JP2010221336A - 複数の工具取付けインターフェースを備えた回転工具 - Google Patents

複数の工具取付けインターフェースを備えた回転工具 Download PDF

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ホ レオン チー
Mohsein Wan
ワン モーセイン
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【課題】回転工具の工具取付けインターフェースを改良する。
【解決手段】出力軸24が回転軸線38と遠位ネック部分34とを有しており、遠位ネック部分34が、回転軸線38と交差しない少なくとも3つのネック面60を有しており、概してU字形のばねエレメント82が設けられており、ばねエレメントが、ベース部分84と2つの脚部86とを有しており、ばねエレメント28が遠位ネック部分34に跨っている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転工具、特にドライバビット又はソケット等の種々異なる加工部材を回転工具のシャフトに取り付けるためのインターフェースに関する。
特開平11−347961号公報は、ドライバビット又はソケットを回転工具の出力軸に固定することを可能にするハイブリッドインターフェースを開示している。出力軸は、ビットを取り付ける又は取り外すために、球体及びスリーブ配列等の手段と共にドライバビットを受容するための六角形のキャビティを有するように構成されている。出力軸の遠位端部は、正方形の周縁を有しており、したがって、典型的なソケットを受容することもできる。1つの実施形態は、日本市場において使用される規格に従ったソケットを固定するために、ピン及びOリングと協働するように構成されている。第2の実施形態は、北アメリカ及び欧州市場において使用される規格の典型的な内側環状溝を備えて構成されたソケットを固定するために出力軸の周縁における孔に取り付けられたばね付勢された突出部を使用している。特開2006−7389号公報は、日本規格によるソケットの取付けを単純化するためのソケット取付けインターフェースを開示している。取外し可能なばね部材は、回転工具の出力軸の端面にねじを用いて固定され、ソケットにおける1つ又は2つ以上の貫通孔と協働する1つ又は2つ以上の突出部を有している。
特開平11−347961号公報 特開2006−7389号公報
本発明の課題は、回転工具の工具取付けインターフェースを改良することである。
本発明は、上述の設計の両方の利点を有しかつドライバビット及び様々なソケットを受容することができるハイブリッド工具取付けインターフェースを提供する。設計は、単純に製造されかつ組み立てられ、ビット又はソケットを取り付ける又は取り外すための付加的な工具を必要としない。
本発明の回転工具は、回転軸線を有する出力軸と、回転軸線に関連しない少なくとも3つのネック面を有する遠位ネック部分と、ベース部分及び2つの脚部を有する概してU字形のばねエレメントとを有しており、ばねエレメントは、遠位ネック部分に跨っている。U字形のばねエレメントは、別個の取付け手段なしに出力軸に固く取り付けられており、次のような利点を有する。すなわち、多くのタイプの加工部材を固定するために使用されることができる特徴が、摩耗又は損傷を受けて交換される必要がある場合にさらに容易に取外し可能な安価に構成された部材において具体化されることができる。
この設計は、出力軸に回転軸線と同軸状の細長いキャビティが設けられているという利点を有し、これにより、出力軸は選択的にドライバビットを受容することができ、これにより、使用者のための付加的な機能を提供し、使用者は別個のアダプタを使用する必要なくドライバビット又はソケットから選択することができる。
出力軸にはさらに、細長いキャビティ内にドライバビットを固定するための手段が設けられている。好適には、これらの手段は、摺動可能に取り付けられたスリーブを有しており、このスリーブは、ばねによって付勢されており、かつ球体と協働し、この球体は、周方向溝を備えたドライバビットが挿入された場合にロック部材として働く。このように、使用者は、別個の工具なしにこのタイプのドライバビットを容易に取り外すか又は取り付けることができる。
本発明の回転工具のばねエレメントは、2つの先端部を有しており、各先端部は、2つの脚部のうちの1つと接している。これらの2つの先端部は、ベース部分及び2つの脚部と共に、遠位ネック部分を包囲しており、ばねエレメントを保持している。したがって、ばねの力及びばねのジオメトリは、ばねプレートが、別個の固定手段を必要とすることなく出力軸のネック領域を包囲しかつ固定されることを可能にする。ばねエレメントは取外し可能であるので、使用者は選択的に、交換のために又は何らかの工具タイプとの使用のために、ばねエレメントを取り外すことができる。
