電機)50を備え、外部電源の有無に応じて駆動用エンジン40またはACモータ50を選択切替して運転するように構成されたサブエンジン方式の輸送用冷凍装置において、駆動用エンジン40と圧縮機22との間が遠心クラッチ41を介して連結され、かつ、圧縮機22とACモータ50との間が遠心クラッチ41の従動側外周部とベルト51を介して連結され、駆動用エンジン40による圧縮機22の運転時には、ACモータ50を回転磁界により発電する発電機として機能させ、該ACモータ50で発電した電力を電源調整して使用可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラック等の車両に搭載されて荷室内を冷却するサブエンジン方式の陸上輸送用冷凍装置に関する。
サブエンジン方式の輸送用冷凍装置には、たとえば図10及び図11に示すように、冷媒回路の圧縮機1の駆動源として専用のエンジン2及び交流電動機(以下、「ACモータ」と呼ぶ)3を搭載したものがある。
図10に示す従来構造では、圧縮機1とエンジン2との間に遠心クラッチ4が設けられている。また、圧縮機1とACモータ3との間は、遠心クラッチ4の従動側外周に設けたプーリ部4aとACモータ3のプーリ3aとの間がベルト5により連結されており、遠心クラッチ4を切断した状態では、ACモータ3による圧縮機1のベルト駆動が可能となっている。
一方、図11に示す従来構造では、エンジン2とACモータ3との間に遠心クラッチ4が設けられている。また、圧縮機1とACモータ3との間は、遠心クラッチ4の従動側外周に設けたプーリ部4aと圧縮機1のプーリ1aとの間がベルト5により連結されており、遠心クラッチ4を切断した状態では、ACモータ3による圧縮機1のベルト駆動が可能となっている。
このような輸送用冷凍装置においては、たとえば車両走行中や停止中のように、ACモータ3を駆動する商用電源を得られない場合に遠心クラッチ4を接続する。この結果、遠心クラッチ4を介してエンジン2から出力の一部を取り出すことができ、このエンジン出力を用いて圧縮機1の駆動が可能になる。なお、たとえば駐車時等のように商用電源を得られる場合には、遠心クラッチ4を切断してエンジン1と分離することにより、ACモータ3による圧縮機1の駆動が可能になる。
また、輸送用冷凍装置に関する従来技術には、たとえば下記の特許文献1のように、圧縮機駆動用にエンジン及びACモータを備え、エンジン運転時にはACモータによる発電を行ってエバポレータファン等の冷凍機内電源に使用するものがある。
特開平8−105666号公報
ところで、図10及び図11に示す従来構造は、遠心クラッチ4を接続してエンジン2により圧縮機1を駆動する場合、ベルト5により連結されているACモータ3が従動して空転することとなる。このようなACモータ3の空転は、エンジン2の負荷となるだけであり、近年の省エネルギー化や環境負荷低減の観点から、エンジン2の駆動時にACモータ3を有効利用することが望まれる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンジン駆動時に交流電動機を発電機として有効利用できるようにした輸送用冷凍装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明の請求項1に係る輸送用冷凍装置は、冷媒回路に冷媒を送出して循環させる圧縮機の駆動源として専用の駆動用エンジン及び交流電動機を備え、外部電源の有無に応じて前記駆動用エンジンまたは交流電動機を選択切替して運転するように構成されたサブエンジン方式の輸送用冷凍装置において、前記駆動用エンジンと前記圧縮機との間が遠心クラッチを介して連結され、かつ、前記圧縮機と前記交流電動機との間が前記遠心クラッチの従動側外周部とベルトを介して連結され、前記駆動用エンジンによる前記圧縮機の運転時には、前記交流電動機を回転磁界により発電する発電機として機能させ、該交流電動機で発電した電力を電源調整して使用可能にしたことを特徴とするものである。
