JP2010218459A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンストラクティブワークフローにおいて、表記揺れを低減して正確な検索が可能な情報処理技術を提供する。
【解決手段】タスクインスタンスDB201は、タスクの書誌情報を記憶する。コンセプトDB204は、コンセプトマップにおける各コンセプトのコンセプト情報を記憶する。タスクコンセプト関連DB202は、タスクとコンセプトとの関連を記憶する。ワークフローエンジン110は、ネットワークを介してユーザ端末PCから、注目タスクの書誌情報を提示することが要求された場合、当該注目タスクに関連付けるべきコンセプトを検索し、当該検索の結果と当該注目タスクの書誌情報とをユーザ端末PCに送信し、あるコンセプトと注目タスクと関連付けることが要求された場合、当該コンセプトと当該注目タスクとの関連をタスクコンセプト関連DB202に記憶させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来より、処理の単位である複数のタスクから構成されるワークフローを管理するワークフロー管理システムがある。従来のワークフロー管理システムでは、ワークフローの実行前にワークフローモデルを事前に決定する必要があった。即ち、ワークフローを構成する個々のタスクの順序関係や個々のタスクの詳細を決定する必要があった。しかし、研究開発や一部のサービスなどの分野では、個々のタスクについて事前に決定することが難しく、先行的なワークフローモデルを策することが難しい。つまり、このような分野では、業務を進める過程で新たなタスクを追加しなければならなくなったり、タスクの実行順序を変更しなければならなくなったり、想定していたタスクが不要になったりということがしばしば起こり得る。このため、固定的なワークフローモデルを事前に決めることが困難なのである。
そこで、ワークフローの実行時に動的にタスク構成を変更可能にして、動的にワークフローモデルを構成できるコンストラクティブワークフローと呼ばれる手法が開発されてきた。コンストラクティブワークフローでは、タスクを再帰的に分割することにより階層的に処理手順が表現される。即ち、タスクは処理を再帰的に分割したツリー構造で表現され、各タスクが階層関係で関連付けられた階層構造で表現される。そしてコンストラクティブワークフローの実行中にタスクの追加、編集及び削除のうち少なくとも1つを行なうことが可能である。
さらに、コンストラクティブワークフローにおいて、タスクの実行時の作業性を向上させることを目的に、ワークフローの実行の際に必要となる各種情報(関連情報)を、タスクの実行中に適時に検索して提供できる(適時情報配信という)ワークフロー管理システムが提案されている。タスクの書誌情報を元にした適時情報配信においては、検索時に用いるキーワードの選定が重要な役割を持っている。コンストラクティブワークフローにおける階層構造はワークフロー上のタスクの処理分割を反映しており、処理の種類によって検索するためには適していない。このような目的には自由なキーワード(タグ)をタスクに対して付与し、ユーザ間の協力によってタグの整理を行うフォークソノミーという考え方がWeb2.0では広く使われている。例えば、特許文献1では、タスクとして新規のリソースを登録する際に、既存の類似のリソースに付与されたタグを用いる技術が提案されている。
しかし、フォークソノミーではその自由度から、タグの多義性、同義性、スペルミスなどの表記揺れがあるため、正確な検索ができない恐れがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コンストラクティブワークフローにおいて、表記揺れを低減して正確な検索が可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、処理の単位である複数のタスクを再帰的に分割することにより階層的に処理手順を表現したワークフローでありその実行中にタスクの追加、編集及び削除のうち少なくとも1つを行なうことが可能なコンストラクティブワークフローを管理する情報処理装置であって、前記タスクの書誌情報を記憶する第1記憶手段と、各々異なる概念を表す複数のコンセプトを記憶する第2記憶手段と、前記タスクと前記コンセプトとの関連を記憶する第3記憶手段と、第1のタスクの前記書誌情報を提示することが要求された場合、当該第1のタスクに関連付けるべきコンセプトを検索するコンセプト検索手段と、前記第1のタスクの書誌情報と、前記コンセプト検索手段の検索の結果とを提示する提示手段と、前記提示手段が提示した前記検索の結果に基づいて、前記コンセプトのうち少なくとも1つを前記第1のタスクと関連付けることが要求された場合且つ当該第1のタスクとの関連が前記第3記憶手段に記憶されていない場合、当該第1のタスクと当該コンセプトとの関連を前記第3記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、処理の単位である複数のタスクを再帰的に分割することにより階層的に処理手順を表現したワークフローでありその実行中にタスクの追加、編集及び削除のうち少なくとも1つを行なうことが可能なコンストラクティブワークフローを管理する情報処理装置で実行される情報処理方法であって、前記情報処理装置は、前記タスクの書誌情報を記憶する第1記憶手段と、各々異なる概念を表す複数のコンセプトを記憶する第2記憶手段と、前記タスクと前記コンセプトとの関連を記憶する第3記憶手段と、コンセプト検索手段と、提示手段と、記憶制御手段とを備え、前記コンセプト検索手段が、第1のタスクの前記書誌情報を提示することが要求された場合、当該第1のタスクに関連付けるべきコンセプトを検索するコンセプト検索ステップと、前記提示手段が、前記第1のタスクの書誌情報と、前記コンセプト検索手段の検索の結果とを提示する提示ステップと、前記記憶制御手段が、前記提示ステップで提示された前記検索の結果に基づいて、前記コンセプトのうち少なくとも1つを前記第1のタスクと関連付けることが要求された場合且つ当該第1のタスクとの関連が前記第3記憶手段に記憶されていない場合、当該第1のタスクと当該コンセプトとの関連を前記第3記憶手段に記憶させる記憶制御ステップとを含む
ことを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、コンストラクティブワークフローにおいて、表記揺れを低減して正確な検索が可能になる。
図1は、一実施の形態にかかるコンストラクティブワークフローを説明するための図である。 図2は、コンストラクティブワークフローとタスクとの関係を説明するための図である。 図3は、本実施の形態にかかるワークフロー管理システムの構成を例示する図である。 図4は、ワークフロー管理サーバSV及びユーザ端末PCのハードウェア構成を例示する図である。 図5は、ワークフロー管理サーバSVの機能的構成を例示する図である。 図6は、タスクの書誌情報のデータ構成を例示する図である。 図7は、タスクインスタンスDB201のデータ構造を例示する図である。 図8は、コンセプトマップを例示する図である。 図9は、コンセプト情報のデータ構成を例示する図である。 図10は、コンセプトDB204のデータ構造を例示する図である。 図11は、タスクコンセプト関連情報のデータ構成を例示する図である。 図12は、タスクコンセプト関連DB202のデータ構造を例示する図である。 図13は、タスクインスタンスDB201と、タスクコンセプト関連DB202と、コンセプトDB204との関連を例示する図である。 図14は、コンセプトタイプ情報のデータ構成を例示する図である。 図15は、コンセプトタイプDB203のデータ構造を例示する図である。 図16は、コンセプトタイプDB203と、上述したコンセプトDB204と、後述するコンセプト間関連DB205及びコンセプト間関連タイプDB206との関連を例示する図である。 図17は、コンセプト関連情報のデータ構成を例示する図である。 図18は、コンセプト間関連DB205のデータ構造を例示する図である。 図19は、コンセプト間関連タイプ情報のデータ構成を例示する図である。 図20は、コンセプト間関連タイプDB206のデータ構造を例示する図である。 図21は、近隣タスクの定義を説明するための図である。 図22は、タスクの書誌情報をユーザ端末PCに表示させるタスク表示処理を示すフローチャートである。 