JP2010207950A - 管切断装置及び管切断方法 - Google Patents
管切断装置及び管切断方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010207950A JP2010207950A JP2009055999A JP2009055999A JP2010207950A JP 2010207950 A JP2010207950 A JP 2010207950A JP 2009055999 A JP2009055999 A JP 2009055999A JP 2009055999 A JP2009055999 A JP 2009055999A JP 2010207950 A JP2010207950 A JP 2010207950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kicker
- cutting
- existing fluid
- fluid pipe
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Sewage (AREA)
Abstract
【解決手段】管切断装置1において、切断ユニット3は、既設流体管Pの周壁を切断可能な切削バイト19と、切削バイト19を既設流体管Pの直径方向に進退させる歩進ネジ部20と、を有し、キッカー部30は、円周方向に回転する歩進ネジ部20と当接係合する当接位置に配置され、歩進ネジ部20を軸回りに回転させるキッカー片31と、ガイド部4に固定に取付けられる固定部27と、キッカー片31を備え、固定部27に対して相対移動可能に支持され、キッカー片31の歩進ネジ部20に対する当接量を調整する調整部26と、を有し、調整部26は、キッカー片31を調整した位置で固定部27に対して固定されるようになっている。
【選択図】図8
Description
分割構造を有するとともに開閉可能な開口部を備え既設流体管を水密に囲繞する筐体内で、既設流体管の所定箇所を切断する管切断装置であって、
前記既設流体管に固定に取付けられる本体部と、前記既設流体管の円周方向に回転自在に該本体部に取付けられる切断ユニットと、該切断ユニットの回転経路近傍において前記本体部に固定に取付けられるキッカー部と、を備え、
前記切断ユニットは、前記既設流体管の周壁を前記円周方向に沿って切断可能な切削バイトと、軸回りに回転可能であって該切削バイトを前記既設流体管の直径方向に進退させる歩進ネジ部と、を有し、
前記キッカー部は、前記円周方向に回転する前記歩進ネジ部と当接係合する当接位置に配置され、前記歩進ネジ部を前記軸回りに回転させるキッカー片と、前記本体部に固定に取付けられる固定部と、該キッカー片を備え、該固定部に対して相対移動可能に支持され、前記キッカー片の前記歩進ネジ部に対する当接量を調整する調整部と、を少なくとも有し、
前記調整部は、前記キッカー片を調整した位置で前記固定部に対して固定されるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、キッカー片と歩進ネジ部との位置合わせに高い精度が要求されるため、キッカー部の固定部と切断ユニットとを本体部に取付けた後に、当接位置において、キッカー片と歩進ネジ部とが当接しない場合や、キッカー片と歩進ネジ部とが所定の当接状態で当接しない場合が起こっても、調整部を固定部に対して相対移動し、キッカー片の位置を調整して、歩進ネジ部に対する当接量を調整することで、当接位置においてキッカー片と歩進ネジ部とを確実に高い精度で位置合わせをすることができる。
前記キッカー部は、前記回転経路に沿って複数配置されることを特徴としている。
この特徴によれば、切断ユニットが円周方向に沿って回転する1周あたりの切削バイトの直径方向に進行する量を増加させ、既設流体管の切断に要する切断ユニットの周回数を減らすことができる。
前記キッカー部は、前記キッカー片を、前記当接位置と、前記歩進ネジ部との当接係合を避ける退避位置と、の間を移動自在にする操作部を更に有することを特徴としている。
この特徴によれば、操作部によりキッカー片が退避位置に退避することで、キッカー片と歩進ネジ部とが当接係合を避けているため、切断ユニットの試回転をする場合に、切削バイトが進行してしまうことなく、円滑に切断ユニットの試回転が可能となる。
前記キッカー片が前記当接位置から前記退避位置に移動するように前記操作部を操作した場合に、前記キッカー片を、弾性部材の弾性復帰力により、前記退避位置に戻すようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、弾性部材の弾性復帰力により、キッカー片が退避位置に戻るため、キッカー片を確実に退避位置に移動させることができる。
分割構造を有するとともに開閉可能な開口部を備えた筐体を用い、既設流体管を水密に囲繞する筐体囲繞工程と、
前記既設流体管に固定に取付けられる管切断装置の本体部と、前記既設流体管の周壁を前記既設流体管の円周方向に沿って切断可能な切削バイトと、軸回りに回転可能であって該切削バイトを前記既設流体管の直径方向に進退させる歩進ネジ部と、を有する管切断装置の切断ユニットと、を用い、該切断ユニットを、前記円周方向に回転自在に該本体部に取付ける切断ユニット取付工程と、
前記本体部と、前記切断ユニットが前記円周方向に回転する前記歩進ネジ部と当接係合する当接位置に配置され、前記歩進ネジ部を前記軸回りに回転させるキッカー片と、前記本体部に固定に取付けられる固定部と、該キッカー片を備え、該固定部に対して相対移動可能に支持され、前記キッカー片の前記歩進ネジ部に対する当接量を調整する調整部と、を少なくとも有するキッカー部と、を用い、該キッカー部を、前記切断ユニットの回転経路近傍において前記本体部に固定に取付けるキッカー部取付工程と、
