JP2010209747A - 内燃機関の電子制御式弁駆動装置 - Google Patents

内燃機関の電子制御式弁駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 高圧配管系のキャビテーション・エロージョンの発生を抑えると共に、高圧管内で発生する油圧動力の消耗を防止して大幅な燃費向上を図る。
【解決手段】 内燃機関の弁駆動装置(20)に収容された弁(21)に取付けられて当該弁(21)を開弁させる油圧ピストン(22)と、油圧ピストン(22)に油圧を供給する油圧発生手段(33)と、油圧発生手段と油圧ピストンとの間に介装されて油圧発生手段から供給される油圧により油圧ピストンを駆動する油圧アクチュエータ(25)と、油圧アクチュエータに取り付けられて油圧発生手段(33)からの油圧を油圧アクチュエータに供給すると共に油圧アクチュエータから排出された油圧を低圧部(37)へ排出する方向制御弁(31)と、方向制御弁とは別体に設けられて方向制御弁の切替動作を制御するソレノイド弁(32)と、油圧発生手段と方向制御弁とを接続する高圧管(63)とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の電子制御式弁駆動装置に関する。
従来の内燃機関、例えばディーゼル機関の電子制御式弁駆動装置として、図9に示すような構成の電子制御式排気弁駆動装置がある。この電子制御式排気弁駆動装置1は、排気弁2を開弁するとき、図示しない電子制御装置により駆動される電磁式のソレノイド弁3により方向制御弁4を開弁側に切り替えて、油圧ポンプ5、アキュムレータ6などからなる油圧源7から、高圧の油圧を油路8、方向制御弁4、油路9を通して、排気弁2の最大リフト量を制御するアクチュエータ11に供給する。
アクチュエータ11はフルストローク位置まで図示上方に移動し、当該アクチュエータ11内の油圧が高圧管12を通して、排気弁2に取付けられた油圧シリンダ13に導かれる。この油圧シリンダ13には、排気弁2のオーバーシュートや衝撃的着座を回避するため、ダンパ15付きの油圧ピストン14が装備されている。
上述のアクチュエータ11から導かれた高圧の油圧は、空気ばね16のばね力に抗して、油圧ピストン14を図中下方に一気に移動させて、排気弁2を最大リフトさせる。排気弁2は、最大リフトに近づくとダンパ15により弁速度が減速されて、オーバーシュートすることなく最大リフトとなり全開する。
排気弁2を閉弁するときには、方向制御弁4を閉弁側に切り替えると、空気ばね16のばね力により油圧ピストン14が図中上方に移動し、油圧シリンダ13内の油圧が高圧管12を通してアクチュエータ11に導かれる。アクチュエータ11に導かれた油圧は、高圧管9、方向制御弁4、低圧管10を通してタンク17に排出される。排気弁2は、着座するときに、上述のダンパ15の作用により、弁速度が減速されて滑らかな着座が行われる。
また、内燃機関の弁駆動装置として、例えば特開平2−248607号公報に開示されているものがある(例えば、特許文献1参照)。この弁駆動装置は、内燃機関の吸排気弁を開弁方向に付勢する付勢手段と、吸排気弁を作動油圧により付勢手段の付勢力に抗して開弁させる油圧手段とを備え、油圧手段に対して作動油を給排して吸排気弁を開閉させるようにした内燃機関の弁駆動装置であり、油圧手段に作動油を供給する供給系又は油圧手段の作動油を排出する排出系の少なくとも一方に配設されたロジック弁等の開閉弁と、開閉弁の開閉時間を切り換える電磁切換弁とを備えている。
特開平2−248607号公報(4−7頁、図1)
しかしながら、上述の従来の電子制御式排気弁駆動装置1は、排気弁2の閉弁時に、ダンパ15の作用により方向制御弁4から排出される油圧の流出に弁動作がついていけないために、高圧管9,12等の高圧配管系内が一時的に負圧となり、キャビテーション・エロージョンが発生し易い環境になるという問題がある。
また、方向制御弁4から排気弁2の油圧ピストン14までの、油路9、アクチュエータ11、高圧管12の長さが極めて長く油圧ラインの容積が大きくなるため、排気弁2の開閉に応じて油圧の供給と排出を繰り返すと、油圧の圧縮性によりその間において油圧動力の消耗が大きく、燃費が極めて悪くなるという問題がある。特許文献1に記載された弁駆動装置についても、上記の2つの問題と同様の問題が考えられる。
また、上述の従来の電子制御式排気弁駆動装置1においては、アクチュエータ11、高圧管12のほか、排気弁駆動装置の内部に設けられたダンパ15が必要になるなど、部品点数が多くなり、極めてコスト高になるという問題もある。