図23は、ステップS1,S_1,S_2の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図24は、S1_1の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図25は、S1_2の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図26は、ステップS150,S151の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図27は、ステップS152の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図28は、ステップS4_1,S4_2の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図29は、ユーザ端末PCの表示部104に表示される画面例を示す図である。 図30は、ステップS6の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図31は、タスクに関連する文書を検索するタスク関連文書検索処理の手順を示すフローチャートである。 図32は、ユーザ端末PCの表示部104に表示される画面例を示す図である。 図33は、コンセプト名を用いてコンセプトとタスクとを関連付けるタスクコンセプト関連付け処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(1)構成
まず、本実施の形態にかかるコンストラクティブワークフローについて図1を用いて説明する。従来のワークフローでは、個々のタスクの順序関係や個々のタスクの詳細を決定してワークモデルが設計される。このようなワークフローモデルでは、タスクを追加したりタスクの順序関係を変更したりすることはできなかった。一方、同図に示されるように、コンストラクティブワークフローではタスクは処理を再帰的に分割したツリー構造で表現され、タスクの追加や削除や編集を行なうことができる。次に、コンストラクティブワークフローとタスクとの関係について図2を用いて説明する。タスクとは、従来技術欄で説明したように、処理の単位であり、ワークフローを構成する要素である。1つのタスクを更に細かな処理に分割したものがサブタスクである。コンストラクティブワークフロー上では、分割元のタスクとこれが分割されたサブタスクとは階層が上下にある親子関係を有し、前者が上位の階層にある親タスクとなり、後者が下位の階層にある子タスクとなる。サブタスクには高々1つの親タスクが関連付けられる。
次に、このようなコンストラクティブワークフローを管理する本実施の形態にかかるワークフロー管理システムの構成について図3を用いて説明する。本実施の形態にかかるワークフロー管理システムは、ワークフロー管理サーバSVと、ユーザ端末PC(PC〜PC)とがネットワークを介して接続されて構成される。ネットワークとは、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット、イーサネット(登録商標)又はインターネットなどである。このような構成において、ユーザからの操作入力を受け付けたユーザ端末PCからの要求に応じて、ワークフロー管理サーバSVは、タスクに後述のコンセプトを関連付けたり、タスクに関連する文書を検索したりする。
次に、ワークフロー管理サーバSV及びユーザ端末PCのハードウェア構成について図4を用いて説明する。ワークフロー管理サーバSV及びユーザ端末PCは、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部100と、各種データや各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の主記憶部101と、各種データや各種プログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)やCD(Compact Disk)ドライブ装置等の補助記憶部102と、外部装置の通信を制御する通信I/F(interface)103とこれらを接続するバスとを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。また、ワークフロー管理サーバSV及びユーザ端末PCには、情報を表示する表示部104と、ユーザの指示入力を受け付けるキーボードやマウス等の操作入力部105とが有線又は無線により各々接続される。
次に、このようなハードウェア構成において、ワークフロー管理サーバSVのCPUが主記憶部101や補助記憶部102に記憶された各種プログラムを実行することにより実現される各種機能について説明する。図5は、ワークフロー管理サーバSVの機能的構成を例示する図である。ワークフロー管理サーバSVは、ワークフローエンジン110と、DB(Data Base)部200とを有する。ワークフローエンジン110は、CPUのプログラム実行時にRAMなどの主記憶部101上に生成されるものである。DB部200は、HDDなどの補助記憶部102に記憶されるものである。ワークフローエンジン110は、タスク管理部300と、タスクコンセプト管理部400と、コンセプトマップ管理部500と、文書管理部600と、ワークフロー提示部700とを有する。DB部200は、タスクインスタンスDB201と、タスクコンセプト関連DB202と、コンセプトタイプDB203と、コンセプトDB204と、コンセプト間関連DB205と、コンセプト間関連タイプDB206と、文書DB207とを有する。
文書DB207は、電子化された文書を記憶する。尚、電子化された文書は、当該文書の名称を示す文書名を含む。
タスクインスタンスDB201は、タスクの書誌情報を記憶する。図6は、タスクの書誌情報のデータ構成を例示する図である。同図に示されるように、タスクの書誌情報は、当該タスクに割り当てられたタスクID(TASK_ID)と、当該タスクの名称(タスク名)(TITLE)と、当該タスクの説明(DESCRIPTION)と、当該タスクの担当者のユーザ名(OWNER)と、階層関係上当該タスクの親タスクに割り当てられたタスクID(親タスクID)(PARENT_ID)と、当該タスクの作業状態(STATUS)と、当該タスクに着手した日時(START_DATE)と、当該タスクを完了した日時(END_DATE)とを含む。図7は、タスクインスタンスDB201のデータ構造を例示する図である。同図に示されるように、タスクインスタンスDB201は、図6に示されるタスクの書誌情報をタスク毎に記憶する。各タスクの書誌情報に含まれる親タスクIDによって各タスクの階層関係が判別可能であり、これによってコンストラクティブワークフロー全体の階層構造が判別可能である。
コンセプトDB204は、概念を表すコンセプト及びコンセプト間の関連を表すコンセプトマップにおける各コンセプトに関する情報(コンセプト情報という)を記憶する。図8は、コンセプトマップを例示する図である。同図においては、各コンセプトは、コンセプト名により表され、関係の係り元となるコンセプトと、関係の係り先となるコンセプトとが線で結ばれている。図9は、コンセプト情報のデータ構成を例示する図である。同図に示されるように、コンセプト情報は、コンセプトに割り当られたコンセプトID(CONCEPT_ID)と、当該コンセプトの名称(コンセプト名)(LABEL)と、当該コンセプトの概念に相当し当該コンセプト名の別名(ALT_LABEL)と、当該コンセプトの説明(DESCRIPTION)と、別言語での当該コンセプトの表記である翻訳(TRANSLATIONS)と、当該コンセプトの種類を示す後述のコンセプトタイプに割り当てられたコンセプトタイプID(C_TYPE_ID)とを含む。図10は、コンセプトDB204のデータ構造を例示する図である。同図に示されるように、コンセプトDB204は、図9に示されるコンセプト情報をコンセプト毎に記憶する。
尚、コンセプトマップの詳細については、以下の参考文献1に記載されているため、ここではその説明を省略する。
参考文献1: Novak, J. D. & A. J. Can~as, The Theory Underlying Concept Maps and How to Construct Them, Technical Report IHMC CmapTools 2006-01 Rev 01-2008, Florida Institute for Human and Machine Cognition, 2008", http://cmap.ihmc.us/Publications/ResearchPapers/TheoryUnderlyingConceptMaps.pdf.
