JP2010216641A - 流量制御弁の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変速機のアクチュエータを作動させるための流量制御弁のヌル点を推定する技術を提供する。
【解決手段】ECU500は、アクチュエータ304のストローク値の範囲として、たわみ領域に対応する範囲を規定し、その範囲内でストローク値が変化するように流量制御弁550への電流指令値を制御する。たわみ領域とは、変速ギヤ対の噛み合い状態を成立させるための移動対象物を、噛み合い状態を成立させる位置からギヤ入り方向に所定量移動させたときにおける、その移動範囲である。ECU500は、ストローク値を検出するとともに、その検出されたストローク値と電流指令値とに基づいて、作動油の供給元(ポンプ554およびアキュムレータ552)からアクチュエータ304への作動油の供給量とアクチュエータ304からの作動油の排出量とが、実質的にゼロとなるヌル点に対応する電流指令値を推定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、流量制御弁の制御装置に関し、特に、作動油の供給元から供給先への流量および作動油の供給先から排出路への流量が実質的にゼロとなるヌル点の推定に関する。
手動変速機にアクチュエータを追加するとともに、車両に電子スロットル、各種センサ、専用のシフトレバー、専用のECU(Electronic Control Unit)を追加した、自動制御式マニュアルトランスミッション(AMT)やマルチモードマニュアルトランスミッション(MMT)が開発されている。
たとえば特開2006−283821号公報(特許文献1)は、各変速段の適正なギヤ入れ完了位置を学習する手段を有する機械式自動変速機を開示する。この変速機は、ギヤシフト用アクチュエータと、そのアクチュエータの動きを制御するギヤシフト制御手段を備える。ギヤシフト制御手段は、アクチュエータを稼働するための各変速段のギヤ入れ完了位置の目標値として適正値を学習する手段を有する。
特開2006−283821号公報 特開2000−337543号公報
上記のアクチュエータは、たとえば油圧により作動する。アクチュエータを油圧により作動させるため、たとえば、電磁駆動弁により構成される流量制御弁が用いられる。流量制御弁は、作動油の供給先(具体的には上記のアクチュエータ)に対する作動油の供給量、あるいは、供給先からの排出量を制御することによってアクチュエータを作動させる。
流量制御弁を制御する場合において、作動油の供給先(具体的には上記のアクチュエータ)に対する作動油の供給量と、供給先からの排出量とが実質的にゼロとなる位置を、以下、ヌル(NULL)点と記載する。ヌル点の位置が設計上の位置からずれると、流量制御弁の制御精度が低下することが起こりうる。
流量制御弁の制御精度の低下は、変速制御の精度の低下につながる。このため、ヌル点の位置を適切なタイミングで推定(学習)することが求められる。しかしながら、特開2006−283821号公報(特許文献1)では、ヌル点の推定については特に説明されていない。
本発明の目的は、変速機のアクチュエータを作動させるための流量制御弁のヌル点を推定する技術を提供することである。
本発明は要約すれば、自動車に搭載された変速機の変速動作を実行するためのアクチュエータを作動させる流量制御弁の制御装置である。アクチュエータは、変速動作の実行時に、選択された変速段に対応するギヤ対の噛み合い状態を成立させるために、移動対象物を選択された変速段に対応するギヤ入り方向に移動させる。流量制御弁は、電流指令値に応じて、アクチュエータに供給される作動油の供給量と、アクチュエータから排出される作動油の排出量とを制御することにより、アクチュエータの作動量を制御する。制御装置は、検出部と、範囲規定部と、電流制御部と、推定部とを備える。検出部は、アクチュエータの作動量を検出する。範囲規定部は、移動対象物を、噛み合い状態を成立させる位置からギヤ入り方向に所定量移動させるための作動量の範囲を規定する。電流制御部は、作動量が範囲規定部によって規定された範囲内で変化するように、電流指令値を制御する。推定部は、検出部により検出された作動量および電流制御部により制御された電流指令値に基づいて、作動油の供給元からアクチュエータへの作動油の供給量と、アクチュエータからの作動油の排出量とが実質的にゼロとなるヌル点に対応する電流指令値を推定する。
本発明によれば、変速機のアクチュエータを作動させるための流量制御弁のヌル点を推定することができる。
