JP2010216452A - 船外機の排気装置および船外機 - Google Patents

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    • F02F1/24Cylinder heads

Abstract

【課題】低回転・低負荷時にも触媒の温度を高く保つことができる船外機の排気装置を提供する。
【解決手段】エンジン1の側方であってカウリングの内部に形成された排気通路85を備える。エンジン1は、シリンダを有するシリンダボディ3と、シリンダからの排ガスが排出される排気ポートが形成されたシリンダヘッド4とを含む。シリンダヘッド4に形成されシリンダボディ3側の端面に開口する凹状の触媒収容部43と、シリンダヘッド4に形成され触媒収容部43と排気ポートとを接続する接続通路23〜26とを備える。触媒収容部43内に一部が収容された状態でシリンダヘッド4に固定された触媒64と、触媒収容部43から排ガスを下方に導く排気通路形成部材(触媒ハウジング81、エキゾーストジョイント82)とを備える。前記排気通路85を、前記触媒収容部43と排気通路形成部材(触媒ハウジング81、エキゾーストジョイント82)とによって構成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エンジンの側部に触媒が配設された船外機の排気装置およびこの排気装置を備えた船外機に関するものである。
船外機に搭載されている排気装置は、エンジンの排ガスをプロペラ部分から水中に排出する構成が採られている。この種の排気装置において、排ガスを浄化するために触媒コンバータ(以下、単に触媒という)を装備する場合は、排気通路内を水が逆流したときに触媒に接触することがないようにすることが望ましい。これを実現するためには、例えば、特許文献1に記載されているように、エンジンの側方に排気通路を形成し、この排気通路内に触媒をエンジンと略同じ高さに位置するように設けることが考えられる。
特許文献1に開示されている船外機の排気装置は、エンジンの側方で上下方向に延在する排気マニホールドを備えている。この排気マニホールドは、上下方向に分割可能な二つの部材によって形成されており、上下方向の中間部で触媒を保持している。
この排気マニホールドの上端部は、シリンダヘッドの一側部に取付用ボルトによって取付けられており、シリンダヘッドの排気出口に接続されている。
排気マニホールドの下端部は、エンジンを下方から支持するエンジンホルダに取付用ボルトによって取付けられており、このエンジンホルダの排気通路に接続されている。
前記排気マニホールドの内部には、触媒を囲むように冷却水通路が形成されている。この冷却水通路は、エンジンホルダ内に形成された冷却水通路に接続されており、エンジンを冷却する冷却水の一部が供給される。
この種の船外機用排気装置に装備する触媒としては、ステンレス材を担体とするいわゆるメタル触媒を用いることが望ましい。これは、メタル触媒は、セラミックによって担体が形成されている触媒に較べて、耐腐食性や、高温状態で水が接触したときの耐熱衝撃性が高いからである。
特開2008−169707号公報
しかしながら、特許文献1に開示された船外機の排気装置では、エンジンの状態が低回転・低負荷のときに触媒の浄化性能が低くなるという問題があった。これは、低回転・低負荷時は、排ガスの流量が少なくなり、排ガスが排気マニホールドによって冷却され易くなるからである。
すなわち、低回転・低負荷時は、触媒に流入する排ガスの温度が低下してしまい、これに伴って触媒の温度が低くなり、浄化性能が低下してしまう。また、内燃機関の排気装置においては、エンジン始動時に触媒の温度を可及的速く活性温度まで上昇させることも要請されている。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、低回転・低負荷時にも触媒の温度を高く保つことができ、しかも触媒を活性温度まで速く昇温させることができる船外機の排気装置およびこの排気装置を備えた船外機を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る船外機の排気装置は、エンジンの側方であってカウリングの内部に形成された排気通路を備えた船外機の排気装置において、前記エンジンは、内部にシリンダが形成されたシリンダボディと、前記シリンダボディに取付けられ内部に前記シリンダからの排ガスが排出される排気ポートが形成されたシリンダヘッドと、を含み、前記シリンダヘッドに形成されシリンダボディ側の端面に開口する凹状の触媒収容部と、前記シリンダヘッドに形成され前記触媒収容部と前記排気ポートとを接続する接続通路と、前記触媒収容部内に少なくとも一部が収容された状態で前記シリンダヘッドに固定された触媒と、前記触媒収容部から排ガスを下方に導く排気通路形成部材とを備え、前記排気通路は、前記触媒収容部と前記排気通路形成部材とによって構成されているものである。