前記調整部を、前記キッカー片を調整した位置で前記固定部に対して固定する調整工程と、
前記管切断装置を用い、前記筐体内で既設流体管の所定箇所を切断する管切断工程と、
から少なくとも構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、キッカー片と歩進ネジ部との位置合わせに高い精度が要求されるため、切断ユニット取付工程及びキッカー部取付工程が終了した後に、当接位置において、キッカー片と歩進ネジ部とが当接しない場合や、キッカー片と歩進ネジ部とが所定の当接状態で当接しない場合が起こっても、調整工程において、調整部が固定部に対して相対移動し、キッカー片の位置を調整して、歩進ネジ部に対する当接量を調整することで、当接位置においてキッカー片と歩進ネジ部とを確実に高い精度で位置合わせをすることができる。
2 筐体
2a 開閉弁(開口部)
4 ガイド部(本体部)
20 歩進ネジ部
24 弾性部材
25 操作部
26 調整部
27 固定部
30 キッカー部
31 キッカー片
Z 切断部
P 既設流体管
Claims (5)
- 分割構造を有するとともに開閉可能な開口部を備え既設流体管を水密に囲繞する筐体内で、既設流体管の所定箇所を切断する管切断装置であって、
前記既設流体管に固定に取付けられる本体部と、前記既設流体管の円周方向に回転自在に該本体部に取付けられる切断ユニットと、該切断ユニットの回転経路近傍において前記本体部に固定に取付けられるキッカー部と、を備え、
前記切断ユニットは、前記既設流体管の周壁を前記円周方向に沿って切断可能な切削バイトと、軸回りに回転可能であって該切削バイトを前記既設流体管の直径方向に進退させる歩進ネジ部と、を有し、
前記キッカー部は、前記円周方向に回転する前記歩進ネジ部と当接係合する当接位置に配置され、前記歩進ネジ部を前記軸回りに回転させるキッカー片と、前記本体部に固定に取付けられる固定部と、該キッカー片を備え、該固定部に対して相対移動可能に支持され、前記キッカー片の前記歩進ネジ部に対する当接量を調整する調整部と、を少なくとも有し、
前記調整部は、前記キッカー片を調整した位置で前記固定部に対して固定されるようになっていることを特徴とする管切断装置。 - 前記キッカー部は、前記回転経路に沿って複数配置されることを特徴とする請求項1に記載の管切断装置。
- 前記キッカー部は、前記キッカー片を、前記当接位置と、前記歩進ネジ部との当接係合を避ける退避位置と、の間を移動自在にする操作部を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の管切断装置。
- 前記キッカー片が前記当接位置から前記退避位置に移動するように前記操作部を操作した場合に、前記キッカー片を、弾性部材の弾性復帰力により、前記退避位置に戻すようにしたことを特徴とする請求項3に記載の管切断装置。
- 分割構造を有するとともに開閉可能な開口部を備えた筐体を用い、既設流体管を水密に囲繞する筐体囲繞工程と、
前記既設流体管に固定に取付けられる管切断装置の本体部と、前記既設流体管の周壁を前記既設流体管の円周方向に沿って切断可能な切削バイトと、軸回りに回転可能であって該切削バイトを前記既設流体管の直径方向に進退させる歩進ネジ部と、を有する管切断装置の切断ユニットと、を用い、該切断ユニットを、前記円周方向に回転自在に該本体部に取付ける切断ユニット取付工程と、
前記本体部と、前記切断ユニットが前記円周方向に回転する前記歩進ネジ部と当接係合する当接位置に配置され、前記歩進ネジ部を前記軸回りに回転させるキッカー片と、前記本体部に固定に取付けられる固定部と、該キッカー片を備え、該固定部に対して相対移動可能に支持され、前記キッカー片の前記歩進ネジ部に対する当接量を調整する調整部と、を少なくとも有するキッカー部と、を用い、該キッカー部を、前記切断ユニットの回転経路近傍において前記本体部に固定に取付けるキッカー部取付工程と、
前記調整部を、前記キッカー片を調整した位置で前記固定部に対して固定する調整工程と、
前記管切断装置を用い、前記筐体内で既設流体管の所定箇所を切断する管切断工程と、
から少なくとも構成されていることを特徴とする管切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009055999A JP2010207950A (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 管切断装置及び管切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009055999A JP2010207950A (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 管切断装置及び管切断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010207950A true JP2010207950A (ja) | 2010-09-24 |
Family
ID=42968701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009055999A Pending JP2010207950A (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 管切断装置及び管切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010207950A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111745207A (zh) * | 2019-03-27 | 2020-10-09 | 张家港市振原制管有限公司 | 一种管材加工设备及管材加工方法 |