このような輸送用冷凍装置によれば、駆動用エンジンと圧縮機との間が遠心クラッチを介して連結され、かつ、圧縮機と交流電動機との間が遠心クラッチの従動側外周部とベルトを介して連結され、駆動用エンジンによる圧縮機の運転時には、交流電動機を回転磁界により発電する発電機として機能させ、該交流電動機で発電した電力を電源調整して使用可能にしたので、駆動用エンジンによる圧縮機の運転時に空転していた交流電動機を発電機として有効利用し、冷凍装置の運転と同時に電力を得ることができる。
本発明の請求項2に係る輸送用冷凍装置は、冷媒回路に冷媒を送出して循環させる圧縮機の駆動源として専用の駆動用エンジン及び交流電動機を備え、外部電源の有無に応じて前記駆動用エンジンまたは交流電動機を選択切替して運転するように構成されたサブエンジン方式の輸送用冷凍装置において、前記駆動用エンジンと前記交流電動機との間が遠心クラッチを介して連結され、かつ、前記交流電動機と前記圧縮機との間が前記遠心クラッチの従動側外周部とベルトを介して連結され、前記駆動用エンジンによる前記圧縮機の運転時には、前記交流電動機を回転磁界により発電する発電機として機能させ、該交流電動機で発電した電力を電源調整して使用可能にしたことを特徴とするものである。
このような輸送用冷凍装置によれば、駆動用エンジンと交流電動機との間が遠心クラッチを介して連結され、かつ、交流電動機と圧縮機との間が遠心クラッチの従動側外周部とベルトを介して連結され、駆動用エンジンによる圧縮機の運転時には、交流電動機を回転磁界により発電する発電機として機能させ、該交流電動機で発電した電力を電源調整して使用可能にしたので、駆動用エンジンによる圧縮機の運転時に空転していた交流電動機を発電機として有効利用し、冷凍装置の運転と同時に電力を得ることができる。
上記の輸送用冷凍装置においては、前記電源調整後の電力を外部へ取出可能とする電源取出部を設けることが好ましく、これにより、発電した電力を電源調整部にて商用電源と同等の電源に調整し、この電源を電源取出部を介して接続した商用電源機器に使用することができる。この場合の電源取出部には、電源プラグ、ソケット及び端子台等がある。
上記の輸送用冷凍装置においては、前記電源調整後の電力を蓄電する二次電池を設けることが好ましく、これにより、発電した電力を二次電池に蓄電して必要時に使用することが可能になる。
上記の輸送用冷凍装置においては、前記圧縮機に前記駆動用エンジンの駆動系から分離可能とする電磁クラッチを設けておくことが好ましく、これにより、冷凍装置(圧縮機)の運転停止時には電磁クラッチを切断し、駆動用エンジンにより交流電動機のみを駆動して発電することができる。
上記の輸送用冷凍装置において、前記交流電動機による発電を制御する制御部は、庫内温度に応じて選択切替される発電優先モード及び冷凍機運転優先モードを備え、前記庫内温度が所定条件を満たす場合に前記発電優先モードを選択して発電することが好ましく、これにより、駆動用エンジンが所定の最大負荷を超えることがないように制御して、庫内の冷却及び発電を行うことができる。
上述した本発明によれば、駆動用エンジンを用いた冷凍装置の運転中に空転していた交流電動機を有効利用して発電を行い、冷凍運転と同時に発電する安価な発電機能を得ることができる。そして、電源取出部や二次電池を設けることにより、商用電源がなく車両走行用のエンジンを停止した状態でも商用電源機器(トラックのキャビン用空調装置、音響機器、車外照明、屋外イベント用機器等)の使用が可能になるので、排気量の大きい車両走行用エンジンの停止による燃料消費量や環境負荷(二酸化炭素の排出や騒音)を低減できるという顕著な効果が得られる。