また、コンセプトマップを利用して、語彙を統制するための技術については、例えば、参考文献2〜3に記載されているため、ここではその説明を省略する。
参考文献2: Brasethvik, et. al., Natural Language Analysis for Semantic Document
Modeling, Data and Knowledge Engineering, Volume 38, Number 1, July 2001 , pp. 45-62(18)
参考文献3: Fuller, et. al., A knowledgebase system to enhance scientific discovery: Telemakus, Biomedical Digital Libraries 2004, 1:2
タスクコンセプト関連DB202は、タスクとコンセプトとの関連を示すタスクコンセプト関連情報を記憶する。図11は、タスクコンセプト関連情報のデータ構成を例示する図である。同図に示されるように、タスクコンセプト関連情報は、タスクに割り当てられたタスクID(TASK_ID)と、当該タスクに関連付けられたコンセプトに割り当てられたコンセプトIDと(CONCEPT_ID)と、当該タスク及びコンセプトの関連に割り当てられたタスクコンセプト関連ID(TC_ID)とを含む。図12は、タスクコンセプト関連DB202のデータ構造を例示する図である。同図に示されるように、タスクコンセプト関連DB202は、図11に示されるタスクコンセプト関連情報をコンセプト毎にタスクに関連付けられたコンセプト毎に記憶する。図13は、タスクインスタンスDB201と、タスクコンセプト関連DB202と、コンセプトDB204との関連を例示する図である。同図に示されるように、タスクインスタンスDB201に記憶されたタスクの書誌情報に含まれるタスクIDと、コンセプトDB204に記憶されたコンセプト情報に含まれるコンセプトIDとを1つの組としてタスクコンセプト関連ID(TC_ID)が割り当てられてタスクコンセプト関連情報としてタスクコンセプト関連DB202に記憶されることにより、タスクとコンセプトとの関連付けが管理される。
コンセプトタイプDB203は、コンセプトタイプを示すコンセプトタイプ情報をコンセプトタイプIDと対応付けて記憶する。コンセプトタイプには、概念の種類として、例えば、人間、組織、建物などがある。図14は、コンセプトタイプ情報のデータ構成を例示する図である。同図に示されるように、コンセプトタイプ情報は、コンセプトタイプに割り当てられたコンセプトタイプID(C_TYPE_ID)と、コンセプトタイプの種類を表す文字列(TITLE)とを含む。図15は、コンセプトタイプDB203のデータ構造を例示する図である。同図に示されるように、コンセプトタイプDB203は、図14に示されるコンセプトタイプ情報をコンセプトタイプ毎に記憶する。図16は、コンセプトタイプDB203と、上述したコンセプトDB204と、後述するコンセプト間関連DB205及びコンセプト間関連タイプDB206との関連を例示する図である。同図に示されるように、コンセプトタイプDB203に記憶されているコンセプトタイプ情報と、コンセプトDB204に記憶されたコンセプト情報とは、コンセプトタイプID(C_TYPE_ID)を介して関連付けられている。
コンセプト間関連DB205は、コンセプトマップにおけるコンセプト間の関連を示すコンセプト間関連情報を記憶する。図17は、コンセプト関連情報のデータ構成を例示する図である。同図に示されるように、コンセプト間関連情報は、関連の係り元のコンセプトに割り当てられたコンセプトID(CONCEPT1)と、関連の係り先のコンセプトに割り当てられたコンセプトID(CONCEPT2)と、当該コンセプト間の関連に割り当てられたコンセプト間関連ID(RELA_ID)と、当該関連の種類を示す後述のコンセプト間関連タイプに割り当てられたコンセプト間関連タイプID(R_TYPE_ID)とを含む。図18は、コンセプト間関連DB205のデータ構造を例示する図である。同図に示されるように、コンセプト間関連DB205は、図17に示されるコンセプト間関連情報をコンセプト間の関連毎に記憶する。図17においては、コンセプトDB204に記憶された2つのコンセプト情報に各々含まれるコンセプトIDを1つの組として、コンセプト間関連IDが割り当てられて
タスクインスタンスDB201に記憶されたタスクの書誌情報に含まれるタスクIDと、コンセプトDB204に記憶されたコンセプト情報に含まれるコンセプトIDとを1つの組としてタスクコンセプト関連ID(TC_ID)が割り当てられてコンセプト間関連情報としてコンセプト間関連DB205に記憶されることにより、コンセプト間の関連付けが管理される。
コンセプト間関連タイプDB206は、コンセプト間関連タイプを示すコンセプト間関連タイプ情報を記憶する。コンセプト間関連タイプには、関連の種類として、例えば、親子関係、兄弟関係、包含関係などがある。図19は、コンセプト間関連タイプ情報のデータ構成を例示する図である。同図に示されるように、コンセプト間関連タイプ情報は、コンセプト間関連タイプに割り当てられたコンセプト間関連タイプID(R_TYPE_ID)と、コンセプト間関連タイプの種類を表す文字列(TITLE)とを含む。図20は、コンセプト間関連タイプDB206のデータ構造を例示する図である。同図に示されるように、コンセプト間関連DB205は、図19に示されるコンセプト間関連タイプ情報をコンセプト間関連タイプ毎に記憶する。図19においては、コンセプト間関連DB205に記憶されているコンセプト間関連情報と、コンセプト間関連タイプDB206に記憶されたコンセプト間関連タイプ情報とは、コンセプト間関連タイプID(R_TYPE_ID)を介して関連付けられている。
タスク管理部300は、検索条件作成部301と、近隣タスク検索部302とを有する。近隣タスク検索部302は、タスクインスタンスDB201を参照して、コンストラクティブワークフローの階層構造上で当該タスクと近隣関係にあるタスク(近隣タスクという)を検索して、当該近隣タスクの書誌情報を取得する。ここで、近隣タスクの定義について説明する。図21は、近隣タスクの定義を説明するための図である。同図に示されるように、コンストラクテイブワークフローのツリー構造において、処理対象となる1つのタスク(注目タスクという)から親子関係を辿った場合に経由するタスクの数が所定の数の範囲にあるタスクを近隣タスクとする。また、注目タスクと親タスクが共通である場合のタスクは、兄弟関係があるとしてこれを兄弟タスクとする。尚、近隣タスクとしては、親タスク及び兄弟タスクのみや、親タスクのみに限定するようにしても良く、本実施の形態においては親タスクのみに限定する。
検索条件作成部301は、タスクインスタンスDB201に記憶されているタスクの書誌情報から、検索に用いるキーワードを抽出する。
タスクコンセプト管理部400は、タスクコンセプト検索部401を有する。タスクコンセプト検索部401は、タスクコンセプト関連DB202に記憶されたタスクコンセプト間関連情報を参照して、注目タスクに直接関連付けられたコンセプトを検索する。
