JP2010218991A - 照明装置並びにこれを用いた液晶表示装置及び映像表示装置 - Google Patents

照明装置並びにこれを用いた液晶表示装置及び映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発光色ばらつきを持ったLED光源を使用しながらも、光出射面において所望の色の照明光を得るLED照明装置を実現する。
【解決手段】基板と、基板上に配置された複数の赤色LED光源201と、複数の緑色LED光源202と、複数の青色LED光源203と、を有し、複数の赤色のLED光源は、赤色に対して任意の基準となる第一の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第一のLED光源と、第一の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第二のLED光源と、を有し、第一のLED光源と第二のLED光源とが隣接して配置される照明装置。
【選択図】 図5

Description

本発明は、照明装置並びにこれを用いた液晶表示装置及び映像表示装置に関する。
近年、発光効率の増大に伴い発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)の照明装置への応用が活発になってきた。特に、液晶表示装置の背面に設けられるバックライトへの適用が試みられている。液晶表示装置の表示方式としては、TN(ツイステッドネマチック)の他に、広視野角を特徴とするIPS(インプレーンスイッチング),MVA(マルチドメインバーチカルアライメント)などが用いられるが、いずれも、表示部の背面に設置された照明装置の照明光の透過率を制御可能な液晶パネルに入射することにより画像を形成するものである。照明装置の光源としては、前述のLEDの他に、冷陰極間(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Light)や熱陰極管(HCFL:Hot Cathode Fluorescent Light),有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)などが用いられる。
LEDは、電気エネルギーを与えることによって光を出射する発光素子である。LED発光素子は、例えば単結晶のサファイア基板上にn型半導体層とp型半導体層,発光層及び電極を形成し、多数に細分化して切り出されることにより作成される。発光層の材料や組成及び作成プロセス上の温度などによって、発光色を設計することが可能である。通常LED照明装置は、LED光源に一定電流を印加する駆動手段が備えられ、LED光源は与えられた電流値の強弱及び電流パルスのON/OFF期間比に応じた光エネルギーを出射する。LED光源を用いた照明装置を大きく分類すると、赤色LED光源,緑色LED光源、及び青色LED光源の光を混色させることにより白色光を得るRGBタイプと、青色LED光源の周辺に黄色の蛍光体を塗布し白色光を得る青色LED光源+黄色蛍光体タイプ、同じく青色LED光源の周辺に赤色蛍光体及び緑色蛍光体を塗布することにより白色光を得る青色LED光源+赤緑蛍光体タイプ、または紫外光を出射するLED光源の周辺に赤色蛍光体,緑色蛍光体、及び青色蛍光体を塗布し白色光を得る紫外LED光源+赤緑青蛍光体タイプなどに分けられる。LED光源は、水銀を使用していないため、環境にやさしいといった特徴を持っている。LED光源を用いた照明装置は、例えば特許文献1にその技術が開示されている。
特開2004−186004号公報
LED光源は、その発光色にばらつきがある。したがって、赤色LED光源,緑色LED光源、及び青色LED光源を使用する場合、色ムラが発生する。また、青色LED光源または紫外LED光源の周辺に蛍光体を塗布するタイプのLED光源は、青色LED光源または紫外LED光源のばらつきに加え、蛍光体の組成ずれや、各色蛍光体の混合比ずれなどのため、色ムラが発生する。
本発明は、色ムラを抑制した照明装置並びにこれを用いた液晶表示装置及び映像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の特徴は、基板と、基板上に配置された複数の第一の発光色を有する光源と、を有し、複数の第一の発光色を有する光源は、第一の発光色に対して任意の基準となる第一の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第一の光源と、第一の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第二の光源と、を有し、第一の光源と第二の光源とが隣接して配置される照明装置である。
また、本発明の特徴は、基板上に配置された複数の第二の発光色を有する光源を有し、複数の第二の発光色を有する光源は、第二の発光色に対して任意の基準となる第二の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第三の光源と、第二の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第四の光源と、を有し、第三の光源と第四の光源とが隣接して配置される照明装置である。
また、本発明の特徴は、基板上に配置された複数の第三の発光色を有する光源を有し、複数の第三の発光色を有する光源は、第三の発光色に対して任意の基準となる第三の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第五の光源と、第三の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第六の光源と、を有し、第五の光源と第六の光源とが隣接して配置される照明装置である。