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した船外機の排気装置において、前記触媒収容部を、シリンダヘッドにおけるシリンダボディとの合面と同一平面上に位置する触媒用取付座に開口させ、前記触媒の外周部にフランジを備えさせ、このフランジを介して触媒を前記取付座に取付けたものである。
請求項3に記載した発明は、請求項1または請求項2に記載した船外機の排気装置において、前記触媒収容部におけるシリンダボディとは反対側の端部に前記接続通路の下流端を開口させ、この接続通路を、シリンダヘッドと、シリンダヘッドにおけるシリンダボディとは反対側の端部に取付けられた接続通路カバーとによって形成したものである。
請求項4に記載した発明は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載した船外機の排気装置において、前記エンジンを多気筒エンジンとし、このエンジンの最も下に位置する気筒に連通された前記接続通路を、他の気筒の接続通路とは独立して前記触媒収容部に接続したものである。
請求項5に記載した発明は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載した船外機の排気装置において、前記エンジンを多気筒エンジンとし、前記シリンダヘッドに形成されている気筒毎の前記接続通路のうち少なくとも一つの接続通路を、シリンダヘッド内のみを前記触媒収容部まで延在する通路孔によって形成したものである。
請求項6に記載した船外機は、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載した船外機の排気装置を搭載しているものである。
本発明に係る排気装置においては、排ガスがシリンダヘッド内で触媒に流入するから、エンジンの燃焼室と触媒との間の距離を短縮することができる。したがって、本発明によれば、エンジンが低回転・低負荷のときに触媒に流入する排ガスの温度が低下することを防ぐことができるから、触媒の浄化性能を向上させることができる。また、この排気装置の触媒は、排気ポートから排出された排ガスが殆ど冷却されることなく流入するから、エンジン始動後に速やかに活性温度に達するようになる。
本発明に係る排気装置を装備した船外機用エンジンの平面図である。 本発明に係る排気装置を装備した船外機用エンジンの側面図である。 図2におけるIII−III線断面図である。 図1における要部のIV−IV線断面図である。 図2における要部のV−V線断面図である。 図2における要部のVI−VI線断面図である。 シリンダボディと触媒とをシリンダヘッド側から見た正面図である。 シリンダヘッドをシリンダボディ側から見た背面図である。 シリンダヘッドをヘッドカバー側から見た正面図である。 図9における要部のX−X線断面図である。 エキゾーストジョイントを取外した状態を示す断面図である。 触媒ハウジングと触媒とを取外した状態を示す断面図である。 触媒が#4気筒の側方に位置する他の実施例を示す断面図である。 シリンダボディをシリンダヘッド側から見た正面図である。 図13における要部のXV−XV線断面図である。
(第1の実施例)
以下、本発明に係る船外機の排気装置および船外機の一実施例を図1〜図12によって詳細に説明する。
図1に示す船外機用エンジン1は、船外機A(図1〜図3参照)の前側(図1においては、前方を矢印Fで示す)からクランクケース2、シリンダボディ3およびシリンダヘッド4がこの順序で並びかつクランク軸5の軸線が上下方向を指向するように構成されている。前記シリンダボディ3の内部には、図3に示すように、4個のシリンダ#1〜#4が形成されている。