本発明に係る輸送用冷凍装置について、第1の実施形態を示す圧縮機周辺構造のブロック図である。 図1の圧縮機周辺構造について第1変形例を示すブロック図である。 本発明に係る輸送用冷凍装置について、第2の実施形態を示す圧縮機周辺構造のブロック図である。 本発明に係る輸送用冷凍装置について、交流電動機による発電を制御する制御部の制御例を示すフローチャートである。 エンジンの回転数制御に関するフローチャートである。 エンジン水温検出値、電圧検出値または電流検出値によりエンジン回転数の低速/高速を変更する制御例を示す図である。 圧縮機の高圧/低圧または外気温度/庫内温度の検出値によりエンジン回転数の低速/高速を変更する制御例を示すマップ図である。 本発明に係るサブエンジン方式の輸送用冷凍装置について、概略の構成を示す斜視図である。 図8に示した輸送用冷凍装置の冷媒回路図である。 従来の輸送用冷凍装置について、圧縮機周辺の第1構成例を示すブロック図である。 従来の輸送用冷凍装置について、圧縮機周辺の第2構成例を示すブロック図である。
以下、本発明に係る輸送用冷凍装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図8に示す輸送用冷凍装置は、トラック等の車両荷台に設置された荷室10の内部を冷却し、密閉された荷室10内を冷凍庫や冷蔵庫として使用するための装置である。この輸送用冷凍装置は、荷室10内に設置される室内機ユニット11と、荷室10の外部に設置される室外機ユニット12とを備え、たとえば図9に示すような閉回路の冷媒回路20を形成している。すなわち、図示の冷媒回路20は、両ユニット11,12間を冷媒配管21で接続することにより、圧縮機22に送出された冷媒が循環して気液の状態変化を繰り返す。
冷媒回路20は、圧縮機22と、凝縮器23と、凝縮器ファン24と、膨張弁25と、蒸発器26と、蒸発器ファン27とを具備して構成される。
このうち、一方の室外機ユニット12には、圧縮機22、凝縮器23及び凝縮器ファン24が設置され、他方の室内機ユニット11には、膨張弁25、蒸発器26及び蒸発器ファン27が設置されている。
なお、室外機ユニット12の内部には、輸送用冷凍装置に関する各種運転制御を行うためのコントローラ30(後述する図1を参照)が設けられており、室内機ユニット11側の電装品(温度センサやファンモータ等)や運転室内の操作部との間は、図示しない電気配線により接続されている。
上述した圧縮機22は、駆動源としてエンジン及びACモータ(交流電動機)を備えている。以下では、圧縮機22を駆動するエンジン及びACモータについて、その周辺構造及び運転制御を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1に示す実施形態のブロック図において、圧縮機22の駆動源として圧縮機専用の駆動用エンジン(以下、「エンジン」と呼ぶ)40及びACモータ50を備えている。
エンジン40及び圧縮機22の回転軸間には、遠心クラッチ41及び電磁クラッチ42が直列に配置されている。また、圧縮機22とACモータ50との回転軸間は、遠心クラッチ41の従動側外周に設けたプーリ部41aとACモータ50のプーリ50aとの間がベルト51により連結されている。
従って、エンジン40の運転時には、遠心クラッチ41及び電磁クラッチ42を接続することにより、圧縮機22が駆動されるだけでなく、通電されていないACモータ50もベルト51を介して駆動されて空転する。以下の説明では、このような運転状態を「ACモータ従動時」または「発電運転時」と呼ぶことにする。なお、エンジン40による圧縮機22の運転は、たとえば走行時のように、外部電源からACモータ50を駆動する電源が得られない場合に選択される。
一方、ACモータ50が外部電源により駆動され、エンジン40の運転が停止されていると遠心クラッチ41は切断される。すなわち、エンジン40の運転停止時に電磁クラッチ42を接続してACモータ50に通電すれば、圧縮機22をACモータ50によりベルト駆動することができる。
ACモータ50は、励磁回路52を備えている。ACモータ従動時において、ACモータ50及び励磁回路52がコントローラ30から発電開始指令を受けると、ACモータ50は回転磁界により発電する交流発電機として機能する。コントローラ30の発電開始指令は、コントローラ30内から自動的に出力される指令の他、外部機器からの操作信号を受けて出力されるものでもよい。この場合の外部機器には、たとえば車両走行用エンジンの排ガス処理装置(DPF)に用いられている電気ヒータ等がある。