また、本発明の特徴は、第一の光源と第二の光源とが、複数の第一の発光色を有する光源が配置された基板面の短辺方向に隣接して配置される照明装置である。
また、本発明の特徴は、複数の第一の発光色を有する光源が配置された基板面の長辺方向において、第一の光源,第二の光源,第三の光源,第四の光源,第五の光源、及び第六の順に配置される照明装置である。
また、本発明の特徴は、第一の光源,第二の光源,第三の光源,第四の光源,第五の光源、及び第六の光源を覆う樹脂を有する照明装置である。
また、本発明の特徴は、第一の光源の発光ドミナント波長と第一の発光ドミナント波長との差分と、第二の光源の発光ドミナント波長と第一の発光ドミナント波長との差分と、が略等しい照明装置である。
また、本発明の特徴は、複数の第一の発光色を有する光源は、第一の発光色に対して任意の基準となる第一の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する光源を含む第一の光源群と、第一の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する光源を含む第二の光源群と、を有し、第一の光源は第一の光源群に含まれ、第二の光源は第二の光源群に含まれる照明装置である。
また、本発明の特徴は、基板と、基板上に配置された複数の第一の発光色を有する光源と、基板上に配置された複数の第二の発光色を有する光源と、基板上に配置された複数の第三の発光色を有する光源と、を有し、複数の第一の発光色を有する光源は、第一の発光色に対して任意の基準となる第一の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第一の光源と、第一の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第二の光源と、を有し、複数の第二の発光色を有する光源は、第二の発光色に対して任意の基準となる第二の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第三の光源と、第二の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第四の光源と、を有し、複数の第三の発光色を有する光源は、第三の発光色に対して任意の基準となる第三の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第五の光源と、第三の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第六の光源と、を有し、複数の第一の発光色を有する光源が配置された基板面の長辺方向において、第一の光源,第三の光源,第五の光源,第二の光源,第四の光源、及び第六の順に配置される照明装置である。
また、本発明の特徴は、基板と、第一の光源基板上に配置された複数の白色光源と、を備え、複数の白色光源は、CIE1931xy色度図上で複数の領域に分類され、複数の領域は、白色に対して任意の基準となる発光色度を基準としてCIE1931xy色度図上で点対称となる第一の領域及び第二領域を有し、第一の領域に属する第一の白色光源と第二の領域に属する第二の白色光源とが隣接して配置される照明装置である。
また、本発明の特徴は、請求項10に記載の照明装置において、複数の白色光源は、青色LEDと黄色蛍光体とからなる照明装置である。
また、本発明の特徴は、複数の白色光源から出射された光を導くための導光板を有し、導光板の側面は凹凸を有する照明装置である。
また、本発明の特徴は、照明装置と、照明装置の上に配置された液晶パネルと、照明装置及び液晶パネルを支持する支持体とを有する映像表示装置である。
本発明によれば、色ムラを抑制した照明装置並びにこれを用いた液晶表示装置及び映像表示装置を提供することができる。
本発明の実施例で用いた構成を表す図。 本発明の構成で用いた回路図。 本発明の実施例で用いたLED光源のスペクトルを表すグラフ。 本発明の実施例で用いたLED光源の電流と相対光量の関係を表すグラフ。 本発明の実施例で用いた光源モジュールを表す図。 本発明の実施例で用いた光源モジュールを表す図。 本発明の実施例で用いた光源モジュールを表す図。 本発明の実施例で用いた構成を表す平面図。 本発明の実施例で用いた構成を表す断面図。 本発明の実施例で用いた構成を表す平面図。 本発明の実施例で用いた構成を表す断面図。 本発明の実施例で用いた白色LED光源の色度のランク分けを表す図。 本発明の実施例で用いた映像表示装置を表す図。
以下、本発明の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施形態1について、図1から図7を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施例の照明装置を示す分解図である。図2は、本実施例の照明装置の駆動回路図である。図3は、本実施例で用いたLED光源の発光スペクトルを示すグラフである。図4は、本実施例で用いたLED光源の相対光量と電流の関係を表すグラフである。図5は、図1で示した本実施例に用いた光源モジュール102をより詳細に示す図である。表1は、本実施例におけるLED光源のランク分け方法を示した表である。
本実施例における照明装置は、図1に示すように、フレーム部材101とフレーム部材101に内包された光源モジュール102,反射板103,導光板104、及びフレーム部材101の裏側に配置される図示しない光源駆動回路から構成されている。なお、図中矢印で示したように、本実施例における照明装置の方向を規定する。