このエンジン1は、図2および図3に示すように、ガイドエキゾースト6に載せられた状態で支持されており、カウリング7によって覆われている。ガイドエキゾースト6は、図示してはいないが、前端部にステアリング軸が接続されており、このステアリング軸を介して船体側のブラケットに操舵自在かつチルト可能に支持されている。
また、ガイドエキゾースト6の下端部には、図3に示すように、オイルパン11、排気管12およびアッパーケーシング13などが取付けられている。排気管12は、オイルパン11を介してガイドエキゾースト6に支持されており、オイルパン11の左右方向(図3においても左右方向)の中央部に配設されている。排気管12の上端部は、オイルパン11を貫通するように形成された排気通路14に接続されている。
この排気通路14の上端部は、ガイドエキゾースト6の右側部上面から下方に延在するように形成された排気通路15に接続されている。排気管12の下端部は、下方に設けられたマフラー16の上端部内に上方から臨んでいる。このエンジン1が搭載された船外機Aは、図示してはいないが、前記マフラー16内に排出された排ガスがプロペラ部分から水中に排出される構成が採られている。
前記エンジン1は、図1および図3に示すように、DOHC型の4気筒エンジンである。この実施例においては、エンジン1の上下方向に並ぶ4個のシリンダを上から順に#1気筒〜#4気筒(図3参照)という。図1において、17はピストンを示し、18はコンロッド、19は動弁装置、20は動弁装置19を囲むヘッドカバーを示す。
前記動弁装置19は、気筒毎の吸気ポート21を開閉する吸気弁22と、後述する気筒毎の接続通路23〜26を開閉する排気弁27と、これらの吸・排気弁22,27を駆動する吸気カム軸28、排気カム軸29とを備えている。前記接続通路23〜26は、図5、図6および図8に示すように、気筒毎に排気ポート29から船外機右側に延在している。排気ポート29は、前記シリンダ#1〜#4からの排ガスが排出されるように前記シリンダヘッド4に形成されている。
前記吸気弁22と排気弁27とは、1気筒当たり2本ずつ設けられている。吸気ポート21は、シリンダヘッド4の船外機左側の側面に開口し、吸気管31に接続されている。吸気管31は、その上流側端部にスロットル弁32が接続されており、スロットル弁32を通過した吸気が気筒毎に分配されるように形成されている。吸気管31の下流側端部には、気筒毎に燃料噴射用インジェクタ33が取付けられている。前記スロットル弁32の上流側には、サージタンク34が接続されている。
シリンダヘッド4における船外機右側の端部には、図1および図2に示すように、排気通路形成用の凸部35が右側方に突出する状態で形成されている。この凸部35は、図8に示すように、#1気筒の接続通路23を形成するための第1の排気ポート部41と、#2気筒の接続通路24を形成するための第2の排気ポート部42と、#3気筒の接続通路25と略同じ高さに形成された触媒収容部43と、#4気筒の接続通路26を形成するための第3の排気ポート部44とによって構成されている。
第1〜第3の排気ポート部41,42,44には、図4に示すように、このエンジン1の排気ポート29(図8参照)から前記凸部35の後端面(シリンダボディ3とは反対側に位置する端面)まで延在する#1気筒用通路孔46、#2気筒用通路孔47および#4気筒用通路孔48と、これらの通路孔をそれぞれ囲む冷却水通路49とが形成されている。前記通路孔46〜48の下流端は、図9に示すように、前記凸部35の後端部に後方を指向するように開口している。また、各通路孔46〜48の下流端は、図4に示すように、前記凸部35に取付けられた接続通路カバー51によって閉塞されている。
接続通路カバー51は、前記通路孔46〜48と協働して#1気筒、#2気筒および#4気筒の接続通路23,24,26を形成するためのものである。この接続通路カバー51は、図5に示すように、複数の固定用ボルト52によって前記凸部35の後端面に取付けられている。この凸部35に接続通路カバー51を取付けるための合面53は、図9に示すように、シリンダヘッド4にヘッドカバー20を取付けるための合面54と同一平面上に位置するように形成されている。これらの合面53,54は、同一の工程で同一のツール(例えばフライス)を使用して形成されている。