本実施の形態に係る流量制御弁が適用される変速機を搭載した車両を示す制御ブロックである。 シフトゲートを示す図である。 シフトセレクト機構における前進段用係合部およびその周辺部をシフトセレクトシャフトの軸線方向から見た断面図である。 本実施の形態に係る流量制御弁を含む油圧回路の構成の一部を示す図である。 流量制御弁に対する指令値(電流値)と流量制御弁における作動油の流量との関係を示す図である。 電流変化に対するストローク値の変化、および本実施の形態に係るヌル点の推定を説明するための図である。 ECU500の構成を示す機能ブロック図である。 ECU500によって実行される、ヌル点推定処理を説明するためのフローチャートである。 シフトスリーブのセレクト方向の移動によるヌル点の推定を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る流量制御弁が適用される変速機を搭載した車両について説明する。この車両は、エンジン100で発生した駆動力が、クラッチ200、変速機300、デファレンシャルギヤ400およびドライブシャフト402を介して車輪404に伝達されることにより走行する。エンジン100、クラッチ200および変速機300は、ECU(Electronic Control Unit)500により制御される。本実施の形態に係る流量制御弁の制御装置は、たとえば、ECU500において実行されるプログラムにより実現される。
クラッチ200は、エンジン100のクランクシャフト518に連結されている。クラッチ出力軸202は、スプライン310を介して変速機300の入力軸302に連結されている。
変速機300は、シンクロメッシュ機構を用いた常時噛合い式のものである。変速機300におけるギヤ段(変速段)の選択は、アクチュエータ304がシフトフォークシャフトを摺動させることにより行なわれる。本実施の形態において、アクチュエータ304は、油圧により作動するものである。
変速機300の入力軸302と出力軸306との間には、ギヤ比が異なる複数段の変速ギヤ対と、後進ギヤ対とが配設されている。各変速ギヤ対を構成する2つのギヤのうち、一方は入力軸302に設けられており、他方は出力軸306に設けられている。また、各変速ギヤ対を構成する2つのギヤのうち、一方は、設けられているシャフトに対して空転可能であり、他方は、設けられているシャフトと一体的に回転する。各変速ギヤ対を構成する2つのギヤは、常に噛み合っている。
ECU500には、アクセル開度センサ502、ブレーキストロークセンサ504、ポジションセンサ506、タイミングロータ508の外周に対向して設けられたクランクポジションセンサ510、入力軸回転数センサ512、出力軸回転数センサ514、車輪速センサ516から信号が送信される。
アクセル開度センサ502は、アクセルペダルのアクセル開度を検出する。ブレーキストロークセンサ504は、ブレーキペダルの操作量(踏込み量)を検出する。ポジションセンサ506は、シフトレバーのシフトポジションを検出する。
クランクポジションセンサ510によってエンジン回転数NEが検出される。入力軸回転数センサ512により、変速機300の入力軸302の回転数NIが検出される。出力軸回転数センサ514により、変速機300の出力軸306の回転数が検出される。車輪速センサ516により、車輪404の回転数NOが検出される。ECU500は、車輪404の回転数NOから車速を算出する。さらに、ECU500は、車速から加速度(減速度を含む)を算出する。
ECU500は、これらのセンサから送信された信号、メモリ(図示せず)に記憶されたプログラム、マップおよび変速線などに基づいて演算処理を行なう。これにより、ECU500は、エンジン100、クラッチ200および変速機300を制御する。本実施の形態において、ECU500は、変速線にしたがった変速制御を実行する。
アクチュエータ304は、シフトフォークの選択(セレクト)を行なうアクチュエータ(1)と、シフトフォークの移動(シフト)を行なうアクチュエータ(2)とを含む。アクチュエータ(1)は、ギヤ段(変速先)に対応するシフトフォークを選択するようにシフトフォークの選択および移動を行なうための部材(以下、シフトスリーブと記載する)を移動させる。アクチュエータ(2)は、選択されたシフトフォークが変速先に対応する位置になるようにシフトスリーブを移動させる。本実施の形態において、シフトフォークは、1速(1st)と2速(2nd)とに対応するシフトフォーク(1)と、3速(3rd)と4速(4th)とに対応するシフトフォーク(2)と、5速(5th)と6速(6th)とに対応するシフトフォーク(3)とを含む。