さらに、方向切換弁4と油圧シリンダ13との間に組み込まれたアクチュエータ11や、排気弁2に組み込まれたダンパ15付き油圧ピストン14は極めて大型であり、機構全体が大型になりスペースが確保できず点検等における作業性が悪い。また、ダンパ15には耐熱性の観点から特殊合金が使用されているために、機械加工が難しく、高価になるという問題もある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、高圧配管系のキャビテーション・エロージョンの発生を抑えると共に、高圧管内で発生する油圧動力の消耗を防止して、大幅な燃費向上を図ることができる内燃機関の電子制御式弁駆動装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明が採用する手段は、内燃機関の弁駆動装置に収容された弁に取付けられて当該弁を開弁させる油圧ピストンと、油圧ピストンに油圧を供給する油圧発生手段と、油圧発生手段と油圧ピストンとの間に介装されて油圧発生手段から供給される油圧により油圧ピストンを駆動する油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータに取り付けられて油圧発生手段からの油圧を油圧アクチュエータに供給すると共に油圧アクチュエータから排出される油圧を低圧部へ排出する方向制御弁と、方向制御弁とは別体に設けられて方向制御弁の切替動作を制御するソレノイド弁と、油圧発生手段と方向制御弁とを接続する高圧管とを備えたことにある。
本発明の内燃機関の電子制御式弁駆動装置において、方向制御弁は油圧アクチュエータに取り付けられているから、図9に示す従来の内燃機関の電子制御式弁駆動装置において必要とされた、方向制御弁と油圧アクチュエータとの間の高圧管9を排除することができ、高圧管9で発生していたキャビテーション・エロージョン問題を解決することができると共に、高圧管9における油圧動力の消耗を防止することができる。
また、油圧アクチュエータから排出される油圧は、方向制御弁から油圧タンクへ排出されるから、油圧発生手段と方向制御弁を接続する高圧管内では、常に油圧発生手段からの高圧の油圧がかかった状態となり、従来のような油圧の大きな強弱や負圧状態は発生しない。したがって、キャビテーション・エロージョンが発生しにくい環境となると共に、油圧動力の消耗を防止することができる。
上記内燃機関の電子制御式弁駆動装置において、方向制御弁は、油圧アクチュエータと一体に弁駆動装置に取り付けられていることが望ましい。
このように、方向制御弁を油圧アクチュエータと一体に弁駆動装置に取り付けることにより、図9に示す従来の内燃機関の電子制御式弁駆動装置において必要とされた、油圧アクチュエータと弁駆動装置の油圧シリンダとの間を接続する高圧管12を排除することができ、この高圧管12で発生していたキャビテーション・エロージョン問題を解決するこ
とができると共に、高圧管12における油圧動力の消耗を防止することができる。
上記内燃機関の電子制御式弁駆動装置において、ソレノイド弁は、弁駆動装置と別体に設けられて油圧発生手段に接続されると共にソレノイド弁の各油路が接続される油路が設けられてなる油圧ブロックに取付けられ、油圧ブロックと方向制御弁は、油圧発生手段からの油圧を方向制御弁へ供給する高圧管で接続され、ソレノイド弁と方向制御弁は、方向制御弁の切替動作を制御するためのパイロット油圧を供給するパイロット管で接続されていることが望ましい。
電子制御式弁駆動装置のソレノイド弁には、電子機器が使用されることが多いが、このようにソレノイド弁を弁駆動装置と別体に設けられた油圧ブロックに取付けることにより、機関からの振動防止が図られてソレノイド弁の故障等を防止することができると共に、ソレノイド弁に必要な電気配線の取り回しが容易になる。
上記内燃機関の電子制御式弁駆動装置において、油圧アクチュエータは、方向制御弁から供給される油圧により油圧ピストンを駆動するアクチュエータ機能と油圧ピストンの駆動速度を抑制するダンピング機能とを有するダンピング・アクチュエータからなることが望ましい。
このように、油圧アクチュエータをダンピング・アクチュエータによって形成すことにより、図9に示す従来の、方向制御弁と弁駆動装置の油圧ピストンとの間に組み込まれたアクチュエータ11、及び弁駆動装置に組み込まれた高価なダンパ15を排除することができ、これにより構成部品を減らすことができると共に、大幅なコストの低減が可能となる。また、弁駆動装置のダンパ15が排除されたことにより、弁駆動装置を小型化することができ、機関まわりにスペースが確保されて、点検等の作業性が改善される。