前記接続通路カバー51には、図4に示すように、#1気筒用通路孔46と#2気筒用通路孔47と協働して#1気筒用接続通路23と#2気筒用接続通路24とを形成するための上側凹溝55と、前記#4気筒用通路孔48と協働して#4気筒用接続通路26を形成するための下側凹溝56と、これらの上側凹溝55と下側凹溝56とを囲む冷却水通路57とが形成されている。この冷却水通路57は、第1〜第3の排気ポート部41,42,44内の冷却水通路49と、後述する触媒収容部43内の冷却水通路58(図6参照)とに接続されている。
上側凹溝55と下側凹溝56とは、図5に示すように、通路孔46〜48の孔径と略等しい開口幅の溝からなり、それぞれ上下方向に延在するように形成されている。
上側凹溝55は、#1気筒用通路孔46の下流端と対向する位置から#2気筒用通路孔47の下流端と対向する位置を経て後述する触媒収容部43と対向する位置まで延在している。下側凹溝56は、#4気筒用通路孔48と対向する位置から触媒収容部43と対向する位置まで延在している。すなわち、このエンジン1において最も下に位置している#4気筒に連通された接続通路26は、他の気筒の接続通路23〜25とは独立して前記触媒収容部43内に接続されている。
前記触媒収容部43は、シリンダヘッド4におけるシリンダボディ3側の端面に開口する凹状に形成されている。詳述すると、この触媒収容部43は、図4および図6に示すように、凸部35に船外機の前方(シリンダボディ3が位置する方向)に向けて凹部61を開口させることによって形成されている。この凹部61の周囲には、前記冷却水通路58が形成されている。この冷却水通路58と、前記第1〜第3の排気ポート部41,42,44内の冷却水通路49とは、接続通路カバー51内の冷却水通路57の他に、エンジン1の燃焼室62(図5,6参照)の近傍に形成された冷却水通路63にも接続されている。
前記凹部61は、前記凸部35の前端面(シリンダボディ3に近接する端面)からシリンダの軸線と略平行にシリンダボディとは反対側へ延在するように形成されている。この凹部61の開口部の形状は円形である。この凹部61には、触媒コンバータ64(以下、単に触媒という)の上流側半部が収容されている。この実施例で使用している触媒64は、詳細には図示してはいないが、いわゆるメタル触媒と呼称されるもので、渦巻き状に巻かれたステンレス製の板状担体65(図4および図6参照)と、この板状担体65を挿入した外筒66と、この外筒66の外周部における軸線方向の中央部に溶接された固定用フランジ67などによって構成されている。
この触媒64の外形は、板状担体65を巻く作業が簡単になって容易に製造できるように、排ガスが流れる方向から見て真円状(図7参照)となるように形成されている。なお、図7は、渦巻き状に巻かれた板状担体65を簡略化して単に網目状に描いてある。
前記凹部61の周壁部分には、図6に示すように、#3気筒用接続通路25の下流端を構成する側部排気入口71が形成されている。#3気筒用接続通路25は、他の気筒の接続通路23,24,26とは異なり、排気ポート29からシリンダヘッド4内のみを凹部61まで延在する通路孔72によって形成されている。
凹部61の底(船外機後側の端部)には、図4および図8に示すように、前記上側凹溝55と凹部61内とを連通するための上側排気入口73と、前記下側凹溝56と凹部61内とを連通するための下側排気入口74とが形成されている。すなわち、このエンジン1においては、#1気筒用接続通路23と#2気筒用接続通路24に排出された排ガスは、上側排気入口73から凹部61内に流入する。
また、#4気筒用接続通路26に排出された排ガスは、下側排気入口74から凹部61内に流入する。上側排気入口73と下側排気入口74とを通過して凹部61内に流入した排ガスは、凹部61内を触媒64の軸線方向と略平行な方向に流れ、触媒64内に上流端から流入する。一方、#3気筒用接続通路25に排出された排ガスは、通路孔72を通過して凹部61内に側方から直接流入する。
前記上側排気入口73と下側排気入口74との間には、図4に示すように、隔壁75が設けられている。この隔壁75は、触媒64の軸線方向(船外機の前後方向)に所定の長さを有するように形成されている。この構成を採ることにより、上側排気入口73から凹部61内に流れ込んだ水(後述する排気凝縮水や結露水)が下側排気入口74から下側凹溝56内や#4気筒用接続通路26内に浸入することを確実に防ぐことができる。前記排気凝縮水とは、排ガス中に含まれている水分が排気通路内で冷却されて凝縮したものである。また、結露水とは、エンジン停止後に冷えた排気通路の壁面に排気通路内の水分が結露したものである。