たとえば、変速線あるいは運転者の指示により1速が選択された場合には、アクチュエータ(1)が、1速(1st)と2速(2nd)とに対応するシフトフォークを選択するようにシフトスリーブを移動させる。シフトスリーブの移動後には、そのシフトフォークが変速先に対応する位置になるように、アクチュエータ(2)がシフトスリーブを移動させる。
以下の説明において、シフトフォークを選択するようにシフトスリーブを移動させる方向をセレクト方向と記載し、選択されたシフトフォークを変速先に対応する位置に移動させる方向をシフト方向と記載する。
ECU500は、たとえば、アクチュエータ(1)の作動量によりセレクト方向のシフトスリーブの移動位置を認識し、アクチュエータ(2)の作動量によりシフト方向のシフトスリーブの移動位置を認識する。なお、ECU500は、アクチュエータ(1)および(2)の作動量をセンサ等を用いて検出するようにしてもよい。
したがって、ECU500は、図2に示したシフトスリーブの移動可能な範囲(シフトゲート)に対するシフトスリーブの位置(図2の丸)を認識する。図2に示すセレクト方向がシフトフォークを選択する方向であり、図2に示すシフト方向が選択されたシフトフォークを移動させる方向である。
ECU500は、たとえば、変速線にしたがって、シフトゲート内に予め設定された移動経路に沿って1速に対応する位置から2速、3速の順序で、アクチュエータ304を用いてシフトフォークを移動させることにより変速動作を行なう。これらの変速動作は、クラッチ200を動力遮断状態にするとともにアクチュエータ304を駆動させることにより行なわれ、変速動作後に、クラッチ200が再び動力伝達状態とされて完了する。また、車両の停止時においては、シフトスリーブがニュートラルの位置(図2の破線丸)に戻されることとなる。
次に、変速機300に含まれる複数の変速ギヤ対の噛み合い状態を切り換えるためのシフトセレクト機構について説明する。図3は、シフトセレクト機構における前進段用係合部およびその周辺部をシフトセレクトシャフトの軸線方向から見た断面図である。
図3を参照して、シフトセレクトシャフト20は、シフトレバーのセレクト操作に応じて軸線周り(矢印M1およびM2で示す方向)に回動し、シフトレバーのシフト操作に応じて軸線方向(図3における主面垂直方向)へスライド移動するようになっている。シフトセレクトシャフト20は、アクチュエータの駆動力によって軸線方向に摺動するとともに軸線回り方向に回動する。シフトレバーに対するセレクト操作力(図2に示すセレクト方向の操作力)がセレクトケーブルを経てシフトセレクトシャフト20の軸線周りの回動力として、また、シフトレバーに対するシフト操作力(図2に示すシフト方向の操作力)がシフトケーブルを経てシフトセレクトシャフト20の軸線方向のスライド移動力としてそれぞれ伝達される。
シフトインナーレバー21は、シフトセレクトシャフト20の外周に固定された筒部(基部)21aと、この筒部21aから径方向に延在したアーム部21bとを有している。またシフトセレクトシャフト20から筒部21aに亘って係合ピンPが挿入されており、シフトインナーレバー21はシフトセレクトシャフト20に対して一体回転可能かつスライド移動可能に連結されている。
筒部21aには、軸線方向に相対移動可能にかつ軸線周りに相対回動不能にインターロックプレート(インターロック部材)26が嵌め合わせられている。このインターロックプレート26には、シフトインナーレバー21のアーム部21bの回動方向両側に接触する相対向する1対の案内面からなる係合片通路としての溝26cが軸線方向に延在して形成されている。
各フォークシャフト51,52,53には、シフトインナーレバー21のアーム部21bの回動経路を挟んで軸線方向の両側に配設された各1対のヘッド(前進段用係合片)22a,23a,24aを有する前進段用係合部22,23,24がそれぞれ設けられている。また、フォークシャフト51,52,53から各前進段用係合部22,23,24に亘ってそれぞれ係合ピンPが貫通しており、各前進段用係合部22,23,24は各フォークシャフト51,52,53に対して一体となって移動するように構成されている。