2つの脚部のそれぞれは、遠位ネック部分のネック面のうちの1つに接触し、これは、ばねエレメントを保持するために出力軸の周囲を掴むために働く。好適には、脚部は、ネック面の凹んだ領域内のネック面と接触している。これは、ソケットを挿入するための全体的な概して平坦な輪郭を提供するために、遠位ネック部分の他の部分と同一平面を成して位置することができるという利点を有する。
移動阻止面として働く突出部分が、遠位ネック部分の凹んだ面に隣接している。これらの移動阻止面は、ソケットが遠位ネック部分に挿入されるか又は遠位ネック部分から取り出される時にばねプレートが回転軸線に沿って軸方向に移動するのを阻止するという利点を提供する。
ばねプレートがソケットを保持する手段のうちの1つは、脚部に少なくとも1つのばね弾性的な突出部を有することによる。好適には、2つのこのような突出部は2つの脚部に存在する。突出部は有利には、ソケット内の内側溝又は半径方向キャビティと係合することができる。
ソケットが挿入されるとき、ソケットは、ばね弾性的な突出部と、突出部を包囲するばねプレートの部分、好適にアームとを概してたわませる。したがって、これらがたわまされた時に各ばね弾性的な突出部を受容するために各ネック面から細長いキャビティまで延びたキャビティを提供することが有利である。キャビティへの多数のアスペクト、シャフト及びソケットを通じて挿入されたピンと協働するために使用されることができる内部円筒状アスペクト、及びより大きな、好適には円錐状のキャビティ部分とが設けられていことが好ましい。
同じ取付けインターフェースが、ソケットを固定するためにピン及びOリングが使用される日本規格によるソケットを受容するために、ばねエレメントのベース部分には開口が設けられている。開口は、ソケットを固定するために使用されるピンのための挿入通路を形成するために協働するように、出力軸におけるキャビティと概して同軸に配置されている。
ソケットを保持するための突出部と、ピンによって出力軸を横切るための通路とは、同時に提供されているので、本発明の回転工具は、少なくとも3つの異なる手段を介して作業部材を固く取り付けることができる。第1に、ドライバビットが、細長いキャビティに挿入されかつ保持されることができる。第2に、内側溝を備えたソケットは、ばね弾性的な突出部を介して保持されることができる。第3に、半径方向キャビティを備えたソケットは、ばね弾性的な突出部を介してだけではなく、ばねプレートにおける開口と出力軸におけるキャビティとを横切るピンと協働することによっても保持されることができ、これにより、ソケットは、ソケットの周縁の周囲に延びたOリングによって固定されることができる。
本発明による回転工具の側面図の概略図である。工具ハウジング内に配置された特徴は破線で示されている。 回転工具のための取付けインターフェースの好適な実施形態の側面図である。 断面A−Aに沿って見た図2の取付けインターフェースの断面図である。 取付けインターフェースの分解斜視図である。 図3の詳細な断面図である。 日本規格によるソケットが取り付けられた、取付けインターフェースの断面図である。 元来日本規格による取り付けのために意図されたソケットが取り付けられた、取付けインターフェースの断面図である。 北米及び欧州において使用される規格によるソケットが取り付けられた取付けインターフェースの断面図である。
本発明による回転工具の例が図1に示されている。例示された実施形態は電動工具、特にコードレスインパクトドライバーであるが、本発明は有利には、回転工具が電動式であるかどうか又は電動工具がインパクト駆動機能を有するかどうかにかかわらず様々な回転工具と共に使用されることができる。電動式の回転工具12のハウジング10内には、モータ14と、このモータに関連したモータシャフト16とが配置されている。トランスミッション18はモータシャフト16の回転を、駆動軸20の、増大した出力トルクに、しかしながらこれに対応して減じられた速度の回転に変換する。駆動軸20はハンマー22に連結されており、ハンマー22自体は出力軸24に連結されている。駆動軸20と、ハンマー22と、出力軸24とは、当業者によく知られているように、ハンマー及びアンビル配列を介して、出力トルクの反復的な急激な増加を伝達するように構成されている。このようなインパクトドライバーの例は、引用により本明細書に記載されたものとする米国特許出願公開第2006/0237205号明細書に示されている。工具にはハンドル26とトリガ28とが設けられており、工具は使用者によって簡便に操作されることができる。この典型的なコードレス工具において電源はDCバッテリであるが、AC電源も標準的な選択肢である。