上記内燃機関の電子制御式弁駆動装置において、ダンピング・アクチュエータは、方向制御弁に連通するポートに接続されて方向制御弁から当該ダンピング・アクチュエータのアクチュエータピストンへの油圧の移動を許容する第1の逆止弁と、第1の逆止弁と並列に接続されてアクチュエータピストンの作動終了時の速度を抑えるべくアクチュエータピストンの動きに応じて閉塞される第1のバイパス油路と、弁に取付けられた油圧ピストンに連通するポートに接続されて油圧ピストンから当該ダンピング・アクチュエータのアクチュエータピストンへの油圧の移動を許容する第2の逆止弁と、第2の逆止弁と並列に接続されてアクチュエータピストンの作動終了時の速度を抑えるべくアクチュエータピストンの動きに応じて閉塞される第2のバイパス油路とを備えることが望ましい。
ダンピング・アクチュエータがこのような構成を有することにより、弁の開弁時には、第1の逆止弁を通して方向制御弁からアクチュエータピストンへ油圧が供給されると共に、アクチュエータピストンの動きに応じて閉塞される第2のバイパス油路を通して、アクチュエータピストンから弁の油圧ピストンへ油圧が供給される。このように、アクチュエータピストンの動きに応じて第2のバイパス油路が閉塞されるから、弁の開弁時にアクチュエータピストンの動きに応じて弁速度を減速することができる。
また、弁の閉弁時には、第2の逆止弁を通して弁の油圧ピストンからアクチュエータピストンへ油圧を排出すると共に、アクチュエータピストンの動きに応じて閉塞される第1のバイパス油路を通してアクチュエータピストンから方向制御弁へ油圧を排出する。このように、アクチュエータピストンの動きに応じて第1のバイパス油路が閉塞されるから、弁の閉弁時にアクチュエータピストンの動きに応じて弁速度を減速することができる。
上記内燃機関の電子制御式弁駆動装置において、ダンピング・アクチュエータの第1及
び第2のバイパス油路は、それぞれ複数の油路からなり、当該ダンピング・アクチュエータのアクチュエータピストンの動きに応じて順次閉塞されることが望ましい。
このように、第1及び第2のバイパス油路がそれぞれ複数の油路からなり、アクチュエータピストンの動きに応じて複数の油路が順次閉塞されるから、弁の閉弁時には、最大リフトに近づくと弁速度が減速されてオーバーシュートすることなく最大リフトとなり、弁の閉弁時には、着座するときに弁速度が減速されて滑らかな着座が行われる。
上記内燃機関の電子制御式弁駆動装置において、第1及び第2の複数のバイパス油路は、アクチュエータピストンの移動方向に沿って当該アクチュエータピストンの移動終端近傍位置から終端位置までの間に配列されていると共に、順次小径又は略同径のいずれか一方又は双方の組み合わせにより形成されていることが望ましい。
このように、第1及び第2の複数のバイパス油路が、アクチュエータピストンの移動方向に沿って当該アクチュエータピストンの移動終端近傍位置から終端位置までの間に配列されていると共に、順次小径又は略同径のいずれか一方又は双方の組み合わせにより形成されることにより、アクチュエータピストンは、移動終端位置近傍から終端位置まで移動する間に移動速度が順次減速される。これにより、油圧ピストンの開弁時及び閉弁時の弁速度を滑らかに、かつ確実に減速させることができる。
その他、上記内燃機関の電子制御式弁駆動装置において、ダンピング・アクチュエータのアクチュエータピストンは、大径の大径ピストンと小径の小径ピストンとからなり、大径ピストンは、弁の開弁当初にだけ弁に取付けられた油圧ピストンに油圧を供給し、小径ピストンは、弁の開弁後に油圧ピストンに油圧を供給することが望ましい。
ダンピング・アクチュエータは、シリンダ内のガス圧が高い開弁当初は、大径の大径ピストンにより発生させた高圧の油圧を弁の油圧ピストンに供給し、一旦開弁した後は、より小径の小径ピストンにより発生させた低圧の油圧を弁の油圧ピストンに供給する。すなわち、ダンピング・アクチュエータの吐出圧(油圧)を弁の開弁時期に応じて変化させることにより、油圧の消耗を少なくして燃費の向上を図ることができる。
上記内燃機関の電子制御式弁駆動装置において、大径ピストン及び小径ピストンは、大径ピストン内に同心的に摺動自在に収容された小径ピストンとからなると共に有底円筒形状をなし、大径ピストンは、当該大径ピストンの端面に小径ピストンの端面に油圧を供給する油圧供給孔を有し、小径ピストンのストロークは、大径ピストンのストロークよりも大きいことが望ましい。