シンクロメッシュ機構に備えられているスリーブには、それぞれに対応して設けられたシフトフォークが係合される。各シフトフォークは、対応して設けられた前進段用のフォークシャフトによって支持されている。シフトレバーのセレクト操作に応じたシフトセレクトシャフト20の軸線周りの回動によって、1本のフォークシャフト(たとえばフォークシャフト52)が選択される。一方、シフトレバーのシフト操作に応じたシフトセレクトシャフト20の軸線方向の移動によって、その選択されたフォークシャフトが軸線方向にスライド移動する。
図2に戻り、変速動作の実行時にアクチュエータ(1)は、シフトスリーブを移動させる。シフトスリーブがある位置まで移動すると、選択されたギヤ段に対応する変速ギヤ対の噛み合い状態が成立する。この位置からさらにシフトスリーブを進ませる方向(ギヤ入り方向)の領域が噛み合い領域である。
シフトスリーブが噛み合い領域内をギヤ入り方向に進んだ場合、フォークシャフトあるいはシフトスリーブがストッパ(図示せず)に当接した時点でシフトスリーブの移動が完了する。このときのシフトスリーブの停止位置が停止位置P1である。
本実施の形態では、ヌル点の推定時に、シフトスリーブが停止位置P1よりもさらにギヤ入り方向に進んだ位置(停止位置P2)で停止するようにシフトスリーブを移動させる。この場合には、ストッパに当接する部材(フォークシャフトあるいはシフトスリーブ)にたわみが生じうる。よって、以下では、停止位置P1から停止位置P2までの領域をたわみ領域と呼ぶことにする。
アクチュエータ304は、自身に作動油が供給されたり、アクチュエータ304に供給された作動油が排出されたりすることによって作動する。図4に示すように、本実施の形態において、油圧回路は、流量制御弁550と、アキュムレータ552と、ポンプ554と、アクチュエータ304と、アキューム圧センサ572とを含む。
ポンプ554は、油圧を発生させる油圧源である。具体的には、ポンプ554は、オイルパン560に貯留された作動油を汲み上げて、油路556に汲み上げた作動油を圧送することにより油圧を発生させる電動ポンプである。ポンプ554は、ECU500からの制御信号に基づいて作動する。ポンプ554は、油路556を介在して流量制御弁550に接続される。
油路556の途中には、アキュムレータ552が設けられる。アキュムレータ552は、ポンプ554により発生した油圧を蓄圧する。そのため、流量制御弁550には、アキュムレータ552により蓄圧された油圧が供給されることとなる。
アキューム圧センサ572は、油路556の圧力すなわちアキューム圧を検出する。アキューム圧センサ572は、検出されたアキューム圧を示す信号をECU500に送信する。油温センサ574は、油路556内を流通する作動油の温度を検出する。油温センサ574は、検出された作動油の温度を示す信号をECU500に送信する。
流量制御弁550は、ECU500からの制御信号に基づいて駆動する駆動ユニット610を有するソレノイドバルブ等の電磁駆動弁である。流量制御弁550は、油路562を介在してアクチュエータ304に接続される。
なお、上述したとおり、本実施の形態においてはセレクト方向に対応したアクチュエータ(1)およびアクチュエータ(1)に接続される流量制御弁と、シフト方向に対応したアクチュエータ(2)およびアクチュエータ(2)に接続される流量制御弁とがそれぞれ設けられる。以下の説明においては、シフト方向に対応する流量制御弁およびアクチュエータの構造および動作について説明する。セレクト方向に対応する流量制御弁およびアクチュエータの構成については、移動方向が異なるのみでその構造および動作については同様であるため、詳細な説明は繰返さない。また、アクチュエータ(1)または(2)は、説明の便宜上、アクチュエータ304と記載するものとする。
流量制御弁550は、ECU500からの制御信号に応じて、供給元からアクチュエータ304に作動油を供給するアプライ状態と、アクチュエータ304から作動油排出路へ作動油を排出するドレン状態と、供給元からアクチュエータ304に供給される作動油の流量、およびアクチュエータ304から作動油排出路に排出される作動油の流量が実質的にゼロとなる状態(以下、ヌル点に対応する状態と記載する)とのうちのいずれかの状態となる。
アクチュエータ304は、移動対象物に接続されるピストン566と、ピストン566に対して図4の左側に設けられる油室568と、ピストン566に対して図4の右側に設けられる油室570とを含む。流量制御弁550から油室570に対して作動油が供給されたり、油室570から作動油が排出されたりすることにより、ピストン566が移動する。ピストン566の移動により、移動対象物が移動することとなる。本実施の形態において移動対象物は、上述のシフトスリーブである。なお、ピストン566のストロークを表すストローク値は、本発明におけるアクチュエータの作動量に対応する。