触媒収容部43の開口側端部には、図8に示すように、触媒用取付座76が形成されている。この取付座76は、シリンダヘッド4におけるシリンダボディ3が取付けられる合面77と同一平面上に位置付けられている。前記取付座76と前記合面77とは、同一の工程で同一のツール(例えばフライス)によって形成されている。
触媒64は、図4、図6および図10に示すように、前記凹部61内に上流側半部が収容された状態で後述する触媒ハウジング81およびエキゾーストジョイント82とともに複数の固定用ボルト83(図10参照)によってシリンダヘッド4(凸部35)に固定されている。この固定は、前記取付座76に触媒64の固定用フランジ67と、触媒ハウジング81と、エキゾーストジョイント82とをこの順に重ねた状態で行われる。
前記固定用ボルト83は、前記凸部35と、固定用フランジ67と、触媒ハウジング81とを貫通し、エキゾーストジョイント82に螺着している。この実施例による固定用ボルト83は、図9に示すように、触媒収容部43の一側部の上側および下側と、他側部の上側と下側とにそれぞれ設けられている。これらの4本の固定用ボルト83のうち、図9においてエンジン1の内側に位置する上下2本の固定用ボルト83,83は、ヘッドカバー20の内側に位置している。このため、これらの固定用ボルト83,83を締結させたり緩める作業は、ヘッドカバー20をシリンダヘッド4から取外した状態で行う。
前記触媒ハウジング81と前記エキゾーストジョイント82とは、前記凸部35と協働して本発明に係る排気装置84の排気通路85(図3,4参照)を形成するためのものである。排気通路85は、シリンダヘッド4の前記凹部61と、前記触媒ハウジング81および前記エキゾーストジョイント82とによって形成されている。
触媒ハウジング81は、触媒64の外筒66が遊嵌状態で挿入可能な円筒状に形成されている。エキゾーストジョイント82は、図3および図4に示すように、触媒ハウジング81の前端から下方に延在するように形成されている。エキゾーストジョイント82の下端部は、シリンダボディ3内の排気通路86に接続されており、シリンダボディ3に固定用ボルト82a(図4〜図6参照)によって固定されている。
シリンダボディ3内の排気通路86は、図3〜図5に示すように、#4気筒の右側方から下方に延在し、ガイドエキゾースト6の前記排気通路15に接続されるように形成されている。
触媒ハウジング81およびエキゾーストジョイント82の内部には、図4および図6に示すように、冷却水通路87,88が互いに連通するように形成されている。触媒ハウジング81内の冷却水通路87は、前記固定用フランジ67に穿設された連通孔89を介して触媒収容部43の冷却水通路58に接続されている。エキゾーストジョイント82の冷却水通路88は、図5に示すように、シリンダボディ3内の冷却水通路90に接続されている。
前記触媒ハウジング81とエキゾーストジョイント82とによって、本発明でいう「凹部から排ガスを下方に導く排気通路形成部材」が構成されている。このように触媒64より下流側の排気通路85を形成する部材を二つに分けた理由は、図1に示すように、シリンダヘッド4の凸部35と、シリンダボディ3のクランクケース側幅広部3aとの間で触媒64を交換できるようにするためである。
この実施例によるエキゾーストジョイント82は、エキゾーストジョイント82と前記幅広部3aとの間に形成されている前記空間91(図6参照)内で前方(図6においては右方)に移動させることによって、図11に示すように、触媒ハウジング81から取外すことができるように形成されている。前記空間91は、エキゾーストジョイント82が触媒ハウジング81から取外されることによって広くなる。このように空間91が広くなったことにより、図12に示すように、触媒64をシリンダボディ3に干渉されることなく凹部61内から前方へ引き出すことが可能になる。