このような構成により、シリンダ内のガス圧が高い開弁当初は、大径ピストンのストロークだけ大径ピストンと小径ピストンとが一体に開弁方向に移動すると共に、一旦開弁した後は、大径ピストンの油圧供給孔を通して油圧が供給された小径ピストンだけが、開弁方向にさらに移動する。これにより、ダンピング・アクチュエータの吐出圧(油圧)を弁の開弁時期に応じて確実に変化させることができ、油圧の消耗を少なくして燃費の向上を図ることができる。
以上のように、本発明の内燃機関の電子制御式弁駆動装置は、内燃機関の弁駆動装置に収容された弁に取付けられて当該弁を開弁させる油圧ピストンと、油圧ピストンに油圧を供給する油圧発生手段と、油圧発生手段と油圧ピストンとの間に介装されて油圧発生手段から供給される油圧により油圧ピストンを駆動する油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータに取り付けられて油圧発生手段からの油圧を油圧アクチュエータに供給すると共に
油圧アクチュエータから排出される油圧を低圧部へ排出する方向制御弁と、方向制御弁とは別体に設けられて方向制御弁の切替動作を制御するソレノイド弁と、油圧発生手段と方向制御弁とを接続する高圧管とを備える。
したがって、高圧配管系のキャビテーション・エロージョンの発生を抑えると共に、高圧管内で発生する油圧動力の消耗を防止して、大幅な燃費向上を図ることができるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の電子制御式弁駆動装置を適用した、内燃機関の電子制御式排気弁駆動装置の外観図である。 図1に示した電子制御式排気弁駆動装置の概念図で、閉弁状態から開弁するときの作動を示したものである。 図1に示した電子制御式排気弁駆動装置の概念図で、開弁状態から閉弁するときの作動を示したものである。 図1に示した油圧ブロックの断面図である。 図1に示したダンピング・アクチュエータの概念図で、閉弁状態から開弁するときの作動を示したものである。 図1に示したダンピング・アクチュエータの概念図で、開弁状態から閉弁するときの作動を示したものである。 図2に示したダンピング・アクチュエータの具体例を示す断面図で閉弁時における状態を示したものである。 図7に示したダンピング・アクチュエータの開弁時における作動を示したものである。 従来のディーゼル機関の電子制御式排気弁駆動装置の概略説明図である。
本発明の内燃機関の電子制御式弁駆動装置の発明を実施するための形態を、図1ないし図8を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る内燃機関の電子制御式弁駆動装置を適用した電子制御式の排気弁駆動装置の概略を示す外観図である。図2及び図3は、図1に示した内燃機関の電子制御式排気弁駆動装置の概念図である。
図1及び図2に示すように、排気弁駆動装置20には、排気弁21と、排気弁21の弁軸21aの上端に取付けられて当該排気弁21を開弁させる油圧ピストン22と、弁軸21aの途中に取り付けられて排気弁21を閉弁(復旧動作)させる空気ばね24が収容されている。
排気弁駆動装置20の上部20aには、ダンピング・アクチュエータ25と、油路の切替動作を行なう方向制御弁31が一体に取付けられている。ダンピング・アクチュエータ25は、油圧ピストン22を駆動するアクチュエータ機能と、油圧ピストン22の駆動速度を抑制するダンピング機能を有しており、油路61を介して油圧ピストン22の油圧シリンダ23に接続されている。
方向制御弁31は、後述のソレノイド弁32からのパイロット油圧により、例えばシリンダ内をスプールが摺動することによって内部の油路を切り替えて、弁21の開弁時には、油圧源(油圧供給手段)33からの油圧をダンピング・アクチュエータ25に供給すると共に、閉弁時には、ダンピング・アクチュエータ25から排出される油圧をタンク(低圧部)37へ排出する。
方向制御弁31は、後述のソレノイド弁32からパイロットポート31cにパイロット
油圧が供給されないときにはポート31aと31bとの間を遮断し、ポート31bとドレインポート31dとを連通する。そして、ソレノイド弁32からパイロットポート31cにパイロット油圧が供給されるとポート31aとポート31bとを連通し、ポート31bとドレインポート31dとの間を遮断する。なお、方向制御弁31は公知のものであるから、詳細な説明は省略する。
排気弁駆動装置20の側方には、この排気弁駆動装置20と別体の油圧ブロック30が配設され、当該油圧ブロック30には、ソレノイド弁32とアキュムレータ35が取り付けられる。図4に示すように、油圧ブロック30内には油路30a,30b,30cが設けられ、ソレノイド弁32の図示しない対応するポートに接続されている。