たとえば、流量制御弁550から油室570に対して作動油が供給されるアプライ状態になる場合には、油室570内の油圧が上昇する。油室570内の油圧の上昇により、油室570内の油圧に基づくピストン566を図4の左側の方向に作用する力がピストン566からの反力を上回ると、ピストン566は図4の左側の方向に移動することとなる。
そして、油室570に供給された作動油が排出されるドレン状態になる場合には、油室570内の油圧が低下する。油室570内の油圧の低下により、油室570内の油圧に基づくピストン566を図4の左側の方向に作用する力がピストン566からの反力を下回ると、ピストン566は、図4の右側の方向に移動することとなる。
そして、油室570への作動油の供給も油室570からの作動油の排出も行なわれないヌル点に対応する状態になる場合には、油室570内の油圧に変化が生じないため、ピストン566を図4の左側に移動させる力とピストン566側からの反力とが釣り合うと、ピストン566の位置が停止することとなる。つまりヌル点ではアクチュエータ304が停止する。
ピストン566側からの反力は、本実施の形態においては、図4に示すようにピストン566の図4の左側の油室と油路556とを油路558を経由して接続し、図4の左側の油室の圧力とピストン566における図4の左側の受圧面積とに基づくものとして説明するが、これに加えてまたは代えてスプリング等の弾性部材に基づくものであってもよい。
ECU500は、上述したようにアクチュエータ304を作動させるために流量制御弁550に対して制御信号を送信する。流量制御弁550は、ECU500からの制御信号に応じて供給される電流により、その作動状態を変化させる。流量制御弁550の状態が変化することにより、アクチュエータ304への作動油の流量およびアクチュエータ304からの作動油の流量が変化する。
以上のような構成を有する流量制御弁550においては、たとえば作動油の温度変化あるいは経時変化によって作動油の粘度に変化が生じた場合に、流量制御弁550におけるヌル点に対応する位置に変動が生じる。
ヌル点に対応する位置が変動しているにもかかわらず、ヌル点に対応するECU500の電流値が変更されなければ、流量制御弁550をヌル点に対応する状態に精度よく制御することが難しくなる。この結果、アクチュエータ304を精度よく制御することも難しくなる。
そこで、本実施の形態においては、ECU500は、あるギヤ段(変速段)において、シフトスリーブの位置がたわみ領域内となるように、アクチュエータ304(ピストン566)を作動させる。そのたわみ領域内で、ECU500は、流量制御弁550に対して供給される電流を変化させることにより、流量制御弁550の状態を変化させる。流量制御弁550の状態が変化することによって、ピストン566が動き始める。ECU500は、ピストン566が動き始めたときの電流指令値を、ヌル点に対応する電流指令値として推定(学習)する。
図5は、流量制御弁に対する指令値(電流値)と流量制御弁における作動油の流量との関係を示す図である。
図5を参照して、流量制御弁550に対して供給される電流がヌル領域上の点、すなわちヌル点に対応する電流値になる場合、流量制御弁550がヌル点に対応する状態になる。このときには、アクチュエータ304への作動油の供給およびアクチュエータ304から作動油の排出が行なわれない状態となり、流量Qが実質的にゼロとなる。
流量制御弁550に対して供給される電流がヌル点に対応する電流値よりも減少した場合、流量制御弁550から排出される作動油の流量が増加する。始動点Aは、作動油の排出が開始される点を示す。一方、流量制御弁550に対して供給される電流がヌル領域上の点に対応する電流値よりも増加した場合、アクチュエータ304に供給される作動油の流量が増加する。始動点Bは、作動油の供給が開始される点を示す。
始動点Aから始動点Bまでの電流値の範囲が、本実施の形態におけるヌル点に対応する。そして本実施の形態に係るヌル点の推定処理においては、始動点A,Bが推定される。具体的には、あるヌル領域上の点を開始点として、電流値を増加させることにより始動点Bが推定される。次に、電流値を減少させることによって始動点Aが推定される。
図6は、電流変化に対するストローク値の変化、および本実施の形態に係るヌル点の推定を説明するための図である。図6を参照して、始動点A,Bの推定時には、図2のたわみ領域に対応する範囲内でストローク値が変化する。