フレーム部材101は、光源モジュール102,反射板103、及び導光板104を内包して支持すると共に、表面側に開口部を設けて導光板104から出射された光を外部に照射しており、フレーム部材101の開口部が光出射面となる。フレーム部材101は、アルミニウムや鉄などの金属を用いることによって、LED光源から発せられた熱を放熱する役目も担っている。
導光板104は、主にアクリルなどの透明な樹脂で作成されており、光源モジュール102から出射された光を内部で導光させ、フレーム部材101の開口部に対応する表側の領域から光を外部に照射している。導光板104において、フレーム部材101の開口部に対応した領域の裏面側には、図示していないが白色のインクがドット状に印刷されている。導光板104内を導光する光が、ドットに入射すると、散乱反射してその一部が導光板104から出射され照明光となる。導光板104の光源モジュール102側のドット径は小さく、光源モジュール102から遠ざかる方向でドット径が大きくなることにより、フレーム部材101の開口部に対応した領域から均一な明るさの光を照射することができる。なお、白色インクのドットの代わりに、例えば、円錐形状の溝を導光板104の裏側に形成することによって導光板104から光を出射するという方法もある。
反射板103は、ドットから散乱される光のうち、裏側に散乱される光を反射させて表面に出射させることにより明るさを向上させている。
光源モジュール102は、樹脂または金属またはセラミックスなどの材質から成る光源搭載基板105の上面に、赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203をそれぞれ12個ずつ並べた部品である。光源搭載基板105は、フレーム部材101と熱的に接触しており、全LED光源から発せられた熱を伝導させ、フレーム部材101に伝えている。光源搭載基板105の上面と導光板104の下面は対向しており、各色のLED光源から発した光が導光板104の下面に入射することにより、導光板104内を導光する。
光源搭載基板105の上面には、表側と裏側の2列、つまり、光源が配置された基板面の短辺方向にLED光源を配置している。表側の列,裏側の列共に、左から第一の発光色を有する赤色LED光源201,第二の発光色を有する緑色LED光源202,第三の発光色を有する青色LED光源203の順に並んでいる。それぞれの色に対する発光色の数字付けは任意である。赤色LED光源201,緑色LED光源202,青色LED光源203は、高さ200μmから850μm、縦幅横幅が0.4mm程度の直方体形状をしている。各LED光源から発せられた光は放射状に広がっており、ある程度離れた場所で赤色LED光源201,緑色LED光源202,青色LED光源203の光が交じり合い、白色の照明光が得られる。このため、各LED光源と光出射面との間には10mm程度の距離を設けている。
図2は、図1に示す光源モジュール102に搭載されたLED光源の駆動回路を示す図である。駆動回路は、直流電圧源301,コントローラー302,赤色LED駆動回路303,緑色LED駆動回路304,青色LED駆動回路305,赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203からなる。駆動手段は、直流電圧源301,コントローラー302,赤色LED駆動回路303,緑色LED駆動回路304、及び青色LED駆動回路305からなる。直流電源は、赤色LED駆動回路303,緑色LED駆動回路304、及び青色LED駆動回路305に直流電圧を供給している。コントローラー302は、赤色LED駆動回路303,緑色LED駆動回路304、及び青色LED駆動回路305の出力電流を調整する信号を供給している。赤色LED駆動回路303,緑色LED駆動回路304、及び青色LED駆動回路305はコントローラー302からの信号に応じて、LED光源の駆動電流の大きさを調節する。赤色LED駆動回路303には、12個の赤色LED光源201が直列に接続されており、ここに赤色LED光源駆動電流IRが流れている。緑色LED光源202,青色LED光源203も同様に、12個が直列に接続されており、ここにそれぞれの緑色LED光源駆動電流IG,青色LED光源駆動電流IBが流れている。
光出射面から白色の照明光を照射するためには、赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203の各LED光源から出射される光量を適切な比率で加法混色する必要がある。この比率は、各色のLED光源の発光スペクトルから決定される。図3は、赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203の発光スペクトルである。発光スペクトルから各色のLED光源のドミナント波長を計算すると、赤色LED光源201は620nm、緑色LED光源202は525nm、青色LED光源203は460nmである。白色照明光としてCIE1931xy色度図上で(x,y)=(0.258,0.22)の色度を設計値とした場合の光量比を求める。白色照明光の色度点(x,y)は以下の式で求めることができる。
x=X/(X+Y+Z) …(式1)
y=Y/(X+Y+Z) …(式2)
ここで、X,Y,Zは三刺激値である。三刺激値は、以下の式で求められる。
X=k×∫{(r×Rs(λ)+g×Gs(λ)+b×Bs(λ))×x(λ)}dλ
…(式3)
Y=k×∫{(r×Rs(λ)+g×Gs(λ)+b×Bs(λ))×y(λ)}dλ
…(式4)
Z=k×∫{(r×Rs(λ)+g×Gs(λ)+b×Bs(λ))×z(λ)}dλ
…(式5)
ここで、kは比例定数を表す。また、r,g、及びbは、赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203の光量を表す係数である。Rs(λ),Gs(λ),Bs(λ)は、図3に示した赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203の発光スペクトルである。x(λ),y(λ)、及びz(λ)は等色関数である。また、λは波長である。なお、(式3)から(式5)における積分範囲は、可視光領域であり、380nmから780nmとした。