コンセプトマップ管理部500は、コンセプト検索部501と、コンセプト作成部502と、関連コンセプト検索部503と、コンセプトマップ編集部504とを有する。コンセプト検索部501は、与えられたキーワードを用いて、コンセプトDB204に記憶されたコンセプト情報をあいまい検索する。コンセプト作成部502は、後述するコンセプト名提示・受付部705が受け付けたコンセプト名を含むコンセプト情報がコンセプトDB204に記憶されていない場合、当該コンセプト情報を新たに作成して、コンセプトDB204に記憶させる。関連コンセプト検索部503は、コンセプト間関連DB205に記憶されたコンセプト間関連情報を参照して、与えられたコンセプトと直接関連のあるコンセプトを検索する。コンセプトマップ編集部504は、ユーザ端末PCからの要求に応じて、コンセプトDB204に記憶されたコンセプト情報を編集する。
文書管理部600は、文書検索部601を有する。文書検索部601は、検索条件作成部301が抽出したキーワードと、タスクコンセプト検索部401が検索して得たコンセプト情報とを用いて文書DB207を検索して、該当の文書を取得する。
ワークフロー提示部700は、タスク提示部701と、タスクコンセプト提示部702と、近隣タスクコンセプト提示部703と、関連コンセプト提示部704と、コンセプト名提示・受付部705と、新規コンセプト候補提示部706と、関連文書提示部707とを有する。タスクコンセプト提示部702は、タスクインスタンスDB201に記憶されているタスクの書誌情報を、ネットワークを介してユーザ端末PCに送信してこれを表示させる。タスクコンセプト提示部702は、タスクコンセプト検索部401が検索したコンセプト情報を、ネットワークを介してユーザ端末PCに送信してこれを表示させる。近隣タスクコンセプト提示部703は、近隣タスク検索部302が検索した近隣タスクに関連するコンセプトを示すコンセプト情報を、ネットワークを介してユーザ端末PCに送信してこれを表示させる。
関連コンセプト提示部704は、関連コンセプト検索部503が検索したコンセプトのコンセプト名を、ネットワークを介してユーザ端末PCに送信してこれを表示させる。コンセプト名提示・受付部705は、注目タスクに新たに関連付けるコンセプトとしてユーザ端末PCにおいてユーザにより入力されたコンセプト名を、ネットワークを介して受信することにより、コンセプト名の入力を受け付けると、新たなコンセプトのコンセプト名の候補を検索する。そして、コンセプト名提示・受付部705は、候補のコンセプト名をネットワークを介してユーザ端末PCに送信してこれを表示させる。そして、コンセプト名提示・受付部705は、ユーザ端末PCにおいて当該候補のうちいずれのコンセプト名が選択された場合、当該コンセプト名をネットワークを介して受信することにより、コンセプト名の入力を受け付ける。ここで受け付けたコンセプト名を含むコンセプト情報がコンセプトDB204に記憶されていない場合に、上述したコンセプト作成部502が新たなコンセプトに関する新たなコンセプト情報を作成してこれをコンセプトDB204に記憶させ、タスクコンセプト管理部401が、注目タスクと新たなコンセプトとの関連をタスクコンセプト関連DB202に記憶させるのである。
(2)動作
次に、本実施の形態にかかるワークフロー管理システムにおいて行う処理の手順について説明する。まず、タスクの書誌情報をユーザ端末PCに表示させるタスク表示処理について図22を用いて説明する。ユーザ端末PCの操作入力部105を介してユーザが、所望のタスクに割り当てられたタスクIDを指定し、当該タスク(注目タスク)の書誌情報の提示を要求する操作入力を行なうと、ユーザ端末PCは、当該タスクIDを含み当該注目タスクの書誌情報の提示を要求するタスク表示要求を、ネットワークを介してワークフロー管理サーバSVに送信する。ワークフロー管理サーバSVは、ネットワークを介してユーザ端末PCからタスク表示要求を受信すると、タスク表示要求によって要求された注目タスクに関連するコンセプトを検索する処理を行う(ステップS1)。この処理では、ワークフロー管理サーバSVは、当該注目タスクに直接関連付けられたコンセプトを検索すると共に(ステップS1_1)、当該コンセプトに関連付けられたコンセプトを検索する(ステップS1_2)。
図23は、ステップS1,S_1,S_2の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。まず、ワークフロー管理サーバSVは、タスクコンセプト関連DB202に記憶されたタスクコンセプト間関連情報を参照して、タスク表示要求に含まれるタスクIDと関連付けられているコンセプトを検索する(ステップS1_1)。
図24は、ステップS1_1のサブルーチン処理の詳細な手順を示すフローチャートである。ワークフロー管理サーバSVは、タスクコンセプト関連DB202に記憶されたタスクコンセプト関連情報を参照して、タスク表示要求に含まれるタスクID(引数変数taskid)と直接関連付けられているコンセプトIDを検索して、該当のコンセプトIDの集合をワーク変数relsとして設定する(ステップS120)。次いで、ワークフロー管理サーバSVは、コンセプトDB204を参照して、ワーク変数relsに含まれるコンセプトIDを含むコンセプト情報を検索して、該当のコンセプト情報の集合をサブルーチン実行結果として返す(ステップS121)。
図23の説明に戻る。ワークフロー管理サーバSVは、ステップS121の得られたコンセプト情報をワーク変数cons1として設定する。次に、ワークフロー管理サーバSVは、ワーク変数cons2を空値に設定して(ステップS20)、ワーク変数cons1にコンセプト情報が含まれる全てのコンセプトについて、以下の処理を行う。ワークフロー管理サーバSVは、ワーク変数cons1に含まれ且つ未選択のコンセプトを選択し、これをワーク変数conとして設定する(ステップS22)。次いで、ワークフロー管理サーバSVは、コンセプト間関連DB205に記憶されたコンセプト関連情報を参照して、ワーク変数conとして設定したコンセプトと直接関連付けられているコンセプトを検索する(ステップS1_2)。