本実施の形態では、ストローク値が正方向に変化するとシフトスリーブがギヤ入り方向に移動する一方、ストローク値が負方向に変化するとシフトスリーブがギヤ入り方向と逆方向に移動する。また、電流値がヌル点から増加した場合にストローク値が低下する一方、電流がヌル点から減少した場合にストローク値が増加する。
まず、電流値が推定開始時点の値から次第に増加する。電流値が第1の値に達すると、シフトスリーブがギヤ入り方向と逆方向に移動するように、ピストン566が第1の方向に動き出す。これによりストローク値が大きく低下する。
ピストン566が第1の方向に動き出した時点、すなわちストローク値の低下が開始された時点における電流値が始動点Bに対応する。ピストンが動き出したか否かは、ストローク値の変化率に基づいて判断される。たとえばストローク値の変化率が所定の第1の閾値(たとえば−0.02mm/100ms)より小さい場合に、ピストン566が動き出したと判断される。ストローク値は、一旦低下するものの、たわみ領域に対応する範囲内にある。
始動点Bの推定後には、電流値が減少する。電流値がある値まで低下すると、シフトスリーブがギヤ入り方向に移動するように、ピストン566が第2の方向に動き出す。第2の方向は第1の方向と逆の方向である。ピストン566が第2の方向に動き出すことによりストローク値が大きく上昇する。
ピストン566が第2の方向に動き出した時点、すなわちストローク値の上昇が開始された時点における電流値が始動点Aに対応する。ピストンが動き出したか否かは、ストローク値の変化率に基づいて判断される。たとえばストローク値の変化率が所定の第2の閾値(たとえば0.02mm/100ms)より大きい場合に、ピストン566が動き出したと判断される。
図7は、ECU500の構成を示す機能ブロック図である。図7は、特に、ヌル点の推定に関する構成を示している。
図7を参照して、ECU500は、ストローク検出部530と、動作範囲規定部532と、電流制御部534と、ヌル点推定部536とを備える。
ストローク検出部530は、アクチュエータ304のストローク値を検出する。動作範囲規定部532は、ストローク検出部530により検出されたストローク値、電流制御部534の電流指令値に基づいて、図2のたわみ領域に対応する範囲をアクチュエータ304の動作範囲として規定する。
電流制御部534はヌル点推定部536の指令に基づいて、電流指令値を変化させる。具体的には、電流制御部534は、動作範囲規定部532により設定された動作範囲およびストローク検出部530により検出されたストローク値に基づいて、検出されたストローク値が動作範囲内となるように電流指令値を変化させる。
ヌル点推定部536は、電流制御部534から電流指令値を受けるとともに、ストローク検出部530により検出されたストローク値を受ける。ヌル点推定部536は、ストローク値および電流指令値に基づいて、ヌル点を推定する。
図8は、ECU500によって実行される、ヌル点推定処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、たとえば一定の時間ごと、あるいは所定の条件の成立時にメインルーチンから呼び出されて実行される。
図8を参照して、まずステップS1においてECU500は、あるギヤ段(変速段)において変速ギヤ対の噛み合い状態が成立しているか否かを判定する。具体的には、アクチュエータ304(ピストン566)のストローク値が、噛み合い領域に対応する範囲内(図6参照)である場合に、変速ギヤ対が噛み合っていると判定される。この場合(ステップS1においてYES)、処理はステップS2に進む。一方、アクチュエータ304(ピストン566)のストローク値が、噛み合い領域に対応する範囲の外にある場合(ステップS1においてNO)、全体の処理はメインルーチンに戻される。
ステップS2において、ECU500は、アクチュエータ304の動作範囲を規定する。この動作範囲は、図6に示す範囲であり、より具体的には、図2に示すたわみ領域に対応する範囲である。
ステップS2において、ECU500は、ギヤ入り方向に規定圧でアクチュエータ304を押し付けて止まったときのストローク値(図2の停止位置P2に対応)からアクチュエータ304の通常の停止時におけるストローク値(図2の停止位置P1に対応)までの範囲を、動作範囲に規定する。
ステップS3において、ECU500は、アクチュエータ304のストローク値が、動作範囲内に含まれるか否かを判定する。アクチュエータのストローク値が、動作範囲外であると判定された場合(ステップS3においてNO)、ECU500はヌル点の推定処理を中止する(ステップS13)。そして、全体の処理はメインルーチンに戻される。この場合には、ヌル点の推定が未完のまま、図9に示したフローチャートの処理が終了する。