ACモータ50で発電された電力は、たとえばコンバータやインバータのような電源調整器53を介して商用電源と同等に電源調整された後、電源取出部54から商用電源外部機器55に給電可能となる。
電源調整後の電力を外部へ取出可能とする電源取出部54には、たとえば必要時に適宜接続して給電を受けることができる電源プラグやソケット、あるいは、予め配線を接続しておいて必要時に給電を受ける端子台等がある。この電源取出部54は、室外機ユニット12の適所は勿論のこと、輸送用冷凍装置を搭載する車両(シャーシやキャビン内)の適所、荷室10の内部適所等に対して、1または複数箇所に設置可能である。
また、図2に示す第1変形例のように、電源調整器53で電源調整した後の電力を蓄電する二次電池56を設けておけば、発電した電力を二次電池56に蓄電して必要時に使用することが可能になる。
このように、本実施形態の輸送用冷凍装置は、冷媒回路20に冷媒を送出して循環させる圧縮機22の駆動源として専用の駆動用エンジン40及びACモータ50を備え、外部電源の有無に応じて駆動用エンジン40またはACモータ50を選択切替して運転されるサブエンジン方式である。そして、駆動用エンジン40と圧縮機22との間が遠心クラッチ41を介して連結され、かつ、圧縮機22とACモータ50との間が遠心クラッチ41の従動側外周部に設けたプーリ部41aとベルト51を介して連結され、駆動用エンジン40による圧縮機22の運転時には、ACモータ50を回転磁界により発電する発電機として機能させ、このACモータ50で発電した電力を電源調整器53で電源調整して使用可能に構成されている。
このように構成された輸送用冷凍装置は、エンジン40による圧縮機22の運転時に空転していたACモータ50を発電機として有効利用し、圧縮機22を駆動する輸送用冷凍装置の運転と同時に商用電源と同等の電力を得ることができる。
こうして得られた電力は、電源取出部54から直接商用電源機器55に取り出して使用することが可能になるので、たとえばトラックのキャビンに搭載されて停車中の仮眠用等に使用される空調装置、音響機器、車外照明、屋外イベント用機器等の電源としての使用が可能になる。従って、特にトラックのように排気量の大きい車両走行用エンジンを備えている車両においては、車両走行用エンジンの運転停止により燃料消費量や環境負荷(二酸化炭素の排出や騒音)を低減して必要な電力を得ることができる。
<第2の実施形態>
図3に示す実施形態のブロック図は、上述した実施形態と圧縮機22、エンジン40及びACモータ50の配置が異なっている。従って、以下の説明では、上述した実施形態と同様の部分については同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施形態では、エンジン40が遠心クラッチ41を介してACモータ50と直列に配置されている。一方、圧縮機22とACモータ50との回転軸間は、遠心クラッチ41の従動側外周に設けたプーリ部41aと圧縮機22のプーリ22aとの間がベルト51により連結されている。
従って、エンジン40の運転時には、遠心クラッチ41及び電磁クラッチ42を接続することにより、圧縮機22がベルト駆動されるだけでなく、通電されていないACモータ50も駆動されて空転する。この実施形態においても、エンジン40による圧縮機22の運転はACモータ50を駆動する外部電源が得られない場合に選択され、エンジン40の運転停止時に電磁クラッチ42を接続してACモータ50に通電すれば、圧縮機22をACモータ50によりベルト駆動することができる。
このように構成された本実施形態も、駆動用エンジン40とACモータ50との間が遠心クラッチ41を介して連結され、かつ、圧縮機22とACモータ50との間が遠心クラッチ41の従動側外周部に設けたプーリ部41aとベルト51を介して連結され、駆動用エンジン40による圧縮機22の運転時には、ACモータ50を回転磁界により発電する発電機として機能させ、このACモータ50で発電した電力を電源調整器53で電源調整して使用可能に構成されたサブエンジン方式の輸送用冷凍装置となる。