ソレノイド弁32は、図示しない電子制御装置によりその作動が制御される電磁式のソレノイド弁であり、排気弁21を開弁するときには、パイロット管65を通して方向制御弁31のパイロットポート31cにパイロット油圧を供給する。また、排気弁21を閉弁するときには、方向制御弁31のパイロットポート31cに供給していたパイロット油圧を、パイロット管65から油圧ブロック30と低圧管64を通してタンク17に排出する。
油圧源33は、油圧ポンプ34、アキュムレータ35などからなり、油圧ポンプ34は高圧管62を介して油路30aに接続され、図2に示すように、アキュムレータ35は高圧管62に接続されている。
図4に示すように、油路30aは、油圧源33から高圧の油圧を高圧管63及びソレノイド弁32に導く。ソレノイド弁32は、油圧源33からの油圧によりパイロット油圧を発生させる。油路30bは、パイロット管65を介して方向制御弁31のパイロットポート31cに接続されている。油路30cは、ソレノイド弁32から低圧管64を介して油圧をタンク37に排出する。
次に、ダンピング・アクチュエータ25について説明する。図5及び図6は、ダンピング・アクチュエータ25を模式的に示したものである。ダンピング・アクチュエータ25は、アクチュエータシリンダ26内にアクチュエータピストン27が摺動自在に収容されている。
アクチュエータシリンダ26は、その一側端面にポート26aが、他側端面にポート26bが設けられている。そして、ポート26aは方向制御弁31に接続され、ポート26bは、油路61を介して排気弁21に取り付けられている油圧シリンダ23に接続される。
ダンピング・アクチュエータ25のポート26aには、方向制御弁31から当該ダンピング・アクチュエータ25への油圧の移動を許容する第1の逆止弁40が接続され、ポート26bには、油圧シリンダ23から当該ダンピング・アクチュエータ25への油圧の移動を許容する第2の逆止弁41が接続されている。そして、第1の逆止弁40には第1のバイパス油路42が並列に接続されており、第2の逆止弁41には第2のバイパス油路43が並列に接続されている。
第1のバイパス油路42及び第2のバイパス油路43は、それぞれ複数の油路が並列に接続されて構成されており、アクチュエータピストン27の動きに応じて順次閉塞され、これによりダンピング機能を有するようになっている。
具体的には、第1のバイパス油路42は、例えば3本の油路44,45,46からなり
、これらの油路の各一端が第1の逆止弁40と方向制御弁31との間に接続され、各他端がアクチュエータシリンダ26の側壁のポート26a側に設けられ、アクチュエータピストン27の移動方向に沿って、すなわち軸方向に、当該アクチュエータピストン27の移動終端近傍位置から終端位置までの間に所定の間隔で並設されたポート26c,26d,26eに接続されている。
これらの油路44,45,46は、この順に順次小径又は略同径の、いずれか一方又は双方の組み合わせにより形成されることが望ましい。例えば、本油路44,45,46は、この順に順次小径に、つまり油路44が最も大径に、油路46が最も小径に、そして油路45がその間の径に形成されている。したがって、アクチュエータピストン27がアクチュエータシリンダ26のポート26a側に近づくに従い、ダンピング効果が急激に高まる。
同様に、第2のバイパス油路43は、3本の油路47,48,49からなり、これらの油路の各一端が油路61の逆止弁41の下流側(油圧シリンダ23側)に接続され、各他端がアクチュエータシリンダ26の側壁のポート26b側に設けられアクチュエータピストン27の移動方向に沿って、すなわち軸方向に、当該アクチュエータピストン27の移動終端近傍位置から終端位置までの間に所定の間隔で並設されたポート26f,26g,26hに接続されている。
これらの油路47,48,49は、この順に順次小径又は略同径の、いずれか一方又は双方の組み合わせにより形成されることが望ましい。例えば、本油路47,48,49は、この順に順次小径に、つまり油路44が最も大径に、油路46が最も小径に、そして油路45がその間の径に形成されている。したがって、アクチュエータピストン27がアクチュエータシリンダ26のポート26b側に近づくに従い、ダンピング効果が急激に高まる。
また、ダンピング・アクチュエータ25は、第1のバイパス油路42を構成する油路44,45,46や、第2のバイパス油路43を構成する油路47,48,49の間隔や太さ(断面積)を変えることにより、所望のダンピング機能を設定することが可能となる。