(式1)から(式5)を用いることにより、(x,y)=(0.258,0.22)の白色照明光を得るための赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203の光量比は、r:g:b=25.1:64.5:10.4であった。各LED光源に流れる赤色LED光源駆動電流IR,緑色LED光源駆動電流IG、及び青色LED光源駆動電流IBは、上記光量比となるように設定される。図4は、赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203の相対光量と電流値の関係を示したグラフである。図4のグラフから、白色照明光を得るための各LED光源の赤色LED光源駆動電流IR,緑色LED光源駆動電流IG、及び青色LED光源駆動電流IBが求められる。
以上のように、赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203の発光スペクトルから所望の白色照明光を得るための加法混色条件を見積もり、それに応じた電流値を設定することにより、照明装置の光出射面から所望の白色照明光が得られる。
しかしながら、LED光源は発光色に固体ばらつきを持っており、上記の設計手法において所望の白色照明光が得られない場合がある。つまり、同一電流を流した際にも、LED光源から出射される発光色が固体によりある幅を持って分布している。例えば、赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203は、それぞれの任意の基準となる発光ドミナント波長に対して、−5nm〜+5nm程度の範囲で分布を持っている。これは、LED発光素子を作成する際の、発光層の組成ずれや温度の不均一性などが原因と考えられる。赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203の任意の基準となる発光ドミナント波長を上記のように、それぞれ赤色LED光源201は620nm、緑色LED光源202は525nm、青色LED光源203は460nmとして赤色LED光源駆動電流IR,緑色LED光源駆動電流IG、及び青色LED光源駆動電流IBを定めた場合を考える。例えば、LED光源のドミナント波長が任意の基準となる発光ドミナント波長から5nm高く、それぞれ赤色LED光源201は625nm、緑色LED光源202は530nm、青色LED光源203は465nmのLED光源を使用した場合、上記の赤色LED光源駆動電流IR,緑色LED光源駆動電流IG、及び青色LED光源駆動電流IBを各LED光源に流して得られる照明光の色度点は(x,y)=(0.252,0.242)となる。これにより、所望の色度点(x,y)=(0.258,0.22)から色度差Δxy=0.022異なった色の照明光となる。なお、Δxyは色度図上の距離である。
このように、LED光源のドミナント波長が任意の基準となる発光ドミナント波長から大きく異なる場合、色ムラが発生する。従来の照明装置では、白色照明光の色度点が許容範囲を越えてずれるのを防止するため、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して、波長のばらつき範囲を適宜狭い範囲に限定していた。つまり、一般的にLED光源はその発光色により数種類にランク分けされており、従来のLED照明装置には、特定ランクのLED光源が搭載されていた。この場合、白色照明光の色度点ずれの許容範囲として、例えばΔxy≦0.01とするためには、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して少なくとも5nmのドミナント波長ずれのあるLED光源は使用できないということになってしまう。このため、LED素子を作成するウェハから、照明装置に搭載できる光源として取り出せるチップ数が減少し、LED光源一個当たりのコストが上昇するという問題があった。
そこで、本実施例では、図5に示すように、同色のLED光源を2個、光源基板の表側と裏側に隣接して配置した。この二つのLED光源は、一つの発光色に対して任意の基準となる発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する光源及び任意の基準となる発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する光源である。なお、本発明において、二つのLED光源が隣接するとは、二つのLED光源の間に他のLED光源が配置されていないことをいう。
このように、互いに任意の基準となる発光ドミナント波長から逆方向にばらつきを持ったLED光源を組み合わせて隣接配置することによって、2つのLED光源から出射された光が足し合わされ、足し合わされた光のドミナント波長は任意の基準となる発光ドミナント波長に近づく。このため、波長が大きくばらついたLED光源を使用しても、色ムラが抑制された光を光出射面から出射することが可能である。また、図5のように表裏方向に隣接配置することで、バラツキをもったLED光源が効率よく足し合わされる。