従って、本実施形態の輸送用冷凍装置は、エンジン40による圧縮機22の運転時に空転していたACモータ50を発電機として有効利用し、圧縮機22を駆動する輸送用冷凍装置の運転と同時に商用電源と同等の電力を得ることができる。
こうして得られた電力は、電源取出部54から直接商用電源機器55に取り出して使用することが可能になるので、車両走行用エンジンの運転停止により燃料消費量や環境負荷を低減して必要な電力を得ることができる。
なお、図示は省略したものの、本実施形態の構成にも図2のような二次電池56を設けてもよい。
ところで、上述した両実施形態においては、圧縮機22にエンジン40の駆動系から分離可能とする電磁クラッチ42が設けられている。すなわち、電磁クラッチ42を切断することにより、圧縮機22を遠心クラッチ41等のようなエンジン40の駆動系統から完全に分離することができる。従って、たとえば輸送用冷凍装置の運転を停止し、圧縮機22の運転が不要となっている状況では、電磁クラッチ42を切断することにより、エンジン40の出力でACモータ50のみを駆動して発電することができる。
また、上述した両実施形態の輸送用冷凍装置には、ACモータ50による発電を制御する制御部が設けられている。この制御部は、たとえばコントローラ30内に設けられており、荷室10内の温度(庫内温度)に応じて選択切替される発電優先モード及び冷凍機運転優先モードを備えており、検出した庫内温度が所定条件を満たす場合に発電優先モードを選択して発電する。このような制御を行うことにより、エンジン40が所定の最大負荷を超えないようにして、庫内の冷却及び発電を行うことができる。
以下、上述したACモータ50の発電制御について、図4から図7に基づいて具体的に説明する。
図4のフローチャートにおいて、最初のステップS1で制御が開始されると、次のステップS2では、輸送用冷凍装置(以下、「冷凍機」と呼ぶ)の運転を実施(ON)するか否かの判断が行われる。この結果、冷凍機運転を実施する「YES」の場合には、次のステップS3に進んで発電運転を実施(ON)するか否かの判断を行う。すなわち、冷凍機の圧縮機22を運転するか否かの判断を行うこととなる。
なお、ステップS3の発電運転に関する判断は、上述した外部信号(外部機器からの操作信号)P1の入力を直接受けて行われる場合もある。
一方、ステップS2で「NO」と判断された場合には、次のステップS11に進んで発電運転を実施(ON)するか否かの判断を行う。すなわち、冷凍機の圧縮機22を運転するか否かの判断を行うこととなる。この結果、ステップS11で「NO」と判断された場合には冷凍機の運転も発電運転も不要であり、従って、圧縮機22を運転しない状況にあるので、次のステップS12に進んで制御を停止する。
また、ステップS11で「YES」と判断された場合は、発電運転のみを行うことを意味しており、図5のE1に進んで後述するエンジン40のエンジン回転制御が行われる。すなわち、後述する図5の制御に基づいて、圧縮機22を駆動するエンジン40の運転が行われる。
なお、ステップS11の発電運転に関する判断は、上述した外部信号(外部機器からの操作信号)P1の入力を直接受けて行われる場合もある。
ステップS3の発電運転に関する判断が「YES」の場合には、次のステップS4に進んでエンジン40を冷凍機設定運転で始動する。すなわち、ステップS3で「YES」と判断された場合には、冷凍機運転及び発電運転の両方が行われることとなる。
しかし、ステップS3の判断が「NO」の場合には、発電運転がなく冷凍機運転のみを実施すればよいので、通常の冷凍機単独運転を行う運転モードM1が選択される。
ステップS4でエンジン40が冷凍機運転設定で始動された後には、次のステップS5に進み、エンジン40を連続運転に自動設定する。こうして連続運転に設定されたエンジン40は、次のステップS6に進んでエンジン回転制御が行われる。このエンジン回転制御は、上述したステップS11で「YES」と判断された後に進む図5のE1に続く制御と同様である。なお、上述したステップS5では、後述する図5のE2に続く制御も行われる。