図2〜図4は、回転工具の工具取付けインターフェースの様々な図を示している。出力軸24は、近位ネック部分32と、遠位ネック部分34と、端面36と、回転軸線38とを有している。出力軸24における細長いキャビティ40は、回転軸線38に中心合わせされている。キャビティは、好適には多角形であり、キャビティは、相補的に多角形に形成されたドライバビット(図示せず)を受容することができる。
ドライバビットを固定するための手段として、スリーブ44と、圧縮ばね46と、保持リング48とが、出力軸24の近位ネック部分32の周囲に取り付けられている。これらのエレメントは全て、C字形リング50が環状溝52に挿入されると近位ネック部分32に固定される。ばね46からの力は、スリーブ44を位置決めさせ、半径方向キャビティ56に取り付けられた球体54が部分的に細長いキャビティ40内へ押し込まれ、これにより、ロック部材として働き、環状溝を備えた六角形のドライバビットに作用し(例えば、DIN3126−E6.3規格に従って)、これによりドライバビットは、出力軸24に固く取り付けられかつ出力軸24から解離されることができる。
半径方向キャビティ56は、可変の直径を備えて寸法決めされており、球体54は半径方向キャビティ56内を移動するが、細長いキャビティ40内へ、部分的にのみ突入することができる。使用者はスリーブ44をばね力に抗して押し付けることができ、これにより、球体は、細長いキャビティ40から完全に出るための十分な空間を有する。球体54の対ではなく、1つの球体、細長いピン、又はブレードが択一的にロック部材として使用されてもよい。
ドライバビットを保持するためのこれらの好適な手段以外に、多くの従来の択一例が、後で説明されるソケット保持手段と共存することができる限り、多くの従来の択一例も比較可能である。本質的な特徴は、出力軸24が、細長いキャビティ40を備えており、ドライバビットを固定するための手段が、出力軸24の近位ネック部分32内又は近位ネック部分32の周囲に配置されている、ということである。例えば、回転軸線に対して垂直に取り付けられた1つ又は2つ以上のねじも、ドライバビットを固定するために使用されることができる。択一的に、近位ネック部分32に組み込まれた磁性部分は、ドライバビットを引き付けて保持するために使用することができる。さらに、種々異なる調整方法が可能である。ばね46によって付勢される代わりに、スリーブ44が、近位ネック部分32に螺合させられることができ、これにより、スリーブの位置は、1つ又は2つ以上のロック部材を対応して位置決めするために、回転によって調整される。
正方形の雌型インターフェースを有するソケットを受容するために、出力軸24の遠位ネック部分34は好適には、回転軸線38に対して垂直な断面において断面が正方形である。遠位ネック部分34の詳細な特徴は、図4及び図5に示されている。4つのネック面60はそれぞれ、ネックキャビティ62を備えて構成されており、このネックキャビティ62は、ネック面60と細長いキャビティ40との間の空間を横切っておりかつ円筒状部分64と円錐状部分66とを有している。各ネック面60の表面は部分的に凹まされている。4つの凹んだ面70のそれぞれは、遠位ネック部分34の4つの角隅において、同様に凹まされた傾斜面69によって接続されている。前側の突出部67と後側の突出部68とは、凹んだ面70と傾斜面69とのそれぞれの側に設けられている。
別のエレメントも取り付けられることなく、遠位ネック部分34は、使用者が、日本のタイプのソケット71を、この規格のために一般的であるような保持手段としての金属ピン72及びゴム製Oリング74を使用して出力軸24に取り付けかつ固定することを可能にするのに十分である。そうするために、ソケット71が出力軸24に取り付けられ、ソケットの各内面76が、各ネック面60の突出部68と接触する。次いで、ピン72は、ソケットにおける半径方向キャビティ78と、出力軸24の2つのネックキャビティ62とを通って挿入される。最後に、Oリング74は、ピン72を捕捉するために、ソケット71の環状溝80の周囲に取り付けられる。与えられたソケット71は、出力軸24に対する4つの可能な向きのうちのいずれか1つの向きで、取り付けられることができ、2つの可能な向きのうちの1つの向きにおいてソケット71を横切る取付けピン72を生じる。全ての場合に、ドライバビット取付け手段からの妨害が生じないので、2つの別個の取付けインターフェースが同じ出力軸24において共存することができる。
出力軸24が種々異なるタイプのソケットをも受容することができるように、また、種々異なるタイプのソケットが別個の取付け部材を用いずに保持されることができるように、ばねプレート82が好適には出力軸24の遠位ネック部分34に取り付けられており、前記ばねプレートは、ベース部分84と、2つの脚部86と、2つの角隅部分88と、2つの脚部先端部89とを有している。2つの角隅部分88はベース部分84を脚部86に連結している。2つの脚部先端部89のそれぞれは脚部の端部から延びており、すなわち、2つの脚部先端部89は、脚部86の、ベース部分84に対面する部分とは反対側の脚部86の部分から延びている。