図7及び図8は、図5及び図6に示したダンピング・アクチュエータ25の具体的な構成の断面図を示したものである。ダンピング・アクチュエータ25のアクチュエータシリンダ26には、図中上部の一側の側面にポート26aが設けられており、下部の他側の側面にポート26bが設けられている。
また、アクチュエータシリンダ26内に上述の第1及び第2の逆止弁40,41が収容されると共に、第1及び第2のバイパス油路42,43が設けられている。すなわち、ダンピング・アクチュエータ25は、そのアクチュエータシリンダ26内に、第1及び第2の逆止弁40,41と、第1及び第2のバイパス油路42,43が一体に組み込まれている。これにより、図9に示す従来の内燃機関の電子制御式弁駆動装置のように、ダンパ15を弁駆動装置内に設けているものに比し、弁駆動装置を小型化することができる。
アクチュエータピストン27は、有底円筒形状の2つのアクチュエータピストン27A、27Bにより二重ピストンを構成している。外径が大径の大径ピストン27Aは、端面中央に油圧供給孔27aを有し、アクチュエータシリンダ26内を所定のストロークSaだけ移動可能とされる。
大径ピストン27Aよりも外径が小径の小径ピストン27Bは、大径ピストン27A内に同心的にかつ摺動可能に収容され、アクチュエータシリンダ26内を大径ピストン27
AのストロークSaよりも大きい所定のストロークSbだけ移動可能とされる。大径ピストン27Aの油圧供給孔27aは、小径ピストン27Bに油圧を供給するためのものである。
このダンビング・アクチュエータ25は、排気弁21の開弁当初はシリンダ内のガス圧が高いため大きな力が必要であり、このためポート26aに導入される高圧の油圧により、大径ピストン27Aを使用して大きな油圧F1を発生させて、ポート26bから油圧シリンダ23に供給する。大径ピストン27Aは、図7に示す位置からストロークSaだけ移動して、図8に示す位置に停止する。このとき、小径ピストン27Bは、大径ピストン27Aと一体になってストロークSaだけ移動する。
排気弁21が開弁を開始した後には、小径ピストン27Bだけを使用して、図8に示すようにストロークSb移動させ、上記油圧F1よりも小さい油圧F2を発生させて、ポート26bから油圧シリンダ23に供給する。
このとき、大径ピストン27Aは、図8に示すように、ストロークSaの位置に停止している。このように、ダンピング・アクチュエータ25の吐出圧(油圧)を弁の開弁時期に応じて変化させることにより、排気弁21の開弁動作時における油圧の消耗を抑えることが可能となり、燃費の向上が図られる。
次に、図2及び図3に基づいて、排気弁駆動装置20の作用を説明する。図2に示すように、排気弁21が閉弁しているとき、ダンピング・アクチュエータ25のアクチュエータピストン27は、図示のようにポート26a側の閉弁位置(終端位置)に停止している。また、バイパス油路42の各油路44,45,46が閉塞されている。また、油圧源33の高圧の油圧が、油圧ブロック30を通して高圧管63に供給されている。このとき、方向制御弁31のポート31aと31bとの間は遮断されている。
排気弁21を開弁すべく、図示しない電子制御装置によりソレノイド弁32が駆動されると、ソレノイド弁32がパイロット管65を通して、方向制御弁31のパイロットポート31cにパイロット油圧を供給する。方向制御弁31は、パイロット油圧が供給されると開弁してポート31aと31bとを連通し、ポート31bとドレインポート31dとの間を遮断する。
高圧管63内の油圧は、方向制御弁31と第1の逆止弁40とを通してダンピング・アクチュエータ25のアクチュエータシリンダ26に供給され、これに伴いアクチュエータピストン27が矢印で示すように下方に移動する。アクチュエータピストン27の移動に伴い、第1のバイパス油路42の油路46,45,44が順次開口され(図5参照)、これらの油路からもアクチュエータシリンダ26に高圧の油圧が供給される。
アクチュエータピストン27の移動に伴い、アクチュエータシリンダ26内の油圧が第2のバイパス油路43を通して油圧シリンダ23に供給され、油圧ピストン22が空気ばね24のばね力に抗して、排気弁21を図中下方に押し下げて開弁させる。上述したように、ダンピング・アクチュエータ25は、開弁初期において大きな油圧F1を発生して油圧シリンダ23に供給し、開弁が開始した後は、油圧F1よりも低い油圧F2を発生させて油圧シリンダ23に供給する。