ここで、エンジン回転制御について、図5のフローチャートを参照して説明する。
最初のステップS21では、エンジン40が低速回転で始動する。この場合の低速回転は、たとえば1500rpm程度に設定される。なお、このステップS21は、上述したステップS4のエンジン始動と略同様であり、続くステップS22では、ステップS5と同様にエンジン40が連続運転に変更される。
次のステップS23では、エンジン40の回転数が設定値以下に低下したか否かを判定する。すなわち、エンジン負荷が変動するとエンジン回転数も変化するので、エンジン回転数の低下により負荷の増加を検出することができる。
ここで、エンジン40の負荷変動を検出する手段としては、エンジン回転数を直接検出するだけでなく、下記のセンサを利用して、あるいは、エンジン回転数及び下記のセンサから適宜選択した複数を組み合わせて判別することも可能である。
第1のセンサとしては、エンジン40の冷却水温を検出する温度センサが有効であり、たとえば図6に示すようなヒステリシスを設けた設定温度A,Bにより判定する。すなわち、エンジン回転数を低速側へ変動させる場合の設定値をB(たとえば90℃)とし、高速側へ変動させる場合の設定値をA(たとえば95℃)として、エンジン40の負荷変動を検出することができる。従って、ステップS23においては、冷却水温がエンジン回転数を高速側へ変動させる場合の設定値Aまで温度上昇すると、エンジン40の負荷が増加したと判断される。
第2のセンサとしては、ACモータ50により発電された電力について、電圧センサ検出値が設定値A(たとえば195V)または設定値B(たとえば205V)となった場合にエンジン40の負荷変動と判断してもよい。
第3のセンサとしては、ACモータ50により発電された電流について、電流センサ検出値が設定値A(たとえば15A)または設定値B(たとえば10A)となった場合にエンジン40の負荷変動と判断してもよい。
また、圧縮機22の吐出側圧力を検出する高圧センサ及び吸入側圧力を検出する定圧センサの検出値について、たとえば図7に示すようなマップを用いて判断してもよい。この場合、高圧C(たとえば2.5MPa)及び低圧D(たとえば0.8MPa)を閾値として、エンジン40の低速(低負荷)及び高速(高負荷)を判断する。すなわち、図7に示すマップ図において、縦軸の高圧C及び横軸の低圧Dより低圧の領域がエンジン40を低速側へ変更する領域であり、縦軸の高圧C及び横軸の低圧Dより高圧の領域がエンジン40を高速側へ変更する領域である。
また、外気温度センサで検出した外気温度及び庫内温度センサで検出した庫内温度について、たとえば図7に示すようなマップを用いて判断してもよい。この場合、外気温度C(たとえば30℃)及び庫内温度D(たとえば20℃)を閾値として、エンジン40の低速(低負荷)及び高速(高負荷)を判断してもよい。
上述したステップS23において、エンジン40の回転数が設定値以下となったと判断した「YES」の場合には、エンジン40の負荷が増加したことを意味するので、次のステップS24に進んでエンジン40の回転数を高速に変更する。この場合の高速は、たとえば2300rpm程度に設定される。なお、エンジン40の回転数が設定値以下にならない「NO」の場合には、図中のE2から図4に示すフローチャートのステップS5に進み、エンジン40は連続運転に変更される。
次のステップS25では、エンジン40の回転数が設定値以上に上昇したか否かを判定する。すなわち、エンジン負荷が変動するとエンジン回転数も変化するので、エンジン回転数の上昇により負荷の低下を検出することができる。この場合、エンジン40の負荷変動を検出する手段としては、エンジン回転数を直接検出するだけでなく、上述したセンサを利用して、あるいは複数を適宜組み合わせて判別することも可能である。なお、ステップS25において冷却水温からエンジン負荷の低下を判断する場合には、冷却水温がエンジン回転数を低速側へ変動させる設定値Bまで温度低下した時点が基準となる。