一方、アクチュエータのストローク値が、動作範囲内であると判定された場合(ステップS3においてYES)、始動点Bの推定が未完であるか否かが判定される(ステップS4)。始動点Bの推定が完了していないと判定された場合(ステップS4においてYES)、処理はステップS5に進む。一方、始動点Bの推定が完了したと判定された場合(ステップS5においてYES)、処理はステップS7に進む。
ステップS5〜S7の処理は、始動点Bを推定するための処理である。ステップS5において、ECU500は、今回のストローク値と前回のストローク値との差分(変化率)が、第1の閾値(たとえば上記の−0.02mm/100ms)よりも小さいか否かを判定する。上記差分が、第1の閾値以上と判定された場合(ステップS5においてNO)、ECU500は、電流値を増加させる(ステップS6)。ステップS6の処理が終了すると、全体の処理はステップS3に戻される。
一方、上記差分が、第1の閾値より小さいと判定された場合(ステップS5においてYES)、ECU500は、その判定時点における電流値を始動点Bに対応する電流値と推定する。これにより始動点Bが推定される(ステップS7)。ステップS7の処理が終了すると、全体の処理はステップS3に戻される。
ステップS8〜S12の処理は、始動点Aを推定するための処理である。ステップS8において、ECU500は、検出されたストローク値が、図2に示す停止位置P2に対応するストローク値から基準値C以上変化したか否かを判定する。基準値Cはたとえば0.1mmである。
ストローク値の変化量が基準値C未満であると判定された場合(ステップS8においてNO)、ECU500は電流値を増加させる(ステップS9)。ステップS9の処理が終了すると、全体の処理はステップS3に戻される。
ストローク値の変化量が基準値C以上であると判定された場合(ステップS8においてYES)、ステップS10の処理が実行される。ステップS10において、ECU500は、今回のストローク値と前回のストローク値との差分(変化率)が、第2の閾値(たとえば上記の0.02mm/100ms)よりも大きいか否かを判定する。上記差分が、第2の閾値以下と判定された場合(ステップS10においてNO)、ECU500は、電流値を減少させる(ステップS11)。ステップS11の処理が終了すると、全体の処理はステップS3に戻される。
上記差分が、第2の閾値より大きいと判定された場合(ステップS10においてYES)、ECU500は、その判定時点における電流値を始動点Aに対応する電流値と推定する。これにより始動点Aが推定される(ステップS12)。ステップS12の処理が終了すると、全体の処理はメインルーチンに戻される。
なお、ステップS2の処理は、動作範囲規定部532により実行される。ステップS3〜S5,S7,S8,S10,S12の処理は、ストローク検出部530およびヌル点推定部536により実行される。ステップS6,S9,S11の処理は、電流制御部534およびヌル点推定部536により実行される。
以上のように、本実施の形態に係る流量制御弁の制御装置であるECU500は、動作範囲規定部532と、電流制御部534と、ストローク検出部530と、ヌル点推定部536とを備える。
動作範囲規定部532は、アクチュエータ304のストローク値の範囲として、たわみ領域に対応する範囲を規定する。たわみ領域とは、シフトスリーブを、変速ギヤ対の噛み合い状態を成立させる位置からギヤ入り方向に所定量移動させたときにおける、その移動範囲である。
電流制御部534は、ストローク値が動作範囲規定部532によって規定された範囲内で変化するように、電流指令値を制御する。ストローク検出部530は、ストローク値が範囲内で変化するときの当該ストローク値を検出する。ヌル点推定部536は、ストローク検出部530により検出されたストローク値および電流制御部534により制御される電流指令値に基づいて、作動油の供給元からアクチュエータ304への作動油の供給量とアクチュエータ304からの作動油の排出量とが、実質的にゼロとなるヌル点(始動点A,B)に対応する電流指令値を推定する。
本実施の形態によれば、ヌル点に対応する電流指令値を推定できるため、変速制御の精度を向上させることができる。
さらに本実施の形態によれば、車両の動作に影響を与えないタイミングでヌル点を推定することができる。