アクチュエータピストン27は、開弁位置近傍(移動終端位置近傍)から開弁位置(終端位置)まで移動するときに、軸方向に配置された第2のバイパス油路43の各油路47,48,49を順次閉塞する。これにより、当該アクチュエータピストン27が徐々に減速されて、図2の2点鎖線で示す開弁位置(終端位置)に停止する。
アクチュエータピストン27と油圧ピストン22は油路61の油柱により繋がっているために、排気弁21は、アクチュエータピストン27の動きと略同じ動きをする。これにより、排気弁2は、作動終了時、すなわち最大リフトに近づくと、弁速度が減速されてオーバーシュートすることなく最大リフトとなり、図2の2点鎖線及び図3の実線で示すように全開する。
排気弁21を閉弁すべく、図示しない電子制御装置によりソレノイド弁32が駆動されると、ソレノイド弁32から方向制御弁31のパイロットポート31cへのパイロット油圧の供給が遮断される。これに伴い、方向制御弁31は、ポート31aと31bとの間が遮断され、ポート31とドレインポート31dとが連通される。
このとき、ソレノイド弁32のパイロット油圧は、油圧ブロック30の油路30cから低圧管64を通してタンク37に排出される。これに伴い、図3に示すように、ダンピング・アクチュエータ25のアクチュエータシリンダ26内の油圧が、バイパス油路42及び方向制御弁31のポート31bを通して、方向制御弁31のドレインポート31dからタンク37に排出され、アクチュエータシリンダ26内の油圧が低下する。
アクチュエータシリンダ26の油圧の低下に伴い、空気ばね24のばね力により油圧ピストン22が矢印で示すように上方に移動し、油圧シリンダ23内の油圧が第2の逆止弁41を通してアクチュエータシリンダ26に導入される。
これに伴いアクチュエータピストン27が、図3の実線で示す開弁位置から矢印で示すように上方に移動する。アクチュエータピストン27の移動に伴い、第2のバイパス油路43の油路49,48,47が順次開口され(図6参照)、これらの油路からも油圧シリンダ23内の油圧がアクチュエータシリンダ26に導入される。
アクチュエータピストン27は、閉弁位置近傍(移動終端位置近傍)から閉弁位置(終端位置)まで移動するときに、軸方向に配置された第1のバイパス油路42の各油路44,45,46を順次閉塞する(図5参照)。これにより、当該アクチュエータピストン27が徐々に減速されて、図3の2点鎖線で示す閉弁位置(終端位置)に停止する。
ダンピング・アクチュエータ25のアクチュエータピストン27と油圧ピストン22は、油路61の油柱により繋がっているため、排気弁21はダンピング・アクチュエータ25のアクチュエータピストン27の動きと略同じ動きをする。
これにより、排気弁2は、作動終了時、すなわち着座するときに弁速度が減速されて、図3の2点鎖線及び図2の実線で示すように滑らかな着座が行われる。このようにして、排気弁21の開弁動作及び閉弁動作が行われる。
このように、排気弁21の閉弁時における油圧の戻りラインを油圧ブロック30から切り離して、すなわち油圧源33から切り離して、排気弁21の油圧ピストン22の近傍に配置した方向制御弁31に設けることにより、油圧ブロック30と方向制御弁31とを接続する高圧管63内では、常に油圧源33からの高圧の油圧がかかった状態となり、油圧の大きな強弱や負圧状態は発生しない。したがって、高圧管63では、キャビテーション・エロージョンが発生しにくい環境となると共に、油圧動力の消耗を防止することができる。
本発明は、上述の一実施の形態に係る内燃機関の電子制御式排気弁駆動装置に限定され
るものではなく、内燃機関の電子制御式吸気弁駆動装置及びその他様々な内燃機関の電子制御式弁駆動装置に対して実施することが可能である。
1 電子制御式排気弁駆動装置
2 排気弁
3 ソレノイド弁
4 方向制御弁
5 油圧ポンプ
6 アキュムレータ
7 油圧源
8,9 油路
12 高圧管
10 低圧管
11 アクチュエータ
13 油圧シリンダ
14 油圧ピストン
15 ダンパ
16 空気ばね
17 タンク
20 排気弁駆動装置
20a 上部
21 排気弁
21a 弁軸
22 油圧ピストン
23 油圧シリンダ
24 空気ばね
25 ダンピング・アクチュエータ
26 アクチュエータシリンダ
26a,26b,26c,26d,26e,26f,26g,26h ポート
27 アクチュエータピストン
27A 大径ピストン
27B 小径ピストン
27a 油圧供給孔
30 油圧ブロック
30a,30b,30c 油路
31 方向制御弁
31a、31b ポート
31c パイロットポート
31d ドレインポート
32 ソレノイド弁
33 油圧源
34 油圧ポンプ
35 アキュムレータ
37 タンク
40,41 逆止弁
42,43 バイパス油路