表1は、本実施例における赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203のランク分け方法について示している。赤色LED光源201については、基準となる発光ドミナント波長を620nmとし、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して−1.5nmから+1.5nmの範囲でばらついているLED光源をランクCとした。また、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して−3.5nmから−1.5nmの範囲でばらついているLED光源をランクBとした。また、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して−5nmから−3.5nmの範囲でばらついているLED光源をランクAとした。また、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して+1.5nmから+3.5nmの範囲でばらついているLED光源をランクDとした。また、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して+3.5nmから+5nmの範囲でばらついているLED光源をランクEとした。つまり、この場合、赤色LED光源201は五つのLED光源群を有することになる。緑色LED光源202の基準となる発光ドミナント波長は525nm、青色LED光源203の基準となる発光ドミナント波長は460nmとして、赤色LED光源201と同様のランク分けを行った。つまり、緑色LED光源202及び青色LED光源203についても五つのLED光源群を有することになる。なお、任意の基準となる発光ドミナント波長が存在するLED光源群以外のLED光源群については、一つのLED光源群に存在するLED光源の数は二個以上であることが望ましい。
Figure 2010218991
このようなランク分けを行った上で、図5に示すようにランクAとランクE,ランクBとランクD,ランクCとランクCのLED光源をペアとして隣接配置した。
ランクCは、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して最もばらつき範囲の小さなランクであるが、従来は所望とする白色照明光を得るのに、このようなランクしか使用できなかった。ランクAとランクEの組み合わせや、ランクBとランクDの組み合わせを隣接して配置することにより、それらの足し合わされた光は、ランクCのLED光源に相当するドミナント波長を示す。つまり、ある2つのLED光源により足し合わされた光のドミナント波長は、近似的に2つのLED光源それぞれの発光ドミナント波長の相加平均となる。よって、ランクAとランクEの組み合わせのように、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して、略同量に低波長側(ランクAは任意の基準となる発光ドミナント波長に対して3.5〜5.0nm低波長)及び長波長側(ランクEは任意の基準となる発光ドミナント波長に対して3.5〜5.0nm長波長)にずれた発光ドミナント波長を有するLED光源を組み合わせることによって、任意の基準となる発光ドミナント波長に近づけることが可能になる。例えば緑色LED光源202のランクA(緑A)と緑色LED光源202のランクE(緑E)からの光を足し合わせた場合、その足し合わされた光のドミナント波長は526.25nmとなり、基準となる発光ドミナント波長(525nm)に近づく。よって、ばらつきの大きなLED光源を使用しても色ムラを抑制できる。
本実施例のランク分け方法及び、各ランクの組み合わせによる隣接配置の結果、光出射面における白色照明光の色度差は、Δxy≦0.01を満足することができた。
本実施例に用いたランク分け方法は、一つの例であってこれに限定されたものではない。例えば、白色照明光の色度差の許容範囲をさらに小さくしたい場合は、各ランクの波長範囲をさらに狭くして、多数のランクを設け、任意の基準となる発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する光源と任意の基準となる発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する光源について、好ましくは等量の波長ずれを持って隣接配置すればよい。つまり、任意の基準となる発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する光源の発光ドミナント波長と任意の基準となる発光ドミナント波長との差分と、任意の基準となる発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する光源の発光ドミナント波長と任意の基準となる発光ドミナント波長との差分とが等しければよい。また、色度差の許容範囲が大きくてもよい場合は、各ランクの波長範囲を広げてもよい。
また、LED光源の配置構成についても、図5に限定したものではなく、任意の基準となる発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する光源及び任意の基準となる発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する光源を隣接して配置すればよい。例えば、図6のようにLED光源を一列に並べ、同色のLED光源で互いに隣接するLED光源が、任意の基準となる発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する光源と任意の基準となる発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する光源であれば、同様の効果を奏する。さらに、図6のように、LED光源を左右方向に一列に、Aランクの赤色LED光源,Eランクの赤色LED光源,Aランクの緑色LED光源,Eランクの緑色LED光源,Aランクの青色LED光源、及びEランクの青色LED光源の順で並べることで、照明装置の薄型化を図ることができる。なお、ランクCのように、任意の基準となる発光ドミナント波長からのずれが小さなランクについては、ペアをなさずに単独で配置してもよい。