図25は、ステップS1_2のサブルーチン処理の詳細な手順を示すフローチャートである。ワークフロー管理サーバSVは、コンセプト間関連DB205を参照して、タスク表示要求に含まれるタスクIDと関連付けられているコンセプトのコンセプトID(引数変数cid)が、関連の係り元のコンセプトに割り当てられたコンセプトID(図17のCONCEPT1)又は関連の係り先のコンセプトに割り当てられたコンセプトID(図17のCONCEPT2)のいずれかに含まれるコンセプト間関連情報を検索して、その結果をワーク変数relsとして設定する(ステップS140)。次いで、ワーク管理サーバSVは、ワーク変数relidsを空値にして、ワーク変数relsに含まれる全てのコンセプトIDに対して以下のループ処理を行う。ワーク管理サーバSVは、ワーク変数relsに含まれ未選択のコンセプト間関連情報を1つ選択して、これをワーク変数rとして設定する(ステップS142)。次いで、ワーク管理サーバSVは、ワーク変数rとして設定したコンセプト間関連情報に含まれる関連の係り元のコンセプトIDが、タスク表示要求に含まれるタスクIDと直接関連付けられているコンセプトIDと同じであるか否かを判断する(ステップS143)。当該判断結果が肯定的である場合、ワーク管理サーバSVは、ワーク変数rとして設定したコンセプト間関連情報に含まれる関連の係り先のコンセプトIDをワーク変数relidsに追加する(ステップS145)。ステップS143の判断結果が否定的である場合、ワーク管理サーバSVは、ワーク変数rとして設定したコンセプト間関連情報に含まれる関連の係り元のコンセプトIDをワーク変数relidsに追加する(ステップS144)。ワーク変数relsに含まれる全てのコンセプト間関連情報について以上の処理が終了すると、ワークフロー管理サーバSVは、ループ処理を終了し、次いで、コンセプトDB204を参照して、ワーク変数relidsに含まれるコンセプトIDを含むコンセプト情報を検索して、該当のコンセプト情報の集合をサブルーチン実行結果として返す(ステップS146)。このとき、ワーク変数conとして設定したコンセプト自身は除かれる。
図23の説明に戻る。ワークフロー管理サーバSVは、ステップS1_2の結果得られたコンセプト情報をワーク変数cons2に追加する(ステップS23)。尚ここでは、ワークフロー管理サーバSVは、ワーク変数cons1に既に含まれているコンセプト情報については、ワーク変数cons2に追加しない。このようなステップS22,S1_2,S23の処理を、ワークフロー管理サーバSVは、ワーク変数cons1にコンセプト情報が含まれるコンセプト毎に行い、全てのコンセプトに対して処理が終了すると、ワーク変数cons1に含まれるコンセプト情報と、ワーク変数cons2に含まれるコンセプト情報とを検索の結果として取得する(ステップS25)。
図22の説明に戻る。また、ワークフロー管理サーバSVは、タスク表示要求によって要求された注目タスクの書誌情報からキーワードを抽出し、当該キーワードを用いてコンセプトを検索する処理を行う(ステップS1_3)。この処理では、ワークフロー管理サーバSVは、タスクインスタンスDB201を参照して、タスク表示要求に含まれるタスクIDを含む書誌情報を検索して(ステップS150)、検索の結果得られた書誌情報からキーワードを抽出して(ステップS151)、コンセプトDB204を参照して、当該キーワードを含むコンセプト情報を検索する(ステップS152)。
図26は、ステップS150,S151の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。ワークフロー管理サーバSVは、タスクインスタンスDB201を参照して、タスク表示要求に含まれるタスクIDを含む書誌情報を検索して、検索の結果得られた書誌情報をワーク変数taskとして設定する(ステップS40)。そして、ワークフロー管理サーバSVは、ワーク変数taskとして設定した書誌情報に含まれるタスク名(TITLE)と当該タスクの説明(DESCRIPTION)とを結合した文字列(TEXT)を生成する(ステップS41)。そして、ワークフロー管理サーバSVは、ステップS41で生成した文字列(TEXT)からキーワードを抽出して、その結果をワーク変数kwlistとして設定する(ステップS42)。
図27は、ステップS152の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。ワークフロー管理サーバSVは、コンセプトDB204を参照して、ステップS42で抽出されワーク変数kwlistとして設定されたキーワードを含むコンセプト情報をあいまい検索する。例えば、ワークフロー管理サーバSVは、当該キーワードが、コンセプト名、別名及び翻訳の少なくとも1つに含まれるコンセプト情報を検索する。該当のコンセプト情報があればこれをフロー管理サーバSVは取得する。
図22の説明に戻る。また、ワークフロー管理サーバSVは、タスクインスタンスDB201を参照して、タスク表示要求によって要求された注目タスクの近隣タスクを検索して、当該近隣タスクに関連付けられたコンセプトを検索する処理を行う(ステップS4)。この処理では、ワークフロー管理サーバSVは、タスクインスタンスDB201を参照して、タスク表示要求に含まれるタスクIDを含む書誌情報を検索して、検索の結果得られた書誌情報を用いて、当該注目タスクの近隣タスクを特定する(ステップS4_1)。ここでは、近隣タスクは、親タスクのみとする。そして、ワークフロー管理サーバSVは、ステップS4_1で特定した親タスクに関連付けられたコンセプトを検索する(ステップS4_2)。
図28は、ステップS4_1,S4_2の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。ワークフロー管理サーバSVは、タスクインスタンスDB201を参照して、タスク表示要求に含まれるタスクIDを検索条件として、当該タスクIDを含む書誌情報を検索し(ステップS60)、検索の結果得られた書誌情報に含まれる親タスクのタスクID(PARINT_ID)を取得することにより、親タスクを特定する。そして、ワークフロー管理サーバSVは、タスクインスタンスDB201を参照して、当該親タスクのタスクIDを検索条件として、当該タスクIDを含む書誌情報を検索する(ステップS61)。そして、ワークフロー管理サーバSVは、タスクコンセプト関連DB202を参照して、当該タスクIDに直接関連付けられたコンセプトを検索する(ステップS4_2)。この検索の手順は、図24に示した手順と略同様であるためその詳細な説明を省略する。
図22の説明に戻る。ワークフロー管理サーバSVは、コンセプトDB204を参照して、ステップS4_2で得られたコンセプトIDを含むコンセプト情報を各々取得する(ステップS5)。そして、ワークフロー管理サーバSVは、ステップS2,ステップS3_3,ステップS5で取得したコンセプト情報及びステップS3で取得したタスクの書誌情報をユーザ端末PCにネットワークを介して送信する。ユーザ端末PCは、当該コンセプト情報を受信すると、これを自身の備える表示部104に表示させる。
図29は、ユーザ端末PCの表示部104に表示される画面例を示す図である。同図においては、領域AR1に、注目タスクの書誌情報が表示される。領域AR2には、注目タスクに直接関連付けられたものとしてステップS1_1で検索されたコンセプトのコンセプト情報に含まれるコンセプト名が表示される。領域AR3には、注目タスクに直接関連付けられたコンセプトに関連付けられたものとしてステップS1_2で検索されたコンセプトのコンセプト情報に含まれるコンセプト名が表示される。領域AR4には、近隣タスクである親タスクに関連付けられたものとしてステップS4で検索されたコンセプトのコンセプト情報に含まれるコンセプト名が表示される。領域AR5は、コンセプト名を入力するための入力欄である。