44,45,46,47,48,49 油路
61 油路
62,63 高圧管
64 低圧管
65 パイロット管
Sa 大径ピストンのストローク
Sb 小径ピストンのストローク

Claims (7)

  1. 内燃機関の弁駆動装置(20)に収容された弁(21)に取付けられて当該弁(21)を開弁させる油圧ピストン(22)と、前記油圧ピストン(22)に油圧を供給する油圧発生手段(33)と、前記油圧発生手段と前記油圧ピストンとの間に介装されて前記油圧発生手段から供給される油圧により前記油圧ピストンを駆動する油圧アクチュエータ(25)と、前記油圧アクチュエータに取り付けられて前記油圧発生手段(33)からの油圧を前記油圧アクチュエータに供給すると共に前記油圧アクチュエータから排出された油圧を低圧部(37)へ排出する方向制御弁(31)と、前記方向制御弁とは別体に設けられて前記方向制御弁の切替動作を制御するソレノイド弁(32)と、前記油圧発生手段と前記方向制御弁とを接続する高圧管(63)とを備えたことを特徴とする内燃機関の電子制御式弁駆動装置。
  2. 前記方向制御弁(31)は、前記油圧アクチュエータ(25)と一体に前記弁駆動装置(20)に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の電子制御式弁駆動装置。
  3. 前記ソレノイド弁(32)は、前記弁駆動装置(20)と別体に設けられて前記油圧発生手段(33)に接続されると共に前記ソレノイド弁の各油路が接続される油路(30a,30b,30c)が設けられてなる油圧ブロック(30)に取付けられ、前記油圧ブロックと前記方向制御弁(31)は、前記油圧発生手段からの油圧を前記方向制御弁へ供給する前記高圧管(63)で接続され、前記ソレノイド弁と前記方向制御弁は、前記方向制御弁の切替動作を制御するためのパイロット油圧を供給するパイロット管(65)で接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の電子制御式弁駆動装置。
  4. 前記油圧アクチュエータは、前記方向制御弁から供給される油圧により前記油圧ピストンを駆動するアクチュエータ機能と前記油圧ピストンの駆動速度を抑制するダンピング機能とを有するダンピング・アクチュエータ(25)からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の電子制御式弁駆動装置。
  5. 前記ダンピング・アクチュエータ(25)は、前記方向制御弁(31)に連通するポート(26b)に接続されて前記方向制御弁から当該ダンピング・アクチュエータのアクチュエータピストン(27)への油圧の移動を許容する第1の逆止弁(40)と、前記第1の逆止弁と並列に接続されて前記アクチュエータピストンの作動終了時の速度を抑えるべく前記アクチュエータピストンの動きに応じて閉塞される第1のバイパス油路(42)と、前記弁(21)に取付けられた前記油圧ピストン(22)に連通するポート(26b)に接続されて前記油圧ピストンから当該ダンピング・アクチュエータの前記アクチュエータピストンへの油圧の移動を許容する第2の逆止弁(41)と、前記第2の逆止弁と並列に接続されて前記アクチュエータピストンの作動終了時の速度を抑えるべく前記アクチュエータピストンの動きに応じて閉塞される第2のバイパス油路(43)とを備えたことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の電子制御式弁駆動装置。
  6. 前記ダンピング・アクチュエータ(25)の第1及び第2のバイパス油路(42,43)は、それぞれ複数の油路(44,45,46,47,48,49)からなり、当該ダンピング・アクチュエータのアクチュエータピストン(27)の動きに応じて順次閉塞されることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の電子制御式弁駆動装置。
  7. 前記第1及び第2の複数のバイパス油路(44,45,46,47,48,49)は、前記アクチュエータピストン(27)の移動方向に沿って当該アクチュエータピストンの移動終端近傍位置から終端位置までの間に配列されていると共に順次小径又は略同径のい
    ずれか一方又は双方の組み合わせにより形成されていることを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の電子制御式弁駆動装置。
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