この実施例による触媒収容部43の上端部には、図8に示すように、触媒64の上流側の排ガス中の酸素量を検出するO2 センサからなる空燃比センサ93が取付けられている。この空燃比センサ93は、触媒収容部43の最も高くなる部分に位置付けられている。この実施例においては、空燃比センサ93の異常や、触媒64の劣化を検出するための異常検出用センサ92(図4参照)がエキゾーストジョイント82の上端部に取付けられている。この異常検出用センサ92は、触媒64の下流側の排ガス中の酸素量を検出することができるものである。前記異常の検出は、従来からよく知られているように、触媒64の上流側のセンサ出力と下流側のセンサ出力とを比較することによって行う。
上述したように構成された船外機の排気装置84によれば、エンジン1の燃焼室62から排出された排ガスを気筒毎に接続通路23〜26によってシリンダヘッド4の凹部61内に導き、触媒64によって浄化することができる。
すなわち、燃焼室62から接続通路23〜26に排出された排ガスは、シリンダヘッド4内で触媒64に流入することになる。このため、この排気装置84においては、特許文献1に記載されている従来の排気装置に較べて、エンジン1の燃焼室62と触媒64との間の距離を短縮することができる。
したがって、この実施例による排気装置84によれば、エンジン1の運転状態が低回転・低負荷であるときに触媒64に流入する排ガスの温度が低下することを防ぐことができるから、触媒64の浄化性能を向上させることができる。また、この排気装置84の触媒64は、燃焼室62から排出された排ガスが殆ど冷却されることなく流入するから、エンジン始動後に速やかに活性温度に達するようになる。
この実施例による排気装置84においては、触媒64の一部(上流側半部)がシリンダヘッド4の凸部35に内蔵されているから、シリンダヘッド4が実質的に触媒収納用ハウジングの一部として機能する。このため、この実施例によれば、エンジン1とは別体に形成された排気マニホールドに触媒を収容する特許文献1記載の排気装置に較べて、触媒64を保持するための部材が少なくなり、触媒64を搭載するためのスペースを狭くすることができる。この結果、この実施例による排気装置84によれば、船外機が大型化することを防ぎながら、触媒64をエンジン1の側部に搭載することができる。
この実施例による排気装置84においては、前記凹部61がシリンダヘッド4におけるシリンダボディ3との合面77と同一平面上に位置する触媒用取付座76に開口している。触媒64は、外周部に固定用フランジ67が設けられ、この固定用フランジ67を介して前記取付座76に取付けられている。
このため、触媒64を剛性が高いシリンダヘッド4によって支持できるから、重量物である触媒64を安定的に保持することができる。また、前記取付座76は、シリンダヘッド4にシリンダボディ3との合面77を形成する工程で同一のツールによって形成されている。このため、取付座76を形成するに当たっては、特別な加工を施す必要がないから、コストを低く抑えることができる。
この実施例においては、前記凹部61の底部分に#1気筒用接続通路23、#2気筒用接続通路24および#4気筒用接続通路26の下流端が開口している。これらの接続通路23,24,26は、シリンダヘッド4と、シリンダヘッド4の外面(後端面)に取付けられた接続通路カバー51とによって形成されている。
このため、この実施例によれば、前記接続通路23,24,26をエンジン1の排気ポート29と凹部61との間においてシリンダヘッド4の外に延在するように形成することができ、接続通路23,24,26の形状を設計するうえで自由度が高くなる。
したがって、これらの接続通路23,24,26を排ガスの抵抗が可及的小さくなるような形状に形成できるとともに、排ガスが触媒64に向けて流れるように、これらの接続通路23,24,26の下流端を凹部61の底に開口させることができる。この結果、この実施例による排気装置84を装備することにより、排気抵抗が低減されてエンジン1の出力向上を図ることができる。
また、この実施例によれば、高い品質が得られるようにシリンダヘッド4を鋳造によって製造することができる。これは、上述したように大きく湾曲する形状の接続通路23,24,26を接続通路カバー51とシリンダヘッド4とによって形成しているからである。これらの接続通路23,24,26の全域を鋳造のみで成形する場合は、例えば、凸部35の後端部を後方に大きく膨出させ、この膨出部の中に排気ポートになる空間を成形しなければならない。