このような画面において、ユーザが操作入力部105を介して、領域AR3,AR4にコンセプト名が表示されたコンセプトのうち少なくとも1つを選択する操作入力を行い、当該コンセプトと注目タスクとの関連付けを要求する操作入力を行なうと、ユーザ端末PCは、当該コンセプト情報に含まれるコンセプトIDを含み且つコンセプトと注目タスクとの関連付けを要求するコンセプト関連付け要求を、ネットワークを介してワークフロー管理サーバSVに送信する。ワークフロー管理サーバSVは、ネットワークを介してユーザ端末PCからコンセプト関連付け要求を受信すると、コンセプトと注目タスクとを関連付ける処理を行う(ステップS6)。
図30は、ステップS6の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。ワークフロー管理サーバSVは、ステップS1で検索に用いたタスクIDをワーク変数tidとして設定し、コンセプト関連付け要求に含まれるコンセプトIDをワーク変数cidとして設定する(ステップS80)。そして、ワークフロー管理サーバSVは、タスクコンセプト関連DB202を参照して、ワーク変数tid及びワーク変数cidを含むタスクコンセプト関連情報を検索する(ステップS81)。そして、ワークフロー管理サーバSVは、検索の結果、該当のタスクコンセプト関連情報があるか否かを判断し(ステップS82)、当該判断結果が肯定的である場合には処理を終了する。ステップS82の判断結果が否定的である場合、ワークフロー管理サーバSVは、ワーク変数tidとして設定されたタスクID及びワーク変数cidとして設定されたコンセプトIDを含むタスクコンセプト関連情報を新たに生成し、新たなタスクコンセプト関連ID(TC_ID)を割り当てて、当該タスクコンセプト関連ID(TC_ID)、タスクID及びコンセプトIDを含むタスクコンセプト関連情報をタスクコンセプト関連DB202に記憶させる(ステップS83)。
以上のようにして、タスクに対して過去に関連付けられたコンセプトに関連するコンセプトや、タスクの書誌情報から抽出したキーワードを用いて検索されたコンセプトや、注目タスクの近隣タスクに関連付けられたコンセプトを、タスクに関連付けるべきコンセプトを提示する。このような構成によれば、タスクへの適切なコンセプトの関連付けを容易に行なうことが可能になる。また、タスクに関連付けるものを、従来のタグではなく、コンセプトにすることで、タスクに関連付けられる語彙を統制することができる。従って、表記揺れを低減して正確な検索が可能になる。
次に、タスクに関連する文書を検索するタスク関連文書検索処理の手順について図31を用いて説明する。ユーザ端末PCの操作入力部105を介してユーザが、タスクに割り当てられたタスクIDを指定し、当該タスク(注目タスク)に関連する文書の検索を要求する操作入力を行なうと、ユーザ端末PCは、タスクIDを含み当該注目タスクに関連する文書の検索を要求するタスク関連文書検索要求を、ネットワークを介してワークフロー管理サーバSVに送信する。ワークフロー管理サーバSVは、ネットワークを介してユーザ端末PCからタスク関連文書検索要求を受信すると、当該タスクIDを含む書誌情報から検索に用いるキーワードを抽出する処理を行う(ステップS100)。この処理では、ワークフロー管理サーバSVは、タスクインスタンスDB201を参照して、タスク関連文書検索要求に含まれるタスクIDを含む書誌情報を検索し(ステップS100_1)、検索の結果得られた書誌情報からキーワードを抽出する(ステップS100_2)。尚、ステップS100_1の処理の手順は、図26に示した手順と略同様であり、ステップS100_2の処理の手順は、図27に示した手順と略同様であるため、これらの詳細な説明は省略する。
また、ワークフロー管理サーバSVは、タスク表示要求によって要求された注目タスクに直接関連付けられているコンセプトを検索する処理を行う(ステップS101)。この処理では、ワークフロー管理サーバSVは、タスクコンセプト関連DB202を参照して、当該タスクに直接関連付けられたコンセプトを検索する(ステップS101_1,S102)。尚、ステップS101の処理の手順は、図22に示した手順のステップS1_1、即ち、図24に示した手順と略同様であるため、これらの詳細な説明は省略する。そして、ワークフロー管理サーバSVは、ステップS100_2で抽出したキーワードと、ステップS102で取得したコンセプト情報に含まれるコンセプト名、コンセプトの別名及びコンセプトの翻訳とを検索条件として、文書DB207を検索する(ステップS103)。この検索は、例えば、転置インデックスの技術を用いて行えば良い。そして、ワークフロー管理サーバSVは、検索条件に該当する文書があればこれを取得して(ステップS104)、当該文書及びステップS100で取得した書誌情報をユーザ端末PCにネットワークを介して送信する。ユーザ端末PCは、当該文書及び書誌情報を受信すると、これを自身の備える表示部104に表示させる。
図32は、ユーザ端末PCの表示部104に表示される画面例を示す図である。同図においては、領域AR10に、注目タスクの書誌情報が表示される。領域AR11には、注目タスクに関連する文書として当該文書の文書名が表示される。このような画面が表示されることによって、注目タスクの関連する文書としてどのようなものがあるかをユーザは容易に視認することができる。
以上のような構成によって、語彙の統制が取れたコンセプトをキーワードとして検索に用いることで、検索に際して適切なキーワードを選定することができる。この結果、注目タスクに関連する文書として、より適切な文書を検索することができる。
次に、コンセプト名を用いてコンセプトと注目タスクとを関連付けるタスクコンセプト関連付け処理の手順について図33を用いて説明する。ユーザ端末PCの表示部104に例えば図29に例示した画面が表示されているとする。この画面のコンセプト名を入力するための入力欄である領域AR5に、操作入力部105を介してユーザが、コンセプト名の入力を行い、又は、領域AR3,AR4にコンセプト名が表示されたコンセプトのうち少なくとも1つを選択する操作入力を行い、当該コンセプトと注目タスクとの関連付けを要求する操作入力を行なうと、ユーザ端末PCは、入力されたコンセプト名又は選択されたコンセプト名及び注目タスクのタスクIDを含み且つコンセプトと注目タスクとの関連付けを要求するコンセプト関連付け要求を、ネットワークを介してワークフロー管理サーバSVに送信する。ワークフロー管理サーバSVは、ネットワークを介してユーザ端末PCからコンセプト関連付け要求を受信すると、コンセプト関連付け要求に含まれるコンセプト名及びタスクID毎に以下の処理を行う。