上述しステップS25において、エンジン40の回転数が設定値以上になったと判断した「YES」の場合には、エンジン40の負荷が低下したことを意味するので、次のステップS26に進んでエンジン40の回転数を低速に変更する。しかし、エンジン40の回転数が設定値以上にならない「NO」の場合には、再度ステップS25に進んで同様の判断が繰り返される。すなわち、ステップS25において、エンジン40の回転数が設定値以上になったと判断されて「YES」となるまで、同様の判断が繰り返される。
そして、ステップS26でエンジン回転数が低速に変更された後には、上述したステップS23の「NO」と同様に、図中のE2から図4に示すフローチャートのステップS5に進んでエンジン40が連続運転に変更される。
なお、ステップS26においては、自動的にエンジン40を低速に変更する制御だけでなく、コントローラ30から手動操作を行って、エンジン40の運転を強制的に高速または低速に設定可能としてもよい。
さて、図4のフローチャートに戻り、冷凍機運転及び発電運転を同時に行う制御では、ステップS6のエンジン回転制御が終了した後に次のステップS7に進む。
ステップS7では、運転開始後において、荷室10内の庫内温度が、少なくとも一度、設定温度に到達済か否かを判断する。すなわち、冷凍機運転により、庫内温度の検出値が所定の低温(たとえば5℃)まで冷却されたか否かを判断する。この結果、庫内温度が一度設定温度まで到達済である「YES」の場合には、少なくとも庫内温度が所定値近傍にあって冷凍機運転側の負荷は小さい状況にあると判断できるので、発電優先の運転を行う運転モードM2へ進むことになる。
この発電優先の運転モードM2では、冷媒流量を制御する膨張弁25の開度を絞ることにより、たとえば圧縮機22の高圧圧力を低下させる制御、低圧圧力を低下させる制御等のいずれかを実施して、冷凍機の負荷を低減させる。なお、低圧圧力を低下させる制御を行って冷凍機の負荷を低減する場合について一例を示すと、たとえば低圧圧力を0.8MPa程度の低圧圧力を0.2MPa程度まで低下させればよい。
また、上述したステップS7の判断条件については、上述した庫内温度の検出値に加えて、下記の判断基準を採用してもよい。なお。庫内温度の検出値及び下記の判断基準は、いずれか1つを採用してもよいし、あるいは、複数を適宜組み合わせてもよい。
ステップS7における他の判断基準としては、検出した庫内温度が所定の温度範囲(たとえば±5℃以内)にあること、検出した庫内温度が所定の温度範囲(たとえば±3℃以内)から予め設定した時間(たとえば3分)以上外れていないこと、あるいは、検出した庫内温度が予め設定する時間(たとえば5分)内に所定の温度変化(たとえば1℃以上の温度上昇)をしていないこと等がある。
一方、ステップS7の判断において、庫内温度が一度も設定温度まで到達していない「NO」の場合には、庫内温度が所望の低温まで冷却されていないため冷凍機運転側の負荷は大きい状況にあると判断できるので、冷凍機運転優先の運転を行う運転モードM3へ進むことになる。この運転モードM3では、たとえば上限を20Aから10Aに低下させるように、電源調整器53で予め設定した電流制限を実施する。
なお、上述した発電優先の運転モードM2や冷凍機優先の運転モードM3については、ステップS7の判断にかかわらず、すなわち検出した庫内温度の状況にかかわらず、コントローラ30側から強制的な手動操作によりいずれか一方を選択可能とする。
このように、ACモータ50による発電を制御するコントローラ30内の制御部は、庫内温度に応じて選択切替される発電優先の運転モード(発電優先モード)M2及び冷凍機優先運転の運転モード(冷凍機運転優先モード)M3を備えており、庫内温度が上述した所定条件を満たす場合に発電優先の運転モードM2を選択して発電する。このような制御を行うことにより、エンジン40が所定の最大負荷を超えることがないように制御して、庫内の冷却及び発電を常に行うことができる。すなわち、冷凍機運転及び発電運転の両方を同時に行う場合には、エンジン40が許容できる最大負荷を超えないように発電を制御し、エンジン負荷に応じたエンジン回転数の制御を自動的に実施して低燃費化を図りながら運転を継続することが可能になる。