ばねプレート82は図4の分解図に最もよく示されている。ばねプレート82は、別個の取付け手段を用いずに出力軸24に取り付けられ、取付け又は取外しのために工具の使用を必要としない。回転軸線38(図示せず)に対して垂直な、取り付けられたばねプレート82の断面は実質的にU字形であり、このU字形はベース部分84と2つの脚部86とによって規定されている。
ばねプレート82の厚さと、遠位ネック部分34の寸法とは、極めて近い大きさであり、ばねプレート82が取り付けられた場合、ばねプレートの部分はそれぞれ凹んだ面70又は傾斜面69に接触し、各ネック面60の前方突出部67と後方突出部68との表面と、必ずしも正確にではないが実質的に同一平面を成す(図5参照)。これらの突出部67,68は、ソケットが挿入又は除去される場合にばねプレート82に作用する軸方向の力に対抗するための移動阻止面を提供している。
ばねプレートの2つの角隅部分88及び2つの脚部先端部89は、遠位ネック部分34の傾斜面69に対して相補的である。遠位ネック部分34の各ネック面60は同じ構造を有しているので、ばねプレート82は、4つの可能な向きのうちのいずれか1つの向きで取り付けられることができる。ばねプレート82はばね力を提供し、このばね力は、2つの脚部先端部69を介して遠位ネック部分34を掴むようになっている。ばねプレート82は、このばね力を克服することによって手作業で取り外されることができる。遠位ネック部分34は択一的に非対称の設計、例えば2つのネックキャビティ62のみを有していてもよい。この場合には、ばねプレート82は好適には特定の向きで挿入される。
ばね力自体は、ばねプレート82を保持するための十分な取付け手段を有しているが、択一例も可能である。ばねプレート82の、遠位ネック部分34に設けられたキャビティに対応する、端面のうちの1つに、開口が設けられているならば、部材はねじ又は同様のものを用いて固定されることができる。適切なねじ頭は平坦であり、ソケットの挿入を妨害しないようにねじ頭は好適にはばねプレート82内に僅かに凹まされている。さらに、ドライバビットの取付けを妨害しないように、このようなねじは、細長いキャビティ40内に進入するように十分に長いべきではない。
ばねプレート82の各脚部86の中央には、ばね弾性的な突出部90が設けられている。4つの開口92が突出部の周囲に配置されており、これにより、4つのフレキシブルなアーム94を形成している。ばねプレートの絶対的に本質的な特徴ではないが、これらの開口92及びアーム94は、突出部90を脚部86の表面より下方にたわませるために必要な力を減じる。以下に示すように、このことは、取付けインターフェースへのソケットの挿入時に潜在的に発生する。したがって、2個、3個、5個、6個、又はそれ以上の開口を備えた脚部86が、この同じ目的のために使用されることができ、合理的な択一例を提供する。ばねプレート82は好適には金属薄板の打抜き加工によって製造され、これらの開口92及びアーム94はこのプロセスの間に容易に提供されることができる。
各突出部90がたわまされる場合、各突出部90は、回転軸線38に対して概して垂直な半径方向の力を提供する。ソケット71が挿入される場合、ソケットの内面76は各突出部90をたわませるのに対し、ソケット71は、ソケットの取付け位置へ滑り込み、この時点で突出部90はソケット71におけるキャビティ78又は溝100に作用する。ばねプレート82が出力軸24に取り付けられる場合、各突出部90及びフレキシブルなアーム94の位置は、概して、ネックキャビティ62の円筒状部分64及び円錐状部分66の位置にそれぞれ対応する。この構造は、突出部90及びフレキシブルなアーム94が、固有のばね力に抗して概して回転軸線38の方向にたわまされるための十分な空間を提供する。
ばねプレート82のベース部分84は、ネックキャビティ62の円筒状部分64のものと直径がほぼ同じである開口96を有している。開口96はネックキャビティと同軸状に位置決めされているので、ピンはこれらの特徴を通って挿入されることができ、これにより、ばねプレート82が出力軸24に取り付けられている場合でさえもソケット71はピン72及びOリング74を用いて取り付けられることができる。この構成における、ソケット71の内面76は常時突出部90をたわませているが、このことは、上述のように、突出部90を収容するためのネックキャビティ92における十分な空間が存在するので、可能である。択一的に及び好適に、同じソケット71が、取り外され、90°だけ回転させられ、突出部90のばね力に抗して挿入されることができ、これにより、各突出部9は、図7に示されているようにソケット71における半径方向キャビティ78と係合する。内部環状溝100を備えたソケット98も、図8に示されているように、この取付けインターフェースによって保持されている。