ヌル点の推定は、アクチュエータへの作動油の供給および排出を伴なう。そのため、車両の走行中に、意図されない変速動作を防止することが必要となる。
たとえば運転者がニュートラルを選択したときにヌル点を推定することが考えられる。この場合、アクチュエータは比較的自由に動作可能であり、かつ運転者の意図しない変速動作(ギヤ入り、ギヤ抜け)が発生することも回避できる。しかし運転者がニュートラルを選択する機会が少なければ、推定の頻度を高くすることができないので、結果的には推定精度が低下する。
また、運転者の意思にもかかわらず、シフトスリーブをニュートラルの位置に戻すとともに、ヌル点の推定を行なうことも考えられる。しかしこの場合には、ヌル点の推定中に運転者からの変速要求があっても、すぐには変速を実行できない。このため運転者の不満が生じる可能性が考えられる。
一方、本実施の形態によれば、変速段における変速ギヤの噛合状態が確保された状態でヌル点の推定が実行される。これによって、意図しない変速動作が実行されることを回避できる。また、変速段の選択時にヌル点の推定を実行することによって、推定の機会を多くすることが可能になる。この結果、推定精度を高めることができる。
上記の実施の形態では、変速ギヤの噛み合い方向、すなわちシフト方向におけるヌル点の推定を示したが、セレクト方向におけるヌル点の推定についても、上記と同様の処理を実行できる。すなわち図9に示すように、実線の丸で示したシフトスリーブの位置から、シフトスリーブをセレクト方向に押し付けるようアクチュエータ(シフトスリーブ)を動作させる。さらに、その状態からシフトスリーブが元の位置に移動するように、アクチュエータのストローク値を変化させる。このときの電流値に基づいて、ヌル点の推定が可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
20 シフトセレクトシャフト、21 シフトインナーレバー、21a 筒部、21b アーム部、22,23,24 前進段用係合部、23a ヘッド、26 インターロックプレート、26c 溝、51,52,53 フォークシャフト、100 エンジン、200 クラッチ、202 クラッチ出力軸、300 変速機、302 入力軸、304 アクチュエータ、306 出力軸、310 スプライン、400 デファレンシャルギヤ、402 ドライブシャフト、404 車輪、502 アクセル開度センサ、504 ブレーキストロークセンサ、506 ポジションセンサ、508 タイミングロータ、510 クランクポジションセンサ、512 入力軸回転数センサ、514 出力軸回転数センサ、516 車輪速センサ、518 クランクシャフト、530 ストローク検出部、532 動作範囲規定部、534 電流制御部、536 ヌル点推定部、550 流量制御弁、552 アキュムレータ、554 ポンプ、556,558,562 油路、560 オイルパン、566 ピストン、568,570 油室、572 アキューム圧センサ、574 油温センサ、610 駆動ユニット、A,B 始動点、P 係合ピン、P1,P2 停止位置。

Claims (1)

  1. 自動車に搭載された変速機の変速動作を実行するためのアクチュエータを作動させる流量制御弁の制御装置であって、
    前記アクチュエータは、前記変速動作の実行時に、選択された変速段に対応するギヤ対の噛み合い状態を成立させるために、移動対象物を前記選択された変速段に対応するギヤ入り方向に移動させ、
    前記流量制御弁は、電流指令値に応じて、前記アクチュエータに供給される作動油の供給量と、前記アクチュエータから排出される作動油の排出量とを制御することにより、前記アクチュエータの作動量を制御し、
    前記制御装置は、
    前記アクチュエータの前記作動量を検出する検出部と、
    前記移動対象物を、前記噛み合い状態を成立させる位置から前記ギヤ入り方向に所定量移動させるための前記作動量の範囲を規定する範囲規定部と、
    前記作動量が前記範囲規定部によって規定された前記範囲内で変化するように、前記電流指令値を制御する電流制御部と、
    前記検出部により検出された前記作動量および前記電流制御部により制御された前記電流指令値に基づいて、作動油の供給元から前記アクチュエータへの作動油の供給量と、前記アクチュエータからの作動油の排出量とが実質的にゼロとなるヌル点に対応する電流指令値を推定する推定部とを備える、流量制御弁の制御装置。
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