また、図7のように、左右方向に対して、Aランクの赤色LED光源,Aランクの緑色LED光源,Aランクの青色LED光源,Eランクの赤色LED光源,Eランクの緑色LED光源、及びEランクの青色LED光源の順に配置した場合でも、同様の効果が得られる。なお、本実施例においては、LED光源を用いたが、発光色にばらつきがある光源であれば、本実施例の構成により色ムラを抑制することができる。
本発明の実施形態2について、図8及び図9を用いて詳細に説明する。
図8は、本実施例のLED光源を用いた直下型バックライトを備えた液晶表示装置の上面分解図を示した図である。また図9は、図8のA−A′断面を示す図である。
本実施例の液晶表示装置は、液晶パネル106,光学シート107,拡散板108,LEDパッケージ401及びフレーム部材101から構成されている。なお、この他、液晶パネル106や、LEDパッケージ401を駆動する電源や回路が必要であるが省略する。
液晶パネル106は、バックライトからの光の透過率を画素毎に制御することにより映像を表示する。光学シート107は、光を拡散させて均一性を向上させたり、光の指向性を制御して液晶パネル106の鉛直方向の輝度を高めたりといった機能を持っており、通常複数枚配置される。
拡散板108は、LEDパッケージ401から出射された光を拡散させて光を均一化する機能を有しており、通常LEDパッケージ401から10〜20mm程度の間隔を開けて配置される。
LEDパッケージ401は、白色の樹脂などから成形されたモールド部材にLED光源を配置し、さらにLED光源を透明なシリコーン樹脂で覆った構成となっている。一つのLEDパッケージ401には赤色LED光源201,緑色LED光源202、及び青色LED光源203がそれぞれ2つ配置されている。LED光源をモールド樹脂で覆うことにより、効率よく混色させることができる。
本実施例で用いたLED光源も、実施例1で示したランク分けと同様のランク分けを行った。同一パッケージに配置される各色2つのLED光源は、任意の基準となる発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する光源及び任意の基準となる発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する光源である。
同一パッケージに配置される各色2つのLED光源は、拡散板108との距離に比べて非常に近い距離で互いに配置されているため、この2つのLED光源からの光は、拡散板108にほぼ等量の光強度で入射する。よって、同一パッケージに配置される各色2つのLED光源の光は、拡散板108に入射する際に均等に足し合わされており、足し合わされた光は任意の基準となる発光ドミナント波長に近づくため、均一な白色照明光を液晶パネル106に表示することができる。
また、ドミナント波長が任意の基準となる発光ドミナント波長に対して逆方向にばらついたLED光源を同一パッケージ内に配置することによって、その2つのLED光源の光がLEDパッケージ401内で混ざり合うため、より均等に光が足し合わされる。
以上のように本実施例に示す液晶表示装置では、ドミナント波長が、任意の基準となる発光ドミナント波長に対して逆方向にばらついたLED光源を同一パッケージに配置することにより色ムラを抑制することができた。
本実施例においては、同一LEDパッケージ401内に赤色LED光源201,緑色LED光源202,青色LED光源203を2つずつ配置したが、これに限定するものではない。同一パッケージ内でドミナント波長が任意の基準となる発光ドミナント波長に対して逆方向にばらついたLED光源をペアとして配置していれば同様の効果を奏するので、必ずしもLED光源の数が2つでなくてもよく例えばペアが2つあって合計4つのLED光源を用いてもよいし、任意の基準となる発光ドミナント波長に対してばらつき範囲の狭いLED光源を単独で配置してもよいからLED光源の数を3以上の奇数とすることも可能である。
また、同一LEDパッケージ401内に赤色LED,緑色LED,青色LEDの3色を配置しなくてもよく、例えば赤色LED光源201のみが2つ配置された赤色LEDパッケージ,緑色LED光源202のみが2つ配置された緑色LEDパッケージ,青色LED光源203のみが2つ配置された青色LEDパッケージをそれぞれ作成してもよい。
本発明の実施形態3について、図10から図13を用いて詳細に説明する。
図10は、本実施形態の液晶表示装置の平面分解図である。また、図11は、図10のA−A′の一点鎖線で示した箇所の断面図である。
図13は、図10に示した液晶表示装置501を備えた映像表示装置である。映像表示装置は、液晶表示装置501,電源502,回路基板503,スピーカー504及びこれらを支持する支持体505からなる。
本実施形態の液晶表示装置は、フレーム部材101,白色LED光源204,導光板104,拡散板108,光学シート107からなる照明装置の上に液晶パネル106を搭載した構成となっている。なお、この他、液晶パネル106や、白色LED光源204を駆動する電源や回路が必要であるが説明を省略する。
フレーム部材101は、白色LED光源204と導光板104を内包して支持すると共に、開口部を設けて、この開口部から導光板104から出射される光を拡散板108側に通す。
白色LED光源204は、白色のモールド部材の中に青色LEDと黄色蛍光体が塗布されており、白色の光を導光板104側に放射状に出射する。