上述したように、本発明の輸送用冷凍装置によれば、駆動用のエンジン40を用いた冷凍装置の運転中に空転していたACモータ50を有効利用して発電を行い、冷凍運転と同時に発電する安価な発電機能を得ることができる。そして、電源取出部54や二次電池56を設けることにより、商用電源がなく車両走行用のエンジンを停止した状態でも商用電源機器(トラックのキャビン用空調装置、音響機器、車外照明、屋外イベント用機器等)の使用が可能になる。このため、排気量の大きい車両走行用エンジンの停止により、燃料消費量や二酸化炭素排出量の低減に貢献し、さらに、運転騒音の低減も可能になるため、環境負荷の低減に有効である。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
22 圧縮機
30 コントローラ
40 駆動用エンジン
41 遠心クラッチ
42 電磁クラッチ
50 交流電動機(ACモータ/発電機)
51 ベルト
53 電源調整器
54 電源取出部
55 商用電源機器
56 二次電池

Claims (6)

  1. 冷媒回路に冷媒を送出して循環させる圧縮機の駆動源として専用の駆動用エンジン及び交流電動機を備え、外部電源の有無に応じて前記駆動用エンジンまたは交流電動機を選択切替して運転するように構成されたサブエンジン方式の輸送用冷凍装置において、
    前記駆動用エンジンと前記圧縮機との間が遠心クラッチを介して連結され、かつ、前記圧縮機と前記交流電動機との間が前記遠心クラッチの従動側外周部とベルトを介して連結され、
    前記駆動用エンジンによる前記圧縮機の運転時には、前記交流電動機を回転磁界により発電する発電機として機能させ、該交流電動機で発電した電力を電源調整して使用可能にしたことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  2. 冷媒回路に冷媒を送出して循環させる圧縮機の駆動源として専用の駆動用エンジン及び交流電動機を備え、外部電源の有無に応じて前記駆動用エンジンまたは交流電動機を選択切替して運転するように構成されたサブエンジン方式の輸送用冷凍装置において、
    前記駆動用エンジンと前記交流電動機との間が遠心クラッチを介して連結され、かつ、前記交流電動機と前記圧縮機との間が前記遠心クラッチの従動側外周部とベルトを介して連結され、
    前記駆動用エンジンによる前記圧縮機の運転時には、前記交流電動機を回転磁界により発電する発電機として機能させ、該交流電動機で発電した電力を電源調整して使用可能にしたことを特徴とする輸送用冷凍装置。
  3. 前記電源調整後の電力を外部へ取出可能とする電源取出部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の輸送用冷凍装置。
  4. 前記電源調整後の電力を蓄電する二次電池が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の輸送用冷凍装置。
  5. 前記圧縮機が前記駆動用エンジンの駆動系から分離可能とする電磁クラッチを備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の輸送用冷凍装置。
  6. 前記交流電動機による発電を制御する制御部は、庫内温度に応じて選択切替される発電優先モード及び冷凍機運転優先モードを備え、前記庫内温度が所定条件を満たす場合に前記発電優先モードを選択して発電されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の輸送用冷凍装置。
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