ワークフロー管理サーバSVは、コンセプトDB204に記憶されたコンセプト情報に含まれるコンセプト名、コンセプトの別名及びコンセプトの翻訳を参照して、これらのうち少なくとも1つに、処理対象のコンセプト名を含むコンセプト情報を検索する(ステップS160)。そして、ワークフロー管理サーバSVは、検索の結果、該当のコンセプト情報があるか否かを判断し(ステップS161)、当該判断結果が肯定的である場合には、該当のコンセプト情報に含まれるコンセプトIDを取得して、ステップS163に進む。ステップS161の判断結果が否定的である場合、ワークフロー管理サーバSVは、処理対象のコンセプト名を含むコンセプト情報を新たに生成し、新たなコンセプトID(CONCEPT_ID)を割り当てて、当該コンセプトID(CONCEPT_ID)、処理対象のコンセプト名及びコンセプトタイプID(ここでは初期値として「0」とする)を含むコンセプト情報をコンセプトDB204に記憶させて(ステップS162)、ステップS163に進む。ステップS123では、ワークフロー管理サーバSVは、既存のコンセプト情報に含まれるコンセプトID又は新たに作成したコンセプト情報に割り当てたコンセプトIDと、コンセプト関連付け要求に含まれるタスクIDとを含むタスクコンセプト関連情報を作成して、新たなタスクコンセプト関連ID(TC_ID)を割り当てて、当該タスクコンセプト関連ID(TC_ID)、タスクID及びコンセプトIDを含むタスクコンセプト関連情報をタスクコンセプト関連DB202に記憶させる。
尚、このようにして新たなコンセプト情報が追加されるコンセプトマップをユーザ端末PCにおいて編集可能にしても良い。ユーザ端末PCは、操作入力部105を介したユーザの操作入力に応じて、ワークフロー管理サーバSVに対してコンセプトDB204に記憶されたコンセプト情報及びコンセプト間関連DB205に記憶されたコンセプト間関連情報を要求してこれを取得し、当該コンセプト情報及びコンセプト間関連情報を用いて、例えば、図8に示したようなコンセプトマップを表示部104に表示させる。そして、ユーザ端末PCは、操作入力部105を介したユーザの操作入力に応じて、当該コンセプトマップにおいてコンセプトの編集を適宜行う。コンセプトマップを編集する技術については従来の技術を用いれば良い。
以上のように、タスクに関連付けるべきコンセプトを提示すると共に、入力されたコンセプト名を含むコンセプト情報が記憶されていない場合には、新たなコンセプト情報を作成することで、ワークフローモデルの編集から発生したものであってコンセプトマップに存在しない新たなコンセプトをコンセプトマップに即座に反映することができる。このため、コンセプトを制定するための労力やコンセプトマップをメンテナンスするための労力を低減することができる。
[変形例]
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
<変形例1>
上述した実施の形態において、ワークフロー管理サーバSVで実行される各種プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また当該各種プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供するように構成しても良い。
<変形例2>
上述した実施の形態において、ワークフロー管理サーバSVとユーザ端末PCとでワークフロー管理システムが構成されるようにしたが、ワークフロー管理サーバSV単体で構成されるようにしても良い。即ち、上述したタスク表示要求、コンセプト関連付け要求及びタスク関連文書検索要求やコンセプト名の入力をユーザ端末PCからではなく、ワークフロー管理サーバSVの備える操作入力部105を介して受け付けるようにしても良い。
<変形例3>
上述した実施の形態において、タスク表示処理においては、書誌情報が要求された注目タスクに関連するコンセプトを検索する処理と、注目タスクの書誌情報から抽出したキーワードを用いてコンセプトを検索する処理と、注目タスクの近隣タスクに関連付けられたコンセプトを検索する処理とを全て行なったが、これらのうち少なくとも1つの処理を行うようにしても良い。
<変形例4>
上述した実施の形態において、近隣タスクとして親タスクのみを取り扱う例について説明したが、これに限らない。
<変形例5>
上述した実施の形態の図22のステップS3_2では、ワーク管理サーバSVは、コンセプトDB204を参照して、ステップS42で抽出したキーワードを含むコンセプト情報を検索した。この検索で、該当のコンセプト情報がなかった場合、当該キーワードを新たなコンセプトの候補として、ユーザ端末PCに送信してこれを表示させるようにしても良い。そして、ユーザ端末PCにおいて、当該キーワードを新たなコンセプトとして追加する操作入力が行なわれ、当該キーワードを新たなコンセプトとして追加することを要求するコンセプト追加要求が送信され、当該コンセプト追加要求をワーク管理サーバSVが受信すると、当該キーワードをコンセプト名として含む新たなコンセプト情報を作成してこれをコンセプトDB204に記憶させる。
以上のような構成によれば、コンセプトマップに存在しない新たなコンセプトをコンセプトマップに即座に反映することができる。このため、コンセプトを制定するための労力やコンセプトマップをメンテナンスするための労力を低減することができる。
100 制御部
101 主記憶部
102 補助記憶部
110 ワークフローエンジン
104 表示部
105 操作入力部
200 DB部
300 タスク管理部
301 検索条件作成部
302 近隣タスク検索部
400 タスクコンセプト管理部
401 タスクコンセプト検索部
500 コンセプトマップ管理部
501 コンセプト検索部
502 コンセプト作成部
503 関連コンセプト検索部
504 コンセプトマップ編集部
600 文書管理部
601 文書検索部
700 ワークフロー提示部
701 タスク提示部
702 タスクコンセプト提示部
703 近隣タスクコンセプト提示部
704 関連コンセプト提示部
705 コンセプト名提示・受付部
706 新規コンセプト候補提示部
707 関連文書提示部
201 タスクインスタンスDB
202 タスクコンセプト関連DB
203 コンセプトタイプDB
204 コンセプトDB
205 コンセプト間関連DB
206 コンセプト間関連タイプDB
207 文書DB
PC ユーザ端末
SV ワークフロー管理サーバ
特開2007−272390号公報

Claims (12)

  1. 処理の単位である複数のタスクを再帰的に分割することにより階層的に処理手順を表現したワークフローでありその実行中にタスクの追加、編集及び削除のうち少なくとも1つを行なうことが可能なコンストラクティブワークフローを管理する情報処理装置であって、
    前記タスクの書誌情報を記憶する第1記憶手段と、
    各々異なる概念を表す複数のコンセプトを記憶する第2記憶手段と、
    前記タスクと前記コンセプトとの関連を記憶する第3記憶手段と、
    第1のタスクの前記書誌情報を提示することが要求された場合、当該第1のタスクに関連付けるべきコンセプトを検索するコンセプト検索手段と、
    前記第1のタスクの書誌情報と、前記コンセプト検索手段の検索の結果とを提示する提示手段と、
    前記提示手段が提示した前記検索の結果に基づいて、前記コンセプトのうち少なくとも1つを前記第1のタスクと関連付けることが要求された場合且つ当該第1のタスクとの関連が前記第3記憶手段に記憶されていない場合、当該第1のタスクと当該コンセプトとの関連を前記第3記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記コンセプト間の関連を記憶する第4記憶手段を更に備え、