導光板104は、白色LED光源204の光を導光させて拡散板108側に光を出射する。なお、本実施形態の場合、4枚の導光板104が並べられており、その上下端に2つの白色LED光源204が一組となって隣接配置された構成となっている。また、導光板104は上下方向で中央部に向かって厚さが小さくなっており、一組の白色LED光源204から出射された光の殆どは、導光板104の上下半分領域から出射される光となる。よって、本実施形態の液晶表示装置に用いられる照明装置は、左右方向4分割,上下方向2分割の合計8分割領域毎に明るさの変調が可能である。なお、白色LED光源204が配置されている付近の導光板104の側面は凹凸を有し、これにより白色LED光源204から出射された光が、導光板104の中に広く広がるため、光が均一化しやすくなる。
拡散板108は、光を拡散し均一性を高める機能を有しており、特に導光板104と導光板104の境界領域が暗くなるのを防止している。光学シート107は、さらに白色光の均一性を高める役割を担っている。液晶パネル106は、画素毎の透過率を制御することにより画像を表示する。
本実施形態の液晶表示装置のように、照明装置が分割エリア毎に明るさの変調ができることによって、液晶表示装置の消費電力を下げることが可能である。例えば、画面の上半分が明るい画像であり、下半分が暗い画像である場合は、上半分にある白色LED光源204を明るく点灯し、下半分にある白色LEDを暗く点灯することによって、下半分の白色LED光源204の消費電力を減らすことができるからである。
しかしながら、白色LED光源204の出射光の色度にばらつきがあると、領域毎に色が異なり、色ムラとなってしまう。
そこで、本実施形態では、所望の色度を示す白色LED光源204を2つ一組で隣接配置すると共に、所望の色度を示す白色LED光源204の色度に対し、所望の色度から許容を越えて色度が異なる白色LED光源204については、色度図上でほぼ点対称となる白色LED光源204を2つ組み合わせて隣接配置した。図12は、本実施例に用いた白色LED光源204の色度のランク分けをCIE1931xy色度図上に表したグラフである。白色LED光源204の色度をA1〜A5,B1〜B5,C1〜C5のランクに分類した。ランクB3は所望の色度に対し、許容範囲内の色ずれを示す白色LED光源204のランクである。その他のランクの白色LED光源204は、ランクB3を基準として色度図上でほぼ点対称のランクの白色LED光源204を2つ組み合わせて隣接配置した。つまり、隣接される2つの光源の組み合わせはA1とC5、またはA2とC4、またはA3とC3または、A4とC2、またはA5とC1、またはB1とB5、またはB2とB4、またはB3とB3である。このように、複数の白色LED光源はCIE1931xy色度図上で複数の領域に分類され、複数の領域は、白色に対して任意の基準となる発光色度を基準としてCIE1931xy色度図上で点対称となる第一の領域及び第二領域を有し、第一の領域に属する第一の白色光源と第二の領域に属する第二の白色光源とが隣接して配置される。
上記のようなランクの白色LED光源204を2つ組み合わせて隣接配置し、それらの光を導光板104に入れることによって、導光板104の中で光が混ざり合い、所望の白色色度に近づけることが可能であるから、導光板104同士の色が異なるという不具合を解消でき、色ムラを抑制できる。
実施例3では、青色LED+黄色蛍光体タイプの白色LED光源204を用いたが、これに限定されるものではなく、青色LED光源+赤緑蛍光体タイプや紫外LED光源+赤緑青蛍光体タイプなどの白色LED光源204を用いても同様の効果が得られる。また、実施例1や実施例2のようにLED光源などを配置した場合でも、同様の効果が得られる。
101 フレーム部材
102 光源モジュール
103 反射板
104 導光板
105 光源搭載基板
106 液晶パネル
107 光学シート
108 拡散板
201 赤色LED光源
202 緑色LED光源
203 青色LED光源
204 白色LED光源
301 直流電圧源
302 コントローラー
303 赤色LED駆動回路
304 緑色LED駆動回路
305 青色LED駆動回路
401 LEDパッケージ
501 液晶表示装置
502 電源
503 回路基板
504 スピーカー
505 支持体

Claims (14)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置された複数の第一の発光色を有するLED光源と、を有し、
    前記複数の第一の発光色を有するLED光源は、前記第一の発光色に対して任意の基準となる第一の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第一のLED光源と、前記第一の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第二のLED光源と、を有し、
    前記第一のLED光源と前記第二のLED光源とが隣接して配置される照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記基板上に配置された複数の第二の発光色を有するLED光源を有し、
    前記複数の第二の発光色を有するLED光源は、前記第二の発光色に対して任意の基準となる第二の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第三のLED光源と、前記第二の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第四のLED光源と、を有し、
    前記第三のLED光源と前記第四のLED光源とが隣接して配置される照明装置。
  3. 請求項2に記載の照明装置において、
    前記基板上に配置された複数の第三の発光色を有するLED光源を有し、