このような複雑な形状に鋳造を行うと、鋳造後のシリンダヘッド4の品質にばらつきが生じ易い。この実施例によれば、複雑な形状の接続通路23,24,26をシリンダヘッド4と接続通路カバー51とに分けて形成することができ、シリンダヘッド4の鋳造が容易になるから、上述したように高い品質のシリンダヘッド4を得ることができる。
この実施例において、シリンダヘッド4における接続通路カバー51が取付けられる合面53は、ヘッドカバー20が取付けられる合面54と同一平面上に形成されている。このため、これら両合面53,54を同一の工程で同一のツールによって形成することができるから、製造が容易で、コスト低減を図ることができる。シリンダヘッド4における接続通路カバー51と対向する部分に形成される接続通路23,24,26の開口部は、シリンダヘッド4を鋳造するときに排気ポート成形用中子の幅木を通す穴として利用したり、鋳造時のガス抜き用の通路として利用することができる。
この実施例において、エンジン1の最も下に位置する気筒(#4気筒)の接続通路26は、他の気筒の接続通路23〜25とは独立して凹部61に接続されている。接続通路23〜26の壁面には、エンジン停止後に冷えたときに排気通路内の水分が結露することがある。この結露によって生じた結露水は、排気ポート内の最も低い部分に貯留される。特許文献1に記載されているエンジン1においては、全ての気筒の排気ポート内で生じた結露水が最も下に位置する気筒の排気ポート内に流下し貯留する。
この場合、最も下に位置する気筒の排気弁がエンジン停止時に開いた状態にあると、結露水が燃焼室内に流れ込むことになる。この実施例によれば、最も下に位置する#4気筒の接続通路26内に他の気筒の接続通路23〜25から結露水が流入することを防ぐことができる。このため、#4気筒の排気弁27がエンジン停止時に開いていたとしても、#4気筒の燃焼室62内に流入する結露水は、#4気筒の接続通路26内で生成された結露水のみとなり、著しく低減することになる。
この実施例による#3気筒の接続通路25は、シリンダヘッド4内のみを前記凹部61まで延在する通路孔72によって形成されている。このため、#3気筒から排出された排ガスは、接続通路カバー51に接触することなく、シリンダヘッド4内のみを通過して直接触媒64に流入する。このため、#3気筒の排気ポート29と触媒64との間の距離を可及的短く形成することができ、高温の排ガスを触媒64に導くことができる。この結果、排気ポート29と触媒64との間の排気通路が冷却水によって冷却される船外機用エンジン1においても、始動時や低負荷時などの排ガス温度が低いときに触媒64を容易に活性化させることができ、触媒64の排ガス浄化能力を高く保つことができる。
この実施例によれば、空燃比センサ93が触媒収容部43の上端部に取付けられているとともに、異常検出用センサ92がエキゾーストジョイント82の上端部に取付けられている。このため、排気ポート内で生成された凝縮水や結露水がエンジン始動時に排ガスによって下流側に吹き飛ばされたとしても、この水は前記両センサ92,93の下方を通過するようになる。この結果、この排気装置84によれば、前記センサ92,93が水の付着により故障することを防ぐことができるから、排ガス中の酸素量をフィードバックして燃料供給量を制御する際の信頼性が高く、排ガスを浄化する能力を高く保つことができる。
この実施例に示した排気装置84を船外機に装備することによって、エンジン1の始動後に可及的速く触媒64によって排ガスを浄化でき、しかも、エンジン1の低回転・低負荷時にも排ガスを確実に浄化することが可能な船外機Aを提供することができる。
(第2の実施例)
上述した実施例においては触媒64が#3気筒の側方に位置する例を示したが、触媒64は、図13〜図15に示すように、#4気筒の側方に位置付けることができる。図13〜図15において、前記図1〜図12によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図13〜図15に示すシリンダヘッド4の触媒収容部43は、#4気筒の側方に位置するように凸部35の下端部に設けられている。このため、#3気筒の接続通路25は、図13に示すように、凸部35に一体に形成された#3気筒用の排気ポート部101の通路孔102と、接続通路カバー51とによって構成されている。また、#4気筒の接続通路26は、シリンダヘッド4内のみを凹部61まで延在する通路孔103によって形成されている。