    前記コンセプト検索手段は、
    前記第1のタスクの前記書誌情報を提示することが要求された場合、当該第1のタスクとの関連が前記第3記憶手段に記憶されている第1コンセプトを検索する第1検索手段と、
    前記第1コンセプトとの関連が前記第4記憶手段に記憶されている第2コンセプトを検索する第2検索手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記コンセプト検索手段は、
    前記第1のタスクの前記書誌情報を提示することが要求された場合、当該第1のタスクの書誌情報からキーワードを抽出する第1抽出手段と、
    前記第1抽出手段が抽出したキーワードを用いて前記第2記憶手段に記憶された前記コンセプトを検索する第3検索手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記書誌情報は、前記コンストラクティブワークフローにおける前記タスク間の階層関係の全部又は一部を示し、
    前記コンセプト検索手段は、
    前記第1のタスクの前記書誌情報を提示することが要求された場合、前記第1記憶手段に記憶された前記書誌情報を参照して、当該第1のタスクと近隣関係にある第2のタスクを特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した前記第2のタスクとの関連が前記第3記憶手段に記憶されている前記コンセプトを検索する第4検索手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定手段は、前記第1のタスクの前記書誌情報を提示することが要求された場合、前記第1記憶手段に記憶された前記書誌情報を参照して、当該第1のタスクの1つ上位の階層にある第2のタスクを特定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. ネットワークを介して接続される他の情報処理装置から、前記第1のタスクを指定し当該タスクの前記書誌情報を提示することを要求する第1要求と、前記コンセプトのうち少なくとも1つを前記第1のタスクと関連付けることを要求する第2要求とを各々受信する受信手段を更に備え、
    前記コンセプト検索手段は、前記受信手段が前記第1要求を受信した場合、前記第1のタスクに関連付けるべきコンセプトを検索し、
    前記記憶制御手段は、前記受信手段が前記第2要求を受信した場合且つ前記第1のタスクとの関連が前記第3記憶手段に記憶されていない場合、当該第1のタスクと当該コンセプトとの関連を前記第3記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記提示手段は、ネットワークを介して、前記第1のタスクの書誌情報と、前記コンセプト検索手段の検索の結果とを前記他の情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 文書を記憶する第5記憶手段と、
    第3のタスクに関連する文書を検索することが要求された場合、当該第3のタスクの書誌情報からキーワードを抽出する第2抽出手段と、
    前記第3のタスクとの関連が前記第3記憶手段に記憶されている第3コンセプトを検索する第5検索手段と、
    前記第2抽出手段が抽出した前記キーワード及び前記第1検索手段が検索した前記第3コンセプトを用いて、前記第3のタスクに関連する文書を検索する文書検索手段とを更に備え、
    前記提示手段は、前記文書検索手段の検索結果を更に提示する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2記憶手段は、前記コンセプトの名称を少なくとも記憶し、
    第4のタスクと関連付ける前記コンセプトの名称の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が入力を受け付けた前記コンセプトの名称が前記2記憶手段に記憶されていない場合、当該コンセプトの名称のコンセプトを作成してこれを前記第2記憶手段に記憶させるコンセプト作成手段とを更に備え、
    前記記憶制御手段は、前記受付手段が入力を受け付けた前記コンセプトの名称が前記2記憶手段に記憶されている場合且つ当該コンセプトと前記第4のタスクとの関連が前記第3記憶手段に記憶されていない場合、当該コンセプトと前記第4のタスクとの関連を前記第3記憶手段に記憶させ、前記受付手段が入力を受け付けた前記コンセプトの名称が前記2記憶手段に記憶されていない場合、前記コンセプト作成手段が作成した前記コンセプトと前記第4のタスクとの関連を前記第3記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第3検索手段の検索の結果、該当の前記コンセプトが前記第2記憶手段に記憶されていない場合、ユーザからの要求に応じて、前記キーワードを前記コンセプトとして作成し当該コンセプトを前記第2記憶手段に記憶させるコンセプト作成手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  11. 処理の単位である複数のタスクを再帰的に分割することにより階層的に処理手順を表現したワークフローでありその実行中にタスクの追加、編集及び削除のうち少なくとも1つを行なうことが可能なコンストラクティブワークフローを管理する情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、前記タスクの書誌情報を記憶する第1記憶手段と、各々異なる概念を表す複数のコンセプトを記憶する第2記憶手段と、前記タスクと前記コンセプトとの関連を記憶する第3記憶手段と、コンセプト検索手段と、提示手段と、記憶制御手段とを備え、
    前記コンセプト検索手段が、第1のタスクの前記書誌情報を提示することが要求された場合、当該第1のタスクに関連付けるべきコンセプトを検索するコンセプト検索ステップと、
    前記提示手段が、前記第1のタスクの書誌情報と、前記コンセプト検索手段の検索の結果とを提示する提示ステップと、
    前記記憶制御手段が、前記提示ステップで提示された前記検索の結果に基づいて、前記コンセプトのうち少なくとも1つを前記第1のタスクと関連付けることが要求された場合且つ当該第1のタスクとの関連が前記第3記憶手段に記憶されていない場合、当該第1のタスクと当該コンセプトとの関連を前記第3記憶手段に記憶させる記憶制御ステップとを含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  12. 請求項11に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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