    前記複数の第三の発光色を有するLED光源は、前記第三の発光色に対して任意の基準となる第三の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第五のLED光源と、前記第三の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第六のLED光源と、を有し、
    前記第五のLED光源と前記第六のLED光源とが隣接して配置される照明装置。
  4. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記第一のLED光源と前記第二のLED光源とが、前記複数の第一の発光色を有するLED光源が配置された前記基板面の短辺方向に隣接して配置される照明装置。
  5. 請求項3に記載の照明装置において、
    前記複数の第一の発光色を有するLED光源が配置された前記基板面の長辺方向において、
    前記第一のLED光源,前記第二のLED光源,前記第三のLED光源,前記第四のLED光源,前記第五のLED光源、及び前記第六の順に配置される照明装置。
  6. 請求項3に記載の照明装置において、
    前記第一のLED光源,前記第二のLED光源,前記第三のLED光源,前記第四のLED光源,前記第五のLED光源、及び前記第六のLED光源を覆う樹脂を有する照明装置。
  7. 請求項1に記載の照明装置において、
    第一のLED光源の発光ドミナント波長と前記第一の発光ドミナント波長との差分と第二のLED光源の発光ドミナント波長と前記第一の発光ドミナント波長との差分とが略等しい照明装置。
  8. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記複数の第一の発光色を有するLED光源は、前記第一の発光色に対して任意の基準となる第一の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有するLED光源を含む第一のLED光源群と、前記第一の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有するLED光源を含む第二のLED光源群と、を有し、
    前記第一のLED光源は前記第一のLED光源群に含まれ、
    前記第二のLED光源は前記第二のLED光源群に含まれる照明装置。
  9. 基板と、
    前記基板上に配置された複数の第一の発光色を有するLED光源と、
    前記基板上に配置された複数の第二の発光色を有するLED光源と、
    前記基板上に配置された複数の第三の発光色を有するLED光源と、を有し、
    前記複数の第一の発光色を有するLED光源は、前記第一の発光色に対して任意の基準となる第一の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第一のLED光源と、前記第一の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第二のLED光源と、を有し、
    前記複数の第二の発光色を有するLED光源は、前記第二の発光色に対して任意の基準となる第二の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第三のLED光源と、前記第二の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第四のLED光源と、を有し、
    前記複数の第三の発光色を有するLED光源は、前記第三の発光色に対して任意の基準となる第三の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第五のLED光源と、前記第三の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第六のLED光源と、を有し、
    前記複数の第一の発光色を有するLED光源が配置された前記基板面の長辺方向において、
    前記第一のLED光源,前記第三のLED光源,前記第五のLED光源,前記第二のLED光源,前記第四のLED光源、及び前記第六の順に配置される照明装置。
  10. 基板と、
    第一の光源前記基板上に配置された複数の白色LED光源と、を備え、
    前記複数の白色LED光源は、CIE1931xy色度図上で複数の領域に分類され、
    前記複数の領域は、白色に対して任意の基準となる発光色度を基準としてCIE1931xy色度図上で点対称となる第一の領域及び第二領域を有し、
    前記第一の領域に属する第一の白色LED光源と前記第二の領域に属する第二の白色LED光源とが隣接して配置される照明装置。
  11. 請求項10に記載の照明装置において、
    前記複数の白色LED光源は、青色LEDと蛍光体とからなる照明装置。
  12. 請求項10に記載の照明装置において、
    前記複数の白色LED光源から出射された光を導くための導光板を有し、
    前記導光板の側面は凹凸を有する照明装置。
  13. 請求項1に記載の照明装置と、
    前記照明装置の上に配置された液晶パネルと、
    前記照明装置及び前記液晶パネルを支持する支持体505とを有する映像表示装置。
  14. 基板と、
    前記基板上に配置された複数の第一の発光色を有する光源と、を有し、
    前記複数の第一の発光色を有する光源は、前記第一の発光色に対して任意の基準となる第一の発光ドミナント波長より小さい発光ドミナント波長を有する第一の光源と、
    前記第一の発光ドミナント波長より大きい発光ドミナント波長を有する第二の光源と、を有し、
    前記第一の光源と前記第二の光源とが隣接して配置される照明装置。
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