この通路孔103の下流端は、触媒収容部43の凹部61の周壁部分に側部排気口104として開口している。すなわち、この実施例においても、エンジン1の最も下に位置している#4気筒に連通された接続通路26は、他の気筒の接続通路23〜25とは独立して前記凹部61に接続されている。
この実施例による接続通路カバー51には、上下方向に延在する一つの凹溝105と、この凹溝105を覆う冷却水通路106とが形成されている。この凹溝105は、#1気筒用の通路孔46の下流端と対向する位置から触媒収容部43の後部排気入口107まで上下方向に延在している。このため、この実施例においては、#1気筒〜#3気筒の排ガスが触媒収容部43内に後部排気入口107から流入し、#4気筒の排ガスが触媒収容部43内に側部排気入口104から流入する。
この実施例によるエキゾーストジョイント82の下端部は、ガイドエキゾースト6の船外機右側の側部に取付けられており、ガイドエキゾースト6内の排気通路108に接続されている。この排気通路108は、図15に示すように、ガイドエキゾースト6の右側の端面からガイドエキゾースト6内を左右方向の中央部まで延在し、左右方向の中央部において下方に延在している。
このように触媒が#4気筒の側方に位置する場合であっても、図1〜図12に示す実施例と同等の効果を奏する。
1…エンジン、3…シリンダボディ、4…シリンダヘッド、23〜26…接続通路、29…排気ポート、51…接続通路カバー、61…凹部、64…触媒、67…固定用フランジ、72,104…通路孔、76…触媒用取付座、77…合面、81…触媒ハウジング、82…エキゾーストジョイント、A…船外機。

Claims (6)

  1. エンジンの側方であってカウリングの内部に形成された排気通路を備えた船外機の排気装置において、
    前記エンジンは、内部にシリンダが形成されたシリンダボディと、前記シリンダボディに取付けられ内部に前記シリンダからの排ガスが排出される排気ポートが形成されたシリンダヘッドと、を含み、
    前記シリンダヘッドに形成されシリンダボディ側の端面に開口する凹状の触媒収容部と、(「た」を消してみました。ご検討願います)
    前記シリンダヘッドに形成され前記触媒収容部と前記排気ポートとを接続する接続通路と、(「た」を消してみました。ご検討願います)
    前記触媒収容部内に少なくとも一部が収容された状態で前記シリンダヘッドに固定された触媒と、
    前記触媒収容部から排ガスを下方に導く排気通路形成部材とを備え、
    前記排気通路は、前記触媒収容部と前記排気通路形成部材とによって構成されている船外機の排気装置。
  2. 請求項1記載の船外機の排気装置において、前記触媒収容部は、シリンダヘッドにおけるシリンダボディとの合面と同一平面上に位置する触媒用取付座に開口し、
    前記触媒は、外周部にフランジを備え、このフランジを介して前記取付座に取付けられている船外機の排気装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の船外機の排気装置において、
    前記触媒収容部におけるシリンダボディとは反対側の端部には前記接続通路の下流端が開口し、
    この接続通路は、シリンダヘッドと、シリンダヘッドにおけるシリンダボディとは反対側の端部に取付けられた接続通路カバーとによって形成されている船外機の排気装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の船外機の排気装置において、前記エンジンは多気筒エンジンであり、
    このエンジンの最も下に位置する気筒に連通された前記接続通路は、他の気筒の接続通路とは独立して前記触媒収容部に接続されている船外機の排気装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の船外機の排気装置において、前記エンジンは多気筒エンジンであり、
    前記シリンダヘッドに形成されている気筒毎の前記接続通路のうち少なくとも一つの接続通路は、シリンダヘッド内のみを前記触媒収容部まで延在する通路孔によって形成されている船外機の排気装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載の船外機の排気装置を搭載した船外機。
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