JP2010219911A - 裸眼立体視動画ステレオカメラ - Google Patents

Abstract

【課題】視差を持った２台で１対の動画カメラで時間的に同期して撮像し、その映像信号（ＮＴＳＣ規格）をリアルタイムで合成することで、汎用ビデオモニタ等によってリアルタイムで裸眼立体視（平行法、交差法）を可能とする。
【解決手段】視差を持った、２台で１対のレンズ付の動画カメラ４で、５によって作った信号で同期して撮像し、その映像を６で作られたタイミング信号によって、各々のカメラの映像のそれぞれ半分ずつを７で合成し、撮影した映像をリアルタイムでＮＴＳＣビデオ信号を出力する。
そして、５によって作った同期信号によって撮像するため２台のカメラの時間差と色違いは発生しない。
また、二つのカメラの視線を合わせるためにカメラを回転する事によって映像の位置調整ができる。
【選択図】図２

Description

本発明は、視差を持った２台で１対のカメラで撮影した映像を裸眼で立体視する為にリアルタイムで映像を合成しビデオ信号出力するものである。

視差を持った左右１対の２枚の静止画による裸眼立体視（平行法、交差法）出来るステレオカメラとして供されている。

立体視するための映像を作るためには、視差を持った２台のビデオカメラによって撮影、記録した映像を２次的に加工、合成する方法がある。

しかし、この方法だと立体視できる映像を作るための大掛かりな撮影機材と映像を作るためのシステムと労力と時間が掛かる。

非特許文献

立体視するための映像を、フィールドで簡単に撮影するための立体撮影機材の小型化と２次的に加工、合成しなくても得られる。

２台で１対の超小型のカラーカメラを一つのハウジングに納めて小型化し、カメラ視線を簡単に調整するためにカメラを回転する機構とリアルタイムで立体視映像を合成できるように、外部制御によって２台のカメラを同期して撮影し、ＮＴＳＣ規格のビデオ信号出力とする。

撮影と立体視できる画像合成が一体の小型のカメラになるため様々なフィールドで使用できる。

リアルタイムで映像を撮影、合成するため汎用テレビ等の映像表示装置でそのまま立体視できる。

ＮＴＳＣ規格のビデオ信号のため、汎用ビデオレコーダーで録画保存できる。

図１はステレオカメラの機械的実施方法を示した外観図である。 図２はステレオカメラの電気的実施方法を示した回路ブロック図である。 図３はステレオカメラの２台のカメラの映像から立体視するための映像を作るイメージ図である。

視差を持った２台で１対の小型動画カメラと、リアルタイムで画像合成し、ＮＴＳＣビデオ信号出力する装置を一つのハウジングに収納する。

１．人が立ち入れない環境に設置して、リアルタイムで立体視しながらリモートで遠隔作業する。
２．立体的な動画により、より現実的なプレゼンテーションが出来る。

１ 撮像カメラ（レンズ付）セット
２ カメラ方向調整支点。
３ カメラハウジング

Claims (4)

1. 視差を持った２台で１対のカメラのビデオ信号からそれぞれ半分ずつを合成し、裸眼立体視できる一つの映像を作る動画ステレオカメラ。
2. 視差を持った２台で１対のＮＴＳＣビデオ信号から時分割（スーパーインポーズ）により合成し、リアルタイムなＮＴＳＣビデオ信号を作る動画ステレオカメラ。
3. ２台の動画カメラからの制御信号によって、カメラ駆動信号を作り、２台の動画カメラを同期撮像して色の違いの無い動画ステレオカメラ。
4. ２台で１対の動画カメラを一つのハウジングに収納し、対の映像の視線を合わせるためにカメラの回転機構を持つ動画ステレオカメラ。