10 ハウジング、 12 回転工具、 14 モータ、 16 モータシャフト、 18 トランスミッション、 20 駆動軸、 22 ハンマー、 24 出力軸、 26 ハンドル、 32 近位ネック部分、 34 遠位ネック部分、 36 端面、 38 回転軸線、 40 細長いキャビティ、 44 スリーブ、 46 圧縮ばね、 48 保持リング、 50 C字形リング、 52 環状溝、 54 球体、 60 ネック面、 62 ネックキャビティ、 64 円筒状部分、 66 円錐状部分、 67 前側の突出部、 68 後側の突出部、 69 傾斜面、 70 凹んだ面、 71 ソケット、 72 金属ピン、 74 Oリング、 76 内面、 78 半径方向キャビティ、 80 環状溝、 82 ばねプレート、 84 ベース部分、 86 脚部、 88 角隅部分、 89 脚部先端部、 90 突出部、 92 開口、 94 アーム、 96 開口

Claims (13)

  1. 回転工具であって、
    出力軸(24)が設けられており、該出力軸が回転軸線(38)と遠位ネック部分(34)とを有しており、該遠位ネック部分(34)が、前記回転軸線(38)と交差しない少なくとも3つのネック面(60)を有しており、
    概してU字形のばねエレメント(82)が設けられており、該ばねエレメントが、ベース部分(84)と2つの脚部(86)とを有する形式のものにおいて、
    前記ばねエレメント(28)が遠位ネック部分(34)に跨っていることを特徴とする、回転工具。
  2. 前記出力軸(24)が、ビットを収容するための、前記回転軸線(38)と同軸状のキャビティ(40)を有している、請求項1記載の回転工具。
  3. さらに、キャビティ(40)内にビットを固定するための手段が設けられている、請求項2記載の回転工具。
  4. 前記ばねエレメント(82)がさらに2つの先端部(89)を有しており、該先端部がそれぞれ、2つの脚部(86)のうちの1つから延びており、2つの先端部(89)が、前記ベース部分(84)及び前記2つの脚部(86)と相俟って、ばねエレメント(82)を保持するために遠位ネック部分(34)を包囲している、請求項1から3までのいずれか1項記載の回転工具。
  5. 2つの脚部(86)のそれぞれが、遠位ネック部分(34)の前記ネック面(60)のうちの1つに接触している、請求項1から4までのいずれか1項記載の回転工具。
  6. 前記2つの脚部(86)のうちの少なくとも1つが、前記ネック面(60)のうちの1つのネック面の凹んだ面(70)と接触する、請求項1から5までのいずれか1項記載の回転工具。
  7. 前記2つの脚部(86)のうちの少なくとも1つが、遠位ネック部分(34)における移動阻止面(68)に隣接している、請求項1から6までのいずれか1項記載の回転工具。
  8. 前記ばねエレメント(82)の2つの脚部(86)のうちの少なくとも1つが、ばね弾性的な突出部(90)を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の回転工具。
  9. 前記出力軸がネックキャビティ(62)を有しており、該ネックキャビティ(62)が、少なくとも1つのばね弾性的な突出部(90)がたわまされた場合に該突出部を収容するようになっている、請求項8記載の回転工具。
  10. 前記ネックキャビティ(62)が、概して円筒状の部分(64)と概して円錐状の部分(66)とを有している、請求項9記載の回転工具。
  11. ばねエレメント(82)のベース部分(84)が開口(96)を有している、請求項1から10までのいずれか1項記載の回転工具。
  12. ばねエレメント(82)のベース部分(84)に設けられた開口(96)が、出力軸(24)の少なくとも1つのネックキャビティ(62)と概して同軸状に位置決めされている、請求項11記載の回転工具。
  13. (a)ドライバビットと、(b)内側溝(100)を備えたソケット(98)と、(c)半径方向キャビティ(78)を備えたソケット(71)とのそれぞれが、前記出力軸に固く取り付けられることができ、前記半径方向キャビティがピン(72)と協働するようになっており、該ピンが、前記半径方向キャビティ(78)を横切りかつOリング(74)を介してソケット(71)に固定されるようになっている、請求項1から12までのいずれか1項記載の回転工具。
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