JP7170808B1 (ja) * | 2021-09-22 | 2022-11-14 | 東芝プラントシステム株式会社 | 管体を含む偏荷重体の移送装置及び移送取付方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540881Y2 (ja) * | 1986-03-29 | 1993-10-18 | ||
JPH0979430A (ja) * | 1995-09-16 | 1997-03-25 | Shinkichi Yano | 既設管切断装置とこの装置を用いた既設管交換装置及び既設管交換方法 |
JP2006110690A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 既設管の切断除去方法及び既設管用切断装置 |
JP2006110670A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Cosmo Koki Co Ltd | 既設管切断装置 |
-
2009
- 2009-03-10 JP JP2009055999A patent/JP2010207950A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540881Y2 (ja) * | 1986-03-29 | 1993-10-18 | ||
JPH0979430A (ja) * | 1995-09-16 | 1997-03-25 | Shinkichi Yano | 既設管切断装置とこの装置を用いた既設管交換装置及び既設管交換方法 |
JP2006110670A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Cosmo Koki Co Ltd | 既設管切断装置 |
JP2006110690A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 既設管の切断除去方法及び既設管用切断装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111745207A (zh) * | 2019-03-27 | 2020-10-09 | 张家港市振原制管有限公司 | 一种管材加工设备及管材加工方法 |
JP7170808B1 (ja) * | 2021-09-22 | 2022-11-14 | 東芝プラントシステム株式会社 | 管体を含む偏荷重体の移送装置及び移送取付方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2466177B1 (en) | Sluice valve for operations | |
WO2004092538A1 (en) | Improved pump drive head with integrated stuffing box | |
JP4503036B2 (ja) | 既設管の流体制御弁接続構造及び不断水式流体制御弁設置工法 | |
JP2010207950A (ja) | 管切断装置及び管切断方法 | |
JP5275845B2 (ja) | 制水体設置装置及び制水体設置方法 | |
JP5484758B2 (ja) | 管切断装置 | |
JP5283517B2 (ja) | 制水弁設置装置及び制水弁設置方法 | |
US20130000749A1 (en) | Unit for boring without stopping passage of fluid | |
KR100821391B1 (ko) | 지하수 심정의 양수관 결합장치 | |
JP3964385B2 (ja) | 不断水式流体制御弁設置工法用フィダー装置 | |
KR102119794B1 (ko) | 부단수 버터플라이밸브 설치용 천공장치 | |
JP3963909B2 (ja) | 既設管の弁設置工法及びそれに用いられる切断装置 | |
JP5346622B2 (ja) | 制水体設置装置及び制水体設置方法 | |
KR101367567B1 (ko) | 파이프 보수장치 | |
JP2006125642A (ja) | 既設管の流体制御弁接続構造及び不断水式流体制御弁設置工法 | |
JP4612657B2 (ja) | 既設管の切断除去方法及び既設管用切断装置 | |
JP5813492B2 (ja) | 防錆装置 | |
JP5372638B2 (ja) | 制水体設置装置 | |
JP4011054B2 (ja) | 既設管の切断除去方法及び既設管用切断装置 | |
JP4086831B2 (ja) | 既設管の弁設置工法 | |
JP5843389B2 (ja) | 取付構造 | |
KR20070023803A (ko) | 지하수 심정의 양수관 결합장치 | |
JP5474388B2 (ja) | 管切断装置 | |
JP3308436B2 (ja) | 既設管切断装置とこの装置を用いた既設管交換装置及び既設管交換方法 | |
JP3963902B2 (ja) | 既設管の弁設置工法及びそれに用いられる弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130620 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130814 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140624 |